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特許7587502ブロードバンド光源に基づく大面積のセルフイメージングリソグラフィ
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-12
(45)【発行日】2024-11-20
(54)【発明の名称】ブロードバンド光源に基づく大面積のセルフイメージングリソグラフィ
(51)【国際特許分類】
   G03F 7/20 20060101AFI20241113BHJP
【FI】
G03F7/20 501
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2021534816
(86)(22)【出願日】2019-12-06
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-02-07
(86)【国際出願番号】 US2019065053
(87)【国際公開番号】W WO2020131437
(87)【国際公開日】2020-06-25
【審査請求日】2022-12-05
(31)【優先権主張番号】16/230,667
(32)【優先日】2018-12-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】390040660
【氏名又は名称】アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】APPLIED MATERIALS,INCORPORATED
【住所又は居所原語表記】3050 Bowers Avenue Santa Clara CA 95054 U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】チャーダ, アービンダー
(72)【発明者】
【氏名】カニンガム, ケヴィン ロートン
【審査官】田中 秀直
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2002/0015919(US,A1)
【文献】特開昭61-289688(JP,A)
【文献】特表2014-507675(JP,A)
【文献】特開2009-147346(JP,A)
【文献】特開2003-075815(JP,A)
【文献】米国特許第09152040(US,B1)
【文献】特表2014-515501(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03F 7/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の光源の第1の光源が、複数の光ビームの第1の光ビームを、前記複数の光ビームの伝搬方向にあるマスクに投射することであって、前記第1の光ビームは:
横方向電気(TE)偏光、
横方向磁気(TM)偏光、および
部分偏光、
のうちの1つである第1の偏光を有する、前記第1の光ビームを投射することと、
前記複数の光源の第2の光源が、前記複数の光ビームの第2の光ビームを前記マスクに投射することであって、前記第2の光ビームは、前記第1の偏光とは異なる第2の偏光を有し、前記第2の偏光は:
TE偏光、
TM偏光、および
部分偏光、
のうちの1つである前記第2の光ビームを投射することと、
前記複数の光源の追加の光源が、前記複数の光ビームの追加の光ビームを、前記マスクに投射することであって、前記追加の光ビームは、前記第1の偏光および前記第2の偏光とは異なる第3の偏光を有し、前記第3の偏光は:
TE偏光、
TM偏光、および
部分偏光、
のうちの1つである前記追加の光ビームを投射することとを含み、
前記マスクの複数の分散要素は、前記複数の光ビームを次数モードビームに回折して、前記マスクと、その上に配置されたフォトレジスト層を有する基板との間の媒体に強度パターンを生成し、
前記強度パターンは、前記分散要素の周波数よりも高い空間周波数で繰り返されるサブ期間のパターンによって定義された複数の強度ピークを含み、前記サブ期間のパターンは、少なくとも1つの前記分散要素のピッチに比例した間隔で繰り返され、
前記サブ期間のパターンの前記強度ピークは、前記フォトレジスト層に複数の部分を書き込む、方法。
【請求項2】
前記複数の光ビームのそれぞれが、異なる入射角を有する、請求項に記載の方法。
【請求項3】
前記複数の光源のそれぞれが、位相遅延ドライバに結合される、請求項に記載の方法。
【請求項4】
前記複数の光源が、異なる入射角で取り付けられる、請求項に記載の方法。
【請求項5】
前記複数の光源のそれぞれが、
TE偏光、
TM偏光、および
部分偏光、
のうちの1つを有する光ビームを投射するための偏光デバイスを含む、請求項に記載の方法。
【請求項6】
前記次数モードビームが、0次モードビームと、
一次モードビーム、および
負の一次モードビーム
のうちの1つとからなる、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記基板が、
前記マスクのx軸、
前記マスクのy軸、および
前記マスクのx軸とy軸の両方、
のうちの少なくとも1つに対してある角度で傾斜され、前記マスクのx軸およびy軸は、前記マスクの主平面に対して平行な座標軸である、請求項1に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
背景
分野
