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特許7472681情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-15
(45)【発行日】2024-04-23
(54)【発明の名称】情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法
(51)【国際特許分類】
   H04N 1/387 20060101AFI20240416BHJP
   G06T 13/80 20110101ALI20240416BHJP
   G06F 3/0484 20220101ALI20240416BHJP
【FI】
H04N1/387 110
G06T13/80 A
G06F3/0484
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2020113076
(22)【出願日】2020-06-30
(65)【公開番号】P2021090186
(43)【公開日】2021-06-10
【審査請求日】2023-02-24
(31)【優先権主張番号】P 2019212595
(32)【優先日】2019-11-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】赤池 真奈
(72)【発明者】
【氏名】岸 宣之
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 篤
【審査官】豊田 好一
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-073149(JP,A)
【文献】特開2016-192819(JP,A)
【文献】特開2016-177595(JP,A)
【文献】特開2014-238811(JP,A)
【文献】特開2018-045663(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 1/387
G06T 13/80
G06F 3/0484
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
媒体に描かれた素材画像に対して付加する付加部材を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記付加部材を前記素材画像に付加した加工画像を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成した前記加工画像を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記加工画像を、端末装置の保存先に送信する手段と、
を備え
前記生成手段は、前記決定手段により決定された前記付加部材を前記素材画像に付加した前記加工画像を生成する際に、当該加工画像を生成する領域の背景を変える、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記付加部材は、前記素材画像に対する動作を前記素材画像に対して付加することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記付加部材は、予め設定された所定の画像を含み、該所定の画像に対して動作をさらに付加することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記決定手段は、前記素材画像に対する動作を、前記素材画像の解析結果に基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記決定手段は、前記素材画像に対する動作を、前記媒体中の所定の識別情報に基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記決定手段は、前記素材画像に対する動作を、予め決められた複数の動作の中からの選択に応じて決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記所定の画像は、ロゴ、イベント名、ハッシュタグの何れかを含むことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記素材画像は、前記媒体の所定の領域に記入された文字列を含み、
前記文字列は、前記付加部材を構成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
コンピュータを、
媒体に描かれた素材画像に対して付加する付加部材を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記付加部材を前記素材画像に付加した加工画像を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成した前記加工画像を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記加工画像を、端末装置の保存先に送信する手段と、
として機能させ
前記生成手段は、前記決定手段により決定された前記付加部材を前記素材画像に付加した前記加工画像を生成する際に、当該加工画像を生成する領域の背景を変える、
ためのプログラム。
【請求項10】
情報処理装置における情報処理方法であって、
媒体に描かれた素材画像に対して付加する付加部材を決定する決定工程と、
前記決定工程により決定された前記付加部材を、前記素材画像に付加した加工画像を生成する生成工程と、
前記生成工程により生成した前記加工画像を記憶する記憶工程と、
