(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-23
(45)【発行日】2023-07-03
(54)【発明の名称】ローカルワードラインドライバデバイス、メモリデバイス、およびその製造方法
(51)【国際特許分類】
H10B 41/40 20230101AFI20230626BHJP
H10B 43/40 20230101ALI20230626BHJP
H01L 21/336 20060101ALI20230626BHJP
H01L 29/788 20060101ALI20230626BHJP
H01L 29/792 20060101ALI20230626BHJP
H01L 21/8234 20060101ALI20230626BHJP
H01L 27/088 20060101ALI20230626BHJP
H01L 21/76 20060101ALI20230626BHJP
H01L 21/02 20060101ALI20230626BHJP
【FI】
H10B41/40
H10B43/40
H01L29/78 371
H01L27/088 H
H01L27/088 E
H01L21/76 L
H01L21/02 B
(21)【出願番号】P 2021570483
(86)(22)【出願日】2019-11-28
(86)【国際出願番号】 CN2019121565
(87)【国際公開番号】W WO2021102789
(87)【国際公開日】2021-06-03
【審査請求日】2021-11-26
(73)【特許権者】
【識別番号】519237948
【氏名又は名称】長江存儲科技有限責任公司
【氏名又は名称原語表記】Yangtze Memory Technologies Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.88 Weilai 3rd Road,East Lake High-tech Development Zone,Wuhan,Hubei,China
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】チェン・ガン
(72)【発明者】
【氏名】ウェイ・リウ
(72)【発明者】
【氏名】シ・チ・フアン
(72)【発明者】
【氏名】シュンフ・チェン
【審査官】小山 満
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-236014(JP,A)
【文献】特開2007-207815(JP,A)
【文献】特開2009-295616(JP,A)
【文献】特開2017-183402(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0100758(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2015/0179264(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2015/0270391(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第1462478(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H10B 41/40
H10B 43/40
H01L 21/336
H01L 29/788
H01L 29/792
H01L 21/8234
H01L 27/088
H01L 21/76
H01L 21/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板と、
前記基板上に形成されるトランジスタ構造のアレイであって、前記トランジスタ構造が行と列で構成され、前記基板が、
各々が前記トランジスタ構造の隣接する行の間にある複数の第1のフィールド領域、および
各々が前記トランジスタ構造の隣接する列の間にある複数の第2のフィールド領域を含む、トランジスタ構造のアレイと、
前記基板の、前記複数の第1のフィールド領域または前記複数の第2のフィールド領域のうちの少なくとも1つのフィールド領域に形成される、ディープトレンチ分離構造と
を含
み、
前記アレイ中の前記トランジスタ構造がN型トランジスタを含み、
pウェルタップが、前記基板の、前記複数の第1のフィールド領域または前記複数の第2のフィールド領域のうちの1つまたは複数の残りのフィールド領域上に形成される、ローカルワードラインドライバデバイス。
【請求項2】
前記ディープトレンチ分離構造が、約0.5ミクロン未満
(ゼロは含まない)の幅を有する、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記ディープトレンチ分離構造が、シリコン酸化物、シリコン窒化物、またはシリコン酸窒化物を含む材料から作られる、請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
前記ディープトレンチ分離構造が前記基板の厚さすべてを通過する、請求項1に記載のデバイス。
【請求項5】
前記トランジスタ構造のアレイの反対の側の前記基板上に形成される誘電体層をさらに含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項6】
