(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-03
(45)【発行日】2023-10-12
(54)【発明の名称】ヒアルロン酸産生促進剤及びこれを含有するしわ改善剤又は皮膚外用剤
(51)【国際特許分類】
A61K 8/42 20060101AFI20231004BHJP
A61K 31/16 20060101ALI20231004BHJP
A61P 17/16 20060101ALI20231004BHJP
A61P 43/00 20060101ALI20231004BHJP
A61Q 19/00 20060101ALI20231004BHJP
【FI】
A61K8/42
A61K31/16
A61P17/16
A61P43/00 111
A61Q19/00
(21)【出願番号】P 2019175740
(22)【出願日】2019-09-26
【審査請求日】2022-07-25
(73)【特許権者】
【識別番号】593106918
【氏名又は名称】株式会社ファンケル
(73)【特許権者】
【識別番号】591082421
【氏名又は名称】丸善製薬株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100162396
【氏名又は名称】山田 泰之
(74)【代理人】
【識別番号】100194803
【氏名又は名称】中村 理弘
(72)【発明者】
【氏名】山城 晶
(72)【発明者】
【氏名】大戸 信明
(72)【発明者】
【氏名】奥田 洋
(72)【発明者】
【氏名】栢木 宏之
【審査官】池田 周士郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-097036(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 8/00- 8/99
A61Q 1/00-90/00
A61K 31/00-31/80
A61P 17/00-17/18
A61P 43/00
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
CAplus/MEDLINE/KOSMET/BIOSIS(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンから選択される
1以上を有効成分として含有するヒアルロン酸産生促進剤。
【請求項2】
アセチルスペルミン、ジアセチルスペルミジンから選択される1以上を有効成分として
含有する表皮におけるヒアルロン酸産生促進剤。
【請求項3】
アセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンから選択される
1以上を有効成分として含有する真皮におけるヒアルロン酸産生促進剤。
【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載のヒアルロン酸産生促進剤を含有するしわ改善剤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンから選択される1以上を有効成分として含有するヒアルロン酸産生促進剤に関する。
【背景技術】
【0002】
ヒアルロン酸は、β-D-N-アセチルグルコサミンとβ-D-グルクロン酸が交互に結合した直鎖状の高分子多糖であり、哺乳動物の皮膚、血管、関節、眼球硝子体などの結合組織に広く分布するグリコサミノグリカンの一種である。ヒアルロン酸の各組織での機能としては、その高い水分保持能力、粘弾性や結合性の高さからコラーゲンとともに組織の潤滑性と柔軟性、細胞の保持などに深く関与している。
【0003】
皮膚組織において、ヒアルロン酸は皮膚の保水性や弾力性に大きく関与している。しかし加齢や外的ストレスにより、皮膚中のヒアルロン酸は減少し、その結果、乾燥、かさつきをはじめとしたさまざまな肌荒れ、小じわの形成、皮膚のたるみ、はりの消失等といった皮膚の老化をもたらすと言われている。すなわち、生体内のヒアルロン酸の蓄積を促進することによって、ヒアルロン酸の産生量の減少により生じるしわ・肌荒れ・皮膚バリア機能の低下などを改善することができる。
【0004】
これまでに皮膚のしわなど、ヒアルロン酸の減少に伴う障害に対してヒアルロン酸を直接、外用剤、あるいは注射剤として投与する試みがなされてきた。しかし、ヒアルロン酸は高分子の多糖成分であることから経皮吸収は少なく、さらに注射剤による補充療法は、医師の処方が必要であり、苦痛を伴う治療であることから日常的に使える手法ではない。また、生体内でヒアルロン酸の合成を促進したり(特許文献1:特開2001-163794)、分解酵素であるヒアルロニダーゼを阻害する技術(特許文献2:特開2000-178196)が、これまでに開示されてきた。しかし、効果、安全性、供給、品質、安定性などの面から不十分であり、新規なヒアルロン酸産生促進剤の開発が望まれていた。
【0005】
