技術分野
果樹花粉用除菌剤、果樹花粉の除菌方法、及び人工受粉方法に関する。本発明の除菌剤を用いることにより、果樹花粉の発芽率を高く維持しつつ、果樹花粉に対して十分な除菌を行うことができる。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
以上のように以前から、溶液受粉に適用可能なキウイフルーツ花粉の除菌技術は幾つか報告されている。しかし、これらの技術では、十分な除菌効果と高い発芽率の維持の両立を図ることは困難であった。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者は、課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、1)過酸化水素、2)過酢酸、又は3)pH3.0以上の次亜塩素酸水を使用して果樹花粉を処理することにより、高い発芽率を維持しつつ、花粉の除菌、特にキウイフルーツかいよう病菌の除菌を行うことができることを見出した、本発明を完成するに至った。
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、新規な果樹花粉用除菌剤を提供する。本発明の除菌剤を用いることにより、果樹花粉の発芽率を高く維持しつつ、果樹花粉に対して十分な除菌を行うことができる。
また、除菌剤に使用する過酸化水素、過酢酸、及び次亜塩素酸水は、いずれも強力な酸化力を持っているため、花粉と混和した瞬間にほぼ全て反応しきってしまい、残留することはほぼ無い。このため、除菌後の花粉をそのまま(除菌成分を取り除く作業をすることなく)人工受粉に使用することができる。
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
過酸化水素のキウイフルーツかいよう病菌に対する除菌効果を示す図。
【図2】
過酢酸のキウイフルーツかいよう病菌に対する除菌効果を示す図。
【図3】
次亜塩素酸水のキウイフルーツかいよう病菌に対する除菌効果を示す図。
【図4】
過酸化水素の花粉表面の雑菌に対する除菌効果(上)と花粉発芽率への影響(下)を示す図。
【図5】
過酢酸の花粉表面の雑菌に対する除菌効果(上)と花粉発芽率への影響(下)を示す図。
【図6】
過酢酸の花粉表面の雑菌に対する除菌効果(右)と花粉発芽率への影響(左)を示す図。
【図7】
次亜塩素酸水(pHそのまま2.9)の花粉表面の雑菌に対する除菌効果(右)と花粉発芽率への影響(左)を示す図。
【図8】
次亜塩素酸水(pH4.0)の花粉表面の雑菌に対する除菌効果(右)と花粉発芽率への影響(左)を示す図。
【図9】
次亜塩素酸水(pH5.0)の花粉表面の雑菌に対する除菌効果(右)と花粉発芽率への影響(左)を示す図。
【図10】
次亜塩素酸水(pH6.0)の花粉表面の雑菌に対する除菌効果(右)と花粉発芽率への影響(左)を示す図。
【図11】
過酸化水素のリファンピシン耐性かいよう病菌に対する除菌効果を示す図。
【図12】
過酢酸のリファンピシン耐性かいよう病菌に対する除菌効果を示す図。
【図13】
次亜塩素酸水(左:pHそのまま、右:pH5.0)のリファンピシン耐性かいよう病菌に対する除菌効果を示す図。
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