(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-22
(45)【発行日】2024-07-30
(54)【発明の名称】情報制御装置、情報制御方法および情報制御プログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 16/90 20190101AFI20240723BHJP
G06Q 50/00 20240101ALI20240723BHJP
【FI】
G06F16/90 100
G06Q50/00 300
(21)【出願番号】P 2020044779
(22)【出願日】2020-03-13
【審査請求日】2023-03-06
(73)【特許権者】
【識別番号】000115108
【氏名又は名称】ユニ・チャーム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】福井 晃太郎
【審査官】酒井 恭信
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-073217(JP,A)
【文献】特開2007-080045(JP,A)
【文献】特開2007-249899(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 16/00 - 16/958
G06Q 50/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
質問と回答を共有するサービス
を介して投稿された質問に対する評価
として、前記質問への賛同の意思を示す賛同評価を
前記質問の閲覧者の端末装置から受け付ける評価受付部と、
前記サービスを介して、利用者の端末装置から前記質問が一覧表示される一覧画面の要求を受け付けた場合に、前記評価受付部により受け付けられた評価に基づいて、
前記利用者の端末装置において前記質問が一覧表示される一覧画面の表示態様を制御する
処理として、前記質問ごとの前記賛同評価の数に応じた順で前記質問が一覧表示されるよう制御する処理を実行する制御部と
を有することを特徴とする情報制御装置。
【請求項2】
前記制御部は、
前記賛同評価の数に応じて前記質問を並べ替え
るよう利用者が指示
した場合
に、前記質問ごとの前記賛同評価の数に応じた順で
前記質問
が一覧表示されるよう制御する
ことを特徴とする請求項
1に記載の情報制御装置。
【請求項3】
前記制御部は
、前記賛同評価の数がより多い
前記質問ほど
、前記一覧画面において優位な順位で表示されるよう制御する
ことを特徴とする請求項
1または
2に記載の情報制御装置。
【請求項4】
前記制御部は
、投稿された日時がより最近で、かつ、前記賛同評価の数がより多い
前記質問ほど
、前記一覧画面において優位な順位で表示されるよう制御する
ことを特徴とする請求項
1または2に記載の情報制御装置。
【請求項5】
前記制御部は
、回答が得られていない未解決の前記質問のうち、前記賛同評価の数がより多い
前記質問ほど
、前記一覧画面において優位な順位で表示されるよう制御する
ことを特徴とする請求項
1または
2に記載の情報制御装置。
【請求項6】
前記制御部は
、前記賛同評価の数の増加率がより高い
前記質問ほど
、前記一覧画面において優位な順位で表示されるよう制御する
ことを特徴とする請求項
1または2に記載の情報制御装置。
【請求項7】
質問に対する評価に応じて、所定の利用者にポイントを付与する付与部をさらに有する
ことを特徴とする請求項1~
6のいずれか1つに記載の情報制御装置。
【請求項8】
前記付与部は、前記質問に対する評価に応じて、当該質問を投稿した質問投稿者にポイントを付与する
ことを特徴とする請求項
7に記載の情報制御装置。
【請求項9】
前記付与部は、前記質問投稿者のうち、賛同の意思を示す賛同評価が与えられた質問を投稿した質問投稿者にポイントを付与する
ことを特徴とする請求項
8に記載の情報制御装置。
【請求項10】
前記付与部は、前記質問投稿者が投稿した質問に対して与えられた前記賛同評価の数に応じたポイントを当該質問投稿者に付与する
ことを特徴とする請求項
9に記載の情報制御装置。
【請求項11】
前記付与部は、
前記サービスを利用する利用者のうち、前記質問に対して前記賛同評価を与えた利用者が有するポイントを前記質問投稿者に付与する
ことを特徴とする請求項
9または
10に記載の情報制御装置。
【請求項12】
前記付与部は、前記質問に対する評価に応じて、当該質問に対する回答を投稿した回答投稿者にポイントを付与する
ことを特徴とする請求項
7~
11のいずれか1つに記載の情報制御装置。
【請求項13】
前記付与部は、質問投稿者が投稿した質問のうち、賛同の意思を示す賛同評価が与えられた質問に対する回答を投稿した回答投稿者にポイントを付与する
ことを特徴とする請求項
12に記載の情報制御装置。
【請求項14】
前記付与部は、前記質問に対して与えられた前記賛同評価の数に応じたポイントを前記回答投稿者に付与する
ことを特徴とする請求項
13に記載の情報制御装置。
【請求項15】
前記付与部は、
前記質問投稿者が投稿した質問に対する回答が投稿された投稿順に応じたポイントを、当該回答を投稿した回答投稿者に対し
て付与する
ことを特徴とする請求項
13または14に記載の情報制御装置。
【請求項16】
前記付与部は、
前記質問投稿者が投稿した質問に対する回答を投稿した回答投稿者のうち、当該質問投稿者により選定された回答投稿者に対し
てポイントを付与する
ことを特徴とする請求項
13~
15のいずれか1つに記載の情報制御装置。
【請求項17】
前記付与部は、
前記質問投稿者が投稿した質問に対する回答
を投稿した回答投稿者のうち、当該質問の分野での専門家により選定された回答を投稿した回答投稿者に対し
てポイントを付与する
ことを特徴とする請求項
13~
16のいずれか1つに記載の情報制御装置。
【請求項18】
前記付与部は、
前記サービスを利用する利用者のうち、ペットに関する属性情報を登録した利用者に対してポイントを付与する
ことを特徴とする請求項
11に記載の情報制御装置。
【請求項19】
前記付与部は、前記利用者のうち、ペットとの体験談を示す情報を登録した利用者に対してさらにポイントを付与する
ことを特徴とする請求項
18に記載の情報制御装置。
【請求項20】
前記付与部は、前記利用者のうち、ペットに対して実行しているケアに関する情報を登録した利用者に対してさらにポイントを付与する
ことを特徴とする請求項
18または
19に記載の情報制御装置。
【請求項21】
情報制御装置が実行する情報制御方法であって、
質問と回答を共有するサービス
を介して投稿された質問に対する評価
として、前記質問への賛同の意思を示す賛同評価を
前記質問の閲覧者の端末装置から受け付ける評価受付工程と、
前記サービスを介して、利用者の端末装置から前記質問が一覧表示される一覧画面の要求を受け付けた場合に、前記評価受付工程により受け付けられた評価に基づいて、
前記利用者の端末装置において前記質問が一覧表示される一覧画面の表示態様を制御する
処理として、前記質問ごとの前記賛同評価の数に応じた順で前記質問が一覧表示されるよう制御する処理を実行する制御工程と
を含むことを特徴とする情報制御方法。
【請求項22】
質問と回答を共有するサービス
を介して投稿された質問に対する評価
として、前記質問への賛同の意思を示す賛同評価を
前記質問の閲覧者の端末装置から受け付ける評価受付手順と、
前記サービスを介して、利用者の端末装置から前記質問が一覧表示される一覧画面の要求を受け付けた場合に、前記評価受付手順により受け付けられた評価に基づいて、
前記利用者の端末装置において前記質問が一覧表示される一覧画面の表示態様を制御する
処理として、前記質問ごとの前記賛同評価の数に応じた順で前記質問が一覧表示されるよう制御する処理を実行する制御手順と
をコンピュータに実行させるための情報制御プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報制御装置、情報制御方法および情報制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、インターネット等の情報提供技術の進歩に伴い、様々な情報を利用者に提供するための技術が提案されている。このような技術の一例として、ペットに関する各種の情報を利用者に提供するための技術が知られている。例えば、各飼い主が飼っているペットの行動を検出して記憶したり、SNS(Social Networking Service)形式で各ペットの行動を利用者に提供したりする技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、利用者が疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができるとは限らない。
【0005】
例えば、上述した従来技術では、利用者が登録したペットの名前や種別、検出されたペットの行動をSNS形式で提供しているに過ぎない。このため、上記の従来技術では、例えば、ペットに関する疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができるとは限らない。
【0006】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者が疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願に係る情報制御装置は、質問と、質問に対する回答とを提供するサービスにおいて、質問に対する評価を受け付ける評価受付部と、前記評価受付部により受け付けられた評価に基づいて、質問の提供態様を制御する制御部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
実施形態の一態様によれば、利用者が疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】
図1は、実施形態に係る情報制御処理の全体像を示す図である。
【
図2】
図2は、実施形態に係る質問投稿画面の一例を示す図である。
【
図3】
図3は、実施形態に係るQ&A詳細画面の一例を示す図である。
【
図4】
図4は、実施形態に係る質問一覧画面の一例を示す図である。
【
図5】
図5は、実施形態に係る情報制御装置の構成例を示す図である。
【
図6】
図6は、実施形態に係る飼主情報記憶部の一例を示す図である。
【
図7】
図7は、実施形態に係るペット情報記憶部の一例を示す図である。
【
図8】
図8は、実施形態に係る質問情報記憶部の一例を示す図である。
【
図9】
図9は、実施形態に係る回答情報記憶部の一例を示す図である。
【
図10】
図10は、実施形態に係るポイント情報記憶部の一例を示す図である。
【
図11】
図11は、実施形態に係る会員情報画面の一例を示す図である。
【
図12】
図12は、実施形態に係るペット基本情報画面の一例を示す図である。
【
図13】
図13は、実施形態に係るエピソード情報画面の一例を示す図である。
【
図14】
図14は、表示対象の質問ごとの賛同評価に応じた表示制御処理手順を示すフローチャートである。
【
図15】
図15は、質問投稿者による質問に対して与えられた賛同評価に応じて、この質問投稿者にポイントを付与するポイント付与処理手順を示すフローチャートである。
【
図16】
図16は、質問投稿者による質問のうち、賛同評価が与えられた質問に対する回答を投稿した回答投稿者にポイントを付与するポイント付与処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
【0011】
質問と、質問に対する回答とを提供するサービスにおいて、質問に対する評価を受け付ける評価受付部と、前記評価受付部により受け付けられた評価に基づいて、質問の提供態様を制御する制御部とを有することを特徴とする情報制御装置。
【0012】
このような情報制御装置によれば、より多くの利用者が共通して抱える疑問や悩み事は処理対象の利用者にも当てはまる可能性が高いという観点に基づき、処理対象の利用者が望む可能性が高い質問を優先的に提供することができ、この結果、処理対象の利用者が疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができるようになる。
【0013】
また、情報制御装置は、前記評価として、質問への賛同の意思を示す賛同評価を受け付け、前記サービスにおいて、提供対象の質問ごとの前記賛同評価に応じた順で当該質問を提供する。
【0014】
このような情報制御装置によれば、評価として、質問への賛同の意思を示す賛同評価を受け付け、サービスにおいて、提供対象の質問ごとの賛同評価に応じた順で当該質問を提供するため、処理対象の利用者が望む可能性がより高い質問を優先的に提供することができ、この結果、処理対象の利用者が疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができるようになる。
【0015】
また、情報制御装置は、前記提供対象の質問ごとの前記賛同評価の数に応じた順で当該質問を並べた状態で提供する。
【0016】
このような情報制御装置によれば、提供対象の質問ごとの賛同評価の数に応じた順で当該質問を並べた状態で提供するため、処理対象の利用者に対して、当該利用者に合った疑問や悩み事に関する質問をより探しやすくなるようサポートすることができる。
【0017】
また、情報制御装置は、利用者による並べ替え指示が受け付けられた場合には、前記提供対象の質問ごとの前記賛同評価の数に応じた順で当該質問を並べた状態で提供する。
【0018】
このような情報制御装置によれば、利用者による並べ替え指示が受け付けられた場合には、提供対象の質問ごとの賛同評価の数に応じた順で当該質問を並べた状態で提供するため、処理対象の利用者に対して、当該利用者に合った疑問や悩み事に関する質問を、当該利用者のタイミングでより探しやすくなるようサポートすることができる。
【0019】
また、情報制御装置は、前記提供対象の質問のうち、前記賛同評価の数がより多い質問ほど上から順に並べて表示された状態で提供する。
【0020】
このような情報制御装置によれば、提供対象の質問のうち、賛同評価の数がより多い質問ほど上から順に並べて表示された状態で提供するため、処理対象の利用者が望む可能性がより高い質問を優先的に提供することができ、この結果、処理対象の利用者が疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができるようになる。
【0021】
また、情報制御装置は、前記提供対象の質問のうち、投稿された日時がより最近で、かつ、前記賛同評価の数がより多い質問ほど上から順に並べて表示された状態で提供する。
【0022】
このような情報制御装置によれば、提供対象の質問のうち、投稿された日時がより最近で、かつ、賛同評価の数がより多い質問ほど上から順に並べて表示された状態で提供するため、現時点において、利用者が望む可能性がより高い質問を優先的に提供することができる。