[0001]本開示の実施形態は、一般に、リソグラフィに関する。より詳細には、本開示の実施形態は、大面積リソグラフィの方法に関する。
【背景技術】
【0002】
関連技術の説明
[0002]リソグラフィは、フラットパネルディスプレイなどのディスプレイデバイスで使用される光学部品や導波路構造の製造に広く使用されている。大面積基板は、フラットパネルディスプレイの製造にしばしば利用されている。一例では、フラットパネルディスプレイは、コンピュータ、タッチパネルデバイス、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、テレビモニターなどのアクティブマトリックスディスプレイに一般的に使用されている。
【0003】
従来の大面積基板のリソグラフィは、光ビームをマスクに投射することを含む。マスクは光ビームを受け取り、光ビームを回折して強度パターンを生成する。強度パターンのピークは、サブマイクロ幅を有する複数の部分を、マスクの下または後に配置された基板上に配置されたフォトレジストに書き込む。露光されたフォトレジストは、標準的な半導体プロセスを使用してエッチングされ、剛性または可撓性の基板、薄膜、または導波路上にパターンを転写することができる。部分の幅は、フラットパネルディスプレイに重要な機能を可能にするフェイーチャの重要な寸法に対応する。しかしながら、従来のリソグラフィプロセスでは得られない幅を有するフィーチャに対する要求およびデバイスのトレンドが存在する。したがって、当技術分野で必要とされるのは、低コストで高スループットかつ高効率で限界寸法の大面積サブミクロンパターニングを可能にするリソグラフィの改善された方法である。
【発明の概要】
【0004】
[0004]一実施形態では、方法が提供される。方法は、複数の光ビームの第1の光ビームを複数の光ビームの伝搬方向にあるマスクに投射することを含む。マスクは、複数の分散要素を有し、第1の光ビームは、横方向電気(TE)偏光、横方向磁気(TM)偏光、および部分偏光のうちの1つである第1の偏光を有する。複数の光ビームの第2の光ビームがマスクに投射される。第2の光ビームは、TE偏光、TM偏光、および部分偏光のうちの1つである第2の偏光を有し、第2の偏光は、第1の偏光とは異なる。マスクの複数の分散要素は、複数の光ビームを次数モードビームに回折して、マスクと、その上に配置されたフォトレジスト層を有する基板との間の媒体に強度パターンを生成する。複数の強度ピークを有する強度パターンは、フォトレジスト層に複数の部分を書き込む。
【0005】
[0005]一実施形態では、方法が提供される。方法は、最小波長の複数の光ビームの初期光ビームを複数の光ビームの伝搬方向にあるマスクに投射することを含む。マスクは、複数の分散要素を有する。複数の光ビームの各光ビームの波長は、複数の光ビームの最終光ビームが最大波長で投射されるまで増加する。マスクの複数の分散要素は、複数の光ビームを次数モードビームに回折して、マスクと、その上に配置されたフォトレジスト層を有する基板との間の媒体に強度パターンを生成する。複数の強度ピークを有する強度パターンは、フォトレジスト層に複数の部分を書き込む。
【0006】
[0006]さらに別の実施形態では、方法が提供される。方法は、複数の光ビームを同時に、複数の光ビームの伝搬方向にあるマスクに投射することを含む。複数の光ビームの各光ビームは、複数の波長の最小波長以上かつ最大波長以下の異なる波長を有する。マスクの複数の分散要素は、複数の光ビームを次数モードビームに回折して、マスクと、その上に配置されたフォトレジスト層を有する基板との間の媒体に強度パターンを生成する。複数の強度ピークを有する強度パターンは、フォトレジスト層に複数の部分を書き込む。
【0007】
[0007]本開示の上記の特徴を詳細に理解することができるように、上記で簡単に要約された本開示のより詳細な説明は、実施形態を参照することによって得ることができ、そのうちのいくつかは、添付の図面に示されている。しかしながら、添付の図面は例示的な実施形態のみを示しており、したがってその範囲を限定すると見なされるべきではなく、他の同等に有効な実施形態を認めることができることに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】[0008]一実施形態によるシステムの概略図である。
図2】[0009]一実施形態による大面積リソグラフィの方法のフロー図である。
図3A】[0010]一実施形態による、媒体における強度パターンの期間を示している。
図3B】[0011]一実施形態による強度パターンの横方向パターンの平面の正規化された線強度を示している。
図4A】[0012]一実施形態による、媒体中の強度パターンの周期に対応する部分を示す。
図4B】[0013]一実施形態による、媒体中の強度パターンの周期に対応する部分を示す。
図4C】[0014]一実施形態による、媒体中の強度パターンの横方向パターンに対応する部分を示す。
図4D】[0015]実施形態による、伝搬距離内の部分の複数の強度ピークの正規化された強度パターンを示している。
図4E】[0016]一実施形態による、伝搬距離内の部分の複数の強度ピークの正規化された強度パターンを示している。
図4F】[0017]実施形態による、伝搬距離内の部分の複数の強度ピークの正規化された強度パターンを示している。
図5A】[0018]一実施形態による、マスクのx軸に対してある角度で傾斜されたステージの概略図である。
