IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ラピスセミコンダクタ株式会社の特許一覧

<>
  • 特許-無線通信装置 図1
  • 特許-無線通信装置 図2
  • 特許-無線通信装置 図3
  • 特許-無線通信装置 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-14
(45)【発行日】2023-02-22
(54)【発明の名称】無線通信装置
(51)【国際特許分類】
   H04B 5/02 20060101AFI20230215BHJP
   H04B 1/59 20060101ALI20230215BHJP
   H02J 50/20 20160101ALI20230215BHJP
   H02J 50/80 20160101ALI20230215BHJP
【FI】
H04B5/02
H04B1/59
H02J50/20
H02J50/80
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019058190
(22)【出願日】2019-03-26
(65)【公開番号】P2020161935
(43)【公開日】2020-10-01
【審査請求日】2021-11-25
(73)【特許権者】
【識別番号】308033711
【氏名又は名称】ラピスセミコンダクタ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100079119
【弁理士】
【氏名又は名称】藤村 元彦
(72)【発明者】
【氏名】耳野 裕
【審査官】対馬 英明
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-182652(JP,A)
【文献】特開2013-135537(JP,A)
【文献】特開2015-005264(JP,A)
【文献】特開2013-172641(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 5/02
H02J 50/20
H02J 50/80
H04B 1/59
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信及び受電を共用する共用アンテナと、
前記共用アンテナに接続され、第1スイッチ素子を有するインピーダンス整合回路と、
前記インピーダンス整合回路に接続される通信回路と、
前記第1スイッチ素子のオンオフを切り替える第2スイッチ素子と、
通信時及び受電時に前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子のオンオフを切り替えるインピーダンス整合調整回路と、
を備え
前記インピーダンス整合調整回路が前記第2スイッチ素子のオンオフを切り替えることにより、前記第1スイッチ素子は前記第2スイッチ素子によって制御されることを特徴とする無線通信装置。
【請求項2】
前記インピーダンス整合回路に接続される整流回路と、
補助受電アンテナと、
前記補助受電アンテナに接続される補助インピーダンス整合回路と、
前記補助インピーダンス整合回路に接続され、前記第スイッチ素子に電力を供給する補助整流回路と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
前記インピーダンス整合回路に接続され、前記第スイッチ素子に電力を供給する整流回路を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、非接触で通信及び受電を行う無線通信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
110kHzから205kHz周波数帯を用いるQi規格(WPC(Wireless Power Consortium)が策定したワイヤレス給電規格)の通信装置(非接触の送信装置及び受信装置)が知られている。また、短距離の通信用途に用いられているNFC(Near Field Communication)規格も知られている。近頃では、Qiで使用する周波数帯より高い周波数(13.56MHz帯)を用いるNFCによりアンテナを小型化できる利点を活かして、NFCイヤフォンやNFCタッチペン等のモバイル通信装置(以下、NFC装置とも称する)が開発され、当該モバイル通信装置にてNFCにより電力を送りバッテリを充電するようになっている(特許文献1)。また、従来から、インピーダンス変化に対して周波数や回路定数を変化させるアンテナ自動同調整合装置が開発されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特表2017-538377号公報
【文献】特開2011-217212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
