(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-12
(45)【発行日】2023-06-20
(54)【発明の名称】ケーブル接続装置
(51)【国際特許分類】
H02G 15/10 20060101AFI20230613BHJP
H02G 1/14 20060101ALI20230613BHJP
H01R 31/06 20060101ALI20230613BHJP
H01R 4/70 20060101ALI20230613BHJP
【FI】
H02G15/10
H02G1/14
H01R31/06 P
H01R31/06 A
H01R4/70 Z
(21)【出願番号】P 2020063260
(22)【出願日】2020-03-31
【審査請求日】2022-09-15
(73)【特許権者】
【識別番号】000005083
【氏名又は名称】株式会社プロテリアル
(74)【代理人】
【識別番号】110000578
【氏名又は名称】名古屋国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】川瀬 裕介
(72)【発明者】
【氏名】相島 幸則
(72)【発明者】
【氏名】大田和 健一
【審査官】神田 太郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-143039(JP,A)
【文献】特開2002-101544(JP,A)
【文献】特開2000-295754(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02G 15/10
H02G 1/14
H01R 31/06
H01R 4/70
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
凸形状に形成されるとともに前記凸形状の端面に第1導体が露出された第1接続部および凹形状に形成されるとともに前記凹形状の内面に第2導体が露出された第2接続部と導電可能に接続されるケーブル接続装置であって、
前記第1接続部が挿入可能な凹形状を有する第1端子部と、前記第2接続部に挿入可能な凸形状を有する複数の第2端子部と、を少なくとも有する構造体と、
前記構造体の内部に配置されるとともに長尺形状に形成された導電性を有する内部導体であって、前記内部導体の側面が前記第1端子部の内面に露出し、前記内部導体の端面が前記第2端子部の端面に露出する内部導体と、
前記第1接続部の前記第1導体と前記内部導体の側面とを導電可能に固定する第1固定部と、
が設けられているケーブル接続装置。
【請求項2】
前記構造体における前記内部導体を跨いだ前記第1端子部の反対側には、前記内部導体の側面が露出する開口部が設けられ、
前記内部導体には、前記開口部および前記第1端子部に開口するとともに前記第1固定部が挿通可能な貫通孔が設けられ、
前記第1固定部は前記貫通孔に挿通され、前記第1接続部の前記第1導体と前記内部導体とを導電可能に固定する請求項1記載のケーブル接続装置。
【請求項3】
前記開口部を閉塞し、前記内部導体と前記構造体の外部とを絶縁可能とする絶縁栓が更に設けられている請求項2記載のケーブル接続装置。
【請求項4】
前記構造体の周囲に配置されるとともに前記第1接続部を有する基部に着脱可能とされ、前記基部に取り付けられたときに前記構造体を支える支持部が更に設けられている請求項1から3のいずれか1項に記載のケーブル接続装置。
【請求項5】
前記内部導体における前記第2端子部の端面に露出している面には、前記第2接続部の固定に用いられる第2固定部がさらに設けられている請求項1から4のいずれか1項に記載のケーブル接続装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄道車両に用いられて好適なケーブル接続装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電気機器に適用される機器直結形のケーブル終端接続部であって、分岐するケーブルの数を増設可能な終端接続部が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
その一方で、鉄道車両においても集電装置を用いて集電した電力を車両の各所へ供給するケーブルが用いられている。鉄道車両用のケーブルを鉄道車両に敷設する際には、電気機器の場合と同様に、ケーブルとケーブル以外の機器とを接続する終端接続部や、ケーブル同士を接続する中間接続部が必要に応じて用いられている。
【0005】
なお、以降で中間接続部および終端接続部を区別しない場合には単に接続部と表記する。また、接続部はターミネーション(termination)またはジョイント(joint)とも表記される。
【0006】
ビルなどの施設に配置される電気機器と比較して、鉄道車両は車両走行による振動および衝撃が発生するという違いがある。特許文献1に開示されている終端接続部では、車両走行による振動および衝撃に対して接続部の機械的な強度が不足するおそれがあった。