前記記憶工程において記憶された前記加工画像を、端末装置の保存先に送信する工程と、
を含み、
前記生成工程は、前記決定工程により決定された前記付加部材を前記素材画像に付加した前記加工画像を生成する際に、当該加工画像を生成する領域の背景を変える、
ことを特徴とする情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、イベント会場でイベント参加者が描いた絵を画像データとして読み取り、その絵の画像に動きを与えてイベント会場内の表示装置で表示させるシステムが知られている。このシステムでは複数のイベント参加者により作成された絵の画像を次々に表示領域内に登場させて、各絵の画像を同じ表示領域内で動き回らせることができる。このシステムがあることによりイベント参加者が会場を一層楽しむことができ、集客も見込まれるため販促用などとして用いられている。
【0003】
特許文献1には、例えば生き物の絵の画像から抽出した特徴量に基づいて絵の画像に動きを与え、背景(陸や海や空)の中を各絵の画像に自由に移動させ、それをプロジェクタで投影するなどして表示させる技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、イベントの場でないと、そのような遊びをすることができず、参加者が自分で描いた絵であるにもかかわらず、いつでもどこでも何度でも楽しむという機会を提供することが困難であった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、イベントの後などにおいても、参加者が描いた絵を基にいつでもどこでも何度でも楽しむ機会を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、媒体に描かれた素材画像に対して付加する付加部材を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記付加部材を前記素材画像に付加した加工画像を生成する生成手段と、前記生成手段により生成した前記加工画像を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記加工画像を、端末装置の保存先に送信する手段と、を備え、前記生成手段は、前記決定手段により決定された前記付加部材を前記素材画像に付加した前記加工画像を生成する際に、当該加工画像を生成する領域の背景を変える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、イベントの後などにおいても、参加者が描いた絵を基にいつでもどこでも何度でも楽しむ機会を提供することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、第1の実施の形態にかかる情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図2図2は、画像表示システムの構成の一例を示す図である。
図3図3は、用紙のレイアウトの一例を示す図である。
図4図4は、コンテンツ提供サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
図5図5は、コンテンツ提供サーバの機能ブロックの構成の一例を示す図である。
図6図6は、端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図7図7は、情報処理システムにおいて店舗のPCがコンテンツ提供サーバに素材画像などを登録する処理のシーケンスの一例を示す図である。
図8図8は、コンテンツ提供サーバにおける加工画像生成処理の流れを示すフローチャートである。
図9図9は、トップページの一例を示す図である。
図10図10は、加工画像生成コンテンツの一例を示す図である。
図11図11は、加工画像生成コンテンツの別の一例を示す図である。
図12図12は、加工画像(スタンプ)の一例を示す図である。
図13図13は、第2の実施形態にかかる用紙のレイアウトの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、情報処理装置、プログラム、情報処理方法および情報処理システムの実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
本実施の形態では、画像表示システムで表示可能な素材画像に対して付加部材を付加した加工画像を参加者の端末装置で生成する仕組みや、装置の構成や、方法について一例を挙げて説明する。一例として、店舗での展示会などのイベントに訪れた客(以下では「イベント参加者」や「参加者」と呼ぶ)がイベント会場で指定の用紙に作成した絵(「描いた絵」とも言う)に対して動きや装飾などの付加部材を付加した加工画像(スタンプ)を参加者の端末装置に提供する場合について示す。
【0011】
ここで「描いた絵」は、塗り絵を含む概念である。なお、本実施の形態に係る「媒体に描かれた素材」は、イベント参加者に限らず、スタッフなどが描いた絵も含まれる。また、描いた絵に限られず、予め作成された絵や、印刷されたものなどであってもよい。「用紙」は、媒体の一例である。なお、本実施の形態に係る「媒体」は、用紙に限られず、素材の表示が可能なものであれば、例えば電子的に絵を描く媒体や磁気的に絵を描く媒体であってもよい。
【0012】
図1は、第1の実施の形態にかかる情報処理システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、端末装置20、コンテンツサーバとしてのコンテンツ提供サーバ40、画像表示システム50などを備える。端末装置20と、情報処理装置であるコンテンツ提供サーバ40と、画像表示システム50とは、ネットワーク2を介して通信接続される。