図5B】[0019]一実施形態による、マスクのx軸に対してある角度で傾斜されたステージの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[0020]理解を容易にするために、可能な場合は、図に共通する同一の要素を示すために同一の参照番号が使用されている。一実施形態の要素および特徴は、さらに挙げることなく、他の実施形態に有益に組み込まれ得ることが企図される。
【0010】
[0021]ここに記載の実施形態は、フォトレジストに書き込まれる部分の幅を減少させるための大面積リソグラフィの方法を提供する。方法の一実施形態は、最小波長の複数の光ビームの初期光ビームを、複数の光ビームの伝搬方向にあるマスクに投射することを含む。マスクは、複数の分散要素を有する。複数の光ビームの各光ビームの波長は、複数の光ビームの最終光ビームが最大波長で投射されるまで増加する。マスクの複数の分散要素は、複数の光ビームを次数モードビームに回折して、マスクと、その上に配置されたフォトレジスト層を有する基板との間の媒体に強度パターンを生成する。複数の強度ピークを有する強度パターンは、フォトレジスト層に複数の部分を書き込む。
【0011】
[0022]図1は、ここに記載の実施形態から利益を得ることができる、リソグラフィシステムなどのシステム100の概略図である。システム100は、ステージ122、1つまたは複数の光源120、およびマスク108を含む。基板102は、ステージ122によって支持されている。本明細書に記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、1つまたは複数の光源120は、マスク108の表面積よりも小さい投影面積を有する。マスク108は、1つまたは複数の光源120および基板102に対してマスク108を配置するために、マスク108をX方向および/またはY方向に移動させるように構成されたアクチュエータ162に結合される。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる別の実施形態では、1つまたは複数の光源120は、基板102の表面積よりも小さい投影面積を有する。ステージ122は、X方向および/またはY方向に移動して、1つまたは複数の光源120およびマスク108に対して基板102を配置するように構成される。しかしながら、1つまたは複数の光源120の投影面積が、基板102の表面積およびマスク108の表面積以上である場合、ここに記載の方法の実施形態は、ステージ122またはマスク108の移動を必要としない。
【0012】
[0023]ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、ステージ122は、基板102は、マスク108のx軸、y軸、またが、x軸とy軸の両方に対してある角度で配置されるように、傾斜するようにさらに構成される。一実施形態では、エンコーダ128は、ステージ122の位置の情報をコントローラ126に提供するために、ステージ122に結合される。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる別の実施形態では、エンコーダ128は、マスク108から送信された光の強度を測定することができる光検出器アレイを含む。コントローラ126は、ステージ122および1つまたは複数の光源120に結合されるか、またはそれらと通信することができる。コントローラ126は、一般に、ここに記載の方法の制御および自動化を容易にするように設計されている。コントローラ126は、ステージ122および1つまたは複数の光源120に結合されるか、またはそれらと通信することができる。1つまたは複数の光源120およびエンコーダ128は、基板処理および基板位置合わせに関する情報をコントローラ126に提供することができる。例えば、1つまたは複数の光源120は、基板処理が完了したことをコントローラ126に警告するために、コントローラ126に情報を提供することができる。
【0013】
[0024]基板102は、フラットパネルディスプレイの一部として使用される任意の適切な材料、例えばガラスを含む。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる他の実施形態では、基板102は、フラットパネルディスプレイの一部として使用することができる他の材料でできている。例えば、材料は、プラスチックまたは無色のポリイミドを含む。基板102は、そのパターンエッチングなどにより、その上にパターン形成されるフィルム層と、パターン化されるフィルム層上に形成されるフォトレジスト層104とを有し、該層は電磁放射、例えば、UVまたは深紫外線「光」に感応性である。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、フォトレジスト層104は、ポジ型フォトレジストである。ポジ型フォトレジストは、放射線に曝されたとき、電磁放射を使用してパターンがフォトレジストに書き込まれた後、フォトレジストに塗布されたフォトレジスト現像液にそれぞれ可溶性であるフォトレジストの部分を含む。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、フォトレジスト層104は、ネガ型フォトレジストである。ネガ型フォトレジストは、放射線に曝されたとき、電磁放射を使用してパターンがフォトレジストに書き込まれた後、フォトレジストに塗布されたフォトレジスト現像液に対してそれぞれ不溶性になるフォトレジストの部分を含む。