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特許7436310固形異物と紙粉を含有する水性スラリーの圧搾方法、及び廃石膏ボードの処理方法
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  • 特許-固形異物と紙粉を含有する水性スラリーの圧搾方法、及び廃石膏ボードの処理方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-13
(45)【発行日】2024-02-21
(54)【発明の名称】固形異物と紙粉を含有する水性スラリーの圧搾方法、及び廃石膏ボードの処理方法
(51)【国際特許分類】
   B01D 29/17 20060101AFI20240214BHJP
   B01D 29/25 20060101ALI20240214BHJP
   B01D 29/37 20060101ALI20240214BHJP
   B03B 5/00 20060101ALI20240214BHJP
   B07B 1/00 20060101ALI20240214BHJP
   B09B 5/00 20060101ALI20240214BHJP
【FI】
B01D29/30 501
B03B5/00 Z ZAB
B07B1/00 B
B09B5/00 F
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2020120398
(22)【出願日】2020-07-14
(65)【公開番号】P2022017699
(43)【公開日】2022-01-26
【審査請求日】2023-06-21
(73)【特許権者】
【識別番号】000003182
【氏名又は名称】株式会社トクヤマ
(74)【代理人】
【識別番号】100086830
【弁理士】
【氏名又は名称】塩入 明
(74)【代理人】
【識別番号】100096046
【弁理士】
【氏名又は名称】塩入 みか
(72)【発明者】
【氏名】平中 晋吾
(72)【発明者】
【氏名】松尾 健太郎
【審査官】塩谷 領大
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-065975(JP,A)
【文献】特開平05-317900(JP,A)
【文献】特開2012-024690(JP,A)
【文献】特開2010-247027(JP,A)
【文献】特開2002-086111(JP,A)
【文献】特開2009-226309(JP,A)
【文献】特開2002-088676(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B01D 24/00-37/04
B03B 1/00-13/06
B07B 1/00-15/00
B09B 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
固形異物と紙粉を含有する水性スラリーを圧搾する方法において、
前記水性スラリーを、目開きが1.5mm以上3mm以下のメッシュを備えたスクリュープレスにより圧搾することにより、紙粉及び固形異物と、前記メッシュを通過した液状成分とに分離する圧搾ステップと、
前記液状成分を目開き1mm以下の篩にかけることにより、紙粉及び固形異物を液状成分から篩い分ける篩い分けステップ、とを行うことを特徴とする、固形異物と紙粉を含有する水性スラリーの圧搾方法。
【請求項2】
廃石膏ボード由来の半水及び/又は無水III型の石膏を水性媒体と混合することにより紙粉と固形異物を含有する石膏スラリーとし、次いで石膏スラリー中に二水石膏粒子を析出させる析出ステップと、
石膏スラリー中から二水石膏粒子を固液分離により抽出する固液分離ステップ、とを行う方法において、
前記石膏スラリーを、目開きが1.5mm以上3mm以下のメッシュを備えたスクリュープレスにより圧搾することにより、紙粉及び固形異物と、前記メッシュを通過した石膏スラリーとに分離する圧搾ステップと、
前記メッシュを通過した石膏スラリーを、目開き1mm以下の篩にかけることにより、篩上の紙粉及び固形異物と篩下の石膏スラリーとに篩い分ける篩い分けステップ、とを行うことを特徴とする、廃石膏ボードの処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は固形異物と紙粉を含有する水性スラリーの圧搾方法に関し、例えば廃石膏ボード由来の、固形異物と紙粉を含む石膏スラリーの圧搾方法に関する。
【背景技術】
【0002】