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、鉄道車両に用いることが容易な機械的強度を確保しやすいケーブル接続装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明のケーブル接続装置は、凸形状に形成されるとともに前記凸形状の端面に第1導体が露出された第1接続部および凹形状に形成されるとともに前記凹形状の内面に第2導体が露出された第2接続部と導電可能に接続されるケーブル接続装置であって、前記第1接続部が挿入可能な凹形状を有する第1端子部と、前記第2接続部に挿入可能な凸形状を有する複数の第2端子部と、を少なくとも有する構造体と、前記構造体の内部に配置されるとともに長尺形状に形成された導電性を有する内部導体であって、前記内部導体の側面が前記第1端子部の内面に露出し、前記内部導体の端面が前記第2端子部の端面に露出する内部導体と、前記第1接続部の前記第1導体と前記内部導体の側面とを導電可能に固定する第1固定部と、が設けられている。
【発明の効果】
【0009】
本発明のケーブル接続装置によれば、内部導体はその側面が第1端子部の第1導体と固定され、第1端子部における第1接続部の端面の位置から、内部導体が複数の第2端子部のそれぞれに向かって延びている。そのため、第2端子部を第1端子部に近づけやすくなり、鉄道車両に用いることが容易な機械的強度を確保しやすくなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の一実施形態に係るケーブル接続装置の構成を説明する分解図である。
【
図2】
図1のケーブル接続装置が機器、第1ケーブルおよび第2ケーブルに接続された状態を説明する模式図である。
【
図3】第1ケーブルおよび第2ケーブルが異なる姿勢で接続された状態を説明する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
この発明の一実施形態に係るケーブル接続装置について、
図1から
図3を参照しながら説明する。本実施形態ではケーブル接続装置1が、鉄道車両に用いられる例に適用して説明する。具体的には、パンタグラフなどの集電装置を用いて集電した電力を車両の各所へ供給するケーブル(例えば、超高圧ケーブル)の接続に用いられる例に適用して説明する。このケーブルは、鉄道車両の屋根上や、床下や、車両と車両との間の側面などに敷設される。
【0012】
本実施形態のケーブル接続装置1が適用される鉄道車両は、交流電源を用いる鉄道車両である。より具体的には、単相交流電源を用いる鉄道車両である。なお、三相交流電源を用いる鉄道車両であってもよい。
【0013】
交流電源の周波数は50Hzや60Hzの商用周波数であってもよいし、商用周波数以外の周波数であってもよい。交流電源の電圧は20kVや25kVなどを例示することができるが、これらの電圧以外の電圧であってもよい。
【0014】
ケーブル接続装置1は、
図1に示すように、機器50に着脱可能に接続される。また、ケーブル接続装置1には、第1ケーブル60Aおよび第2ケーブル60Bが着脱可能に接続される。機器50は鉄道車両に搭載される機器を例示することができる。第1ケーブル60Aおよび第2ケーブル60Bは、鉄道車両に供給される交流電源の電圧(例えば20kVや25kV)に対応した定格電圧を有するものである。
【0015】
なお、第1ケーブル60Aおよび第2ケーブル60Bにおける導体や、絶縁体や、シールドや、シースなどを含む構成は公知の構成を用いることができる。また、導体や、絶縁体や、シールドや、シースを形成する材料も公知の材料を用いることができる。
【0016】
機器50には、壁部51と、基部52と、ケーブル接続装置1との接続に用いられる接続端末(第1接続部)53と、が設けられている。
壁部51は機器50の外形を形成するとともに、基部52や接続端末53などを支持する部材である。基部52は、後述する支持部40が着脱可能に取り付けられる部材である。
【0017】
接続端末53はケーブル接続装置1との接続に用いられる部材である。接続端末53は、後述する第1端子部11に挿入される凸形状に形成された端末であり、公知の規格に対応する形状を有している。公知の規格としては、欧州規格(European Norm)のEN50181などを例示することができる。
【0018】
本実施形態では、壁部51から突出して設けられる円筒形状および円錐台形状を足し合わせた形状に形成された端末部54と、端末部54の内部に配置され端末部54の端部に露出する面を有する導体(第1導体)55と、導体55の露出する面に設けられ後述する第1固定部25との固定に用いられるボルト孔56とが、接続端末53に設けられている例に適用して説明する。
【0019】
第1ケーブル60Aおよび第2ケーブル60Bには、ケーブル接続装置1との接続に用いられる終端接続部(第2接続部)61A,61Bが設けられている。終端接続部61A,61Bは、後述する第2端子部15A,15Bが挿入される凹形状に形成された端末であり、公知の規格に対応する形状を有している。公知の規格としては、欧州規格(European Norm)のEN50181などを例示することができる。
【0020】
