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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-11-19
(45)【発行日】2024-11-27
(54)【発明の名称】タングステン柱を形成する方法
(51)【国際特許分類】
   C23C 16/04 20060101AFI20241120BHJP
   C23C 16/08 20060101ALI20241120BHJP
【FI】
C23C16/04
C23C16/08
【請求項の数】 14
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022186147
(22)【出願日】2022-11-22
(62)【分割の表示】P 2018088620の分割
【原出願日】2018-05-02
(65)【公開番号】P2023029868
(43)【公開日】2023-03-07
【審査請求日】2022-12-22
(31)【優先権主張番号】62/500,213
(32)【優先日】2017-05-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】390040660
【氏名又は名称】アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】APPLIED MATERIALS,INCORPORATED
【住所又は居所原語表記】3050 Bowers Avenue Santa Clara CA 95054 U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】マリック, アブヒジット バス
(72)【発明者】
【氏名】マンナ, プラミット
(72)【発明者】
【氏名】チェン, イーホン
(72)【発明者】
【氏名】トアン, ツーチン
(72)【発明者】
【氏名】チェン, ルイ
(72)【発明者】
【氏名】チアン, シーシー
【審査官】宮脇 直也
(56)【参考文献】
【文献】特開平02-090518(JP,A)
【文献】特開2014-027294(JP,A)
【文献】特開平07-147321(JP,A)
【文献】特開平07-094491(JP,A)
【文献】特開平08-037145(JP,A)
【文献】特開昭62-298110(JP,A)
【文献】特開2011-254063(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2011/0061733(US,A1)
【文献】特開平06-112155(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C23C 16/00 -16/56
H01L 21/28 -21/288
21/44 -21/445
29/40 -29/51
21/205;21/31;21/365;21/469;21/86
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
処理方法であって、
基板表面に少なくとも1つの特徴を形成するパターニングされた膜を設けることであって、前記少なくとも1つの特徴が、前記パターニングされた膜の上面から底面へと深さにわたって延在し、前記少なくとも1つの特徴が、第1の側壁及び第2の側壁によって画定された幅を有する、パターニングされた膜を設けることと、
前記少なくとも1つの特徴を充填し且つ前記パターニングされた膜の前記上面の上で延在するように、約-100℃から約50℃までの温度範囲で、アモルファスシリコン膜を前記パターニングされた膜に堆積させることであって、前記アモルファスシリコン膜を堆積させることは、前記基板表面をシラン、ジシラン、トリシラン、又はテトラシランのうちの1つ又は複数を含む前駆体に曝露することを含む、アモルファスシリコン膜を堆積させることと、
前記アモルファスシリコン膜の上部を前記パターニングされた膜の前記上面に等しいか又はそれより低い高さに下げるために前記アモルファスシリコン膜を凹ませて、凹んだアモルファスシリコン膜を形成することと、
前記凹んだアモルファスシリコン膜をタングステン膜に変換させることと、
前記タングステン膜を膨張させて、前記少なくとも1つの特徴から延在する柱を形成することと
を含む方法。
【請求項2】
