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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-28
(45)【発行日】2024-09-05
(54)【発明の名称】光源及び自動分析装置
(51)【国際特許分類】
   G01N 21/01 20060101AFI20240829BHJP
   G01N 35/00 20060101ALI20240829BHJP
【FI】
G01N21/01 D
G01N35/00 Z
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2023505103
(86)(22)【出願日】2021-11-25
(86)【国際出願番号】 JP2021043173
(87)【国際公開番号】W WO2022190471
(87)【国際公開日】2022-09-15
【審査請求日】2023-08-21
(31)【優先権主張番号】P 2021036070
(32)【優先日】2021-03-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】501387839
【氏名又は名称】株式会社日立ハイテク
(74)【代理人】
【識別番号】110000350
【氏名又は名称】ポレール弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】有田 昌平
(72)【発明者】
【氏名】松岡 裕哉
(72)【発明者】
【氏名】安藤 貴洋
(72)【発明者】
【氏名】氣田 康宏
【審査官】伊藤 裕美
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-024795(JP,A)
【文献】国際公開第2020/240926(WO,A1)
【文献】国際公開第2018/123236(WO,A1)
【文献】特開2019-121729(JP,A)
【文献】特開2009-064986(JP,A)
【文献】国際公開第2011/108571(WO,A1)
【文献】特開2005-340392(JP,A)
【文献】国際公開第2009/024504(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01N 21/00 - G01N 21/83
G01N 35/00 - G01N 35/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1発光素子と第2発光素子を載置する基板と、
前記基板の前記第1発光素子と第2発光素子を載置する第1側面とは反対の第2側面に接するように前記第1発光素子と前記第2発光素子を温度調整する温度調整部と、
前記第1発光素子が発する光を外部へ透過するレンズと、
前記第2発光素子が発する光を外部へ透過する拡散板と、
前記温度調整部に組付けられると共に、前記第1発光素子、前記第2発光素子及び前記基板を覆う部材と、を備え、
前記部材は、前記第1発光素子からの光が透過する領域に第1穴部と、前記第2発光素子からの光が透過する領域に第2穴部とを備え、
前記レンズは前記第1穴部の中に、前記拡散板は前記第2穴部の中に収まるように組付けられ、
前記レンズを透過した光と、前記拡散板を透過した光を合波する合波部を更に備える、
ことを特徴とする光源。
【請求項2】
請求項1に記載の光源であって、
前記基板の材質は、熱伝導性の高いアルミニウム、或いは銅であることを特徴とする光源。
【請求項3】
請求項1に記載の光源であって、
前記部材は、前記温度調整部との組付け面から突出部を有さない、ことを特徴とする光源。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の光源と、前記光源からの光が照射される反応セルと、前記反応セルからの光を分光する分光器と、前記分光器からの光を測定する光量測定部とを備える、
ことを特徴とする自動分析装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動分析装置用光源及びそれを用いた自動分析装置に関する。
【背景技術】
【0002】
生体試料に含まれる成分量を分析するための自動分析装置においては、試料と試薬を混合させ、吸光、蛍光、発光等の光学特性に基づいて検査項目を分析するのが一般的である。近年、吸光分析の光源として、長寿命が期待される発光ダイオード(以下LED)が検討されている。例えば、特許文献1は、フィルタによってハロゲンランプ光とLEDの紫外光を合波する構成を記載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2018-105739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動分析装置の吸光分析において光源の光量を一定にするために発光素子の温度を一定にする必要がある。特許文献1では、LEDのパッケージ下面を冷却および恒温する構成が示されているが、LEDの上面側の環境温度の影響が考慮されていない。
【0005】