フォトレジスト層104の化学組成は、フォトレジストがポジ型フォトレジストであるかネガ型フォトレジストであるかを決定する。フォトレジストの例には、ジアゾナフトキノン、フェノールホルムアルデヒド樹脂、ポリ(メチルメタクリレート)、ポリ(メチルグルタルイミド)、およびSU-8のうちの少なくとも1つが含まれるが、これらに限定されない。フォトレジスト層104を電磁放射に曝した後、フォトレジストが現像されて、下にあるフィルム層上にパターン化されたフォトレジストが残る。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる別の実施形態では、フォトレジスト層104は、デュアルトーンフォトレジストである。デュアルトーンレジストは、2つのしきい値強度を有する。2つのしきい値強度の上下で、デュアルトーンレジストは、ポジ型フォトレジストおよびネガ型フォトレジストそれぞれとして機能し、その逆も同様である。次に、パターン化されたフォトレジストを使用して、下にある薄膜がフォトレジストの開口部を通してパターンエッチングされる。一実施形態では、エッチングされた下にある薄膜パターンは、ワイヤグリッド偏光子または周波数選択面などの光学部品、またはディスプレイパネルの電子回路の一部を形成する。
【0014】
[0025]マスク108が円錐状に照明されるように、各1つまたは複数の光源アセンブリは、異なる入射角で取り付けられ得る。1つまたは複数の光源120のそれぞれは、1つまたは複数の光ビーム152を放出するように動作可能である。図1に示されるように、1つまたは複数の光源120は、第1の光源158および第2の光源160を含む。第1の光源158および第2の光源160が図1に示されているが、システム100は、追加の光源120を含み得る。各光ビーム152は、中心波長λを有する。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、中心波長λは、約10ナノメートル(nm)~約632nmである。光源120の発光スペクトルは、部分的な帯域幅を有する。分数帯域幅は、中心波長λの波長広がりの比率であり、パーセンテージで表される。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、部分帯域幅は、約0.01%~約20%である。中心波長λは、空間強度プロファイルでの波長依存強度を含む。一実施形態では、光ビーム152はコヒーレントである。別の実施形態では、光ビーム152はインコヒーレントである。別の実施形態では、空間強度プロファイルは、三角形プロファイル、台形プロファイル、指数関数的、均一、またはガウスプロファイルである。本明細書に記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、1つまたは複数の光ビーム152は、偏光子などの偏光装置を含む1つまたは複数の光源120から投射され、1つまたは複数の光ビーム152を、横方向電気(TE)偏光、横方向磁気(TM) 偏光、および/または部分偏光などの非偏光として投射する。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、1つまたは複数の光源120の各光源は、ランダム位相遅延ドライバおよび一定位相遅延ドライバなどの位相遅延ドライバに結合されている。
【0015】
[0026]ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、1つまたは複数の光源120は、広幅ダイオード、レーザーダイオード、リン光物質、多分散量子ドット(QD)からの光輝度または電気輝度、および/または広帯域発光量子井戸である。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、1つまたは複数の光源は、高調波、和、および/または差周波数の生成を可能にする非線形材料、ストークスおよびアンチストークスシフトを可能にする材料、および/またはパルサーを含む。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、1つまたは複数の光源は、プラズマ放電分布および光学素子を使用して成形される所望のスペクトルを生成する。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、1つまたは複数の光源120は、1つまたは複数のビーム成形光学系118を含み得る。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、1つまたは複数の光源120の各光源は、1つまたは複数の光ビーム152の光ビームに対応する。例えば、第1の光源158は、第1の光ビームを放出するように動作可能であり、第2の光源160は、1つまたは複数の光ビーム152の第2の光ビームを放出するように動作可能である。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、各光ビーム152は、中心波長λの約0.01%~約20%の部分帯域幅を有する。発光スペクトルは、波長に依存する強度で約1nm~約20nm変化する可能性がある。広帯域光源は、レーザーダイオードであり得る。1つまたは複数のビーム成形光学系118の各ビーム成形光学系は、少なくとも1つのスペクトルモジュールおよび少なくとも1つの空間モジュールを含む。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、スペクトルおよび空間モジュールを光源120に統合することができる。スペクトルモジュールは、発光スペクトルで広帯域光をスペクトル発光プロファイルにフィルタリングする。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、スペクトル発光プロファイルは、約0.01ナノメートル(nm)~約20nmである。空間モジュールは、スペクトル放射プロファイルでの光の強度スペクトルを空間強度プロファイルにフィルタリングする。
