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特許7303830静電チャックフィルターボックスおよび取付けブラケット
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-27
(45)【発行日】2023-07-05
(54)【発明の名称】静電チャックフィルターボックスおよび取付けブラケット
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/683 20060101AFI20230628BHJP
   H02N 13/00 20060101ALI20230628BHJP
【FI】
H01L21/68 R
H02N13/00 D
【請求項の数】 27
(21)【出願番号】P 2020564458
(86)(22)【出願日】2019-05-10
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-09-13
(86)【国際出願番号】 US2019031725
(87)【国際公開番号】W WO2019222047
(87)【国際公開日】2019-11-21
【審査請求日】2022-05-09
(31)【優先権主張番号】15/982,972
(32)【優先日】2018-05-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】592010081
【氏名又は名称】ラム リサーチ コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】LAM RESEARCH CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】110000028
【氏名又は名称】弁理士法人明成国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】バスケス・ミゲル・ベンジャミン
(72)【発明者】
【氏名】プール・ジェレミー・ジェローム
(72)【発明者】
【氏名】スレビン・ダミアン・マーティン
【審査官】宮久保 博幸
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-170509(JP,A)
【文献】特表2013-536972(JP,A)
【文献】特開平06-318566(JP,A)
【文献】中国実用新案第207338299(CN,U)
【文献】米国特許出願公開第2014/0302256(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2008/0182418(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/683
H02N 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペデスタルリフトのブラケットに取り付けて複数の電気的接続を行うための静電チャックRFフィルターボックスであって、
RFフィルターブロックの合わせ面上に複数の自動位置合わせ電気コネクタを含む少なくとも1つのコンタクトブロックであって、前記合わせ面は前記RFフィルターボックスの外側表面である、少なくとも1つのコンタクトブロックと、
前記RFフィルターボックスの前記合わせ面上の少なくとも1つの位置合わせ機構であって、前記コンタクトブロックが前記ペデスタルリフトの前記ブラケットに取り付けられた時に、前記自動位置合わせ電気コネクタと前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の対応する電気コネクタとが自動的に嵌合するように、前記少なくとも1つの位置合わせ機構は、前記自動位置合わせ電気コネクタを前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の前記対応する電気コネクタと位置合わせさせるように構成されている、少なくとも1つの位置合わせ機構と、
を備える静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項2】
請求項1に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、少なくとも2つのコンタクトブロックを備え、第1のコンタクトブロックがRF信号をフィルタリングするように構成され、第2のコンタクトブロックがAC信号をフィルタリングするように構成されている、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項3】
請求項2に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記第1のコンタクトブロックは少なくとも3つのRF信号をフィルタリングするように構成され、前記第2のコンタクトブロックは少なくとも4つのAC信号をフィルタリングするように構成されている、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項4】
請求項1に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、低周波および高周波のRF信号をフィルタリングする、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項5】
