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特許7367055Xtackingアーキテクチャを有するDRAMメモリデバイス
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-13
(45)【発行日】2023-10-23
(54)【発明の名称】Xtackingアーキテクチャを有するDRAMメモリデバイス
(51)【国際特許分類】
   H10B 12/00 20230101AFI20231016BHJP
   H01L 21/02 20060101ALI20231016BHJP
【FI】
H10B12/00 621C
H01L21/02 B
H10B12/00 601
【請求項の数】 14
(21)【出願番号】P 2021559590
(86)(22)【出願日】2020-02-20
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-06-09
(86)【国際出願番号】 CN2020075922
(87)【国際公開番号】W WO2021163944
(87)【国際公開日】2021-08-26
【審査請求日】2021-10-06
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】519237948
【氏名又は名称】長江存儲科技有限責任公司
【氏名又は名称原語表記】Yangtze Memory Technologies Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.88 Weilai 3rd Road,East Lake High-tech Development Zone,Wuhan,Hubei,China
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】レイ・リウ
(72)【発明者】
【氏名】ディ・ワン
(72)【発明者】
【氏名】ウェンシ・ジョウ
(72)【発明者】
【氏名】ジリアン・シア
【審査官】正山 旭
(56)【参考文献】
【文献】特開平08-186235(JP,A)
【文献】特開平08-227980(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2009/0090950(US,A1)
【文献】特開平05-055513(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2010/0112753(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2019/0244892(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第110192269(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第109155301(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2011/0049594(US,A1)
【文献】特開2016-157832(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H10B 12/00
H01L 21/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アレイトランジスタ及び周辺トランジスタが中に形成された第1のウェハと、
キャパシタ構造が中に形成された第2のウェハと、
前記第1のウェハと前記第2のウェハとの間に形成された接合界面であって、前記第1のウェハの第1の面と前記第2のウェハの第1の面とが互いに向かい合い、前記接合界面が、メモリセルを形成するために前記アレイトランジスタを前記キャパシタ構造に結合するように構成された、接合界面と
を備え、
前記第1のウェハが第1の基板を備え、前記第2のウェハが第2の基板を備え、前記第1の基板が第1の面と反対側の第2の面とを有し、前記第2の基板が第1の面と反対側の第2の面とを有し、前記アレイトランジスタ及び前記周辺トランジスタが前記第1の基板の前記第1の面内に配置され
前記第1の基板の前記第1の面上の前記アレイトランジスタ上に形成された第1の誘電体スタックと、
前記第1の誘電体スタック内に形成され、前記第1の誘電体スタックを通って延在する複数の第1のコンタクト構造であって、前記第1のコンタクト構造の第1の端子コンタクトが前記アレイトランジスタの第1のドープ領域に結合された、複数の第1のコンタクト構造と、
をさらに備え、
前記アレイトランジスタが、
前記第1のコンタクト構造の前記第1の端子コンタクトに結合された第1のドープ領域と、
前記第1のコンタクト構造のワードライン構造に結合されたゲート構造と、
前記第1のコンタクト構造のビットライン構造に結合された第2のドープ領域と
をさらに備える、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)。
【請求項2】
記キャパシタ構造が第2の誘電体スタック内に配置されるように、前記第2の基板の前記第1の面上に形成された前記第2の誘電体スタックと、
前記第2の誘電体スタック内に形成され、前記第2の誘電体スタックを通って延在する複数の第2のコンタクト構造と、
前記第2の基板の前記第2の面上に形成された第3の誘電体スタックと、
前記第3の誘電体スタック内に形成され、前記第2のコンタクト構造の第2の端子コンタクトに接続するように、前記第2の基板の前記第2の面から前記第2の基板を通って延在するシリコン貫通コンタクト(TSC)と
をさらに備え
前記第2の基板がシリコン基板である、請求項1に記載のDRAM。
【請求項3】
前記キャパシタ構造が、
前記第2の基板の前記第1の面から離れる方へ延在するように前記第2の誘電体スタック内に形成され、前記第2のコンタクト構造の底板コンタクトに結合されたカップ状の底板と、
前記底板内に配置され、前記第2のコンタクト構造の上板コンタクトに結合された細長い上板と、
前記底板と前記上板との間に配置された高K層と
をさらに備える、請求項に記載のDRAM。
【請求項4】
前記底板コンタクトおよび前記第1の端子コンタクトが一緒に接合され、前記ビットライン構造および前記第2の端子コンタクトが一緒に接合された、請求項に記載のDRAM。
【請求項5】
前記周辺トランジスタが、
前記第1のコンタクト構造のゲートコンタクトに接続されたゲート構造と、
前記第1のコンタクト構造のソースコンタクトに接続されたソース領域と、
前記第1のコンタクト構造のドレインコンタクトに接続されたドレイン領域と
をさらに備え、
前記ゲートコンタクト、前記ソースコンタクト、および前記ドレインコンタクトの各々が、それぞれの第2のコンタクト構造に接合された、請求項に記載のDRAM。
【請求項6】
ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を製造するための方法であって、
第1の基板の第1の面内にアレイトランジスタを形成するステップと、
前記第1の基板の前記第1の面上の前記アレイトランジスタ上に第1の誘電体スタックを形成し、前記第1の誘電体スタック内に複数の第1のコンタクト構造を形成するステップであって、前記アレイトランジスタが前記第1のコンタクト構造のうちの少なくとも1つに結合される、ステップと、
前記第1の基板の前記第1の面内に周辺トランジスタを形成するステップと、
第2の基板の第1の面上に第2の誘電体スタックを形成するステップと、
前記第2の誘電体スタック内および前記第2の基板の前記第1の面上にキャパシタ構造を形成するステップと、
前記キャパシタ構造が前記アレイトランジスタに結合され、前記第1の基板の前記第1の面と前記第2の基板の前記第1の面とが互いに向かい合うように、接合界面を介して前記第1の基板と前記第2の基板とを接合するステップと
を含み、
前記アレイトランジスタを形成するステップが、
前記第1のコンタクト構造のワードライン構造に結合されたゲート構造を形成するステップと、
前記第1のコンタクト構造の第1の端子コンタクトに結合された第1のドープ領域を形成するステップと、
前記第1のコンタクト構造のビットライン構造に結合された第2のドープ領域を形成するステップと
をさらに含む、方法。
【請求項7】
記第2の誘電体スタック内に複数の第2のコンタクト構造を形成するステップであって、前記キャパシタ構造が前記第2のコンタクト構造のうちの少なくとも1つに結合される、ステップと、
前記第2の基板の前記第1の面とは反対側の第2の面から前記第2の基板の一部を除去するステップと、
前記第2の基板の前記第2の面上に第3の誘電体スタックを形成するステップと、
前記第3の誘電体スタック内にシリコン貫通コンタクト(TSC)を形成するステップであって、前記TSCが、前記第2のコンタクト構造の第2の端子コンタクトに接続するように、前記第2の基板の前記第2の面から前記第2の基板を通って延在する、ステップと
をさらに含み、
前記第2の基板がシリコン基板である、請求項に記載の方法。
【請求項8】
前記周辺トランジスタが、
前記第1のコンタクト構造のゲートコンタクトに接続されたゲート構造と、
前記第1のコンタクト構造のソースコンタクトに接続されたソース領域と、
前記第1のコンタクト構造のドレインコンタクトに接続されたドレイン領域と
を備え、前記ゲートコンタクト、前記ソースコンタクト、および前記ドレインコンタクトの各々が、それぞれの第2のコンタクト構造に接合された、請求項に記載の方法。
【請求項9】
前記キャパシタ構造を形成するステップが、
前記第2の基板の前記第1の面から離れる方へ延在するように前記第2の誘電体スタック内に配置され、前記第2のコンタクト構造の底板コンタクトに結合されたカップ状の底板を形成するステップと、
前記底板内に配置され、前記第2のコンタクト構造の上板コンタクトに結合された細長い上板を形成するステップと、
前記底板と前記上板との間に配置された高K層を形成するステップと
をさらに含む、請求項に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の基板と前記第2の基板とを接合するステップが、
前記キャパシタ構造が前記アレイトランジスタの前記第1のドープ領域に結合されるように、前記底板コンタクトと前記第1の端子コンタクトとを一緒に接合するステップと、