【0023】
また、情報制御装置は、前記提供対象の質問として、回答が得られていない未解決の質問のうち、前記賛同評価の数がより多い質問ほど上から順に並べて表示された状態で提供する。
【0024】
このような情報制御装置によれば、提供対象の質問として、回答が得られていない未解決の質問のうち、賛同評価の数がより多い質問ほど上から順に並べて表示された状態で提供するため、利用者が早く解決されることを望む可能性がより高い質問を優先的に提供することができる。
【0025】
また、情報制御装置は、前記提供対象の質問のうち、前記賛同評価の数の増加率がより高い質問ほど上から順に並べて表示された状態で提供する。
【0026】
このような情報制御装置によれば、提供対象の質問のうち、賛同評価の数の増加率がより高い質問ほど上から順に並べて表示された状態で提供するため、現時点において、利用者が望む可能性がより高い質問を優先的に提供することができる。
【0027】
また、情報制御装置は、質問に対する評価に応じて、所定の利用者にポイントを付与する付与部をさらに有する。
【0028】
このような情報制御装置によれば、質問に対する評価に応じて、所定の利用者にポイントを付与するため、質問に関するアクションを起こそうという動機付けをすることができる。
【0029】
また、情報制御装置は、前記質問に対する評価に応じて、当該質問を投稿した質問投稿者にポイントを付与する。
【0030】
このような情報制御装置によれば、質問に対する評価に応じて、当該質問を投稿した質問投稿者にポイントを付与するため、質問を投稿しようという動機付けをすることができ、この結果、質問投稿者数を効果的に増やすことができる。
【0031】
また、情報制御装置は、前記質問投稿者のうち、賛同の意思を示す賛同評価が与えられた質問を投稿した質問投稿者にポイントを付与する。
【0032】
このような情報制御装置によれば、質問投稿者のうち、賛同の意思を示す賛同評価が与えられた質問を投稿した質問投稿者にポイントを付与するため、多くの利用者から共感を得られるような質問をしようという動機付けすることができ、この結果、質の高い質問の収集および提供を実現することができるようになる。
【0033】
また、情報制御装置は、前記質問投稿者が投稿した質問に対して与えられた前記賛同評価の数に応じたポイントを当該質問投稿者に付与する。
【0034】
このような情報制御装置によれば、質問投稿者が投稿した質問に対して与えられた賛同評価の数に応じたポイントを当該質問投稿者に付与するため、多くの利用者から共感を得られるような質問をしようという動機付けすることができ、この結果、質の高い質問の収集および提供を実現することができるようになる。
【0035】
また、情報制御装置は、前記質問に対して前記賛同評価を与えた利用者が有するポイントを前記質問投稿者に付与する。
【0036】
このような情報制御装置によれば、質問に対して賛同評価を与えた利用者が有するポイントを質問投稿者に付与するため、良い質問を提供してくれたことによる謝礼としてのポイントを付与することができ、この結果、悩みを共有しようという仲間意識を芽生えさせることや、悩みによる精神的不安を和らげさせることができる。
【0037】
また、情報制御装置は、前記質問に対する評価に応じて、当該質問に対する回答を投稿した回答投稿者にポイントを付与する。
【0038】
このような情報制御装置によれば、質問に対する評価に応じて、当該質問に対する回答を投稿した回答投稿者にポイントを付与するため、より多くの利用者が共通して抱える疑問や悩み事に関する質問に回答しようという動機付けをすることができ、この結果、質問回答者数を効果的に増やすことができる。
【0039】
また、情報制御装置は、質問投稿者が投稿した質問のうち、賛同の意思を示す賛同評価が与えられた質問に対する回答を投稿した回答投稿者にポイントを付与する。
【0040】
このような情報制御装置によれば、質問投稿者が投稿した質問のうち、賛同の意思を示す賛同評価が与えられた質問に対する回答を投稿した回答投稿者にポイントを付与するため、利用者が共通して抱える疑問や悩み事に関する質問に回答しようという動機付けをすることができ、この結果、信頼性の高い(質の高い)回答を増やすことができる。
【0041】
また、情報制御装置は、前記質問に対して与えられた前記賛同評価の数に応じたポイントを前記回答投稿者に付与する。
【0042】
このような情報制御装置によれば、質問に対して与えられた賛同評価の数に応じたポイントを回答投稿者に付与するため、より多くの利用者が共通して抱える疑問や悩み事に関する質問に回答しようという動機付けをすることができ、この結果、信頼性の高い(質の高い)回答を増やすことができる。
【0043】
また、情報制御装置は、質問投稿者が投稿した質問に対する回答が投稿された投稿順に応じたポイントを、当該回答を投稿した回答投稿者に対してさらに付与する。
【0044】
このような情報制御装置によれば、質問投稿者が投稿した質問に対する回答が投稿された投稿順に応じたポイントを、当該回答を投稿した回答投稿者に対してさらに付与するため、質問に対して早く回答しようという動機付けをすることができるため、多くの利用者が共通して抱える疑問や悩みをより早く解決できるよう効果的にサポートすることができる。
【0045】
また、情報制御装置は、質問投稿者が投稿した質問に対する回答を投稿した回答投稿者のうち、当該質問投稿者により選定された回答投稿者に対してさらにポイントを付与する。
【0046】
このような情報制御装置によれば、質問投稿者が投稿した質問に対する回答を投稿した回答投稿者のうち、当該質問投稿者により選定された回答投稿者に対してさらにポイントを付与するため、信頼性の高い(質の高い)回答を増やすことができる。
【0047】
また、情報制御装置は、質問投稿者が投稿した質問に対する回答のうち、当該質問の分野での専門家により選定された回答を投稿した回答投稿者に対してさらにポイントを付与する
【0048】
このような情報制御装置によれば、質問投稿者が投稿した質問に対する回答のうち、当該質問の分野での専門家により選定された回答を投稿した回答投稿者に対してさらにポイントを付与するため、信頼性の高い(質の高い)回答を増やすことができる。
【0049】
また、情報制御装置は、ペットに関する属性情報を登録した利用者に対してポイントを付与する。
【0050】
このような情報制御装置によれば、ペットに関する属性情報を登録した利用者に対してポイントを付与するため、ペットに関する情報をより多く収集することができる、この結果。ペットの現状について高度に分析したり、ペットに関するマーケティング活動を活性化させることができる。
【0051】
また、情報制御装置は、利用者のうち、ペットとの体験談を示す情報を登録した利用者に対してさらにポイントを付与する。
【0052】
このような情報制御装置によれば、利用者のうち、ペットとの体験談を示す情報を登録した利用者に対してさらにポイントを付与するため、より多くのエピソード情報を収集することができ、この結果、情報量が豊富な見るだけでも楽しいサービスを実現することができる。
【0053】
また、情報制御装置は、前記利用者のうち、ペットに対して実行しているケアに関する情報を登録した利用者に対してさらにポイントを付与する。
【0054】
このような情報制御装置によれば、利用者のうち、ペットに対して実行しているケアに関する情報を登録した利用者に対してさらにポイントを付与するため、より多くの飼い方に関する情報を収集することができ、この結果、情報量が豊富な見るだけでも楽しいサービスを実現することができる。
【0055】
[実施形態]
以下に、情報制御装置、情報制御方法および情報制御プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)の一例について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により情報制御装置、情報制御方法および情報制御プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0056】
〔1.実施形態に係る情報制御処理の概要〕
まず、前提に沿って実施形態に係る情報制御処理の概要について説明する。例えば、質問とこの質問に対する回答の投稿を受け付けることにより、投稿された質問と回答を利用者に公開(提供)するというサービスがある。このようなサービスは、所謂、Q&Aサイトなどとよばれ様々な分野で活用されている。
【0057】
このようなサービスを利用する利用者は、質問を投稿する前に、自身と同じような疑問や悩み事について既に他の利用者が質問していないか探す場合がある。すなわち、利用者は、自身が知りたいと考える事柄を質問内容とする質問が投稿されていないか探す場合がある。しかしながら、質問の数が多いなどにより、利用者は、自身が知りたいと考える事柄を質問内容とする質問を探すことができない場合がある。このようなことから、疑問や悩み事など、利用者が知りたいと考える事柄に合致する質問をより探しやすくすることで、利用者が疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることが望まれる。
【0058】
ここで、多くの利用者が同様の事項について疑問を有している(あるいは悩んでいる)場合がある。ペットの飼主を例に挙げると、ある飼主が有するペットに関する悩み事は、実は、他の多くの飼主にも共通した悩み事であるといったことは少なくない。このようなことから、多くの飼主が共通して抱える疑問や悩み事は、これから質問を探そうとする他の飼主にとっても知りたい事項である可能性が高いといえる。このため、多くの飼主が共通して抱える疑問や悩み事に関する質問を特定し、これを優先的に提供することができれば、飼主は、自身の疑問や悩み事に関する質問をより探しやすくなると考えられる。
【0059】
そこで、本実施形態では、利用者のこのような特性に着目し、次のような情報制御処理を行う。具体的には、本実施形態では、質問と、質問に対する回答とを提供するサービスにおいて、質問に対する評価を受け付ける。そして、受け付けた評価に基づいて、質問の提供態様を制御する。より具体的には、本実施形態では、このような評価として、質問への賛同の意思を示す賛同評価を受け付ける。そして、上記サービスにおいて利用者への提供対象となっている質問ごとの賛同評価の数に応じた順で当該質問を並べた状態で提供する。
【0060】
〔2.実施形態に係るサービスについて〕
実施形態に係るサービスは、質問と、質問に対する回答とを提供するサービスである。本実施形態では、このようなサービスの一例として、ペットに関する質問とこの質問に対する回答の投稿を受け付けることにより、投稿された質問と回答を利用者に公開(提供)するというサービスを例に挙げる。
【0061】
また、このようなことから実施形態に係るサービスを利用する利用者は、ペットを飼っている飼主であるものとする。飼主は、実施形態に係るサービスを利用したい場合、例えば、情報制御装置100から配信される所定の画面を介して、事前に会員登録を行う。以下、実施形態に係るサービスを「サービスSA」と略す場合がある。また、以下の実施形態では、「質問」との文言は、この質問の実際の内容(詳細)を示す「質問内容」の概念を含むものとする。同様に、以下の実施形態では、「回答」との文言は、この回答の実際の内容(詳細)を示す「回答内容」の概念を含むものとする。
【0062】
〔3.実施形態に係る情報制御システムについて〕
次に、
図1を用いて、実施形態に係る情報制御システムについて説明する。
図1は、実施形態に係る情報制御処理の全体像を示す図である。実施形態に係る情報制御システム1は、
図1に示すように、端末装置10と、情報制御装置100とを含む。端末装置10、情報制御装置100は、ネットワークN(不図示)を介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、
図1に示す情報制御システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の情報制御装置100が含まれてよい。
【0063】
端末装置10は、利用者の一例である飼主によって利用される情報処理端末である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。本実施形態では、端末装置10は、スマートフォンであるものとして説明する。
【0064】
また、端末装置10には、サービスSAに対応するアプリケーション(以下、「アプリAP」とする)がインストールされているものとする。これにより、飼主は、自身の端末装置10を用いて、投稿されている質問や回答を閲覧したり、自身が質問や回答を投稿することができる。
【0065】
なお、アプリAPは、端末装置10にインストールされる専用のソフトウェアであってもよいし、端末装置10にインストールされた汎用的なアプリで実現されてもよいし、端末装置10が有するブラウザ上で動作するWebアプリのようなものであってもよい。換言すると、サービスSAは、アプリケーションまたはブラウザなどによって提供される。
【0066】
情報制御装置100は、実施形態に係る情報制御処理を実行する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。本実施形態では、情報制御装置100は、サーバ装置であるものとする。また、情報制御装置100は、アプリAPを介して、飼主に対してサービスSAを提供する。
【0067】
〔4.実施形態に係る情報制御処理の全体像について〕
ここからは、
図1を用いて、実施形態に係る情報制御処理の全体像について説明する。
図1の例では、利用者である飼主を特定の1人の飼主に限定しない場合、任意の飼主を指し示す「飼主Ux」を用いることにする。一方で、飼主を特定の1人の飼主に限定する場合、xに任意の値を当て嵌めることにより他の飼主と区別する。例えば、飼主を特定の1人の飼主に限定する場合、xに「1」を当て嵌めることにより、「飼主U1」といったように表記する場合がある。
【0068】
また、サービスSAでは、飼主は、様々なアクションを起こすことができる。例えば、飼主は、サービスSAに対して、ペットに関する質問を投稿する、投稿されている質問に対して評価する、投稿されている質問に対す回答を投稿する、ペットに関する疑問や悩み事に関する質問を検索する、などのアクションを起こすことができる。
【0069】
それぞれのアクションに対応する情報制御処理について説明する。
図1の例では、飼主Uxは、サービスSAに質問を投稿したい場合、アプリAPを介して情報制御装置100にアクセスする。情報制御装置100は、係るアクセスに応じて、投稿したい質問を入力させる質問投稿画面C1を配信する(ステップS11)。飼主Uxは、質問投稿画面C1に対して質問を入力し、入力した質問を情報制御装置100に送信する。そうすると、情報制御装置100は、質問投稿画面C1を介して、飼主Uxから質問を受け付け、受け付けた質問をサービスSAに投稿することでこの質問を様々な飼主が閲覧できるよう制御する(ステップS12)。