そこで、本発明の目的は、発光素子の温度を一定にし、高精度な分析性能を有する光源、及びそれを用いた自動分析装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明においては、第1発光素子と第2発光素子を載置する基板と、前記基板の前記第1発光素子と第2発光素子を載置する第1側面とは反対の第2側面に接するように前記第1発光素子と前記第2発光素子を温度調整する温度調整部と、前記第1発光素子が発する光を外部へ透過するレンズと、前記第2発光素子が発する光を外部へ透過する拡散板と、前記温度調整部に組付けられると共に、前記第1発光素子、前記第2発光素子及び前記基板を覆う部材と、を備え、前記部材は、前記第1発光素子からの光が透過する領域に第1穴部と、前記第2発光素子からの光が透過する領域に第2穴部とを備え、前記レンズは前記第1穴部の中に、前記拡散板は前記第2穴部の中に収まるように組付けられ、前記レンズを透過した光と、前記拡散板を透過した光を合波する合波部を更に備える、ことを特徴とする光源を提供する。
【0007】
また、上記の目的を達成するため、本発明においては、前記光源と、前記光源からの光が照射される反応セルと、前記反応セルからの光を分光する分光器と、前記分光器からの光を測定する光量測定部とを備える、ことを特徴とする自動分析装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、発光素子の温度を一定にし、高精度な分析性能を有する光源、及びそれを用いた自動分析装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】生化学検査用の自動分析装置の一例の概略図。
図2】自動分析装置の吸光度測定部の一構成例の図。
図3】実施例1における光源部の一構成例の図。
図4】実施例1における光源部の一構成例の斜視図。
図5】実施例2における光源部の一構成例の図。
図6】実施例2における光源部の一構成例の図。
図7】実施例3における光源部の構成例の図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面に従い、本発明を実施するための形態について説明する。本明細書において、「光学素子」とは、レンズや拡散板の他、ダイクロイックフィルタなどのフィルタや反射板等を意味する。
【実施例1】
【0011】
図1は、実施例に係る生化学検査用の自動分析装置100の全体構成を示す概略図である。自動分析装置100は、試料に対して光を照射することにより測定する装置である。自動分析装置10は、サンプルディスク103、試薬ディスク106、反応ディスク(インキュベータ)109、分注機構、制御回路201、光量測定回路202、データ処理部203、入力部204、出力部205を備える。反応ディスクに分注機構は、ディスク間でサンプルや試薬を移動させる。制御回路201は、各ディスクや分注機構を制御する、光量測定回路202は、反応溶液の吸光度を測定する。データ処理部203は、光量測定回路202が測定したデータを処理する。入力部204と出力部205は、データ処理部203とのインタフェースである。分注機構は、サンプル分注機構110と試薬分注機構111を備える。
【0012】
データ処理部203は、情報記録部2031と解析部2032を備える。情報記録部2031は、記憶メモリなどで構成され、制御データ、測定データ、データ解析に用いるデータ、解析結果データなどを格納する。データ処理部203は、中央処理部(CPU)などから構成されるコンピュータを用いて実現されてもよい。
【0013】
サンプルディスク103の円周上には、サンプル101の収容容器であるサンプルカップ102が複数配置される。サンプル101は、例えば血液である。試薬ディスク106の円周上には、試薬104の収容容器である試薬ボトル105が複数配置される。反応ディスク109の円周上には、サンプル101と試薬104を混合させた反応溶液107の収容容器である反応セル108(反応容器)が複数配置される。
【0014】
サンプル分注機構110は、サンプルカップ102から反応セル108にサンプル101を一定量移動させる際に使用する機構である。サンプル分注機構110は、例えば溶液を吐出または吸引するノズル、ノズルを所定位置に位置決めおよび搬送するロボット、溶液をノズルから吐出またはノズルに吸引するポンプ、およびノズルとポンプを繋ぐ流路で構成される。
【0015】
試薬分注機構111は、試薬ボトル105から反応セル108に試薬104を一定量移動させる際に使用する機構である。試薬分注機構111も、例えば溶液を吐出または吸引するノズル、ノズルを所定位置に位置決めおよび搬送するロボット、溶液をノズルから吐出またはノズルに吸引するポンプ、およびノズルとポンプを繋ぐ流路で構成される。
【0016】
攪拌部112は、反応セル108内で、サンプル101と試薬104を攪拌し混合させる機構部である。洗浄部114は、分析処理が終了した反応セル108から反応溶液107を排出し、その後、反応セル108を洗浄する機構部である。
【0017】
反応ディスク109において、反応セル108は、温度が制御された恒温槽内の恒温流体115に浸漬されている。これにより、反応セル108およびその中の反応溶液107は、反応ディスク109による移動中も、制御回路201によってその温度は一定温度に保たれる。恒温流体115には、例えば水や空気が使用される。反応ディスク109の円周上の一部に、サンプル101に対する吸光分析を実施する吸光度測定部(吸光光度計)113が配置される。
【0018】