また、特許文献3(特開2012-046544号公報)には、ポリアミンであるプトレシン、スペルミジン、スペルミンにヒアルロン酸産生促進作用があることが記載されているが、アセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンのヒアルロン酸産生促進作用については知られていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2001-163794号公報
【文献】特開2000-178196号公報
【文献】特開2012-046544号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、新規なヒアルロン酸産生促進剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の主な構成は、次のとおりである。
1.アセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンから選択される1以上を有効成分として含有するヒアルロン酸産生促進剤。
2.アセチルスペルミン、ジアセチルスペルミジンから選択される1以上を有効成分として含有する表皮におけるヒアルロン酸産生促進剤。
3.アセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンから選択される1以上を有効成分として含有する真皮におけるヒアルロン酸産生促進剤。
4.1.~3.のいずれかに記載のヒアルロン酸産生促進剤を含有するしわ改善剤。
5.1.~3.のいずれかに記載のヒアルロン酸産生促進剤を含有する皮膚外用剤。
【発明の効果】
【0009】
本発明で用いるアセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンは、これまでにヒアルロン酸産生促進作用があることが知られていたプトレシン、スペルミジン、スペルミンと同等もしくは同等以上のヒアルロン酸産生促進活性を有している。特に、アセチルスペルミン、ジアセチルスペルミジンは表皮におけるヒアルロン酸産生促進作用に優れ、アセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンは真皮におけるヒアルロン酸産生促進作用に優れている。アセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンの1種以上を有効成分として含有するヒアルロン酸産生促進剤及びこれを利用したしわ改善剤又は皮膚外用剤を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
プトレシン、スペルミジン、スペルミンの構造式を、それぞれ下記(1)~(3)に示す。
【0011】
【0012】
本発明は、上記ポリアミンのアセチル誘導体である、アセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンから選択される1以上を有効成分として含有するヒアルロン酸産生促進剤、アセチルスペルミン、ジアセチルスペルミジンから選択される1以上を有効成分として含有する表皮におけるヒアルロン酸産生促進剤、アセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンから選択される1以上を有効成分として含有する真皮におけるヒアルロン酸産生促進剤、及びこれらを利用したしわ改善剤、皮膚外用剤に関する。
【0013】
本発明のヒアルロン酸産生促進剤におけるアセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンそれぞれの濃度は、ヒアルロン酸の産生を促進できる範囲内であれば特に制限されないが、いずれも0.01μg/mL以上200μg/mL以下であることが好ましい。
【0014】
本発明のヒアルロン酸産生促進剤を直接化粧料成分として配合することにより、しわ改善剤を調製することができる。このしわ改善剤には、植物油、脂肪酸類、高級アルコール、シリコーン類、界面活性成分、水溶性合成高分子、増粘成分、粉体成分、保湿成分、紫外線吸収剤、紫外線遮蔽物、香料、金属キレート剤、pH調整剤などの公知の化粧料用成分を含有させることができる。さらには、抗炎症成分、活性酸素消去成分、血行促進成分、美白成分あるいは、その他の公知の添加剤である有効成分を配合することもできる。
【0015】
本発明のしわ改善剤は、化粧料、医薬部外品、医薬品を含むものであって、通常使用される製剤化方法にしたがって製造することができ、植物油のような油脂類、高級脂肪酸、高級アルコール、シリコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、防腐剤、糖類、金属イオン封鎖剤、水溶性高分子のような高分子、増粘剤、粉体成分、紫外線吸収剤、紫外線遮断剤、ヒアルロン酸のような保湿剤、香料、pH調整剤等を含有させることができる。ビタミン類、皮膚賦活剤、血行促進剤、常在菌コントロール剤、活性酸素消去剤、抗炎症剤、美白剤、殺菌剤等の他の薬効成分、生理活性成分を含有させることもできる。
【0016】
本発明の皮膚外用剤は、化粧料、医薬部外品、医薬品を含むものであって、化粧水、乳液、クリーム、ジェル等の、溶液状、乳化物状、高分子ゲル状製剤とすることができる。また、泡状製剤、多層状製剤、スプレー製剤、不織布等に含浸させたシートあるいはゲルパック製剤であってもよい。
