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特許7232797情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-22
(45)【発行日】2023-03-03
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20230224BHJP
【FI】
G06Q50/10
【請求項の数】 19
(21)【出願番号】P 2020128678
(22)【出願日】2020-07-29
(65)【公開番号】P2022025700
(43)【公開日】2022-02-10
【審査請求日】2022-09-09
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000115108
【氏名又は名称】ユニ・チャーム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大津 亜希子
(72)【発明者】
【氏名】タグサガワ シロウ
(72)【発明者】
【氏名】ヴィニシウス アルメイダ
【審査官】山崎 誠也
(56)【参考文献】
【文献】韓国公開特許第10-2019-0127568(KR,A)
【文献】特開2001-290899(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0117151(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2003/0089770(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
出産を控えた妊婦から出産に関するイベントに招待された招待者に対して提供所望している不織布製品であって、当該妊婦の子供が用いる不織布製品の複数の種別のうちいずれかの種別の指定と、当該イベントに招待される複数の招待者のグループに関する情報とを、当該イベントの開催者から受け付ける受付部と、
前記開催者により指定された不織布製品の種別のうちいずれかの種別の不織布製品が前記妊婦への提供対象として示された前記イベント用の招待状であって、複数の招待者のグループごとに異なる種別の不織布製品が提供対象として示された招待状を生成する生成部と
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記不織布製品は、吸収性物品であり、
前記受付部は、前記吸収性物品の種別として、前記吸収性物品のサイズ、匂い、形状タイプ、対象性別のうち、少なくともいずれか1つの指定を受け付ける
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記不織布製品の指定を支援するアドバイス情報であって、前記不織布製品の種別の指定に関する所定の情報に基づくアドバイス情報を提示する提示部をさらに有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記受付部は、前記不織布製品の配送先を示す住所情報の指定を前記開催者からさらに受け付け、
前記生成部は、前記住所情報が前記不織布製品の配送先として示された前記招待状を生成する
ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記受付部は、前記招待状の様式の候補のうち、任意の様式の指定をさらに受け付け、
前記生成部は、指定された様式に応じた前記招待状を生成する
ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記生成部により生成された紹介状を、前記開催者に対応する所定のソーシャルネットワーキングサービスに投稿可能に制御する投稿制御部をさらに有する
ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記イベントは、オンラインで開催されるオンラインイベントであり、
前記イベントがオンラインイベントであることに応じた所定の情報を利用者に提供する提供部をさらに有する
ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記提供部は、前記所定の情報として、前記イベントの開催者向けの情報を提供する
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記提供部は、前記イベントの開催者向けの情報として、前記オンラインイベントにアクセスしてきた前記招待者に対して背景画面として表示される画像コンテンツの候補をダウンロード可能な状態で提供する
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記提供部は、前記所定の情報として、前記イベントに招待された招待者向けの情報を提供する
ことを特徴とする請求項のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記提供部は、前記イベントに招待された招待者向けの情報として、前記不織布製品を販売する販売店舗に関する情報を提供する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記提供部は、前記不織布製品を販売する販売店舗のうち、利用者により指定された住所を含む所定のエリアに存在する販売店舗に関する情報を提供する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記提供部は、前記販売店舗に関する情報として、前記販売店舗の所在地を示す情報を提供する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記提供部は、前記販売店舗に関する情報として、当該販売店舗で販売される不織布製品の種別を示す情報を提供する
ことを特徴とする請求項1~1のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項15】
前記提供部は、前記販売店舗に関する情報として、前記種別の不織布製品がどのような数で梱包された状態で販売されているかを示すパッケージ情報を提供する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項16】
前記提供部は、前記販売店舗に関する情報を提供する処理として、前記販売店舗に関する情報を、利用者により指定された住所を含む所定のエリアに対応する地図情報に対して重畳させた状態で当該地図情報とともに表示させる
ことを特徴とする請求項1~1のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項17】
キャンペーンへの応募申込として、妊婦と当該妊婦に対して提供された前記不織布製品とが撮像された撮像画像を含む応募申込を前記開催者から受け付ける申込受付部と、
前記撮像画像に撮像される人物に関する情報に基づき、前記撮像画像に撮像される人物が前記妊婦本人であると判定された場合には、前記応募申込した開催者を前記キャンペーンに対応する景品を贈呈する贈呈対象として管理する応募管理部をさらに有する
ことを特徴とする請求項1~1のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項18】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
出産を控えた妊婦から出産に関するイベントに招待された招待者に対して提供所望している不織布製品であって、当該妊婦の子供が用いる不織布製品の複数の種別のうちいずれかの種別の指定と、当該イベントに招待される複数の招待者のグループに関する情報とを、当該イベントの開催者から受け付ける受付工程と、
前記開催者により指定された不織布製品の種別のうちいずれかの種別の不織布製品が前記妊婦への提供対象として示された前記イベント用の招待状であって、複数の招待者のグループごとに異なる種別の不織布製品が提供対象として示された招待状を生成する生成工程と
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項19】
出産を控えた妊婦から出産に関するイベントに招待された招待者に対して提供所望している不織布製品であって、当該妊婦の子供が用いる不織布製品の複数の種別のうちいずれかの種別の指定と、当該イベントに招待される複数の招待者のグループに関する情報とを、当該イベントの開催者から受け付ける受付手順と、
前記開催者により指定された不織布製品の種別のうちいずれかの種別の不織布製品が前記妊婦への提供対象として示された前記イベント用の招待状であって、複数の招待者のグループごとに異なる種別の不織布製品が提供対象として示された招待状を生成する生成手順と
をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、招待状を発行するシステムが提案されている。例えば、特許文献1には、来場者の識別情報を書き込んだデータキャリアを添付した招待状を発行する招待イベント運営システムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2003-58619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、出産祝いとして招待者から提供される不織布製品の種別に偏りが生じないよう最適化された招待状を、出産イベント開催者側が招待者に向けて配布できるよう支援することができるとは限らない。
【0005】
例えば、上記の従来技術は、招待状を発行する相手の個人情報を収集し、収集した個人情報に基づいて、来場者の識別情報を書き込んだデータキャリアを添付した招待状を発行しているに過ぎず、出産祝いとして招待者から提供される不織布製品の種別に偏りが生じないよう最適化された招待状を生成することができるとはいい難い。
【0006】
したがって、上記の従来技術では、出産祝いとして招待者から提供される不織布製品の種別に偏りが生じないよう最適化された招待状を、出産イベント開催者側が招待者に向けて配布できるよう支援することができるとは限らない。
【0007】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、出産祝いとして招待者から提供される不織布製品の種別に偏りが生じないよう最適化された招待状を、出産イベント開催者側が招待者に向けて配布できるよう支援することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願に係る情報処理装置は、出産を控えた妊婦のためのイベントに招待された招待者から提供されることが所望される不織布製品であって、当該妊婦の子供が用いる不織布製品の指定を、前記イベントの開催者から受け付ける受付部と、前記開催者により指定された不織布製品を示す製品情報に基づいて、当該不織布製品が前記妊婦への提供対象として示された前記イベント用の招待状を生成する生成部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
実施形態の一態様によれば、出産祝いとして招待者から提供される不織布製品の種別に偏りが生じないよう最適化された招待状を、出産イベント開催者側が招待者に向けて配布できるよう支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図2図2は、実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。
図3図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
図4図4は、実施形態に係る招待状データベースの一例を示す図である。
図5図5は、実施形態に係る申込情報データベース記憶部の一例を示す図である。
図6図6は、表示制御される画面の一例(1)を示す図である。
図7図7は、表示制御される画面の一例(2)を示す図である。
図8図8は、表示制御される画面の一例(3)を示す図である。
図9図9は、表示制御される画面の一例(4)を示す図である。
図10図10は、表示制御される画面の一例(5)を示す図である。
図11図11は、実施形態に係る情報処理手順を示すフローチャートである。
図12図12は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
【0012】
出産を控えた妊婦のためのイベントに招待された招待者から提供されることが所望される不織布製品であって、当該妊婦の子供が用いる不織布製品の指定を、前記イベントの開催者から受け付ける受付部と、前記開催者により指定された不織布製品を示す製品情報に基づいて、当該不織布製品が前記妊婦への提供対象として示された前記イベント用の招待状を生成する生成部とを有することを特徴とする情報処理装置。
【0013】
このような情報処理装置によれば、出産祝いとして招待者から提供される不織布製品の種別に偏りが生じないよう最適化された招待状を、出産イベント開催者側が招待者に向けて配布できるよう支援することができる。
【0014】
また、情報処理装置は、前記不織布製品の指定として、不織布製品の種別の指定を受け付ける。
【0015】
このような情報処理装置によれば、不織布製品の指定として、不織布製品の種別の指定を受け付けるため、出産祝いとして招待者から提供される不織布製品の種別に偏りが生じないよう最適化された招待状を、出産イベント開催者側が招待者に向けて配布できるよう支援することができる。
【0016】
また、情報処理装置は、不織布製品の1つである吸収性物品の種別として、前記吸収性物品のサイズ、匂い、形状タイプ、対象性別のうち、少なくともいずれか1つの指定を受け付ける。
【0017】
このような情報処理装置によれば、不織布製品の1つである吸収性物品の種別として、吸収性物品のサイズ、匂い、形状タイプ、対象性別のうち、少なくともいずれか1つの指定を受け付けるため、開催者側が招待者に対して提供を所望することのできる吸収性物品のバリエーションを増やすことができ、この結果、招待状生成におけるユーザビリティを向上させることができる。
【0018】
また、情報処理装置は、前記不織布製品の指定を支援するアドバイス情報であって、前記不織布製品の指定に関する所定の情報に基づくアドバイス情報を提示する提示部をさらに有する。
【0019】
このような情報処理装置によれば、不織布製品の指定を支援するアドバイス情報であって、不織布製品の指定に関する所定の情報に基づくアドバイス情報を提示するため、どの招待者に対してどの種別の不織布製品の提供を希望すべきか適切に判断できるよう開催者を支援することができる。
