(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-12
(45)【発行日】2024-06-20
(54)【発明の名称】搬送機構
(51)【国際特許分類】
H01L 21/677 20060101AFI20240613BHJP
H01L 21/301 20060101ALI20240613BHJP
【FI】
H01L21/68 B
H01L21/78 N
(21)【出願番号】P 2020011298
(22)【出願日】2020-01-28
【審査請求日】2022-11-25
(73)【特許権者】
【識別番号】000134051
【氏名又は名称】株式会社ディスコ
(74)【代理人】
【識別番号】100142804
【氏名又は名称】大上 寛
(72)【発明者】
【氏名】小林 真
【審査官】井上 和俊
(56)【参考文献】
【文献】特開平11-204461(JP,A)
【文献】特開2009-051672(JP,A)
【文献】特開平02-008121(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/677
H01L 21/301
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレームに保持された被加工物を、カセット載置台に載置されたカセットに対して搬出入するための搬送機構であって、
該カセット載置台に隣接して配設され、該フレームの両端部をそれぞれ保持するとともに、互いに近接/離反可能に構成される一対のガイドレールと、
該フレームを保持するとともに、該カセットと該ガイドレールの間において、該ガイドレールに沿って該フレームを搬送する搬送ユニットと、を備え、
一対の該ガイドレールは、それぞれ該フレームを支持する支持面と、該フレームの外周縁に対向する側壁面と、を有し、
該支持面には
、該フレームの下面に向けてエアを噴出するための噴出口が
該ガイドレールの長手方向に沿って複数形成される、搬送機構。
【請求項2】
該フレームを該ガイドレールに搬送させる過程において、
該フレームにおいて移動方向の後ろ側の噴出口において、より高い圧力のエアが噴出され、エアの圧力によって該フレームの進行が促進される構成とする、
ことを特徴とする請求書1に記載の搬送機構。
【請求項3】
該フレームを該ガイドレール上で搬送させる過程において、
該ガイドレールの手前側、奥側におけるエアの圧力を、該フレームの移動に伴って連続的に変化させる構成とする、
ことを特徴とする請求書1に記載の搬送機構。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カセット載置台に載置されたカセットに対して被加工物を搬出入するための搬送機構に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に開示されるように、カセット載置台に載置されたカセットに対して被加工物を搬出入するための搬送機構として、被加工物を保持する環状フレームを把持する把持部を備えるフレーム搬出入手段と、環状フレームを仮置するとともにセンタリングを行うフレーム位置決め装置と、を備える構成が知られている。
【0003】
フレーム位置決め装置は、略L字状をなす対向する一対のガイドレールを備え、両ガイドレールを近づけることでセンタリング(中心出し)を行う構成としている。センタリングがされた環状フレームは別の搬送機構によって加工テーブルに搬送される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のような搬送機構においては、環状フレームの下面をガイドレールにて支えつつ、環状フレームの一端がフレーム搬出入手段に引っ張られる、あるいは、押されるようにして、環状フレームが移動することになるため、環状フレームの下面とガイドレールの上面が擦れ合うことになる。
【0006】
即ち、環状フレームがガイドレール上を摺動することになるが、この摺動によって接触部分から発塵することが懸念される。
【0007】
そして、発生した塵が被加工物に付着すると、被加工物の加工精度に影響することや、被加工物を損傷してしまうことが懸念される。特に、被加工物が半導体デバイスである場合には、僅かな塵でもデバイス不良や、後の実装に悪影響を及ぼしてしまうことになる。
【0008】
以上に鑑み、本発明は、ガイドレールを備える搬送機構の構成において、ガイドレールにおける摺動に起因する発塵の問題を解決する新規な技術を提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様によれば、
フレームに保持された被加工物を、カセット載置台に載置されたカセットに対して搬出入するための搬送機構であって、
該カセット載置台に隣接して配設され、該フレームの両端部をそれぞれ保持するとともに、互いに近接/離反可能に構成される一対のガイドレールと、
該フレームを保持するとともに、該カセットと該ガイドレールの間において、該ガイドレールに沿って該フレームを搬送する搬送ユニットと、を備え、