前記膜を堆積させることが、約133.322Paから約1333.22Pa(約1Tから約10T)の範囲内の圧力で行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記膜を堆積せることが、約10Wから約200Wの範囲内の電力を有するRFプラズマを用いて行われる、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記膜を堆積させることが、前記前駆体のための共反応体がない状態で行われる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記アモルファスシリコン膜を凹ませることが、前記アモルファスシリコン膜をエッチングすることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記アモルファスシリコン膜をエッチングすることが、臭素系エッチャントを使用する反応性イオンエッチング処理を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記アモルファスシリコン膜を凹ませることが、前記アモルファスシリコン膜を水素プラズマ又は水素ラジカルに曝露することを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記凹んだアモルファスシリコン膜をタングステン膜に変換させることが、前記凹んだアモルファスシリコン膜をWFに曝露することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
WFに曝露することが、約300℃から約550℃の範囲内の温度で、かつ、約1333.22Paから約13332.2Pa(約10Tから約100T)の範囲内の圧力で行われる、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記凹んだアモルファスシリコン膜の実質的に全てがタングステンに変換される、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記タングステン膜を膨張させることが、前記タングステン膜を酸化させることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記柱が前記少なくとも1つの特徴から実質的にまっすぐ上に延在する、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
処理方法であって、
基板表面に少なくとも1つの特徴を形成するパターニングされた膜を設けることであって、前記少なくとも1つの特徴が、上面から底面へと深さにわたって延在し、前記少なくとも1つの特徴が、第1の側壁及び第2の側壁によって画定された幅を有する、パターニングされた膜を設けることと、
前記基板表面をシラン、ジシラン、トリシラン、又はテトラシランのうちの1つ又は複数を含むシリコン前駆体に曝露して、前記基板表面上での熱分解によってアモルファスシリコン膜を堆積させて、前記少なくとも1つの特徴を充填し、前記基板表面の上に延在させることと、
前記アモルファスシリコン膜を前記パターニングされた膜の前記上面に等しいか又はそれより低い高さに下げるために、前記アモルファスシリコン膜を水素プラズマ又は水素ラジカルでエッチングして凹ませて、凹んだアモルファスシリコン膜を形成することと、
前記凹んだアモルファスシリコン膜をタングステン前駆体に曝露して、前記凹んだアモルファスシリコン膜と反応させて、前記アモルファスシリコン膜の実質的に全てをタングステン膜に変換することと、
前記少なくとも1つの特徴から実質的にまっすぐ上に延在するタングステン柱を形成するように前記タングステン膜を膨脹させるために、前記タングステン膜を酸化させることと、を含む方法。
【請求項14】
処理方法であって、
基板表面に少なくとも1つの特徴を形成するパターニングされた膜を設けることであって、前記少なくとも1つの特徴が、上面から底面へと深さにわたって延在し、前記少なくとも1つの特徴が、第1の側壁及び第2の側壁によって画定された幅を有する、パターニングされた膜を設けることと、
前記基板表面をシラン、ジシラン、トリシラン、又はテトラシランのうちの1つ又は複数を含むシリコン前駆体に曝露して、前記基板表面上での熱分解によって、アモルファスシリコン膜を堆積させ、前記少なくとも1つの特徴を充填し、前記パターニングされた膜の前記上面上に延在させることであって、前記熱分解は、シリコンの共反応体がない状態で、且つ、プラズマがない状態で約300℃から約550℃までの温度範囲で、又はプラズマありの状態で約-100℃から約50℃までの温度範囲で生じる、前駆体に曝露することと、
前記アモルファスシリコン膜の上部を前記パターニングされた膜の前記上面に等しいか又はそれより低い高さに下げるために、前記アモルファスシリコン膜を水素プラズマ又は水素ラジカルでエッチングして凹ませて、凹んだアモルファスシリコン膜を形成する、エッチングすることと、
前記凹んだアモルファスシリコン膜をWFを含むタングステン前駆体に約300℃から約550℃の範囲内の温度で曝露して、前記凹んだアモルファスシリコン膜と反応させて、前記アモルファスシリコン膜の実質的に全てをタングステン膜に変換することと、