【0016】
[0027]ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、マスク108は基板102の上にある。マスク108は、マスク108とフォトレジスト層104との間に媒体106を備えた基板102のフォトレジスト層104上に配置される。マスク108は、複数の分散要素134がその上に配置された第1の表面130および第2の表面132を有する本体110を含む。本体108は、第1の表面130から第2の表面132までの第1の厚さ136を有する。各分散要素134は、高さ138および幅140を有する。高さ138は、分散要素134の第2の表面132から上面142までである。幅140は、分散要素134の第1の側壁144から第2の側壁146までである。ピッチ148は、隣接する分散要素134の第1の側壁144間の距離である。第1のデューティサイクルは、幅140をピッチ148で割ることによって決定される。図1に示されるように、本明細書に記載される他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態において、各分散要素134の上面142は、上面142とフォトレジスト層104との間の距離150でフォトレジスト層104に向かって配向されている。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる別の実施形態では、本体110の第1の表面130は、第1の表面130とフォトレジスト層104との間の距離150で、フォトレジスト層104に向かって配向されている。
【0017】
[0028]本体110およびマスク108の複数の分散要素134は、ガラス、シリコンオキシカーバイド(SiOC)、二酸化チタン(TiO2)、二酸化ケイ素(SiO2)、バナジウム(IV)酸化物(VOx)、酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、五酸化タンタル(Ta2O5)、窒化ケイ素(Si3N4)、窒化チタン(TiN)、および二酸化ジルコニウム(ZrO2)を含有する材料のうちの少なくとも1つの透明材料からなる。本体110は第1の屈折率を有し、複数の分散要素134は第2の屈折率を有する。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、第1の屈折率および第2の屈折率は異なる。例えば、第2の屈折率は、本体110の透明材料の第1の組成物よりも大きな屈折率を有する透明材料の第2の組成物を含む複数の分散要素134によって第1の屈折率よりも大きくてもよい。媒体106は、1.0の屈折率を有する空気、または空気よりも大きい屈折率を有する油などの他の材料であり得る。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、分散要素134のそれぞれは、1次元、2次元、または3次元の周期的、準周期的、または非周期的であり得る。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる別の実施形態では、分散要素134のそれぞれは、回折光学要素、例えば、ワイヤグリッド偏光子、フォトニック結晶、光バッファ、および/または周波数選択性フィルタを表すことができる。
【0018】
[0029]図2は、大面積リソグラフィの方法200のフロー図である。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、システム100は、方法200に利用される。システム100は例示的なシステムであり、他の製造業者からのシステムを含む他のシステムは、本開示の態様を達成するために使用または変更され得ることは理解されるべきである。動作201で、1つまたは複数の光ビーム152がマスク108に投射される。各光ビーム152は、中心波長λを有する。動作202において、マスク108は、1つまたは複数の光ビーム152を受け取り、入射光ビーム152を1つまたは複数の次数モードビーム154に回折する。複数の分散要素134のそれぞれは、入射光ビーム152を受け取り、入射光ビーム152を1つまたは複数の次数モードビーム154に回折する。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、1つまたは複数の次数モードビーム154は、ゼロ次モード(T0)ビーム、一次モード(T1)ビーム、および負の一次モード(T-1)ビームを含む。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる別の実施形態では、1つまたは複数の次数モードビーム154は、T0ビーム、T1ビーム、T-1ビーム、二次モード(T2)ビーム、および負の二次モード(T-2)ビームを含む。
【0019】