前記TSCが前記アレイトランジスタの前記第2のドープ領域に結合されるように、前記ビットライン構造と前記第2の端子コンタクトとを一緒に接合するステップと
をさらに含む、請求項に記載の方法。
【請求項11】
第1の基板の第1の面上に形成された第1のアレイ領域および第1の周辺領域であって、前記第1のアレイ領域が、前記第1の基板の前記第1の面上に形成された少なくとも1つのアレイトランジスタを有し、前記第1の周辺領域が、前記第1の基板の前記第1の面内に形成された少なくとも1つの周辺トランジスタを有する、第1のアレイ領域および第1の周辺領域と、
第2の基板の第1の面上に形成された第2のアレイ領域および第2の周辺領域であって、前記第2のアレイ領域が、前記第2の基板の前記第1の面上に形成された少なくとも1つのキャパシタ構造を有し、前記少なくとも1つのキャパシタ構造が、前記少なくとも1つのアレイトランジスタの第1のドープ領域に結合され、前記第1の基板の前記第1の面と前記第2の基板の前記第1の面とが互いに向かい合う、第2のアレイ領域および第2の周辺領域と、
前記第1のアレイ領域が前記第2のアレイ領域に結合され、前記第1の周辺領域が前記第2の周辺領域に結合されるように、前記第1の基板を前記第2の基板に接合するように構成された接合界面と
を備えるダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)。
【請求項12】
前記第1の基板の前記第1の面上の前記少なくとも1つのアレイトランジスタ上に形成された第1の誘電体スタックと、
前記第1の誘電体スタック内に形成され、前記第1の誘電体スタックを通って延在する複数の第1のコンタクト構造と、
前記少なくとも1つのキャパシタ構造が前記第2の誘電体スタック内に配置されるように、前記第2の基板の前記第1の面上に形成された第2の誘電体スタックと、
前記第2の誘電体スタック内に形成され、前記第2の誘電体スタックを通って延在する複数の第2のコンタクト構造と、
前記第2の基板の前記第1の面と反対側の前記第2の基板の第2の面上に形成された第3の誘電体スタックと、
前記第3の誘電体スタック内に形成され、前記第2のコンタクト構造の第2の端子コンタクトに接続するように、前記第2の基板の前記第2の面から前記第2の基板を通って延在する少なくとも1つのシリコン貫通コンタクト(TSC)と
をさらに備え
前記第2の基板がシリコン基板である、請求項11に記載のDRAM。
【請求項13】
前記少なくとも1つのアレイトランジスタが、
前記第1のコンタクト構造の第1の端子コンタクトに結合された第1のドープ領域と、
前記第1のコンタクト構造のワードライン構造に結合されたゲート構造と、
前記第1のコンタクト構造のビットライン構造に結合された第2のドープ領域と
をさらに備える、請求項12に記載のDRAM。
【請求項14】
前記少なくとも1つのキャパシタ構造が、
前記第2の基板の前記第1の面から離れる方へ延在するように前記第2の誘電体スタック内に形成され、前記第2のコンタクト構造の底板コンタクトに結合されたカップ状の底板と、
前記底板内に配置され、前記第2のコンタクト構造の上板コンタクトに結合された細長い上板と、
前記底板と前記上板との間に配置された高K層と
をさらに備え、
前記底板コンタクトと前記第1の端子コンタクトとが一緒に接合され、
前記ビットライン構造と前記第2の端子コンタクトとが一緒に接合された、
請求項13に記載のDRAM。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
ダイナミックランダムアクセスメモリ(RAM)は、キャパシタとアレイトランジスタとを有するメモリセル内にデータの各ビットを記憶するランダムアクセスメモリの一種であり、キャパシタとアレイトランジスタは両方とも典型的には金属酸化膜半導体(MOS)技術に基づく。キャパシタは、充電状態または放電状態のいずれかに設定することができる。これらの2つの状態は、従来0および1と呼ばれているビットの2つの値を表すためにとられる。DRAMは、周辺回路を形成するために周辺トランジスタも含む。周辺回路およびアレイトランジスタは、データ入力/出力(I/O)ならびにメモリセル動作(例えば、書き込みまたは読み取り)を処理する。
【0002】
DRAM技術がより高密度およびより大容量に、例えば、10nmノードに向かうにつれて、キャパシタの数は劇的に増加し、キャパシタのサイズは劇的に減少する。キャパシタの数およびサイズの変化は、より長いプロセス時間と、より複雑なプロセスフローとをもたらす可能性がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本概念は、DRAMメモリデバイス、例えば、Xtackingアーキテクチャを有するDRAMメモリデバイスの形成に関する。Xtackingアーキテクチャでは、DRAMメモリデバイスのキャパシタは、アレイウェハ上で処理され、DRAMメモリデバイスの周辺トランジスタおよびアレイトランジスタは、所望のI/O速度および機能を可能にする論理技術ノードを使用して別の周辺ウェハ上で処理される。アレイウェハおよび周辺ウェハの処理が完了すると、2つのウェハは、1つのプロセスステップにおいてウェハ間の界面を横切って形成される金属ビア(垂直相互接続アクセス)を介して電気的に接続される。Xtacking技術を使用することによって、より高い記憶密度、より単純なプロセスフロー、およびより短いサイクル時間を達成することができる。
【0004】
本開示の一態様によれば、アレイトランジスタが中に形成された第1のウェハと、キャパシタ構造が中に形成された第2のウェハとを含むことができる半導体デバイスが提供される。半導体デバイスは、第1のウェハと第2のウェハとの間に形成された、複数の接合構造を含む接合界面も含む。接合構造は、メモリセルを形成するためにアレイトランジスタをキャパシタ構造に結合するように構成される。
【0005】
いくつかの実施形態において、第1のウェハは、第1の基板を有することができ、第2のウェハは、第2の基板を有することができる。第1の基板は、第1の面と、反対側の第2の面とを有する。第2の基板は、第1の面と、反対側の第2の面とを有する。アレイトランジスタは、第1の基板の第1の面内に配置することができる。
【0006】
加えて、半導体デバイスは、アレイトランジスタ上に形成され、第1の基板の第1の面上に配置された第1の誘電体スタックと、第1の誘電体スタック内に形成され、第1の誘電体スタックを通って延在する複数の第1のコンタクト構造とを含むことができ、第1のコンタクト構造の第1の端子コンタクトは、アレイトランジスタの第1のドープ領域に結合される。半導体デバイスは、キャパシタ構造が第2の誘電体スタック内に配置されるように、第2の基板の第1の面上に形成された第2の誘電体スタックも含むことができ、複数の第2のコンタクト構造が、第2の誘電体スタック内に形成され、第2の誘電体スタックを通ってさらに延在する。半導体デバイスは、第2の基板の第2の面上に形成された第3の誘電体スタックと、第3の誘電体スタック内に形成されたシリコン貫通コンタクト(TSC(through silicon contact))とを含むことができる。TSCは、第2のコンタクト構造の第2の端子コンタクトに接続するように、第2の基板の第2の面から第2の基板を通って延在することができる。
【0007】
アレイトランジスタは、ゲート構造と、第2のドープ領域とをさらに含むことができる。ゲート構造は、第1のコンタクト構造のワードライン構造に結合することができ、第2のドープ領域は、第1のコンタクト構造のビットライン構造に結合することができる。
【0008】
キャパシタ構造は、カップ状の底板を有することができる。底板は、第2の誘電体スタック内に形成することができる。底板は、第2の基板の第1の面から離れる方へさらに延在し、第2のコンタクト構造の底板コンタクトに結合される。キャパシタ構造は、底板内に配置され、第2のコンタクト構造の上板コンタクトに結合された細長い上板を有することもできる。底板と上板との間に、高K層がさらに配置される。
【0009】
いくつかの実施形態において、底板コンタクトおよび第1の端子コンタクトは、一緒に接合することができ、ビットライン構造および第2の端子コンタクトは、一緒に接合することができる。
【0010】
半導体デバイスは、第1の基板の第1の面内に形成された周辺トランジスタをさらに含むことができる。周辺トランジスタは、第1のコンタクト構造のゲートコンタクトに接続されたゲート構造と、第1のコンタクト構造のソースコンタクトに接続されたソース領域と、第1のコンタクト構造のドレインコンタクトに接続されたドレイン領域とを有することができる。ゲートコンタクト、ソースコンタクト、およびドレインコンタクトの各々は、それぞれの第2のコンタクト構造に接合することができる。
【0011】
別の実施形態において、半導体デバイスは、第2の基板の第1の面内に形成された周辺トランジスタを有することができる。したがって、周辺トランジスタは、第2のコンタクト構造のゲートコンタクトに接続されたゲート構造と、第2のコンタクト構造のソースコンタクトに接続されたソース領域と、第2のコンタクト構造のドレインコンタクトに接続されたドレイン領域とを有する。ゲートコンタクト、ソースコンタクト、およびドレインコンタクトの各々は、それぞれの第1のコンタクト構造に接合される。
【0012】
本開示の別の態様によれば、半導体デバイスを製造するための方法が提供される。開示された方法において、第1の基板の第1の面上のアレイトランジスタを形成することができる。第1の誘電体スタックが、アレイトランジスタ上に形成され、第1の基板の第1の面上に配置され、複数の第1のコンタクト構造が、第1の誘電体スタック内に形成され、アレイトランジスタは、第1のコンタクト構造の少なくとも1つに結合される。加えて、キャパシタ構造を、第2の基板の第1の面上にさらに形成することができる。第2の誘電体スタックが、第2の基板の第1の面上に形成され、複数の第2のコンタクト構造が、第2の誘電体スタック内に形成され、キャパシタ構造は、第2のコンタクト構造の少なくとも1つに結合され、キャパシタ構造は、第2の誘電体スタック内に配置される。第1の基板および第2の基板は、その後、キャパシタ構造がアレイトランジスタに結合され、第1の基板の第1の面と第2の基板の第1の面とが互いに向かい合うように、複数の接合構造を介して互いに接合することができる。