【0070】
不図示であるが、例えば、情報制御装置100は、質問元の飼主Uxを識別する「飼主ID(identifier)」と、受け付けた質問を識別する「質問ID(identifier)」と、この質問の「質問内容」とを対応付けて、質問情報記憶部123に格納することで、この質問の投稿を制御する。また、このようにして質問の投稿を行った飼主Uxは、この時点で「質問投稿者」という立場になったといえる。
【0071】
また、本実施形態では、情報制御装置100は、サービスSAに投稿される質問に対する評価を受け付ける。具体的には、情報制御装置100は、このような評価として、サービスSAに投稿される質問への賛同の意思を示す賛同評価を受け付ける。
【0072】
例えば、飼主は、ペットについての疑問や悩み事に関する質問を探している際に、「この質問で挙げられているペットの疑問について自身も知りたかった」といったように同意できる質問、あるいは、「この質問で挙げられている悩み事は自身のペットにも当てはまる悩み事だ」といったように同意できる質問に出会える場合がある。このような場合、係る飼主にとって、この質問は「いい質問だ」と賛同できる質問といえる。換言すると、係る飼主にとって、この質問は共感できる質問といえる。したがって、情報制御装置100は、このように賛同できる質問があった場合には、この質問への賛同の意思を示す賛同評価を受け付けることができる。
【0073】
ここで、賛同評価をより多く集めることができるような質問は、それだけ多くの飼主が共通して抱える疑問や悩み事が反映された質問であるいえる。このようなことから、情報制御装置100は、賛同評価を受け付けることで、多くの飼主が共通して抱える疑問や悩み事に関する質問を特定することができ、質問を探そうとする他の飼主にもこのような質問を提示することで、飼主が疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができるようになる。
【0074】
図1の例では、飼主Uxは、質問および回答の詳細を閲覧したい場合には、アプリAPを介して情報制御装置100にアクセスする。情報制御装置100は、係るアクセスに応じて、質問および回答の詳細内容が示される画面であるQ&A詳細画面C2を配信する(ステップS21)。
【0075】
ここで、飼主Uxは、Q&A詳細画面C2で示される質問(ペットにおける疑問や悩み事に関する質問)には賛同できる、と感じたとする。後述するが、Q&A詳細画面C2には、ここで示される質問に賛同できる場合には、係る質問に対する賛同の意思表示を行うことのできる「私も知りたい」ボタンBT21が含まれる。そこで、飼主Uxは、質問に賛同でき、また、未だこの質問に対する回答が投稿されていないような今回の場合、端末装置10を用いてボタンBT21を押下することにより、係る質問内容に対する賛同の意思表示を行う。そうすると、情報制御装置100は、Q&A詳細画面C2を介して、飼主Uxから、係るQ&A詳細画面C2での質問内容への賛同の意思を示す賛同評価を受け付ける(ステップS22)。
【0076】
また、不図示であるが、例えば、情報制御装置100は、賛同評価を受け付けた場合には、質問情報記憶部123において、Q&A詳細画面C2で質問を投稿した飼主Uxを識別する「飼主ID(identifier)」と、係る質問を識別する「質問ID(identifier)」とに対応付けられる「賛同評価数」に対して、所定の値(例えば「1」)を加算する。
【0077】
また、
図1の例では、飼主Uxは、質問に対する回答を投稿したい場合にも、アプリAPを介して情報制御装置100にアクセスする。情報制御装置100は、係るアクセスに応じて、質問の詳細内容が示される画面であるQ&A詳細画面C2を配信する(ステップS31)。飼主Uxは、Q&A詳細画面C2に対して回答を入力し、入力した回答を情報制御装置100に送信する。そうすると、情報制御装置100は、Q&A詳細画面C2を介して、飼主Uxから回答を受け付け、受け付けた回答をサービスSAに投稿することでこの質問を様々な飼主が閲覧できるよう制御する(ステップS32)。
【0078】
不図示であるが、例えば、情報制御装置100は、回答元の飼主Uxを識別する「飼主ID(identifier)」と、回答先の質問を識別する「質問ID(identifier)」と、「回答内容」とを対応付けて、回答情報記憶部124に格納することで、この回答の投稿を制御する。また、このようにして回答の投稿を行った飼主Uxは、この時点で「回答投稿者」という立場になったといえる。
【0079】
また、これまで説明してきたように、サービスSAは、ペットにおける疑問や悩み事に関する質問やこの質問に対する回答を提供する。
図1の例では、サービスSAは、質問一覧画面C3を介して、ペットにおける疑問や悩み事に関する質問やこの質問に対する回答を提供しているものとする。係る場合、例えば、飼主Uxは、ペットにおける疑問や悩み事に関する質問を探してこの質問に対する回答を得ようとしたり、どのような質問に対してどのような回答が寄せられているかを閲覧したい場合には、質問一覧画面C3の配信を受けるために情報制御装置100にアクセスする。情報制御装置100は、係るアクセスに応じて、質問一覧画面C3を配信する。
【0080】
ここで、配信された質問一覧画面C3では、例えば、回答が得られていない未解決の質問が一覧表示されているものとする。しかしながら、この質問一覧の中には、飼主Uxが探したい質問が存在しないことも多い。このため、質問一覧画面C3には、飼主Uxに対してカテゴリなどを指定させることで、質問一覧画面C3で表示される表示対象(提供対象)の質問を絞り込ませる機能が備えられている。例えば、情報制御装置100は、カテゴリ指定による質問の絞り込み指示を受け付けた場合には、指定されたカテゴリに属する質問のみを質問一覧画面C3に一覧表示させるという表示制御を行う。
【0081】
また、質問一覧画面C3には、飼主Uxに対して並べ替え条件を指定させることで、一覧表示される質問を、並べ替え条件に応じた順で並べ替える機能が備えられている。例えば、情報制御装置100は、並べ替え条件の指定による並べ替え指示を受け付けた場合には、指定された並べ替え条件に応じた順で現在一覧表示されている質問を並べ替えて表示させるという表示制御を行う。
【0082】
並べ替え条件の一例としては、「新着順での並び替え」、「閲覧数順での並び替え」、「回答数順での並び替え」などが挙げられるが、実施形態に係るサービスSAでは、これらに加えて、「私が知りたいが多い順」という並べ替え条件が存在する。そして、ここでいう「私が知りたい」が上記説明した「賛同評価の数」に対応する。「私が知りたいが多い順」との並べ替え条件は、実質、「賛同評価の数が多い順」と解することができるものである。例えば、「賛同評価の数が多い順」で質問が一覧表示された場合、より上位の位置に表示される質問、すなわち賛同評価の数がより多い質問ほど、多くの共感が得られている質問であり、現在、質問を探している飼主Uxも同様の疑問や悩み事を有している可能性が高く、係る飼主Uxが探したいと考える質問である可能性が高いといえる。したがって、係る飼主Uxは、「私が知りたいが多い順」という並べ替え条件を指定することで、自身が望む質問を効率的に探し当てることができるようになる。
【0083】
図1の例では、飼主Uxは、カテゴリ指定により質問一覧画面C3での表示対象の質問を絞り込むとともに、絞り込んだ後の表示対象の質問を対象に「私が知りたいが多い順」を指定したとする。係る場合、情報制御装置100は、質問一覧画面C3を介して、並べ替え条件「私が知りたいが多い順」の指定によりこの並べ替え条件での並び替え指示を受け付ける(ステップS41)。そして、情報制御装置100は、並び替え指示を受け付けた場合には、表示対象の質問ごとの賛同評価の数に応じた順で当該質問を並べた状態で提供する(ステップS42)。
【0084】
具体的には、情報制御装置100は、質問一覧画面C3において現在表示されている表示対象の質問ごとの賛同評価の数に応じた順で、当該質問を並べた状態で表示するよう端末装置10に対して制御する。より詳細には、情報制御装置100は、表示対象の質問のうち、賛同評価の数がより多い質問ほど上から順に並べた状態で表示するよう端末装置10に対して制御する。例えば、情報制御装置100は、質問情報記憶部123を参照し、表示対象の質問を識別する「質問ID」それぞれに対応する「賛同評価数」を抽出する。そして、情報制御装置100は、表示対象の質問のうち、「賛同評価数」がより多い質問ほど上から順に並べた状態で表示するよう端末装置10に対して制御する。
【0085】
このような表示制御により、質問一覧画面C3では、賛同評価の数がより多い質問が上から下へと順に一覧表示されることになる。このように実施形態に係る情報制御装置100は、ペットに関する質問と、この質問に対する回答とを提供するサービスSAにおいて、ペットに関する質問への賛同の意思を示す賛同評価を受け付ける。そして、情報制御装置100は、飼主Uxから「私が知りたいが多い順」での並べ替え指示を受け付けた場合には、賛同評価の数が多い順に表示対象の質問が並べて表示されるよう制御する。
【0086】
このような情報制御装置100によれば、より多くの飼主が共通して抱える疑問や悩み事は飼主Uxにも当てはまる可能性が高いという観点に基づき、飼主Uxが望む可能性がより高い質問を優先的に提供することができる。この結果、情報制御装置100は、飼主Uxが疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができるようになる。
【0087】
〔5.質問投稿画面について〕
ここからは、
図1で説明した質問投稿画面C1の一例について、
図2を用いて説明する。
図2は、実施形態に係る質問投稿画面C1の一例を示す図である。
図2に示す質問投稿画面C1は、サービスSAへ投稿したい質問を受け付けるための画面である。なお、
図2に示す質問投稿画面C1は一例に過ぎず、どのような構成の画面により投稿したい質問を受け付けるかは限定されない。
【0088】
図2の例では、質問投稿画面C1は、領域AR11、領域AR12、領域AR13、領域AR14といった4つの領域に分けられる。そして、
図2の例では、領域AR11には、どのような種別のペットについての質問であるか、候補のペット種別から質問対象のペット種別を選択させるためのプルダウンRC111が含まれる。候補のペット種別の一例としては「犬」および「猫」などが挙げられる。
【0089】
また、領域AR11には、どのようなカテゴリでの悩み事(疑問)に関する質問であるか、候補のカテゴリである「お悩みカテゴリ1」から質問対象のカテゴリを選択させるためのプルダウンRC112が含まれる。「お悩みカテゴリ1」の一例としては、「病気」、「怪我」、「しつけ」、「介護」などが挙げられる。
【0090】
また、領域AR11には、どのようなカテゴリでの悩み事(疑問)に関する質問であるか、候補のカテゴリである「お悩みカテゴリ2」から質問対象のカテゴリを選択させるためのプルダウンRC113が含まれる。「お悩みカテゴリ2」は、「お悩みカテゴリ1」に対する配下のカテゴリであり、「お悩みカテゴリ1」のうちプルダウンRC112を用いて選択されたカテゴリに応じて項目が変化される。例えば、お悩みカテゴリ1「病気」が選択された場合には、「お悩みカテゴリ2」は、「皮膚疾患」、「目の疾患」、「循環器系」、「泌尿器系」などといった具体的な疾患項目に変化される。このようなことから、「お悩みカテゴリ1」と「お悩みカテゴリ2」とは階層関係となっており、「お悩みカテゴリ2」は、「お悩みカテゴリ1」よりもカバーする範囲の狭いカテゴリといえる。
【0091】
また、領域AR11には、どのようなことについての悩み事(疑問)であるか、それを端的に示すキーワードを飼主側に自由に設定させるための入力欄IF111が含まれる。例えば、飼主は、「白内障」、「吐き戻し」、「無駄吠え」、「床ずれ」など具体的な病名や課題などを示すキーワードを入力欄IF111することで、キーワード設定することができる。一方で、このような具体的な病名や課題などを示すカテゴリが、例えば、「お悩みカテゴリ3」としてさらにプルダウン形式で設定されてもよい。
【0092】
また、領域AR12には、質問対象の悩み事(疑問)について、飼主が気になりだした時期(日付)を入力させるためのプルダウンRC121が含まれる。また、領域AR13には、質問対象の悩み事(疑問)について、気になる場所(悩み事が生じる場所(例えば、トイレなど))を自由入力させるための入力欄IF131が含まれる。また、領域AR14には、質問対象の悩み事(疑問)について、詳細内容を自由入力させるための入力欄IF141が含まれる。また、質問投稿画面C1には、領域AR11~領域AR14で設定された一連の情報を質問内容としてサービスSAに投稿するための「投稿」ボタンBT11が含まれる。
【0093】
このように情報制御装置100は、飼主Uxからのアクセスに応じて、
図2に示すような機能および構造を有する質問投稿画面C1を提供する。このような情報制御装置100によれば、閲覧するものが理解しやすいように体裁が整えられ、かつ、具体性の高い質問内容を容易に作成させることができるため、的確な回答が得られるようサポートすることができる。
【0094】
なお、
図2では不図示であるが、質問投稿画面C1は、質問投稿者から任意の画像(例えば、質問投稿者の顔画像)をさらに受け付ける機能が備えられていてもよい。
【0095】
また、質問投稿画面C1を介して設定された質問の一部または全ては、投稿されたタイミングや各種の条件設定に応じて、質問一覧画面C3において一覧表示される場合がある。また、質問一覧画面C3において一覧表示される質問のうち、選択された質問は、質問の詳細内容としてQ&A詳細画面C2にて表示される。このようなことから、質問投稿画面C1を介して設定された質問は、質問一覧画面C3に対応する遷移先のQ&A詳細画面C2で閲覧可能なように、Q&A詳細画面C2へのリンクが張られる。そこで、次に、
図2に示した質問投稿画面C1に対応するQ&A詳細画面C2について説明する。
【0096】
〔6.Q&A詳細画面について〕
図3は、実施形態に係るQ&A詳細画面C2の一例を示す図である。
図3に示すQ&A詳細画面C2は、質問の詳細内容が表示される画面である。また、Q&A詳細画面C2は、表示される質問に対する回答の投稿を受け付けるための画面でもある。なお、
図3に示すQ&A詳細画面C2は一例に過ぎず、どのような構成の画面により質問を表示させたり投稿したい回答を受け付けるかは限定されない。
【0097】
図3の例では、Q&A詳細画面C2は、領域AR21、領域AR22、領域AR23、領域AR24、領域AR25といった5つの領域に分けられる。そして、
図3の例では、領域AR21には、質問投稿画面C1の入力欄IF111に入力されたキーワード、質問投稿画面C1のプルダウンRC112で選択された「お悩みカテゴリ1」、質問投稿画面C1のプルダウンRC113で選択された「お悩みカテゴリ2」が表示される。
【0098】
