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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-06
(45)【発行日】2024-09-17
(54)【発明の名称】自動分析装置
(51)【国際特許分類】
   G01N 35/10 20060101AFI20240909BHJP
   G01N 35/02 20060101ALI20240909BHJP
【FI】
G01N35/10 F
G01N35/02 E
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2023506738
(86)(22)【出願日】2021-11-25
(86)【国際出願番号】 JP2021043112
(87)【国際公開番号】W WO2022195965
(87)【国際公開日】2022-09-22
【審査請求日】2023-09-06
(31)【優先権主張番号】P 2021044504
(32)【優先日】2021-03-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】501387839
【氏名又は名称】株式会社日立ハイテク
(74)【代理人】
【識別番号】110000350
【氏名又は名称】ポレール弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】末成 元
(72)【発明者】
【氏名】大草 武徳
【審査官】野田 華代
(56)【参考文献】
【文献】実開平5-27677(JP,U)
【文献】特開平7-35760(JP,A)
【文献】特開平10-185928(JP,A)
【文献】特開2008-232835(JP,A)
【文献】特開2013-246055(JP,A)
【文献】特開2001-249140(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01N 35/00-37/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項9】
請求項1に記載の自動分析装置であって、
前記開口部に、前記廃液が接触すると開く蓋が設けられることを特徴とする自動分析装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動分析装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自動分析装置は、血液や尿等の検体に含まれる特定成分を自動的に定性あるいは定量分析する装置である。病院や医療施設では、多数の検体に対する分析結果の出力に迅速性が求められるため、自動分析装置の分析動作をできる限り停止させないことが望まれる。
【0003】
特許文献1には、分析動作を停止させることなく、廃液タンクから廃液を廃棄するために、廃液タンクへの廃液の排出を一時的に遮断して廃液タンクの中の廃液を廃棄する間、分析動作にともなって生じる廃液をバッファタンクに蓄える自動分析装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2016-95133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら特許文献1では、廃液が排出される廃液用パイプの中で泡が発生したときの逆流に対する配慮がなされていない。分析動作にともなって洗浄槽にて各部を洗浄するときに用いられる洗剤は、廃液を逆流させる泡を廃液用パイプの中に発生させることがある。また、廃液タンクではなく、病院や施設にて設けられる廃液設備を使用する場合、施設毎に設備が異なり大きさ・形状が様々のため、逆流が発生しやすくなる場合もある。逆流によって洗浄槽に到達して溢れた廃液は、コンタミネーションや故障を引き起こしかねない。
【0006】
そこで本発明は、廃液用パイプの中で泡が発生したときに逆流する廃液を洗浄槽に到達させない自動分析装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明は、検体の分析動作にともなって洗剤を用いた洗浄が行われる洗浄槽と、前記洗浄槽から流れる廃液が排出される廃液用パイプを備える自動分析装置であって、前記廃液用パイプは上向きに分岐する上向き配管を有し、前記上向き配管の先端には開口部が設けられ、前記開口部は前記洗浄槽よりも下方に配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、廃液用パイプの中で泡が発生したときに逆流する廃液を洗浄槽に到達させない自動分析装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】自動分析装置の構成例を示す平面図。
図2】自動分析装置の廃液用パイプについて説明する図。
図3】廃液用パイプの中で泡が発生したときの逆流について説明する図。
図4】上向き配管を有する廃液用パイプについて説明する図。
図5】上向き配管の周囲に設けられる受け皿について説明する図。
図6】受け皿に設けられる漏水センサについて説明する図。
図7】漏水センサの出力に基づく処理の流れを示す図。