【0013】
方法は、第1の基板の第1の面内に周辺トランジスタを形成するステップを含むこともできる。周辺トランジスタは、第1のコンタクト構造のゲートコンタクトに接続されたゲート構造と、第1のコンタクト構造のソースコンタクトに接続されたソース領域と、第1のコンタクト構造のドレインコンタクトに接続されたドレイン領域とを含むことができ、ゲートコンタクト、ソースコンタクト、およびドレインコンタクトの各々は、それぞれの第2のコンタクト構造に接合される。
【0014】
いくつかの実施形態において、アレイトランジスタを形成するステップは、ゲート構造と、第1のドープ領域と、第2のドープ領域とを形成するステップを含むことができる。ゲート構造は、第1のコンタクト構造のワードライン構造に結合することができ、第1のドープ領域は、第1のコンタクト構造の第1の端子コンタクトに結合することができ、第2のドープ領域は、第1のコンタクト構造のビットライン構造に結合することができる。
【0015】
いくつかの実施形態において、第2の基板の一部は、第2の基板の第1の面とは反対側の第2の面から除去することができる。続いて、第3の誘電体スタックを、第2の基板の第2の面上に形成することができる。シリコン貫通コンタクト(TSC)を、第3の誘電体スタック内に形成することができる。TSCは、第2の基板の第2の面から延在し、第2のコンタクト構造の第2の端子コンタクトに接続するように第2の基板を通ってさらに延在することができる。
【0016】
キャパシタ構造を形成するために、カップ状の底板を形成することができる。底板は、第2の誘電体スタック内に配置され、第2のコンタクト構造の底板コンタクトに接続するように第2の基板の第1の面から離れる方へ延在することができる。さらに、細長い上板を形成することができる。上板は、底板内に配置され、第2のコンタクト構造の上板コンタクトに結合することができる。底板と上板との間に、高K層を配置することができる。
【0017】
いくつかの実施形態において、第1の基板と第2の基板とを接合するステップは、キャパシタ構造がアレイトランジスタの第1のドープ領域に結合されるように、底板コンタクトと第1の端子コンタクトとを一緒に接合するステップと、TSCがアレイトランジスタの第2のドープ領域に結合されるように、ビットライン構造と第2の端子コンタクトとを一緒に接合するステップとを含むことができる。
【0018】
開示された方法において、第2の基板の第1の面内に、周辺トランジスタも形成することができる。周辺トランジスタは、第2のコンタクト構造のゲートコンタクトに結合されたゲート構造と、第2のコンタクト構造のソースコンタクトに接続されたソース領域と、第2のコンタクト構造のドレインコンタクトに接続されたドレイン領域とを有することができる。ゲートコンタクト、ソースコンタクト、およびドレインコンタクトの各々は、それぞれの第1のコンタクト構造にさらに接合される。
【0019】
本開示のさらに別の態様によれば、半導体デバイスが提供される。半導体デバイスは、第1の基板の第1の面上に形成された第1のアレイ領域と第1の周辺領域とを有することができる。第1のアレイ領域は、第1の基板の第1の面内に形成された少なくとも1つのアレイトランジスタを有し、第1の周辺領域は、第1の基板の第1の面内に形成された少なくとも1つの周辺トランジスタを有する。半導体デバイスは、第2の基板の第1の面上に形成された第2のアレイ領域と第2の周辺領域とを有することができる。第2のアレイ領域は、第2の基板の第1の面上に形成された少なくとも1つのキャパシタ構造を有し、少なくとも1つのキャパシタ構造は、少なくとも1つのアレイトランジスタの第1のドープ領域に結合することができる。第1の基板の第1の面と第2の基板の第1の面とは、互いに向かい合う。半導体デバイスは、第1のアレイ領域を第2のアレイ領域に接合し、第1の周辺領域を第2の周辺領域に接合するように構成された複数の接合構造を有することもできる。
【0020】
半導体デバイスは、第1の基板の第1の面上の少なくとも1つのアレイトランジスタ上に形成された第1の誘電体スタックと、第1の誘電体スタック内に形成され、第1の誘電体スタックを通って延在する複数の第1のコンタクト構造とを有することができ、第1のコンタクト構造の第1の端子コンタクトが、少なくとも1つのアレイトランジスタの第1のドープ領域に結合される。半導体デバイスは、少なくとも1つのキャパシタ構造が第2の誘電体スタック内に配置されるように第2の基板の第1の面上に形成された第2の誘電体スタックと、第2の誘電体スタック内に形成され、第2の誘電体スタックを通って延在する複数の第2のコンタクト構造とを有することもできる。半導体デバイスは、第2の基板の第2の面上に形成された第3の誘電体スタックと、第3の誘電体スタック内に形成された少なくとも1つのシリコン貫通コンタクト(TSC)とをさらに有することができる。第2の基板の第2の面は、第2の基板の第1の面の反対側である。TSCは、第2のコンタクト構造の第2の端子コンタクトに接続するように、第2の基板の第2の面から第2の基板を通って延在することができる。
【0021】
いくつかの実施形態において、少なくとも1つのアレイトランジスタは、第1のコンタクト構造のワードライン構造に結合されたゲート構造と、第1のコンタクト構造のビットライン構造に結合された第2のドープ領域とをさらに含むことができる。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのキャパシタ構造は、カップ状底板と、細長い上板と、高K層とをさらに含むことができる。底板は、第2の誘電体スタック内に形成され、第2の基板の第1の面から離れる方へ延在し、第2のコンタクト構造の底板コンタクトに結合される。細長い上板は、底板内に配置され、第2のコンタクト構造の上板コンタクトに結合される。高K層は、底板と上板との間に配置される。底板コンタクトおよび第1の端子コンタクトは、一緒に接合され、ビットライン構造および第2の端子コンタクトは、一緒に接合される。
【0022】
本開示の態様は、添付の図とともに読まれたときに以下の詳細な説明から最もよく理解される。業界における標準的な慣行に従い、様々な特徴が縮尺通りに描かれていないことに留意されたい。実際には、様々な特徴の寸法は、議論を明確にするために増加または減少される場合がある。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1A】本開示の例示的な実施形態による、フラット構成において形成されたDRAMメモリデバイスの概略図である。
図1B】本開示の例示的な実施形態による、スタック構成において形成されたDRAMメモリデバイスの概略図である。
図1C】本開示の例示的な実施形態による、トレンチ構成において形成されたDRAMメモリデバイスの概略図である。
図2】本開示の例示的な実施形態による、DRAMメモリデバイスを製造するためのプロセスフローの図である。
図3】本開示の例示的な実施形態による、DRAMメモリデバイスの断面図である。
図4A】本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイスの断面図である。
図4B】本開示の例示的な実施形態による、第2の例示的なDRAMメモリデバイスの断面図である。
図5A】本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイス内のメモリセルの概略図である。
図5B】本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイスを作製するための第1のプロセスフローの概略図である。
図5C】本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイスを作製するための第2のプロセスフローの概略図である。
図6A】本開示の例示的な実施形態による、第2の例示的なDRAMメモリデバイス内のメモリセルの概略図である。
図6B】本開示の例示的な実施形態による、第2の例示的なDRAMメモリデバイスを作製するための第1のプロセスフローの概略図である。
図6C】本開示の例示的な実施形態による、第2の例示的なDRAMメモリデバイスを作製するための第2のプロセスフローの概略図である。
図7】本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイスを製造する第1の様々な中間ステップの断面図であり、本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイスを製造する第2の中間ステップの断面図である。
図8】本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイスを製造する第1の様々な中間ステップの断面図であり、本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイスを製造する第2の中間ステップの断面図である。
図9】本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイスを製造する第1の様々な中間ステップの断面図である。
図10】本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイスを製造する第1の様々な中間ステップの断面図である。
図11】本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイスを製造する第2の中間ステップの断面図である。
図12】本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイスを製造する第2の中間ステップの断面図である。
図13】本開示の例示的な実施形態による、第2の例示的なDRAMメモリデバイスを製造する中間ステップの断面図である。
図14】本開示の例示的な実施形態による、第2の例示的なDRAMメモリデバイスを製造する中間ステップの断面図である。
図15】本開示の例示的な実施形態による、第2の例示的なDRAMメモリデバイスを製造する中間ステップの断面図である。