【0020】
また、情報処理装置は、前記不織布製品の配送先を示す住所情報の指定を前記開催者からさらに受け付け、前記住所情報が前記不織布製品の配送先として示された前記招待状を生成する。
【0021】
このような情報処理装置によれば、不織布製品の配送先を示す住所情報の指定を開催者からさらに受け付け、住所情報が不織布製品の配送先として示された招待状を生成するため、招待された利用者は、自身が招待者となったことにより、開催者側が所望する不織布製品をどこに配送すればよいかを把握することができるようになる。
【0022】
また、情報処理装置は、前記招待状の様式の候補のうち、任意の様式の指定をさらに受け付け、指定された様式に応じた前記招待状を生成する。
【0023】
このような情報処理装置によれば、招待状の様式の候補のうち、任意の様式の指定をさらに受け付け、指定された様式に応じた招待状を生成するため、開催者は自分好みの態様の招待状を配布することができるようになる。
【0024】
また、情報処理装置は、前記生成部により生成された紹介状を、前記開催者に対応する所定のソーシャルネットワーキングサービスに投稿可能に制御する投稿制御部をさらに有する。
【0025】
このような情報処理装置によれば、生成した紹介状を、開催者に対応する所定のソーシャルネットワーキングサービスに投稿可能に制御するため、例えば、ソーシャルネットワーキングサービスを利用する開催者は、招待したい相手へと効率的に招待状を配布することができるようになる。
【0026】
また、情報処理装置は、前記イベントがオンラインイベントであることに応じた所定の情報を利用者に提供する提供部をさらに有する。
【0027】
このような情報処理装置によれば、イベントがオンラインイベントであることに応じた所定の情報を利用者に提供するため、イベントがオンラインで開催されることに応じたならではといえる情報を利用者に提供することができる。
【0028】
また、情報処理装置は、前記所定の情報として、前記イベントの開催者向けの情報を提供する。
【0029】
このような情報処理装置によれば、所定の情報として、イベントの開催者向けの情報を提供するため、オンライン上でイベントを適切に開催することができるよう開催者を支援することができる。
【0030】
また、情報処理装置は、前記イベントの開催者向けの情報として、前記オンラインイベントにアクセスしてきた前記招待者に対して背景画面として表示される画像コンテンツの候補をダウンロード可能な状態で提供する。
【0031】
このような情報処理装置によれば、イベントの開催者向けの情報として、オンラインイベントにアクセスしてきた招待者に対して背景画面として表示される画像コンテンツの候補をダウンロード可能な状態で提供するため、開催者は、オンラインイベントでも現実で行われるイベントのごとき着飾った雰囲気を出せるようになる。
【0032】
また、情報処理装置は、前記所定の情報として、前記イベントに招待された招待者向けの情報を提供する。
【0033】
このような情報処理装置によれば、所定の情報として、イベントに招待された招待者向けの情報を提供するため、オンライン上でイベントが開催されることに招待者が対応できるよう招待者を支援することができる。
【0034】
また、情報処理装置は、前記イベントに招待された招待者向けの情報として、前記不織布製品を販売する販売店舗に関する情報を提供する。
【0035】
このような情報処理装置によれば、イベントに招待された招待者向けの情報として、不織布製品を販売する販売店舗に関する情報を提供するため、開催者側が所望する不織布製品の購入および配送に係る手配を招待者が効率的に行えるよう支援することができる。
【0036】
また、情報処理装置は、前記不織布製品を販売する販売店舗のうち、利用者により指定された住所を含む所定のエリアに存在する販売店舗に関する情報を提供する。
【0037】
このような情報処理装置によれば、不織布製品を販売する販売店舗のうち、利用者により指定された住所を含む所定のエリアに存在する販売店舗に関する情報を提供するため、例えば、イベントが開催される当日までに間に合うよう招待者が開催者の元へと不織布製品を配送させることができるよう招待者に対する購入および配送手続を支援することができる。
【0038】
また、情報処理装置は、前記販売店舗に関する情報として、前記販売店舗の所在地を示す情報を提供する。
【0039】
このような情報処理装置によれば、販売店舗に関する情報として、販売店舗の所在地を示す情報を提供するため、例えば、招待者は、販売店舗のうちどの店舗が妊婦の所在地に対してより近い位置に存在するかを認識することができるようになる。また、この結果、招待者は、イベントが開催される当日までに間に合うよう開催者側の元へと不織布製品を配送させることができるようになる。
【0040】
また、情報処理装置は、前記販売店舗に関する情報として、当該販売店舗で販売される不織布製品の種別を示す情報を提供する。
【0041】
このような情報処理装置によれば、販売店舗に関する情報として、当該販売店舗で販売される不織布製品の種別を示す情報を提供するため、招待者は、開催者側が所望する種別の不織布製品を購入可能な店舗がどこに存在するかを認識することができるようになる。
【0042】
また、情報処理装置は、前記販売店舗に関する情報として、前記種別の不織布製品がどのような数で梱包された状態で販売されているかを示すパッケージ情報を提供する。
【0043】
このような情報処理装置によれば、販売店舗に関する情報として、妊婦が所望する種別の不織布製品がどのような数で梱包された状態で販売されているかを示すパッケージ情報を提供するため、どのようなパッケージ内容の製品がどの店舗で販売されているかを招待者に対して効果的に把握させることができるため、招待者がパッケージ製品を購入する際の検討材料を与えることができる。
【0044】
また、情報処理装置は、前記販売店舗に関する情報を提供する処理として、前記販売店舗に関する情報を、利用者により指定された住所を含む所定のエリアに対応する地図情報に対して重畳させた状態で当該地図情報とともに表示させる。
【0045】
このような情報処理装置によれば、販売店舗に関する情報を提供する処理として、販売店舗に関する情報を、利用者により指定された住所を含む所定のエリアに対応する地図情報に対して重畳させた状態で当該地図情報とともに表示させるため、招待者は、どの位置に存在する店舗がどのような内容のパッケージ製品を販売しているかを視覚的かつ直感的に認識するができるようになる。
【0046】
また、情報処理装置は、キャンペーンへの応募申込として、妊婦と当該妊婦に対して提供された前記不織布製品とが撮像された撮像画像を含む応募申込を前記開催者から受け付ける申込受付部と、前記撮像画像に撮像される人物に関する情報に基づき、前記撮像画像に撮像される人物が前記妊婦本人であると判定された場合には、前記応募申込した開催者を前記キャンペーンに対応する景品を贈呈する贈呈対象として管理する応募管理部をさらに有する。
【0047】
このような情報処理装置によれば、キャンペーンへの応募申込として、妊婦と当該妊婦に対して提供された不織布製品とが撮像された撮像画像を含む応募申込を開催者から受け付け、撮像画像に撮像される人物に関する情報に基づき、撮像画像に撮像される人物が妊婦本人であると判定した場合には、応募申込した開催者をキャンペーンに対応する景品を贈呈する贈呈対象として管理するため、妊婦のために間違いなくイベントを開催した開催者のみにキャンペーンならではの景品を贈呈することができるため、不正な応募を行った開催者に景品が提供されてしまうことを防止することができる。
【0048】
以下に、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)の一例について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0049】
[実施形態]
〔1.実施形態に係る情報処理の概要〕
まず、実施形態に係る情報処理の概要について説明する。出産を控えた妊婦を祝うパーティーイベントとして、ベビーシャワーが知られている。また、ベビーシャワーという文化は、特定の国に限らず様々な国の各家庭に広がってきている。また、ベビーシャワーでは、招待者がイベント開催者側の妊婦に向けて、生まれてくる子供に対して妊婦が使えるような物品を出産祝いとして持ち寄る。このような物品の代表的なものとしておむつ等の吸収性物品(不織布製品の一例)が挙げられる。
【0050】
ここで、一度のベビーシャワーに招待される招待者の人数は、例えば、数十人から多いときであれば100人を超えるような大人数になることも少なくない。そうすると、出産祝いとして提供される吸収性物品について、特定の種別に偏りが生じてしまい、妊婦側がこれを使い切れないという問題が生じる場合がある。この点について一例を用いて説明する。
【0051】
例えば、一度のベビーシャワーに招待された招待客が「40人」であり、その大半から「新生児サイズ」のおむつが出産祝いとして妊婦側に提供されたとする。しかしながら、生まれたばかりの幼児の成長は早く新生児期はすぐに過ぎてしまう。このような場合、「新生児サイズ」のおむつを使い切るまでにワンサイズ上のサイズのおむつが必要になってしまい、せっかく頂いたおむつが無駄になってしまうといった問題が妊婦側に発生する場合がある。
【0052】
そこで、ベビーシャワーに招待したい相手に対して、どのような種別(例えば、サイズ)のおむつが提供されることを所望するかが示された招待状を効率的に発行することができれば、イベント開催側は、出産祝いとして提供されるおむつの種別に偏りが生じてしまう状況を回避することができるようになり、また、招待者が大人数の場合であっても招待状作成に手間を要しなくて済むため便利である。
【0053】
よって、実施形態に係る情報処理は、このような点から着想を得て成されるものであり、出産祝いとして招待者から提供される不織布製品の種別に偏りが生じないよう最適化された招待状を、出産イベント開催者側が招待者に向けて効率的に配布できるよう支援することを目的とする。
【0054】
具体的には、実施形態にかかる情報処理では、出産を控えた妊婦のためのイベント(ベビーシャワー)に招待された招待者から提供されることが所望される不織布製品(テープ型おむつ、パンツ型おむつ、パッド、おしりふき、マスク等)であって、当該妊婦の子供が用いる不織布製品の指定がイベントの開催者から受け付けられ、この開催者により指定された不織布製品を示す製品情報に基づいて、当該不織布製品が妊婦への提供対象として示されたイベント用の招待状が生成される。また、かかる情報処理は後述する情報処理装置100によって行われる。
【0055】
〔2.情報処理システムについて〕
以下、図1において実施形態に係る情報処理の具体例を示すが、それに先立って、まず、実施形態に係る情報処理システムについて、図2を用いて説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。図2には、実施形態に係る情報処理システムの一例として、情報処理システム1が示される。
【0056】
実施形態に係る情報処理システム1は、図2に示すように、開催者装置10と、招待者装置30と、情報処理装置100とを含む。開催者装置10、招待者装置30、情報処理装置100は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示す情報処理システム1には、複数台の開催者装置10や、複数台の招待者装置30や、複数台の情報処理装置100が含まれてよい。
【0057】
開催者装置10は、実施形態に係るイベント(すなわち、ベビーシャワー)を開催する開催者としての立場にある利用者(例えば、妊婦本人、妊婦の夫、その他妊婦の家族といった妊婦と血縁関係を有する血縁関係者等)によって利用される情報処理端末である。開催者装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。また、開催者装置10は、例えば、情報処理装置100によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。本実施形態では、開催者装置10は、ウェブブラウザを介して情報処理装置100との間で情報の送受信を行うものとする。
【0058】
招待者装置30は、実施形態に係るイベントに招待されることにより招待者の立場にある利用者(例えば、開催者の友人、知人、職場関係者等)によって利用される情報処理端末である。なお、実施形態に係るイベントに招待されることにより招待者の立場にある利用者との表現は、実施形態に係るイベントに招待される予定の相手という概念を含みうるものとする。招待者装置30は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等である。また、招待者装置30は、例えば、情報処理装置100によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。本実施形態では、招待者装置30は、ウェブブラウザを介して情報処理装置100との間で情報の送受信を行うものとする。
【0059】
情報処理装置100は、実施形態に係る情報処理を行うサーバ装置である。情報処理装置100は、実施形態に係る情報処理プログラムが展開されることで、実施形態に係る情報処理として以下のような処理を行う。具体的には、情報処理装置100は、妊婦がイベントに招待された招待者に対して提供を所望する不織布製品であって、当該妊婦の子供が用いる不織布製品の指定を、イベントの開催者から受け付ける。そして、情報処理装置100は、開催者により指定された不織布製品を示す製品情報に基づいて、当該不織布製品が妊婦への提供対象として示されたイベント用の招待状を生成する。なお、情報処理装置100は、クラウドによって実現されてもよい。
【0060】
〔3.実施形態に係る情報処理について〕
以下では、図1を用いて実施形態に係る情報処理の一例について説明する。具体的には、実施形態に係る情報処理に係る立場関係および不織布製品を前提として説明し、係る前提に沿って実施形態に係る情報処理の一例を説明する。
【0061】
〔3-1.登場人物の立場関係について〕
まず、図1に示す情報処理システム1の利用に関わる利用者について、その立場関係がどのようなものであるか説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1では、妊婦である利用者U11側においてベビーシャワーが開催されるにあたって、利用者U11側でベビーシャワーへの招待者向けの招待状を作成するための作業(手続き)がなされる場面が示される。また、図1は、図2で説明した情報処理システム1の一場面が示されている図に対応する。
【0062】