一対の該ガイドレールは、それぞれ該フレームを支持する支持面と、該フレームの外周縁に対向する側壁面と、を有し、
該支持面には該フレームの下面に向けてエアを噴出するための噴出口が形成される、搬送機構とする。
【0010】
また、本発明の一態様によれば、
エアはイオン化エアである、こととする。
【発明の効果】
【0011】
本発明の一態様によれば、フレームがガイドレール上を移動する際には、浮力によってフレームが僅かに浮上して支持面との間に隙間が形成される。これにより、フレームの下面と支持面の間の摩擦が低減され、摩耗による発塵が防がれる。
【0012】
本発明の一態様によれば、イオン化エアを使用することによれば、フレーム等が帯電していた場合の除電や、エアとフレームとの摩擦で生じる静電気を除電できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の一実施形態に係る搬送機構を備える切削装置の外観斜視図である。
【
図2】ガイドレールと搬送ユニットについて示す斜視図である。
【
図3】ガイドレールの構成について示す斜視図である。
【
図4】(A)はガイドレールの形状等について説明する図である。(B)はウェーハユニットの両端をガイドレールにて支持する様子について示す図である。
【
図5】(A)はガイドレールの内部構造等について説明する図である。(B)はウェーハユニットをガイドレールにてスライドさせる様子について示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る搬送機構10を備える切削装置2の外観斜視図である。
【0015】
図1に示すように、切削装置2は、被加工物を保持する保持テーブル6を有する。保持テーブル6は、その下方に設けられる図示せぬ回転駆動機構により、Z軸を中心とするθ方向に回転可能に設けられる。また、保持テーブル6は、その下方に設けられる図示せぬ加工送り機構により、加工送り方向となるX軸方向に移動可能に構成される。保持テーブル6の周囲には、ウェーハユニット30のフレーム36を挟持するクランプ機構7が設けられる。
【0016】
保持テーブル6は、複数のパネルを組み合わせて形成された筐体4内に進入し、筐体4内に配置される図示せぬ切削ユニットの下方に位置付けられ、被加工物であるウェーハ34が切削加工される。
【0017】
ウェーハユニット30は、カセット載置台5に載置されるカセット8内に複数枚収容され、搬送ユニット40によってカセット8から一対のガイドレール71,72上へと搬入される。また、加工の終わったウェーハユニット30は、搬送ユニット40によって一対のガイドレール71,72上からカセット8へと搬出される。
【0018】
この一対のガイドレール71,72は、保持テーブル6の上方に配置され、ウェーハユニット30を一時的に仮置するための仮置領域20を構成する。
【0019】
ウェーハユニット30は、被加工物となるウェーハ34と、ウェーハ34の周囲を取り囲む環状のフレーム36と、ウェーハ34とフレーム36が貼着されるテープ32と、を有して構成され、フレーム36が搬送ユニット40によってハンドリングされる。
【0020】
搬送ユニット40は、X軸方向、及び、Z軸方向に移動する略L字状の第一アーム42の下部の水平部に設けられる。第一アーム42の垂直部は、筐体4の前面4aにおいてX軸方向に移動する第一移動部45に対し、昇降機構46を介して接続される。
【0021】
第一移動部45は、第一Y軸方向移動機構44によってY軸方向に移動する。第一Y軸方向移動機構44は、水平方向に伸びるボールねじ44aと、ボールネジ44aを駆動するパルスモーター44bと、ボールねじ44aの上下において水平方向に伸びる一対のガイドレール44c,44cと、を有して構成される。
【0022】
第一アーム42の水平部には、ガイドレール71,72と保持テーブル6の間でウェーハユニット30を移動させる第一搬送手段47が構成される。この第一搬送手段47は、X軸方向に伸びる二本のアーム部47aと、アーム部47aの両端に設ける吸着部47bと、を有して構成される。
【0023】
第一搬送手段47の側方には、保持テーブル6と洗浄装置9との間でウェーハユニット30を移動させる第二搬送手段50が設けられる。第二搬送手段50は、円盤状のカバー部51aと、カバー部51aの下部に配設された保持部51bと、保持部51bの端部に装着されフレーム36を吸着する少なくとも4つの吸着部51cと、カバー部51aの上部に取り付けられたL字状のアーム部51dと、を備える。
【0024】
第二搬送手段50のアーム部51dは、昇降機構53を介して第二移動部52に連結される。第二移動部52は、第二Y軸方向移動機構54によって、Y軸方向に移動する。第二Y軸方向移動機構54は、水平方向に伸びるボールねじ54aと、ボールネジ54aを駆動するパルスモーター54bと、ボールねじ54aの上下において水平方向に伸びる一対のガイドレール54c,54cと、を有して構成される。
【0025】
上述した各種機構や加工工程は、コントローラ80による制御によって自動制御される。
【0026】
次に、
図2に示すように、ウェーハユニット30を搬出入するための搬送機構10について説明する。搬送機構10は、一対のガイドレール71,72と、搬送ユニット40と、を有して構成される。