図16】本開示の例示的な実施形態による、例示的なDRAMメモリデバイスを製造するためのプロセスのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下の開示は、提供された主題の異なる特徴を実装するための多くの異なる実施形態または例を提供する。本開示を簡略化するために、構成要素および配置の特定の例について以下に説明する。もちろん、これらは、単なる例であり、限定することを意図していない。例えば、以下の説明における第2の特徴の上の第1の特徴の形成は、第1および第2の特徴が直接接触し得る特徴である実施形態を含み得、また、第1および第2の特徴が直接接触しない場合があるように、第1の特徴と第2の特徴との間に追加の特徴が形成され得る実施形態も含み得る。加えて、本開示は、様々な例において参照番号および/または文字を繰り返す場合がある。この繰り返しは、単純化および明確化の目的のためのものであり、それ自体が、議論されている様々な実施形態および/または構成の間の関係を指示するものではない。
【0025】
さらに、「の下に」、「より下に」、「下部の」、「より上に」、「上部の」などの空間的に相対的な用語は、本明細書では、図に示されているように、ある要素または特徴の別の要素または特徴との関係を説明するために、説明を容易にするために使用される場合がある。空間的に相対的な用語は、図に示されている向きに加えて、使用中または動作中のデバイスの様々な向きを包含することを意図している。装置は、他の状態に方向付けられ得(90度または他の向きに回転され得)、本明細書で使用される空間的に相対的な記述語も、同様にそれに応じて解釈され得る。
【0026】
DRAMメモリデバイスは、アレイ領域と、周辺領域とを含むことができる。アレイ領域は、複数のDRAMメモリセルを含むことができる。DRAMメモリセルの各々は、両方とも典型的には金属酸化膜半導体(MOS)技術に基づくキャパシタおよびアレイトランジスタから形成することができる。キャパシタは、充電または放電することができる。これらの2つの状態は、従来0および1と呼ばれている、ビットの2つの値を表すためにとられる。キャパシタは、製造方法に応じて、フラット構成、スタック構成、またはトレンチ構成において形成することができる。キャパシタは、第1のドープ領域を介して充電または放電されるように、アレイトランジスタの第1のドープ領域(例えば、ドレイン領域)に結合することができる。ワードラインは、アレイトランジスタをオンまたはオフにするために、アレイトランジスタのゲートに結合することができる。ビットラインは、アレイトランジスタの第2のドープ領域(例えば、ソース領域)に結合し、キャパシタを充電または放電するための経路として機能することができる。
【0027】
周辺領域は、DRAMメモリセルの書き込みまたは読み取りなど、DRAMメモリセルを動作させるように構成された周辺回路を形成するために、複数の周辺トランジスタを含むことができる。周辺回路は、行デコーダ、列デコーダ、入力/出力コントローラ、マルチプレクサ、センス増幅器などを含むことができる。行デコーダは、DRAMメモリセルのワードラインに結合され、アレイトランジスタのゲートをオンまたはオフにするように構成される。列デコーダは、DRAMメモリセルのビットラインに結合され、DRAMメモリセルの読み取りまたは書き込みを行うように構成される。入力/出力コントローラは、入力信号と出力信号とを制御するように構成される。マルチプレクサは、いくつかの入力信号の中から入力信号を選択し、選択された入力信号を単一の出力ラインに転送するように構成される。センス増幅器は、DRAMメモリセル内に記憶されたデータビット(0または1)を表すビットラインからの低電力信号を感知し、小さい電圧スイングを認識可能な論理レベルに増幅するように構成されるので、データは、DRAMメモリデバイスの外部のロジックによって適切に解釈することができる。
【0028】
図1Aは、フラット構成において形成されたDRAMメモリセルの概略図であり、キャパシタは、基板(図示せず)の上面上に形成され、上面に沿って延在する。図1Bは、スタック構成において形成されたDRAMメモリデバイスの概略図であり、キャパシタは、基板(図示せず)上に配置された誘電体スタック内に形成される。図1Cは、トレンチ構成において形成されたDRAMメモリデバイスの概略図であり、キャパシタは、基板(図示せず)内に配置される。図1AにおけるDRAMメモリセルと比較すると、図1B図1CにおけるDRAMメモリセルは、DRAMメモリセルのサイズを縮小し、DRAMメモリデバイスの記憶密度を高めることができる。
【0029】
図2は、DRAMメモリデバイスを製造するためのプロセスフローである。図2に示すように、アレイトランジスタ、周辺トランジスタ、およびキャパシタは、同じウェハにおいて順次に処理される。DRAM技術がより高い密度および大容量に向かうにつれて、DRAMメモリデバイスは、より長いプロセス時間と、より複雑なプロセスフロートを必要とする。
【0030】
図3は、スタック構成において形成されたDRAMメモリデバイス100(デバイス100とも呼ばれる)の断面図であり、キャパシタ、アレイトランジスタ、および周辺トランジスタは、同じウェハ内に形成される。単純化および明確化のために、アレイトランジスタ104、周辺トランジスタ106、およびキャパシタ108が図3に示されている。図3に示すように、アレイトランジスタ104、周辺トランジスタ106、およびキャパシタ108は、同じウェハ102内に形成される。ウェハ102は、基板110を有することができる。基板110は、Si基板などの半導体基板であり得る。アレイトランジスタ104および周辺トランジスタ106は、基板110内に配置される。誘電体スタック101は、基板110上に形成される。誘電体スタック101は、1つまたは複数の誘電体層を含むことができる。図3の例示的な実施形態において、誘電体スタック101は、4つの層間誘電体(ILD(inter layer dielectric))層112~118を含むことができる。キャパシタ108は、誘電体スタック101内に形成される。
【0031】
いくつかの実施形態において、ILD層112~118は、ボロホスホシリケートガラス(BPSG)、ドープされていないシリケートガラス(USG)、ホスホシリケートガラス(PSG)、テトラエチルオルトシリケート(TEOS)、SiH酸化物、SiO、スピンオン誘電体(SOD)、または他の適切な誘電体のうちの1つを含むことができる。ILD層112~118は、10nmから10μmの範囲における厚さを有することができる。
【0032】
アレイトランジスタ104は、コンタクト構造124を介してキャパシタ108に結合された第1のドープ領域(例えば、ドレイン領域)120を有することができる。アレイトランジスタ104は、第1の接続チャネルを介してビットラインに結合された第2のドープ領域(例えば、ソース領域)122を有することができる。第1の接続チャネルは、コンタクト構造126、ビア128、および第1の金属(M1)層130から形成することができる。アレイトランジスタ104は、第2の接続チャネルを介してワードラインに結合されたゲート132を有することができる。第2の接続チャネルは、コンタクト134、ビア136、およびM1層138から形成することができる。
【0033】
本開示において、DRAMメモリデバイスは、Xtackingアーキテクチャに基づいて形成される。Xtackingアーキテクチャでは、第1の実施形態において、DRAMメモリデバイスのキャパシタは、アレイウェハ上で処理され、DRAMメモリデバイスの周辺トランジスタおよびアレイトランジスタは、論理技術ノードを使用して別の周辺ウェハ上で処理される。代替実施形態において、DRAMメモリデバイスのキャパシタおよび周辺トランジスタは、周辺ウェハ上で処理することができ、アレイトランジスタは、アレイウェハ上で処理することができる。
【0034】
図4Aは、第1の例示的なDRAMメモリデバイス200A(デバイス200Aとも呼ばれる)の断面図であり、図4Bは、第2の例示的なDRAMメモリデバイス200B(デバイス200Bとも呼ばれる)の断面図である。デバイス200Aおよび200Bは、Xtackingアーキテクチャに基づいて形成される。図4Aに示すように、デバイス200Aは、第1のウェハ1内に形成された第1のアレイ領域3および第1の周辺領域4と、第2のウェハ2内に形成された第2のアレイ領域5および第2の周辺領域6とを有することができる。第1のウェハ1は、第1の基板10を有することができ、第2のウェハ2は、第2の基板60を有することができる。第1の基板10は、第1の面10aと、反対側の第2の面10bとを有することができる。第2の基板60は、第1の面60aと、反対側の第2の面60bとを有することができる。
【0035】
第1のアレイ領域3および第1の周辺領域4は、第1の基板10の第1の面10a上に形成される。第1のアレイ領域3は、複数のアレイトランジスタを有することができ、第1の周辺領域4は、複数の周辺トランジスタを有することができる。単純化および明確化のために、アレイトランジスタ14および周辺トランジスタ16を図4Aに示す。アレイトランジスタ14および周辺トランジスタ16は、第1の基板10の第1の面10a内に形成することができ、シャロートレンチアイソレーション(STI(shallow trench isolation))34によって互いに離間させることができる。
【0036】
アレイトランジスタ14は、第1の基板10内に形成された、第1のドープ領域(例えば、ドレイン領域)24と、第2のドープ領域(例えば、ソース領域)26とを有することができる。アレイトランジスタ14は、第1の基板10の第1の面10a上に配置されたゲート構造18と、第1の基板10内に配置され、アレイトランジスタ14のボディとして機能するp型ドープウェル(PW)20とを有することができる。ゲート誘電体層22は、ゲート構造18とPW20との間に配置される。誘電体スペーサ21は、ゲート構造18およびゲート誘電体層22の側壁に沿って配置することができる。
【0037】
周辺トランジスタ16は、回路設計に応じて、n型トランジスタまたはp型トランジスタとすることができる。周辺トランジスタ16は、第1の基板10内に配置された、第1のソース/ドレイン(S/D)領域36と、第2のS/D領域38とを有することができる。周辺トランジスタ16は、第1の基板10上に配置されたゲート構造40と、第1の基板10内に配置され、周辺トランジスタ16のボディとして機能するドープウェル領域44とを有することができる。ゲート誘電体層42は、ゲート構造40とドープウェル領域44との間に配置される。ドープウェル領域44は、周辺トランジスタ16構造に応じて、n型ドーパントまたはp型ドーパントを有することができる。誘電体スペーサ41は、ゲート構造40およびゲート誘電体層42の側壁に沿って配置することができる。