請求項1に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、ACヒーター信号をフィルタリングする、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項6】
請求項1に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、DCクランプ電圧をフィルタリングする、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項7】
請求項1に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、少なくとも1つのファンアセンブリを更に備える、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項8】
請求項1に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記合わせ面上に少なくとも2つの位置合わせ機構を備える、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項9】
請求項8に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも2つの位置合わせ機構は位置合わせピンおよびキー溝穴を備える、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項10】
請求項8に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも2つの位置合わせ機構は少なくとも2つの位置合わせピンを備える、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項11】
請求項8に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも2つの位置合わせ機構は少なくとも2つのキー溝穴を備える、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項12】
請求項1に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記ペデスタルリフトは移動可能である、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項13】
請求項1に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも1つのコンタクトブロックは絶縁材料で形成されている、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項14】
請求項1に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも1つのコンタクトブロックは、絶縁材料で形成された締結具によって前記RFフィルターボックスの筐体に締結されている、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項15】
静電チャックRFフィルターボックスをペデスタルリフトと電気的に結合させる方法であって、前記方法は、
前記静電チャックRFフィルターボックスを提供することであって、前記RFフィルターボックスは、
RFフィルターブロックの外側合わせ面上に複数の自動位置合わせ電気コネクタを含む少なくとも1つのコンタクトブロックと、
前記RFフィルターボックスの前記外側合わせ面上の少なくとも1つの位置合わせ機構であって、前記コンタクトブロックが前記ペデスタルリフトのブラケットに取り付けられた時に、前記自動位置合わせ電気コネクタと前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の対応する電気コネクタとが自動的に嵌合するように、前記少なくとも1つの位置合わせ機構は、前記自動位置合わせ電気コネクタを前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の前記対応する電気コネクタと位置合わせさせるように構成されている、少なくとも1つの位置合わせ機構と、を備える、前記静電チャックRFフィルターボックスの提供と、
前記少なくとも1つの位置合わせ機構を使用して、前記RFフィルターボックスの前記外側合わせ面を前記ペデスタルリフトの取付けブラケットの合わせ面に対して配置して、前記ペデスタルリフトの前記取付けブラケット上の対応する位置合わせ機構と係合させることと、
前記RFフィルターボックスを前記ペデスタルリフトと電気的に結合させるために、前記RFフィルターボックスを前記ペデスタルリフトの前記取付けブラケットに固定することであって、前記RFフィルターボックスが前記ペデスタルリフトの前記取付けブラケットに固定された時に、前記RFフィルターボックス上の前記複数の電気コネクタと前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の前記対応する電気コネクタとが自動的に嵌合する、前記RFフィルターボックスの固定と、を含む方法。
【請求項16】
請求項15に記載の方法であって、前記RFフィルターボックスは少なくとも2つのコンタクトブロックを備え、第1のコンタクトブロックがRF信号をフィルタリングするように構成され、第2のコンタクトブロックがAC信号をフィルタリングするように構成されている、方法。
【請求項17】