前記ディープトレンチ分離構造が、前記基板の、前記複数の第1のフィールド領域または前記複数の第2のフィールド領域の各々に形成される、請求項1に記載のデバイス。
【請求項7】
前記アレイ中のトランジスタ構造の列が、1つのディープトレンチ分離構造と1つのpウェルタップによって挟まれる、請求項
1に記載のデバイス。
【請求項8】
前記ディープトレンチ分離構造が、前記複数の第2のフィールド領域の各々に形成され、
前記pウェルタップが、前記基板の前記複数の第1のフィールド領域の各々に形成される、請求項
1に記載のデバイス。
【請求項9】
前記ディープトレンチ分離構造が、前記複数の第1のフィールド領域の各々に形成され、
前記pウェルタップと前記ディープトレンチ分離構造が、前記基板の前記複数の第2のフィールド領域に交互に形成される、請求項
1に記載のデバイス。
【請求項10】
基板と、
前記基板上に形成されるトランジスタ構造のアレイであって、前記トランジスタ構造が行と列で構成され、前記基板が、
各々が前記トランジスタ構造の隣接する行の間にある複数の第1のフィールド領域、および
各々が前記トランジスタ構造の隣接する列の間にある複数の第2のフィールド領域
を含む、トランジスタ構造のアレイと、
前記基板の、前記複数の第1のフィールド領域または前記複数の第2のフィールド領域のうちの少なくとも1つのフィールド領域に形成される、ディープトレンチ分離構造と
を含
み、
前記アレイ中の前記トランジスタ構造がN型トランジスタを含み、
pウェルタップが、前記基板の、前記複数の第1のフィールド領域または前記複数の第2のフィールド領域のうちの1つまたは複数の残りのフィールド領域上に形成される、ローカルワードラインドライバデバイスを備える、メモリデバイス。
【請求項11】
第1の基板、行と列で構成され前記第1の基板上に形成されたトランジスタ構造のアレイ、前記第1の基板中で隣接するトランジスタ構造間に形成された分離構造、およびトランジスタ構造のアレイ上に形成された第1の誘電体層を含む、第1のウェハを提供するステップと、
第2の基板および前記第2の基板上に形成された第2の誘電体層を含む第2のウェハを提供するステップと、
前記第2のウェハの前記第2の誘電体層を前記第1のウェハの前記第1の誘電体層と結合するステップと、
薄い第1の基板を実現するために前記第1の基板を薄くするステップと、
前記薄い第1の基板を通して背面ディープトレンチを形成するステップであって、前記背面ディープトレンチが、前記第1のウェハの前記分離構造に接続される、ステップと、
前記背面ディープトレンチ中に誘電体材料を形成することによって、対応する分離構造上に背面ディープトレンチ分離構造を形成するステップと
を含む、メモリデバイスを形成するための方法。
【請求項12】
前記第1の基板が、
各々がトランジスタ構造の隣接する行の間にある複数の第1のフィールド領域、および
各々がトランジスタ構造の隣接する列の間にある複数の第2のフィールド領域
を含む、請求項
11に記載の方法。
【請求項13】
前記アレイ中の前記トランジスタ構造がN型トランジスタを含み、
前記第2のウェハの前記第2の誘電体層を前記第1のウェハの前記第1の誘電体層と結合するステップの前に、前記第1のウェハ中にその後形成される背面ディープトレンチ分離構造がない、1つまたは複数のフィールド領域中にpウェルタップを形成するステップ
をさらに含む、請求項
12に記載の方法。
【請求項14】
前記薄い第1の基板上に第3の誘電体層を形成するステップをさらに含み、
前記背面ディープトレンチを形成するステップが、
前記第3の誘電体層および前記薄い第1の基板を通して前記背面ディープトレンチを形成するステップ
をさらに含む、請求項
11に記載の方法。
【請求項15】
前記第2のウェハがメモリアレイを含む、請求項
11に記載の方法。
【請求項16】
前記背面ディープトレンチ分離構造と前記分離構造が異なる材料から作られる、請求項
11に記載の方法。
【請求項17】
前記背面ディープトレンチ分離構造が、シリコン酸化物またはシリコン酸窒化物を含む材料から作られる、請求項
11に記載の方法。
【請求項18】
前記背面ディープトレンチ分離構造が、化学的気相堆積(CVD)、物理的気相堆積(PVD)、および原子層堆積(ALD)を含む堆積プロセスによって形成される、請求項
11に記載の方法。
【請求項19】
前記背面ディープトレンチが、対応する分離構造の表面を少なくとも部分的に露出させる、請求項
11に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般的に、メモリデバイスの分野に関し、より詳細には、ローカルワードラインドライバデバイスおよびその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
高密度メモリでは、メモリセルのアレイが、メモリセルのブロックへと分割される。各ブロックは、ローカルワードラインを含み、対応するローカルワードラインドライバを必要とする場合がある。グローバルワードラインドライバが、アレイ中のブロックの列のために、グローバルワードラインの組を駆動する。グローバルワードラインの組の中の各ワードラインは、高密度デバイスのための読み出し、プログラム、および消去などといった、選択したブロックに加えられる動作に従って設定される。いくつかの場合では高電圧が必要な場合がある。ワードラインドライバは、グローバルワードラインからローカルワードラインへ電圧を伝達するために使用されるパストランジスタを含む場合がある。