前記少なくとも1つの特徴から実質的にまっすぐ上に延在するタングステン柱を形成するように前記タングステン膜を膨脹させるために、前記タングステン膜を酸化させることと、を含む方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本開示は、概して、薄膜を堆積且つ処理する方法に関する。具体的には、本開示は、基板内のトレンチを充填するプロセスに関する。
【背景技術】
【0002】
[0002]半導体業界では、単位面積当たりの機能性を増大させるために、トランジスタの寸法が益々縮小しているチップが急速に開発されている。デバイスの寸法が縮小するにつれて、デバイス間の間隙/空間も縮小し、デバイス同士を互いから物理的に隔離することが益々難しくなっている。デバイス間の高アスペクト比のトレンチ/空間/間隙の中の充填は、高品質誘電材料で不規則な形状していることが多いが、これは、間隙充填、ハードマスク、及びスペーサの用途を含む既存の方法を用いた実装において、益々課題となっている。選択的堆積方法は、典型的に、マスク材料を基板に堆積することと、パターニングされたマスクを形成するために、マスク材料をパターニングすることとを含む。次いで、マスクのパターニングの後、基板の領域がパターニングされたマスクを通して露出する場合がある。基板の非注入領域を露出するために、パターニングされたマスクを基板から取り除くことができ、材料を基板の選択された領域に選択的に堆積することができる。
【0003】
[0003]当該技術分野において、より小さな臨界寸法を有するチップの設計のための新しい方法が必要とされている。さらに、ハードマスク及びスペーサの用途において、並びにパターニングされた膜を基板上で形成する方法において、高品質な金属酸化物膜が目下必要とされている。
【発明の概要】
【0004】
[0004]本開示の1つ又は複数の実施形態は、基板表面に少なくとも1つの特徴を形成するパターニングされた膜を設けることを含む処理方法を対象としている。少なくとも1つの特徴は、パターニングされた膜の上面から底面へと深さにわたって延在する。少なくとも1つの特徴は、第1の側壁及び第2の側壁によって画定された幅を有する。少なくとも1つの特徴を充填し且つパターニングされた膜の上面の上で延在するように、膜をパターニングされた膜に堆積する。膜の上部をパターニングされた膜の上面に等しいか又はそれより低い高さに下げるために膜を凹ませて、凹んだ膜を形成する。凹んだ膜は、タングステン膜に変換させられる。タングステン膜を膨張させて、少なくとも1つの特徴から延在する柱を形成する。
【0005】
[0005]本開示のさらなる実施形態は、基板表面に少なくとも1つの特徴を形成するパターニングされた膜を設けることを含む処理方法を対象としている。少なくとも1つの特徴は、上面から底面へと深さにわたって延在し、第1の側壁及び第2の側壁によって画定された幅を有する。基板表面が、シラン、ジシラン、トリシラン、又はテトラシランのうちの1つ又は複数を含む前駆体に曝露され、少なくとも1つの特徴を充填し且つ基板表面の上で延在するように、アモルファスシリコン膜が熱分解によって基板表面に堆積される。アモルファスシリコン膜は、水素プラズマ又は水素ラジカルでエッチングされ、膜の上部をパターニングされた膜の上面に等しいか又はそれより低い高さに下げるためにアモルファスシリコン膜が凹まされ、それにより、凹んだアモルファスシリコン膜が形成される。凹んだアモルファスシリコン膜は、タングステン前駆体に曝露される。タングステン前駆体は、凹んだアモルファスシリコン膜と反応し、実質的に全てのアモルファスシリコン膜がタングステン膜に変換される。タングステン膜は、タングステン膜を膨張するために酸化され、少なくとも1つの特徴から実質的にまっすぐ上に延在するタングステン柱が形成される。
【0006】
[0006]本開示のさらなる実施形態は、基板表面に少なくとも1つの特徴を形成するパターニングされた膜を設けることを含む処理方法を対象としている。少なくとも1つの特徴は、上面から底面へと深さにわたって延在し、第1の側壁及び第2の側壁によって画定された幅を有する。基板表面が、シラン、ジシラン、トリシラン、又はテトラシランのうちの1つ又は複数を含むシリコン前駆体に曝露され、少なくとも1つの特徴を充填し且つパターニングされた膜の上面の上で延在するように、アモルファスシリコン膜が熱分解によって基板表面に堆積される。熱分解は、シリコン共反応体がない状態で、且つ、プラズマがない状態で約300℃から約550℃の範囲内の温度で、又は、プラズマがない状態で約-100℃から約50℃の範囲内の温度で行われる。アモルファスシリコン膜は、水素プラズマ又は水素ラジカルでエッチングされ、膜の上部をパターニングされた膜の上面に等しいか又はそれより低い高さに下げるためにアモルファスシリコン膜が凹まされ、それにより、凹んだアモルファスシリコン膜が形成される。凹んだアモルファスシリコン膜は、約300℃から約550℃の範囲内の温度で、WFを含むタングステン前駆体に曝露される。タングステン前駆体は、凹んだアモルファスシリコン膜と反応し、実質的に全てのアモルファスシリコン膜がタングステン膜に変換される。タングステン膜は、タングステン膜を膨張するために酸化され、少なくとも1つの特徴から実質的にまっすぐ上に延在するタングステン柱が形成される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