請求項16に記載の方法あって、前記第1のコンタクトブロックは少なくとも3つのRF信号をフィルタリングするように構成され、前記第2のコンタクトブロックは少なくとも4つのAC信号をフィルタリングするように構成されている、方法。
【請求項18】
請求項15に記載の方法であって、前記RFフィルターボックスは低周波および高周波のRF信号をフィルタリングする、方法。
【請求項19】
請求項15に記載の方法であって、前記RFフィルターボックスはACヒーター信号をフィルタリングする、方法。
【請求項20】
請求項15に記載の方法であって、前記RFフィルターボックスはDCクランプ電圧をフィルタリングする、方法。
【請求項21】
請求項15に記載の方法であって、前記RFフィルターボックスは前記合わせ面上に少なくとも2つの位置合わせ機構を備える、方法。
【請求項22】
請求項21に記載の方法であって、
前記合わせ面上の位置合わせピンを前記ペデスタルリフトの前記ブラケットのキー溝穴に位置合わせすることと、
前記合わせ面上のキー溝穴を前記ペデスタルリフトの前記ブラケットの位置合わせピンに位置合わせすることと、を更に含む方法。
【請求項23】
請求項21に記載の方法であって、少なくとも2つの位置合わせピンを、前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の2つの対応するキー溝穴と位置合わせすることを更に含む、方法。
【請求項24】
請求項21に記載の方法であって、少なくとも2つのキー溝穴を、前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の2つの対応する位置合わせピンと位置合わせすることを更に含む、方法。
【請求項25】
請求項1に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記ペデスタルリフトは移動可能である、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項26】
請求項1に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも1つのコンタクトブロックは絶縁材料で形成されている、静電チャックRFフィルターボックス。
【請求項27】
請求項1に記載の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも1つのコンタクトブロックは、絶縁材料で形成された締結具によって前記RFフィルターボックスの筐体に締結されている、静電チャックRFフィルターボックス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年5月17日に出願された米国特許出願第15/982,972号の優先権の利益を主張し、それがあらゆる目的で本明細書に参照として組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
本開示は、半導体処理のための方法および装置に関する。より具体的には、本開示は他の信号からRF信号をフィルタリングするための静電チャックフィルターボックスおよび取付けブラケットに関する。
【0003】
半導体ウェハなどの基板を処理するために使用される半導体処理システムは、典型的には、半導体処理中にウェハを保持するための、チャックなどの基板支持体を含む。チャックの1つのタイプは電極を有するプラテンを含む静電チャック(ESC)であり、電極は、ウェハをプラテンに保持するために電圧でバイアスされてウェハとプラテンとの間に静電力を発生させる。典型的には、ESCのクランプおよびデクランプ機能を制御するために、DC信号を使用して電圧電源を制御する。
【0004】
無線周波数(RF)フィルターボックスは、RF信号を、(ESCクランプ電圧からの)敏感なDC信号および(ESCヒーターからの)AC信号などの他の信号からフィルタリングする電気機械アセンブリである。典型的には、RFフィルターボックスはESCペデスタルリフトと電気的に結合され、手動コネクタを使用して電気的接続をそれぞれ別々に行う。RFフィルターボックスは、最初にペデスタルリフトに取り付ける必要がある。次いで、RFフィルターボックス上のパネルを取り外して、これら手動電気的接続部にアクセスできる。これら電気的接続を手動で行うには、接続ワイヤの操作が必要であり、困難な可能性があり、常に一貫しているとは限らない。ワイヤの一貫した配置はフィルタリング回路の性能にとって不可欠である。したがって、電気的および機械的接続を自動的に行うための、信頼性が高く一貫した方法を提供するESC RFフィルターボックスが必要である。
【発明の概要】
【0005】
一実施形態によれば、ペデスタルリフトのブラケットに取り付けて複数の電気的接続を行うための静電チャックRFフィルターボックスが提供される。RFフィルターボックスは、少なくとも1つのコンタクトブロックおよび少なくとも1つの位置合わせ機構を含む。コンタクトブロックは、RFフィルターブロックの合わせ面上に複数の自動位置合わせ電気コネクタを含む。合わせ面はRFフィルターボックスの外側表面である。位置合わせ機構はRFフィルターボックスの合わせ面上にあり、自動位置合わせ電気コネクタをペデスタルリフトのブラケット上の対応する電気コネクタと位置合わせさせるように構成されている。それにより、コンタクトブロックがペデスタルリフトのブラケットに取り付けられた時に、自動位置合わせ電気コネクタとペデスタルリフトのブラケット上の対応する電気コネクタとが自動的に嵌合する。
【0006】