本実施形態では、第1ケーブル60Aまたは第2ケーブル60Bと直交して配置された筒状部材であって、第2端子部15A,15Bと対応する円錐状の内周面を有る接続凹部62が設けられた終端部63と、第1ケーブル60Aまたは第2ケーブル60Bの導体と導電可能であり接続凹部62の端面に露出する接続端子(第2導体)64と、ケーブル接続装置1への固定に用いられる第2固定部21に対応する第2ボルト65とが、終端接続部61A,61Bに設けられている例に適用して説明する。
【0021】
ケーブル接続装置1には、
図1に示すように、構造体10と、内部導体20と、絶縁栓30と、支持部40と、が設けられている。
構造体10は、ケーブル接続装置1の外形を構成する部材である。構造体10の内部には内部導体20が配置されている。構造体10は内部導体20と外部とを絶縁する部材でもある。構造体10を形成する材料としては、絶縁性のエポキシ樹脂を例示することができる。
【0022】
構造体10には、第1端子部11と、第2端子部15A,15Bと、開口部17と、キャップ部19と、が設けられている。
第1端子部11は、構造体10に凹形状に形成された部分であり、構造体10における機器50と対向する面に形成されている。第1端子部11は、機器50の接続端末53が着脱される部分である。
【0023】
第1端子部11は、接続端末53の外形と対応する円錐台形状の内周面を有する凹形状に形成されている。第1端子部11における内周面には絶縁部12が層状に形成されている。第1端子部11における底部には内部導体20が露出している。
【0024】
構造体10における第1端子部11の周囲には段差が形成され、当該段差には第1端子部11の周囲を囲う遮蔽部13が設けられている。遮蔽部13は、ケーブル接続装置1が機器50に配置された際に、基部52と接触する部材である。遮蔽部13は、基部52と接触することによりケーブル接続装置1の外部から第1端子部11に異物が侵入することを防止するものである。
【0025】
第2端子部15A,15Bは、突出して形成された構造体10の部分であり、終端接続部61A,61Bが着脱される部分である。第2端子部15A,15Bは、終端接続部61A,61Bの接続凹部62の内面形状と対応する円錐台状の形状を有している。第2端子部15A,15Bにおける端面には内部導体20が露出している。
【0026】
開口部17は、構造体10における内部導体20を跨いだ第1端子部11と反対側に形成され、内部に絶縁栓30が着脱可能に配置される凹部である。開口部17の底面には、内部導体20が露出している。本実施形態では、開口部17は内部導体20に向かって径が小さくなる円錐台状に形成された内面を有している例に適用して説明する。
【0027】
キャップ部19は開口部17の開口を覆う部材である。キャップ部19は、開口部17の開口に応じた形状に形成された板状の部材であり、縁には折り曲げ部が設けられている。本実施形態のようにキャップ部19が設けられていてもよいし、設けられていなくてもよい。
【0028】
内部導体20は、構造体10の内部に配置される部材である。内部導体20は導電性を有する材料、例えば銅から形成されている。内部導体20は、第2端子部15A,15Bの間をつないで配置され、側面が第1端子部11の内面に露出している。
【0029】
内部導体20の第2端子部15A,15Bにおける露出面は、終端接続部61A,61Bと導電可能に接触する面である。内部導体20の第2端子部15A,15Bにおける露出面のそれぞれには、終端接続部61A,61Bとの固定に用いられる第2固定部21が設けられている。第2固定部21は、終端接続部61A,61Bの第2ボルト65に対応するボルト孔である。
【0030】
第1端子部11の内面に露出している内部導体20の側面は、接続端末53の導体55と導電可能に接触する面である。内部導体20には、開口部17および第1端子部11に開口する貫通孔22が設けられている。貫通孔22は、後述する第1固定部25が挿通される孔である。貫通孔22における開口部17側の開口には、径が広がる段差形状を有する座繰りが設けられていてもよい。
【0031】
第1固定部25は、内部導体20および導体55を導電可能に接触した状態で固定する部材である。本実施形態では、第1固定部25が、円周面に雄ネジが形成された棒状の部材であって、貫通孔22に挿通され導体55のボルト孔56に螺合されるネジ部材と、ネジ部材に螺合されるナット部材の組合せである例に適用して説明する。
【0032】
絶縁栓30は開口部17に配置される部材であって、開口部17を閉塞する絶縁部材である。絶縁栓30は第1固定部25の周囲を覆う部材でもある。絶縁栓30を形成する材料としては、絶縁性のエポキシ樹脂を例示することができる。
【0033】
支持部40は、基部52に取り付けられた構造体10を支える部材である。支持部40は、基部52に対して着脱可能に固定される構成を有している。支持部40には、構造体10に接触して構造体10を押える第1鍔部41と、基部52に接触して固定に用いられる貫通孔を有する第2鍔部42と、が設けられている。支持部40は一体に形成された部材であってもよいし、複数の部材から構成されるものであってもよい。
【0034】
