特許7400515IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

画像形成装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

前記IRランプによる乾燥方式は、上述のように、照射される波長が3000nm付近であり、水分子を振動させるエネルギーを持っているため、インクを乾燥させるのと同時に、インクが吐出されていない領域でありかつ画像が形成されていない領域(白紙部)まで加熱されて記録媒体の水分が飛んでしまう。このため、印刷物を出力後に含水率が低下した白紙部が大気中の水分を再吸湿し、白紙部が波打ってしまう問題がある。 一方、前記NIRランプによる乾燥方式は、上述のように、照射される波長が1000nm付近であり、この領域においては、インクが水よりもエネルギー吸収率が高く、白紙部が加熱されない効果が期待できる。しかし、エネルギー吸収率がインクの種類によって大きく異なるため、インクの乾燥ムラや特定のインクの過剰加熱が生じる問題があった。また、伝熱など白紙部の波打ち(コックリングなどとも称する)を発生させる他方式と併用された場合に、白紙部の波打ちを抑制する効果が十分得られない問題がある。 なお、前記各問題点を解決するには、紫外線を利用し、インク中の顔料にエネルギーを選択的に吸収させ、インクを乾燥させる方式が考えられる。しかし顔料濃度が低いインクでは紫外領域の吸光度が低く、紫外線の吸収が抑制されるため、インクを効果的に加熱することができない。 なお、前記特許文献1では、UV照射によるUV硬化性の無い水性インクの乾燥性に関しては言及されていない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題は、下記構成1)により解決される。 1)記録媒体上に液体組成物を付与する液体付与手段と、 前記記録媒体にピーク波長が300nm~450nmの光を照射する照射手段とを備える画像形成装置であって、 前記液体組成物は、水および/または有機溶剤を含み、 前記液体組成物中の紫外線重合開始剤の含有量が0.1質量%未満であり、 前記液体組成物は、測定波長350nmにおける吸光度・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、記録媒体における画像が形成されていない領域の波打ちを抑制できるとともに、顔料濃度が低い淡色インクや無色インクでも十分に乾燥した印刷物が得られる画像形成装置を提供することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明に係る画像形成装置の一例における概略図である。
【図2】 照射手段の一例における概略図である。
【図3】 乾燥後の画像部温度と白紙部温度の相関を説明するための図である。
【図4】 白紙部が出力後に再吸湿した結果、どの程度波打ったかを説明するための図である。
【図5】 実施例で調製した各インクの分光スペクトルである。

代表図 図1本件の代表的な図

1 画像形成装置 100 給紙部 110 給紙トレイ 120 給送装置 130 レジストローラ対 200 画像形成部 201 受け取り胴 202 受け渡し胴 210 用紙担持ドラム 220 インクジェットヘッド 300 乾燥部 301 UV光照射装置 302 乾燥搬送ベルト 310 外側カバー 311 UV光照射面 312 UV-LED発光素子 320 内側カバー 331 突起 332 スイッチ 400 排紙部 410 排紙トレイ 500 反転部 510、530、540、550 搬送コロ 520 反転コロ

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