モバイル通信装置の用途では、送信装置もバッテリ(二次電池)を使用しているため、通信時は送電電力を下げて送信装置のバッテリの動作時間を長くしたいという強い要求がある。一方、受信装置では受電時のバッテリの充電時間を短くするため、整合回路のインピーダンスを下げ大電流を流し、通信時はインピーダンスを上げ電流を少なくする。受電時はインピーダンスが低いため、通信時と受電時でアンテナと回路のインピーダンス整合回路を切り替えなければ不要な反射波を生じ、通信時は通信距離が低下し、受電時は給電量の低下といった問題が発生していた。
【0005】
本発明は、以上の従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、無線通信装置に使用される共用アンテナとこれに接続される回路との間のインピーダンス整合を適切に行える無線通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の無線通信装置は、通信及び受電を共用する共用アンテナと、前記共用アンテナに接続され第1スイッチ素子を有するインピーダンス整合回路と、前記インピーダンス整合回路に接続される通信回路と、前記第1スイッチ素子に接続される第2スイッチ素子と、通信時及び受電時に前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチのオンオフを切り替えるインピーダンス整合調整回路と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、共用アンテナとこれに接続される回路との間のインピーダンス整合を適切に行える無線通信装置が実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】NFC装置システムのブロック図である。
図2】NFC装置システムのブロック図である。
図3】第1の実施例である無線通信装置の概略ブロック図である。
図4】第1の実施例である無線通信装置の概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ本発明による実施例について詳細に説明する。なお、実施例において、実質的に同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0010】
まずは、図1及び図2を用いてNFC装置システムについて説明する。図1はNFC装置システムの一例を示す。送信装置1は、例えば、発振器11、送電アンプ12、アンテナLを含み、他には、例えば、電源回路、制御回路、通信部等を含んで構成される。だだし、電源回路、制御回路、通信部等を省略して示している。なお、通信部(図示せず)は、アンテナLを介して無線通信(NFC通信)を行うこともできるが、別途専用アンテナを設けてNFC通信を行う構成としてもよい。例えば、受電装置2が送信装置1の送電対象であるか否かを認証するための認証データのやり取りや、送信装置1から送電された電力を受電装置2が受信したか否かを通知する受電通知のやり取り等が、NFC通信によって行われる。また、制御回路(図示せず)は、アンテナLを介して受電装置2とNFC通信を行うことにより、受電装置2におけるバッテリ(図示せず)の残量の情報や非接触給電のための各種情報のやり取りを行い、送電すべき電力量を決定する。そして、当該制御回路は、前記決定した電力量に応じて送電アンプ12の増幅率を調整する。これにより、送電すべき電力量に応じた送電電力が送信装置1から送出される。
【0011】
送信装置1はコイルのアンテナLを介して高周波信号を受信装置2の通信及び受電で共用するコイルの共用アンテナL1に伝える。NFCのアンテナの多くはコイルを用いた磁界結合により高周波信号を送信装置1から受信装置2に伝える。送信装置1から発信される高周波信号の強度は、通信時に小さく給電時に大きい。受信後の受信装置2は共用アンテナL1からインピーダンス整合回路を介した高周波信号を整流回路22によって直流に変え、装置自体が動作するための電力を生成する。受信装置2が動作するための信号強度は、通信時に通信回路(図示せず)が動作できるだけの例えば1mW程度の小さな信号強度でよいが、受電時には数100mWから数ワットの電力が必要となる。低消費電力の通信と、高消費電力の受電動作では、整流回路や通信回路のインピーダンスが変化するためアンテナとこれら回路間のインピーダンス整合回路を調整しないとインピーダンスの不整合を生ずる。
【0012】
そこで、インピーダンス整合回路のインピーダンスを変えるための回路が設けられている。ここで、当該回路を動作させる電力が必要であるが、無線通信・給電では、動作開始時においては、受電側には内部回路を動作させることが可能となる電源に十分な電力が残されていない場合が多く起動できない(以下、単に「電源がない」と称する)。したがって、インピーダンス整合回路のインピーダンスを変えるための回路を動作させることができない。動作開始時のアンテナのインピーダンスに合わせたインピーダンス整合回路にすればよいかと思われるが、無線通信・給電の手順から動作開始時のインピーダンスに合わせることはできない。
【0013】
例えば、無線通信・給電の手順を説明すると、まず、送信装置1は動作開始時に受信装置2が周囲に存在するか確認する。すなわち、受信側ではNFC装置ではない装置が存在する可能性がある。最初に大きな電力を送信すると受信側のNFC装置ではない装置を破壊する可能性があるため、送信装置1は小さな信号でNFC装置の受信装置2の存在を確認する。
