(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-24
(45)【発行日】2024-05-07
(54)【発明の名称】キャンドモータポンプ
(51)【国際特許分類】
F04D 13/06 20060101AFI20240425BHJP
【FI】
F04D13/06 J
(21)【出願番号】P 2019185583
(22)【出願日】2019-10-09
【審査請求日】2022-09-01
(73)【特許権者】
【識別番号】000000239
【氏名又は名称】株式会社荏原製作所
(74)【代理人】
【識別番号】230104019
【氏名又は名称】大野 聖二
(74)【代理人】
【識別番号】230112025
【氏名又は名称】小林 英了
(74)【代理人】
【識別番号】230117802
【氏名又は名称】大野 浩之
(74)【代理人】
【識別番号】100106840
【氏名又は名称】森田 耕司
(74)【代理人】
【識別番号】100131451
【氏名又は名称】津田 理
(74)【代理人】
【識別番号】100167933
【氏名又は名称】松野 知紘
(74)【代理人】
【識別番号】100174137
【氏名又は名称】酒谷 誠一
(74)【代理人】
【識別番号】100184181
【氏名又は名称】野本 裕史
(72)【発明者】
【氏名】櫻井 翔太
【審査官】岸 智章
(56)【参考文献】
【文献】特開平11-324971(JP,A)
【文献】特開2005-072216(JP,A)
【文献】特開平06-093856(JP,A)
【文献】特開平09-068187(JP,A)
【文献】実開昭55-032464(JP,U)
【文献】特開平06-281274(JP,A)
【文献】特開2011-080386(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04D 13/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャンドモータポンプにおいて、
昇圧された液体の一部をポンプケーシングの吐出し部からモータ部へと導くバイパス管を備え、
前記バイパス管の途中には、液体に含まれる塩素イオンを吸着するイオン交換フィルタが設けられている
ことを特徴とするキャンドモータポンプ。
【請求項2】
前記バイパス管の途中には、流量を調整するためのオリフィスが設けられており、
前記イオン交換フィルタは、前記オリフィスより上流側に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のキャンドモータポンプ。
【請求項3】
前記イオン交換フィルタは、前記バイパス管の中央より上流側に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のキャンドモータポンプ。
【請求項4】
前記バイパス管は、前記吐出し部に接続された第1配管と、前記モータ部に接続された第2配管と、前記第1配管の端部と前記第2配管の端部とを接続するユニオンと、を有し、
前記イオン交換フィルタは、前記第1配管の端部または前記第2配管の端部の内側に配置されている
ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のキャンドモータポンプ。
【請求項5】
前記バイパス管は、前記吐出し部に接続された第1配管と、前記モータ部に接続された第2配管と、前記第1配管の端部と前記第2配管の端部とを接続する蓋付き容器と、を有し、
前記イオン交換フィルタは、前記蓋付き容器の内側に配置されている
ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のキャンドモータポンプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャンドモータポンプに関する。
【背景技術】
【0002】
キャンドモータポンプは、ポンプ部にモータ部が一体化された構造を有しており、コンパクトであって液漏れがないため、特に化学工場などで好適に用いられ得る。
【0003】
このようなキャンドモータポンプでは、モータ部と軸受の冷却および軸受の潤滑が、昇圧された液の一部をポンプケーシングの吐出し部からバイパス管を経由してモータ部へと導くことにより行われている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のキャンドモータポンプでは、バイパス管を流れる液体に微量の塩分が混ざっている場合、モータ部の軸受において電食が生じる可能性がある。
【0006】
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、液体に含まれる塩分によるモータ部の電食を抑えることができるキャンドモータポンプを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によるキャンドモータポンプは、昇圧された液体の一部をポンプケーシングの吐出し部からモータ部へと導くバイパス管を備え、前記バイパス管の途中には、液体に含まれる塩素イオンを吸着するイオン交換フィルタが設けられている。