【0038】
デバイス200Aにおいて、第1の誘電体スタック7は、アレイトランジスタ14上に形成され、第1の基板10の第1の面10a上に配置される。第1の誘電体スタック7は、複数のILD層を含むことができる。例えば、3つのILD層28、30、および32を図4Aに示す。複数の第1のコンタクト構造が、第1の誘電体スタック7内に形成され、第1の誘電体スタック7を通って延在することができる。図4Aの例示的な実施形態において、6つの第1のコンタクト構造11a~11fが含まれる。第1のコンタクト構造11a~11fの各々は、コンタクト46と、ビア48と、M1層50とを含むことができる。第1のコンタクト構造11a~11fは、アレイトランジスタ14の第1のドープ領域24に結合された第1の端子コンタクト11aを含むことができる。第1のコンタクト構造11a~11fは、アレイトランジスタ14のゲート構造18に結合されたワードライン構造11bを含むこともできる。第1のコンタクト構造11a~11fは、アレイトランジスタ14の第2のドープ領域26に結合されたビットライン構造11cをさらに含むことができる。第1のコンタクト構造11d、11e、および11fは、それぞれ、周辺トランジスタ16の第1のS/D領域36、ゲート構造40、第2のS/D領域38にさらに結合することができる。したがって、第1のコンタクト構造11dは、第1のS/Dコンタクトとして機能し、第1のコンタクト構造11fは、第2のS/Dコンタクトとして機能し、第1のコンタクト構造11eは、周辺トランジスタ16のゲートコンタクトとして機能する。
【0039】
いくつかの実施形態において、ILD層28、30、および32は、BPSG、USG、PSG、TEOS、SiH酸化物、SiO、SOD、または他の適切な誘電体材料を含むことができる。ILD層28、30、および32は、10nmから10μmの範囲における厚さを有することができる。ILD層28、30、およびゲート32を形成するために、CVDプロセス、PVDプロセス、原子層堆積(ALD(atomic layer deposition))プロセス、拡散プロセス、スパッタプロセス、またはそれらの組合せなどの任意の適切な製造プロセスを適用することができる。
【0040】
依然として図4Aを参照すると、第2のアレイ領域5および第2の周辺領域6は、第2の基板60の第1の面60a上に形成される。第2のアレイ領域5は、第2の基板60の第1の面60a上に形成された複数のキャパシタ構造を有することができる。単純化および明確化のために、キャパシタ構造61を図4Aに示す。さらに、キャパシタ構造61などのキャパシタ構造が第2の誘電体スタック8内に配置されるように、第2の誘電体スタック8を第2の基板60の第1の面60a上に形成することができる。第2の誘電体スタック8は、複数のILD層を有することができる。例えば、図4Aでは3つのILD層65、66、および67が含まれる。キャパシタ構造61は、第2の誘電体スタック8内に配置され、第2の基板60の第1の面60aから離れる方へさらに延在するカップ状底板62を有することができる。キャパシタ構造61は、底板62内に配置された細長い上板63を有することができる。高K層64は、底板62と上板63との間に配置される。いくつかの実施形態において、底板62、上板63、および高K層64の上面は、同一平面とすることができる。
【0041】
いくつかの実施形態において、ILD層65~67は、BPSG、USG、PSG、TEOS、SiH酸化物、SiO、SOD、または他の適切な誘電体材料を含むことができる。ILD層65~67は、10nmから10μmの範囲における厚さを有することができる。ILD層65~67を形成するために、CVDプロセス、PVDプロセス、ALDプロセス、拡散プロセス、スパッタプロセス、またはそれらの組合せなどの任意の適切な製造プロセスを適用することができる。
【0042】
第2の基板60の第1の面60aの上に、複数の第2のコンタクト構造が、第2の誘電体スタック8内に配置され、第2の誘電体スタック8を通って延在する。例えば、5つの第2のコンタクト構造68a~68eを図4Aに示す。第2のコンタクト構造の各々は、互いに接続されたビア69およびM1層70を有することができる。第2のコンタクト構造68a~68eは、底板62に結合された1つまたは複数の底板コンタクト68c~68dを含むことができる。第2のコンタクト構造68a~68eは、上板63に結合された上板コンタクト68eを含むことができる。いくつかの実施形態において、上板コンタクト68eには、0.5ボルトなどの定電圧を供給することができる。底板コンタクト68c~68dは、底板62に接続することができる。底板コンタクト68c~68dは、キャパシタ構造61がアレイトランジスタ14の第1のドープ領域24に結合されるように、第1のコンタクト構造11a~11fの第1の端子コンタクト11aにさらに結合することができる。
【0043】
デバイス200Aは、第2の基板60の第2の面60b上に形成された第3の誘電体スタック9を有することができる。第3の誘電体スタック9は、複数のILD層を含むことができる。例えば、図4Aには2つのILD層71および72を示す。いくつかの実施形態において、ILD層71および72は、SiN、TEOS、SiH酸化物、SiO、または他の適切な誘電体材料を含むことができる。さらに、複数のシリコン貫通コンタクト(TSC)を第3の誘電体スタック9内に形成することができる。TSCは、第2のコンタクト構造に接続するように、第2の基板60の第2の面60bから第2の基板60を通ってさらに延在することができる。デバイス200Aは、接合パッドとして機能し、TSC上に配置された複数のボトムトップメタル(BTM(bottom top metal))を有することもできる。図4Aの例示的な実施形態において、TSC73およびBTM74を示し、ここで、BTM74は、TSC73上に配置され、接合パッドとして機能することができる。TSCは、第2のコンタクト構造に接続することができる。例えば、TSC73は、第2のコンタクト構造68bに接続することができる。いくつかの実施形態において、バリア層75を、TSC73と、第3の誘電体スタック9と、第2の基板60との間に配置することができる。
【0044】
デバイス200Aにおいて、複数の接合構造(図示せず)を含む接合界面76が、第1のウェハ1と第2のウェハ2との間に形成される。接合構造(図示せず)は、M1層50および/またはM1層70上に配置することができる。接合構造は、Cu、Ni、SnAg、または他の適切な接合材料を含むことができる。接合構造は、M1層50をM1層70に接合することによって、第1のウェハ1と第2のウェハ2とを一緒に接合するように構成される。したがって、第1のコンタクト構造11a~11fは、第2のコンタクト構造68a~68eに結合され、第1のアレイ領域3は、第2のアレイ領域5に結合され、第1の周辺領域4は、第2の周辺領域6に結合される。加えて、第1の基板10の第1の面10aと第2の基板60の第1の面60aとは、互いに向かい合う。
【0045】
第1のウェハ1と第2のウェハ2との間の結合を図4Aにおいて示すことができる。第1の例において、第1のコンタクト構造のビットライン構造11cは、第2のコンタクト構造(または第2の端子コンタクト)68bに接合される。したがって、TSC73は、ビットライン構造11Cと第2のコンタクト構造68bとを介して、アレイトランジスタ14の第2のドープ領域26に結合することができる。したがって、BTM74、TSC73、ビットライン構造11C、および第2のコンタクト構造68Bから形成された接続チャネルを介して、アレイトランジスタ14の第2のドープ領域26に動作電圧を印加することができる。第2の例において、キャパシタ構造61がアレイトランジスタ14の第1のドープ領域(例えば、ドレイン領域)に結合されるように、底板コンタクト68c~68dを第1の端子コンタクト11aに接合することができる。
【0046】
いくつかの実施形態において、第1の基板10および第2の基板60は、Si基板などの半導体基板とすることができる。第1の基板10および第2の基板60は、ゲルマニウム(Ge)、炭化ケイ素(SiC)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、またはダイヤモンドなどの他の半導体も含み得る。ゲート誘電体層22および42は、SiO、HfO、高K誘電体材料、または他の適切な誘電体材料から作製することができる。ゲート構造18および40は、ポリSi、W、WN、Ti、TiN、TaN、AlTiC、AlTiO、AlTiN、または他の適切な材料から作製することができる。コンタクト46および69は、W、Ru、Co、または他の適切な導電性材料から作製することができる。ビア48、M1層50、およびM1層70は、Cu、Al、Ru、Co、W、または他の適切な導電性材料から作製することができる。第1の誘電体スタック7、第2の誘電体スタック8、および第3の誘電体スタック9は、SiO、TEOS、USG、PSG、BPSG、SiN、SiCN、または他の適切な誘電体材料を含むことができる。底板62および上板63は、Ti、TiN、ポリSi、または他の適切な導電性材料を含むことができる。高K層64は、HfO、AlO、ZrO、または他の適切な高K誘電体材料を含むことができる。TSC73およびBTM74は、Cu、Al、W、または他の適切な導電性材料から作製することができる。バリア層75は、TEOS、SiO、または他の適切な誘電体材料から作製することができる。
【0047】
図4Bは、第2の例示的なDRAMメモリデバイス200Bの断面図である。デバイス200Bは、デバイス200Aと同様の構造を有する。例えば、デバイス200Bは、第1のウェハ302と、第2のウェハ304とを有する。第1のウェハ302は、第1の基板210の第1の面210a上に形成された第1のアレイ領域202と第1の周辺領域204とを有する。第2のウェハ304は、第2の基板212の第1の面212a上に形成された第2のアレイ領域206と第2の周辺領域208とを有する。例示的なアレイトランジスタ214が、第1の基板210内に形成され、第1のアレイ領域202内に配置される。例示的なキャパシタ構造216が、第2のアレイ領域206内に配置される。しかしながら、デバイス200Aと比較すると、例示的な周辺トランジスタ218などの周辺トランジスタが、第2の基板212内に形成され、第2の周辺領域208内に配置される。