【0003】
3次元NANDメモリでは、チップサイズの制約によって、XDECパストランジスタ回路中のHVN(すなわち、高電圧NMOS)デバイス間の間隔が、X方向およびY方向の両方でますます小さくなる場合がある。セルプログラム動作期間に、パストランジスタは、29Vのゲート電圧において、ソース/ドレイン領域の25Vの高電圧を送達する必要がある。隣接するHVNデバイス間の電位差は約25Vであってよい。従来では、パンチスルーを抑制するために、HVNデバイス間でX方向にp型フィールドインプラントが形成され、ラッチアップを抑制するために、HVNデバイス間でY方向にp+タップが形成される。
【0004】
しかし、フィールドインプラントは、基板と同じタイプのイオンのインプラントを必要とするために、HVNデバイスのドレイン-ソース間ブレークダウン電圧(BVDss)を悪化させる可能性があるという問題が生じる。加えて、p+タップの機能を確実にするために、HVNデバイス間のY方向の間隔が縮小し続けることができず、したがって、メモリデバイスのyピッチの縮小に影響を及ぼす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
開示されるデバイスおよび製造方法は、上で記載した1つまたは複数の問題および当技術分野の他の問題を解決することを対象とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、基板と、基板上に形成されるトランジスタ構造のアレイとを含む、ローカルワードラインドライバデバイスを提供する。トランジスタ構造は、行と列で構成される。基板は、各々がトランジスタ構造の隣接する行の間にある複数の第1のフィールド領域、および、各々がトランジスタ構造の隣接する列の間にある複数の第2のフィールド領域を含む。基板の、複数の第1のフィールド領域または複数の第2のフィールド領域のうちの少なくとも1つのフィールド領域に、ディープトレンチ分離構造が形成される。
【0007】
本開示の別の態様は、メモリデバイスを提供する。メモリデバイスは、ローカルワードラインドライバデバイスを含む。ローカルワードラインドライバデバイスは、基板と、基板上に形成されるトランジスタ構造のアレイとを含む。トランジスタ構造は、行と列で構成される。基板は、各々がトランジスタ構造の隣接する行の間にある複数の第1のフィールド領域、および、各々がトランジスタ構造の隣接する列の間にある複数の第2のフィールド領域を含む。基板の、複数の第1のフィールド領域または複数の第2のフィールド領域のうちの少なくとも1つのフィールド領域に、ディープトレンチ分離構造が形成される。
【0008】
本開示の別の態様は、メモリデバイスを形成するための方法を提供する。第1のウェハは、第1の基板と、行と列で構成され第1の基板上に形成されたトランジスタ構造のアレイと、第1の基板中に隣接するトランジスタ構造間に形成された分離構造と、トランジスタ構造のアレイ上に形成された第1の誘電体層とを含む。第2のウェハは、第2の基板と、第2の基板上に形成された第2の誘電体層とを含む。第2の基板の第2の誘電体層は、第1の基板の第1の誘電体層と結合される。第1の基板は、薄い第1の基板を提供するために薄くされる。薄い第1の基板を通して背面ディープトレンチが形成され、背面ディープトレンチは、第1のウェハの分離構造に接続される。背面ディープトレンチ分離構造は、背面ディープトレンチ中に誘電体材料を形成することによって、対応する分離構造上に形成される。
【0009】
本開示の他の態様は、当業者が本開示の記載、特許請求の範囲、および図面に照らして理解することができる。
【0010】
以下の図面は、様々な開示される実施形態に従った、説明を目的とする単なる例であって、本開示の範囲を限定する意図はない。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本開示中の様々な開示される実施形態と一致する、例示的なローカルワードラインドライバデバイスの部分を図示する図である。
【
図2】本開示中の様々な開示される実施形態と一致する、
図1におけるy-y’方向に沿った例示的なトランジスタ構造を図示する図である。
【
図3】本開示中の様々な開示される実施形態と一致する、別の例示的なローカルワードラインドライバデバイスの部分を図示する図である。
【
図4】本開示中の様々な開示される実施形態と一致する、別の例示的なローカルワードラインドライバデバイスの部分を図示する図である。
【
図5】本開示中の様々な開示される実施形態と一致する、ローカルワードラインドライバデバイスを含む例示的なメモリデバイスを形成するための例示的な方法を図示するフローチャートである。
【
図6】本開示中の様々な開示される実施形態と一致する、例示的なメモリデバイスの製造プロセス期間の、1つの段階における半導体構造を図示する概略図である。
【
図7】本開示中の様々な開示される実施形態と一致する、例示的なメモリデバイスの製造プロセス期間の、1つの段階における半導体構造を図示する概略図である。
【
図8】本開示中の様々な開示される実施形態と一致する、例示的なメモリデバイスの製造プロセス期間の、1つの段階における半導体構造を図示する概略図である。