【0014】
従って、後述の実施例1における受信装置2は小さな信号を受信するため、インピーダンス整合回路のインピーダンスが高い状態を初期値とする。
【0015】
図2は、NFC装置システムの一例であって、インピーダンス整合回路のインピーダンスを変えるための回路を図1の構成に追加した構成を示す。当該回路ではインピーダンスを高くするために、コイルの共用アンテナL1に並列に共振用キャパシタC0を配置し、並列共振により高いインピーダンスを実現する。インピーダンスを低くするときには、並列のキャパシタC0をスイッチ素子SW1により動作させて実現する。動作速度の向上及び回路面積の削減のため、スイッチ素子SW1は機械式のリレースイッチではなく、半導体スイッチを用いる。NFC装置の場合にはコイルの共用アンテナL1のピーク電圧が高いので、スイッチ素子SW1にPMOSトランジスタを使用すると、PMOSトランジスタをオフできる程、PMOSトランジスタのゲート電圧を高くすることが難しいため、ドレイン及びソースの端子が共振回路5に接続されるNMOSトランジスタを用いる。
【0016】
一方、通信動作の開始時にインピーダンスを高くするためには、スイッチ素子SW1のNMOSトランジスタをオン状態にしてコイルとの並列共振状態を実現する。しかし、通信動作の開始時には受信装置2には電源がないためスイッチ素子SW1をオンにすることができず、通信時の小さな信号を受信することができない。また、通信用と受電用の各々に対して、理想的なインピーダンス整合条件を満足できず、通信用と受電用の中間のインピーダンス整合条件を選ばざるを得なかったため、通信距離が短くなったり、給電量が少なくなる虞がある。
【0017】
次に、本実施例の無線通信装置について説明する。
【実施例1】
【0018】
図3は、本実施例の無線通信装置であって、回路図を概略的に示している。受電装置2は、NFC通信によるデータの送受信と、非接触給電によるバッテリ(図示せず)の充電等が可能な装置である。受電装置2は、NFC通信に用いるアンテナと電磁共鳴方式のワイヤレス給電に用いる共用アンテナL1を有し、共用アンテナL1をNFC通信と電力の受電を切り替えて使用する装置である。
【0019】
受電装置2は、順に接続された、共用アンテナL1、インピーダンス整合回路21、整流回路22、スイッチ回路SW3及び充電回路23を含んで構成される。また、受電装置2は通信回路24を含んで構成されており、通信回路24はインピーダンス整合回路21に接続されている。受電装置2は、内部回路(図示せず)を含んで構成される。なお、充電回路23には充電するためのバッテリ(図示せず)が含まれる。内部回路は、受電装置2が例えばスマートフォンであれば、スマートフォンの機能を実現するための電子回路である。インピーダンス整合回路21は、キャパシタC0と、スイッチ素子SW1と、キャパシタC1とを含んで構成される。共用アンテナL1及びキャパシタC0によって共振回路5が構成される。
【0020】
また、受電装置2は、補助受電アンテナL1aと、補助受電アンテナL1aに接続される補助インピーダンス整合回路21aと、補助インピーダンス整合回路21aに接続される補助整流回路22aと、補助整流回路22aによって電力をスイッチ素子SW1に供給させるオンオフ制御を行う補助スイッチ素子SW2と、補助スイッチ素子SW2を制御するインピーダンス整合調整回路25とを含んで構成される。補助インピーダンス整合回路21aは、補助キャパシタC0aと、キャパシタC1とを含んで構成される。
【0021】
スイッチ素子SW1は、ドレイン及びソースの端子が共振回路5のキャパシタC0に直列接続されるNMOSトランジスタである。補助スイッチ素子SW2は、ドレイン及びソースの端子がスイッチ素子SW1のゲートと補助整流回路22aの出力との接続点に直列接続されかつゲートがインピーダンス整合調整回路25に接続されるNMOSトランジスタである。
【0022】
補助受電アンテナL1a、補助インピーダンス整合回路21a、補助スイッチ素子SW2及びインピーダンス整合調整回路25は、インピーダンス整合回路21のスイッチ素子SW1をオンオフ制御にするために設けられている。インピーダンス整合調整回路25は、補助スイッチ素子SW2によってスイッチ素子SW1を制御することにより、補助受電アンテナL1aと補助キャパシタC0aを並列共振させることでインピーダンスを大きくして消費電流を下げて無駄な電力損失の発生を抑制する。
【0023】
このように、共用アンテナL1とインピーダンス整合回路21のキャパシタC0とは、二次側の共振回路を構成し、送信装置1(図2を参照)によって発生された磁界結合作用によって、起電力(交流信号)を生成する。
【0024】
インピーダンス整合回路21は、スイッチ素子SW1のオンオフが調整されることにより、インピーダンスが調整される。インピーダンス整合回路21のインピーダンスが調整されることにより、送信装置1(図2を参照)からの磁界を効率よく受信できる。なお、インピーダンス整合回路21のキャパシタC1は、インピーダンス整合回路21から整流回路22側を見たインピーダンスを整合するためのものある。