【0013】
ネットワーク2は、LAN(Local Area Network)や、VPN(Virtual Private Network)や、インターネットなどである。ネットワーク2は、これ以外にも、適宜、アプリ提供サーバや、外部サービス提供サーバや、SNS(Social Networking Service)サーバなどを通信可能に接続する。
【0014】
端末装置20、コンテンツ提供サーバ40は、それぞれ、コンピュータによって構築されている。なお、それぞれは、一部または全てが専用のハードウェアで動作するものであってもよい。
【0015】
イベント会場では、参加者が描いた絵(例えば生き物の塗り絵など)の用紙をスタッフ(オペレータ)がスキャナ55で読み取って画像データ化し、画像表示システム50で、その絵の画像に動きを付けて表示装置に表示する。
【0016】
図2は、画像表示システム50の構成の一例を示す図である。図2において、画像表示システム50は、PC(Personal Computer)51と、プロジェクタ(PJ)52と、画像DB53と、センサ54と、画像読取装置(スキャナ)55とを含む。ここで、画像読取装置(スキャナ)55は、例えば図1においてネットワーク2に接続したスキャナ55である。
【0017】
画像読取装置(スキャナ)55は、「読取手段」の一例である。画像読取装置(スキャナ)55は、所定の位置にセットされた用紙Yをスキャンして、用紙Yの画像(読取画像)を取得する。例えば、画像読取装置55は、スキャナ(撮像部)と、用紙Yを載置する載置台と、載置台に対してスキャナを所定の高さに固定するための治具とを含む。載置台に用紙Yを表向きにセットして、用紙Yの表面を光走査することによりスキャナで用紙Yの表面の画像を読み取ることができる。
【0018】
PC51は、画像表示システム50全体の動作を制御する。PC51は、イベント会場でイベント参加者が描いた絵の用紙Yを、画像読取装置(スキャナ)55から読取画像として取得し、用紙Yに描かれた絵の読取画像をDB53に登録する。
【0019】
PC51は、参加者が描いた絵の読取画像の所定領域から素材となる素材画像を抽出し、抽出した素材画像をDB53に登録する。また、PC51は、参加者が描いた絵の読取画像の所定領域を解析し、解析した結果のテキストデータを生成する。PC51は、画像解析結果のテキストデータをDB53に登録する。さらに、PC51は、DB53に登録した用紙Yに描かれた絵の読取画像から抽出した素材画像、テキストデータを、所定のタイミングでコンテンツ提供サーバ40に送信する。
【0020】
さらに、PC51は、DB53の用紙Yに描かれた絵の読取画像から抽出した素材画像に立体的な動きを与えた表示情報Aを順次生成する。
【0021】
PJ52は、PC51から出力された表示信号に従い、被投射媒体57に表示情報Aを投射する。センサ54は、人の身ぶりや手ぶりなどを検知して出力し、センサ54からの出力に応じてPC51が各絵の動きなどを更新する。なお、PC51の処理は、複数台のPC51により実行してもよい。
【0022】
図3は、用紙Yのレイアウトの一例を示す図である。用紙Yは、イベント会場で配布される絵描き用の用紙である。図3には、用紙Yの表面Y1と裏面Y2の各レイアウトを示している。イベント参加者が表面Y1に絵を描き、画像読取装置55により表面Y1の画像を読み取る。裏面Y2は、主に端末装置20で参加者がコンテンツを取得する際に使用する。
【0023】
表面Y1には、イベント参加者が絵を手書きするための手書き領域Y10が設けられている。この例では、絵のタイトルを手書きする領域Y11も設けられている。また、表面Y1には、さらに一意の識別情報を設定した識別領域Y12が設けられている。図3には、識別情報の一例としてバーコードを示している。識別情報は、用紙Yを識別する情報である。
【0024】
識別情報は、二次元コード(例えばQRコード(登録商標))であってもよい。また、数字やアルファベットや記号などで構成された識別コードであってもよい。また、その他のマーカであってもよい。また、識別領域Y12にカラーコードなどを含めてもよい。このように、識別領域Y12に対し識別情報を適宜設定してよい。この他、設定に応じて用紙の向きおよび各領域の配置を特定するためのマークなどを設けてもよい。
【0025】
なお、上記は手書き領域Y10にイベント参加者がフリーハンドで絵を描く例としているが、例えば図3(c)のように、手書き領域Y10内に下絵を設け、イベント参加者が色を塗るという形態にしてもよい。また、識別領域Y12も、図3(c)や図3(d)のように、表面Y1の任意の位置に、同種または複数種の識別情報を設けるようにしてもよい。
【0026】
裏面Y2には、表面Y1に描かれた絵を利用するWebページの利用方法などの説明を含む説明領域Y21が設けられている。また、表面Y1の識別領域Y12に設定した識別情報と同じ識別情報を設定した識別領域Y22が設けられている。この識別領域Y22には、人が読み取って端末装置20にキー入力が可能な数字やアルファベットや記号などで構成された識別情報が設定される。
【0027】
また、裏面Y2には、広告領域Y23が設けられている。広告領域Y23には、例えばイベントの広告のイラストや、イベントを告知する文書などを適宜設定することができる。
【0028】
用紙Yの各領域への情報の設定は、印刷、シールの貼り付け、あるいは、イベント会場の任意の場所に設けたURLの転記などにより行われる。以下では、各情報が印刷されているものとして説明する。
【0029】