図1の例では、利用者U11と利用者U12とは「夫婦関係」にあり、「夫」の利用者U12に対して「妻」である利用者U11は、現在、利用者U12との間での子供BC1112を妊娠している「妊婦」である。
【0063】
また、利用者U11は、自身が妊婦であることから、友人等から出産の前祝いを受けたいと考えベビーシャワーの開催を企画している。例えば、利用者U11は、ベビーシャワーの一例として、パーティーイベントEV1(以下、「イベントEV1」と略す)を企画しているものとする。係る場合、利用者U11は、イベントEV1の「開催者」の立場にあるといえる。
【0064】
なお、図1では、ベビーシャワーを開催する開催者は、妊婦である利用者U11本人である例を示すが、開催者は必ずしも妊婦本人である必要はない。例えば、妊婦の夫、その他妊婦の家族といった妊婦と血縁関係を有する血縁関係者等が開催者となり得る場合がある。
【0065】
また、図1の例では、利用者U11には、プライベートでの友人・知人で構成される友人グループG1(以下「グループG1」と略す)と、職場仲間で構成される友人グループG2(以下「グループG2」と略す)とが存在する例が示される。また、利用者U11は、所定のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の1つである「SNS-1」に対応する自己アカウントを用いて、グループG1、および、グループG2の双方に所属しているものとする。
【0066】
また、このような状態において、図1では、利用者U11は、友人グループG1に属する利用者をイベントEV1に招待しようと、かかる利用者に向けた内容の招待状であって、イベントEV1に対応する招待状を作成するための作業(「作業パターンPT1」とする)を行うところであるものとする。そうすると、この時点で、友人グループG1に属する各利用者は「招待者」の立場にあるといえる。
【0067】
また、図1では、利用者U11は、グループG2に属する利用者をイベントEV1に招待しようと、かかる利用者に向けた内容の招待状であって、イベントEV1に対応する招待状を作成するための作業(「作業パターンPT2」とする)を、作業パターンPT1での作業に引き続き行うものとする。そうすると、この時点で、グループG2に属する各利用者は「招待者」の立場にあるといえる。
【0068】
ここまで立場関係について説明した。次に、ベビーシャワーの一例であるイベントEV1について説明する。一般に、ベビーシャワーは、オフラインで開催される。具体的には、ベビーシャワーは、開催者により設定された会場(例えば、妊婦の自宅や、開催者側で借りられた公共のパーティー会場)において開催されることが一般である。しかしながら、インターネットの普及に伴い、個々が任意の場所(例えば、自宅)に居ながらにして、ネットワークを介した状態で(すなわち、リアルな会場で直接対面することなく)行われるというオンラインなベビーシャワーが注目されている。
【0069】
そこで、実施形態に係るイベント(べビーシャワー)は、このオンラインイベントに対応する。また、このようなことから、図1で対象となっているイベントEV1は、オンラインベビーシャワーの一例である。また、係る例によれば、イベントEV1が開催される開催場所は、現実には存在せず、ネットワーク上の仮想的な開催場所(バーチャル会場)が、所定の通話ツール等を用いて実現される。例えば、開始者である利用者U11は、このような通話ツールとして、テレビ会議用のアプリや、通信およびメッセージアプリを使用することができる。係るアプリの一例としては、Zoom(登録商標)、Skype(登録商標)、Google Hangouts(登録商標)、Microsoft Teams(登録商標)等が挙げられる。もちろん、イベントEV1で対象となる通話ツールは、これらのアプリに限定されるものではない。
【0070】
また、利用者U11は、自身が使用する通話ツールに対応するバーチャル会場へのアクセス方法を任意の手段を用いて招待者に通知することができる。利用者U11は、例えば、招待者の電子メールアドレスや電話番号が判明している場合には、電子メールや電話でアクセス方法を通知してもよいし、上記SNS-1を用いて通知してもよい。また、情報処理装置100は、後述する招待状生成処理にて、利用者U11から受け付けたバーチャル会場へのアクセス方法が示された招待状を生成してもよい。
【0071】
〔3-2.不織布製品について〕
実施形態に係るイベント(図1の例では、イベントEV1)に招待された招待者から提供されることが所望される不織布製品は、生まれてくる子供に対して妊婦が使用することを想定される製品であり、具体的には、吸収性物品(特に、おむつ)が挙げられる。また、このおむつは、実施形態に係る情報処理装置100を管理する事業者(「事業者T」とする)を製造元(メーカー)とする所定ブランドのおむつ製品であるものとする。例えば、事業者Tは、自社独自のおむつブランドとしてブランド「BR1」を展開しているものとする。したがって、実施形態に係るイベント(ベビーシャワー)で対象とされるおむつ製品は、ブランド「BR1」に属するおむつ(以下、「おむつBR1」と表記する)であるものとする。
【0072】
なお、本実施形態では、妊婦がイベントに招待された招待者に対して提供を所望する不織布製品(例えば、不織布製品の種別)の指定が、イベントの開催者から受け付けられるものとする。すなわち、本実施形態では、招待者に対して不織布製品の提供を所望する主体は妊婦であるものとする。一方で、招待者に対して不織布製品の提供を所望する主体は必ずしも妊婦である必要はなく、イベント開催者側に属する人物(例えば、妊婦の夫等)であればいかなる人物が所望する不織布製品の指定が、イベントの開催者から受け付けられてもよい。
【0073】
おむつBR1には、新生児サイズ、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、BIGサイズといった小さいおむつのサイズから大きなおむつのサイズの種別が存在し、招待者は、自身に配布された招待状に示されたサイズのおむつBR1を出産祝いとして用意する。
【0074】
〔3-3.実施形態に係る情報処理の一例〕
ここからは、実施形態に係る情報処理の一例について処理手順を交えて説明する。ここで、利用者U11は、グループG1に属する利用者と、グループG2に属する利用者とでは異なる内容の招待状を送りたいと考えており、上記作業パターンPT1に対応する作業と、作業パターンPT2に対応する作業とを別々のタイミングで行うものとする。したがって、まずは、作業パターンPT1を例に説明する。
【0075】
例えば、利用者U11は、イベントEV1に招待された招待者である、グループG1に属する各利用者からは「新生児サイズ」のおむつBR1を提供されることを所望しているとする。係る場合、利用者U11は、グループG1に属する各利用者向けの招待状として、「新生児サイズ」のおむつBR1が自身への提供対象(出産前祝い品)として示された招待状である招待状EVIV11が生成されるための作業を行う。係る作業が作業パターンPT1に対応する。
【0076】
(作業パターンPT1)
作業パターンPT1では、利用者U11は、開催者装置10-11(開催者装置10の一例)を用いて、情報処理装置100に対して招待状EVIV11の生成に係る各種の指定を行うという作業を実行する。すなわち、図1の例では、情報処理装置100は、招待状生成に必要な情報を利用者U11から受け付ける(ステップS1)。例えば、情報処理装置100は、招待状生成に必要な情報として、製品情報(どのサイズのおむつBR1を希望するかサイズ指定)、開催者側情報、イベント情報を受け付ける。
【0077】
情報処理装置100は、製品情報として、どのような種別のおむつBR1が提供されることを希望するかその種別が指定された製品情報を利用者U11から受け付ける。例えば、情報処理装置100は、製品情報として、どのようなサイズのおむつBR1が提供されることを希望するかその「サイズ」が指定された製品情報を利用者U11から受け付ける。作業パターンPT1の作業が行われた今回の例では、情報処理装置100は、「新生児サイズ」が指定された製品情報を受け付ける。
【0078】
なお、本実施形態では、情報処理装置100は、おむつBR1の種別として、おむつBR1のサイズの指定を開催者から受け付けるものとするが、情報処理装置100は、おむつBR1の種別として、匂い、形状タイプ(例えば、おむつBR1のうち、パンツタイプあるいはテープタイプのいずれの製品の提供を希望するのか)、対象性別(例えば、おむつBR1のうち、男の子用、女の子用、あるいは、男女兼用いずれの製品の提供を希望するのか)が指定された製品情報を受け付けてもよい。
【0079】
また、情報処理装置100は、開催者側情報として、「責任者(例えば、利用者U11)の氏名」、「責任者に対応する電子メールアドレス」、「所在地情報(現住所)」、「SNSアカウント」が指定された開催者側情報を受け付ける。ここで、上記例によると、情報処理装置100は、「SNS-1」に対応する自己アカウントとともに、グループG1が指定された「SNSアカウント」を開催者側情報の1つとして受け付けることになる。なお、「所在地情報」は、おむつBR1の配送先を示す住所情報に対応する。
【0080】
また、情報処理装置100は、イベント情報として、イベントEV1が開催される「開催場所」、イベントEV1が開催される「開催日時」が指定されたイベント情報を受け付ける。上述したように、ここでいう「開催場所」とは、利用者U11が使用する予定の通話ツールに対応するバーチャル会場のことを指す。一例としては、ここでいう「開催場所」とは、通話ツールを用いて利用者U11が予め設定したアクセス先情報(例えば、URL)を指す。
【0081】
なお、情報処理装置100は、利用者U11からのアクセスに応じて、後述する画面G12を配信することで、画面G12を介して招待状生成に必要な情報を受け付けることができる。
【0082】
次に、情報処理装置100は、ステップS1で受け付けた情報に基づいて、イベントEV1用の招待状を生成する招待状生成処理を行う(ステップS2)。ここでは、情報処理装置100は、ステップS1で受け付けた製品情報に基づいて、「新生児サイズ」のおむつBR1が提供対象として示された招待状EVIV11を生成する。また、招待状EVIV11には、利用者U11の氏名、連絡先(電子メールアドレス)、所在地情報、開催場所、開催日時も表示されることになる。
【0083】
また、情報処理装置100は、SNSアカウント(「SNS-1」での利用者U11の自己アカウント)に対応するグループのうち、指定されたグループG1に属する利用者(招待者)間で招待状EVIV11が共有されるよう、このSNSアカウントに基づき投稿制御する(ステップS3-1)。
【0084】
係る投稿制御によれば、グループG1に属する各利用者は、自身の招待者装置30を用いてSNS-1にアクセスした場合に、招待状EVIV11を閲覧することになる。換言すると、グループG1に属する各利用者は、SNS-1を介して、利用者U11から招待状EVIV11の配布を受ける。また、グループG1に属する各利用者は、自身がイベントEV1の招待者となったことや、開催者である利用者U11が「新生児サイズ」のおむつBR1を出産祝い品として希望していることを認識する。また、グループG1に属する各利用者は、利用者U11が、いつ、どこで、どのような形態で、イベントEV1を開催する予定でいるのかを認識する。
【0085】
さらに、グループG1に属する各利用者は、イベントEV1が開催される当日までに、利用者U11の元(具体的には、招待状EVIV11に示される所在地)に「新生児サイズ」のおむつBR1が配送されるよう、おむつBR1の購入および配送に係る手配を行う必要があることを認識する。情報処理装置100は、招待者による購入および配送に係る手配をサポートするための招待者向けの情報を後述する画面G31を介して提供することができる。
【0086】
ここで、グループG1に属する各利用者に向けた招待状の生成および配布が済んだ利用者U11は、次に、作業パターンPT2に対応する作業を行う。
【0087】
例えば、利用者U11は、イベントEV1に招待された招待者である、グループG2に属する各利用者からは「Sサイズ」のおむつBR1を提供されることを所望しているとする。係る場合、利用者U11は、グループG2に属する各利用者向けの招待状として、「Sサイズ」のおむつBR1が自身への提供対象(出産前祝い品)として示された招待状である招待状EVIV12が生成されるための作業を行う。係る作業が作業パターンPT2に対応する。
【0088】
以下では、再び図1を用いて、作業パターンPT2に対応する情報処理の一例について説明する。なお、作業パターンPT1とPT2では、招待状生成における利用者U11の目的(どの相手に対して、どのような物品の提供を希望する招待状を生成するかといった招待状作り分けにおける作業目的)が異なるだけで、情報処理装置100によって行われる情報処理自体は双方で同一である。このため、作業パターンPT1の場合と重複する説明については省略する。
【0089】
(作業パターンPT2)
作業パターンPT2でも、利用者U11は、開催者装置10-11を用いて、情報処理装置100に対して招待状EVIV12の生成に係る各種の指定を行うという作業を実行する。すなわち、図1の例では、情報処理装置100は、招待状生成に必要な情報を利用者U11から受け付ける(ステップS1)。例えば、情報処理装置100は、招待状生成に必要な情報として、製品情報(どのサイズのおむつBR1を希望するかサイズ指定)、開催者側情報、イベント情報を受け付ける。
【0090】
情報処理装置100は、製品情報として、どのような種別のおむつBR1が提供されることを希望するかその種別が指定された製品情報を利用者U11から受け付ける。例えば、情報処理装置100は、製品情報として、どのようなサイズのおむつBR1が提供されることを希望するかその「サイズ」が指定された製品情報を利用者U11から受け付ける。作業パターンPT2の作業が行われた今回の例では、情報処理装置100は、「Sサイズ」が指定された製品情報を受け付ける。
【0091】
また、情報処理装置100は、開催者側情報として、「責任者(例えば、利用者U11)の氏名」、「責任者に対応する電子メールアドレス」、「所在地情報(現住所)」、「SNSアカウント」が指定された開催者側情報を受け付ける。ここでは、情報処理装置100は、「SNS-1」に対応する自己アカウントとともに、グループG2が指定された「SNSアカウント」を開催者側情報の1つとして受け付ける。開催者側情報で指定されるその他の内容(氏名、アドレス、所在地情報)は、作業パターンPT1の場合と同一である。
【0092】