[0030]動作203において、1つまたは複数の次数モードビーム154は、媒体106内に強度パターン101を生成する。強度パターン101は、平面によって媒体106の伝搬距離117内で周期的に繰り返される複数の強度ピーク103を含み、ここでさらに詳細に説明される。強度パターン101の周期121は、フォトレジスト層104を横切るトラバース距離119で媒体106内で周期的に繰り返される。動作204において、媒体106において、フォトレジスト層104と接触する複数の強度ピーク103の各強度ピークは、複数の部分105の一部をフォトレジスト層104に書き込む。レジストを露光する前に、光検出器を使用して強度をマッピングできる。複数の部分105の各部分は、高さ107、幅109、およびサブ期間111を有する。高さ107は、フォトレジスト層104の厚さ156に対応する。幅109は、その部分の第1のエッジ113と第2のエッジ115との間の距離である。サブ期間111は、隣接する第1のエッジ113との間の距離である。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる別の実施形態では、複数の部分105のうちの少なくとも1つの部分の幅109は、1つの期間121内で異なる。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、フォトレジスト層104は、ZEP、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、PI、およびAZレジスト材料のうちの少なくとも1つを含む。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、底部反射防止コーティング(BARC)が基板102の上に配置されている。ハードマスク層を基板102上に配置することができる。ハードマスク層は、Cr材料、SiOC材料、TiO2材料、SiO2材料、VOx材料、Al2O3材料、ITO材料、ZnO材料、Ta2O5材料、Si3N4材料、TiN材料、およびZrO2材料の少なくとも1つを含む。図3Aは、媒体106内の強度パターン101の横方向パターン310を示している。
【0020】
[0031]ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、強度パターン101は、約190nmの中心波長λおよび約0.5%の分数帯域幅を有する1つまたは複数の光ビーム152によって生成される。横方向パターン302は、フォトレジスト層104の長さにわたってトラバース距離302で媒体106で周期的に繰り返される。横方向パターン301は、幅109を含む2つ以上のサブ期間111を含むことができる。複数の強度ピーク103は、マスク108から媒体106を横切って平面304によって伝搬距離303で周期的に繰り返される。平面304は、透過光の伝搬方向に沿った単色光について、λ/√(1-(1-(λ2/d2))の間隔で繰り返される。平面304は、タルボット平面としても知られている。強度ピーク103は、タルボット平面の奇数倍および偶数倍で、互いに対して半周期だけ変位されている。多色光の場合、平面304は、光の伝搬方向に依存しない画像がZmで観察される個々の波長の干渉の結果である。光の伝搬方向に依存しない画像は、マスク108よりも高い空間周波数を有する傾向があり、約(d2Δλ)/λ2の間隔で繰り返され、λは光ビーム152の中心波長λであり、Δλは光ビーム152の最小値と最大値との差であり、dはマスク108の分散要素134のピッチ148である。図3Bは、強度パターン101の横方向パターン302の平面304の正規化された線強度を示している。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、平面304の1つは、約100マイクロメートル(μm)に位置している。平面304は、1つまたは複数の強度ピーク103、例えば、103a、103b、および103cを含む。強度ピーク103の幅306は、複数の部分105の一部の幅109に対応する。強度最小310の幅308および幅306は、複数の部分105の部分のサブ期間111に対応する。幅109を減少させ、サブ期間111を制御するために、強度ピーク103の数は、平面304において増加しなければならない。幅109を減らし、サブ期間111を制御するために、強度ピーク最大値(103a、103bおよび/または103c)と強度最小値310との間のコントラスト比を最大にする必要がある。コントラスト比は、最大強度(103a、103bまたは103b)および最小強度310の差の、最大強度および最小強度の合計に対する比として定義される。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができるここに記載の実施形態は、インコヒーレントまたは部分的にコヒーレントである複数の光ビーム152を利用する。
【0021】