別の実施形態によれば、静電チャックRFフィルターボックスをペデスタルリフトと電気的に結合させるための方法が提供される。静電チャックRFフィルターボックスが提供される。フィルターボックスは、少なくとも1つのコンタクトブロックおよび少なくとも1つの位置合わせ機構を含む。コンタクトブロックは、RFフィルターブロックの外側合わせ面上に複数の自動位置合わせ電気コネクタを含み、位置合わせ機構は、RFフィルターボックスの外側合わせ面上にある。位置合わせ機構は、自動位置合わせ電気コネクタをペデスタルリフトのブラケット上の対応する電気コネクタと位置合わせさせるように構成されており、それにより、コンタクトブロックがペデスタルリフトのブラケットに取り付けられた時に、自動位置合わせ電気コネクタとペデスタルリフトのブラケット上の対応する電気コネクタとが自動的に嵌合する。次いで、少なくとも1つの位置合わせ機構を使用して、RFフィルターボックスの外側合わせ面をペデスタルリフトの取付けブラケットの合わせ面に対して配置して、ペデスタルリフトの取付けブラケット上の対応する位置合わせ機構と係合させる。次いで、RFフィルターボックスをペデスタルリフトと電気的に結合させるために、RFフィルターボックスはペデスタルリフトの取付けブラケットに固定され、RFフィルターボックスがペデスタルリフトに取り付けられた時に、RFフィルターボックス上の複数の電気コネクタとペデスタルリフトのブラケット上の対応する電気コネクタとは自動的に嵌合する。
【0007】
本開示は、添付の図面の図において限定としてではなく例として図示され、図では類似する参照番号は同様の要素を指す。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、一実施形態による、RFフィルターボックスの前面の斜視図である。
【0009】
図2図2は、図1に示すRFフィルターボックスの分解図である。
【0010】
図3図3は、図1および図2に示すRFフィルターボックスの背面の斜視図である。
【0011】
図4図4は、図1図3に示すRFフィルターボックスの底面の斜視図である。
【0012】
図5A図5Aは、RFフィルターボックスの取付けブラケット内のコンタクトブロックおよび電気ソケットの実施形態の詳細図である。
【0013】
図5B図5Bは、図5Aに示す電気ソケットのうちの1つ、および対応するピンの詳細図である。
【0014】
図6図6は、一実施形態による、ペデスタルリフト上の取付けブラケットの嵌合側の斜視図である。
【0015】
図7A図7Aは、一実施形態による、RF信号用のコンタクトブロック、電気ソケット、およびピンの詳細な分解図である。
【0016】
図7B図7Bは、図7Aに示すRF信号用のコンタクトブロック、電気ソケット、およびピンの詳細な斜視図である。
【0017】
図8A図8Aは、一実施形態による、AC信号用のコンタクトブロック、電気ソケット、およびピンの詳細な分解図である。
【0018】
図8B図8Bは、図8Aに示すAC信号用のコンタクトブロック、電気ソケット、およびピンの詳細な斜視図である。
【0019】
図9図9は、一実施形態による、静電チャックRFフィルターボックスをペデスタルリフトと電気的に結合させる方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
ここで、添付の図面に示されるような本発明のいくつかの好ましい実施形態を参照して、本発明を詳細に説明する。以下の記載には、本発明の完全な理解を提供するために数多くの具体的な詳細が記述されている。しかしながら、これらの具体的な詳細の一部または全てがなくても、本発明を実施し得ることが当業者には明らかであろう。その他の場合、本発明を不必要に不明瞭にしないように、周知のプロセスステップおよび/または構造は詳細には説明されていない。
【0021】
図1図9を参照すると、RFフィルターボックス100の実施形態が記載されている。RFフィルターボックス100は、電気的接続を行うためにESCのペデスタルリフト610のブラケットに取り付けるための電気機械アセンブリである。いくつかの実施形態によれば、ペデスタルリフト610を移動させることができる。RFフィルターボックス100は、敏感なDC信号(ESCクランプからの)およびAC信号(ESCのヒーターからの)などの他の信号からのRF信号をフィルタリングする。本明細書でより詳細に説明するように、一実施形態によれば、RFフィルターボックス100の機械的部分は、カスタムコンタクトブロックの中に設定されるソケットを使用する。次いで、これらのソケットは、ペデスタルリフトアセンブリの取付けブラケット上に位置するピンに嵌合されて、RF、AC、およびDC信号に対して自動的に電気的接続を行う。以下でより詳細に論じるように、RFフィルターボックス100上の位置合わせピンを使用して、嵌合構成要素も形成し信頼性を高めることに役立ち得る。電気的接続の正確で再現性のある配置により、RF、AC、およびDC信号の完全性と信頼性が確保される。
【0022】
図1図4は、ESCペデスタルリフト取付けブラケット(図6)に取り付けられるように構成されたRFフィルターボックス100の実施形態を示す。図1図4に示すように、RFフィルターボックス100は、ワイヤおよび他の構成要素が収容される筐体110を有する。筐体110は、図1および図2に示すように、前面にある筐体カバー120で閉じられている。図3に示すように、RFフィルターボックス100の背面には、フィルターボックス取付けブラケット112がある。この取付けブラケット112により、RFフィルターボックス100をペデスタルリフト610の取付けブラケット600(図6)に取り付けることが可能になる。RFフィルターボックス100の外側表面は、筐体110、筐体カバー120、および取付けブラケット112を含む。図示した実施形態では、RFフィルターボックス100はまた、ESC/高周波(HF)フィルターファンアセンブリ130、低周波数(LF)フィルターファンアセンブリ140、およびファンセンスアセンブリ150を含むいくつかのファンアセンブリを含む。