また、領域AR22には、質問投稿画面C1のプルダウンRC121で選択された日付、入力欄IF131で入力された内容、入力欄IF141で入力された内容などで構成されるテキスト(疑問や悩み事に関する質問内容を示すテキスト)が表示される。また、領域AR22には、Q&A詳細画面C2での質問に賛同できる場合には、係る質問に対する賛同の意思表示を行うことのできる「私も知りたい」ボタンBT21が含まれる。
【0099】
また、領域AR23には、Q&A詳細画面C2での質問を投稿した飼主に関する情報である飼主情報(例えば、ニックネームや飼育歴など)と、質問投稿者が飼っているペットであって、質問対象(疑問や悩みの対象)となっているペットに関する属性情報とが表示される。例えば、飼主情報は、
図11に示す会員情報画面C4を介して、情報制御装置100に対して登録される。また、ペットに関する属性情報は、
図12に示すペット基本情報画面C5を介して、情報制御装置100に対して登録される。
【0100】
また、領域AR24には、Q&A詳細画面C2での質問を共有可能なSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のアイコンが表示される。Q&A詳細画面C2での質問を投稿した飼主は、SNSにおいて質問を共有したい場合には、共有を希望するSNSに対応するアイコンを選択する。
【0101】
また、領域AR25には、Q&A詳細画面C2での質問に対する回答を入力させるための入力欄IF251と、入力欄IF251に入力された回答を投稿するための「この質問に回答する」ボタンBT22とが含まれる。
【0102】
このように情報制御装置100は、飼主Uxからのアクセスに応じて、
図3に示すような機能および構造を有するQ&A詳細画面C2を提供する。このような情報制御装置100によれば、質問を投稿した飼主Uxが的確な回答が得られるようサポートすることができる。
【0103】
〔7.質問一覧画面について〕
次に、
図1で説明した質問一覧画面C3の一例について、
図4を用いて説明する。
図4は、実施形態に係る質問一覧画面C3の一例を示す図である。
図4に示す質問一覧画面C3は、ペットにおける疑問や悩み事に関する質問を探してこの質問に対する回答を得ようとしたり、どのような質問に対してどのような回答が寄せられているかを閲覧したい場合に用いられる。このようなことから、質問一覧画面C3は、質問を検索するための検索条件や検索条件に一致した質問を一覧表示させる機能を有する。
【0104】
図4の例では、質問一覧画面C3は、領域AR31、領域AR32、領域AR33、領域AR34、領域AR35といった5つの領域に分けられる。そして、
図4の例では、領域AR31には、質問一覧画面C3における表示候補の質問から、どのようなカテゴリに属する疑問や悩み事に関する質問を、表示対象の質問として絞り込ませるかを指定するための条件が表示される。
【0105】
また、
図4の例では、領域AR31には、「犬」カテゴリについての疑問や悩み事に関する質問を絞り込むための絞り込み条件、「猫」カテゴリについての疑問や悩み事に関する質問を絞り込むための絞り込み条件が表示される例が示されている。また、領域AR31には、「病気・けが」カテゴリについての疑問や悩み事に関する質問を絞り込むための絞り込み条件、「食事」カテゴリについての疑問や悩み事に関する質問を絞り込むための絞り込み条件、「飼い方・しつけ」カテゴリについての疑問や悩み事に関する質問を絞り込むための絞り込み条件、「お出かけ・遊び」カテゴリについての疑問や悩み事に関する質問を絞り込むための絞り込み条件、「長生き・介護」カテゴリについての疑問や悩み事に関する質問を絞り込むための絞り込み条件、「その他」カテゴリについての疑問や悩み事に関する質問を絞り込むための絞り込み条件が表示される例が示されている。
【0106】
また、領域AR32には、検索対象の質問を指定する検索キーワードを入力させるための入力欄IF321が表示される。領域AR33には、サービスSAへ投稿したい質問が受け付けられる質問投稿画面C1へと遷移させるボタンBT31が含まれる。このようなことから、端末装置10は、飼主UxによりボタンBT31が押下された場合には、質問投稿画面C1の配信要求を情報制御装置100に送信する。
【0107】
また、領域AR34には、質問一覧画面C3において表示されている表示対象の質問を、どのような順で並べ替えさせるか並べ替え条件を選択させるためのプルダウンRC341が含まれる。並べ替え条件には、例えば、「未解決の質問」、「新着順での並び替え」、「閲覧数順での並び替え」、「回答数順での並び替え」などが存在するほか、「私が知りたいが多い順」(賛同評価の数が多い順)という並べ替え条件が存在する。
【0108】
また、領域AR35には、表示対象の質問が上から順に一覧表示される。
図4の例では、領域AR35には、飼主U3により投稿された質問である質問Q31、飼主U4により投稿された質問である質問Q41、飼主U5により投稿された質問である質問Q51が表示される例が示されている。
【0109】
また、並べ替え条件「私が知りたいが多い順」を例に挙げると、カテゴリ条件で絞り込まれた質問、あるいは、検索キーワードにヒットした質問のうち、賛同評価の数が多い上位所定数の質問が、領域AR35において上から順に一覧表示される。
【0110】
ここで、
図4の例では、回答が得られていない「未解決の質問」を並べることがデフォルトで設定されていることにより、回答が得られていない質問Q31、質問Q41、質問Q51が領域AR35に一覧表示されているものとする。そして、このような状態において、飼主Uxが、並べ替え条件「私が知りたいが多い順」を指定したとする。
【0111】
係る場合、情報制御装置100は、並べ替え条件「私が知りたいが多い順」での並び替え指示を受け付ける。そして、情報制御装置100は、質問情報記憶部123を参照し、表示対象の質問のうち、賛同評価の数が多い上位所定数の質問を抽出する。例えば、情報制御装置100は、表示対象の質問として、回答が得られていない「未解決の質問」のうち、賛同評価の数が多い上位所定数の質問を抽出する。ここでは、情報制御装置100は、賛同評価の数が最も多い質問Q71、賛同評価の数が2番目に多い質問Q81、賛同評価の数が3番目に多い質問Q91という3つの質問を抽出したとする。
【0112】
そうすると、情報制御装置100は、
図1に示すように、領域AR35において現在表示されている質問Q31、質問Q41、質問Q51に代えて、上記抽出した質問Q71、質問Q81、質問Q91を上から順に並べた状態で表示するよう表示制御する。例えば、情報制御装置100は、端末装置10に対して表示制御する。
【0113】
また、
図4の例によると、領域AR35において一覧表示される各質問は、係る質問で質問対象となっているペットの種別を視覚的に判別可能な画像、ペットに関する属性情報(例えば、ペットの種別のうち、ペットの種別をさらに細分化した種別に関する情報、ペットの年齢、ペットの性別、ペットの性格など)、ペットの紹介文、質問内容を示すテキスト(文章)の一部または全てによって構成される。
【0114】
また、上述したように、領域AR35において一覧表示される各質問には、この質問の詳細内容が示されるQ&A詳細画面C2へと遷移させるためのリンク情報が張られる。このようなことから、端末装置10は、飼主Uxによりリンク情報が押下された場合には、Q&A詳細画面C2の配信要求を情報制御装置100に送信する。
【0115】
このように情報制御装置100は、飼主Uxからのアクセスに応じて、
図4に示すような機能および構造を有する質問一覧画面C3を提供する。このような情報制御装置100によれば、質問の探しやすさや質問の閲覧し易さを向上させることができるため、利便性の高いサービスSAを実現することができる。また、このような情報制御装置100によれば、例えば、飼主Uxが望む可能性がより高い質問を優先的に提供することができるため、飼主Uxが疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができる。
【0116】
〔8.賛同評価に応じた並べ替えのバリエーション〕
図1では、情報制御装置100が、表示対象の質問ごとの賛同評価に応じた順で当該質問が表示される表示制御する例を示した。具体的には、情報制御装置100が、提供対象の質問のうち、賛同評価の数がより多い質問ほど、質問一覧画面C3の領域AR35において上から順にに並べた状態で表示されるよう表示制御する例を示した。しかしながら、情報制御装置100は、以下の種々の異なるバリエーションのように、賛同評価に応じた順で表示対象の質問を表示させてもよい。
【0117】
〔8-1.賛同評価に応じた並べ替え(投稿日時)〕
例えば、情報制御装置100は、表示対象(提供対象)の質問のうち、投稿された日時がより最近で、かつ、賛同評価の数がより多い質問ほど上から順に並べた状態で提供してもよい。例えば、情報制御装置100は、並べ替え条件「私が知りたいが多い順」での並び替え指示を受け付けたとする。係る場合、情報制御装置100は、質問情報記憶部123を参照し、表示対象の質問のうち、「投稿日」がより最近で、かつ、「賛同評価数」がより多い上位所定数の質問を抽出する。そして、情報制御装置100は、「投稿日」が新しい順、かつ、「賛同評価数」が多い順に、抽出した質問を上から順に並べた状態で表示するよう表示制御する。
【0118】
このような情報制御装置100によれば、現時点において、飼主Uxが望む可能性がより高い質問を優先的に提供することができる。この結果、情報制御装置100は、飼主Uxが疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができるようになる。
【0119】
〔8-2.賛同評価に応じた並べ替え(増加率)〕
また、情報制御装置100は、表示対象(提供対象)の質問のうち、賛同評価の数の増加率がより高い質問ほど上から順に並べた状態で提供してもよい。例えば、情報制御装置100は、並べ替え条件「私が知りたいが多い順」での並び替え指示を受け付けたとする。係る場合、情報制御装置100は、質問情報記憶部123を参照し、表示対象の質問ごとの「評価履歴」に基づいて、当該表示対象の質問における「賛同評価数」の増加率を算出する。ここで、「評価履歴」とは、「いつ、だれが、賛同評価したか」といったことが示される情報である。
【0120】
そして、情報制御装置100は、表示対象の質問ごとに算出した「賛同評価数」の増加率に基づいて、表示対象(提供対象)の質問のうち、「賛同評価数」の増加率がより高い上位所定数の質問を抽出する。そして、情報制御装置100は、「賛同評価数」の増加率がより高い順に、抽出した質問を上から順に並べた状態で表示するよう表示制御する。
【0121】
このような情報制御装置100によれば、最近多くの飼主が気になりだしてきている(例えば、飼主の間でトレンドになってきている)疑問や悩み事を特定することができるため、結果的に、現時点において、飼主Uxが望む可能性がより高い質問を優先的に提供することができる。この結果、情報制御装置100は、飼主Uxが疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができるようになる。
【0122】
〔8-3.適応分野〕
上記実施形態では、情報制御装置100が、ペットに関する質問と、ペットに関する質問に対する回答とを提供するサービスSAにおいて、ペットに関する質問に対する賛同表評価を受け付け、受け付けた賛同評価に基づいて、ペットに関する質問の提供態様を制御する例を示した。すなわち、実施形態に係る情報制御処理が適用される適用分野が、ペットに関するQ&Aを提供するサービス分野である例を示した。しかし、実施形態に係る情報制御処理を適用可能な分野は、ペットに関するQ&Aを提供するサービス分野には限定されない。例えば、実施形態に係る情報制御処理は、いかなるQ&Aを提供するサービス分野にも適用可能である。例えば、「エンターテイメント」、「暮らし」、「健康」、「人間関係」などについて総合的にQ&Aを提供するようなサービス分野にも、実施形態に係る情報制御処理は適用されることができる。
【0123】
〔9.情報制御装置の構成〕
次に、
図5を用いて、実施形態に係る情報制御装置100について説明する。
図5は、実施形態に係る情報制御装置100の構成例を示す図である。
図5に示すように、情報制御装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
【0124】
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
【0125】
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、飼主情報記憶部121と、ペット情報記憶部122と、質問情報記憶部123と、回答情報記憶部124と、ポイント情報記憶部125とを有する。
【0126】
(飼主情報記憶部121について)
飼主情報記憶部121は、飼主に関する各種情報を記憶する。ここで、
図6に実施形態に係る飼主情報記憶部121の一例を示す。
図6の例では、飼主情報記憶部121は、「飼主ID(Identifier)」、「飼主情報」、「飼主属性情報」といった項目を有する。また、「飼主情報」は、飼主に関する個人情報であり、
図6の例では、「氏名」、「居住地域」、「生年月日」といったが含まれる。「飼主属性情報」は、飼主に対するペットに関する情報であり、
図6の例では、「ペット数」、「ペット総数」、「疑問・悩み」といった項目が含まれる。
【0127】
「飼主ID」は、飼主を識別する識別情報である。「氏名」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主の氏名に関する情報である。例えば、「氏名」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主の本名あるいはニックネームなどである。「居住地域」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主の居住地域に関する情報である。「生年月日」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主の生年月日に関する情報である。
【0128】
すなわち、
図6の例では、飼主ID「U1」で識別される飼主である飼主U1は、氏名が「氏名♯1」、居住地域が「居住地域♯1」、生年月日が「生年月日♯1」である例を示す。なお、
図6の例では、氏名などを「氏名#1」といったように抽象的な符号で表現したが、抽象的な符号で表現されたものは、実際には具体的なファイル形式などであってもよい。また、「飼主情報」に含まれる各項目は、後述する会員情報画面C4を介して、飼主により会員登録または編集させるものである。
【0129】