【0008】
本発明によれば、バイパス管にイオン交換フィルタが設けられているため、液体に含まれる塩素イオンはイオン交換フィルタにより吸着され、モータ部に侵入することが低減される。これにより、液体に含まれる塩分によるモータ部の電食が抑えられ得る。
【0009】
本発明によるキャンドモータポンプにおいて、前記バイパス管には、流量を調整するためのオリフィスが設けられており、前記イオン交換フィルタは、前記オリフィスより上流側に配置されていてもよい。このような態様によれば、液体中の塩素イオンがイオン交換フィルタにより吸着されることで、微量の塩分によるバイパス管の腐食が低減され、発生する錆がオリフィスに詰まって冷却効率が低下することが抑制され得る。
【0010】
本発明によるキャンドモータポンプにおいて、前記イオン交換フィルタは、前記バイパス管の中央より上流側に配置されていてもよい。
【0011】
本発明によるキャンドモータポンプにおいて、前記バイパス管は、前記吐出し部に接続された第1配管と、前記モータ部に接続された第2配管と、前記第1配管の端部と前記第2配管の端部とを接続するユニオンと、を有し、前記イオン交換フィルタは、前記第1配管の端部または前記第2配管の端部の内側に配置されていてもよい。
【0012】
本発明によるキャンドモータポンプにおいて、前記バイパス管は、前記吐出し部に接続された第1配管と、前記モータ部に接続された第2配管と、前記第1配管の端部と前記第2配管の端部とを接続する蓋付き容器と、を有し、前記イオン交換フィルタは、前記蓋付き容器の内側に配置されていてもよい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、キャンドモータポンプにおいて、液体に含まれる塩分によるモータの電食を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】
図1は、本発明の一実施の形態によるキャンドモータポンプを示す断面図である。
【
図2】
図2は、
図1のキャンドモータポンプにおけるイオン交換フィルタの配置の一例を説明するための断面図である。
【
図3】
図3は、
図1のキャンドモータポンプにおけるイオン交換フィルタの配置の別例を説明するための斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する場合の一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明の実施にあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されてよい。
【0016】
図1は、本発明の一実施の形態によるキャンドモータポンプを示す断面図である。
【0017】
図1に示すように、本実施の形態によるキャンドモータポンプ10は、ポンプ部10aと、ポンプ部10aに併設されたモータ部10bと、を備えている。
【0018】
このうちポンプ部10aは、軸体23と、軸体23の端部に取り付けられた羽根車22と、羽根車22を収容するポンプケーシング15と、ポンプケーシング15の開口部を覆うケーシングカバー20と、を有している。ポンプケーシング15は、吸込み口が形成された吸込み部15aと、吐出し口が形成された吐出し部15bと、を有している。ケーシングカバー20には、軸体23が貫通する開口部が形成されており、この開口部の内周には、軸体23を軸支する第1軸受53が取り付けられている。
【0019】
図示された例では、軸体23の端部には、第1スラスト板57と、第1軸スリーブ55と、ディスタンスピース59とが、この順に嵌め込まれ、羽根車22とともにボルトによって固定されている。第1軸スリーブ55は、第1軸受53と対向して配置されており、第1軸受53との摺動により軸体23が損傷することを防止している。
【0020】
一方、モータ部10bは、軸体23に固定された回転子24と、回転子24の外側に配置された固定子25と、固定子25の内側に軸体23と同軸に配置され、一端がケーシングカバー20により密閉された筒状の第1キャン60と、第1キャン60の他端を密閉するエンドカバー17と、を有している。エンドカバー17の中央部には、軸体23を軸支する第2軸受54が取り付けられている。
【0021】
図示された例では、軸体23のエンドカバー17側の端部には、第2スラスト板58と、第2軸スリーブ56とが、この順に嵌め込まれ、ボルトによって固定されている。第2軸スリーブ56は、第2軸受54と対向して配置されており、第2軸受54との摺動により軸体23が損傷することを防止している。
【0022】
図1に示すように、第1キャン60の内部空間は、ケーシングカバー20の開口部を介してポンプケーシング15の内部空間と連通されており、キャンドモータポンプ10の動作中は液体により満たされるようになっている。図示された例では、回転子24は、円筒状の第2キャン61により覆われており、第1キャン60の内部空間を満たす液体により回転子24に腐食が生じることが防止されている。
【0023】