【0048】
第1のウェハ302は、複数の第1のコンタクト構造220a~220fを有することができる。第2のウェハ304は、複数の第2のコンタクト構造222a~222gを有することができる。複数の接合構造(図示せず)を含む接合界面303を、第1のウェハ302と第2のウェハ304との間に形成することができる。接合構造(図示せず)は、M1層232および/またはM1層234上に配置することができる。第1のアレイ領域202および第2のアレイ領域206が互いに結合され、第1の周辺領域204および第2の周辺領域208が互いに結合されるように、第1のコンタクト構造220a~220fおよび第2のコンタクト構造222a~222gを、接合構造を介して互いに接合することができる。例えば、第1の周辺領域204内の第1のコンタクト構造220d~220fは、第2のコンタクト構造222e~222gに接合される。第2のコンタクト構造222e~222gは、周辺トランジスタ218にさらに接続される。したがって、第1の周辺領域204内の第1のコンタクト構造220d~220fは、第2の周辺領域208内の周辺トランジスタ218に結合される。デバイス200Aと同様に、TSC226は、第2のコンタクト構造222dに接続するように、第2の基板212を通って延在する。TSC226はさらに、第2のコンタクト構造222dおよび第1のコンタクト構造222cから形成された接続チャネルを介してアレイトランジスタ214に結合される。
【0049】
デバイス200Aまたは200Bにおけるキャパシタ構造は、スタック構成において形成されることに留意されたい。しかしながら、キャパシタ構造は、フラット構成またはトレンチ構成において形成することもできる。
【0050】
図5Aは、第1の例示的なDRAMメモリデバイス200A内のメモリセルの概略図である。図5Aに示すように、アレイトランジスタ(図5Aではトランジスタとも呼ばれる)は、第1のウェハ(例えば、ウェハA)内で処理され、キャパシタは、第2のウェハ(例えば、ウェハB)内で処理される。アレイトランジスタのドレイン領域をビットラインに結合することができ、アレイトランジスタのソース領域をキャパシタに結合することができる。アレイトランジスタのゲートは、ワードラインに結合される。
【0051】
図5Bは、第1の例示的なDRAMメモリデバイス200Aを作製するための第1のプロセスフローの概略図である。図5Bに示すように、周辺トランジスタを含むデバイス200Aの周辺(または周辺領域)は、第1のウェハ502内のアレイトランジスタとともに処理することができる。一方、デバイス200Aのキャパシタは、第2のウェハ504内で処理することができる。Xtackingアーキテクチャを有する接合されたウェハ506内にDRAMメモリデバイス200Aを形成するために、第1のウェハ502および第2のウェハ504を一緒に接合することができる。
【0052】
図5Cは、本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイス200Aを作製するための第2のプロセスフローの概略図である。ステップS508において、周辺トランジスタ(例えば、周辺トランジスタ16)およびアレイトランジスタ(例えば、アレイトランジスタ14)は、第1のウェハ(例えば、第1のウェハ1)内に形成することができる。次いで、ステップS510において、コンタクト(例えば、コンタクト46)を形成するために第1のウェハを送ることができる。次いで、ステップS512において、第1のウェハをバックエンドオブライン(BEOL(back end of line))プロセスを受けるために送ることができ、そこで、コンタクト上にビア(例えば、ビア48)および金属層(例えば、M1層50)を形成することができる。一方、ステップS514において、第2のウェハ(例えば、第2のウェハ2)内にキャパシタ(例えば、キャパシタ構造61)を形成することができる。次いで、ステップS516において、コンタクト(例えば、ビア69)を形成するために第2のウェハを送ることができる。続いて、ステップS518において、金属層(例えば、M1層70)を形成するためにBEOLプロセスを受けるために第2のウェハを送ることができる。ステップS520において、第1のウェハおよび第2のウェハを一緒に接合することができる。ステップS522において、パッシベーション層(例えば、第3の誘電体スタック9)および接合パッド(例えば、TSC73およびBTM74)を形成することができる。
【0053】
図6Aは、第2の例示的なDRAMメモリデバイス200B内のメモリセルの概略図である。図6Aに示すように、アレイトランジスタ(図6Aではトランジスタとも呼ばれる)は、第1のウェハ(例えば、ウェハA)内で処理され、キャパシタは、第2のウェハ(例えば、ウェハB)内で処理される。アレイトランジスタのドレイン領域がビットラインに結合され、アレイトランジスタのソース領域がキャパシタに結合される。アレイトランジスタのゲートがワードラインに結合される。
【0054】
図6Bは、第2の例示的なDRAMメモリデバイス200Bを作製するための第1のプロセスフローの概略図である。図6Bに示すように、周辺トランジスタを含むデバイス200Bの周辺(または周辺領域)は、第1のウェハ604内でキャパシタとともに処理することができる。一方、デバイス200Bのトランジスタ(またはアレイトランジスタ)は、第2のウェハ602内で処理することができる。Xtackingアーキテクチャを有する接合されたウェハ606内でDRAMメモリデバイス200Bを形成するために、第1のウェハ604および第2のウェハ602を一緒に接合することができる。
【0055】
図6Cは、第2の例示的なDRAMメモリデバイス200B(またはデバイス200B)を作製するための第2のプロセスフローの概略図である。ステップS608において、アレイトランジスタ(例えば、アレイトランジスタ214)を、第2のウェハ(例えば、第1のウェハ302)内に形成することができる。次いで、ステップS610において、コンタクト(例えば、コンタクト228)を形成するために第1のウェハを送ることができる。次いで、ステップ612において、第1のウェハを、バックエンドオブライン(BEOL)プロセスを受けるために送ることができ、そこで、ビア(例えば、ビア230)および金属層(例えば、M1層232)をコンタクト上に形成することができる。一方、ステップS614において、キャパシタ(例えば、キャパシタ構造216)および周辺トランジスタ(例えば、218)を第2のウェハ(例えば、第2のウェハ304)内に形成することができる。次いで、ステップS616において、第2のウェハを、コンタクト(例えば、コンタクト238、ビア236)を形成するために送ることができる。続いて、ステップS618において、第2のウェハを、金属層(例えば、M1層234)を形成するためにBEOLプロセスを受けるために送ることができる。ステップS620において、第1のウェハおよび第2のウェハを一緒に接合することができる。ステップS622において、パッシベーション層(例えば、第3の誘電体スタック240)および接合パッド(例えば、TSC226およびBTM224)を形成することができる。
【0056】
図7図10は、本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイス200Aを製造する第1の様々な中間ステップの断面図である。図7に示すように、第1のアレイ領域3および第1の周辺領域4が第1のウェハ1内に形成される。第1のアレイ領域3は、複数のアレイトランジスタと、複数の周辺トランジスタとを含むことができる。単純化および明確化のために、アレイトランジスタ14および周辺トランジスタ16を図7に示す。第1のウェハ1は、第1の面10aと反対側の第2の面10bとを含む第1の基板10を有することができる。第1の基板10の第1の面10a上に配置されたアレイトランジスタ14および周辺トランジスタ16上に、第1の誘電体スタック7を形成することができる。第1の誘電体スタック7は、図7に示す3つのILD層28、30、および32などの1つまたは複数の誘電体層を含むことができる。
【0057】
複数の第1のコンタクト構造11a~11fを、第1の誘電体スタック7内に形成し、アレイトランジスタ14および周辺トランジスタ16に結合することができる。例えば、第1のコンタクト構造11a~11fは、アレイトランジスタ14の第1のドープ領域24に結合された第1の端子コンタクト11aを含むことができる。第1のコンタクト構造11a~11fは、アレイトランジスタ14のゲート構造18に結合されたワードライン構造11bを含むこともできる。第1のコンタクト構造11a~11fは、アレイトランジスタ14の第2のドープ領域26に結合されたビットライン構造11cをさらに含むことができる。第1のコンタクト構造11d、11e、および11fは、それぞれ、周辺トランジスタ16の第1のS/D領域36、ゲート構造40、および第2のS/D領域38にさらに結合することができる。したがって、第1のコンタクト構造11dおよび11fは、S/Dコンタクトとして機能し、第1のコンタクト構造11eは、周辺トランジスタ16のゲートコンタクトとして機能する。
【0058】
上記の第1のウェハ1を製造するために、様々な半導体製造プロセスを適用することができる。半導体製造プロセスは、堆積プロセス、フォトリソグラフィプロセス、エッチングプロセス、ウェットクリーンプロセス、計測測定プロセス、リアルタイム欠陥分析、表面平坦化プロセス、注入プロセスなどを含むことができる。堆積プロセスは、化学蒸着(CVD)プロセス、物理蒸着(PVD)プロセス、拡散プロセス、スパッタリングプロセス、原子層堆積(ALD(atomic layer deposition))プロセス、電気めっきプロセスなどをさらに含むことができる。
【0059】
例えば、アレイトランジスタ14のp型ドープウェル(PW)20、第1のドープ領域24、および第2のドープ領域26を形成するために、注入プロセスを適用することができる。アレイトランジスタ14のゲート誘電体層22、ゲート構造18、およびスペーサ21を形成するために、堆積プロセスを適用することができる。第1の誘電体スタック7は、堆積プロセスによって形成することができる。第1の誘電体スタック7内に第1のコンタクト構造11a~11fを形成するために、フォトリソグラフィプロセスとエッチングプロセスとを適用することによって、複数のコンタクト開口部(図示せず)を形成することができる。続いて、コンタクト開口部を導電性材料で満たすために、堆積プロセスを適用することができる。次いで、第1の誘電体スタック7の上面上の過剰な導電性材料を除去するために、表面平坦化プロセスを適用することができる。