また、情報処理装置100は、イベント情報として、イベントEV1が開催される「開催場所」、イベントEV1が開催される「開催日時」が指定されたイベント情報を受け付ける。イベント情報で指定される内容は、作業パターンPT1の場合と同一である。
【0093】
次に、情報処理装置100は、ステップS1で受け付けた情報に基づいて、イベントEV1用の招待状を生成する招待状生成処理を行う(ステップS2)。ここでは、情報処理装置100は、ステップS1で受け付けた製品情報に基づいて、「Sサイズ」のおむつBR1が提供対象として示された招待状EVIV12を生成する。また、招待状EVIV12には、招待状EVIV11と同様に、利用者U11の氏名、連絡先(電子メールアドレス)、所在地情報、開催場所、開催日時も表示される。
【0094】
また、情報処理装置100は、SNSアカウント(「SNS-1」での利用者U11の自己アカウント)に対応するグループのうち、指定されたグループG2に属する利用者(招待者)間で招待状EVIV12が共有されるよう、このSNSアカウントに基づき投稿制御する(ステップS3-2)。
【0095】
係る投稿制御によれば、グループG2に属する各利用者は、自身の招待者装置30を用いてSNS-1にアクセスした場合に、招待状EVIV12を閲覧することになる。換言すると、グループG2に属する各利用者は、SNS-1を介して、利用者U11から招待状EVIV12の配布を受ける。また、グループG2に属する各利用者は、自身がイベントEV1の招待者となったことや、開催者である利用者U11が「Sサイズ」のおむつBR1を出産祝い品として希望していることを認識する。また、グループG2に属する各利用者は、利用者U11が、いつ、どこで、どのような形態で、イベントEV1を開催する予定でいるのかを認識する。
【0096】
さらに、グループG2に属する各利用者は、イベントEV1が開催される当日までに、利用者U11の元(具体的には、招待状EVIV12に示される所在地)に「Sサイズ」のおむつBR1が配送されるよう、おむつBR1の購入および配送に係る手配を行う必要があることを認識する。
【0097】
さて、これまで図1を用いて、情報処理装置100によって行われる情報処理の一例について説明してきた。このような情報処理装置100によれば、出産前に妊婦を祝うイベントについて、このイベントの開催者が招待したいと考える相手が比較的大人数で、かつ、相手を特定のグループ(図1の例では、グループG1およびG2)に分類可能な場合には、どのグループに属する相手からは、どのような種別の吸収性物品の提供を希望するかが示された招待状を、グループごとに容易に生成できるよう効果的に支援することができるようになる。また、この結果、情報処理装置100によれば、例えば、グループ間で吸収性物品の種別に偏りが生じないよう最適化された招待状を、開催者側が各グループに属する相手に向けて配布できるよう支援することができるようになる。
【0098】
また、このような情報処理装置100によれば、子供の成長に応じた種別の吸収性物品が適度な数(例えば、期間が短い新生児期に対応する新生児サイズの吸収性物品は少なめ、期間が長めの幼児期に対応するサイズの吸収性物品は多め)だけ妊婦が得られるような招待状を、開催者側が各グループに属する相手に向けて配布できるよう支援することができるようになる。
【0099】
なお、図1では、情報処理装置100が、開催者により指定された指定先のSNSに対して招待状を投稿することで、このSNS内の特定のグループに属する各招待者に招待状を配布する例を示した。しかしながら、情報処理装置100は、開催者が自身の開催者装置10への招待状のダウンロードを要求した場合には、係るダウンロード要求に応じて、招待状をダウンロード可能な状態で開催者装置10に送信してもよい。
【0100】
例えば、情報処理装置100は、所定のタイミングで招待状EVIV11のダウンロード要求を利用者U11から受け付けたことで、招待状の配布に関するアクションが利用者U11によって行われたと判定したとする。係る場合、情報処理装置100は、招待状EVIV11をダウンロード可能な状態で開催者装置10-11に送信する。また、情報処理装置100は、所定のタイミングで招待状EVIV12のダウンロード要求を利用者U11から受け付けたことで、招待状の配布に関するアクションが利用者U11によって行われたと判定したとする。係る場合、情報処理装置100は、招待状EVIV12をダウンロード可能な状態で開催者装置10-11に送信する。
【0101】
このような情報処理装置100によれば、例えば、電子媒体の招待状ではなく、紙媒体の招待状を相手先に郵送したいといった要望にも対応することができるため、招待状の配布に係るユーザビリティを向上させることができるようになる。
【0102】
また、情報処理装置100は、キャンペーンへの応募申込として、妊婦と当該妊婦に対して提供されたおむつBR1とが撮像された撮像画像を含む応募申込を開催者(実際にイベント開催した開催者)から受け付けることで、キャンペーンで対象となっているオリジナルの景品が開催者に贈呈されるよう制御することもできる。
【0103】
〔4.情報処理装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
【0104】
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、開催者装置10や招待者装置30との間で情報の送受信を行う。
【0105】
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、招待状データベース121と、申込情報データベース122とを有する。
【0106】
(招待状データベース121について)
招待状データベース121は、招待状生成に必要な各種情報を記憶する。具体的には、招待状データベース121は、招待状生成において開催者から指定された各種情報を記憶する。ここで、図4に実施形態に係る招待状データベース121の一例を示す。図4の例では、招待状データベース121は、「利用者ID(Identifier)」、「招待状ID(Identifier)」、「製品情報」、「開催者側情報」、「イベント情報」、「招待状」といった項目を有する。
【0107】
「利用者ID」は、招待状を生成させるための作業を行った利用者(すなわち、開催者の立場にある利用者)を識別する識別情報を示す。「招待状ID」は、招待状を識別する識別情報を示す。
【0108】
「製品情報」は、「利用者ID」が示す利用者が、どのような種別の不織布製品(吸収性物品)を出産祝い品としてイベント招待者から提供されることを所望するかその種別が指定された情報を示す。
【0109】
「開催者側情報」は、開催者側(例えば、イベントを開催する妊婦)に関する各種情報を示す。例えば、「開催者側情報」には、「責任者(例えば、開催者側の責任者)の氏名」、「責任者に対応する電子メールアドレス」、「所在地情報(現住所)」、「SNSアカウント」等が含まれる。また、「所在地情報」は、出産祝い品としての不織布製品が配送される配送先を示す住所情報に対応する。「所在地情報」の指定が求められるのは、招待元の妊婦に不織布製品が届くよう招待者が配送手配できるようにするためである。
【0110】
「イベント情報」は、イベントに関する各種情報を示す。例えば、「イベント情報」には、「利用者ID」が示す利用者がイベントを開催する「開催場所」に関する情報、「利用者ID」が示す利用者によってイベントが開催される「開催日時」に関する情報等が含まれる。また、図1で説明したように、ここでいう「開催場所」とは、「利用者ID」が示す利用者が使用する予定の通話ツールに対応するバーチャル会場(具体的には、URL等のアクセス先情報)のことを指す。
【0111】
「招待状」は、「製品情報」、「開催者側情報」および「イベント情報」に基づき、情報処理装置100により生成された招待状のデータに対応する。
【0112】
すなわち、図4の例では、情報処理装置100が、利用者ID「U11」により識別される利用者から「製品情報♯11」、「開催者側情報♯11」、「イベント情報♯11」という指定を受け付けたことに応じて、これらの情報に基づいて、招待状ID「EVIV11」により識別される招待状を生成した例を示す。また、招待状ID「EVIV11」により識別される招待状を構成するデータは、「招待状♯11」である例を示す。
【0113】
なお、図4では、製品情報♯11といったように概念的な表記を用いているが、実際には、情報の内容を示す正当な文字列や数値が入力される。
【0114】
(申込情報データベース122について)
申込情報データベース122は、キャンペーンへの応募申込として、実際にイベント開催した開催者により入力された入力情報を記憶する。ここで、図5に実施形態に係る申込情報データベース122の一例を示す。図5の例では、申込情報データベース122は、「利用者ID(Identifier)」、「妊婦本名」、「妊婦誕生日」、「妊婦側E-mail」、「妊婦個人ID」、「妊婦側電話番号」、「お住まい住所」、「出産予定のベビー数」、「出産予定日」、「イベント開催日時」、「妊婦証明」、「撮像画像」、「贈呈対象タグ」といった項目を有する。
【0115】
「利用者ID」は、実際にイベントを開催した開催者の立場にある利用者を識別する識別情報を示す。「妊婦本名」は、イベント開催者側の妊婦の本名に関する情報を示す。「妊婦誕生日」は、イベント開催者側の妊婦の誕生日に関する情報を示す。「E-mail」は、イベント開催者側の妊婦に連絡可能な電子メールアドレスを示す。「E-mail」は、例えば、「利用者ID」が示す利用者によって使用される電子メールアドレスであってよい。
【0116】
「妊婦個人ID」は、イベント開催者側の妊婦個人を識別可能な識別情報であり、例えば、国民IDや市民IDが一例として挙げられる。「電話番号」は、イベント開催者側の妊婦に連絡可能な電話番号を示す。「妊婦側電話番号」は、例えば、「利用者ID」が示す利用者によって使用される電話番号であってよい。「お住まい住所」は、イベント開催者側の妊婦の住まいに関する情報を示す。
【0117】
「出産予定のベビー数」は、イベント開催者側の妊婦が出産予定のベビーの数に関する情報を示す。「出産予定日」は、イベント開催者側の妊婦の出産予定日に関する情報を示す。「イベント開催日時」は、「利用者ID」が示す利用者によりイベントが開催された日時に関する情報を示す。
【0118】
「妊娠証明」は、イベント開催者側の妊婦(「妊婦本名」に対応する人物)が本当に妊娠していることを証明するための情報を示す。「妊娠証明」としては、例えば、超音波検査結果が挙げられる。「撮像画像」は、応募申込に含めて開催者から提供された撮像画像を示す。
【0119】
「贈呈対象タグ」は、「妊婦証明」に基づき、イベント開催者側の妊婦が妊娠していると判定された場合において、「利用者ID」が示す利用者(開催者)を、キャンペーンに対応する景品を贈呈する贈呈対象として管理するためのタグ情報を示す。
【0120】
なお、図5では、本名♯11といったように概念的な表記を用いているが、実際には、情報の内容を示す正当な文字列や数値が入力される。
【0121】
(制御部130について)
図3に戻り、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0122】
図3に示すように、制御部130は、受付部131と、生成部132と、投稿制御部133と、送信部134と、申込受付部135と、応募管理部136と、表示制御部137と、配信部138とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
【0123】
(受付部131について)
受付部131は、出産を控えた妊婦のためのイベントに招待された招待者から提供されることが所望される不織布製品であって、当該妊婦の子供が用いる不織布製品の指定を、イベントの開催者から受け付ける。例えば、受付部131は、出産を控えた妊婦のためのイベントの開催者側の利用者(例えば、妊婦本人や、妊婦の夫等)が招待者に対して提供を所望する不織布製品であって、当該妊婦の子供が用いる不織布製品の指定を、イベントの開催者から受け付ける。
【0124】
例えば、受付部131は、不織布製品の指定として、不織布製品の種別の指定を受け付ける。また、例えば、受付部131は、不織布製品として、情報処理装置100を管理する事業者(事業者T)を製造元とする不織布製品(上記例では、おむつBR1)の種別の指定を受け付ける。このような情報処理装置100によれば、事業者Tを製造元とする不織布製品が購入される購入機会を効果的に増やすことができる。
【0125】
また、不織布製品は、吸収性物品であり、受付部131は、吸収性物品の種別として、吸収性物品のサイズ、匂い、形状タイプ、対象性別のうち、少なくともいずれか1つの指定を受け付ける。また、受付部131は、不織布製品の配送先を示す住所情報の指定を開催者からさらに受け付ける。
【0126】
図1の例では、受付部131は、招待状生成に必要な情報を、開催者の立場にある妊婦の利用者U11から受け付けている。具体的には、受付部131は、招待状生成に必要な情報として、製品情報、開催者側情報、イベント情報を受け付けている。
【0127】
より詳細には、受付部131は、製品情報として、どのような種別のおむつBR1が提供されることを希望するかその種別が指定された製品情報を利用者U11から受け付けている。また、受付部131は、開催者側情報として、「責任者の氏名」、「責任者に対応する電子メールアドレス」、「所在地情報」、「SNSアカウント」が指定された開催者側情報を受け付けている。また、受付部131は、イベント情報として、イベントEV1が開催される「開催場所」、イベントEV1が開催される「開催日時」が指定されたイベント情報を受け付けている。
【0128】
また、受付部131は、イベントの開催者により指定された情報を示す製品情報、開催者側情報、イベント情報を、招待状データベース121に格納する。
【0129】
(生成部132について)
生成部132は、開催者により指定された不織布製品を示す製品情報に基づいて、当該不織布製品が妊婦への提供対象として示されたイベント用の招待状を生成する。
【0130】
図1の例では、生成部132は、受付部131により受け付けられた情報に基づいて、イベントEV1用の招待状を生成する招待状生成処理を行う。具体的には、図1の例では、生成部132は、製品情報、開催者側情報、イベント情報に基づいて、「新生児サイズ」のおむつBR1が提供対象として示された招待状EVIV11であって、利用者U11の氏名、連絡先(電子メールアドレス)、所在地情報(新生児サイズのおむつBR1が配送される配送先を示す住所情報)、開催場所、開催日時が表示された招待状EVIV11を生成している。
【0131】