図示された例では、第1キャン60の内部空間として、回転子24と第1軸受53との間に第1空間31、回転子24と第2軸受54との間に第2空間32、エンドカバー17と第2軸受54との間に第3空間33がそれぞれ形成されている。また、第1軸受53と第1軸スリーブ55とで第1流路41、第1軸受53の端面と第1スラスト板57とで第2流路42、第1キャン60と第2キャン61とで第3流路43、第2軸受54の端面と第2スラスト板58とで第4流路44、第2軸受54と第2軸スリーブ56とで第5流路45がそれぞれ構成されている。
【0024】
図1に示すように、キャンドモータポンプ10には、昇圧された液体の一部を吐出し部15bからポンプ部10aへと導くバイパス管14が設けられている。バイパス管14の一端は、ポンプケーシング15の吐出し部15bに接続されており、バイパス管14の他端はモータ部10bのエンドカバー17に接続されている。バイパス管14の途中には、バイパス管14を流れる液体の流量を調整するオリフィス16が設けられている。
【0025】
吐出し部15aから取り出される液体の一部は、圧力差により、バイパス管14とオリフィス16とを経由して、モータ部10bの第1キャン60の内部空間へと流入され、ケーシングカバー20の開口部を通り、ポンプ部10aの吸込み部15aへと戻される。このような液体の循環により、モータ部10bと軸受53、54とが冷却されるとともに軸受53、54の潤滑が行われる。
【0026】
なお、軸受53、54の材料としては、例えばカーボンが用いられ、軸受53、54と摺動する軸スリーブ55、56の材料としては、例えば摺動面に硬質のメッキや溶射が施されたステンレス鋼が採用される。
【0027】
本実施の形態では、バイパス管14の途中には、液体に含まれる塩素イオンを吸着するイオン交換フィルタ11が設けられている。
【0028】
イオン交換フィルタ11は、好ましくはバイパス管14の中央より上流側(すなわち吐出し部15b側)、より好ましくはバイパス管14を三等分したときに最も上流側、さらに好ましくはバイパス管14を四等分したときに最も上流側、に配置されている。イオン交換フィルタ11が上流側に配置されているほど、液体に含まれる塩分によるバイパス管14の腐食が効果的に低減され得る。
【0029】
図示された例では、イオン交換フィルタ11は、オリフィス16よりも上流側に配置されている。この場合、液体中の塩素イオンがイオン交換フィルタ11により吸着され、微量の塩分によるバイパス管14の腐食が低減されるため、発生する錆がオリフィス16に詰まって冷却効率が低下することが抑制され得る。
【0030】
次に、イオン交換フィルタ11の配置について詳しく説明する。
図2は、イオン交換フィルタ11の配置の一例を説明するための図である。
【0031】
図2に示すように、バイパス管14は、吐出し部15bに接続された第1配管14aと、モータ部10bに接続された第2配管14bと、第1配管14aの端部と第2配管14bの端部とを接続するユニオン14cと、を有している。ユニオン14cは、それ自体は市販の配管接続部品であり、ユニオン14cのナットを回転させることで、第1配管14aと第2配管14bとは容易に分離可能である。
【0032】
図示された例では、イオン交換フィルタ11は、第2配管14bの端部の内側に配置されている。これにより、イオン交換フィルタ11を頻繁に交換する必要がある場合であっても、ユニオン14cのナットを回転させて第1配管14aと第2配管14bとを分離させることで、イオン交換フィルタ11をバイパス管14から容易に着脱することができる。なお、図示された例では、イオン交換フィルタ11は、第2配管14bの端部の内側に配置されていたが、第1配管14aの端部の内側に配置されていてもよい。
【0033】
次に、このような構成からなるキャンドモータポンプ10の作用について説明する。
【0034】
まず、キャンドモータポンプ10を動作させるには、モータ部10bの固定子25に電力を供給して、回転子24に回転力を生じさせる。これにより、軸体23と羽根車22とが回転子24と一体に回転される。羽根車22の回転により、ポンプケーシング15内の液体が流動され、吸込み部15aの吸込み口から液体が吸い込まれるとともに、昇圧された液体が吐出し部15bの吐出し口から吐き出される。
【0035】
ここで、吐出し部15aから取り出される液体の一部は、バイパス管14とオリフィス16とを経由して、エンドカバー17からポンプ部10aの第3空間33へと流入し、第3空間33から、第5流路45、第4流路44、第2空間32、第3流路43、第1空間31、第2流路42、第1流路41を通り、羽根車22の裏側の空間13に流入し、羽根車22に形成されたバランスホール22aを通り、ポンプ部10aの吸込み部15a側へと戻される。この経路によって、モータ部10bと軸受53、54の冷却および軸受53、54の潤滑が行われる。
【0036】
ところで、発明が解決しようとする課題の欄でも言及したように、従来のキャンドモータポンプでは、バイパス管を流れる液体に微量の塩分が混ざっている場合、モータ部の軸受において電食が生じる可能性があった。
【0037】