[0032]ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、顕著な強度ピーク103の数を増加させる、および/または平面304内のコントラスト比を増加させるために、複数の光ビーム152が、異なる偏光を有する少なくとも1つの光ビーム152でマスク108に投射される。図4Aは、媒体106内の強度パターン101の横方向パターン310に対応する部分400を示している。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、部分400は、TM偏光ビーム152の強度パターン402である。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる別の実施形態では、部分400は、TE偏光ビーム152の強度パターン404である。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができるさらに別の実施形態では、部分400は、非偏光ビーム152、すなわち部分的に偏光された光ビームの強度パターン402である。横方向パターン302は、トラバース距離302において媒体106内で周期的に繰り返される。複数の強度ピーク103は、平面304によって伝搬距離303で周期的に繰り返される。図4Aに示すように、TM偏光ビーム152、TE偏光ビーム152、および非偏光ビーム152は、伝搬距離303において長手方向に複数の強度ピーク103を変位させる。幅109を減少させ、サブ期間111を制御するために、複数の光ビーム152が、異なる偏光を有する少なくとも1つの光ビーム152でマスク108に投射されて、顕著な強度ピーク103の数を増加させ、および/または平面304のコントラスト比を増加させる。
【0022】
[0033]ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、1つまたは複数の光源120の第1の光源は、複数の光ビーム152の第1の光ビームを投射する。第1の光ビームは、TE偏光、TM偏光、および非偏光偏光のうちの1つである第1の偏光を有する。1つまたは複数の光源120の第2の光源は、複数の光ビーム152の第2の光ビームを投射する。第2の光ビームは、TE偏光、TM偏光、および第1の偏光とは異なる非偏光の偏光のうちの1つである第2の偏光を有する。1つまたは複数の光源120の追加の光源は、複数の光ビーム152の光ビームを投射することができる。各光ビームは、第1の偏光および第2の偏光のうちの少なくとも1つとは異なる、TE偏光、TM偏光、および非偏光のうちの1つである偏光を有する。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、第1の光源、第2の光源、および1つまたは複数の光源120の追加の光源は、実質的に同時に投射する。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、第1の光源、第2の光源、および1つまたは複数の光源120の追加の光源は、異なる時間に投射する。
【0023】
[0034]図4Bは、媒体106内の強度パターン101の横方向パターン302に対応する部分401を示している。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、各部分401は、TM偏光ビーム152の強度パターン402である。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる別の実施形態では、各部分401は、TE偏光ビーム152の強度パターン404である。図4Bに示されるように、入射角Θは、伝搬距離303において長手方向に複数の強度ピーク103を変位させる。幅109を減らし、サブ期間111を制御するために、複数の光ビーム152は、平面304内の強度ピーク103の数を増加させるために、入射角Θを有する少なくとも1つの光ビーム152を用いてマスク108に投射される。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、1つまたは複数の光源120は、マスク108が異なる入射角Θを有する光ビーム152で照射されるように、異なる入射角で取り付けられ得る。例えば、1つまたは複数の光源120は、円錐形に配置されている。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる別の実施形態では、1つまたは複数の光源120のそれぞれは、ランダム位相遅延ドライバに結合されて、伝搬距離303内の複数の強度ピーク103を長手方向に変位させる。
【0024】
[0035]ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、強度ピーク103の数を増加させるため、および/または平面304内のコントラスト比を増加させるために、インコヒーレントな複数の光ビーム152がマスク108に投射される。図4Cは、媒体106の強度パターン408の横方向パターン310に対応する部分403を示している。図4Dは、伝播距離303における部分403の複数の強度ピーク103の正規化された強度を示している。複数の光ビーム152の最終光ビームが最大波長λmaxで投射されるまで、部分403の強度パターン408は、最小波長λminで複数の光ビーム152の初期光ビームを投射し、複数の光ビーム152の各光ビームの波長λを増加させることから形成される。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、第1の光源158は、最小波長λminを有する第1の光ビームを放出するように動作可能であり、第2の光源160は、最大波長λmaxを有する第2の光を放出するように動作可能である。1つまたは複数の光源120の追加の光源は、最小波長λmin以上最大波長λmax以下の異なる波長λを有する光ビーム152を投射する。分数帯域幅、すなわち、最大波長λmaxと最小波長λminとの差Δλを中心波長λで割ったものは、約0.01%~約20%である。図4Dに示されるように、強度ピーク103の数および/またはコントラスト比は、平面304において増加する。