また、図1の例では、生成部132は、製品情報、開催者側情報、イベント情報に基づいて、「Sサイズ」のおむつBR1が提供対象として示された招待状EVIV12であって、利用者U11の氏名、連絡先(電子メールアドレス)、所在地情報(SサイズのおむつBR1が配送される配送先を示す住所情報)、開催場所、開催日時が表示された招待状EVIV12を生成している。
【0132】
なお、受付部131は、招待状の様式の候補のうち、任意の様式の指定をさらに受け付けてもよい。また、係る場合、後述する生成部132は、指定された様式に応じた招待状を生成する。この点について、例えば、受付部131は、それぞれ態様が異なる招待状フォーマットの候補のうち、任意のフォーマットの指定を受け付けることができ、この場合、生成部132は、受け付けられたフォーマットに基づいて、招待状を生成する。なお、例えば、受付部131は、後述する表示制御部137により表示制御される画面G11を介して、招待状の様式の候補のうち、任意の様式の指定をさらに受け付けることができる。
【0133】
(投稿制御部133について)
投稿制御部133は、生成部132により生成された紹介状を、開催者に対応する所定のソーシャルネットワーキングサービスで共有可能な状態に投稿制御する。
【0134】
図1の例では、投稿制御部133は、SNSアカウント(「SNS-1」での利用者U11の自己アカウント)に対応するグループのうち、指定されたグループG1に属する利用者(招待者)間で招待状EVIV11が共有されるよう、このSNSアカウントに基づき投稿制御する。また、投稿制御部133は、SNSアカウント(「SNS-1」での利用者U11の自己アカウント)に対応するグループのうち、指定されたグループG2に属する利用者(招待者)間で招待状EVIV12が共有されるよう、このSNSアカウントに基づき投稿制御する。
【0135】
この点について、例えば、投稿制御部133は、SNSアカウントに対応する外部のサーバ装置(SNSサーバ)にアクセスし、そして、SNSアカウントを用いて情報処理装置100と外部のサーバ装置との間でSNS連携する。そして、投稿制御部133は、SNS連携が成立した場合には、指定されたグループ内の利用者間で招待状が共有されるよう外部のサーバ装置に対して投稿制御する。
【0136】
(送信部134について)
送信部134は、生成部132により生成された紹介状を、生成に関する各種指定を行った開催者に対応する開催者装置10に送信する。例えば、送信部134は、生成部132により生成された紹介状をダウンロード可能な状態で開催者装置10に送信する。例えば、送信部134は、ダウンロード要求を利用者(開催者)から受け付けたことで、招待状の配布に関するアクションが利用者によって行われたと判定した場合には、この招待状をダウンロード可能な状態で開催者装置10に送信する。
【0137】
(申込受付部135について)
例えば、妊婦と当該妊婦に対して招待者から提供された吸収性物品(具体的には、おむつBR1)とが撮像された撮像画像を、キャンペーン運営元(例えば、事業者Tとの間で関係性を有する事業者)に対して提示した開催者には、撮影画像に撮像されるおむつBR1の数に応じたオリジナル景品が贈呈されるというキャンペーンが行われているものとする。また、このようなキャンペーンを、実施形態に係るキャンペーンとする。
【0138】
係る場合、申込受付部135は、実際にイベント開催した開催者からこの実施形態に係るキャンペーンへの応募申込を受け付ける。具体的には、申込受付部135は、キャンペーンへの応募申込として、妊婦と当該妊婦に対して提供された吸収性物品とが撮像された撮像画像を含む応募申込を開催者から受け付ける。なお、例えば、申込受付部135は、後述する表示制御部137により表示制御される画面G21を介して、実施形態に係るキャンペーンへの応募申込に必要な申込情報の入力を受け付けることができる。
【0139】
例えば、申込受付部135は、申込情報として、図5で説明した、「妊婦本名」、「妊婦誕生日」、「妊婦側E-mail」、「妊婦個人ID」、「妊婦側電話番号」、「お住まい住所」、「出産予定のベビー数」、「出産予定日」、「イベント開催日時」、「妊婦証明」、「撮像画像」の入力を開催者から受け付ける。また、申込受付部135は、受け付けた申込情報を申込情報データベース122に格納する。
【0140】
(応募管理部136について)
応募管理部136は、申込受付部135により受け付けられた撮像画像に撮像される人物に関する情報に基づき、この撮像画像に撮像される人物が妊婦本人であると判定された場合には、応募申込した開催者をキャンペーンに対応する景品を贈呈する贈呈対象として管理する。例えば、応募管理部136は、申込受付部135により受け付けられた撮像画像に撮像される人物に関する情報に基づき、この撮像画像に撮像される人物が確かに妊娠していると証明された場合には、応募申込した開催者をキャンペーンに対応する景品を贈呈する贈呈対象として管理する。
【0141】
ここで、撮像画像に撮像される人物に関する情報とは、例えば、申込受付部135により受け付けられた申込情報である。特に、申込情報のうち、「妊婦証明」(例えば、超音波検査結果としての超音波画像)は、撮像画像に撮像される人物が妊娠しているか否か判定するうえで重要な要素となる。
【0142】
例えば、応募管理部136は、任意の画像解析技術を用いて超音波画像を解析し、超音波画像が妊娠結果を示すものであるか否かに基づいて、撮像画像に撮像される人物が妊娠しているか否かを判定することができる。また、応募管理部136は、学習結果(画像判定モデル)に対して超音波画像を適用することで、学習結果から出力された情報が妊娠結果を示すものであるか否かに基づいて、撮像画像に撮像される人物が妊娠しているか否か判定してもよい。
【0143】
また、超音波画像に対する目検により超音波画像が妊娠結果を示すものであるか否か判定されてもよく、この場合、目検による判定結果が情報処理装置100に対して例えば手入力される。
【0144】
そして、応募管理部136は、撮像画像に撮像される人物が妊婦本人であると判定された場合(すなわち、撮像画像に撮像される人物が確かに妊娠していると判定された場合)には、応募申込した開催者をキャンペーンに対応する景品を贈呈する贈呈対象として管理する。例えば、応募管理部136は、管理処理として、申込情報データベース122を参照し、応募申込した開催者に対応する「利用者ID」に対応付けて「贈呈対象タグ」を入力するという処理を行う。
【0145】
この点について、図1の例を用いて説明する。例えば、利用者U11は、実施形態に係るキャンペーンに応募したいと考え、イベントEV1を開催した後に、開催者装置10を用いてキャンペーンへの応募申込を行ったとする。具体的には、利用者U11は、イベントEV1に招待した招待者から頂いたおむつBR1と自分自身とがともに撮像された撮像画像を申込情報として画面G21に入力したとする。また、利用者U11は、「妊婦本名」、「妊婦誕生日」、「妊婦側E-mail」、「妊婦個人ID」、「妊婦側電話番号」、「お住まい住所」、「出産予定のベビー数」、「出産予定日」、「イベント開催日時」、「妊婦証明」も申込情報として画面G21に入力したとする。
【0146】
そうすると、申込受付部135は、利用者U11に対応する「利用者ID」と「申込情報」とを対応付けて申込情報データベース122に格納する。また、応募管理部136は、申込情報に基づいて、利用者U11が本当に妊娠しているか否かを判定する。そして、応募管理部136は、利用者U11が妊娠していると判定できた場合には、利用者U11に対応する「利用者ID」に対応付けて贈呈対象タグ「○」を入力する。
【0147】
一方、応募管理部136は、申込情報に基づいて、利用者U11が妊娠していないと判定された場合には、キャンペーンへの応募申込を却下する。例えば、応募管理部136は、申込情報に基づいて、利用者U11が妊娠していないと判定された場合には、応募申込を却下した旨の情報を利用者U11に通知してもよい。
【0148】
また、実施形態に係るキャンペーン運営元に属する担当者は、応募管理部136により贈呈対象タグ「○」が入力された利用者を対象として、この利用者から提供された「撮像画像」に対する目検を行う。上記例では、担当者は、利用者U11から提供された「撮像画像」に対する目検を行うことで、所定枚数入りのおむつBR1を1梱包(1パッケージ)とするパッケージ製品がどれだけの数、撮像されているかをカウントする。要するに、担当者は、利用者U11から提供された「撮像画像」を見て、おむつBR1が何パッケージ撮像されているかを目検によりカウントする。
【0149】
ここで、例えば、「5パッケージ以上~10パッケージ未満の場合、オリジナル景品Aが贈呈される」という贈呈条件、および、「10パッケージ以上の場合、オリジナル景品Bが贈呈される」という贈呈条件が予め規定されているとする。このような状態において、例えば、担当者は、利用者U11の撮像画像には、おむつBR1が6パッケージ撮像されているとのカウント結果を得た場合には、利用者U11に対してオリジナル景品Aが配送されるよう配送作業を行う。一方、例えば、担当者は、利用者U11の撮像画像には、おむつBR1が20パッケージ撮像されているとのカウント結果を得た場合には、利用者U11に対してオリジナル景品Bが配送されるよう配送作業を行う。
【0150】
また、例えば、担当者は、利用者U11の撮像画像には、おむつBR1が3パッケージ撮像されているとのカウント結果を得た場合には、利用者U11に対して、応募粗品が配送されるようにしてもよい。
【0151】
(表示制御部137について)
表示制御部137は、開催者装置10や招待者装置30において、実施形態に係るイベント(ベビーシャワー)に関する所定の画面が表示されるよう表示制御することで、実施形態に係るイベントに関する提示、あるいは、実施形態に係るイベントに関する情報提供を利用者に対して行う。このようなことから、表示制御部137は、提示部に対応する処理部である。また、このようなことから、表示制御部137は、提供部に対応する処理部でもある。
【0152】
まずは、表示制御部137による表示制御処理の全体像について説明し、この後に、表示制御処理に対応する画面例を用いてその詳細な一例について説明する。
【0153】
表示制御部137は、妊婦がイベントに招待された招待者に対して提供を所望する不織布製品であって、当該妊婦の子供が用いる不織布製品の指定を支援するアドバイス情報を提示する。また、係るアドバイス情報は、不織布製品の指定に関する所定の情報に基づき決定されるものである。例えば、係るアドバイス情報は、不織布製品の指定に関する統計情報に基づき決定される。
【0154】
また、これまで説明してきたように、実施形態に係るイベントは、オンラインイベントである。したがって、表示制御部137は、オンラインイベントであることに応じた所定の情報を利用者に提供する。
【0155】
例えば、表示制御部137は、所定の情報として、イベントの開催者向けの情報を提供する。一例としては、表示制御部137は、イベントの開催者向けの情報として、オンラインイベントにアクセスしてきた招待者に対して背景画面として表示される画像コンテンツの候補をダウンロード可能な状態で提供する。また、他の一例としては、表示制御部137は、イベントの開催者向けの情報として、オンラインイベントを実現可能なサービス(通話ツール)に関する情報を提供する。
【0156】
また、例えば、表示制御部137は、所定の情報として、イベントに招待された招待者向けの情報を提供する。例えば、表示制御部137は、イベントに招待された招待者向けの情報として、不織布製品を販売する販売店舗に関する情報を提供する。
【0157】
一例としては、表示制御部137は、不織布製品を販売する販売店舗のうち、利用者により指定された住所を含む所定のエリアに存在する販売店舗に関する情報を提供する。例えば、表示制御部137は、販売店舗に関する情報として、販売店舗の所在地を示す情報を提供する。
【0158】
また、例えば、表示制御部137は、販売店舗に関する情報として、当該販売店舗で販売される不織布製品の種別を示す情報を提供する。例えば、表示制御部137は、販売店舗に関する情報として、この種別の不織布製品がどのような数で梱包された状態で販売されているかを示すパッケージ情報を提供する。
【0159】
また、表示制御部137は、販売店舗に関する情報を提供する処理として、販売店舗に関する情報を、利用者により指定された住所を含む所定のエリアに対応する地図情報に対して重畳させた状態で当該地図情報とともに表示させる。
【0160】
(表示制御処理に対応する画面例)
ここから、表示制御部137による上記表示制御処理の一例について画面例を用いて説明する。具体的には、図6図10に示す画面例を用いて表示制御処理の一例を説明する。
【0161】
まず、図6について説明する。図6は、表示制御される画面の一例(1)を示す図である。図6に示す画面G1は、ベビーシャワー用に用意された各画面(コンテンツ)で構成される一連コンテンツのトップページに対応する。
【0162】
例えば、表示制御部137は、情報処理端末(例えば、開催者装置10や招待者装置30)から画面G1の配信要求を受信すると、要求元の情報処理端末に画面G1が表示されるよう表示制御する。例えば、表示制御部137は、情報処理端末から画面G1の配信要求を受信すると、画面G1に関するデータを取得し、これを要求元の情報処理端末に配信する。
【0163】
また、図6の例では、画面G1は、領域AR11、領域AR12、領域AR13、領域AR14といった4つの領域に分けられる。また、図6の例では、領域AR11には、オンラインイベントを実現可能なサービス(通話ツール)に関してヒントや助言を与えることができる旨の文言とともに、ボタンBT111が表示される。表示制御部137は、ボタンBT111が押下された場合には、オンラインイベントのために使用可能な通話ツールに関して紹介する画面G41(図10)を表示制御する。また、このようなことから画面G41は、イベントの開催者向けの画面といえる。
【0164】
また、図6の例では、領域AR12には、招待者に吸収性物品(おむつBR1)を購入してもらい、購入してもらった吸収性物品を用いてキャンペーンへ応募申込するよう勧誘する文言とともに、ボタンBT121およびボタンBT122が表示される。
【0165】
表示制御部137は、ボタンBT121が押下された場合には、実施形態に係るキャンペーンへの応募申込に必要な申込情報の入力を受け付けるための画面G21(図8)を表示制御する。また、このようなことから画面G21は、イベントの開催者向けの画面といえる。また、表示制御部137は、ボタンBT122が押下された場合には、吸収性物品(おむつBR1)を販売する販売店舗のうち、利用者により指定された住所を含む所定のエリアに存在する販売店舗に関する情報が表示される画面G31(図9)を表示制御する。また、このようなことから画面G31は、招待者向けの画面といえる。