【0025】
整流回路22は、インピーダンス整合回路21を介して受電した電力に応じた交流電圧(交流信号)を整流して直流の出力電圧を得る。整流回路22は、例えば全波整流回路である。特に制限されないが、整流回路22は、ショットキーダイオードD1~D4から成るダイオードブリッジ回路と、平滑化用のキャパシタC2とを含んで構成される。ダイオードブリッジ回路では、ダイオードD1とダイオードD2の接続点に相当する一方の入力端子がインピーダンス整合回路21のキャパシタC1に接続されている。
【0026】
ダイオードブリッジ回路では、ダイオードD3とダイオードD2の接続点に相当する出力端子に平滑化キャパシタC2の一端が接続されている。平滑化キャパシタC2は、ダイオードブリッジ回路によって整流された電圧を平滑化する。平滑化キャパシタC2の一端における整流電圧に基づいて、受電装置2内の各機能部の動作が可能にされる。平滑化キャパシタC2の他端は接地されている。
【0027】
通信回路24は、共用アンテナL1を通信用アンテナとして用いることにより、送信装置1(図2を参照)との間でNFC通信を行う。通信回路24は、スイッチ回路SW3をオンオフ制御する。スイッチ回路SW3は、通信回路24のNFC通信の期間以外の期間にてオン状態として、充電回路23に電力を供給する。
【0028】
(装置の動作)
送信装置1(図2を参照)から送られた信号は共用アンテナL1と補助受電アンテナL1aに入力される。補助受電アンテナL1aから入力された信号は補助整流回路22aにより直流電圧に変換され、インピーダンス整合回路21の切り替え用スイッチ素子SW1のゲートに入力され、スイッチ素子SW1をオン状態にする。
【0029】
スイッチ素子SW1がオン状態になることで共用アンテナL1とキャパシタC0が並列共振の条件を満たして、通信回路24が動作を始める。通信回路24が動作を開始し、送信装置1と受信装置2の通信が開始され、送信装置1に通信装置の存在が確認されると、送信装置1から充電用の大きな電力が送信され給電が始まる。
【0030】
給電開始と同時に受信装置2の通信回路24を監視するインピーダンス整合調整回路25は、通信回路24の動作に応じて、補助スイッチ素子SW2をオン状態にしてスイッチ素子SW1のゲート電位を下げてスイッチ素子SW1をオフ状態にして、共用アンテナL1側のインピーダンスを下げ、受電用のインピーダンス整合状態にする。給電動作が完了したとき、インピーダンス整合調整回路25は、通信回路24の動作に応じて、補助スイッチ素子SW2のゲートバイアスをオフにすることで、共用アンテナL1のインピーダンスを高くすることができ、再度通信を開始することができる。
【0031】
本実施例によれば、インピーダンス整合調整回路25が補助スイッチ素子SW2によってスイッチ素子SW1を制御することにより、インピーダンス整合回路21の通信状態と給電状態それぞれに最適なインピーダンス整合条件とすることができ、通信可能距離の拡大と給電量の増加を実現することができる。
【実施例2】
【0032】
図4は本発明の第2の実施例の概略回路図である。本実施例の無線通信装置である受電装置2Aは、第1の実施例の補助受電アンテナL1a、インピーダンス整合回路21a及び補助整流回路22aを用いないで、これらに代わり整流回路22による電力をスイッチ素子SW1のゲートに供給させる電力線PLを設け、補助スイッチ素子SW2が電力線PLをオンオフ制御して、インピーダンス整合調整回路25が補助スイッチ素子SW2を制御する以外、第1の実施例と同一である。
【0033】
電力線PLが無ければ、動作開始時、受信装置2に電源がないためスイッチ素子SW1はオフ状態であり、共用アンテナL1と共振用キャパシタC0で並列共振状態とすることができない。そのため本実施例においては、整流回路22の出力が受信装置2の通信回路24を動かせるほどの電圧を得ることはできなくとも、上記電力線PLを設け、スイッチ素子SW1に閾値電圧の低いNMOSトランジスタを選べば、スイッチ素子SW1をオンにすることは可能である。NMOSのスイッチ素子SW1がオン状態になれば共用アンテナL1と共振用キャパシタC0とが並列共振状態となり、一連の回路を動作させることができるだけの電圧を発生させることができる。
【0034】
第2の実施例においては、第1の実施例の効果に加えて、受信装置2のアンテナコイル及び整流回路を一つにすることができ、回路面積を削減することができる。第1の実施例にくらべて動作開始時に得られる電圧が低いので、第1の実施例に用いる回路切り替え用スイッチ素子SW2より閾値電圧が低いNMOSトランジスタをスイッチ素子SW1として選択することが好ましい。
【符号の説明】
【0035】
2、2A 受電装置
21 インピーダンス整合回路
21a 補助インピーダンス整合回路
22 整流回路
22a 補助整流回路
23 充電回路
24 通信回路
25 インピーダンス整合調整回路
SW1 スイッチ素子
SW2 補助スイッチ素子
SW3 スイッチ回路
L1 共用アンテナ
L1a 補助受電アンテナ
C0 共振用キャパシタ
PL 電力線
図1
図2
図3
図4