「ペット数」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主が現在飼っているペットの数に関する情報である。「ペット総数」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主がこれまで飼ったペットの数に関する情報である。「疑問・悩み」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主がペットについて有している疑問あるいは悩み事を示す情報である。
【0130】
すなわち、
図6の例では、飼主ID「U1」で識別される飼主である飼主U1は、現在飼っているペット数が「1匹」、ペット総数が「3匹目」、疑問・悩みが「疑問♯1」である例を示す。なお、
図6の例では、疑問・悩みを「疑問#1」といったように抽象的な符号で表現したが、実際には具体的なファイル形式などであってもよい。また、「飼主属性情報」に含まれる各項目は、後述する会員情報画面C4を介して、飼主により会員登録または編集させるものである。
【0131】
(ペット情報記憶部122について)
ペット情報記憶部122は、飼主が飼っているペットに関する各種情報を記憶する。ここで、
図7に実施形態に係るペット情報記憶部122の一例を示す。
図7の例では、ペット情報記憶部122は、「飼主ID(Identifier)」、「ペットID(Identifier)」、「名前」、「ペット属性情報」、「エピソード情報」、「飼い方情報」といった項目を有する。また、「ペット属性情報」は、ペットに関する属性情報であり、
図7の例では、「種別」、「詳細種別」、「年齢」、「性別」、「身体情報」、「性格」といったが含まれる。「エピソード情報」は、飼主とペットとの間でのエピソード(体験談)に関する情報であり、
図7の例では、「困った系」、「役立った系」といった項目が含まれる。「飼い方情報」は、飼主によるペットの飼い方やケアに関する情報であり、
図7の例では、「飼い方」、「日常的に実施しているケア」、「ライフスタイル」といった項目が含まれる。
【0132】
「飼主ID」は、飼主を識別する識別情報である。「ペットID」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主が飼っているペットを識別する識別情報である。「名前」は、「ペットID」に対応付けられたペットの名前に関する情報である。
【0133】
「種別」は、「ペットID」に対応付けられたペットの種別に関する情報である。例えば、「種別」には、「犬」や「猫」などが存在する。「詳細種別」は、「ペットID」に対応付けられたペットの種別のうち、ペットの種別をさらに細分化した種別に関する情報である。例えば、種別「犬」の場合には、詳細種別として「柴犬」、「チワワ」、「プードル」などが存在する。
【0134】
「年齢」は、「ペットID」に対応付けられたペットの年齢に関する情報である。「性別」は、「ペットID」に対応付けられたペットの年齢に関する情報である。「身体情報」は、「ペットID」に対応付けられたペットの身体に関する情報である。例えば、「身体情報」は、ペットの体重や毛色などである。「性格」は、「ペットID」に対応付けられたペットの性格に関する情報である。
【0135】
すなわち、
図7の例では、飼主ID「U1」で識別される飼主である飼主U1は、ペットID「PT1」で識別され、名前が「ラッキー」というペットを飼っている例を示す。また、
図7の例では、ペットID「PT1」で識別されるペットであるペットPT1は、種別が「犬」、詳細種別が「ラブラドール」、年齢が「3歳」、性別が「オス」、性格が「性格♯1」である例を示す。なお、
図7の例では、身体情報などを「身体情報#1」といったように抽象的な符号で表現したが、抽象的な符号で表現されたものは、実際には具体的なファイル形式などであってもよい。また、「ペット属性情報」に含まれる各項目は、後述するペット基本情報画面C5を介して、飼主により登録または編集させるものである。
【0136】
「困った系」は、対応付けられる「飼主ID」および「ペットID」の組によって識別される飼主とペットとの間でのエピソードであって、困難が生じたエピソードに関する情報である。「役立った系」は、対応付けられる「飼主ID」および「ペットID」の組によって識別される飼主とペットとの間でのエピソードであって、役立ったエピソードに関する情報である。
【0137】
すなわち、
図7の例では、飼主U1とペットPT1との間では、困った系のエピソードとして「エピソード♯11」があり、また、役立った系のエピソードとして「エピソード♯12」がある例を示す。なお、
図7の例では、困った系を「エピソード♯11」といったように抽象的な符号で表現したが、抽象的な符号で表現されたものは、実際には具体的なファイル形式などであってもよい。また、「エピソード情報」に含まれる各項目は、後述するエピソード情報画面C6を介して、飼主により登録または編集させるものである。
【0138】
「飼い方」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主による、「ペットID」に対応付けられたペットの飼い方に関する情報である。例えば、「飼い方」は、どれだけ愛着をもってペットを飼っているかを指標する情報、ペットの飼育場所に関する情報、ペットの寝場所に関する情報、ペットにおやつを上げるタイミングに関する情報などである。
【0139】
「日常的に実施しているケア」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主が、「ペットID」に対応付けられたペットに対して日常的に実施しているケアに関する情報である。例えば、「日常的に実施しているケア」は、シャンプーの頻度を示す情報、顔のケアを行っている頻度を示す情報、口・歯のケアを行っている頻度を示す情報、肉球のケアを行っている頻度を示す情報などである。
【0140】
「ライフスタイル」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主のライフスタイルに関する情報である。例えば、「ライフスタイル」は、飼主が住んでいる居住建物の種別を示す情報、飼主が住んでいる地域に関する情報、休日のペットとの過ごし方を示す情報などである。
【0141】
すなわち、
図7の例では、飼主ID「U1」で識別される飼主である飼主U1は、ペットID「PT1」で識別されるペットであるペットPT1を「飼い方♯1」のように飼っており、また、ペットPT1を「ケア♯1」のようにケアしている例を示す。
図7の例では、飼主U1のライフスタイルが「ライフスタイル♯1」である例を示す。なお、
図7の例では、飼い方などを「飼い方♯1」といったように抽象的な符号で表現したが、抽象的な符号で表現されたものは、実際には具体的なファイル形式などであってもよい。また、「飼い方情報」に含まれる各項目は、後述するペット基本情報画面C5や会員情報画面C4を介して、飼主により登録または編集させるものである。
【0142】
(質問情報記憶部123について)
質問情報記憶部123は、質問やポイントに関する情報を記憶する。ここで、
図8に実施形態に係る質問情報記憶部123の一例を示す。
図8の例では、質問情報記憶部123は、「飼主ID(Identifier)」、「質問情報」、「ポイント付与設定」といった項目を有する。
【0143】
また、「質問情報」は、質問に関する情報であり、
図8の例では、「質問ID(Identifier)」、「投稿日」、「質問属性情報」、「質問内容」、「評価履歴」、「賛同評価数」、「対象指定」、「指名回答者」といったが含まれる。「ポイント付与設定」は、ポイント設定に関する情報であり、
図8の例では、「ベストアンサー者」、「対象指定象回答者」、「指名回答者」といった項目が含まれる。
【0144】
「飼主ID(Identifier)」は、質問を投稿した(投稿したい質問を入力した)飼主を識別する識別情報を示す。「質問ID」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主により投稿された質問を識別する識別情報を示す。「投稿日」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主が「質問ID」に対応付けられた質問の投稿を行った日時に関する情報を示す。「質問属性情報」は、「質問ID」に対応付けられた質問が、何に対する質問か、どのようなカテゴリでの疑問や悩み事であるかを示す情報である。例えば、「質問属性情報」は、質問投稿画面C1において、プルダウンRC111、プルダウンRC112、プルダウンRC113で選択された項目(ペット種別、お悩みカテゴリ)を示す情報である。
【0145】
「質問内容」は、「質問ID」に対応付けられた質問の内容に関する情報である。例えば、「質問内容」は、質問の内容を示すテキスト情報である。「評価履歴」は、「質問ID」に対応付けられた質問に対して「いつ、だれが、賛同評価したか」といった履歴を示す情報である。「賛同評価数」は、「質問ID」に対応付けられた質問に対して与えられた賛同評価の数を示す情報である。
【0146】
「対象指定」は、「質問ID」に対応付けられた質問が所定の対象に指定された場合に、どのような対象として指定されたかを示す情報である。例えば、情報制御装置100は、回答が得られていない質問に対して「要回答質問」といった対象に指定する場合がある。係る場合、「要回答質問」対象に指定された質問を識別する「質問ID」に対応する「対象指定」には、例えば、
図8に示すように「要回答質問」が登録される。また、他の一例を示すと、情報制御装置100は、急ぎの回答を必要とする質問に対して「至急案件」といった対象に指定する場合がある。係る場合、「至急案件」対象に指定された質問を識別する「質問ID」に対応する「対象指定」には、例えば、「至急案件」(不図示)が登録される。
【0147】
なお、「対象指定」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主により例えば質問投稿画面C1において設定されてもよい。例えば、飼主は、自身の質問に対して優先的に回答して欲しい場合(急ぎの回答が欲しい場合)には、質問投稿画面C1において優先度設定を行うことができる。
【0148】
「指名回答者」は、「質問ID」に対応付けられた質問に対して回答する回答者として指名された飼主に関する情報(例えば、飼主ID)である。「指名回答者」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主により例えば質問投稿画面C1において指名される場合がある。例えば、飼主は、自身の質問に対して是非回答して欲しいという他の飼主が存在する場合には、質問投稿画面C1において、このような飼主を指名することができる。
【0149】
すなわち、
図8の例では、飼主ID「U1」で識別される飼主である飼主U1が、質問ID「Q11」で識別される質問である質問Q11を投稿した投稿日が「投稿日♯1」である例を示す。また、
図8の例では、質問Q11は、「質問属性情報♯1」といったカテゴリでの質問であり、「質問内容♯1」のような内容であり、これまでに「評価履歴♯1」のように賛同評価が与えられており、賛同評価数「6」であり、「要回答質問」対象として指定されており、飼主「U10」が指名回答者として設定されている例を示す。なお、
図8の例では、投稿日などを「投稿日♯11」といったように抽象的な符号で表現したが、抽象的な符号で表現されたものは、実際には具体的なファイル形式などであってもよい。
【0150】
「ベストアンサー者」は、「質問ID」に対応付けられた質問に対する回答のうち、ベストアンサー(例えば、最も役に立った回答)であると判断された回答を投稿した飼主に対して、この「質問ID」に対応付けられた「飼主ID」で識別される飼主が保有するポイントのうちどれだけのポイントを付与するかが規定された情報である。
図8の例では、飼主U1が投稿した質問Q11に対する回答のうち、ベストアンサー(例えば、最も役に立った回答)であると判断された回答を投稿した飼主(ベストアンサー者)には、飼主U1が保有するポイントのうち「50pt」をこの飼主に与えることが規定されている例を示す。
【0151】
ここで、
図8の例では、情報制御装置100は、質問を投稿した飼主によるポイント付与設定に応じて、質問を投稿した飼主が保有するポイントのうち、質問を投稿した飼主指定によるポイントを、ベストアンサー者となった飼主に付与することになる。一方で、後述する付与部136は、質問を投稿した飼主からポイント付与設定を受け付けない代わりに、ベストアンサー者となった飼主に対して、動的に所定ポイントを付与してもよい。また、「ポイントを付与する」とは、「ポイント情報記憶部125において、対象の飼主に対してポイントを加算する」との概念を含むものである。
【0152】
「対象指定回答者」は、所定の対象(例えば、「要回答質問」あるいは「至急案件」など)に指定された質問に対する回答を投稿した飼主のうち、どのようなアクションを起こした飼主にどれだけのポイントを付与するかが規定された情報である。
図8の例では、飼主U1が投稿した質問Q11に対する回答を投稿した飼主のうち、1番目に回答を投稿した飼主には、飼主U1が保有するポイントのうち「50pt」を与えることが規定され、2番目に回答を投稿した飼主には、飼主U1が保有するポイントのうち「30pt」を与えることが規定され、3番目に回答を投稿した飼主には、飼主U1が保有するポイントのうち「10pt」を与えることが規定されている例を示す。また、付与部136は、投稿されている各質問に対する回答状況を監視しておくことで、質問Q11に対して1番目に回答を投稿した飼主、2番目に回答を投稿した飼主、3番目に回答を投稿した飼主それぞれに対して、係る規定に従いポイントを付与する。このような情報制御装置100によれば、質問を投稿した飼主が、この質問に対する回答をより早期に得られるよう促すことができる。
【0153】
「指名回答者」は、「質問ID」に対応付けられた質問に対して回答する回答者として指名された飼主が、どのような条件を満たすように回答した場合にはどれだけのポイントを付与するかが規定された情報である。
図8の例では、飼主U1が投稿した質問Q11に対して回答するよう指定された飼主(
図8の例では、飼主U10)が、「投稿日から1週間以内に回答した場合には」、飼主U1が保有するポイントのうち「25pt」を与えることが規定されている例を示す。また、付与部136は、投稿されている各質問に対する回答状況を監視しておくことで、質問Q11に対して指名回答者が投稿日から1週間以内に回答を投稿した場合には、係る規定に従いポイントを付与する。
【0154】
(回答情報記憶部124について)
回答情報記憶部124は、回答に関する情報を記憶する。ここで、
図9に実施形態に係る回答情報記憶部124の一例を示す。
図9の例では、回答情報記憶部124は、「飼主ID(Identifier)」、「質問ID(Identifier)」、「回答日」、「回答内容」、「ベストアンサー対象」、「専門家選定対象」、「賛同評価数」といった項目を有する。
【0155】