【0027】
図2及び
図3に示すように、ガイドレール71,72は、X軸方向に離れて対向するように配置され、それぞれウェーハユニット30のフレーム36のX軸方向の端部分を下側から支持するものである。
【0028】
図3に示すように、一方のガイドレール71は、Y軸方向に長いアーム部71aと、アーム部71aの一端を支持する支柱部71bとを有して構成される。支柱部71bは図示せぬX軸移動機構に連結され、コントローラ80(
図2)による制御で、X軸方向に移動する。この支柱部71bの移動に伴ってアーム部71aがX軸方向に移動する。
【0029】
図3に示すように、アーム部71aは、Y軸方向に伸びる水平の支持面71cを形成するベース部71dと、ベース部71dの長手方向に沿ってベース部71dに立設される側壁71eと、を有する。
【0030】
図3に示すように、支持面71cには、アーム部71aの長手方向(Y軸方向)に略等間隔でエア噴出口71h,71hが配設されている。
【0031】
図4(A)に示すように、ベース部71dのX軸方向の一端に側壁71eが立設され、アーム部71aの断面が略L字状をなすように構成される。側壁71eにおいて、ベース部71d側には略垂直の側壁面71fが構成され、フレーム36の外周縁36fが側壁面71fに当接した際に、フレーム36のX軸方向の移動が規制される。
【0032】
図4(A)及び
図5(A)に示すように、アーム部71aのベース部71dには、アーム部71aの長手方向(Y軸方向)に伸びるエア供給経路71kが形成されており、エア供給経路71kから支持面71cに向けて縦孔71mが形成され、縦孔71mの開口部にてエア噴出口71hが形成される。
【0033】
図3に示すように、エア供給経路71kは、エア接続ライン63,及び、電磁弁61を介してエア供給源62に接続されており、エア供給源62からのエアがエア噴出口71hより上側に向けて噴出されるようになっている。電磁弁61は、コントローラ80(
図2)により、ON/OFFが制御される。
【0034】
図4(A)に示すように、エア噴出口71hから噴出されるエアによりフレーム36を浮上させる浮力Fが生じ、フレーム36の下面と、支持面71cの間に僅かな隙間Sが形成される。この僅かな隙間Sにより、フレーム36と支持面71cの間に生じる摩擦が低減され、フレーム36や支持面71cが擦れて摩耗し、発塵することが防がれる。また、フレーム36を軽い力でY軸方向へと移動させることが可能となる。
【0035】
図3に示すもう一方のガイドレール72は、ガイドレール71と同一の構成であって対称的に配置されるものであり、
図4(B)に示すように、一対のガイドレール71,72の側壁面71f,72fの間にウェーハユニット30のフレーム36が配置される。フレーム36は、ガイドレール71,72の間に配置されるとともに、ガイドレール71,72によりガイドされてガイドレール71,72の長手方向に移動する。
【0036】
図4(B)に示すように、ガイドレール71,72はコントローラ80(
図2)によって、互いに近接/離反するように制御される。ガイドレール71,72を互いに離反させ、フレーム36との間に隙間Uを形成させることで、開放状態となる。この開放状態において、フレーム36の移動が許容される。
【0037】
一方、ガイドレール71,72同士を近づけると、フレーム36との間の隙間Uがなくなり、ガイドレール71,72によってフレーム36が挟持され、挟持状態となる。この挟持状態において、フレーム36が規定の位置にセンタリングされる。
【0038】
図1及び
図2に示すように、搬送ユニット40は、第一アーム42の水平部に設けられるものであって、Y軸方向に移動するものである。
【0039】
図2に示すように、搬送ユニット40は、第一アーム42に一端が固定される本体部43と、本体部43の他端側に設けられ、ウェーハユニット30のフレーム36の上面に対向する保持部48と、を有して構成される。
【0040】
本実施例では、保持部48は、フレーム36の上面に磁着する電磁石で構成され、コントローラ80の制御によって電磁石の磁力のON/OFFが制御され、フレーム36の保持の開始/解除が制御される。
【0041】
この電磁石を用いる構成に対応し、フレーム36はSUS等の金属で構成され、保持部48に磁着される。なお、保持部48については、磁力を利用するものの他、吸引エアによりフレーム36を吸着保持する構成や、クランプによりフレーム36を物理的に挟持する構成などを採用することもできる。
【0042】
次に、以上のように構成した搬送機構10によるウェーハユニット30の搬出入について説明する。
【0043】
まず、
図2に示すように、コントローラ80は、カセットに収容されたウェーハユニット30の高さを搬送ユニット40の高さに位置付けるとともに、搬送ユニット40をY軸方向に移動させ保持部48をフレーム36の上面に対向させる。
【0044】
次いで、コントローラ80は磁力をONにし、フレーム36を保持部48に磁着させる。
【0045】