【0023】
図1図4では、ヒーターラインからAC信号を受信するために、ACコネクタ160がRFフィルターボックス上に設けられている。図2は、RFフィルターボックス100の分解図であり、ESC DCプリント回路基板アセンブリ(PCBA)162、低周波入力用の低周波RF PCBA164、および高周波入力用の高周波RF PCBA166、を含むRFフィルターボックス100内の構成要素を示す。図4は、ACコネクタ160、RFコネクタ168、およびDCコネクタ169を有するRFフィルターボックス100の底面図を示す。
【0024】
RFフィルターボックス100をペデスタルリフト610に電気的に接続するために、RFフィルターボックス100の背面(合わせ面)にある取付けブラケット112は、ペデスタルリフト610上の取付けブラケット600(図6)と位置合わせされて取り付けられるように構成されている。図3に示すように、位置合わせに役立つ機構が、取付けブラケット112の合わせ面に設けられている。これらの位置合わせ機構は、ACヒーターライン用の自動位置合わせACコネクタ170、RF入力用の自動位置合わせRFコネクタ172、取付けキー溝穴174、取付け位置合わせピン176、およびブラケット取付け穴178を含む。
【0025】
図示した実施形態では、キー溝インサート604が設けられて、RFフィルターボックス100の取付けブラケット112上のキー溝穴174の中に挿入されてロックされる。この実施形態では、穴606がRFフィルターボックス100の合わせ面にも設けられて、図3に示すように、RFフィルターボックス100の取付けブラケット112上の対応する位置合わせピン176を受け入れる。他の実施形態では、取付けブラケット112の合わせ面は、1つの位置合わせ機構のみを有してもよく、これは位置合わせピン、穴、キー溝インサート、およびキー溝穴のうちの1つであってもよい。任意の好適な位置合わせ機構を使用して、2つの取付けブラケット112、600を位置合わせできることが理解されるであろう。他の実施形態によれば、取付けブラケット112の合わせ面は、任意の数のそのような位置合わせ機構を有してもよい。位置合わせ機構は、任意の組み合わせで提供することができ、典型的には、一方の合わせ面(取付けブラケット112)上のピンまたは突起が、他方の合わせ面(取付けブラケット600)上の対応する凹部または穴と嵌合するように構成されている。これらの位置合わせ機構は、単純な円形または円筒形から、より複雑な形状に至る、任意の形状、例えばキー溝穴などであり得る。
【0026】
そのような位置合わせ機構は、取付けブラケット112上の自動位置合わせ電気コネクタ171をペデスタルリフト610の取付けブラケット600上の対応する電気コネクタ601に位置合わせすることを手助けするように構成されており、それにより、取付けブラケット112、600が位置合わせされ、それらの合わせ面が一緒に押し合わされた時に、自動位置合わせ電気コネクタ171とペデスタルリフト610の取付けブラケット600上の対応する電気コネクタ601とが自動的に嵌合することが理解されるであろう。これらの位置合わせ機構により、RFフィルターボックス100とESCペデスタルリフト610との間の電気的および機械的接続が、可能な限り自動的かつ再現可能になる。位置合わせ機構により、接続ワイヤを手動で操作する必要なく電気的結合が可能になる。接続ワイヤの一貫した配置は、フィルタリング回路の性能にとって不可欠である。
【0027】
キー溝穴174は、ペデスタルリフト取付けブラケット600上の対応するキー溝インサート604を受け入れてロックするように構成されている。同様に、RFフィルターボックス100の取付けブラケット112上のピン176は、ペデスタルリフト610の取付けブラケット600内の対応する穴606の中に挿入されるように構成されている。これらの位置合わせ機構に加えて、取付けブラケット112には、自動位置合わせACコネクタ170および自動位置合わせRFコネクタ172も設けられている。
【0028】
自動位置合わせACコネクタ170および自動位置合わせRFコネクタ172の各々はコンタクトブロック173を含み、コンタクトブロック173はその内部に取り付けられた電気コネクタ171を有する。図示した実施形態では、電気コネクタ171は、コンタクトブロック173内に取り付けられたソケットであり、RFフィルターボックス100は、移動が可能なペデスタルリフトアセンブリに取り付けられているので、ペデスタルリフト取付けブラケット600上のピン601への自動的な電気的接続が可能になる。他の実施形態では、取付けブラケット上の電気コネクタ171はピンとすることができる一方で、ペデスタルリフト取付けブラケット600上の電気コネクタ601は電気ソケットとすることができることが理解されよう。
【0029】
各電気ソケット171は、ペデスタルリフト取付けブラケット600上の対応するピン601を受け入れて、RFフィルターボックス100とESCペデスタルリフト610との間の電気的接続を行うように構成されている。好適なプッシュプルソケットピンコネクタが、カリフォルニア州CamarilloにあるODU USA,Inc.から市販されている。図5Aおよび図5Bは、そのようなプッシュプルソケットピンコネクタの詳細図である。図5Aは、コンタクトブロック173内に設定された複数の電気ソケット171を示す。図5Bに示すように、ソケット171は、ピン601がソケット171の中に挿入された時にピン601と接触するようにソケット171の内面を裏打ちするスプリングワイヤ175を有する。