[0007]上述の本開示の特徴を詳細に理解することができるように、上記で簡単に要約された本開示のより具体的な説明は、実施形態を参照することによって得ることができる。そのうちの幾つかの実施形態は、添付された図面に例示されている。しかしながら、本開示は他の等しく有効な実施形態も許容し得るので、添付の図面は、本開示の典型的な実施形態のみを例示しており、したがって、本開示の範囲を限定すると見なすべきではないことに留意されたい。
図1】本開示の1つ又は複数の実施形態に係る基板の特徴の断面図を示す。
図2A】本開示の1つ又は複数の実施形態に係る間隙充填プロセスの概略断面図を示す。
図2B】本開示の1つ又は複数の実施形態に係る間隙充填プロセスの概略断面図を示す。
図2C】本開示の1つ又は複数の実施形態に係る間隙充填プロセスの概略断面図を示す。
図2D】本開示の1つ又は複数の実施形態に係る間隙充填プロセスの概略断面図を示す。
図2E】本開示の1つ又は複数の実施形態に係る間隙充填プロセスの概略断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[0010]本開示の幾つかの例示的な実施形態を説明する前に、本開示は、以下の説明で提示される構成又はプロセスステップの詳細に限定されないことを理解されたい。本開示は、他の実施形態も可能であり、様々な方法で実施又は実行することができる。
【0009】
[0011]本明細書で使用される「基板」とは、製造処理中に膜処理が実行される任意の基板又は基板上に形成された材料表面のことを指す。例えば、処理が実行され得る基板表面には、用途に応じて、シリコン、酸化シリコン、ストレインドシリコン、シリコン・オン・インシュレータ(SOI)、炭素がドープされた酸化シリコン、アモルファスシリコン、ドープされたシリコン、ゲルマニウム、ヒ化ガリウム、ガラス、サファイアなどの材料、並びに金属、金属窒化物、金属合金、及びその他の導電材料などの任意の他の材料が含まれる。基板は、半導体ウエハを含むが、それに限定されるわけではない。基板表面を研磨、エッチング、還元、酸化、ヒドロキシル化、アニール、UV硬化、電子ビーム(eビーム)硬化、且つ/又はベークするために、基板を前処理プロセスに曝すことができる。基板自体の表面上で直接膜処理することに加えて、本開示では、開示された任意の膜処理ステップは、以下でより詳細に開示される基板上に形成された下層にも実施され得る。「基板表面」という用語は、文脈が示すように、このような下層を含むことが意図されている。ゆえに、例えば、膜/層又は部分的な膜/層が基板表面上に堆積されている場合、新たに堆積された膜/層の曝露面が基板表面となる。
【0010】
[0012]本開示の1つ又は複数の実施形態は、任意の共形の、非共形の、及び/又は低アスペクト比から高アスペクト比の自己整合パターニング又は間隙/トレンチ/ボイド充填用途のために、金属酸化物膜を堆積する方法を対象としている。本開示の実施形態は、有利には、寸法が小さい高アスペクト比(AR)構造体において膜(例えば、金属酸化物膜)を堆積する方法を提供する。本開示の幾つかの実施形態は、有利には、間隙においてシームが形成されることなく、間隙を充填する方法を提供する。本開示の1つ又は複数の実施形態は、有利には、自己整合パターンを形成する方法を提供する。
【0011】
[0013]図1は、特徴110を有する基板100の部分的断面図を示す。この図面は、例示を目的として、単一の特徴を有する基板を示すが、当業者であれば、特徴は1つ以上ある得ることを理解するであろう。特徴110の形状は、限定されないが、トレンチ及び円筒状ビアを含む任意の適切な形状であり得る。特定の実施形態では、特徴110はトレンチである。このように使用されている用語「特徴(feature)」は、任意の意図的な表面上の不規則性を意味する。特徴の適切な例には、上部、2つの側壁、及び底面を有するトレンチ、上部及び表面から上方に延在する2つの側壁を有するビーク、並びに表面から下方に延在する側壁を有し、底面が開いているビアが含まれる。特徴又はトレンチは、任意の適切なアスペクト比(特徴の深さと特徴の幅との比率)を有し得る。幾つかの実施形態では、アスペクト比は、約5:1、10:1、15:1、20:1、25:1、30:1、35:1、又は40:1以上である。
【0012】