図8】受け皿に接続されるタンクについて説明する図。
図9】タンクに設けられる水位センサについて説明する図。
図10】水位センサの出力に基づく処理の流れを示す図。
図11】淡廃液用パイプに設けられる受け皿が接続される濃廃液用廃液設備について説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面に従って本発明に係る自動分析装置の好ましい実施例について説明する。自動分析装置は、血液や尿等の検体に試薬を反応させた反応液を用いて検体を分析する装置である。
【実施例1】
【0011】
図1を用いて、本実施例の自動分析装置の全体構成の一例を説明する。自動分析装置は、検体搬送部102、試薬ディスク104、検体分注部105、試薬分注部106、試薬攪拌部119、反応ディスク(インキュベータ)107、反応容器搬送部109、前処理用プローブ114、測定部108、制御部113を備える。以下、各部について説明する。なお、鉛直方向をZ方向、水平面をXY面とする。
【0012】
検体搬送部102は、血液や尿等の検体が収容される検体容器101を検体吸引位置110まで搬送する。試薬ディスク104は、分析に使用される試薬を収容する試薬容器103を所定の温度範囲で保管する。
【0013】
検体分注部105は、検体吸引位置110に搬送された検体容器101から反応ディスク107に配置された反応容器へ検体を分注する。なお、検体が分注される反応容器と、検体の分注時に使用される分注チップとは消耗品保管部111に保管され、消耗品搬送部112によって所定の位置に搬送される。
【0014】
試薬分注部106は、試薬ディスク104が保管する試薬容器103から反応ディスク107に配置され検体が分注された反応容器へ試薬を分注する。なお、試薬の分注に先立ち、試薬攪拌部119により試薬容器103の中の磁気粒子を含む試薬が撹拌される。
【0015】
反応ディスク107は、検体と試薬が分注された反応容器を所定の温度範囲に保つことにより、検体と試薬との反応を促進させ反応液を生成する。反応容器搬送部109は、反応液が収容された反応容器を反応ディスク107から前処理位置115と攪拌位置116を介して反応液分注位置117へ搬送する。前処理位置115では、反応容器に収容された反応液に対する前処理として、前処理用プローブ114による不要液の吸引と緩衝液の吐出が行われる。次に攪拌位置116において反応液が撹拌される。そして反応液分注位置117において、図示されない測定部用のプローブによって反応容器から測定部108へ反応液が供給される。
【0016】
測定部108は、供給された反応液の物理特性、例えば発光量、散乱光量、透過光量、電流値、電圧値等を測定する。なお測定される物理特性はこれらに限定されない。また測定部108は、反応容器搬送部109から反応容器を受け取り、反応容器に収容されたままの状態で反応液の物理特性を測定しても良い。測定部108により物理特性が測定された反応液を収容する反応容器は、反応容器搬送部109によって廃棄孔118へ搬送されて廃棄される。なお測定後の反応容器を洗浄して再利用しても良い。
【0017】
制御部113は、自動分析装置が筐体200の中に備える各部を制御する装置であり、例えばいわゆるコンピュータによって構成される。
【0018】
試薬分注部106と試薬攪拌部119は、コンタミネーションを避けるために、試薬を分注したり攪拌したりするたびに洗剤を用いて洗浄される。また測定後の反応容器も再利用のために洗浄される場合がある。各部の洗浄によって生じた廃液は自動分析装置の外へ排出される。なお自動分析装置から排出される廃液は、検体や感染物質が含まれる濃廃液と、それ以外の淡廃液に分けられる。
【0019】
図2を用いて、自動分析装置の廃液用パイプ201について説明する。廃液が排出される廃液用パイプ201は筐体200の背面側に設けられ、調整配管202を介して廃液設備203に接続される。廃液設備203は自動分析装置から排出される廃液を下水処理するものであり、病院や施設にて設けられるので、大きさが様々である。そこで自動分析装置に設けられる廃液用パイプ201と廃液設備203との間の長さを調整するための配管として調整配管202が用いられる。
【0020】
図3を用いて、廃液用パイプ201の中で泡が発生したときの逆流について説明する。廃液用パイプ201は、試薬分注部106や試薬攪拌部119等が洗浄される洗浄槽300に接続され、洗浄槽300から流れる廃液が排出される。廃液に洗剤が含まれる場合、廃液用パイプ201の中で泡が発生することがある。そして泡の発生量が過剰であるとき、廃液が逆流して洗浄槽300に到達し、洗浄槽300から溢れることがある。洗浄槽300から溢れた廃液はコンタミネーションや故障を引き起こしかねないので、洗浄槽300へ廃液を到達させないようにする必要がある。
【0021】
図4を用いて、実施例1の廃液用パイプ201について説明する。廃液用パイプ201は上向きに分岐する上向き配管400を有する。上向き配管400の先端には上向きに外部へ開放される開口部401が設けられる。なお開口部401は洗浄槽300よりも下方に配置される。
【0022】