【0166】
また、図6の例では、領域AR13には、イベント用の招待状を生成し、生成した招待状を招待者に送信可能である旨の文言とともに、ボタンBT131が表示される。表示制御部137は、ボタンBT131が押下された場合には、招待状生成に必要な情報を受け付ける前段階の画面G11(図7)を表示制御する。また、このようなことから画面G11は、イベントの開催者向けの画面といえる。
【0167】
また、図6の例では、領域AR14には、実施形態に係るキャンペーンに応募した場合、どのような景品が贈呈されるかその景品のサンプルが示されたサンプル情報が表示される。例えば、領域AR14には、図6に示すように、「10パッケージ以上の場合、オリジナル景品Bが贈呈される」という贈呈条件が対応付けられた、オリジナル景品Bのサンプル情報SM141が表示される。また、領域AR14には、図6に示すように、「5パッケージ以上~10パッケージ未満の場合、オリジナル景品Aが贈呈される」という贈呈条件が対応付けられた、オリジナル景品Aのサンプル情報SM142が表示される。
【0168】
ここからは、画面G1に含まれる各ボタンが押下された場合に遷移される遷移先の画面(画面G11、G21、G31、G41)それぞれについて説明する。
【0169】
まずは、図7を用いて、画面G11について説明する。図7は、表示制御される画面の一例(2)を示す図である。表示制御部137は、ボタンBT131が押下された場合には、招待状生成に必要な情報を受け付ける前段階の画面G11のデータを取得し、これを画面G11要求元の情報処理端末に送信する。
【0170】
画面G11では、招待状の様式の候補のうち、任意の様式の指定を開催者から受け付けることが可能な構成となっている。具体的には、画面G11では、それぞれ態様が異なる招待状フォーマットの候補のうち、任意のフォーマットの指定を受け付けることが可能な構成となっている。この点について、図7の例によると、画面G11には、フォーマットFM1、FM2、FM3という3つのフォーマットが、招待状フォーマットの候補として表示されている。そして、図7に示すように、フォーマットFM1、FM2、FM3では、それぞれ記載されるテキストの内容や、背景の態様が異なっている。
【0171】
また、フォーマットFM1には、ボタンBT111が対応付けられており、ボタンBT111が押下された場合には、招待状生成に必要な情報を受け付けるための画面G12へと遷移されるようになっている。このようなことから、開催者は、フォーマットFM1~FM3のうち、フォーマットFM1を用いて招待状を作成したい場合には、ボタンBT111を押下し、画面G12へと遷移し、そして、招待状生成に係る指定作業を行うことができる。
【0172】
また、フォーマットFM2には、ボタンBT112が対応付けられており、ボタンBT112が押下された場合には、同様に画面G12へと遷移されるようになっている。このようなことから、開催者は、フォーマットFM1~FM3のうち、フォーマットFM2を用いて招待状を作成したい場合には、ボタンBT112を押下し、画面G12へと遷移し、そして、招待状生成に係る指定作業を行うことができる。
【0173】
また、フォーマットFM3には、ボタンBT113が対応付けられており、ボタンBT113が押下された場合には、同様に画面G12へと遷移されるようになっている。このようなことから、開催者は、フォーマットFM1~FM3のうち、フォーマットFM3を用いて招待状を作成したい場合には、ボタンBT113を押下し、画面G12へと遷移し、そして、招待状生成に係る指定作業を行うことができる。
【0174】
ここで、画面G11について、ボタンBT111が押下された場合を例に説明する。表示制御部137は、ボタンBT111が押下された場合には、招待状生成に必要な情報を受け付けるための画面G12のデータを取得し、これを画面G12要求元の情報処理端末に送信する。また、画面G12は、招待状生成に係る指定作業を開催者が行うための画面ともいえる。
【0175】
図7の例では、画面G12には、入力欄IF121、入力欄IF122、入力欄IF123、入力欄IF124、入力欄IF125-1およびIF125-2が含まれる。そして、入力欄IF121には「責任者の氏名」が入力される。また、入力欄IF122には「責任者に対応する電子メールアドレス」が入力される。また、入力欄IF123には「SNSアカウント」が入力される。また、入力欄IF124には「所在地情報」が入力される。このようなことから、入力欄IF121~IF124に入力される情報は、開催者側情報として開催者により指定される情報である。
【0176】
また、入力欄IF125-1には「開催場所」が入力される。また、入力欄IF125-2には「開催日時」が入力される。このようなことから、入力欄IF125-1およびIF125-2に入力される情報は、イベント情報として開催者により指定される情報である。
【0177】
また、図7の例では、画面G12には、どのようなサイズのおむつBR1が提供されることを希望するかその「サイズ」を指定するためのチェックボックスが含まれる。具体的には、画面G12には、「新生児サイズ」を指定するためのチェックボックスCB121と、「Sサイズ」を指定するためのチェックボックスCB122と、「Mサイズ」を指定するためのチェックボックスCB123と、「Lサイズ」を指定するためのチェックボックスCB124と、「BIGサイズ」を指定するためのチェックボックスCB125とが含まれる。
【0178】
なお、開催者は、複数のチェックボックスにチェックマークを入力することができ、これにより例えば1人の招待者に対して、サイズが異なるおむつBR1の提供を希望することができる。図1の例を用いると、利用者U11は、例えば、グループG1に属する招待者個々に対して、「新生児サイズ」および「Sサイズ」のおむつBR1の提供を所望しているとする。係る場合、利用者U11は、チェックボックスCB121およびCB122の双方にチェックマークを入力することで、「新生児サイズ」および「Sサイズ」のおむつBR1が提供対象として示された招待状EVIV11を生成させることができる。
【0179】
また、このようなことから、チェックボックスCB121~CB125のいずれかに入力される情報は、製品情報として開催者により指定される情報である。
【0180】
また、図7の例では、画面G12には、SNS連携により招待状の投稿制御を行わせるためのボタンBT1211が表示される。開催者は、例えば、SNSを介して招待状を配布することを希望する場合にはボタンBT1211を押下する。したがって、生成部132は、ボタンBT1211が押下された場合には、入力欄IF121~IF125に入力された情報、および、チェックボックスCB121~CB125のいずれかに入力された情報に基づいて、招待状を生成する招待状生成処理を実行する。また、投稿制御部133は、入力欄IF123に入力された「SNSアカウント」に基づいて、開催者が指定したグループに属する招待者間で生成部132により生成された招待状が共有されるよう投稿制御する。
【0181】
また、図7の例では、画面G12には、招待状をダウンロードするためのボタンBT1212が表示される。開催者は。例えば、ダウンロードした招待状を配布することを希望する場合にはボタンBT1212を押下する。したがって、生成部132は、ボタンBT1212が押下された場合には、入力欄IF121~IF125に入力された情報、および、チェックボックスCB121~CB125のいずれかに入力された情報に基づいて、招待状を生成する招待状生成処理を実行する。また、送信部134は、ダウンロード要求に応じて、招待状をダウンロード可能な状態で要求元の情報処理端末に送信する。
【0182】
なお、例えば、ボタンBT1211またはボタンBT1212のいずれかが押下された場合には、受付部131は、入力欄IF121~IF125に入力された情報、および、チェックボックスCB121~CB125のいずれかに入力された情報を受け付ける。すなわち、受付部131は、ボタンBT1211またはボタンBT1212のいずれかが押下された場合には、招待状生成に必要な情報として、製品情報、開催者側情報、イベント情報を受け付け、これを招待状データベース121に格納する。
【0183】
また、図7に示すように、表示制御部137は、画面G12において、画面G11で指定されたフォーマットを示すフォーマット情報を表示させてもよい。図7の例では、画面G11にてフォーマットFM1が指定されたことに応じて、表示制御部137がフォーマットFM1を示すフォーマット情報を表示させている例が示される。また、画面G11を介したフォーマットの指定は、受付部131によって受け付けられる。
【0184】
次に、図8を用いて、画面G21について説明する。図8は、表示制御される画面の一例(3)を示す図である。表示制御部137は、ボタンBT121が押下された場合には、実施形態に係るキャンペーンへの応募申込に必要な申込情報の入力を受け付けるための画面G21のデータを取得し、これを画面G21要求元の情報処理端末に送信する。
【0185】
画面G21では、実施形態に係るキャンペーンへの応募申込を開催者から受け付けることが可能な構成となっている。この点について、図8の例によると、画面G21には、入力欄IF211、入力欄IF212、入力欄IF213、入力欄IF214、入力欄IF215、入力欄216、入力欄217、入力欄218、入力欄219、入力欄2110、入力欄2111が含まれる。
【0186】
そして、入力欄IF211には、イベント開催者側の妊婦の本名に関する情報である「妊婦本名」が入力される。また、入力欄IF212には、イベント開催者側の妊婦の誕生日に関する情報である「妊婦誕生日」が入力される。また、入力欄IF213には、イベント開催者側の妊婦に連絡可能な電子メールアドレスを示す「E-mail」が入力される。また、入力欄IF214には、イベント開催者側の妊婦個人を識別可能な識別情報である「妊婦個人ID」が入力される。また、入力欄IF215には、イベント開催者側の妊婦に連絡可能な電話番号である「妊婦側電話番号」が入力される。
【0187】
また、入力欄IF216には、イベント開催者側の妊婦の住まいに関する情報である「お住まい住所」が入力される。また、入力欄IF217には、イベント開催者側の妊婦が出産予定のベビーの数に関する情報である「出産予定のベビー数」が入力される。また、入力欄IF218には、イベント開催者側の妊婦の出産予定日に関する情報である「出産予定日」が入力される。また、入力欄IF219には、イベントが開催された日時に関する情報である「イベント開催日時」が入力される。
【0188】
また、入力欄IF2110には、イベント開催者側の妊婦(「妊婦本名」に対応する人物)が本当に妊娠していることを証明するための情報である「妊婦証明」が入力される。例えば、開催者は、対応付けられる「参照(Browse)ボタン」を用いて、自身の開催者装置10に保存される妊婦証明(例えば、超音波検査結果としての超音波画像)を入力することができる。
【0189】
また、入力欄IF2111には、キャンペーン運営元(例えば、事業者Tとの間で関係性を有する事業者)に対して提示する「撮影画像」であって、妊婦と当該妊婦に対して提供された吸収性物品とが撮像された「撮像画像」が入力される。例えば、開催者は、対応付けられる「参照(Browse)ボタン」を用いて、自身の開催者装置10に保存される撮影画像を入力することができる。
【0190】
また、図8の例では、画面G21には、情報処理装置100に対してキャンペーンへの申込の意思表示を行うためのボタンBT211が表示される。したがって、申込受付部135は、ボタンBT211が押下された場合には、入力欄IF211~2111に入力された申込情報を受け付け、これを申込情報データベース122に格納する。
【0191】
次に、図9を用いて、画面G31について説明する。図9は、表示制御される画面の一例(4)を示す図である。
【0192】
例えば、開催者から招待状を受けたことにより招待者となった利用者は、招待状で指定される種別の吸収性物品がイベント当日までに開催者の元に配送されるよう、係る種別の吸収性物品の購入および配送に係る手配を行う。このような、購入および配送に係る手配を支援するための画面として、画面G31が用意される。このため、招待状には、画面G31を案内する案内情報も示されてもよい。
【0193】
ここで、招待者となった利用者が係る案内情報に従って画面G31にアクセスしたとする。例えば、利用者は、案内情報に従って、画面G1のボタンBT122を押下したとする。あるいは、利用者は、案内情報で示される画面G31の所在地(URL)を選択したとする。
【0194】
そうすると、表示制御部137は、吸収性物品を販売する販売店舗のうち、利用者により指定された住所を含む所定のエリアに存在する販売店舗に関する情報が表示される画面G31のデータを取得し、これを画面G31要求元の招待者装置30に送信する。
【0195】
画面G31では、吸収性物品を販売するオンラインショップへとアクセス可能な構成となっている。この点について、図9の例によると、画面G31には、吸収性物品を販売するオンラインショップへと遷移させるバナーコンテンツが表示される。例えば、吸収性物品としておむつBR1を販売するオンラインショップとして、SHOP1、SHOP2、SHOP3、SHOP4が存在していたとすると、表示制御部137は、これら各ショップへと遷移させるバナーコンテンツを画面G31内に表示させる。図9には、表示制御部137が、SHOP1に対応するバナーコンテンツBC1、SHOP2に対応するバナーコンテンツBC2、SHOP3に対応するバナーコンテンツBC3、SHOP4に対応するバナーコンテンツBC4を表示させている例が示される。
【0196】
また、画面G31では、おむつBR1を販売する販売店舗のうち、利用者により指定された住所を含む所定のエリアに存在する販売店舗に関する情報を地図上に表示させることが可能な構成となっている。この点について、図9の例によると、画面G31には、住所の指定を受け付けるための入力欄IF311が含まれる。
【0197】
また、画面G31には、おむつBR1を販売する販売店舗のうち、入力欄IF311に入力された住所に対応するエリア内に存在する販売店舗に関する情報が、このエリアを示す地図情報とともに表示される領域ARMPが含まれる。ここで、販売店舗に関する情報とは、販売店舗の所在地を示す情報や、販売店舗で販売されるおむつBR1の種別を示す情報である。また、さらに、販売店舗に関する情報とは、この種別のおむつBR1がどのような数で梱包された状態で販売されているかを示すパッケージ情報である。
