特許7467632IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

タブレット、スマートフォン等のモバイル機器やウエアラブルデバイス、ディスプレイの配線材料を構成するための金属配線に関する。詳しくは、可撓性を有する基板に形成される金属配線であって、繰返し折り曲げられても断線を生じることなく、電気特性を維持することができる耐ベンディング性に優れた金属配線及び導電シート

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、近年、スマートフォン等において、タッチパネル画面を折畳み可能としてコンパクト化する機種の開発が公表されている。また、PC、タブレット等のディスプレイでも、折り曲げ可能なディスプレイが開発されている。更に、ウエアラブルデバイスにおいては、身に着けるための着け心地やファッション性を考慮し、曲面デザインの採用や身体の運動に追従させるために変形可能とすることが求められている。そのため、これらの各種デバイスに使用される導電シートは繰返し曲げ変形を受けることになる。また、その曲げ方向は必ずしも一方に固定されていることはなく、双方向の折り曲げ変形を受けるものもある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者等は、従来技術で金属粒子を含む金属ペーストによる金属配線を基礎としつつ、その構成の最適化を図ることとした。従来の金属粉末による金属配線も曲げ変形に全く耐久性がないというわけではない。これは、本出願人による耐ベンディング性を有する導電シート(特許文献5)に金属ペーストが適用されていることからも推認できる。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

以上説明したとおり、本発明に係る銀粒子の焼結体からなる金属配線は、耐ベンディング性が良好であり、曲げ変形の繰り返しを受けても電気特性の変化が生じ難くなっている。特に、1mm以下、更には0.5mm以下の極小の曲率半径の曲げ変形の繰り返しに対しても良好な抵抗値を維持することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 導電シートを曲げ変形させたときの曲率半径(R)を説明する図。
【図2】 第1実施形態で製造した金属配線について行った繰り返し曲げ試験の結果(曲げ回数と抵抗値との関係)を示す図。
【図3】 第2実施形態のNo.1~No.6の金属配線の断面組織を示すSEM写真。

代表図 図1本件の代表的な図

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