廃石膏ボード由来の石膏スラリーには、石膏以外に、紙粉と、金具などの金属片及び砂、砂利などが含まれている。なおこの明細書では、金属片、砂、砂利などの固形の異物を固形異物と呼ぶ。廃石膏ボードから石膏を回収するには、紙片と固形異物を分離する必要がある。
【0003】
関連する先行技術を示す。特許文献1(特開2020-65975)では、廃石膏ボードを破砕した後、か焼することにより、石膏を半水石膏あるいは無水III型石膏とする。得られた半水等の石膏を水と混合することにより石膏スラリーとし、析出槽で二水石膏粒子を析出させる。そして石膏スラリーを異物分離装置に導き、石膏スラリーとの比重差を利用し、固形異物を沈降させ分離する。また振動篩を用い、石膏スラリー中の紙粉を分離する。この方法では、紙粉の含水率が高いため、紙粉の脱水が必要である。発明者は、より効率的に廃石膏ボード由来の石膏スラリーから紙粉と固形異物を分離することを検討した。なお固形異物と紙粉を含むスラリーから、固形異物と紙粉を効率的に分離する必要があることは、廃石膏ボード由来のスラリーに限らない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2020-65975
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
発明者は、ベルトプレスあるいはスクリュープレスにより石膏スラリーを圧搾することを検討した。この検討から、ベルトプレスにより含水率の低い紙粉を取り出すことは難しく、スクリュープレスの方がより効率的に圧搾できることが分かった。
【0006】
スクリュープレスでは、スクリューの羽根によりスラリー中の紙粉と固形異物を出口側へ圧縮しながら押し込み、スクリューの周囲のメッシュから液状成分を排出する。しかしながら、スラリー中には金属片や砂利等の硬質の固形異物が混入しているので、メッシュは頻繁に損傷し、スクリュープレスを連続運転することは難しかった。
【0007】
この発明の課題は、廃石膏ボード由来の石膏スラリー等の水性スラリーをスクリュープレスで圧搾する際のメッシュの損傷を減らすこと、及び水性スラリーから分離した紙粉の含水率を許容範囲内に保つことにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の固形異物と紙粉を含有する水性スラリーの圧搾方法は、
水性スラリーを、目開きが1.5mm以上3mm以下のメッシュを備えたスクリュープレスにより圧搾することにより、紙粉及び固形異物と、前記メッシュを通過した液状成分とに分離する圧搾ステップと、
前記液状成分を目開き1mm以下の篩にかけることにより、紙粉及び固形異物を液状成分から篩い分ける篩い分けステップ、とを行うことを特徴とする。
【0009】
この発明の廃石膏ボードの処理方法は、廃石膏ボード由来の半水及び/又は無水III型の石膏を水性媒体と混合することにより紙粉と固形異物を含有する石膏スラリーとし、次いで石膏スラリー中に二水石膏粒子を析出させる析出ステップと、
石膏スラリー中から二水石膏粒子を固液分離により抽出する固液分離ステップ、とを行う方法において、
前記石膏スラリーを、目開きが1.5mm以上3mm以下のメッシュを備えたスクリュープレスにより圧搾することにより、紙粉及び固形異物と、前記メッシュを通過した石膏スラリーとに分離する圧搾ステップと、
前記メッシュを通過した石膏スラリーを、目開き1mm以下の篩にかけることにより、篩上の紙粉及び固形異物と篩下の石膏スラリーとに篩い分ける篩い分けステップ、とを行うことを特徴とする。
【0010】
水性スラリーを連続的に圧搾する装置として、スクリュープレスとベルトプレス等が知られている。しかしながら、紙粉を含有する水性スラリーから、ベルトプレスにより含水率の低い紙粉を取り出すことは難しかった。また金属等の固形異物を含有する水性スラリーでは、固形異物によるベルトの損傷を避けることができない。そこでこの発明では、スクリュープレスにより水性スラリーから異物含有紙粉を取り出す。
【0011】
スクリュープレスでは、スクリューにより水性スラリーを出口側へ押し込み、液状成分をスクリューの周囲のメッシュから排出する。メッシュの目開きが小さいほど、液状成分と共に排出される異物含有紙粉を少なくできる。このため含水率の低い異物含有紙粉を取り出すという点では、メッシュの目開きは1mm以下が好ましい。しかしながら目開きが小さなメッシュは同時に薄肉のメッシュでもあり、固形異物によりメッシュが頻繁に損傷する。そこでメッシュの損傷を抑制する必要がある。
【0012】