「飼主ID」は、回答を投稿(入力)した飼主を識別する識別情報を示す。「質問ID」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主が回答した回答先の質問を識別する識別情報を示す。「回答内容」は、「質問ID」に対応付けられた質問に対する回答の内容に関する情報である。例えば、「回答内容」は、回答の内容を示すテキスト情報である。
【0156】
「ベストアンサー対象」は、ベストアンサー(例えば、最も役に立った回答)として選定された回答を投稿した飼主であるか否かを示す情報である。例えば、ベストアンサーであると判断された回答を投稿した飼主を識別する識別情報には、
図8に示すように、ベストアンサー「選定」が対応付けられる。なお、質問に対する回答のうちどの回答をベストアンサーとするかの判断は、当該質問を投稿した飼主によって行われる。
【0157】
「専門家選定対象」は、専門家により選定された回答を投稿した飼主であるか否かを示す情報である。ここでいう専門家とは、ペット分野での専門家(例えば、獣医)である。例えば、情報制御装置100を管理する事業者により指定された専門家は、投稿されている各回答に対し、自身の評価基準で良し悪しを審査することで、回答の中から「優れた回答」を選定する。このため、例えば、専門家により「優れた回答」であるとして選定された回答を投稿した飼主を識別する識別情報には、
図8に示すように、専門家選定対象「選定」が対応付けられる。
【0158】
すなわち、
図9の例では、飼主ID「U4」で識別される飼主である飼主U4が、質問ID「Q11」で識別される質問である質問Q11に対する回答として、「回答内容♯1」という内容の回答を「投稿日♯1」の日時に投稿した例を示す。また、
図9の例では、飼主U4が投稿した回答であって、質問Q11に対する回答がベストアンサーとして選定されている例を示す。また、
図9の例では、飼主U9が投稿した回答であって、質問Q21に対する回答が、専門家により「優れた回答」として選定されている例を示す。
【0159】
(ポイント情報記憶部125について)
ポイント情報記憶部125は、飼主が有するポイントに関する情報を記憶する。ここで、
図10に実施形態に係るポイント情報記憶部125の一例を示す。
図10の例では、ポイント情報記憶部125は、「飼主ID(Identifier)」、「ポイント履歴」、「合計ポイント」といった項目を有する。
【0160】
「ポイント履歴」は、ポイントの加算または減算の詳細を示す情報と、ポイントの加算または減算が行われた日時を示す日時情報との組を1つの履歴とする履歴情報である。「合計ポイント」は、「飼主ID」に対応付けられた飼主が有する現在のポイントに関する情報(ポイント数)である。
【0161】
例えば、
図8の例では、飼主U1は、質問Q11に対する回答であって、ベストアンサーとして選定された回答を投稿した飼主には、自身のポイントのうち「50pt」を贈呈する旨規定している。また、このような状態において、
図9の例では、飼主U4が投稿した回答であって、質問Q11に対する回答がベストアンサーに選定されている。係る例では、付与部136は、ポイント情報記憶部125にアクセスする。そして、付与部136は、飼主ID「U1」に対応する「合計ポイント」から「50pt」を減算し、減算した分の「50pt」を、飼主ID「U4」に対応する「合計ポイント」に対して加算する。
【0162】
また、付与部136は、飼主ID「U1」に対応するポイント履歴として「〇月×日、減算した50ptを飼主U4に付与」を登録する。一方、付与部136は、飼主ID「U4」に対応するポイント履歴として「〇月×日、飼主U1から提供された50ptを加算」を登録する。
【0163】
(制御部130について)
図5に戻り、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報制御装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0164】
図5に示すように、制御部130は、登録受付部131と、質問受付部132と、回答受付部133と、評価受付部134と、表示制御部135と、付与部136とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、
図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、
図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
【0165】
(登録受付部131について)
登録受付部131は、各種の登録を受け付ける。例えば、登録受付部131は、利用者からのアクセスに応じて、アクセスに応じた画面を配信する。そして、登録受付部131は、配信した画面を介して各種の登録を受け付ける。
【0166】
(会員情報画面について)
例えば、登録受付部131は、飼主に関する情報の登録を受け付ける。例えば、サービスSAを利用したいと考える飼主は、アプリAPがインストールされた端末装置10を用いて、会員情報画面C4の配信要求を情報制御装置100に送信する。登録受付部131は、会員情報画面C4の配信要求を受け付けると、新規登録用に制御された会員情報画面C4を配信する。また、既に会員登録済みで登録内容を編集したいと考える飼主は、アプリAPがインストールされた端末装置10を用いて、会員情報画面C4の配信要求を情報制御装置100に送信する。登録受付部131は、会員情報画面C4の配信要求を受け付けると、要求元の飼主により登録された内容が示される編集用の会員情報画面C4を配信する。
【0167】
また、登録受付部131は、会員情報画面C4を介して受け付けた情報を飼主情報記憶部121やペット情報記憶部122に格納することで、飼主による情報登録(情報編集)を完了させる。
【0168】
ここで、
図11を用いて、新規登録用に制御された会員情報画面C4の一例について説明する。
図11は、実施形態に係る会員情報画面C4の一例を示す図である。なお、編集用の会員情報画面C4の構成は、新規登録用の会員情報画面C4と実質同一であるため説明を省略する。
【0169】
図11の例では、会員情報画面C4は、領域AR41、領域AR42、領域AR43、領域AR44といった4つの領域に分けられる。そして、
図11の例では、領域AR11には、氏名に関する情報(例えば、本名やニックネーム)を入力させるための入力欄IF411が含まれる。
【0170】
また、領域AR41には、候補の地域から飼主が実際に住んでいる地域(居住地域に関する情報)を2段階で選択させるためのプルダウンRC411およびRC412が含まれる。また、領域AR41には、候補の性別から飼主の性別を選択させるためのプルダウンRC413が含まれる。また、領域AR41には、飼主の生年月日を入力させるためのプルダウンRC414が含まれる。
【0171】
また、入力欄IF411、プルダウンRC411~RC414を用いて入力される情報は、飼主情報記憶部121の「飼主情報」に対応する。
【0172】
また、領域AR42には、ペットに関する疑問あるいは悩み事のうち、飼主に当てはまる疑問あるいは悩み事に対してチェックを入力させるためのチェック項目が含まれる。チェック項目の一例としては、、「病気・けが」、「食事」、「飼い方・しつけ」、「お出かけ・遊び」、「長生き・介護」などが挙げられる。また、チェックが入力されたチェック項目は、飼主情報記憶部121の「飼主属性情報」(疑問・悩み)に対応する。
【0173】
また、領域AR43には、ペットの飼育態様の候補から、当てはまる飼育態様を選択させるためのプルダウンRC431が含まれる。ペットの飼育態様の候補の一例としては、「同一住居で飼っていて自分がメインで世話をしている」、「同一住居で飼っているがメインで世話をしているのは別の方」、「同一住居で飼っているがほとんど関与していない」などが挙げられる。
【0174】
また、領域AR44には、居住建物の種別の候補から、飼主が住んでいる居住建物の種別を選択させるためのプルダウンRC441が含まれる。居住建物の種別の候補としては、「アパート」、「マンション」、「一戸建て」などが挙げられる。
【0175】
また、領域AR44には、周辺環境の候補から、飼主が住んでいる地域の周辺環境を選択させるためのプルダウンRC442が含まれる。周辺環境の候補の一例としては、「都心部」、「郊外部」、「超郊外部」などが挙げられる。
【0176】
また、領域AR44には、休日のペットとの過ごし方の候補から、飼主に当てはまる過ごし方を選択させるためのプルダウンRC443が含まれる。休日のペットとの過ごし方の候補の一例としては、「一日中一緒に家で過ごす」、「一日中一緒に外で過ごす」、「散歩に行く程度」などが挙げられる。
【0177】
また、プルダウンRC441~RC443を用いて入力される情報は、ペット情報記憶部122の「飼い方情報」(ライフスタイル)に対応する。
【0178】
また、会員情報画面C4には、領域AR41~領域AR44で設定された情報を登録するための「登録」ボタンBT41が含まれる。
【0179】
このように情報制御装置100は、会員情報画面C4を介して、飼主に関する種々の情報登録を受け付ける。このような情報制御装置100によれば、登録状況に応じたポイントの付与を行うことができるため、より多くの飼主情報を効果的に登録させることができる。また、この結果、情報制御装置100は、飼主に関する情報をより多く収集することができるため、飼主の現状について高度に分析したり、マーケティング活動を活性化させることができる。
【0180】
(ペット基本情報画面について)
また、登録受付部131は、ペットに関する情報の登録も受け付けることができる。例えば、自身が飼っているペットの属性や飼い方について登録したいと考える飼主は、アプリAPがインストールされた端末装置10を用いて、ペット基本情報画面C5の配信要求を情報制御装置100に送信する。登録受付部131は、ペット基本情報画面C5の配信要求を受け付けると、要求元の飼主にペット基本情報画面C5を配信する。
【0181】
また、登録受付部131は、ペット基本情報画面C5を介して受け付けた情報をペット情報記憶部122に格納することで、飼主による情報登録を完了させる。
【0182】
ここで、
図12を用いて、ペット基本情報画面C5の一例について説明する。
図12は、実施形態に係るペット基本情報画面C5の一例を示す図である。
【0183】
図12の例では、ペット基本情報画面C5は、領域AR51、領域AR52、領域AR53、領域AR54といった4つの領域に分けられる。そして、
図12の例では、領域AR51には、ペットの種別を選択させるためのプルダウンRC511、ペットの詳細種別を選択させるためのプルダウンRC512、ペットの年齢を選択させるためのプルダウンRC513、ペットの性別を選択させるためのプルダウンRC514、ペットの体重を選択させるためのプルダウンRC515、ペットの毛色を選択させるためのプルダウンRC516が含まれる。
【0184】
また、領域AR52には、ペットの性格の候補から、飼主のペットに当てはまる性格を選択させるためのプルダウンRC521が含まれる。ペットの性格の候補の一例としては、「超アクティブ」、「アクティブ」、「普通」、「おとなしい」、「すごくおとなしい」が挙げられる。また、領域AR52には、病気体質の候補から、飼主のペットに当てはまる病気体質を選択させるためのプルダウンRC522が含まれる。病気体質の候補の一例としては、「ほとんど病気をしない」、「あまり病気をしない」、「普通」、「やや病弱」、「病弱」などが挙げられる。
【0185】
また、プルダウンRC511~RC516、プルダウンRC521~RC522を用いて入力される情報は、ペット情報記憶部122の「ペット属性情報」に対応する。
【0186】
また、領域AR53には、どれだけ愛着をもってペットを飼っているか、候補の項目から当てはまる項目を選択させるためのプルダウンRC531が含まれる。候補の項目の一例としては、「溺愛している」、「やや溺愛」、「普通」、「やや無関心」、「無関心」などが挙げられる。
【0187】
また、領域AR53には、ペットを飼育している飼育場所の候補から、飼主に当てはまる飼育場所を選択させるためのプルダウンRC532が含まれる。飼育場所の候補の一例としては、「外飼」、「家飼」が挙げられる。
【0188】
また、領域AR53には、ペットの寝場所の候補から、飼主のペットに当てはまる寝場所を選択させるためのプルダウンRC533が含まれる。ペットの寝場所の候補の一例としては、「人間と同じベッド」、「犬用ベッド(ケージ内)」、「犬用ベッド(ケージ外)」、「犬小屋」などが挙げられる。
【0189】
また、領域AR53には、ペットに対しておやつを上げるタイミングの候補から、飼主に当てはまるタイミングを選択させるためのプルダウンRC534が含まれる。おやつを上げるタイミングの候補の一例としては、「定期的に」、「ご褒美として」、「ペットが欲しがったとき」などが挙げられる。
【0190】
また、プルダウンRC531~RC534を用いて入力される情報は、ペット情報記憶部122の「飼い方情報」(飼い方)に対応する。
【0191】
また、領域AR54には、ペットに対してシャンプーする頻度の候補から、飼主に当てはまるシャンプー頻度を選択させるためのプルダウンRC541が含まれる。シャンプーする頻度の候補の一例としては、「日常的に実施している」、「していない」などが挙げられる。
【0192】
また、領域AR54には、ペットに対して顔のケアを行う頻度の候補から、飼主に当てはまる顔のケア頻度を選択させるためのプルダウンRC542が含まれる。また、領域AR54には、ペットに対して口・歯のケアを行う頻度の候補から、飼主に当てはまる口・歯のケア頻度を選択させるためのプルダウンRC543が含まれる。また、領域AR54には、ペットに対して肉球のケアを行う頻度の候補から、飼主に当てはまる肉球のケア頻度を選択させるためのプルダウンRC544が含まれる。
【0193】
また、プルダウンRC541~RC544を用いて入力される情報は、ペット情報記憶部122の「飼い方情報」(日常的に実施しているケア)に対応する。
【0194】
また、ペット基本情報画面C5には、領域AR51~領域AR54で設定された情報を登録するための「登録」ボタンBT51が含まれる。
【0195】
このように情報制御装置100は、ペット基本情報画面C5を介して、ペットの属性や飼育に関する種々の情報登録を受け付ける。このような情報制御装置100によれば、登録状況に応じたポイントの付与を行うことができるため、より多くのペット情報を効果的に登録させることができる。また、この結果、情報制御装置100は、ペットに関する情報をより多く収集することができるため、ペットの現状について高度に分析したり、マーケティング活動を活性化させることができる。
【0196】
(エピソード情報画面について)
また、登録受付部131は、ペットとのエピソードに関する情報の登録も受け付けることができる。例えば、ペットとのエピソードについて登録したいと考える飼主は、アプリAPがインストールされた端末装置10を用いて、エピソード情報画面C6の配信要求を情報制御装置100に送信する。登録受付部131は、エピソード情報画面C6の配信要求を受け付けると、要求元の飼主にエピソード情報画面C6を配信する。