実施例1の構成によれば、廃液用パイプ201を逆流する廃液は、開口部401から外部へ排出されるので、洗浄槽300に到達しない。その結果、コンタミネーションや故障の発生を防ぐことができる。
【0023】
なお開口部401には、廃液設備203から流れる臭気の拡散を防止するための蓋402が設けられても良い。蓋402は、廃液用パイプ201を逆流する廃液が接触すると開くように構成される。
【実施例2】
【0024】
図5を用いて、実施例2の廃液用パイプ201について説明する。なお廃液用パイプ201より上流の構成は実施例1と同じであるので説明を省略する。実施例2では、廃液用パイプ201が有する上向き配管400の周囲に、受け皿500が設けられる。
【0025】
実施例2の構成によれば、実施例1と同様に、廃液用パイプ201を逆流する廃液は、開口部401から外部へ排出されるので、洗浄槽300に到達しない。また開口部401から排出される廃液は、受け皿500に受け止められるので、開口部401の周囲を汚さずに済む。なお開口部401からは泡状の廃液が排出され、廃液用パイプ201の外で破裂する泡の液量は少ないので、受け皿500は泡の液量に応じた容積であれば良い。
【実施例3】
【0026】
図6を用いて、実施例3の廃液用パイプ201について説明する。なお廃液用パイプ201より上流の構成は実施例1と同じであるので説明を省略する。実施例3では、上向き配管400の周囲に設けられる受け皿500の中に漏水センサ501が設置される。漏水センサ501は、例えば電極間の抵抗を測定することにより漏水を検知するセンサであり、受け皿500の中に廃液が流れ込んだことを検知すると制御部113に検知信号を送信する。制御部113は、漏水センサ501から送信される検知信号に基づいて、一連の処理を実行する。
【0027】
図7を用いて、実施例3の処理の流れの一例について、ステップ毎に説明する。
【0028】
(S701)
制御部113は、開口部401から廃水が漏れたか否かを判定する。漏水の有無は、漏水センサ501から送信される検知信号に基づいて判定される。漏水が検知されるまでS701は繰り返され、漏水が検知されるとS702へ処理が進められる。
【0029】
(S702)
制御部113は、分析動作を停止させる。分析動作が停止することで、洗浄槽300から廃液用パイプ201への廃液の流れが止められる。
【0030】
(S703)
制御部113は、漏水が検知されたことを報知する。漏水の報知は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置への表示や、スピーカーからの警告音の出力等によってなされる。サービスマンが携帯する端末に漏水が報知されても良い。
【0031】
以上説明した処理の流れにより、廃液用パイプ201の中で廃液が逆流して開口部401から漏水すると、分析動作が停止するので、さらなる漏水を防止できる。また漏水したことが報知されるので、使用者は廃液の逆流に対して早急に対処できる。
【実施例4】
【0032】
図8を用いて、実施例4の廃液用パイプ201について説明する。なお廃液用パイプ201より上流の構成は実施例1と同じであるので説明を省略する。実施例4では、上向き配管400の周囲に設けられる受け皿500の底面とタンク600が接続配管601によって接続される。タンク600は、受け皿500よりも容積が大きい容器である。
【0033】
実施例4の構成によれば、実施例1と同様に、廃液用パイプ201を逆流する廃液は、開口部401から外部へ排出されるので、洗浄槽300に到達しない。また開口部401から排出される廃液は、受け皿500に受け止められた後、タンク600に回収される。タンク600は受け皿500よりも容積が大きいので、開口部401から排出される廃液が泡状でなかったり、液量がより多かったりする場合であっても、開口部401の周囲を汚さずに済む。
【実施例5】
【0034】
図9を用いて、実施例5の廃液用パイプ201について説明する。なお廃液用パイプ201より上流の構成は実施例1と同じであるので説明を省略する。実施例5では、実施例4のタンク600の中に水位センサ602が設置される。水位センサ602は、タンク600の中の液面高さを測定するセンサである。水位センサ602によって測定された液面高さの値は測定信号として制御部113に送信される。制御部113は、水位センサ602から送信される測定信号に基づいて、一連の処理を実行する。
【0035】
図10を用いて、実施例5の処理の流れの一例について、ステップ毎に説明する。
【0036】
(S1001)
制御部113は、水位センサ602から送信される測定信号に基づいて、タンク600の中の液面高さが第一水位に達したか否かを判定する。液面高さが第一水位に達するまでS1001は繰り返され、第一水位に達するとS1002へ処理が進められる。なお第一水位は、廃液用パイプ201の中で逆流した廃液が開口部401から排出され始めたことを示す値であり、後述される第二水位よりも低い値である。
【0037】
(S1002)
制御部113は、新規検体の受付を停止させる。ただし、既に自動分析装置で受け付けられた検体の分析動作は継続される。受付済みの検体の分析動作が途中で停止すると、検体の再取得、例えば血液の検体であれば再採血が必要になる場合がある。そこで受付済みの検体の分析動作を継続させることで、再取得が必要な検体の数を低減できる。