この発明では、スクリュープレスのメッシュの目開き(開口径)を1.5mm以上3mm以下、好ましくは2mm以上3mm以下とする。このことにより、メッシュの肉厚を例えば1.5mm以上3mm以下、好ましくは2mm以上3mm以下とすることが可能になる。即ち、メッシュの開口は一般にパンチングで設けるため、メッシュの肉厚は目開きと同じ程度の値が上限となる。この発明では、メッシュの目開きを大きくすることにより、肉厚を増すことを可能にし、メッシュの損傷を抑制する。なおメッシュの目開きが3mmを越えると、スクリュープレスが詰まりやすくなり、また取り出した異物含有紙粉の含水率が増した。
【0013】
目開きが1.5mm以上3mm以下のメッシュを用いることにより、メッシュの損傷は少なくなるが、液状成分中に異物含有紙粉が混入する。そこでスクリュープレスのメッシュを通過した液状成分を目開き1mm以下の篩にかけ、異物含有紙粉を液状成分から篩い分ける。大きなサイズの固形異物はスクリュープレスのメッシュを通過しないので、固形異物により篩の網目が損傷することはない。篩上の異物含有紙粉は含水率が高いが、異物含有紙粉の大部分はスクリュープレスにより液状成分と分離済みである。このため篩を通過した異物含有紙粉の含水率が高くても、全体として許容範囲内の異物含有紙粉を回収できる。
【0014】
篩の目開きが小さいほど、異物含有紙粉の含水率を小さくできるが、同時に網目の強度が低下するため、固形異物により損傷しやすくなる。このため篩の目開きは、好ましくは0.4mm以上0.8mm以下とする。
【0015】
この発明では、スクリュープレスのメッシュの損傷を抑制し、かつ許容範囲内の含水率の異物含有紙粉を水性スラリーから抽出できる。処理対象は、廃石膏ボード由来の石膏スラリーに限らず、紙粉と固形異物を含む水性のスラリーであれば任意である。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】実施例の二水石膏回収プラントの概略図
図2】スクリュープレスの要部断面図
図3】スクリュープレスのメッシュの平面図
図4】メッシュの断面図
図5】変形例のメッシュの平面図
図6】第2の変形例のメッシュの平面図
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に本発明を実施するための実施例を示す。この発明の範囲は、特許請求の範囲の記載に基づき、明細書の記載とこの分野での周知技術とを参酌し、当業者の理解に従って定められるべきである。この発明の範囲は実施例により限定されるものではない。
【実施例
【0018】
図1図6に実施例とその変形とを示す。図1は廃石膏ボードの処理を示し、廃石膏ボードを破砕機2で破砕し、必要であれば破砕後にさらに粉砕しても良く、また図示しない磁選機により金属異物を分離する。破砕により得られた石膏粒体をサイロ4に蓄え、か焼機6でか焼することにより半水石膏あるいは無水III型石膏の粒体とする。この粒体には、破砕、粉砕、及び磁選を施しても、石膏以外に、紙粉と、金属片、砂、砂利等の固形異物が含まれ、固形異物は硬質である。
【0019】
石膏粒体と、固液分離装置16からのろ液を混合槽8で混合することにより石膏スラリーとし、析出槽10で撹拌下に熟成することにより石膏スラリー中に二水石膏粒子を析出させる。混合槽8を経由せずに、析出槽10でろ液と石膏粒体を直接混合しても良い。また図1には多段の析出槽10を示すが、1段でも良く、段数は任意である。
【0020】
析出槽10の石膏スラリーをスクリュープレス12により圧搾し、異物含有紙粉を分離する。スクリュープレス12を通過した液状成分を、振動篩等の篩14にかけ、篩上の異物含有紙粉を取り出す。スクリュープレス12及び篩14から異物含有紙粉が得られ、例えば風乾後に、サイクロン等により紙粉と固形異物を分離する。
【0021】
篩14の篩下の液状成分をフィルタープレス等の固液分離装置16により固液分離し、二水石膏粒子の粉体とろ液とに分離し、ろ液はたとえは混合槽8へ還流する。なお篩14を通過した液状成分を析出槽10等へ還流し、固液分離装置16へは別途に石膏スラリーを供給しても良い。
【0022】
図2はスクリュープレス12の構造を示す。スクリュー軸20を駆動部27により回転させ、スクリュー軸20に設けた羽根21によりスラリーを図の左から右へ圧搾しながら押し込む。多数の開口を備える円筒状のメッシュ22が羽根21の周囲を取り囲む。スクリュー軸20の直径は図の右側で大きくなり、メッシュ22とスクリュー軸20の隙間が図の右側で狭くなるため、スラリーは圧搾される。メッシュ22のさらに外周を外筒23が覆っている。図の左側の投入口24から石膏スラリーをメッシュ22内に投入し、メッシュ22を通過した液状成分は、液状成分出口25から排出され、スクリュー軸20によりメッシュ22の右端まで搬送された異物含有紙粉は、固形分出口26から排出される。