コンテンツ提供サーバ40は、素材画像を基に端末装置20のWebブラウザで利用するためのコンテンツを生成し、一意の管理情報と対応付けて登録する。本例では、当該素材は、参加者が描いた絵をスキャナ55で読み取った用紙表面Y1の画像から抽出される手書き領域Y10の絵の画像である。
【0030】
コンテンツ提供サーバ40は、参加者が描いた絵の用紙表面Y1の画像から手書き領域Y10の絵の画像を抽出した画像に基づき、端末装置20がインストールしたWebブラウザで利用可能なコンテンツを生成する。コンテンツの登録先は、絵を描いた用紙に付されている一意の識別情報などの管理情報で指定する。
【0031】
端末装置20は、タブレット型コンピュータやスマートフォンといった携帯容易な端末装置である。端末装置20のユーザは、例えばイベント参加者や、イベント参加者が子供であれば、その家族である。端末装置20には、Webブラウザがインストールされる。Webブラウザは、WWW(World Wide Web)上の情報リソースを扱うアプリケーションである。Webブラウザは、所定のWebサイト(アプリ提供サーバなど)からダウンロードされ、インストールされる。なお、Webサイトに限らずCD-ROMなど可搬型媒体で提供を受けてもよい。
【0032】
端末装置20はWebブラウザを起動すると、Webブラウザが端末装置20をインターネットに接続する。これにより、端末装置20は、Webブラウザを介してネットワーク2上のコンテンツ提供サーバ40から所望のコンテンツを取得する。
【0033】
コンテンツ提供サーバ40は、端末装置20のWebブラウザで利用可能なコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部41を有し、端末装置20に対し対象のコンテンツを提供する。
【0034】
コンテンツ提供サーバ40は、端末装置20に対象のコンテンツをネットワーク2を介して送信する。コンテンツは、コンテンツ提供サーバ40が生成したWebページである。各コンテンツは、それぞれ、HD504(図4参照)に、登録時に対応付けられた識別情報により指定される保管場所(端末装置20による情報取得先)に格納される。ここでは一例として、各コンテンツは、店舗別に、一意の識別コード(図示せず)で示される格納場所に、格納されるものとする。例えば、各コンテンツは、ディレクトリの階層構造に分けられて、店舗別に、識別コードで指定されるファイルパスに、登録される。なお、ここでは複数のコンテンツ記憶部41を示しているが、これらは、例えばコンテンツの種類などに応じて分けたものである。それぞれのコンテンツ記憶部41には、コンテンツ提供サーバ40にそれぞれに対応するパスからアクセスされるものとする。
【0035】
[コンテンツ提供サーバ40のハードウェア構成]
図4は、コンテンツ提供サーバ40のハードウェア構成の一例を示す図である。コンテンツ提供サーバ40は、一台または複数台のコンピュータによって構築されており、図4に示されているように、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
【0036】
これらのうち、CPU501は、コンテンツ提供サーバ40全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。
【0037】
HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
【0038】
ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインタフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのインタフェースである。バスライン510は、図4に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
【0039】
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。
【0040】
DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
【0041】
本実施形態のコンテンツ提供サーバ40で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【0042】
また、本実施形態のコンテンツ提供サーバ40で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のコンテンツ提供サーバ40で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0043】
また、本実施形態のコンテンツ提供サーバ40で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
【0044】
[コンテンツ提供サーバ40の機能構成]
次に、コンテンツ提供サーバ40のCPU501がプログラムに従って実行する各種の演算処理のうち、本実施の形態の特長的な処理であるコンテンツ提供処理について以下に説明する。
【0045】
図5は、コンテンツ提供サーバ40の機能ブロックの構成の一例を示す図である。図5において、コンテンツ提供サーバ40は、取得手段として機能する取得部101と、提供手段として機能する提供部102と、決定手段として機能する決定部103と、生成手段として機能する生成部104と、記憶手段として機能する記憶部105と、を含む。
【0046】
取得部101は、画像表示システム50から出力された媒体に描かれた素材画像(用紙表面Y1の画像中の手書き領域Y10に描かれた絵の画像。以下、同じ)を取得する。