図2は、吸光度測定部113の一構成例を示す図である。光源部301から発生した照射光は、光軸401に沿って出射され、集光レンズ403により集光されて反応セル108に照射される。このとき、光の照射面内光量分布を均一にするために光源側スリット402を配置し、光源部301からの出射光の幅を制限することがある。
【0019】
反応セル108の中の反応溶液107を透過した光は、分光器302中の回折格子3021によって分光され、多数の受光器を備える検出器アレイ3022によって受光される。このとき、反応溶液107を透過していない光はノイズになるので、そうした迷光が分光器302に入るのを防ぐために分光器側スリット404を配置することがある。 検出器アレイ3022が受光する測定波長は、1例として、340nm、376nm、405nm、415nm、450nm、480nm、505nm、546nm、570nm、600nm、660nm、700nm、750nm、800nmなどがある。これら受光器による受光信号は、光量測定回路202を通じ、データ処理部203の情報記録部2031に送信される。
【0020】
サンプル101に含まれるタンパク質、糖、脂質などの成分量の算出は、次の手順により実施される。まず、制御回路201は、サンプル分注機構110により、サンプルカップ102内のサンプル101を反応セル108に一定量分注する。次に、制御回路201は、試薬分注機構111により、試薬ボトル105内の試薬104を反応セル108に一定量分注する。
【0021】
各溶液の分注時、制御回路201は、それぞれに対応する駆動部により、サンプルディスク103、試薬ディスク106、反応ディスク109を回転駆動させる。この際、サンプルカップ102、試薬ボトル105、反応セル108は、それぞれに対応する分注機構の駆動タイミングに応じ、所定の分注位置に位置決めされる。
【0022】
反応ディスク109の回転により、反応溶液107を収容する反応セル108は、吸光度測定部113が配置された測定位置を通過する。測定位置を通過するたび、反応溶液107からの透過光量が吸光度測定部113を介して測定される。測定データは情報記録部2031に順次出力され、反応過程データとして蓄積される。
【0023】
この反応過程データの蓄積の間、必要であれば、別の試薬104を試薬分注機構111により反応セル108に追加で分注し、さらに一定時間測定する。これにより、一定の時間間隔で取得された反応過程データが、情報記録部2031に格納される。
【0024】
図3は、本実施例の光源、すなわち光源部301の一構成例を示す図である。LED実装基板503上には、第1LED501と第2LED502が実装されている。吸光分析には、広帯域波長が必要である。例えば、340~800nmである。そこで、複数の異なる波長のLED光を合波することで広帯域波長を実現している。
【0025】
本実施例においては、図3に示すように、第1LED501の光路上に入射角45°でダイクロイックフィルタ507を設置し、第2LED502の光路上に入射角45°で反射板508を設置する。第2LED502から出射された光は、反射板508からダイクロイックフィルタ507へ2段階反射した後、第1LED501が出射した光と合波されて、光軸401の経路で分光器302に入射する。
【0026】
LED実装基板503は、第1LED501と第2LED502に電力を供給し、LED実装基板503は、温度調整部505と接し、LED素子と温度調整部505の温度を平衡化する役割を持つ。LEDを覆う部材504は、温度調整部505と接し、LED素子の周囲を恒温し、LEDの自己発熱等による、LED発光素子の温度変化を抑制する。同図の上部、下部それぞれに示すように、部材504は、温度調整部505との組付け面から突出部を有さずフラットに構成される。
【0027】
また、LEDを実装した基板503、LEDを覆う部材504によって、LED素子の環境温度の変化の影響を遮断する役割を持つ。熱伝導率の観点から、LED実装基板503、LEDを覆う部材504は、アルミニウムまたは銅のような熱伝導率の高い金属を基材とするものによって構成することが好ましい。しかし、今後の技術改革で金属に相当する熱伝導率を有した樹脂などの基材が開発された場合はこれも含む。
【0028】
第1LED501の光軸上に第1光学素子であるレンズを配置することで、LEDから反応セル108の光の照射面に入射する光量を大きくし、LED光の光源像を拡大することで照射面内の光量分布を均一にすることができる。レンズには、ボールレンズや半球レンズなどがある。本実施例では半球レンズ509を用いる。
【0029】
図4の斜視図に示すように、第1光学素子である半球レンズ509をLEDを覆う部材504に収まるように、第1LED501の光軸上に、一対のネジを有する固定用部材511によって組付ける。半球レンズ509をLEDを覆う部材504に設置することにより、半球レンズ509を一定温度に温度制御し、熱変形の影響を軽減することができる。
【0030】
本実施例の自動分析装置100の吸光分析で高い精度の分析をするためには、反応セル108の光の照射面内において、第1LED501と第2LED502の光量分布を均一化することが必要である。しかし、光量分布を均一化するためには、高度な設計公差が要求される。例えば、第1LED501と第2LED502の実装位置、間隔、ダイクロイックフィルタ507や反射板508を保持する部材等の公差である。
【0031】