【0025】
[0036]図4Eは、媒体106内の強度パターン101の横方向パターン302に対応する部分405を示している。図4Fは、伝播距離303における部分405の複数の強度ピーク103の正規化された強度を示している。部分405の強度パターン410は、複数の光ビーム152の各光ビームと同時に、複数の波長の最小波長λmin以上最大波長λmax以下の異なる中心波長λを有する複数の光ビーム152を投射することから形成される。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる一実施形態では、第1の光源158は、最小波長λminを有する第1の光ビームを放出するように動作可能であり、第2の光源160は、最大波長λmaxを有する第2の光を放出するように動作可能である。1つまたは複数の光源120の追加の光源は、最小波長λmin以上最大波長λmax以下の異なる波長λを有する光ビーム152を投射する。最大波長λmaxと最小波長λminを中心波長λで割った差Δλは、約0.01%~約20%である。図4Fに示されるように、強度ピーク103の数は、平面304において増加している。ここに記載の実施形態では、100nmと同じ程度の有限のレジストの厚さは、コントラスト比を増加させる傾向がある。
【0026】
[0037]複数の波長の干渉に起因して、光伝搬方向に沿ったいくつかの平面では、結果として生じる強度パターン408は、マスク108よりも大きい空間周波数を有する個々の波長の応答の平均である。複数の部分105のサブ期間111および幅109は、入力光源120の空間的およびスペクトル的特性に依存するであろう。特定の位置、例えば、有限フォトレジストを有する基板102の40μmおよび80μmでは、コントラスト比は、強度ピークZmをもたらすラインダブリングを可能にするのに十分である。フォトレジスト層104に転写されたラインおよび空間パターンは、マスクベアリングフィーチャのラインおよび空間パターンの周期の半分の周期を有する。基板102およびフォトレジストの厚さの他の位置では、セルフイメージングを実行することが可能であり、すなわち、フォトレジスト層104のパターンは、マスクベアリングフィーチャのパターンと同じであるか、またはマスク108とは異なるラインおよび空間を有するフォトレジスト層104のパターンを有することが可能である。
【0027】
[0038]図5Aは、マスク108のx軸に対してある角度で傾斜したステージ122の概略図である。ここに記載の他の実施形態と組み合わせることができる他の実施形態では、ステージ122は、マスク108のy軸、またはx軸とy軸の両方に対してある角度で傾斜されている。ステージ122を傾けることで、フォトレジスト層104と接触する複数の強度ピーク103の各強度ピークが、複数の部分505の一部をフォトレジスト層14に書き込むように、マスク108のx軸、y軸、またはx軸とy軸の両方に対してある角度で基板102が配置される。複数の部分105の各部分は、高さ107、幅109、およびサブ期間111を有する。複数の部分505の部分の第1のエッジ513および第2のエッジ515は、マスク108のx軸に対してある角度で基板102を配置した結果として角度が設けられている。
【0028】
[0039]図5Bは、マスクのx軸に平行なステージ122の概略図である。強度パターン101の複数の強度ピーク103は、結果として、2つの連続する次数モードからなる次数モードビーム154が傾斜したパターンで配置される。たとえば、ゼロ次モード(T0)ビームと、一次モード(T1)ビームおよび負の1次モード(T-1)ビームのいずれかである。媒体106内のゼロ次モード(T0)ビームおよび一次モード(T1)ビームの1つおよび負の一次モード(T-1)ビームは、少なくとも角度が設けられた分散要素134によって、または相望遠鏡、ベルトランレンズ、またはダイアフラムを組み込むことによって回折される。。フォトレジスト層104と接触する複数の強度ピーク103の各強度ピークは、複数の部分505の一部をフォトレジスト層104に書き込む。複数の部分505の各部分は、高さ107、幅109、およびサブ期間111を有する。複数の部分505の部分の第1のエッジ513および第2のエッジ515は、ゼロ次モード(T0)ビームおよび一次モード(T1)ビームの1つおよび負の一次モード(T-1)ビームの結果として角度が設けられる。
【0029】
[0040]要約すると、フォトレジストに書き込まれる複数の部分の幅を減少させるための大面積リソグラフィの方法がここに記載されている。リソグラフィの方法は、低コストで高スループットおよび高効率で限界寸法の大面積サブミクロンパターニングを可能にする。マスクとフォトレジストとの間の媒体内の伝搬距離における平面内のパターンの強度ピークの数を増加させることの利用は、幅を減少させ、複数の部分のピッチを制御する。
【0030】
[0041]上記は本開示の実施形態に向けられているが、本開示の他のおよびさらなる実施形態は、その基本的な範囲から逸脱することなく考案することができ、その範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。
図1
図2
図3A
図3B
図4A
図4B
図4C
図4D
図4E
図4F
図5A
図5B