【0038】
(S1003)
制御部113は、漏水が検知されたことを報知する。漏水の報知は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置への表示や、スピーカーからの警告音の出力等によってなされる。サービスマンが携帯する端末に漏水が報知されても良い。
【0039】
(S1004)
制御部113は、水位センサ602から送信される測定信号に基づいて、タンク600の中の液面高さが第二水位に達したか否かを判定する。液面高さが第二水位に達するまでS1004は繰り返され、第二水位に達するとS1005へ処理が進められる。なお第二水位は、第一水位よりも高い値であり、例えばタンク600の許容量に対応する値である。
【0040】
(S1005)
制御部113は、分析動作を停止させる。分析動作が停止することで、洗浄槽300から廃液用パイプ201への廃液の流れが止められる。
【0041】
以上説明した処理の流れにより、廃液用パイプ201の中で廃液が逆流して開口部401から漏水すると、新規検体の受付は停止し、タンク600の中の液面高さが第二水位に達するまでは、受付済みの検体の分析動作が継続するので、再取得が必要な検体の数を低減できる。また漏水したことが報知されるので、使用者は廃液の逆流に対して早急に対処できる。そして液面高さが第二水位に達すると分析動作が停止するので、さらなる漏水を防止できる。
【0042】
なお第二水位は、反応ディスク107に保有される反応容器の数に基づいて設定されても良い。タンク600の中の液面高さが第一水位に達してから第二水位に達するまで検体の分析動作は継続されるので、この間に反応ディスク107に保有される全ての反応容器の分析動作が完了すれば検体の再取得が不要になる。すなわち一つの反応容器の分析動作によって生じる廃液の量をV、反応ディスク107に保有される反応容器の数をN、第一水位をL1、第二水位をL2、タンク600の水平面での断面積をSとするとき、次式を満たせば良い。
【0043】
L2-L1≧N・V/S … (式1)
なお(式1)を満たすように第二水位L2を設定しても良いし、L1やL2を固定値としてタンク600の水平面での断面積Sを設定しても良い。
【実施例6】
【0044】
図11を用いて、実施例6の廃液用パイプ201について説明する。なお廃液用パイプ201より上流の構成は実施例1と同じであるので説明を省略する。実施例6では、廃液用パイプ201が濃廃液用パイプ201Aと淡廃液用パイプ201Bに分けられる。
【0045】
濃廃液用パイプ201Aは、検体や感染物質が含まれる濃廃液が排出されるパイプであり、検体が触れた器具、例えば測定後の反応容器が洗浄される洗浄槽300に接続される。また濃廃液用パイプ201Aは調整配管202を介して濃廃液用廃液設備203Aに接続される。
【0046】
淡廃液用パイプ201Bは上向きに分岐する上向き配管400を有し、上向き配管400の先端には開口部401が設けられ、開口部401は洗浄槽300よりも下方に配置される。上向き配管400の周囲には受け皿500が設けられ、受け皿500の底面と濃廃液用廃液設備203Aは接続配管601によって接続される。
【0047】
実施例6の構成によれば、実施例1と同様に、淡廃液用パイプ201Bを逆流する廃液は、開口部401から外部へ排出されるので、洗浄槽300に到達しない。また開口部401から排出される廃液は、受け皿500に受け止められた後、濃廃液用廃液設備203Aに排出されるので、開口部401の周囲を汚さずに済む。なお濃廃液用パイプ201Aでは、洗剤を含む廃水が排出されることはまれであって排出量も少ないので逆流は生じにくいが、淡廃液用パイプ201Bと同様に、洗浄槽300よりも下方に配置される開口部401を先端に有する上向き配管400が設けられても良い。
【0048】
以上、本発明の複数の実施例について説明した。本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形しても良い。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、上記実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除しても良い。
【符号の説明】
【0049】
101:検体容器、102:検体搬送部、103:試薬容器、104:試薬ディスク、105:検体分注部、106:試薬分注部、107:反応ディスク、108:測定部、109:反応容器搬送部、110:検体吸引位置、111:消耗品保管部、112:消耗品搬送部、113:制御部、114:前処理用プローブ、115:前処理位置、116:攪拌位置、117:反応液分注位置、118:廃棄孔、119:試薬攪拌部、200:筐体、201:廃液用パイプ、201A:濃廃液用パイプ、201B:淡廃液用パイプ、202:調整配管、203:廃液設備、203A:濃廃液用廃液設備、300:洗浄槽、400:上向き配管、401:開口部、402:蓋、500:受け皿、501:漏水センサ、600:タンク、601:接続配管、602:水位センサ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11