次いで、コントローラ80は、搬送ユニット40を仮置領域20側へと移動させる。これにより、フレーム36の端が搬送ユニット40に牽引されるようにして、フレーム36がガイドレール71,72上に搬入される。
【0046】
これと同時に、コントローラ80は、電磁弁61(
図3)をONにし、エア噴出口71h,72hからの高圧のエアの噴出を開始し、エアによってフレーム36を下側から押し上げる浮力Fを生じさせる(
図4(A))。
【0047】
そして、
図4(A)に示すように、この浮力Fによってフレーム36が僅かに浮上し、隙間Sが形成される。これにより、フレーム36がガイドレール上を移動する際には、フレーム36の下面と支持面71cの間の摩擦が低減され、摩耗による発塵が防がれる。また、搬送ユニット40によるフレーム36の牽引を僅かな力で行うことができ、装置の小型化を図ることも可能となる。
【0048】
なお、この際、
図4(B)に示すように、ガイドレール71,72の間の間隔は、フレーム36のX軸方向の幅よりも僅かに広くなるように設定される。これにより、
図4(A)に示すように、側壁面71fとフレーム36の外周縁36fとの間に隙間Uが確保され、両者が強く擦れ合うことによって摩耗し、発塵が生じる不具合が防止される。
【0049】
また、ウェーハユニット30をガイドレール71,72に搬送させる過程において、エアの気圧を変更することや、エアが噴出されるエア噴出口71h,72hの個数や位置が制御されることとしてもよい。例えば、フレーム36において移動方向の後ろ側(搬送ユニット40から遠い側)の一部のエア噴出口71h,72hにおいて、より高い圧力のエアが噴出されることとすることで、エアの圧力によってフレーム36の進行が促進される構成とするものである。また、
図2に示すガイドレール71,72の手前側M1、奥側M2におけるエアの圧力を、フレーム36の移動に伴って連続的に変化させることとしてもよい。また、エア噴出口71h,72hの形状や、タイミングを制御することで、エアのみによってウェーハユニット30の搬送を可能とし、搬送ユニット40を省略することとしてもよい。また、この他、常にエア噴出口71h,72hからエアが噴出され続けるようにしてもよい。
【0050】
図2に示すように、コントローラ80は、搬送ユニット40が所定の位置までウェーハユニット30を牽引した段階で、保持部48によるフレーム36の保持を解除するとともに、ガイドレール71,72の距離を近づけることにより、フレーム36を両側から挟み込むようにしてウェーハユニット30のセンタリングを行う。
【0051】
このセンタリングが完了した段階で、コントローラ80は、電磁弁61(
図3)をOFFにし、エアの噴出を停止させる。なお、センタリングの過程においてもエアの噴出を継続することで、隙間S(
図4(A))が確保され、摩耗による発塵を防ぐことができる。
【0052】
以上が、ウェーハユニット30のカセット8(
図1)からガイドレール71,72上への搬入であり、その逆のガイドレール71,72からカセット(
図1)への搬出の際には、上記と逆の手順が実行される。
【0053】
以上のようにして本発明を実現することができる。
即ち、
図1乃至
図5に示すように、
フレーム36に保持された被加工物(ウェーハ34)を、カセット載置台5に載置されたカセット8に対して搬出入するための搬送機構10であって、
カセット載置台8に隣接して配設され、フレーム36の両端部をそれぞれ保持するとともに、互いに近接/離反可能に構成される一対のガイドレール71,72と、
フレーム36を保持するとともに、カセット8とガイドレール71,72の間において、ガイドレール71,72に沿ってフレーム36を搬送する搬送ユニット40と、を備え、
一対のガイドレール71,72は、それぞれフレーム36を支持する支持面71c,72cと、フレーム36の外周縁36fに対向する側壁面71f,72fと、を有し、
支持面71c,72cにはフレーム36の下面に向けてエアを噴出するための噴出口71h,72hが形成される、搬送機構とするものである。
【0054】
この構成によれば、フレーム36がガイドレール上を移動する際には、浮力Fによってフレーム36が僅かに浮上して支持面71c,72cとの間に隙間Sが形成される。これにより、フレーム36の下面と支持面71cの間の摩擦が低減され、摩耗による発塵が防がれる。
【0055】
さらに、エアについて、イオン化エアを使用することによれば、
図2に示すようにウェーハユニット30を構成するテープ32,フレーム36,被加工物(ウェーハ34)が帯電していた場合の除電や、エアとフレーム36との摩擦で生じる静電気を除電できる。
【符号の説明】
【0056】
2 切削装置
5 カセット載置台
6 保持テーブル
8 カセット
10 搬送機構
20 仮置領域
30 ウェーハユニット
32 テープ
34 ウェーハ
36 フレーム
36f 外周縁
40 搬送ユニット
43 本体部
48 保持部
71 ガイドレール
71a アーム部
71b 支柱部
71c 支持面
71d ベース部
71e 側壁
71f 側壁面
71h エア噴出口
71k エア供給経路
71m 縦孔
80 コントローラ
F 浮力
S 隙間
U 隙間