【0023】
図3はメッシュ22の平面を、図4は断面を示す。メッシュ22は鋼等の金属板30から成り、パンチングにより円形の開口31が多数設けられている。金属板30の肉厚をt、開口31の直径(目開き)をRとすると、肉厚tが大きいほどメッシュ22の強度が増す。肉厚tを直径Rよりも大きくするとパンチングが困難になるので、肉厚tは直径Rとほぼ等しくする、例えば(t/R-1)の値を±0.2以内とすることが好ましく、より好ましくは±0.1以内とする。そして開口31の直径Rが1mm未満ではメッシュ22が頻繁に破損したので、直径Rを1.5mm以上、好ましくは2mm以上とし、肉厚tも1.5mm以上が好ましく、より好ましくは2mm以上とする。開口31の直径が3mmを越えると、スクリュー軸20とメッシュ22の間にスラリーが詰まりやすくなり、また固形分出口26から排出される異物含有紙粉の含水率が増した。このため直径Rは3mm以下とし、特に限定するものではないが肉厚tも例えば3mm以下にする。開口31の直径Rと肉厚tの範囲の好ましい範囲は以下の通りである。
・好ましい範囲: 1.5mm≦R≦3mm で t≒R 1.5mm≦t≦3mm
・より好ましい範囲: 2mm≦R≦3mm で t≒R 2mm≦t≦3mm
・いずれの場合も -0.2≦t/R-1≦0.2 で より好ましくは
-0.1≦t/R-1≦0.1
【0024】
メッシュ22の開口31が円形ではない場合、開口の内接円の直径を目開きとする。例えば図5の開口40では鎖線で示す内接円41の直径を目開きとし、図6の開口50では鎖線で示す内接円51の直径を目開きとする。開口31等のサイズが大小複数有る場合、目開きの値がRの開口の個数をn(R)として、 {Σn(R)・R}/Σn(R)
(ΣはRの分布範囲で加算) により、目開きの平均値を求める。
【0025】
開口31の合計面積をメッシュ22の見かけの面積(開口31を含む面積)で割ったものを、メッシュ22の開口率とすると、開口率は例えば15%以上30%以下が好ましい。なお開口率を大きくすると、異物含有紙粉の含水率が低下し、その一方でメッシュ22の強度が低下する。
【0026】
スクリュープレス12により大きなサイズの固形異物を分離するので、篩14が固形異物により破損するおそれは小さい。また篩14から得られる異物含有紙粉の量は、スクリュープレス12から得られる異物含有紙粉の量よりも遙かに少ない。このため篩14から得られる異物含有紙粉の含水率が高くても、全体としては含水率の増加は僅かである。そこで篩14は目開きが1mm以下、好ましくは0.4mm以上0.8mm以下の、目が粗い篩とする。篩14の網目は例えば金属製であるが、プラスチック製でも良い。目開きの測定では、1インチ等の所定長さ当たりの開口の数を光学顕微鏡により測定すると共に、網目を構成する金属線等の直径を、同じ光学顕微鏡によりあるいはマイクロメータにより測定する。上記の所定長から金属線等の直径にその本数を掛けたものを引き、開口の数で割ると、篩14の目開きが求まる。
【0027】
実験例
紙粉と固形異物の合計濃度が10wt%の石膏スラリー(水と石膏の合計濃度が90wt%)を、目開きが2mmで肉厚も2mmのメッシュ22を備えたスクリュープレス12により、550kg/hの処理速度で圧搾した。固形分出口26から得られた固形分は乾燥重量が54kg/h、付着水が36kg/hで、含水率は40wt%であった。液状成分出口25から得られた液状成分を、目開き0.5mmの振動篩14により処理した。異物含有紙粉の乾燥重量は1kg/h、付着水は4kg/hで、含水率は80wt%であった。全体として異物含有紙粉を55kg/hでほぼ全量回収し、付着水は40kg/hで、含水率は42wt%であった。異物含有紙粉は例えば送風乾燥により乾燥し、サイクロンにより固形異物と紙粉とを分離する。
【0028】
比較例
スクリュープレス12のメッシュ22の目開きを0.5mm(肉厚も0.5mm)に変更し、実施例と同一の石膏スラリーを550kg/hで連続的に圧搾した。出口25からの液状成分は異物含有紙粉をほとんど含まず、篩14による処理は不要であった。しかし運転開始から約80時間で、メッシュ22が破損し運転不能になった。
【符号の説明】
【0029】
2 破砕機
4 サイロ
6 か焼機
8 混合槽
10 析出槽
12 スクリュープレス
14 篩
16 固液分離装置

20 スクリュー軸
21 羽根
22 メッシュ
23 外筒
24 投入口
25 液状成分出口
26 固形分出口
27 駆動部

30 金属板
31 開口
40,50 開口
41,51 内接円
図1
図2
図3
図4
図5
図6