【0060】
図8において、第2のアレイ領域5および第2の周辺領域6が、第2のウェハ2内の第2の基板60の第1の面60a上に形成される。キャパシタ構造61を、第2のアレイ領域5内に形成することができる。第2の基板60は、第1の面60aと、反対側の第2の面60bとを有することができる。第2の基板60の第1の面60a上に第2の誘電体スタック8を形成することができる。第2の誘電体スタック8は、1つまたは複数のILD層65~67を含むことができる。キャパシタ構造61を、第2の基板60の第1の面60a上に配置し、第2の誘電体スタック8内に配置することができる。キャパシタ構造61は、第2の誘電体スタック8内に配置され、第2の基板60の第1の面60aから離れる方へさらに延在するカップ状底板62を有することができる。キャパシタ構造61は、底板62内に配置された細長い上板63を有することができる。高K層64が、底板62と上面63との間に配置される。いくつかの実施形態において、底板62、上板63、および高K層64の上面は、同一平面とすることができる。
【0061】
第2のウェハ2において、複数の第2のコンタクト構造68a~68eを第2の誘電体スタック8内に形成することができる。第2のコンタクト構造68a~68eは、底板62に結合された1つまたは複数の底板コンタクト68c~68dを含むことができる。第2のコンタクト構造68a~68eは、上板63に結合された上板コンタクト68eを含むこともできる。
【0062】
第2のウェハ2を形成するために、第2の基板60の第1の面60a上に第2の誘電体スタック8を形成するために、堆積プロセスを適用することができる。底板開口部(図示せず)を形成するために、フォトリソグラフィプロセスとエッチングプロセスとを含むパターン化プロセスを適用することができる。続いて、底板62を形成するために、堆積プロセスによって導電性材料を堆積することができる。高K層64は、底板62上に堆積プロセスによって形成することができる。上板開口部(図示せず)を形成するために、パターン化プロセスを再び適用することができ、上板63を形成するために、上板開口部を導電性材料で満たすために、堆積プロセスを再び適用することができる。さらに、コンタクト開口部(図示せず)を形成するために、パターン化プロセスを適用することができる。次いで、第2のコンタクト構造68a~68eを形成するために、導電性材料をコンタクト開口部内に堆積することができる。
【0063】
図9において、第1のウェハ1と第2のウェハ2とを接合するために、接合プロセスを適用することができる。第1のウェハ1を第2のウェハに接合するために、第1のウェハ1内のM1層50および/または第2のウェハ2内のM1層70上に、ピラーなどの複数の接合構造(図示せず)を形成することができる。接合構造は、Cu、Ni、およびSnAgを含むことができる。さらに、M1層50は、接合プロセスを適用することによって、接合構造を介してM1層70に接合することができる。接合プロセスは、第1のウェハ1内のM1層50と第2のウェハ2内のM1層70との間に接続部を形成するために接合構造を溶融することができるように、220℃を超える温度で動作させることができる。第1のウェハ1および第2のウェハ2が一緒に接合されると、第1のウェハ1内の第1のアレイ領域3は、第2のウェハ2内の第2のアレイ領域5に結合することもできる。第1のウェハ1内の第1の周辺領域4は、第1のコンタクト構造と第2のコンタクト構造とを介して、第2のウェハ2内の第2の周辺領域6に結合することができる。例えば、第2のコンタクト構造68aは、第1のコンタクト構造11dに結合することができ、周辺トランジスタ16の第1のS/D領域36にさらに結合することができる。第2のコンタクト構造68bは、第1のコンタクト構造(またはビットライン構造)11cに接続され、アレイトランジスタ14の第2のドープ領域26にさらに結合される。
【0064】
図10において、第2の基板60の一部は、第2の基板60の厚さを減少させるために、第2の基板60の第2の面60bから除去することができる。第3の誘電体スタック9を、第2の基板60の第2の面60b上に形成することができる。第3の誘電体スタック9は、1つまたは複数のILD層71~72を含むことができる。第3の誘電体スタック9内にコンタクト開口部(図示せず)を形成するために、フォトリソグラフィプロセスとエッチングプロセスとの組合せを適用することができる。コンタクト開口部は、第2のコンタクト構造を露出させるために、第2の基板60を通ってさらに延在させることができる。例えば、第2のコンタクト構造68bは、図10においては露出させることができる。バリア層75を形成するために、CVDプロセスなどの堆積プロセスを適用することができ、TSC73を形成するために、電気めっきプロセスを適用することができる。BTM74を形成するために、PVDプロセスをさらに適用することができる。TSC73およびBTM74が形成されると、図4A内のDRAMメモリデバイス200Aと同様の構成を有するDRAMメモリデバイス200Aを形成することができる。
【0065】
図7図8図11、および図12は、本開示の例示的な実施形態による、第1の例示的なDRAMメモリデバイス200Aを製造する第2の中間ステップの断面図である。上記のように、図7において、第1のアレイ領域3および第1の周辺領域4は、第1のウェハ1内に形成される。図8において、第2のアレイ領域5および第2の周辺領域6は、第2のウェハ2内に形成される。次いで、製造プロセスは、図11に示すステップに進む。図11において、第2の基板60の一部は、第2の基板60の厚さを減少させるために、第2の基板60の第2の面60bから除去することができる。第3の誘電体スタック9を、第2の基板60の第2の面60b上に形成することができる。第3の誘電体スタック9は、ILD層71~72などの1つまたは複数のILD層を含むことができる。第3の誘電体スタック9内にコンタクト開口部(図示せず)を形成するために、フォトリソグラフィプロセスとエッチングプロセスとの組合せを適用することができる。コンタクト開口部は、第2のコンタクト構造を露出させるために、第2の基板60を通ってさらに延在させることができる。例えば、第2のコンタクト構造68bは、図11においては露出させることができる。TSC73を形成するために、電気めっきプロセスなどの堆積プロセスを適用することができる。BTM74を形成するために、PVDプロセスをさらに適用することができる。
【0066】
図12において、第1のウェハ1および第2のウェハ2は、接合プロセスによって互いに接合することができる。接合プロセスは、図9で述べた接合プロセスと同様とすることができ、ここで、複数の接合構造(図示せず)をM1層50および/またはM1層70上に形成することができ、M1層50およびM1層70を、接合構造を溶融する熱処理によって互いにさらに接続することができる。接合プロセスが完了すると、第1のウェハ1と第2のウェハ2との間に接合界面76を形成することができ、図4Aに示すDRAMメモリデバイス200Aと同様の構成を有するDRAMメモリデバイス200Aを形成することができる。
【0067】
図13図15は、本開示の例示的な実施形態による、第2の例示的なDRAMメモリデバイス200Bを製造する中間ステップの断面図である。図13に示すように、第1のアレイ領域202および第1の周辺領域204を、第1のウェハ302内に形成することができる。第1のアレイ領域202は、複数のアレイトランジスタを含むことができる。単純化および明確化のために、アレイトランジスタ214を第1のアレイ領域202内に示す。第1のウェハ302は、第1の基板210と、第1の基板210の第1の面210a上に形成された第1の誘電体スタック248とを有することができる。複数の第1のコンタクト構造220a~220fを、第1の誘電体スタック248内に形成し、第1のアレイ領域202および第1の周辺領域204内に配置することができる。第1のコンタクト構造220a~220fのうちの少なくとも1つが、アレイトランジスタ214に結合される。例えば、第1のコンタクト構造220a~220fは、アレイトランジスタ214の第1のドープ領域242に結合された第1の端子コンタクト220aを含むことができる。第1のコンタクト構造220a~220fは、アレイトランジスタ214のゲート構造246に結合されたワードライン構造220bを含むこともできる。第1のコンタクト構造220a~220fは、アレイトランジスタ214の第2のドープ領域244に結合されたビットライン構造220cをさらに含むことができる。
【0068】
図14において、第2のアレイ領域206および第2の周辺領域208を、第2のウェハ304内に形成することができる。第2のウェハ304は、第1の面212aと反対側の第2の面212bとを有する第2の基板212を有することができる。第2の誘電体スタック250を、第2の基板212の第1の面212a上に形成することができる。複数のキャパシタ構造を、第2のアレイ領域206内に形成し、第2の誘電体スタック250内に配置することができる。複数の周辺トランジスタを、第2の周辺領域208内に形成し、第2の基板212の第1の面212aにさらに延在させることができる。単純化および明確化のために、キャパシタ構造216と周辺トランジスタ218とを図14に示す。さらに、複数の第2のコンタクト構造222a~222gは、第2の基板212の第1の面212aから離れる方へ延在し、第2の誘電体スタック250内に配置することができる。
【0069】
第2のコンタクト構造222a~222gは、キャパシタ構造216および周辺トランジスタ218に結合することができる。例えば、第2のコンタクト構造222a~222gは、キャパシタ構造216の底板252に結合された1つまたは複数の底板コンタクト222aおよび222cを含むことができる。第2のコンタクト構造222a~222gは、キャパシタ構造216の上板254に結合された上板コンタクト222bを含むこともできる。第2のコンタクト構造222a~222gは、周辺トランジスタ218の第1のS/D領域256に結合された第1のS/Dコンタクト222eと、ゲート構造258に結合されたゲートコンタクト222fと、第2のS/D領域260に結合された第2のS/Dコンタクト222gとをさらに含むことができる。