【0047】
提供部102は、素材画像を所定の端末装置20に対して提供する。より詳細には、提供部102は、素材画像を含み、当該素材画像に対して動作や装飾などの付加部材の付加を可能とするコンテンツを所定の端末装置20に対して提供する。コンテンツは、端末装置20のWebブラウザで利用することができるようしたWebページである。
【0048】
決定部103は、素材画像に対して付加する付加部材を所定の端末装置20のWebブラウザを介して決定する。
【0049】
生成部104は、決定部103により決定された付加部材を、素材画像(用紙表面Y1の画像から手書き領域Y10の絵の画像を抽出した画像)に付加した加工画像を生成する。
【0050】
記憶部105は、生成部104により生成した加工画像を所定の端末装置20に記憶する。
【0051】
[端末装置20のハードウェア構成]
図6は、端末装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。端末装置20は、スマートフォンである。図6に示されているように、端末装置20は、CPU401、ROM402、RAM403、EEPROM404、CMOSセンサ405、撮像素子I/F406、加速度・方位センサ407、メディアI/F409、GPS受信部411を備えている。
【0052】
これらのうち、CPU401は、端末装置20全体の動作を制御する。ROM402は、CPU401やIPL等のCPU401の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。EEPROM404は、CPU401の制御にしたがって、Webブラウザなどのスマートフォン用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。
【0053】
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ405は、CPU401の制御に従って被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F406は、CMOSセンサ405の駆動を制御する回路である。
【0054】
加速度・方位センサ407は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F409は、フラッシュメモリ等の記録メディア408に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部411は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
【0055】
また、端末装置20は、遠距離通信回路412、CMOSセンサ413、撮像素子I/F414、マイク415、スピーカ416、音入出力I/F417、ディスプレイ418、外部機器接続I/F(Interface)419、近距離通信回路420、近距離通信回路420のアンテナ420a、及びタッチパネル421を備えている。
【0056】
これらのうち、遠距離通信回路412は、通信ネットワーク100を介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ413は、CPU401の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F414は、CMOSセンサ413の駆動を制御する回路である。
【0057】
マイク415は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ416は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F417は、CPU401の制御に従ってマイク415及びスピーカ416との間で音信号の入出力を処理する回路である。
【0058】
ディスプレイ418は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F419は、各種の外部機器を接続するためのインタフェースである。近距離通信回路420は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル421は、利用者がディスプレイ418を押下することで、端末装置20を操作する入力手段の一種である。
【0059】
また、端末装置20は、バスライン410を備えている。バスライン410は、図6に示されているCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
【0060】
本実施形態の端末装置20で実行されるWebブラウザなどのプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【0061】
また、本実施形態の端末装置20で実行されるWebブラウザなどのプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の端末装置20で実行されるWebブラウザなどのプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0062】
また、本実施形態の端末装置20で実行されるWebブラウザなどのプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
【0063】
[システム動作]
次に、情報処理システム1における各種の処理動作について説明する。
【0064】
(登録処理)
まず、素材画像などの登録シーケンスについて簡単に説明する。
【0065】