【0198】
また、画面G31には、領域ARMPにおいて表示される販売店舗に関する情報と、連動した情報が表示される領域AR311が含まれる。
【0199】
ここで、利用者U11に対応する招待者の1人である利用者であって、グループG1に属する利用者である利用者G1U2が、おむつBR1を販売する販売店舗を検索するために入力欄IF311に対して住所を入力する場面を想定する。
【0200】
また、このような状態において、例えば、利用者U1が住んでいる場所と、利用者G1U2が住んでいる場所とが非常に離れている遠距離であるとする。係る場合、利用者G1U2が地元の販売店舗でおむつBR1を購入していては、イベントEV1当日までに間に合うよう利用者U1の元におむつBR1が届かない可能性がある。
【0201】
したがって、利用者G1U2は、入力欄IF311に対して、招待状EVIV11に表示される所在地情報を入力することができる。招待状EVIV11に表示される所在地情報は、画面G12の入力欄IF124に入力された所在地情報であって、おむつBR1の配送先を示す住所情報である。すなわち、係る所在地情報は、利用者U11の現住所を示すものである。よって、このような所在地情報を用いれば、利用者G1U2は、利用者U1の所在地近辺に存在する販売店舗を検索することができ、さらに、検索した販売店舗から利用者U1の所在地へと直接おむつBR1を配送するよう当該販売店舗に依頼することができる。そうすると、この結果、利用者G1U2は、遠距離であってもイベントEV1当日までに間に合うよう利用者U1に元におむつBR1を配送させることができるようになる。
【0202】
ここからは、上記例に対応した表示制御処理の一例について説明する。例えば、利用者G1U2は、入力欄IF311に対して、利用者U11に対応する所在地情報を入力し検索ボタンを押下したとする。係る場合、表示制御部137は、入力された所在地情報に基づいて、所在地情報が示す住所に対応する所定エリア内に存在する販売店舗であって、おむつBR1を販売する販売店舗を検索する。なお、表示制御部137は、検索した販売店舗の中から、商品の配達サービスを導入している販売店舗をさらに絞り込み検索してもよい。
【0203】
例えば、実店舗の位置情報と、実店舗で取り扱われている取扱商品とを、実店舗ごとに対応付けて管理する外部サーバが存在する場合には、表示制御部137は、この外部サーバにアクセスして、販売店舗を検索することができる。
【0204】
そして、図9の例では、表示制御部137は、上記所定エリア内に存在するおむつBR1の販売店舗であって、商品の配達サービスを導入している販売店舗として、店舗SM1、店舗SM2、店舗SM3、店舗SM4を検索できたとする。
【0205】
そうすると、次に、表示制御部137は、店舗SM1、店舗SM2、店舗SM3、店舗SM4それぞれについて、当該店舗で販売されるサイズのおむつBR1はどのような数で梱包された状態で販売されているかを示すパッケージ情報を取得する。例えば、表示制御部137は、係るパッケージ情報も外部サーバから取得することができる。図9の例では、表示制御部137は、店舗SM1に対応するパッケージ情報として「RST1-1」を取得し、店舗SM2に対応するパッケージ情報として「RST2-1」を取得し、店舗SM3に対応するパッケージ情報として「RST3-1」を取得し、店舗SM4に対応するパッケージ情報として「RST4-1」を取得したとする。
【0206】
次に、表示制御部137は、入力された所在地情報に対応する所定エリアを示す地図情報MPDA31を領域ARMPに表示させる。
【0207】
また、表示制御部137は、上記例によると、地図情報MPDA31上の位置であって、店舗SM1の所在地を示す位置に対応付けて、店舗SM1を簡易表現する店舗マークMKSM1、および、パッケージ情報「RST1-1」を重畳表示させる。図9の例によれば、おむつBR1「S45」、および、おむつBR1「M90」が、パッケージ情報「RST1-1」として表示されている。そして、係る例は、店舗SM1では、「SサイズのおむつBR1を45枚入りとするパッケージ製品」が現在取り扱われているという情報が利用者G1U2に向けて提供されている例を示す。また、係る例は、店舗SM1では、「MサイズのおむつBR1を90枚入りとするパッケージ製品」が現在取り扱われているという情報が利用者G1U2に向けて提供されている例を示す。
【0208】
また、表示制御部137は、地図情報MPDA31上の位置であって、店舗SM2の所在地を示す位置に対応付けて、店舗SM2を簡易表現する店舗マークMKSM2、および、パッケージ情報「RST2-1」を重畳表示させる。図9の例によれば、おむつBR1「L90」が、パッケージ情報「RST2-1」として表示されている。そして、係る例は、店舗SM2では、「LサイズのおむつBR1を90枚入りとするパッケージ製品」が現在取り扱われているという情報が利用者G1U2に向けて提供されている例を示す。
【0209】
また、表示制御部137は、地図情報MPDA31上の位置であって、店舗SM3の所在地を示す位置に対応付けて、店舗SM3を簡易表現する店舗マークMKSM3、および、パッケージ情報「RST3-1」を重畳表示させる。図9の例によれば、おむつBR1「L90」が、パッケージ情報「RST3-1」として表示されている。そして、係る例は、店舗SM3では、「LサイズのおむつBR1を90枚入りとするパッケージ製品」が現在取り扱われているという情報が利用者G1U2に向けて提供されている例を示す。
【0210】
また、表示制御部137は、地図情報MPDA31上の位置であって、店舗SM4の所在地を示す位置に対応付けて、店舗SM4を簡易表現する店舗マークMKSM4、および、パッケージ情報「RST4-1」を重畳表示させる。図9の例によれば、おむつBR1「L45」、および、おむつBR1「BIG90」が、パッケージ情報「RST4-1」として表示されている。そして、係る例は、店舗SM4では、「LサイズのおむつBR1を45枚入りとするパッケージ製品」が現在取り扱われているという情報が利用者G1U2に向けて提供されている例を示す。また、係る例は、店舗SM4では、「BIGサイズのおむつBR1を90枚入りとするパッケージ製品」が現在取り扱われているという情報が利用者G1U2に向けて提供されている例を示す。
【0211】
また、表示制御部137は、領域ARMPへの表示制御とともに、領域AR311への表示制御も行うことができる。図9の例では、表示制御部137が、パッケージ情報「RST1-1」と連動した店舗情報として、店舗SM1に関する店舗情報「RST1-2」を領域AR311に表示させる例が示される。店舗情報「RST1-2」には、店舗SM1の所在地情報、店舗SM1が運営するウェブページへのリンク情報、配送サービスの有無を示すサービス情報等が含まれてよい。
【0212】
また、図9の例では、表示制御部137が、パッケージ情報「RST2-1」と連動した店舗情報として、店舗SM2に関する店舗情報「RST2-2」を領域AR311に表示させる例が示される。店舗情報「RST2-2」には、店舗SM2の所在地情報、店舗SM1が運営するウェブページへのリンク情報、配送サービスの有無を示すサービス情報等が含まれてよい。
【0213】
また、図9の例では、表示制御部137が、パッケージ情報「RST3-1」と連動した店舗情報として、店舗SM3に関する店舗情報「RST3-2」を領域AR311に表示させる例が示される。店舗情報「RST3-2」には、店舗SM3の所在地情報、店舗SM3が運営するウェブページへのリンク情報、配送サービスの有無を示すサービス情報等が含まれてよい。
【0214】
また、図9の例では、表示制御部137が、パッケージ情報「RST4-1」と連動した店舗情報として、店舗SM4に関する店舗情報「RST4-2」を領域AR311に表示させる例が示される。店舗情報「RST4-2」には、店舗SM4の所在地情報、店舗SM4が運営するウェブページへのリンク情報、配送サービスの有無を示すサービス情報等が含まれてよい。
【0215】
なお、領域AR311に表示される情報は、上記例に限定されず、表示制御部137は、販売店舗に関する情報であればいかなる情報を表示させてもよい。
【0216】
次に、図10を用いて、画面G41について説明する。図10は、表示制御される画面の一例(5)を示す図である。表示制御部137は、画面G1のボタンBT111が押下された場合には、オンラインイベントのために使用可能な通話ツールに関して紹介する画面G41のデータを取得し、これを画面G41要求元の情報処理端末に送信する。
【0217】
画面G41では、オンラインイベントのために使用可能な通話ツールの候補が紹介される。図9の例では、画面G41には、オンラインイベントのために使用可能な通話ツールの候補として、「アプリAP1」(例えば、Zoom)、「アプリAP2」(例えば、Skype)、「アプリAP3」(例えば、Google Hangouts)、「アプリAP4」(例えば、Microsoft Teams)が表示されるとともに、各アプリケーションを紹介する紹介文が対応付けられている例が示される。このような情報処理装置100によれば、オンライン上でイベントを開催するために必要なアプリケーションの候補や、係るアプリケーションの使用方法を開催者に紹介することができる。
【0218】
また、画面G41では、オンラインイベントのために使用可能な通話ツールの候補ごとに、当該ツールで実現されたバーチャル会場にアクセスしてきた招待者に対して背景画面として表示される画像コンテンツをダウンロード可能な構成となっている。係るコンテンツは、例えば、オンラインイベント開催時において、参加者それぞれの情報処理端末(開催者装置10および招待者装置30)に画面表示される、所謂、壁紙である。
【0219】
この点について、図10の例によると、画面G41中の「アプリAP1」には、ボタンBT411が対応付けられており、ボタンBT411が押下された場合には、画像コンテンツの候補の中から任意の画像コンテンツをダウンロードするための画面G42へと遷移されるようになっている。このようなことから、開催者は、「アプリAP1」を使用してオンラインイベントを開催する際に、各参加者の背景画面をアレンジしたい場合には、ボタンBT411を押下する。そして、開催者は、画面G42へと遷移し、「アプリAP1」を使用したオンラインイベント開催時までに予め任意の画像コンテンツをダウンロードしておくことができる。
【0220】
また、画面G41中の「アプリAP2」には、ボタンBT412が対応付けられており、ボタンBT412が押下された場合には、画像コンテンツの候補の中から任意の画像コンテンツをダウンロードするための画面G42へと遷移されるようになっている。このようなことから、開催者は、「アプリAP2」を使用してオンラインイベントを開催する際に、各参加者の背景画面をアレンジしたい場合には、ボタンBT412を押下する。そして、開催者は、画面G42へと遷移し、「アプリAP2」を使用したオンラインイベント開催時までに予め任意の画像コンテンツをダウンロードしておくことができる。
【0221】
また、画面G41中の「アプリAP3」には、ボタンBT413が対応付けられており、ボタンBT413が押下された場合には、画像コンテンツの候補の中から任意の画像コンテンツをダウンロードするための画面G42へと遷移されるようになっている。このようなことから、開催者は、「アプリAP3」を使用してオンラインイベントを開催する際に、各参加者の背景画面をアレンジしたい場合には、ボタンBT413を押下する。そして、開催者は、画面G42へと遷移し、「アプリAP3」を使用したオンラインイベント開催時までに予め任意の画像コンテンツをダウンロードしておくことができる。
【0222】
また、画面G41の「アプリAP4」には、ボタンBT414が対応付けられており、ボタンBT414が押下された場合には、画像コンテンツの候補の中から任意の画像コンテンツをダウンロードするための画面G42へと遷移されるようになっている。このようなことから、開催者は、「アプリAP4」を使用してオンラインイベントを開催する際に、各参加者の背景画面をアレンジしたい場合には、ボタンBT414を押下する。そして、開催者は、画面G42へと遷移し、「アプリAP4」を使用したオンラインイベント開催時までに予め任意の画像コンテンツをダウンロードしておくことができる。
【0223】
ここで、画面G41について、ボタンBT411が押下された場合を例に説明する。表示制御部137は、ボタンBT411が押下された場合には、画像コンテンツの候補の中から任意の画像コンテンツをダウンロードするための画面G42のデータを取得し、これを画面G42要求元の情報処理端末に送信する。
【0224】
図10の例によると、画面G42には、壁紙WP1、壁紙WP2、壁紙WP3、壁紙WP4という4つの壁紙が、画像コンテンツの候補のとして表示されている。また、図10に示すように、壁紙WP1、壁紙WP2、壁紙WP3、壁紙WP4は、それぞれデザインが異なる。
【0225】
また、壁紙WP1には、ボタンBT421が対応付けられており、ボタンBT421を押下した利用者が、壁紙WP1をダウンロードできる構成となっている。また、壁紙WP2には、ボタンBT422が対応付けられており、ボタンBT422を押下した利用者が、壁紙WP2をダウンロードできる構成となっている。また、壁紙WP3には、ボタンBT423が対応付けられており、ボタンBT423を押下した利用者が、壁紙WP3をダウンロードできる構成となっている。また、壁紙WP4には、ボタンBT424が対応付けられており、ボタンBT424を押下した利用者が、壁紙WP4をダウンロードできる構成となっている。
【0226】
ここで、図10の例では、ボタンBT411~BT414のうちのいずれが押下されても、画面G42へと遷移される例が示されるが、ボタンBT411~BT414ごとに、異なるダウンロード画面へと遷移される構成が採用されてもよい。すなわち、アプリケーションごとに、デザインの異なる専用の画像コンテンツをダウンロードできるようなダウンロード画面へと遷移される構成が採用されてもよい。
【0227】
(配信部138について)
図3に戻り、配信部138は、妊婦に関する情報に基づいて、開催者(開催者装置10)に対して所定の情報を配信する。ここでいう、妊婦に関する情報とは、実施形態に係るキャンペーンへの応募申込として開催者から受け付けられた申込情報であってよいし、申込情報以外の任意の情報であってもよい。例えば、開催者が事業者Tから提供される所定のアプリケーション(例えば、育児関連のアプリケーション、あるいは、健康管理に関するアプリケーション等)を利用している場合、妊婦に関する情報は、所定のアプリケーションを介して登録された情報であってもよい。また、妊婦に関する情報は、所定のアプリケーションに係る情報処理によって得られた結果であってもよい。また、このような情報処理装置100によれば、妊婦に関する情報に基づいて、妊婦のための役立つ情報を提供することができる。