【
図9】本開示中の様々な開示される実施形態と一致する、例示的なメモリデバイスの製造プロセス期間の、1つの段階における半導体構造を図示する概略図である。
【
図10】本開示中の様々な開示される実施形態と一致する、例示的なメモリデバイスの製造プロセス期間の、1つの段階における半導体構造を図示する概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
ここで、添付図面に図示される、本発明の例示的な実施形態への参照が詳細に行われる。可能な場合には、同じまたは同様の部分を言及するために、図面を通して同じ参照符号が使用されることになる。
【0013】
本開示は、ローカルワードラインドライバデバイス、メモリデバイス、および製造方法を提供する。ローカルワードラインドライバデバイスは、基板と、基板上に形成されるトランジスタ構造のアレイとを含む。トランジスタ構造は、行と列で構成される。基板は、各々がトランジスタ構造の隣接する行の間にある複数の第1のフィールド領域、および、各々がトランジスタ構造の隣接する列の間にある複数の第2のフィールド領域を含む。基板の、複数の第1のフィールド領域または複数の第2のフィールド領域のうちの少なくとも1つのフィールド領域に、ディープトレンチ分離構造が形成される。
【0014】
図1は、本開示の様々な実施形態に従ったメモリデバイスのための例示的なローカルワードラインドライバ(LWLD)デバイス100の部分を図示する。
図2は、本開示の様々な実施形態に従った
図1のLWLDデバイス100のy-y’方向に沿った例示的なトランジスタ構造の断面図を図示する。
【0015】
図1~
図2に示されるように、例示的なLWLDデバイス100は、基板110と、基板110上に形成されるトランジスタ構造101のアレイと、基板110の中に形成される少なくとも1つのディープトレンチ分離(DTI)構造140とを含むことができる。任意選択で追加として、基板110の中に、1つまたは複数のpウェルタップ180を形成することができる。
【0016】
一実施形態では、アレイ中のトランジスタ構造101は、N型トランジスタであってよい。様々な実施形態では、トランジスタ構造101は、高電圧NMOS(HVN)構造と呼ぶこともできる。トランジスタ構造101は、単一のトランジスタまたは背中合わせトランジスタを含むことができる。たとえば、トランジスタ構造101は、共有/共通ドレイン領域を有するトランジスタを含むことができる。アレイ中のトランジスタ構造は、高密度メモリデバイス中のグローバルワードラインをローカルワードラインに接続するために、パストランジスタとして使用することができる。トランジスタのソース/ドレイン電極のうちの1つを、メモリデバイスのワードラインに接続することができる。ワードラインは、複数のメモリセルに結合することができる。
【0017】
図2に示されるように、トランジスタ構造は、ローカルワードラインに加えられる高電圧をサポートするため、例示的な3重ウェル構造に形成することができる。たとえば、トランジスタ構造101またはパストランジスタは、p型基板などの基板110の中に形成することができる。基板110は、シリコン、ゲルマニウム、SiGe、SiC、シリコンオンインシュレータ(SOI)、ゲルマニウムオンインシュレータ(GOI)、ガラス、III-V族化合物(たとえば、GaN、GaAs、InAsなど)、または、任意の他の好適な半導体材料を含む材料から作ることができる。一実施形態では、基板110は、シリコン基板である。
【0018】
ディープnウェル(DNW)などのnウェル112をp型基板の中に形成することができる。nウェル112は、Pイオン、Asイオン、Sbイオンなどを含むn型イオンでドープすることができる。高電圧pウェル(HVPW)などのpウェル114は、nウェル112の中に形成することができる。pウェル114は、Bイオン、Gaイオン、Inイオンなどのp型イオンでドープすることができる。3重ウェル構造は、接地基板からのパストランジスタのチャネル領域の分離を実現する。
【0019】
ゲート構造は、ゲート誘電体層163上に形成されるゲート電極165を含むことができる。ゲート構造は、基板110上に形成することができる。ソース/ドレイン領域150は、ゲート構造の各々の側の基板110の中に形成することができる。ソース/ドレイン領域150は、たとえば、ドープしたn型領域であってよい。そのようなドープしたn型領域は、高電圧n型(HVN)領域であってよい。ソース/ドレイン電極155は、ソース/ドレイン領域150上に形成することができる。導電性プラグまたは他の層間接続をソース/ドレイン電極に電気的に接続することができる。
【0020】
図1を参照すると、アレイ中のトランジスタ構造101は、X方向(たとえば、行方向)およびY方向(たとえば、列方向)に沿って配置することができる。たとえば、アレイは、トランジスタ構造101の行および列を含むことができる。一実施形態では、Y方向は、トランジスタのソース領域とドレイン領域の間のチャネル長と平行な方向であってよい。X方向は、Y方向にほぼ垂直であってよい。
【0021】