[0014]基板100は、上面120を有する。少なくとも1つの特徴110は、上面120において開口を形成する。特徴110は、上面120から、深さDへと、底面112まで延在する。特徴110は、特徴110の幅Wを画定する第1の側壁114及び第2の側壁116を有する。側壁及び底面によって形成される開口領域は、間隙とも呼ばれる。特徴110は、単一コンポーネント基板100において形成されたトレンチとして示されるが、当業者であれば、特徴110は、基板100上のパターニングされた膜によって形成され得ることを理解されよう。図2Aは、パターニングされた膜130によって又はパターニングされた膜130の内部に形成されたトレンチ又はビアとして特徴110が形成されている実施形態を示す。
【0013】
[0015]図2Aから図2Cを参照すると、本開示の例示的な実施形態が説明される。基板100は、パターニングされた膜130がその上にある状態又はない状態における処理のために設けられる。このように使用されている用語「設けられる(provided)」は、基板が、さらなる処理のためにある位置又は環境に配置されることを意味する。幾つかの実施形態では、パターニングされた膜130が基板100上に形成され、少なくとも1つの特徴110が設けられる。幾つかの実施形態では、基板100は、パターニングされた膜130がすでに存在している状態で設けられる。
【0014】
[0016]図2Aに示すように、第1の表面132と、第1の表面132とは異なる第2の表面134とがあるように、パターニングされた膜は、基板100と異なる材料であり得る。特徴110の底面112が第1の表面132を設け、特徴110の側壁114、116及び上面120が第2の表面134を設けるように、特徴110がパターニングされた膜130において形成される。パターニングされた膜130は、任意の適切な材料であってもよい。幾つかの実施形態のパターニングされた膜130は、低誘電率誘電体(例えば、SiOC)を含む。パターニングされた膜130は、後続の処理条件と対応するように選択され得る。
【0015】
[0017]図2Bでは、膜140が、基板100表面に堆積又は形成され、特徴110を充填し、パターニングされた膜130の上面120の上で延在する。膜140は、限定しないが、化学気相堆積、プラズマ化学気相堆積、原子層堆積、プラズマ強化原子層堆積、及び/又は物理的気相堆積を含む任意の適切なプロセスによって形成された任意の適切な膜であり得る。幾つかの実施形態では、膜140は、原子層堆積又はプラズマ強化原子層堆積によって形成される。
【0016】
[0018]幾つかの実施形態では、不活性ガス、キャリアガス、及び/又は希釈ガスと共に、前駆体が、基板100を含む処理チャンバの中に流入する。前駆体は、基板100又はパターニングされた膜130に化学吸着され得、それにより、化学吸着された前駆体が基板又はパターニングされた膜の上に残る。次いで、共反応体を、化学吸着された前駆体と反応して、膜140を堆積するために、処理チャンバの中に流し込むことができる。幾つかの実施形態では、前駆体は、共反応体と共に処理チャンバの中に共に流れることができる。前駆体及び共反応体は、気相内で反応し、基板又はパターニングされた膜の上に堆積される核種を形成することができ、それにより、膜140が成長する。
【0017】
[0019]幾つかの実施形態では、膜140は、前駆体の熱分解によって堆積される。幾つかの実施形態では、熱分解には、膜140を堆積させるために、前駆体と共に共反応体が含まれない。例えば、シリコン前駆体は、基板100の上に、且つ、特徴110の内部に、膜140を堆積又は形成するために、基板に曝露されてもよい。
【0018】
[0020]幾つかの実施形態では、膜140は、アモルファスシリコンを含む。1つ又は複数の実施形態では、膜140は、実質的にアモルファスシリコンからなる。このように使用されている表現「実質的に~からなる」は、膜が、モル単位で約95%、98%、又は99%以上アモルファスシリコンであることを意味する。
【0019】
[0021]アモルファスシリコン膜の形成は、任意の適切な技法で達成することができる。幾つかの実施形態では、アモルファスシリコン膜の形成は、共反応体がない状態で、又は共反応体が実質的にない状態で、シリコン前駆体の熱分解によって達成される。このように使用されている表現「共反応体が実質的にない状態」とは、シリコン前駆体又は吸着された前駆体分子と反応する任意の核種が、反応の化学量の約50%、40%、30%、20%、10%、又は5%以下の量で存在することを意味する。
【0020】
[0022]幾つかの実施形態では、アモルファスシリコン膜は、シラン、ジシラン、トリシラン、又はテトラシランのうちの1つ又は複数を使用して堆積される。幾つかの実施形態では、アモルファスシリコン膜を堆積するために、より高いオーダーのシラン(例えば、5個、6個、7個、8個、9個、又は10個以上のシリコン原子)を使用することができる。
【0021】