【0017】
本発明の皮膚外用剤には、目的に応じて任意成分として保湿剤、界面活性剤、増粘剤、抗炎症剤、ビタミン類、抗酸化剤、血行促進剤、創傷治癒剤、抗菌性物質、皮膚賦活剤、常在菌コントロール剤、活性酸素消去剤、美白剤等の薬効成分を含有させることができる。
【0018】
薬効成分としては、従来、医薬品、医薬部外品、化粧品、衛生材料等で使用されていて、水に溶解、または分散可能なものであれば特に限定されることなく使用することができる。具体的には、アシタバエキス、アボカドエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アンズエキス、アンズ核エキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オオムギエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、加水分解エラスチン、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキス、カルカデエキス、キウイエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、グアノシン、クマザサエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、酵母エキス、ゴボウエキス、コンフリーエキス、コラーゲン、コケモモエキス、サイコエキス、サイタイ抽出液、サルビアエキス、サボンソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、スギナエキス、スイカズラエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、ゼニアオイエキス、センブリエキス、タイソウエキス、タイムエキス、チョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ノバラエキス、ハイビスカスエキス、バクモンドウエキス、パセリエキス、蜂蜜、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、フキタンポポエキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ホップエキス、マツエキス、マロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキス、ユーカリエキス、ユズエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、リンゴエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
【0019】
また、アミノ酸、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイ、トリメチルグリシン等の保湿剤;スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質等の油性成分;ε-アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、β-グリチルレチン酸、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤;ビタミンA,B2,B6,D,E、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド等のビタミン類;トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤;γ-オリザノール、ビタミンE誘導体等の血行促進剤;レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤;デオキシリボ核酸、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜等の生体高分子;アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4-アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分;セファランチン、トウガラシチンキ、ヒノキチオール、ヨウ化ニンニクエキス、塩酸ピリドキシン、dl-α-トコフェロール、酢酸dl-α-トコフェロール、ニコチン酸、ニコチン酸誘導体、D-パントテニルアルコール、アセチルパントテニルエチルエーテル、ビオチン、アラントイン、イソプロピルメチルフェノール、エストラジオール、エチニルエストラジオール、塩化カルプロニウム、塩化ベンザルコニウム、塩酸ジフェンヒドラミン、タカナール、カンフル、サリチル酸、ノニル酸バニリルアミド、ノナン酸バニリルアミド、ピロクトンオラミン、ペンタデカン酸グリセリル、モノニトログアヤコール、レゾルシン、γ-アミノ酪酸、塩化ベンゼトニウム、塩酸メキシレチン、オーキシン、女性ホルモン、カンタリスチンキ、シクロスポリン、ヒドロコルチゾン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等も挙げられる。