LWLDデバイス100は、任意の隣接するトランジスタ構造101との間に寸法を有する、または間隔を設けるフィールド領域190をさらに含むことができる。フィールド領域190は、隣接するトランジスタ構造101の間でY方向に(たとえば、トランジスタ構造101の隣接する行の間に)第1のフィールド領域190a、および隣接するトランジスタ構造101の間でX方向に(たとえば、トランジスタ構造101の隣接する列の間に)第2のフィールド領域190bを含むことができる。
【0022】
少なくとも1つのDTI構造140は、トランジスタ構造101の任意の隣接する行および/または列の間の、基板110の第1および/または第2のフィールド領域190a~bに形成することができる。たとえば、
図1に示されるように、LWLDデバイス100は、トランジスタ構造の隣接する行の間の第1のフィールド領域190aに形成される1つのDTI構造140、およびトランジスタ構造の隣接する列の間の第2のフィールド領域190bに形成される1つのDTI構造140を含むことができる。
【0023】
DTI構造140は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン酸窒化物、または任意の他の好適な材料を含む誘電体材料から作ることができる。一実施形態では、DTI構造140はシリコン酸化物である。DTI構造は、約0.5ミクロン未満の1つの寸法を有することができる。
【0024】
基板110の厚さに依存して、DTI構造140の厚さを制御することができる。たとえば、DTI構造140は、基板110の厚さすべてを通過して形成することができる。
【0025】
いくつかの実施形態では、LWLDデバイス100は、トランジスタ構造101のアレイの反対の側の基板110上に誘電体層190をさらに含むことができる。この場合、DTI構造140は、基板110および誘電体層190の各々の厚さすべてを通過して形成することができる。そのため、DTI構造140の厚さは、基板110および誘電体層190の各々の厚さに依存してさらに制御することができる。
【0026】
図1に戻って参照すると、少なくとも1つのDTI構造140に加えて、pウェルタップ180またはp+タップなどといったウェルタップを、トランジスタ構造101の隣接する行または列の間の、残りの第1および第2のフィールド領域190a~bのうちの1つまたは複数に形成することができる。たとえば、
図1に示されるように、pウェルタップ180は、トランジスタ構造101の対応する隣接する列の間の第2のフィールド領域190bのうちの1つに形成することができる。いくつかの実施形態では、pウェルタップは、p型高電圧(PHV)バーと呼ぶ場合もある。
【0027】
一実施形態では、1つのpウェルタップ180および1つのDTI構造140を、トランジスタ構造101の列のうちの1つの両側にある第2のフィールド領域190b上に形成することができる。特定の例では、pウェルタップ180とDTI構造140は、トランジスタ構造101の列の間の第2のフィールド領域190b上に交互に形成することができる。いくつかの実施形態では、トランジスタ構造101の列は、pウェルタップ180とDTI構造140によって挟まれる。
【0028】
従来型のメモリデバイスでは、パンチスルーを抑制するために、n型トランジスタ構造の隣接する列の間のフィールド領域中に、p型フィールドインプラントを形成する場合がある。しかし、フィールドインプラントは、基板中と同じタイプのイオンのインプラントを必要とし、これによって、トランジスタ構造のドレイン-ソース間ブレークダウン電圧(BVDss)を悪化させる可能性がある。加えて、製造の期間に、フィールドインプラントは、追加のマスクおよびプロセスを必要として形成される場合があり、このことによって、製造プロセスの費用および複雑さが増加する。
【0029】
対照的に、フィールドインプラントは、開示されるLWLDデバイスから取り除かれる。その代わり、LWLDデバイス中にDTI構造を形成することによって、パンチスルー問題を効果的に解決することができ、製造プロセスの費用および複雑さも減らすことができる。さらに、従来使用されたフィールドインプラントおよびp+ウェル領域と比較して、DTI構造は、より制御可能な寸法を実現する。たとえば、DTI構造の形成によって、トランジスタ構造の隣接する行および列間の、フィールド領域のための面積を減らすこと(または間隔を減らすこと)ができる。またさらに、DTI構造は、基板の余分のフィールド領域を占有することなく、トランジスタ構造間の分離構造に基づいて形成する(たとえば、分離構造と位置合わせし分離構造上に形成する)ことができる。実際、DTI構造の形成に起因して、開示されるデバイスではより空間を節約するため、分離構造に隣接して配置されて従来の方法で形成されるp+ウェルを、こうして取り除くことができる。このことによって、結果として得られるLWLDデバイスを著しく縮小し、結果として得られるメモリデバイスの記憶密度を著しく改善することが可能になる。
【0030】
様々な実施形態によれば、LWLDデバイスは、少なくとも1つのDTI構造を含む、種々多様な構成を含むことができる。たとえば、DTI構造は、トランジスタ構造の隣接する行および列の間の、第1および第2のフィールド領域のすべてで形成することができる。別の例では、DTI構造とPウェルタップの任意の組合せを開示するLWLDデバイス中に含むことができる。
図3~
図4は、本開示中の様々な開示される実施形態と一致する、他の例示的なローカルワードラインドライバデバイスを図示する。