図7は、情報処理システム1において店舗の画像表示システム50のPC51がコンテンツ提供サーバ40に素材画像などを登録する処理のシーケンスの一例を示す図である。
【0066】
図7に示すシーケンスは、例えばイベント会場内において、イベント参加者が絵を描いた用紙Yを、オペレータが受け取り、その用紙Yを画像読取装置(スキャナ)55にセットして画像読取開始のボタンを押下するなどして開始される。
【0067】
先ず、画像読取装置(スキャナ)55は、画像読取装置(スキャナ)55にセットされた用紙Yの表面Y1の読取画像をPC51に出力する(ステップS1)。
【0068】
続いて、PC51は、読取画像に含まれる手書き領域Y10の画像を抽出した素材画像を生成する素材画像生成処理を行う(ステップS2)。
【0069】
PC51は、所定の店舗コードと、読取画像の識別領域Y12の識別情報とにより当該素材画像の管理情報を構成し、コンテンツ提供サーバ40に当該管理情報が示す場所への素材画像の登録を要求する(ステップS3)。
【0070】
コンテンツ提供サーバ40は、PC51からの登録要求に基づき、素材画像を管理情報が示す一意のパスに登録する(ステップS4)。
【0071】
なお、本実施の形態に示す構成では、ステップS1でPC51に出力される読取画像は、画像表示システム50においても動きを付加された画像として随時表示される。
【0072】
また、このシーケンスでは、PC51に画像読取装置(スキャナ)55から1枚ごとに用紙の読取画像が出力され、PC51は用紙の読取画像を1枚ずつ受信する度に登録の手順(ステップS2、ステップS3)を繰り返し行う。しかし、登録の手順の一部または全てを、読取画像が一定数溜まった段階や、所定時間置きなどに、複数の読取画像をまとめて行ってもよい。
【0073】
また、ここでは一例として、オペレータは、イベント参加者が絵を描いた各用紙Yを、画像読取装置(スキャナ)55に1枚ずつセットする度に画像読取開始のボタンを押下して画像読取りを開始する。しかし、画像読取装置(スキャナ)55がADF(Auto Document Feeder)を備えるものであれば、複数枚をセットして画像読取開始のボタンの1回の押下で各用紙Yの連続読取りを実行してもよい。
【0074】
(加工画像生成処理)
次に、情報処理システム1において端末装置20からコンテンツ提供サーバ40にアクセスして素材画像に対して動作や装飾などの付加部材を付加して加工画像を生成する加工画像生成処理について説明する。
【0075】
図8は、コンテンツ提供サーバ40における加工画像生成処理の流れを示すフローチャートである。
【0076】
先ず、端末装置20がユーザ操作によりWebブラウザを起動すると、コンテンツ提供サーバ40は、端末装置20のディスプレイ418にトップページP1を表示する(ステップS11)。
【0077】
ここで、図9はトップページP1の一例を示す図である。図9に示すように、端末装置20のディスプレイ418に表示されるトップページP1には、コンテンツ提供サーバ40に登録された素材画像のサムネイルが一覧表示される。
【0078】
参加者は、トップページP1に一覧表示された素材画像のサムネイルから所望の素材画像をタッチパネル421を介して選択する。
【0079】
なお、トップページP1において一覧表示される素材画像は、イベントが開催された店舗別や日時別であってもよい。また、参加者が識別情報を入力することで、当該識別情報に対応付けられた素材画像のみが端末装置20のディスプレイ418に表示されるトップページP1に表示されるようにしてもよい。
【0080】
コンテンツ提供サーバ40の取得部101は、端末装置20で選択された所望の素材画像を取得する(ステップS12)。
【0081】
ついで、コンテンツ提供サーバ40の提供部102は、当該素材画像に対して動作や装飾などの付加部材の付加を可能とする加工画像生成コンテンツ(Webページ)を端末装置20に提供してディスプレイ418に表示する(ステップS13)。
【0082】
ここで、図10は加工画像生成コンテンツP2の一例を示す図である。図10に示すように、端末装置20のディスプレイ418に表示される加工画像生成コンテンツP2には、加工画像生成エリアA1、付加部材エリアA2、位置調整ボタンB1、サイズ調整ボタンB2、作成ボタンB3、やり直しボタンB4、使い方ボタンB5などが表示される。
【0083】
加工画像生成エリアA1には、選択された素材画像I1が表示される。また、加工画像生成エリアA1には、ロゴ、イベント名、ハッシュタグなどの予め設定した所定の画像(付加部材)I2が表示される。
【0084】
参加者は、素材画像I1の位置を、タッチパネル421を介して位置調整ボタンB1により加工画像生成エリアA1の範囲内で調整する。また、参加者は、素材画像I1のサイズを、タッチパネル421を介してサイズ調整ボタンB2により加工画像生成エリアA1の範囲内で調整する。
【0085】
付加部材エリアA2は、各種の付加部材を選択させるエリアである。付加部材エリアA2には、予め登録しておいた付加部材が表示される。ここでの付加部材は、素材画像を装飾する絵であったり、文字であったりする。また、「文字」としては、領域Y11に手書きされた絵のタイトルのテキストデータも含まれる。
【0086】
参加者は、付加部材エリアA2の付加部材から所望の付加部材をタッチパネル421を介して選択する。
【0087】
コンテンツ提供サーバ40の決定部103は、選択された付加部材I3を加工画像生成エリアA1内に合成することを決定する(ステップS14)。なお、コンテンツ提供サーバ40は、選択された付加部材(絵や文字)に応じて、加工画像生成エリアA1の背景が変わるようにしてもよい。