【0070】
図15において、第1のアレイ領域202および第2のアレイ領域206を互いに結合することができ、第1の周辺領域204および第2の周辺領域208を互いに結合することができるように、第1のウェハ302および第2のウェハ304を、接合界面303に沿って一緒に接合することができる。さらに、第2の基板212の一部は、第2の基板212の第2の面212bから除去することができる。第3の誘電体スタック240を、第2の基板212の第2の面212b上に形成することができる。TSC226を、第3の誘電体スタック240内に形成し、第2のコンタクト構造222dに接続するように第2の基板212を通ってさらに延在させることができる。次いで、BTM224が、TSC226上に形成される。TSC226およびBTM224が完成すると、図4Bに示すデバイス200Bと同様の構成を有するDRAMメモリデバイス200Bが形成される。
【0071】
図16は、いくつかの実施形態による、DRAMメモリデバイスを製造するためのプロセス1600のフローチャートである。プロセス1600は、ステップS1604において開始し、そこで、アレイトランジスタが第1の基板の第1の面内に形成される。次いで、プロセス1600は、ステップS1604に進み、そこで、第1の誘電体スタックが、第1の基板の第1の面上のアレイトランジスタ上に形成され、複数の第1のコンタクト構造が、第1の誘電体スタック内に形成される。アレイトランジスタは、第1のコンタクト構造のうちの少なくとも1つに結合される。いくつかの実施形態において、ステップS1604およびS1606は、図7または図13を参照して示したように実行することができる。図7において、周辺トランジスタを、第1の基板の第1の面内に形成することもできる。
【0072】
次いで、プロセス1600は、ステップS1608に進み、そこで、第2の誘電体スタックを、第2の基板の第1の面上に形成することができる。ステップS1610において、キャパシタ構造を、第2の基板の第1の面上に形成することができ、続いて、複数の第2のコンタクト構造を、第2の誘電体スタック内に形成することができ、ここで、キャパシタ構造は、第2のコンタクト構造のうちの少なくとも1つに結合され、キャパシタ構造は、第2の誘電体スタック内に配置される。いくつかの実施形態において、ステップS1608およびS1610は、図8または図14を参照して示したように実行することができる。図14において、周辺トランジスタを、第2の基板の第1の面内に形成することもできる。
【0073】
次いで、プロセス1600は、ステップS1612に進み、そこで、キャパシタ構造がアレイトランジスタに結合され、第1の基板の第1の面と第2の基板の第1の面とが互いに向かい合うように、第1の基板および第2の基板が、複数の接合構造を介して一緒に接合される。いくつかの実施形態において、ステップS1612は、図9または図15を参照して示したように実行することができる。
【0074】
プロセス1600の前、最中、および後に追加のステップを提供することができ、本明細書で説明したステップのうちのいくつかを、プロセス1600の追加の実施形態のために、置き換え、排除、異なる順序で実行、または並行して実行することができることに留意すべきである。一例において、ステップS1604およびS1606が第1の基板において処理される場合、ステップS1608およびS1610を、並行して第2の基板において処理することができる。別の例において、第1の基板および第2の基板が一緒に接合されると、第2の基板の一部を、第2の基板の第2の面から除去することができる。第3の誘電体スタックを、第2の基板の第2の面上に形成することができ、複数のTSCを、第3の誘電体スタック内に形成することができる。TSCは、第2のコンタクト構造に接続するために、第2の基板を通ってさらに延在させることができる。
【0075】
プロセス1600の後続のプロセスステップにおいて、様々な追加の相互接続構造(例えば、導電線および/またはビアを有する金属化層)が、DRAMメモリデバイス上に形成され得る。そのような相互接続構造は、機能的回路を形成するために、DRAMメモリデバイスを他のコンタクト構造および/またはアクティブデバイスと電気的に接続する。パッシベーション層、入力/出力構造などの追加のデバイス機能も形成され得る。
【0076】
本明細書で説明した様々な実施形態は、関連するDRAMメモリデバイスに勝るいくつかの利点を提供する。例えば、関連するDRAMメモリデバイスにおいて、メモリセルおよび周辺トランジスタが同じウェハ内で処理され、これは、より長いプロセス時間とより複雑なプロセスフローとを必要とする。開示したDRAMメモリデバイスは、Xtackingアーキテクチャに基づいて製造される。Xtackingアーキテクチャでは、DRAMメモリデバイスのキャパシタが、アレイウェハ上で処理され、DRAMメモリデバイスの周辺トランジスタおよびアレイトランジスタが、所望のI/O速度および機能を可能にする論理技術ノードを使用して、別個の周辺ウェハ上で処理される。アレイウェハの処理および周辺ウェハの処理が完了すると、2つのウェハは、1つのプロセスステップにおいてウェハ全体にわたって同時に形成される接合構造を介して電気的に接続される。革新的なXtacking技術を使用することによって、より高い記憶密度、より単純なプロセスフロー、およびより短いサイクル時間を達成することができる。
【0077】
上記は、当業者が本開示の態様をよりよく理解し得るように、いくつかの実施形態の特徴を概説している。当業者は、本明細書で紹介した実施形態の同じ目的を実行するためおよび/または同じ利点を達成するために、他のプロセスおよび構造を設計または修正するための基礎として本開示を容易に使用し得ることを理解すべきである。当業者は、そのような同等の構成が本開示の要旨および範囲から逸脱しないこと、ならびに本開示の要旨および範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更、置換、および改変を行い得ることも理解すべきである。
【符号の説明】
【0078】
1 第1のウェハ
2 第2のウェハ
3 第1のアレイ領域
4 第1の周辺領域
5 第2のアレイ領域
6 第2の周辺領域
7 第1の誘電体スタック
8 第2の誘電体スタック
9 第3の誘電体スタック
10 第1の基板
10a 第1の面
10b 第2の面
11a~11f 第1のコンタクト構造
14 アレイトランジスタ
16 周辺トランジスタ
18 ゲート構造
20 p型ドープウェル(PW)、PW
21 誘電体スペーサ
22 ゲート誘電体層
24 第1のドープ領域
26 第2のドープ領域
28 ILD層
30 ILD層
32 ILD層
34 シャロートレンチアイソレーション(STI)
36 第1のソース/ドレイン(S/D)領域、第1のS/D領域
38 第2のS/D領域
40 ゲート構造
41 誘電体スペーサ
42 ゲート誘電体層
44 ドープウェル領域
46 コンタクト
48 ビア
50 M1層
60 第2の基板
60a 第1の面
60b 第2の面
61 キャパシタ構造
62 カップ状底板、底板
63 細長い上板、上板
64 高K層
65 ILD層
66 ILD層
67 ILD層
68a コンタクト構造、第2のコンタクト構造
68b コンタクト構造、第2のコンタクト構造
68c コンタクト構造、第2のコンタクト構造、底板コンタクト
68d コンタクト構造、第2のコンタクト構造、底板コンタクト
68e コンタクト構造、第2のコンタクト構造、上板コンタクト
69 ビア、コンタクト
70 M1層
71 ILD層
72 ILD層
73 TSC
74 BTM
75 バリア層
76 接合界面
100 DRAMメモリデバイス、デバイス
101 誘電体スタック
102 ウェハ
104 アレイトランジスタ
106 周辺トランジスタ
108 キャパシタ
110 基板
112~118 層間誘電体層(ILD)層、ILD層
120 第1のドープ領域
122 第2のドープ領域
124 コンタクト構造
126 コンタクト構造
128 ビア
130 第1の金属(M1)層
132 ゲート
134 コンタクト
136 ビア
138 M1層
200A DRAMメモリデバイス、デバイス
200B DRAMメモリデバイス、デバイス
202 第1のアレイ領域
204 第1の周辺領域
206 第2のアレイ領域
208 第2の周辺領域
210 第1の基板
210a 第1の面
212 第2の基板
212a 第1の面
212b 第2の面
214 アレイトランジスタ
216 キャパシタ構造
218 周辺トランジスタ
220a 第1のコンタクト構造、第1の端子コンタクト
220b 第1のコンタクト構造、ワードライン構造
220c 第1のコンタクト構造、ビットライン構造
220d~220f 第1のコンタクト構造
222a 第2のコンタクト構造、底板コンタクト
222b 第2のコンタクト構造、上板コンタクト
222c 第2のコンタクト構造、底板コンタクト
222d 第2のコンタクト構造
222e 第2のコンタクト構造、第1のS/Dコンタクト
222f 第2のコンタクト構造、ゲートコンタクト
222g 第2のコンタクト構造、第2のS/Dコンタクト
224 BTM
226 TSC
228 コンタクト
230 ビア
232 M1層
234 M1層
236 ビア
238 コンタクト
240 第3の誘電体スタック
242 第1のドープ領域
244 第2のドープ領域
246 ゲート構造
248 第1の誘電体スタック
250 第2の誘電体スタック
252 底板
254 上板
256 第1のS/D領域
258 ゲート構造
260 第2のS/D領域
302 第1のウェハ
303 接合界面
304 第2のウェハ
502 第1のウェハ
504 第2のウェハ
506 接合されたウェハ
602 第2のウェハ
604 第1のウェハ
606 接合されたウェハ
図1A
図1B
図1C
図2
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図5C
図6A
図6B
図6C
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16