【0031】
図3を参照すると、例示的なLWLDデバイス300中で、トランジスタ構造301のすべての隣接する列の間のすべての第2のフィールド領域390b上にDTI構造340を形成することができ、トランジスタ構造301のすべての隣接する行の間のすべての第1のフィールド領域390a上にpウェルタップ380を形成することができる。この場合、隣接する列の間のフィールド領域または間隔の寸法を、著しく減らすことができる。そのような構成は、たとえば、メモリデバイス用の3本指ブロック方式で使用することができる。
【0032】
もちろん、別の例示的なLWLDデバイスでは代わりに、DTI構造をすべての第1のフィールド領域上に形成することができ、pウェルタップをすべての第2のフィールド領域上に形成することができる。この場合、隣接する行の間のフィールド領域または間隔の寸法を、著しく減らすことができる。
【0033】
図4を参照すると、例示的なLWLDデバイス400中で、DTI構造440は、トランジスタ構造401のすべての隣接する行の間のすべての第1のフィールド領域490a中に形成される第1の複数のDTI構造を含むことができ、トランジスタ構造401の対応する隣接する列の間の第2のフィールド領域490bのいくつかの中に形成される第2の複数のDTI構造を含むことができる。加えて、1つまたは複数のpウェルタップ480を、トランジスタ構造401の対応する隣接する列の間の第2のフィールド領域490bのうちのいくつかに形成することができる。たとえば、
図4に示されるように、DTI構造440とpウェルタップ480を、第2のフィールド領域490bの中で交互に形成することができる。そのような構成は、たとえば、メモリデバイス用の2本指ブロック方式で使用することができる。
【0034】
様々な実施形態が、開示されるLWLDデバイスを含むメモリデバイスをやはり提供することができる。たとえば、メモリデバイスは、メモリセルのブロックを含むメモリアレイを含むことができる。メモリセルのブロックは、複数のNAND列を含むことができる。複数のNAND列がワードラインの組を共有することができる。行デコーダをメモリアレイ中の行に沿って配置される複数のワードラインに結合することができる。行デコーダは、メモリセルのブロック中の、ワードラインの組の中のそれぞれのワードラインを駆動するローカルワードライン(LWL)ドライバの組を含む、LWLDデバイスを含むことができる。
【0035】
様々な実施形態が、ワードラインドライバ(LWLD)デバイスおよびLWLDデバイスを含むメモリデバイスを形成するための方法をさらに提供する。
図5は、本開示中の様々な開示される実施形態と一致する、例示的なメモリデバイスを形成するための例示的な方法のフローチャートを図示する。
図6~
図10は、例示的な形成プロセルのある段階における半導体構造の概略図を図示する。
【0036】
図5を参照すると、製造プロセスの最初に、第1のウェハが提供される(S502)。第1のウェハは、行および列で構成され第1の基板上に形成されたトランジスタ構造のアレイと、第1の基板中に隣接するトランジスタ構造の間に形成された分離構造と、トランジスタ構造のアレイ上に形成された第1の誘電体層とを含むことができる。
図6は、対応する半導体構造の概略断面図を図示する。
【0037】
図6では、第1のウェハ600が提供される。第1のウェハ600は、第1の基板610、および第1の基板610上に形成されるトランジスタ構造601のアレイを含むことができる。
【0038】
トランジスタ構造601は、ローカルワードラインに加えられる高電圧および負電圧をサポートするため3重ウェル構造中に形成することができる。たとえば、第1の基板610がp型基板であってよく、ディープnウェル(DNW)などのnウェル612を第1の基板610中に形成することができ、高電圧pウェル(HVPW)などのpウェル614をnウェル612中に形成することができる。任意の好適な基板を基板610用に使用することができる。基板610は、
図1~
図2の中の基板110と同じであってよく、または異なってよい。
【0039】
トランジスタ構造601では、ゲート構造を第1の基板610上に形成することができる。ソース/ドレイン領域は、トランジスタ構造のゲート構造の各々の側のpウェル614の中に形成することができる。トランジスタ構造601は、パストランジスタとして使用される任意のトランジスタを含むことができる。パストランジスタは、高密度メモリデバイス中で、グローバルワードラインをローカルワードラインに接続するために使用することができる。
【0040】
任意の好適なトランジスタ構造を第1のウェハ600の中に形成することができる。たとえば、
図6には図示されないが、トランジスタ構造601は、
図1~
図4に図示されるようなトランジスタ構造101、200、301、および401を、それらの対応する構成とともに含むこともできる。たとえば、アレイ中のトランジスタ構造601は、X方向(たとえば、行方向)およびY方向(たとえば、列方向)に沿って配置することができる。アレイは、第1の基板610上に形成されるトランジスタ構造601の行および列を含むことができる。
【0041】
分離構造670は、第1の基板610の中のトランジスタ構造601の間に形成することができる。分離構造670は、誘電体材料によって形成されるシャロートレンチ分離構造を含むことができる。