そこで、本実施例においては、第2LEDの出射光を拡散させることにより、ダイクロイックフィルタ507や反射板508で2段階反射した後、反応セル108に入射する第2LED502の出射光の光量分布を均一化する。そこで、光を拡散させるために、第2光学素子である拡散板510を、第2LED502を覆う部材504に、固定用部材511で第2LED502の光軸上に組み付ける。
【0032】
なお、本実施例では、第1光学素子、第2光学素子として、第1LEDの光軸上にレンズ、第2LEDの光軸上に拡散板を配置する構成を示したが、第1LEDの光軸上に拡散板、第2LEDの光軸上にレンズを配置する構成や、両LEDの光軸上にレンズを配置する構成、両LEDの光軸上に拡散板を配置する構成であってもよい。
【0033】
本実施例の温度調整部505に設定する温度は、例えば37℃とする。温度調整部505の内部やLED実装基板503の近傍に設置した温度センサ506によって取得した温度にしたがって温度調整部505を制御することにより、各LED素子を一定温度に保つ。温度センサ506は、例えばサーミスタ、熱電対、測温抵抗体などによって構成できる。
【0034】
温度調整部505としては、例えば恒温流体を流した金属ブロックや、ペルチェ素子を使用することができる。ペルチェ素子の場合、温度センサ506のフィードバック制御によって、制御回路201を介して温度調整部505のLED側、すなわち、LED実装基板503の裏面は例えば37±0.01℃程度に制御することができる。
【0035】
すなわち、最も好適な実施例1では、発光素子を有する基板と、発光素子を温調する温調部と、発光素子からの光を外部へ発する第1光学素子と、発光素子を覆う金属部材と、を備え、温調部、基板、金属部材、第1光学素子の順に配置され、第1光学素子は、金属部材に収まるように組付けられ、温調部によって、発光素子、金属部材、第1光学素子が同じ温度制御下にあることを特徴とする光源、並びにそれを利用した自動分析装置を構成する。
【0036】
以上説明した実施例1の光源、並びに自動分析装置の構成によれば、第1LED501の素子温度と第2LED502の素子温度が一定範囲で同等となり、自動分析装置100が2波長測定法を実施するとき高い精度の定量分析が可能になる。
【実施例2】
【0037】
実施例1ではLED実装基板503上に2つのLEDを実装する形態の光源を示した。実装されるLEDの数は限定されるものではなく、レンズや拡散板の数も限定されるものではない。図5は、実施例2に係る自動分析装置100が備える光源部301の一構成例である。本実施例においては、LED実装基板503上に3つのLED501、502、503を実装し、第1光学素子であるレンズと第2光学素子である拡散板を配置しない形態を表す。その他構成は実施例1と同様である。
【0038】
上述したように、吸光分析には広帯域波長が必要であるが、本実施例によれば、波長の異なる3つのLEDを利用することにより広帯域波長を得ることが容易であり、光量の増大を図ることができる。
【0039】
なお、合成された光は第1LEDの光と平行に出射する必要はない。例えば、図6のように合成された光を反射板508で反射して任意の光路を形成してもよい。
【実施例3】
【0040】
実施例1では、LEDを覆う部材504に半球レンズ509を収まるように組付け、一定温度に温度制御する形態を示したが、LEDを覆う部材504に組付けられるのは半球レンズに限らず、様々な光学素子、光学部品を含んでも良い。例えば、その他の光学部品として、ダイクロイックフィルタや反射板を用いることができる。
【0041】
図7は、実施例3に係る光源部の一構成例を示す図であり、第1LED501、第2LED502、LED実装基板503に加え、ダイクロイックフィルタ507、反射板508をLEDを覆う部材504に組付け、一定温度に温度制御することができる。
【0042】
以上に説明した実施例に限定されるものではなく、さらに、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を、他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の実施例に含まれる構成を追加・削除・置換することも可能である。
【符号の説明】
【0043】
100:自動分析装置
101:サンプル
102:サンプルカップ
103:サンプルディスク
104:試薬
105:試薬ボトル
106:試薬ディスク
107:反応溶液
108:反応セル
109:反応ディスク
110:サンプル分注機構
111:試薬分注機構
112:攪拌部
113:吸光度測定部
114:洗浄部
115:恒温流体
201:制御回路
202:光量測定回路
203:データ処理部
2031:情報記録部
2032:解析部
204:入力部
205:出力部
301:光源部
302:分光器
3021:回折格子
3022:検出器アレイ
401:光軸
402:光源側スリット
403:集光レンズ
404:分光器側スリット
501:第1LED
502:第2LED
503:LED実装基板
504:LEDを覆う部材
505:温度調整部
506:温度センサ
507:ダイクロイックフィルタ
508:反射板
509:半球レンズ
510:拡散板
511:固定用部材
512:第3LED
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7