公報発行日 2023年12月20
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本発明の撮像素子および撮像装置においては、光電変換部は、光入射方向に、所定の複数層からなる光電変換層を積層してなるとともに、これら所定の複数層の各々が、同一画素ピッチで2次元アレイ状に画素を配列されてなり、かつ該所定の複数層のうち、光入射側の層は入射光の一部を光電変換するとともに、その余の光を下層に透過するように構成されていることから、この撮像素子に到達した光の一部は光電変換層の所定の複数層のうち上層(光入射側の層)にて光電変換され、その余は下層(光入射側とは反対側の層)にて光電変換される、というようにして各光電変換層にて吸収された光の光電変換がなされる。
そして、これら所定の複数層は、画素配列の縦横方向が揃えられているとともに、縦横方向の各々に、互いにh/n画素ピッチずつおよびk/n画素ピッチずつ(nは光電変換層の数、h,kは1以上の整数)ずらして配列されていることから、所定の複数層の各層間で光電変換されて得られた画像信号同士は、画素の間を互いに補間する関係となるため、この後、これらの画像信号に対して画素の補間処理を行うことにより、高解像度な映像を得ることができる。
したがって、本発明の撮像素子および撮像装置によれば、互いに積層された所定の複数層(n層)の光電変換層を、縦横方向の各々に、互いにh/n画素ピッチずつおよびk/n画素ピッチずつずらして補間させることで、従来技術のような、大型のプリズムを用い、かつ撮像素子をプリズム光出射端面の各々に配置することなく、取得画像の高解像度化を図ることができる。これにより、撮像素子間で画素ずらし処理を行う際の、製造に要する労力およびコストの軽減を図り、撮像装置のコンパクト化を図ることができる。
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