特許7326948IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ポリウレア樹脂製造用硬化剤組成物、及びそれを用いたポリウレア樹脂の製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

背景技術に示した反応型アミンからなるポリウレア樹脂硬化剤については、ポリウレア樹脂の硬化性が不足する傾向があり、塩ビとポリカーボネートの汚染性を共に低減することができないという点で課題がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、の課題を解決するために鋭意検討した結果、本発明のポリウレア樹脂用硬化剤組成物、及びそれを用いたポリウレア樹脂の製造方法を見出し、本発明を完成させるに至った。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のポリウレア樹脂製造用硬化剤組成物を用いると、ポリウレア樹脂製造時の充分な硬化性、製造されたポリウレア樹脂の低塩ビ変色性及び低ポリカーボネート変色性が達成される。驚くべきことに、本発明のポリウレア樹脂製造用硬化剤組成物が反応型アミンでないアミン化合物を含有するにも関わらず、揮発性アミンにより促進されると考えられる塩ビ変色及びポリカーボネート変色が小さい。また、予想外なことに、一般式(3)で表される反応型アミン(B)を含有する場合、一般式(1)で示される第3級アミン化合物及び一般式(2)で示される第3級アミン化合物からなる群より選択される1種又は2種以上の第3級アミン化合物(A)と一般式(3)で表される反応型アミン(B)をそれぞれ単独で使用する場合に比べ、塩ビ変色性が大きく低減した。さらに、本発明のポリウレア樹脂製造用硬化剤組成物は、低アルミニウム腐食性を示し、近年自動車に搭載されることが多いアルミニウム製品の腐食リスクを低減することが期待される。また、本発明のポリウレア樹脂製造用硬化剤組成物は、低い水溶液pHを示し、硬化剤水溶液が万一作業者の体に触れた場合の薬傷リスクを低減することが期待される。ポリウレア樹脂は合成ボード製造時、又は自動車用天井材製造時における熱圧縮成型が可能であり、産業上極めて有用である。

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