【0030】
取付けブラケット112上のコンタクトブロック173は、絶縁材料で形成されている。一実施形態によれば、コンタクトブロック173は、SABIC(サウジ基礎産業公社:Saudi Basic Industries Corporation)によって製造されたアモルファス熱可塑性ポリエーテルイミド(PEI)樹脂の一種であるUltem 1000(UL94 V0)で形成されている。Ultem 1000は、大きな絶縁耐力および耐熱性を有する。絶縁コンタクトブロック173は電圧絶縁のための電気的特性を有すること、およびコンタクトブロック173は、電気的絶縁のための分離を提供しながら、ピン間の緻密な位置合わせを可能にするように設計できることが理解されるであろう。
【0031】
図示した実施形態では、自動位置合わせACコネクタ170および自動位置合わせRFコネクタ172は、RFフィルターボックス100とペデスタルリフトアセンブリとの間の3つのRF信号および4つのAC信号の自動的な電気的接続を可能にする。他の実施形態では、異なる数のRF信号およびAC信号があり得ることが理解されるであろう。
【0032】
図6に示すように、ペデスタルリフト610上の取付けブラケット600は、RFフィルターボックス100の取付けブラケット112(合わせ面)と嵌合するように構成されている。RFフィルターボックス100の取付けブラケット112は、RFフィルターボックス100の取付けブラケット112のブラケット取付け穴178を通してねじ切りされたねじ(図示せず)と、ペデスタルリフト取付けブラケット600の対応するブラケット取付け穴608とを使用して、ペデスタルリフト610上の取付けブラケット600に固定することができる。
【0033】
図示した実施形態では、ペデスタルリフト取付けブラケット600上のコンタクトブロック673および電気ピン601は、2つの取付けブラケット112、600が位置合わせされた時に、RFフィルターボックス100上の取付けブラケット112上の対応するコンタクトブロック173およびソケット171と嵌合するように配置される。上で論じたように、取付けブラケット上の位置合わせ機構は位置合わせを手助けし、電気ソケット171は、取付けブラケット112、600が位置合わせ後に押し合わされた時に、対応するピン601と自動的に電気的に結合するように構成されている。
【0034】
この実施形態では、取付けブラケット600にはまた、電気的接続を接地面および金属壁から絶縁するためのスナップイン誘電体取付けプレート602が設けられている。図6に示すように、コンタクトブロック673は、取付けプレート602内に取り付けられている。一実施形態によれば、取付けプレート602は、Ultemで形成され、ナイロン締結具が取付けプレート602を取付けブラケット600に保持する。
【0035】
図7Aおよび図7Bは、RF信号用のコンタクトブロック、ならびに電気ソケットおよびピンの実施形態の詳細図であり、図8Aおよび図8Bは、AC信号用のコンタクトブロック、ならびに電気ソケットおよびピンの実施形態の詳細図である。図7Bおよび図8Bは、嵌合位置にあるコンタクトブロックおよび電気コネクタを示す。図7A図8Bに示すように、この実施形態では、電気ソケット171はコンタクトブロック173内に取り付けられている。
【0036】
同様に、ピン601は、コンタクトブロック673内に取り付けられている。この実施形態では、コンタクトブロック673は、2つの部分673A、673Bを備えて、設置後であってもピン601を交換することが可能である。すなわち、コンタクトブロック673の後部は、ペデスタルリフト610の取付けブロック600上に設置され、ピン601は、後部673Bの中に挿入される。次いで、ピン601が所定位置に配置された後に、前部673Aが後部673Bに取り付けられる。したがって、ピン601を交換する必要がある場合、アセンブリ全体をペデスタルリフト取付けブロック600から取り外すことなく、前部673Aを取り外すことができる。
【0037】
コンタクトブロック173、673は、ナイロンなどの絶縁材料で形成された締結具により、取付けブラケット112、600に締結される。図7A図8Bに示すように、コンタクトブロック173、673は、ナイロンスタンドオフ177A、ナイロンワッシャ177B、およびナイロンキャップスクリュー177Cを含む複数の締結具によって取付けブロック112、600に締結される。コンタクトブロック173、673の自己位置合わせにより、嵌合側の位置の違いに対応する若干の浮き上がりが可能になることが理解されよう。わずかに拡大された穴とスタンドオフ177Aにより、コンタクトブロック173、673が浮き上がることが可能になる。
【0038】