次に、上記の構成からなるケーブル接続装置1と機器50との接続、ケーブル接続装置1に対する第1ケーブル60Aおよび第2ケーブル60Bの接続について
図2および
図3を参照しながら説明する。
【0035】
ケーブル接続装置1は、機器50の接続端末53に接続される。具体的には、接続端末53が第1端子部11に挿入される。このとき接続端末53の導体55が、第1端子部11に露出する内部導体20と導電可能に接触する。
【0036】
第1固定部25が内部導体20の貫通孔22に挿通され、先端がボルト孔56に螺合される。このとき、第1固定部25のナット部は内部導体20の開口部17側に配置されている。内部導体20と導体55とは第1固定部25により固定される。
【0037】
絶縁栓30が開口部17に嵌めこまれ、支持部40により構造体10が支えられる。具体的には、基部52との間に構造体10を挟んで支持部40が配置され、第1鍔部41が構造体10に押し当てられ、第2鍔部42が基部52に押し当てられる。第2鍔部42の貫通孔にボルトが挿通され、当該ボルトが基部52のボルト孔に締め込まれる。その後、開口部17の開口がキャップ部19により閉塞される。
【0038】
また、ケーブル接続装置1に第1ケーブル60Aおよび第2ケーブル60Bが取り付けられる。具体的には、終端接続部61A,61Bの接続凹部62に第2端子部15A,15Bが挿入される。終端接続部61A,61Bの第2ボルト65が内部導体20の第2固定部21に締め込まれる。第1ケーブル60Aおよび第2ケーブル60Bの接続端子64は、内部導体20と導電可能に接触し、第1ケーブル60Aおよび第2ケーブル60Bはケーブル接続装置1に固定される。
【0039】
上記の構成のケーブル接続装置1によれば、第2端子部15A,15Bを第1端子部11に近づけやすくなる。そのため、第2端子部15A,15Bが第1端子部11から離れている場合と比較して、ケーブル接続装置1における振動や衝撃に対する機械的な強度を確保しやすくなる。
【0040】
内部導体20は、その側面が第1端子部11の導体55と固定される。第1端子部11における接続端末53の端面の位置から、内部導体20が第2端子部15A,15Bのそれぞれに向かって延びている(言い換えると分岐している。)。
【0041】
当該端面から分岐することにより、接続端末53の端面から離れた位置から分岐している場合と比較して、第2端子部15A,15Bを第1端子部11に近づけて配置しやすくなる。つまり、ケーブル接続装置1における振動や衝撃に対する機械的な強度を確保しやすくなる。
【0042】
ケーブル接続装置1は、2つの第2端子部15A,15Bを有している。そのため、機器50にケーブル接続装置1を接続することにより、並列に接続される他の機器へ分岐する端子を提供することができる。また、鉄道車両の特別高圧システム改造時にケーブル接続装置1を利用することで、増設されるシステムへの電力供給を分岐することができる。
【0043】
内部導体20における開口部17に露出する領域に貫通孔22を設けることにより、接続端末53の導体55と内部導体20との導電可能な固定を行いやすくなる。具体的には、開口部17から第1固定部25を貫通孔22に挿通させる。挿通させた第1固定部25の端部を、第1端子部11に配置された接続端末53の導体55に係合させる。第1固定部25により導体55と内部導体20とを導通可能に接触させ、接触した状態で導体55および内部導体20を固定する。
【0044】
開口部17を閉塞する絶縁栓30を設けることにより、絶縁栓30を設けない場合と比較して、内部導体20の絶縁を保ち易くなる。さらに、構造体10の外部から開口部17の内部に異物の侵入を防ぎやすくなる。
【0045】
支持部40を設けることにより、基部52に取り付けられた支持部40により構造体10を支持することができる。そのため、支持部40を設けない場合と比較して、ケーブル接続装置1における振動や衝撃に対する機械的な強度をさらに確保しやすくなる。
【0046】
第2固定部21を設けることにより、他の方法で固定する場合と比較して、終端接続部61A,61Bを第2端子部15A,15Bに固定する作業を行いやすくなる。また、構造体10に固定される終端接続部61A,61Bの相対姿勢を、
図3に示すように、第2固定部21を中心として回転した所望の相対姿勢に設定しやすくなる。
図3では、第1ケーブル60Aが紙面から手前に向かって延びる姿勢とされ、第2ケーブル60Bが紙面から奥に向かって延びる姿勢とされている例が示されている。
【0047】
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施形態では、ケーブル接続装置1には2つの第2端子部15A,15Bが設けられている例に適用して説明したが、3つ以上の第2端子部が設けられてもよく、第2端子部の数を限定するものではない。
【符号の説明】
【0048】
1…ケーブル接続装置、 10…構造体、 17…開口部、 11…第1端子部、 15A,15B…第2端子部、 20…内部導体、 21…第2固定部、 22…貫通孔、 25…第1固定部、 30…絶縁栓、 40…支持部、 53…接続端末(第1接続部)、 61A,61B…終端接続部(第2接続部)