【0197】
ここで、
図13を用いて、エピソード情報画面C6の一例について説明する。
図13は、実施形態に係るエピソード情報画面C6の一例を示す図である。
【0198】
図13の例では、エピソード情報画面C6は、領域AR61、領域AR62といった2つの領域に分けられる。また、
図13の例では、領域AR61は、困った系のエピソードに関する入力が行われる領域に対応し、領域AR62は、役立った系のエピソードに関する入力が行われる領域に対応している。
【0199】
そして、
図13の例では、領域AR61には、困った系のエピソードのあった年月を選択させるためのプルダウンRC611が含まれる。また、領域AR61には、どのような内容のエピソードであるかその内容のジャンル候補のうち、飼主に当てはまるジャンルを選択させるためのプルダウンRC612が含まれる。エピソード内容のジャンル候補の一例としては、「病気・怪我」、「しつけ」、「クセ」、「お留守番」、「外出先」などが挙げられる。
【0200】
また、領域AR61には、「いつ」、「何に対して」、「どのように困ったか」、「どのように解決したか?」など、具体的な内容を自由入力させるための入力欄IF611が含まれる。
【0201】
また、プルダウンRC611~RC612、入力欄IF611を用いて入力される情報は、ペット情報記憶部122の「エピソード情報」(困った系)に対応する。
【0202】
また、領域AR62には、役立った系のエピソードのあった年月を選択させるためのプルダウンRC621が含まれる。また、領域AR62には、どのような内容のエピソードであるかその内容のジャンル候補のうち、飼主に当てはまるジャンルを選択させるためのプルダウンRC622が含まれる。エピソード内容のジャンル候補の一例としては、「病気・怪我」、「しつけ」、「クセ」、「お留守番」、「外出先」などが挙げられる。
【0203】
また、領域AR62には、「いつ」、「何に対して」、「どのように困ったか」、「どのように解決したか?」など、具体的な内容を自由入力させるための入力欄IF621が含まれる。
【0204】
また、プルダウンRC621~RC622、入力欄IF621を用いて入力される情報は、ペット情報記憶部122の「エピソード情報」(役立った系)に対応する。
【0205】
このように情報制御装置100は、エピソード情報画面C6を介して、ペットとのエピソードに関する種々の情報登録を受け付ける。このような情報制御装置100によれば、登録状況に応じたポイントの付与を行うことができるため、より多くのエピソード情報を効果的に登録させることができる。
【0206】
(質問受付部132について)
質問受付部132は、利用者から質問を受け付ける。例えば、質問受付部132は、サービスSAに投稿される投稿対象の質問を、サービスSAの利用者である飼主から受け付ける。
【0207】
例えば、質問受付部132は、投稿したい質問を入力させる質問投稿画面C1の配信要求を受け付けたか否かを判定しており、係る配信要求を受け付けたと判定した場合には、配信要求元の飼主の端末装置10に質問投稿画面C1を配信する。そして、質問受付部132は、質問投稿画面C1を介して、投稿したい質問の入力を受け付ける。そして、質問受付部132は、受け付けた質問がサービスSAに投稿されるよう、受け付けた質問に関する質問情報を質問情報記憶部123に格納する。例えば、質問受付部132は、質問を入力した飼主を識別する「飼主ID」と、係る質問を識別する「質問ID」と、「質問内容」とを対応付けて質問情報記憶部123に格納する。
【0208】
(回答受付部133について)
回答受付部133は、利用者から回答を受け付ける。例えば、回答受付部133は、サービスSAに投稿されている質問に対する回答を、サービスSAの利用者である飼主(質問投稿者である飼主とは異なる飼主)から受け付ける。例えば、回答受付部133は、サービスSAへ投稿される投稿対象の回答を飼主から受け付ける。
【0209】
例えば、回答受付部133は、質問に対する回答を入力させるQ&A詳細画面C2の配信要求を受け付けたか否かを判定しており、係る配信要求を受け付けたと判定した場合には、配信要求元の飼主の端末装置10にQ&A詳細画面C2を配信する。そして、回答受付部133は、Q&A詳細画面C2を介して、Q&A詳細画面C2で示される質問に対する回答の入力を受け付ける。そして、回答受付部133は、受け付けた回答がQ&A詳細画面C2で示される質問に対する回答としてサービスSAに投稿されるよう、受け付けた回答に関する回答情報を回答情報記憶部124に格納する。例えば、回答受付部133は、質問に対する回答を入力した飼主を識別する「飼主ID」と、係る質問を識別する「質問ID」と、「回答内容」とを対応付けて回答情報記憶部124に格納する。
【0210】
(評価受付部134について)
評価受付部134は、質問と、質問に対する回答とを提供するサービスにおいて、質問に対する評価を受け付ける。例えば、評価受付部134は、サービスSAにおいて、ペットに関する質問に対する評価を受け付ける。例えば、評価受付部134は、このような評価として、質問への賛同の意思を示す賛同評価を受け付ける。
【0211】
例えば、評価受付部134は、Q&A詳細画面C2を介して、賛同評価を受け付ける。例えば、質問一覧画面C3にて一覧表示される質問の中に、詳細内容を確認したい質問が存在する場合には、飼主は、その質問に対応付けられるリンク情報を押下する。係る場合、端末装置10は、情報制御装置100に対してQ&A詳細画面C2に配信要求を送信するため、これに応じて、回答受付部133は、Q&A詳細画面C2を配信する。
【0212】
このような状態において、質問の詳細内容を確認した飼主は、この質問に共感できるなどの場合(一例を示すと、自身も同じ疑問や悩み事を抱えており「そういえば答えを知りたかった」などと共感できる場合)には、Q&A詳細画面C2に含まれる「私も知りたい」ボタンBT21を押下する。
【0213】
端末装置10は、ボタンBT21が押下された場合には、Q&A詳細画面C2に表示されている質問を識別する質問IDと、賛同評価を示す評価情報を情報制御装置100に送信する。また、評価受付部134は、端末装置10から評価情報を取得できた場合には、評価情報を送信した送信元の飼主から賛同評価を受け付ける。そして、評価受付部134は、質問情報記憶部123にアクセスし、取得した「質問ID」に対応付けられる「質問履歴」および「賛同評価数」を更新する。例えば、評価受付部134は、取得した「質問ID」に対応付けられる現在の「賛同評価数」に対して「1」を加算する。
【0214】
(表示制御部135について)
表示制御部135は、評価受付部134により受け付けられた評価に基づいて、質問の提供態様を制御する。例えば、表示制御部135は、評価受付部134により受け付けられた賛同評価に基づいて、サービスSAでの質問の提供態様を制御する。例えば、表示制御部135は、評価受付部134により受け付けられた賛同評価に基づいて、質問一覧画面C3での質問の提供態様を制御する。
【0215】
例えば、表示制御部135は、サービスSAにおいて、提供対象の質問ごとの賛同評価に応じた順で当該質問を提供する。すなわち、表示制御部135は、サービスSAにおいて、表示対象の質問ごとの賛同評価に応じた順で当該質問を表示させる。
【0216】
例えば、表示制御部135は、表示対象の質問ごとの賛同評価の数に応じた順で当該質問を並べた状態で表示させる。例えば、表示制御部135は、サービスSAでの利用者である飼主による並べ替え指示が受け付けられた場合には、表示対象の質問ごとの賛同評価の数に応じた順で当該質問を並べた状態で表示させる。例えば、表示制御部135は、表示対象の質問のうち、賛同評価の数がより多い質問ほど上から順に並べた状態で表示させる。
【0217】
また、表示制御部135は、表示対象の質問のうち、投稿された日時がより最近で、かつ、賛同評価の数がより多い質問ほど上から順に並べた状態で表示させてもよい。また、表示制御部135は、表示対象の質問として、回答が得られていない未解決の質問のうち、賛同評価の数がより多い質問ほど上から順に並べて表示された状態で提供してもよい。また、表示制御部135、表示対象の質問のうち、賛同評価の数の増加率がより高い質問ほど上位の位置に並べた状態で表示させてもよい。
【0218】
(付与部136について)
付与部136は、利用者にポイントを付与する。例えば、付与部136は、サービスSAの利用者である飼主にポイントを付与する。例えば、付与部136は、サービスSAでの飼主の行動に応じて、ポイントを付与する。例えば、付与部136は、サービスSAにおいて、予め定められた条件を満たすような行動を行った飼主に対してポイントを付与する。
【0219】
例えば、ペットに関する質問を投稿した質問投稿者としての飼主が、「どのような飼主に対して、どれだけのポイントを付与する」といった条件、「回答に関してどのようなアクションを行った飼主には、どれだけのポイントを付与する」といった条件、あるいは、「飼主のうち、予め指名された特定の飼主を対象に、どのようなアクションを行った場合には、どれだけのポイントを付与する」といった条件などをポイント付与設定する場合がある。係る場合には、付与部136は、投稿されている各質問に対する回答状況を監視しておくことで、ポイント付与設定で定められる条件を満たす飼主を特定できた場合には、係る飼主に対して条件に応じた数のポイントを付与する。
【0220】
具体的には、付与部136は、ポイント情報記憶部125にアクセスし、質問投稿者としての飼主の現在のポイント数から条件に応じたポイント数を減算する一方で、減算した分のポイント数を、条件を満たした飼主の現在のポイント数に加算する。また、付与部136は、このようなポイントの変動をポイント履歴として、質問投稿者である飼主に対応する「ポイント履歴」、および、回答投稿者である飼主に対応する「ポイント履歴」を更新する。
【0221】
一方で、付与部136は、質問を投稿した飼主によるポイント付与設定に拘わらず、条件を満たした飼主には動的に所定ポイントを付与してもよい。例えば、付与部136は、質問に対して特定の条件を満たすように回答した飼主には、この質問を投稿した飼主のポイントを付与するのではなく、情報制御装置100側で有しているポイントのうち、所定数のポイントを付与してもよい。また、例えば、付与部136は、ペットに関する質問に対する評価に応じて、所定の利用者にポイントを付与する。
【0222】
(質問投稿者に対する、賛同評価に応じたポイント付与)
付与部136は、ペットに関する質問に対する評価に応じて、当該質問を投稿した質問投稿者にポイントを付与する。例えば、付与部136は、質問を投稿した飼主(質問投稿者)のうち、賛同の意思を示す賛同評価が与えられた質問を投稿した飼主にポイントを付与する。例えば、付与部136は、質問に対して与えられた賛同評価の数に応じたポイントを当該質問を投稿した飼主に付与する。例えば、付与部136は、質問に対して賛同評価を与えた他の飼主が有するポイントを、この質問を投稿した飼主に付与する。
【0223】
このような情報制御装置100によれば、サービスSAを利用する飼主に対して、質問を投稿しようという動機付けをすることができるため、質問投稿者数を効果的に増やすことができ、結果として、サービスSAを活性化させることができる。また、情報制御装置100は、多くの飼主から共感を得られるような質問をしようという動機付けすることができるため、質の高い質問を提供することができるようになるため、結果として、サービスSA自体の質(評判)を高めることができる。
【0224】
(回答投稿者に対する、賛同評価に応じたポイント付与)
また、付与部136は、ペットに関する質問に対する評価に応じて、当該質問に対する回答を投稿した飼主(回答投稿者)にもポイントを付与してもよい。例えば、付与部136は、投稿された質問のうち、賛同の意思を示す賛同評価が与えた質問に対する回答を投稿した飼主(回答投稿者)にポイントを付与する。
【0225】
例えば、付与部136は、質問に対して与えられた賛同評価の数に応じたポイントを、当該質問に対する回答を投稿した飼主に付与する。
【0226】
このような情報制御装置100によれば、より多くの飼主が共通して抱える疑問や悩み事に関する質問(より多くの飼主が強化できる回答)に回答しようという動機付けを飼主に対してすることができるため、このような質問に対して回答する飼主を増やすことができる。また、この結果、情報制御装置100は、ペットに関する疑問や悩みを解決できるよう効果的にサポートすることができる。また、情報制御装置100は、回答を投稿した飼主にポイントを付与することで、信頼性の高い(質の高い)回答を増やすことができる。
【0227】
また、付与部136は、投稿された質問に対する回答が投稿された投稿順に応じたポイントを、当該回答を投稿した飼主に対してさらに付与してもよい。例えば、付与部136は、投稿された質問に対する回答を投稿した飼主のうち、1番目に回答を投稿した飼主、2番目に回答を投稿した飼主、3番目に回答を投稿した飼主それぞれに対してこの順位に応じたポイントを付与する。例えば、付与部136は、1番目に回答を投稿した飼主、2番目に回答を投稿した飼主、3番目に回答を投稿した飼主のうち、順位が上位の飼主ほど、高いポイントを付与する。
【0228】
このような情報制御装置100によれば、質問に対してより早く回答しようという動機付けを飼主に対してすることができるため、ペットに関する疑問や悩みをより早く解決できるよう効果的にサポートすることができる。
【0229】
(その他のポイント付与(1))
また、付与部136は、質投された質問に対する回答を投稿した飼主のうち、当該質問を投稿した飼主により選定された飼主に対してさらにポイントを付与してもよい。例えば、付与部136は、質投された質問に対する回答のうち、ベストアンサーであると判断された回答を投稿した飼主(ベストアンサー者)に対してポイントを付与する。このような情報制御装置100によれば、信頼性の高い(質の高い)回答を増やすことができる。
【0230】
また、付与部136は、投稿された質問に対する回答のうち、当該質問の分野での専門家により選定された回答を投稿した飼主に対してさらにポイントを付与する。例えば、付与部136は、投稿された質問に対する回答のうち、ペットの専門家(例えば、獣医)により選定された回答を投稿した飼主に対してポイントを付与する。このような情報制御装置100によれば、信頼性の高い(質の高い)回答を増やすことができる。
【0231】
また、付与部136は、「対象指定」(
図8)された質問に対して回答した飼主が、この質問を投稿した飼主により設定された条件を満たすように回答したと判定された場合には、係る条件に応じたポイントを回答投稿者である飼主に付与する。また、付与部136は、質問における「指名回答者」(
図8)となっている飼主が、この質問を投稿した飼主により設定された条件を満たすように回答したと判定された場合には、係る条件に応じたポイントを指名回答者となっている飼主に付与する。
【0232】
(その他のポイント付与(2))