図9は、静電チャックRFフィルターボックスをペデスタルリフトと電気的に結合させる方法900のフローチャートである。ステップ910において、ESC RFフィルターボックスが提供される。RFフィルターボックスは、RFフィルターボックスの外側合わせ面上に少なくとも1つのコンタクトブロックおよび少なくとも1つの位置合わせ機構を含む。コンタクトブロックは、RFフィルターブロックの外側合わせ面上に複数の自動位置合わせ電気コネクタを含み、少なくとも1つの位置合わせ機構は、自動位置合わせ電気コネクタをペデスタルリフトのブラケット上の対応する電気コネクタと位置合わせさせるように構成されており、それにより、コンタクトブロックがペデスタルリフトのブラケットに取り付けられた時に、自動位置合わせ電気コネクタとペデスタルリフトのブラケット上の対応する電気コネクタとが自動的に嵌合される。ステップ920において、少なくとも1つの位置合わせ機構を使用して、RFフィルターボックスの外側合わせ面をペデスタルリフトの取付けブラケットの合わせ面に対して配置して、ペデスタルリフトの取付けブラケット上の対応する位置合わせ機構と係合させる。ステップ930において、RFフィルターボックスをペデスタルリフトの取付けブラケットに固定してRFフィルターボックスをペデスタルリフトに電気的に結合させて、RFフィルターボックスがペデスタルリフトの取り付けブラケットに固定された時に、RFフィルターボックス上の複数の電気コネクタとペデスタルリフトのブラケット上の対応する電気コネクタとが自動的に嵌合する。
本発明は、たとえば、以下のような態様で実現することもできる。
適用例1:
ペデスタルリフトのブラケットに取り付けて複数の電気的接続を行うための静電チャックRFフィルターボックスであって、
RFフィルターブロックの合わせ面上に複数の自動位置合わせ電気コネクタを含む少なくとも1つのコンタクトブロックであって、前記合わせ面は前記RFフィルターボックスの外側表面である、少なくとも1つのコンタクトブロックと、
前記RFフィルターボックスの前記合わせ面上の少なくとも1つの位置合わせ機構であって、前記コンタクトブロックが前記ペデスタルリフトの前記ブラケットに取り付けられた時に、前記自動位置合わせ電気コネクタと前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の対応する電気コネクタとが自動的に嵌合するように、前記少なくとも1つの位置合わせ機構は、前記自動位置合わせ電気コネクタを前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の前記対応する電気コネクタと位置合わせさせるように構成されている、少なくとも1つの位置合わせ機構と、
を備える静電チャックRFフィルターボックス。
適用例2:
適用例1の静電チャックRFフィルターボックスであって、少なくとも2つのコンタクトブロックを備え、第1のコンタクトブロックがRF信号をフィルタリングするように構成され、第2のコンタクトブロックがAC信号をフィルタリングするように構成されている、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例3:
適用例2の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記第1のコンタクトブロックは少なくとも3つのRF信号をフィルタリングするように構成され、前記第2のコンタクトブロックは少なくとも4つのAC信号をフィルタリングするように構成されている、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例4:
適用例1の静電チャックRFフィルターボックスであって、低周波および高周波のRF信号をフィルタリングする、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例5:
適用例1の静電チャックRFフィルターボックスであって、ACヒーター信号をフィルタリングする、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例6:
適用例1の静電チャックRFフィルターボックスであって、DCクランプ電圧をフィルタリングする、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例7:
適用例1の静電チャックRFフィルターボックスであって、少なくとも1つのファンアセンブリを更に備える、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例8:
適用例1の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記合わせ面上に少なくとも2つの位置合わせ機構を備える、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例9:
適用例8の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも2つの位置合わせ機構は位置合わせピンおよびキー溝穴を備える、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例10:
適用例8の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも2つの位置合わせ機構は少なくとも2つの位置合わせピンを備える、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例11:
適用例8の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも2つの位置合わせ機構は少なくとも2つのキー溝穴を備える、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例12:
適用例1の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記ペデスタルリフトは移動可能である、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例13:
適用例1の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも1つのコンタクトブロックは絶縁材料で形成されている、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例14:
適用例1の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも1つのコンタクトブロックは、絶縁材料で形成された締結具によって前記RFフィルターボックスの筐体に締結されている、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例15:
静電チャックRFフィルターボックスをペデスタルリフトと電気的に結合させる方法であって、前記方法は、
前記静電チャックRFフィルターボックスを提供することであって、前記RFフィルターボックスは、
RFフィルターブロックの外側合わせ面上に複数の自動位置合わせ電気コネクタを含む少なくとも1つのコンタクトブロックと、
前記RFフィルターボックスの前記外側合わせ面上の少なくとも1つの位置合わせ機構であって、前記コンタクトブロックが前記ペデスタルリフトのブラケットに取り付けられた時に、前記自動位置合わせ電気コネクタと前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の対応する前記電気コネクタとが自動的に嵌合するように、前記少なくとも1つの位置合わせ機構は、前記自動位置合わせ電気コネクタを前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の対応する電気コネクタと位置合わせさせるように構成されている、少なくとも1つの位置合わせ機構と、を備える、前記静電チャックRFフィルターボックスの提供と、
前記少なくとも1つの位置合わせ機構を使用して、前記RFフィルターボックスの前記外側合わせ面を前記ペデスタルリフトの取付けブラケットの合わせ面に対して配置して、前記ペデスタルリフトの前記取付けブラケット上の対応する位置合わせ機構と係合させることと、
前記RFフィルターボックスを前記ペデスタルリフトと電気的に結合させるために、前記RFフィルターボックスを前記ペデスタルリフトの前記取付けブラケットに固定することであって、前記RFフィルターボックスが前記ペデスタルリフトの前記取付けブラケットに固定された時に、前記RFフィルターボックス上の前記複数の電気コネクタと前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の対応する前記電気コネクタとが自動的に嵌合する、前記RFフィルターボックスの固定と、を含む方法。
適用例16:
適用例15の方法であって、前記RFフィルターボックスは少なくとも2つのコンタクトブロックを備え、第1のコンタクトブロックがRF信号をフィルタリングするように構成され、第2のコンタクトブロックがAC信号をフィルタリングするように構成されている、方法。
適用例17:
適用例16の方法あって、前記第1のコンタクトブロックは少なくとも3つのRF信号をフィルタリングするように構成され、前記第2のコンタクトブロックは少なくとも4つのAC信号をフィルタリングするように構成されている、方法。
適用例18:
適用例15の方法であって、前記RFフィルターボックスは低周波および高周波のRF信号をフィルタリングする、方法。
適用例19:
適用例15の方法であって、前記RFフィルターボックスはACヒーター信号をフィルタリングする、方法。
適用例20:
適用例15の方法であって、前記RFフィルターボックスはDCクランプ電圧をフィルタリングする、方法。
適用例21:
適用例15の方法であって、前記RFフィルターボックスは前記合わせ面上に少なくとも2つの位置合わせ機構を備える、方法。
適用例22:
適用例21の方法であって、
前記合わせ面上の位置合わせピンを前記ペデスタルリフトの前記ブラケットのキー溝穴に位置合わせすることと、
前記合わせ面上のキー溝穴を前記ペデスタルリフトの前記ブラケットの位置合わせピンに位置合わせすることと、を更に含む方法。
適用例23:
適用例21の方法であって、少なくとも2つの位置合わせピンを、前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の2つの対応するキー溝穴と位置合わせすることを更に含む、方法。
適用例24:
適用例21の方法であって、少なくとも2つのキー溝穴を、前記ペデスタルリフトの前記ブラケット上の2つの対応する位置合わせピンと位置合わせすることを更に含む、方法。
適用例25:
適用例1の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記ペデスタルリフトは移動可能である、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例26:
適用例1の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも1つのコンタクトブロックは絶縁材料で形成されている、静電チャックRFフィルターボックス。
適用例27:
適用例1の静電チャックRFフィルターボックスであって、前記少なくとも1つのコンタクトブロックは、絶縁材料で形成された締結具によって前記RFフィルターボックスの筐体に締結されている、静電チャックRFフィルターボックス。
図1
図2
図3
図4
図5A
図5B
図6
図7A
図7B
図8A
図8B
図9