【0042】
第1の誘電体層680を第1の基板610上に形成することができる。第1の誘電体層680は、層間誘電体層を含むことができる。導電性相互接続685を第1の誘電体層680の中に形成することができる。導電性相互接続685は、各トランジスタ構造601のゲート構造およびソース/ドレイン領域に電気的に接続することができる。
【0043】
様々な実施形態では、第1のウェハ600は、好適なフィールド領域中に形成される、
図1および
図3~
図4に示されるものを含む、1つまたは複数のpウェルタップを任意選択で含むことができる。pウェルタップが形成されるメモリデバイスに含まれる場合、pウェルタップは、第1のウェハが第2のウェハ(たとえば、メモリアレイウェハ)に結合される前、および/またはディープトレンチ分離構造が形成される前に、予め製造することができる。
【0044】
図5に戻って参照すると、第2のウェハを提供して、第1のウェハと結合することができる(S504)。第2のウェハは、第2の基板と、第2の基板上の第2の誘電体層とを含むことができる。第2の基板の第2の誘電体層は、第1の基板の第1の誘電体層と結合することができる。
図7は、対応する半導体構造の概略断面図を図示する。
【0045】
図7では、第2のウェハ700は、第2の基板706と、第2の基板706上の第2の誘電体層708とを含むことができる。第1のウェハと第2のウェハが一緒に結合されるように、第2のウェハ700の第2の誘電体層708は、第1のウェハ600の第1の誘電体層680と結合することができる。
【0046】
たとえば、第2のウェハ700を第1のウェハ600と結合するとき、第2の誘電体層708を第1の誘電体層680に取り付けることができる。様々な実施形態では、第2のウェハ700は、メモリデバイスのメモリアレイを含むメモリアレイウェハであってよい。メモリアレイウェハの誘電体層および基板についての任意の好適な材料およびプロセスを開示される第2の基板706および第2の誘電体層708のために使用して、本開示に包含することができる。
【0047】
図5に戻って参照すると、第1のウェハの第1の基板は、薄い第1の基板を提供するために薄くすることができ、第3の誘電体層を、薄い第1の基板上に形成することができる(S506)。
図8は、対応する半導体構造の概略断面図を図示する。
【0048】
図8では、薄くするプロセスを、第1のウェハ600の背面から実施することができる。薄くするプロセスは、化学機械研磨プロセス(CMP)、ウェットエッチングプロセス、またはドライエッチングプロセスのうちの1つまたは複数を含むことができる。第1の基板610は、薄い第1の基板610aを形成するために薄くすることができる。一実施形態では、薄くした後に、nウェル612を露出することができる(またはできない)。
【0049】
任意選択で、第3の誘電体層810を薄い第1の基板610a上に堆積することができる。たとえば、第3の誘電体層810は、任意の好適な誘電体材料を含むことができ、化学的気相堆積(CVD)、物理的気相堆積(PVD)、または原子層堆積(ALD)といったプロセスによって堆積することができる。
【0050】
図5に戻って参照すると、背面ディープトレンチは、任意選択の第3の誘電体層および/または薄い第1の基板を通して形成することができ、背面ディープトレンチは、分離構造に接続される(S508)。
図9は、対応する半導体構造の概略断面図を図示する。
【0051】
図9では、たとえばスルーホールなどといった背面ディープトレンチ910は、第3の誘電体層810および/または薄い第1の基板610aを通して、トランジスタ構造601の間に形成することができる。背面ディープトレンチ910は、対応する分離構造670に接続するよう形成することができる。
【0052】
背面ディープトレンチ910を形成するために、第3の誘電体層810上にパターン形成した層(図示せず)を形成することができる。パターン形成した層は、薄い第1の基板610a上の第3の誘電体層810の部分を露出することができる。第3の誘電体層810および下にある薄い第1の基板610aの露出部分は、パターン形成した層をエッチングマスクとして使用するエッチングプロセスによって除去することができる。エッチングプロセス後に、パターン形成した層を除去することができる。第3の誘電体層810および薄い第1の基板610aに使用される材料に依存して、任意の好適なエッチングプロセスを使用することができる。たとえば、背面ディープトレンチ910を形成するために、第3の誘電体層810および/または薄い第1の基板610aの部分を除去するため、ウェットおよび/またはドライエッチングプロセスを使用することができる。
【0053】
背面ディープトレンチ910を分離構造670と位置合わせすることができ、その結果、背面ディープトレンチ910が対応する分離構造670に接続され、対応する分離構造670の表面を部分的に、または全体的に露出する。たとえば、各背面ディープトレンチ910の直角投影は、薄い第1の基板610aと第1の誘電体層680との間の界面上の、対応する分離構造670の直角投影を部分的にまたは全体的にカバーすることができる。
【0054】
図5に戻って参照すると、背面ディープトレンチ分離(BDTI)構造を分離構造上に形成して、背面ディープトレンチを満たすことができる(S510)。