一方、本実施の形態では、バイパス管14の途中にイオン交換フィルタ11が設けられているため、液体に含まれる塩素イオンはイオン交換フィルタ11により吸着され、モータ部10bに侵入することが抑制される。これにより、液体に含まれる塩分によるモータ部10bの電食が抑えられ得る。
【0038】
また、イオン交換フィルタ11がバイパス管14の上流側に配置されているため、微量の塩分によるバイパス管14の腐食が効果的に低減される。また、イオン交換フィルタ11がオリフィス16より上流側に配置されているため、液体中の塩素イオンがオリフィス16より上流側にて吸着される。これにより、バイパス管14にて発生する錆がオリフィス16に詰まってモータ部10bの冷却効率が低下することが抑制され得る。
【0039】
イオン交換フィルタ11に多量の塩素イオンが吸着して劣化した場合には、キャンドモータポンプ10の動作を停止させた後、イオン交換フィルタ11を交換する。すなわち、ユニオン14cのナットを回転させ、第1配管14aと第2配管14bとを分離させる。イオン交換フィルタ11は、第2配管14bの端部の内側に配置されているため、第1配管14aと第2配管14bとを分離させるだけで、イオン交換フィルタ11をバイパス管14から容易に着脱することができる。したがって、イオン交換フィルタ11の交換が極めて容易である。
【0040】
以上のような本実施の形態によれば、バイパス管14にイオン交換フィルタ11が設けられているため、液体に含まれる塩素イオンはイオン交換フィルタ11により吸着され、モータ部10bに侵入することが低減される。これにより、液体に含まれる塩分によるモータ部10bの電食が抑えられ得る。
【0041】
また、本実施の形態によれば、イオン交換フィルタ11がオリフィス16より上流側に配置されているため、液体中の塩素イオンがオリフィス16より上流側にて吸着される。これにより、バイパス管14にて発生する錆がオリフィス16に詰まって冷却効率が低下することが抑制され得る。
【0042】
また、本実施の形態によれば、イオン交換フィルタ11が、バイパス管14の中央より上流側に配置されているため、微量の塩分によるバイパス管14の腐食がより効果的に低減され得る。
【0043】
また、本実施の形態によれば、バイパス管14の第1配管14aと第2配管14bとがユニオン14cにより接続されており、イオン交換フィルタ11は、第1配管14aの端部または第2配管14bの端部の内側に配置されているため、ユニオン14cを操作して第1配管14aと第2配管14bとを分離させるだけで、イオン交換フィルタ11をバイパス管14から容易に着脱することが可能となる。したがって、イオン交換フィルタ11の交換が極めて容易である。
【0044】
なお、本実施の形態では、バイパス管14の第1配管14aと第2配管14bとがユニオン14cにより接続されており、イオン交換フィルタ11は、第1配管14aの端部または第2配管14bの端部の内側に配置されていたが、イオン交換フィルタ11の配置はこのような態様に限定されない。
【0045】
図3は、イオン交換フィルタ11の配置の別例を説明するための斜視図である。
図3に示すように、この例では、バイパス管14は、吐出し部15aに接続された第1配管14aとモータ部10bに接続された第2配管14bと、第1配管14aの端部と第2配管14bの端部とを接続する蓋付き容器70と、を有している。
【0046】
図示された例では、蓋付き容器70は、上端部が開口した四角筒形状の容器本体71と、容器本体71の上端部の縁にヒンジを用いて連結された蓋体72と、を有している。イオン交換フィルタ11は、直方体形状を有する樹脂であり、容器本体71の内側に収容されるようになっている。
【0047】
容器本体71の上端部の開口を取り囲む端面には、ガスケット73が設けられている。蓋体72がヒンジを軸として回動して容器本体71の開口部を覆う際に、蓋体72と容器本体71との間にガスケット73が挟み込まれる。これにより、蓋付き容器70は密閉され得る。
【0048】
このような態様によれば、蓋体72をヒンジを軸として回動して容器本体71の開口部から外すだけで、イオン交換フィルタ11を容器本体71から容易に着脱することが可能となる。したがって、このような態様によっても、イオン交換フィルタ11の交換が極めて容易である。
【0049】
なお、蓋付き容器70の形状は、四角筒形状に限定されるものではなく、例えば円筒形状であってもよい。
【符号の説明】
【0050】
10 キャンドモータポンプ
10a ポンプ部
10b モータ部
11 イオン交換フィルタ
13 羽根車の裏側の空間
14 バイパス管
14a 第1配管
14b 第2配管
14c ユニオン
15 ポンプケーシング
15a 吸込み部
15b 吐出し部
16 オリフィス
17 エンドカバー
20 ケーシングカバー
22 羽根車
23 軸体
24 回転子
25 固定子
31 第1空間
32 第2空間
33 第3空間
41 第1流路
42 第2流路
43 第3流路
44 第4流路
53 第1軸受
54 第2軸受
55 第1軸スリーブ
56 第2軸スリーブ
57 第1スラスト板
58 第2スラスト板
59 ディスタンスピース
60 第1キャン
61 第2キャン
70 蓋付き容器
71 容器本体
72 蓋体
73 ガスケット