【0088】
また、コンテンツ提供サーバ40の決定部103は、加工画像生成エリアA1に表示された素材画像I1に対して付加する付加部材(動き)を決定する(ステップS15)。なお、コンテンツ提供サーバ40の決定部103は、ステップS14で選択された付加部材(絵や文字)I3に対しても動きを付加してもよい。例えば、コンテンツ提供サーバ40は、保有している下記の複数の動きのうち、ランダムに一の動きを付加する。
1.はねる
2.ゆれる
3.回転
4.はしる
【0089】
また、コンテンツ提供サーバ40の決定部103は、特許文献1に記載のように、例えば素材画像I1から抽出した特徴量に基づいて付加する動きを決定するようにしてもよい。さらに、コンテンツ提供サーバ40の決定部103は、素材画像I1に対する動作を、用紙Yを識別する識別情報に基づいて決定するようにしてもよい。
【0090】
ここで、図11は加工画像生成コンテンツP2の別の一例を示す図である。図11に示すように、端末装置20のディスプレイ418に表示される加工画像生成コンテンツP2には、素材画像I1に対して動きを選択するラジオボタンB6が表示されるようにしてもよい。
【0091】
以上により、参加者は、加工画像生成コンテンツ(Webページ)P2を用いることにより、素材画像I1を決められた動きで動かしたり、素材画像I1の周辺に選択された付加部材(絵や文字)I3で装飾を施したりすることができる。
【0092】
参加者は、素材画像I1の加工が完了した場合、タッチパネル421を介して作成ボタンB3を押下する。なお、参加者は、素材画像I1の加工をやり直す場合、タッチパネル421を介してやり直しボタンB4を押下する。また、参加者は、素材画像I1の加工の仕方がわからない場合、タッチパネル421を介して使い方ボタンB5を押下する。
【0093】
コンテンツ提供サーバ40の生成部104は、作成ボタンB3が押下されると(ステップS16のYes)、素材画像I1に対して動きや装飾などの付加部材I3を付加した加工画像(スタンプ)を生成する(ステップS17)。
【0094】
次いで、コンテンツ提供サーバ40の記憶部105は、端末装置20のEEPROM404に形成されたカメラロールなどの保存先に加工画像(スタンプ)を保存する(ステップS18)。加工画像は、アニメーションGIFもしくは静止画で保存される。
【0095】
ここで、図12は加工画像(スタンプ)Sの一例を示す図である。図12に示すように、加工画像(スタンプ)Sは、素材画像I1に対して動きや装飾などの付加部材I3を付加したものである。
【0096】
なお、参加者は、端末装置20のEEPROM404に形成されたカメラロールに保存された加工画像(スタンプ)Sを、シェア画面を表示するなどして、シェアする先のSNS(Social Networking Service)の選択を受け付けてアップロードすることができる。
【0097】
このように本実施形態によれば、参加者が描いた絵を基にした素材画像に対して動きや装飾などの付加部材を付加した加工画像を生成できるので、イベントの後などにおいても、参加者が描いた絵を基にいつでもどこでも何度でも楽しむ機会を提供することができる。
【0098】
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
【0099】
第2の実施形態は、専用紙で素材画像の動きを設定するようにした点が、第1の実施形態と異なる。以下、第2の実施形態の説明では、第1の実施形態と同一部分の説明については省略し、第1の実施形態と異なる箇所について説明する。
【0100】
図13は、第2の実施形態にかかる用紙のレイアウトの一例を示す図である。図13に示すように、用紙Yは、図3で説明した構成に加えて、素材画像に対して表示情報Aとして立体的な動きを与えるための動きを決定する動き選択領域Y30が設けられている。例えば、参加者は、下記の複数の動きのうち、一の動きを選択する。
1.はねる
2.ゆれる
3.回転
4.はしる
【0101】
PC51は、参加者が描いた絵の読取画像の動き選択領域Y30を解析し、解析した動きにかかる動きデータを生成する。PC51は、画像解析結果の動きデータをDB53に登録する。さらに、PC51は、DB53に登録した用紙Yに描かれた絵の読取画像から抽出した素材画像、テキストデータ、動きデータを、所定のタイミングでコンテンツ提供サーバ40に送信する。
【0102】
そして、図8に示すステップS15において、コンテンツ提供サーバ40の決定部103は、加工画像生成エリアA1に表示された素材画像に対して付加する動きを動きデータに基づいて決定する。
【0103】
このように本実施形態によれば、素材画像に対して動きや装飾などの付加部材を付加した加工画像(スタンプ)を、イベント会場での画像表示システム50における動きと同じ動きにすることができる。
【0104】
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
【0105】
実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、コンテンツ提供サーバ40は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
【符号の説明】
【0106】
1 情報処理システム
20 端末装置
40 情報処理装置
101 取得手段
102 提供手段
103 決定手段
104 生成手段
105 記憶手段
【先行技術文献】
【特許文献】
【0107】
【文献】特開2016-177595号公報
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13