【0228】
また、配信部138は、所定の情報として、出産または子育てに関してアドバイスするアドバイス情報を配信することができる。例えば、配信部138は、妊婦に関する情報に基づいて、配信対象の開催者が初産であると判定された場合には、初産であることに応じたアドバイス情報を配信してよい。一例としては、配信部138は、配信対象の開催者以外の他の利用者から収集された初産時の経験談に基づき得られた統計的なアドバイス情報を配信してよい。このような情報処理装置100によれば、例えば、出産にかかる不安を妊婦が解消できるよう支援することができる。
【0229】
また、配信部138は、所定の情報として、出産後において子供との間で行うイベントとしてどのようなイベントがあるかを紹介する紹介コンテンツを配信することができる。例えば、配信部138は、子供が生誕してから経過した経過期間に応じたイベントを紹介する紹介コンテンツを配信することができる。より具体的には、配信部138は、月齢に応じた生誕イベント(例えば、ハーフバースデーといった月齢生誕を祝うためのイベント)を紹介する紹介コンテンツを配信することができる。このような情報処理装置100によれば、両親と子供との間でのアクティビティを提供することができる。
【0230】
また、配信部138は、所定の情報として、妊婦の子供に対して利用され得る製品(子育て製品や、幼児用玩具等)に関する広告コンテンツを配信することができる。例えば、配信部138は、上記妊婦に関する情報に基づいて、妊婦および子供の双方の属性情報を満たすような広告コンテンツを記憶部から抽出し、抽出した広告コンテンツを配信してよい。このような情報処理装置100によれば、子育てにおいてどのような製品を購入すべきか適切に検討させることができる。
【0231】
また、このように広告配信する場合、不図示であるが、情報処理装置100は、広告コンテンツに関する情報を記憶する記憶部を有してよい。係る記憶部では、広告コンテンツを入稿した広告主ごとに、例えば、ターゲティング条件、広告コンテンツの実データ、入札単価等が対応付けられた状態で記憶される。
【0232】
また、配信部138は、上記妊婦に関する情報に基づき、妊婦と当該妊婦の子供とが撮像された撮像画像を開催者が投稿したと判定された場合には、投稿行動に応じた所定の特典情報を配信することができる。また、投稿先のサービスはいかなるサービスであってもよく、例えば、画面G12の入力欄IF123において開催者側情報の1つとして入力された「SNSアカウント」に対応するSNSであってもよい。また、投稿先のサービスは、事業者Tによって提供されるサービス(例えばブラウザを介してアクセス可能なサービス)であってもよい。
【0233】
また、投稿行動に応じた所定の特典情報とは、例えば、クーポンであってよい。また、例えば、投稿行動に応じた所定の特典情報がクーポンである場合、係るクーポンは、上記広告コンテンツに付されて配信されるクーポンであってよい。具体的には、係るクーポンは、この広告コンテンツで広告対象となっている商品に対して利用可能なクーポンであっってよい。このような情報処理装置100によれば、両親が子供との思い出を写真として残せる機会を増やすことができる。
【0234】
なお、配信部138は、妊婦に関する情報に基づき、妊婦と当該妊婦の子供とが撮像された撮像画像を開催者が投稿したと判定された場合には、投稿行動に応じたポイントを開催者に対して付与してもよい。
【0235】
〔5.処理手順〕
次に、図11を用いて、実施形態に係る情報処理の手順について説明する。図11は、実施形態に係る情報処理手順を示すフローチャートである。なお、図11では、イベントの開催者は、妊婦本人であるものとする。
【0236】
まず、受付部131は、招待状生成に必要な情報をイベントの開催者から受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。例えば、受付部131は、招待状生成に必要な情報として、製品情報、開催者側情報、イベント情報を開催者から受け付けたか否かを判定する。例えば、受付部131は、妊婦がイベントに招待された招待者に対して提供を所望する吸収性物品(具体的には、吸収性物品の種別)の指定を、イベントの開催者から受け付けたか否かを判定する。
【0237】
受付部131は、招待状生成に必要な情報を受け付けていないと判定している間は(ステップS101;No)、招待状生成に必要な情報を受け付けたと判定できるまで待機する。
【0238】
一方、生成部132は、招待状生成に必要な情報が受け付けられたと判定された場合には(ステップS101;Yes)、招待状生成処理を行う(ステップS102)。例えば、生成部132は、製品情報、開催者側情報、イベント情報に基づいて、開催者により指定された種別(例えば、サイズ)の吸収性物品が提供対象として示された招待状であって、開催者の氏名、連絡先(電子メールアドレス)、所在地情報、イベント開催場所、イベント開催日時が表示された招待状を生成する。
【0239】
また、生成部132は、生成した招待状の配布形態を判定する(ステップS103)。具体的には、生成部132は、招待状生成に必要な情報に関する指定を行った上記開催者がどのような形態で招待状を配布することを希望しているかを判定する。より具体的には、生成部132は、係る開催者が招待状をSNS投稿により配布したいのか、ダウンロードした招待状を配布したいのかを判定する。
【0240】
そして、投稿制御部133は、SNSを介して招待状を配布することを開催者が希望していると判定された場合には(SNSで配布)、開催者が使用するSNSでの自己アカウントに対応するグループのうち、開催者が指定したグループに属する招待者間で招待状が共有されるよう、当該SNSに対する投稿制御を実行する(ステップS104-1)。一方、送信部134は、ダウンロードした招待状を配布することを開催者が希望していると判定した場合には(DLして配布)、ダウンロード要求に応じて、招待状をダウンロード可能な状態で開催者装置10に送信する(ステップS104-2)。
【0241】
〔6.変形例〕
上記実施形態に係る情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。
【0242】
〔6-1.アドバイス提示で種別指定を支援(1)〕
上記実施形態では、表示制御部137が、開催者向けの情報として画面G12を利用者に対して表示制御し、受付部131が、どのような種別の吸収性物品が招待者から提供されることを所望するのかその種別(例えば、おむつBR1のサイズ)の指定を開催者から受け付ける例を示した。
【0243】
しかしながら、開催者は、どの招待者に対してどの種別の吸収性物品を希望すればよいか適切に判断することができない場合がある。この点について、図1の例を用いると、利用者U11は、グループG1に属する利用者に対してはどのサイズのおむつBR1を希望し、グループG2に属する利用者に対してはどのサイズのおむつBR1を希望すればよいか適切に判断することができない場合がある。
【0244】
したがって、表示制御部137は、開催者に対して不織布製品の指定を支援できるようなアドバイス情報を開催者に提示してもよい。具体的には、表示制御部137は、妊婦がイベントに招待された招待者に対して提供を所望する不織布製品であって、当該妊婦の子供が用いる不織布製品の指定を支援するアドバイス情報を提示してもよい。すなわち、表示制御部137は、妊婦がイベントに招待された招待者に対して提供を所望する不織布製品であって、当該妊婦の子供が用いる不織布製品の指定を支援するアドバイス情報が開催者装置10に表示されるよう表示制御してもよい。
【0245】
ここで、係るアドバイス情報は、不織布製品の指定に関する所定の情報に基づき決定されてよい。例えば、係るアドバイス情報は、不織布製品の指定に関する統計情報に基づき決定されてよい。
【0246】
例えば、情報処理装置100は、超音波検査結果や妊婦から申告された情報に基づいて、「2,500g~3,000g程度の子供を出産予定の妊婦は、SサイズのおむつBR1を指定する傾向にある」との統計情報を得られているとする。係る場合、表示制御部137は、開催者がおむつBR1のサイズを指定する際に、この統計情報に基づくアドバイス情報を表示制御する。例えば、表示制御部137は、画面G12内において統計情報に基づくアドバイス情報が表示されるよう表示制御することができる。また、例えば、表示制御部137は、画面G12に含まれるチェックボックスに開催者がチェックマークを入力しようとした際に、統計情報に基づくアドバイス情報が表示される別ウィンドウを表示制御してもよい。
【0247】
また、統計情報に基づくアドバイス情報の一例としては、「2,500g~3,000g程度のお子さんを出産ご予定の場合には、SサイズのおむつBR1をおすすめします」といったテキスト情報や、「3,000g~3,500g程度以上のお子さんを出産ご予定の場合には、MサイズのおむつBR1をおすすめします」といったテキスト情報が考えられる。
【0248】
〔6-2.アドバイス提示で種別指定を支援(2)〕
また、上述したように、実施形態に係る情報処理装置100によれば、子供の成長に応じた種別の吸収性物品が適度な数(例えば、期間が短い新生児期に対応する新生児サイズの吸収性物品は少なめ、期間が長めの幼児期に対応するサイズの吸収性物品は多め)だけ妊婦が得られるような招待状を、開催者側が各グループに属する相手に向けて配布できるよう支援することができるようになる。
【0249】
よってこのような支援をより強固なものとできるよう、例えば、表示制御部137は、「少人数グループには、新生児サイズを依頼することをおすすめします」といったアドバイス情報を表示させることができる。係るアドバイス情報は、期間が短い新生児期に対応する新生児サイズは、少数でよいため少人数グループに属する利用者に依頼すべきという観点に基づくものである。
【0250】
また、例えば、表示制御部137は、「多人数グループには、Mサイズを依頼することをおすすめします」といったアドバイス情報を表示させることができる。係るアドバイス情報は、期間が長めの幼児期に対応するMサイズは、まとまった数が必要とされる傾向にあるため多人数グループに属する利用者に依頼すべきという観点に基づくものである。
【0251】
〔7.その他〕
上記した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部は、手動的に行われてもよい。また、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部は、公知の方法で自動的に行われてもよい。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られるものではない。
【0252】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されなくともよい。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られない。また、各構成要素は、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成してもよい。また、上記してきた各処理は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実行されてもよい。
【0253】
〔8.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る情報処理装置100は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、キャッシュ1040、メモリ1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続される。
【0254】
演算装置1030は、キャッシュ1040やメモリ1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。キャッシュ1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するキャッシュである。また、メモリ1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現されるメモリである。
【0255】
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現されてよい。一方、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
【0256】
例えば、入力装置1020は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置により実現されてもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体により実現されてもよい。
【0257】
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する機能を有する。
【0258】
ここで、演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行うこととなる。例えば、演算装置1030は、入力装置1020やメモリ1050からプログラムをキャッシュ1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。例えば、コンピュータ1000が情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、キャッシュ1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現することとなる。
【0259】
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【符号の説明】
【0260】
1 情報処理システム
10 開催者装置
30 招待者装置
100 情報処理装置
120 記憶部
121 招待状データベース
122 申込情報データベース
130 制御部
131 受付部
132 生成部
133 投稿制御部
134 送信部
135 申込受付部
136 応募管理部
137 表示制御部
138 配信部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12