図10は、対応する半導体構造の概略断面図を図示する。
【0055】
図10おいて、背面DTI(BDTI)構造930は、薄い第1の基板610aおよび/または第3の誘電体層810を通して各背面ディープトレンチ910の中に形成することができる。BDTI構造930がトランジスタ構造601の間に形成される。BDTI構造930は、分離構造670に少なくとも部分的に接続するように形成することができる。BDTI構造930は、第1の基板を通して、および/または、第1の基板上の第3の誘電体層をさらに通して、分離構造670を「拡大」することができる。
【0056】
各BDTI構造930の直角投影は、薄い第1の基板610aと第1の誘電体層680との間の界面上の、対応する分離構造670の直角投影を部分的にまたは全体的にカバーすることができる。
【0057】
BDTI構造930は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン酸窒化物、または任意の他の好適な材料を含む誘電体材料から作ることができる。BDTI構造930は、化学的気相堆積(CVD)、物理的気相堆積(PVD)、または原子層堆積(ALD)などといった堆積プロセスによって形成することができる。一実施形態では、BDTI構造930は、酸化プロセスによって形成することができる。BDTI構造930は、シリコン酸化物から作られる。ディープトレンチ分離(BDTI)構造は、約0.5ミクロン未満の1つの寸法を有することができる。
【0058】
たとえば、BDTI構造930を形成するために、背面ディープトレンチ910の中の第3の誘電体層810の面上に、BDTI材料膜を堆積することができる。次いで、第3の誘電体層810の上方のBDTI材料膜の部分を除去し、第3の誘電体層810の面を露出させるために、平坦化プロセスを実施することができる。
【0059】
第1の基板610の薄くするプロセスおよび第3の誘電体層810の厚さに依存して、BDTI構造930の厚さを制御することができる。
【0060】
そのため、BDTI構造930と分離構造670の組合せによって、開示されるディープトレンチ分離(DTI)構造940を形成することができる。BDTI構造930と分離構造670は、DTI構造940中で、同じ材料または異なる材料から作ることができる。
【0061】
BDTI構造および分離構造を含むそのようなDTI構造は、
図1および
図3~
図4で同様に記載されたように、LWLDデバイスを提供するために、トランジスタ構造の行および/または列に沿ったフィールド領域中に形成することができる。分離構造に基づいてDTI構造を形成することによって、第1の基板610のフィールド領域を節約することまたは減らすことができる。さらに、分離構造に隣接して配置される従来の方法で形成されるp+ウェルを取り除いて、結果として得られるデバイスで、より空間を節約し、表面積を減らしたフィールド領域を実現することができる。
【0062】
追加で、開示されるLWLDデバイスからは取り除かれる、n型トランジスタ構造の隣接する列間のフィールド領域中に形成される従来のp型フィールドインプラントと比較して、DTI構造は、結果として得られるデバイスのパンチスルー問題を効果的に解決することができ、製造プロセスの費用および複雑さを減らすこともできる。さらに、フィールドインプラントとp+ウェル領域の従来使用された組合せと比較して、DTI構造は、より制御可能な寸法を実現し、このことによって、結果として得られるデバイスを著しく縮小すること、および結果として得られるメモリデバイスの記憶密度を著しく改善することが可能になる。
【0063】
上の詳細な記載は、本開示のある例示的な実施形態を説明するだけであって、本開示の範囲を限定する意図はない。当業者なら本明細書を全体として理解することができ、様々な実施形態の技術的な特徴を、当業者に理解可能な他の実施形態に組み合わせることができる。本発明の精神および原理から逸脱せずに、本発明の任意の等価形態または修正形態が、本発明の真の範囲に入る。
【符号の説明】
【0064】
100 ローカルワードラインドライバ(LWLD)デバイス
101 トランジスタ構造
110 基板
112 nウェル
114 pウェル
140 ディープトレンチ分離(DTI)構造
150 ソース/ドレイン領域
155 ソース/ドレイン電極
163 ゲート誘電体層
165 ゲート電極
180 pウェルタップ
190 フィールド領域、誘電体層
190a 第1のフィールド領域
190b 第2のフィールド領域
200 トランジスタ構造
300 LWLDデバイス
301 トランジスタ構造
340 DTI構造
380 pウェルタップ
390a 第1のフィールド領域
390b 第2のフィールド領域
400 LWLDデバイス
401 トランジスタ構造
440 DTI構造
480 pウェルタップ
490a 第1のフィールド領域
490b 第2のフィールド領域
600 第1のウェハ
601 トランジスタ構造
610 第1の基板
610a 薄い第1の基板
612 nウェル
614 pウェル
670 分離構造
680 第1の誘電体層
685 導電性相互接続
700 第2のウェハ
706 第2の基板
708 第2の誘電体層
810 第3の誘電体層
910 背面ディープトレンチ
930 背面DTI(BDTI)構造
940 ディープトレンチ分離(DTI)構造