また、付与部136は、ペットに関する属性情報を登録した飼主に対してポイントを付与してもよい。例えば、付与部136は、ペット基本情報画面C5を介して、ペットの「種別」、「詳細種別」、「年齢」、「性別」、「体重」、「毛色」といったペット属性情報を登録した飼主に対してポイントを付与する。このような情報制御装置100によれば、ペットに関する情報をより多く収集することができるため、ペットの現状について高度に分析したり、ペットに関するマーケティング活動を活性化させることができる。
【0233】
また、付与部136は、利用者である飼主のうち、ペットとの体験談(困った系のエピソードや、役立った系のエピソード)を示す情報を登録した飼主に対してポイントを付与してもよい。例えば、付与部136は、エピソード情報画面C6を介して、ペットとのエピソードを登録した飼主に対してポイントを付与する。例えば、飼主の中には、ペットとのエピソードを入力する作業を面倒だと感じる飼主もいる。このような飼主に対して、情報制御装置100は、エピソードを入力しようという動機付けをすることができるため、より多くの飼主からエピソード情報を収集することができる。また、サービスSAでは、各飼主によるエピソードが公開されるため、情報制御装置100は、より多くの飼主からエピソード情報を収集することにより、情報量が多く見るだけでも楽しいサービスを実現することができる。
【0234】
また、付与部136は、利用者である飼主のうち、ペットの飼い方に関する情報を登録した飼主に対してポイントを付与してもよい。例えば、付与部136は、利用者である飼主のうち、ペットに対して実行しているケアに関する情報を登録した飼主に対してポイントを付与する。例えば、付与部136は、利用者である飼主のうち、ペットの飼い方に関する情報、または、ペットに対して日常的に実施しているケアに関する情報を登録した飼主に対してポイントを付与する。例えば、付与部136は、ペット基本情報画面C5を介して、ペットに対して実行しているケアに関する情報を登録した飼主に対してポイントを付与する。
【0235】
例えば、飼主の中には、ペットの飼い方やケアについて入力する作業を面倒だと感じる飼主もいる。このような飼主に対して、情報制御装置100は、ペットの飼い方やケアについて入力しようという動機付けをすることができるため、より多くの飼主からペットの飼い方に関する情報を収集することができる。また、サービスSAでは、各飼主の飼い方やケアが公開されるため、情報制御装置100は、より多くの飼主から飼い方に関する情報を収集することにより、情報量が多く見るだけでも楽しいサービスを実現することができる。
【0236】
〔10.処理手順〕
次に、
図14~
図16を用いて、実施形態に係る情報制御処理の手順について説明する。
図14では、実施形態に係る情報制御処理のうち、表示対象の質問ごとの賛同評価に応じた表示制御処理の手順について説明する。
図15では、実施形態に係る情報制御処理のうち、質問投稿者による質問に対して与えられた賛同評価に応じて、この質問投稿者にポイントを付与するポイント付与処理の手順について説明する。
図16では、実施形態に係る情報制御処理のうち、質問投稿者による質問のうち、賛同評価が与えられた質問に対する回答を投稿した回答投稿者にポイントを付与するポイント付与処理の手順について説明する。
【0237】
〔10-1.処理手順(1)〕
まず、
図14を用いて、表示制御処理の手順について説明する。
図14は、表示対象の質問ごとの賛同評価に応じた表示制御処理手順を示すフローチャートである。
【0238】
表示制御部135は、賛同評価の数に応じた順での並べ替え指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。例えば、表示制御部135は、質問一覧画面C3に含まれるプルダウンRC341が操作されることにより、並び替え条件「私が知りたいが多い順」(賛同評価の数が多い順)が選択されたことを検知できたか否かに基づいて、賛同評価の数に応じた順での並べ替え指示を受け付けたか否かを判定する。
【0239】
表示制御部135は、並び替え条件「私が知りたいが多い順」が選択されたことを検知できず、賛同評価の数に応じた順での並べ替え指示を受け付けていないと判定している間は(ステップvS101;No)、賛同評価の数に応じた順での並べ替え指示を受け付けたと判定できるまで待機する。
【0240】
一方、表示制御部135は、並び替え条件「私が知りたいが多い順」が選択されたことを検知したことにより、賛同評価の数に応じた順での並べ替え指示を受け付けたと判定した場合には(ステップS101;Yes)、質問情報記憶部123を参照し、表示対象の質問のうち、「賛同評価数」がより多い上位所定数の質問を特定する(ステップS102)。
【0241】
そして、表示制御部135は、ステップS102で特定した質問ごとの賛同評価の数に応じた順で当該質問を並べた状態で表示させる(ステップS103)。具体的には、表示制御部135は、「賛同評価数」が多い順に、特定した質問を上から順に並べた状態で表示するよう端末装置10に対して表示制御する。
【0242】
〔10-2.処理手順(2)〕
次に、
図15を用いて、ポイント付与処理の手順について説明する。
図15は、質問投稿者による質問に対して与えられた賛同評価に応じて、この質問投稿者にポイントを付与するポイント付与処理手順を示すフローチャートである。
【0243】
付与部136は、質問を投稿した飼主(質問投稿者)にポイントを付与するタイミングになったか否かを判定する(ステップS201)。例えば、付与部136は、質問に対して賛同評価が与えられる度にポイントを付与するタイミングになったと判定する。
【0244】
これまで説明したように、端末装置10は、ボタンBT21が押下された場合には、Q&A詳細画面C2に表示されている質問を識別する質問IDと、この質問に対応付けられる飼主IDと、賛同評価を示す評価情報を情報制御装置100に送信する。したがって、評価受付部134は、端末装置10からこれらの情報を取得できた場合には、質問IDで識別される質問を投稿した飼主にポイントを付与するタイミングになったと判定する。
【0245】
このような状態において、付与部136は、質問を投稿した飼主にポイントを付与するタイミングになっていないと判定している間は(ステップS201;No)、ポイントを付与するタイミングになったと判定できるまで待機する。
【0246】
一方、付与部136は、質問を投稿した飼主にポイントを付与するタイミングになったと判定した場合には(ステップS201;Yes)、ポイント付与対象となっている質問(質問IDで識別される質問)に与えられている賛同評価の数に応じたポイントを、この質問を投稿した飼主に付与する(ステップS202)。例えば、評価受付部134は、取得した「質問ID」に対応付けられる「飼主ID」を用いてポイント情報記憶部125にアクセスする。そして、評価受付部134は、「飼主ID」に対応する「合計ポイント」で示されるポイント数に対して、賛同評価1回分のポイント数を加算するというポイント付与を行う。
【0247】
また、付与部136は、質問情報記憶部123にアクセスし、取得した「質問ID」に対応付けられる「質問履歴」および「賛同評価数」を更新する。例えば、付与部136は、取得した「質問ID」に対応する「賛同評価数」で示される数値に対して「1」を加算する。
【0248】
なお、付与部136は、所定の期日(例えば、各日にちの特定の時間)になる度にポイントを付与するタイミングになったと判定してもよい。係る場合、付与部136は、所定の期日になったタイミングで質問情報記憶部123にアクセスし、飼主ごとに前回タイミングから「賛同評価数」が増加した増加数を特定する。そして、付与部136は、前回タイミングから「賛同評価数」が増加した飼主の「飼主ID」および「増加数」を用いてポイント情報記憶部125にアクセスする。そして、付与部136は、「飼主ID」で識別される飼主ごとに、当該飼主の「増加数」に対応するポイント数を付与する。
【0249】
〔10-3.処理手順(3)〕
次に、
図16を用いて、ポイント付与処理の手順について説明する。
図16は、質問投稿者による質問のうち、賛同評価が与えられた質問に対する回答を投稿した回答投稿者にポイントを付与するポイント付与処理手順を示すフローチャートである。
【0250】
付与部136は、投稿されている質問ごとに、当該質問に対して回答が投稿されたか否かを判定する(ステップS301)。付与部136は、回答が投稿されていないと判定している間は(ステップS301;No)、回答が投稿されたと判定できるまで待機する。
【0251】
一方、付与部136は、回答が投稿されたと判定した場合には(ステップS301;Yes)、回答が投稿された投稿先の質問を処理対象の質問として、処理対象の質問に対する回答を投稿した飼主が、処理対象の質問を投稿した飼主による条件を満たすか否かを判定する(ステップS302)。例えば、付与部136は、処理対象の質問を識別する「質問ID」を用いて、質問情報記憶部123にアクセスし、係る「質問ID」に対応する「対象指定回答者」または「指名回答者」で設定されている条件を満たすか否かを判定する。
【0252】
次に、付与部136は、処理対象の質問に対する回答を投稿した飼主が、処理対象の質問を投稿した飼主による条件を満たすと判定した場合には(ステップS302;Yes)、この条件を満たす場合に付与するよう定められたポイント(処理対象の質問を投稿した飼主により予め決められたポイント数)をこの質問投稿者としての飼主に付与する(ステップS303)。
【0253】
次に、付与部136は、処理対象の質問に対して与えられた賛同評価の数に応じたポイントを、処理対象の質問に対する回答を投稿した飼主に付与する(ステップS304)。ここでは、付与部136は、処理対象の質問に対する回答を投稿した飼主であって、ステップS302で条件を満たすと判定された飼主にポイントを付与する。
【0254】
一方、付与部136は、処理対象の質問に対する回答を投稿した飼主が、処理対象の質問を投稿した飼主による条件を満たさないと判定した場合には(ステップS302;No)、ステップS304の処理を行う。ここでは、付与部136は、処理対象の質問に対する回答を投稿した飼主であって、ステップS302で条件を満たさないと判定された飼主に、処理対象の質問に対して与えられた賛同評価の数に応じたポイントを付与する。
【0255】
ステップS304についてより詳細に説明する。例えば、付与部136は、処理対象の質問を識別する「質問ID」を用いて質問情報記憶部123にアクセスし、この「質問ID」に対応する「賛同評価数」が示す値(賛同評価の数)を特定する。次に、付与部136は、処理対象の質問に対する回答を投稿した飼主の「飼主ID」を用いてポイント情報記憶部125にアクセスし、この「飼主ID」に対応する「合計ポイント」で示される数値に対して、特定した賛同評価の数に応じた値を加算する。
【0256】
〔11.その他〕
上記した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部は、手動的に行われてもよい。また、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部は、公知の方法で自動的に行われてもよい。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られるものではない。
【0257】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されなくともよい。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られない。また、各構成要素は、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成してもよい。また、上記してきた各処理は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実行されてもよい。
【0258】
〔12.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る情報制御装置100は、例えば
図17に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。
図17は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、キャッシュ1040、メモリ1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続される。
【0259】
演算装置1030は、キャッシュ1040やメモリ1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。キャッシュ1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するキャッシュである。また、メモリ1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現されるメモリである。
【0260】
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現されてよい。一方、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
【0261】
例えば、入力装置1020は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置により実現されてもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体により実現されてもよい。
【0262】
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する機能を有する。
【0263】
ここで、演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行うこととなる。例えば、演算装置1030は、入力装置1020やメモリ1050からプログラムをキャッシュ1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。例えば、コンピュータ1000が情報制御装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、キャッシュ1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現することとなる。
【符号の説明】
【0264】
1 情報制御システム
10 端末装置
100 情報制御装置
120 記憶部
121 飼主情報記憶部
122 ペット情報記憶部
123 質問情報記憶部
124 回答情報記憶部
125 ポイント情報記憶部
130 制御部
131 登録受付部
132 質問受付部
133 回答受付部
134 評価受付部
135 表示制御部
136 付与部