【実施例】
【0020】
以下、実施例に基づいて本発明について詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0021】
<ヒアルロン酸産生促進確認試験 >
正常ヒト新生児表皮角化細胞を用いてヒアルロン酸産生促進作用を確認した。
プトレシン二塩酸塩;(ナカライテスク社、商品コード29428-01)
スペルミジン三塩酸塩;(ナカライテスク社、商品コード32110-41)
スペルミン四塩酸塩;(ナカライテスク社、商品コード32113-11)
N8-アセチルスペルミジン二塩酸塩;(Sigma-Aldrich社、商品コードA3658)
N1,N8-ジアセチルスペルミジン;(Toronto Research Chemicals Inc、商品コードD367000)
N1-アセチルスペルミン三塩酸塩;(Sigma-Aldrich社、商品コード01467)
【0022】
(試験1:表皮)
正常ヒト新生児表皮角化細胞(NHEK)を表皮角化細胞増殖培地(KGM)を用いて培養した後、トリプシン処理により細胞を回収した。回収した細胞を1.0×105cells/mLの濃度になるようにKGM培地で希釈した後、96wellプレートに1well当たり100μLずつ播種し、24時間培養した。
培養終了後、KGM培地に所定濃度となるように溶解した被験試料を各wellに100μLずつ添加し、3日間培養した。培養後、各wellの培地中のヒアルロン酸量を、ヒアルロン酸結合タンパクを用いたサンドイッチ法により測定した。試験は、各試料n=5で行った。
【0023】
(試験2:真皮)
ヒト正常線維芽細胞(NB1RGB)を10%FBS(牛胎児血清)含有ダルベッコMEM培地を用いて培養した後、トリプシン処理により細胞を回収した。回収した細胞を1.6×105cells/mLの濃度に上記培地で希釈した後、96wellマイクロプレートに1well当たり100μLずつ播種し、一晩培養した。
培養終了後、0.25%FBS含有ダルベッコMEM培地に所定濃度となるように溶解した被験試料を各wellに100μL添加し、3日間培養した。培養後、各wellの培地中のヒアルロン酸量をヒアルロン酸結合タンパクを用いたサンドイッチ法により測定した。試験は、各試料n=5で行った。
【0024】
ヒアルロン酸産生促進率は、以下の式より算出した。平均値を表1、2に示す。
ヒアルロン酸産生促進率(%)=A/B×100
A:被験試料添加時のヒアルロン酸量
B:被験試料無添加時のヒアルロン酸量
【0025】
【0026】
(結果)
アセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンは、プトレシン、スペルミジン、スペルミンと同等もしくは同等以上のヒアルロン酸産生促進活性を有していた。アセチルスペルミン、ジアセチルスペルミジンは、表皮におけるヒアルロン酸産生促進活性、アセチルスペルミン、アセチルスペルミジン、ジアセチルスペルミジンは、真皮におけるヒアルロン酸産生促進活性に優れていた。
【0027】
(処方例)
(化粧水)
1.精製水 残余
2.グリセリン 5.0%
3.ジグリセリン 7.0%
4.1,3-ブチレングリコール 5.0%
5.ベタイン 1.0%
6.アセチルスペルミン 0.001%
7.フェノキシエタノール 0.3%
1~7を撹拌混合し、化粧水を得た。
【0028】
(美容ジェル)
1.精製水 残余
2.ジプロピレングリコール 6.0%
3.PEG-75 0.5%
4.ラフィノース 2.0%
5.フェノキシエタノール 0.2%
6.ペンチレングリコール 1.0%
7.キサンタンガム 0.1%
8.スクワラン 3.0%
9.SIMULGEL NS 2.5%
10.アセチルスペルミジン 0.0001%
11. エタノール 2.0%
6に7を分散させる(分散物)。8と9を混合する(混合物)。分散物を加熱溶解した1から5に徐々に添加し、さらに混合物を添加したのちホモミクサーで撹拌する。冷却後、10、11を加えた後、再度ホモミクサーで撹拌させる。
※SIMULGEL NS(SEPPIC社製;(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、スクワラン、ポリソルベート60、水、イソステアリン酸ソルビタンの混合物)
【0029】
(乳液)
1.オリーブ油 5.0%
2.ホホバ油 1.0%
3.ジメチコン 0.5%
4.ステアリン酸ポリグリセリル-10 1.0%
5.グリセリン 7.0%
6.ジプロピレングリコール 6.0%
7.フェノキシエタノール 0.5%
8.1,3-ブチレングリコール 3.0%
9.キサンタンガム 1.0%
10.カルボキシビニルポリマー 0.1%
11.水酸化カリウム 0.02%
12.ジアセチルスペルミジン 0.002%
13.精製水 残余
8に9を分散させる(分散物)。10を13に撹拌溶解させたものに、分散物を添加、さらに5から7を添加し加熱溶解させる(溶解物)。1から4を加熱溶解させ、溶解物を徐々に添加し、ホモミクサーで撹拌する。次いで、13の一部に11を溶解させたものを添加、冷却後、13の一部に溶解させた12を加えた後、再度ホモミクサーで撹拌させる。