[0023]幾つかの実施形態では、アモルファスシリコン膜は、共形堆積プロセス(conformal deposition process)によって堆積される。共形堆積プロセスでは、シリコン前駆体が、前駆体の熱分解を促進するのに十分な温度及び圧力で、基板100及び任意のパターニングされた膜130に曝露される。幾つかの実施形態では、堆積中の温度は、約300℃から約550℃の範囲内、又は、約350℃から約500℃の範囲内にある。幾つかの実施形態では、堆積中の圧力は、約10Tから約600Tの範囲内、又は約50Tから約500Tの範囲内、又は約100Tから約400Tの範囲内にある。共形堆積プロセスによるアモルファスシリコン膜の堆積は、プラズマ曝露があってもなくても起こり得る。幾つかの実施形態では、共形堆積処理は、プラズマ曝露がない状態で行われる。
【0022】
[0024]幾つかの実施形態では、アモルファスシリコン膜は、流動可能な膜堆積プロセスによって堆積される。流動可能な膜堆積プロセス中の温度は、約-100℃から約50℃の範囲内、又は、約-50℃から約25℃の範囲内にあり得る。幾つかの実施形態では、流動可能な膜堆積プロセスは、約1Tから約10Tの範囲内の圧力で行われる。1つ又は複数の実施形態では、流動可能な膜堆積プロセスは、約10Wから約200Wの範囲内の電力を伴うRFプラズマを用いたプラズマ曝露を含む。プラズマは、導電結合プラズマ(CCP)又は誘導結合プラズマ(ICP)であり得る。
【0023】
[0025]図2Cで示すように、堆積後、膜140は、凹ませられ、上部141を有する凹んだ膜145が形成される。上部141は、パターニングされた膜130の上面120に等しいか又はそれより低い高さに下げられる。幾つかの実施形態では、凹んだ膜145は、パターニングされた膜130の上面120と実質的に同一平面の上部141を有する。このような態様で用いられる表現「実質的に同一平面」は、上部141が、パターニングされた膜130の上面120から1Å以内にあることを意味する。幾つかの実施形態では、凹んだ膜145の上部141は、パターニングされた膜130の高さの約20%から約98%の範囲内にある。幾つかの実施形態では、凹んだ膜145の上部141は、パターニングされた膜130の高さの約30%から約95%の範囲内、又は約40%から約90%の範囲内、又は約50%から約85%の範囲内にある。
【0024】
[0025]膜140を凹ませて凹んだ膜145を形成することは、任意の適切な技法によって達成することができる。幾つかの実施形態では、膜140を凹ませることは、膜140をエッチングすることを含む。幾つかの実施形態では、エッチングは、反応性イオンエッチング(RIE)プロセスを含む。幾つかの実施形態では、RIEは、臭素系エッチャントを使用する。1つ又は複数の実施形態では、膜140をエッチングすることは、膜140を水素プラズマ又は水素ラジカルに曝露することを含む。水素プラズマは、遠隔プラズマ又は直流プラズマであり得、CCP又はICPであり得る。水素ラジカルは、プラズマ生成を含む任意の適切な手段によって、又は、ラジカルを生成するようにホットワイヤ全面にエッチャントを流すことによって生成することができる。
【0025】
[0027]図2Dに示すように、凹んだ膜145は、タングステン膜150に変換させられる。凹んだ膜の変換は、任意の適切な反応によって達成することができる。幾つかの実施形態では、タングステン前駆体への曝露によって、凹んだ膜がタングステン膜に変換される。タングステン前駆体は、例えば、タングステン原子をシリコン原子と交換するために、凹んだ膜と反応することができるハロゲン化タングステンであり得る。
【0026】
[0028]幾つかの実施形態では、タングステン前駆体は、WFを含む。幾つかの実施形態では、タングステン前駆体への曝露は、約300℃から約550℃の範囲内の温度、又は、約10Tから約100Tの範囲内の圧力で行われる。タングステン前駆体は、希釈剤、キャリア又は不活性ガス(例えば、アルゴン)、又は反応性ガス(例えば、H)であり得る他のガスと共に流され得る。幾つかの実施形態では、タングステン前駆体は、タングステン前駆体と凹んだ膜との反応を促進する反応性ガスと共に流される。
【0027】
[0029]例示的な実施形態では、凹んだ膜145は、アモルファスシリコンを含むか、又はアモルファスシリコンから実質的になり、タングステン前駆体は、WFを含む。タングステン前駆体は、約550℃の温度及び約20Torrの圧力でアモルファスシリコン膜に曝露される。
【0028】
[0030]幾つかの実施形態では、凹んだ膜の実質的にすべてがタングステンに変換される。このように使用されている表現「実質的にすべて」とは、凹んだ膜の約95%、98%、又は99%以上がタングステンに変換されることを意味する。凹んだ膜の実質的すべてを変換するのに用いられる時間量は、例えば、温度、圧力、膜組成、膜の厚さ、及びタングステン前駆体に依存する。幾つかの実施形態では、200~300Åのアモルファスシリコンは、550℃及び20Torrにおいて、約4分間でタングステンに変換され得る。
【0029】
[0031]凹んだ膜145をタングステン150に変換した後、タングステン膜150の上部151の高さは、凹んだ膜の高さと同じであってもよく、又は異なっていてもよい。凹んだ膜に対するタングステン膜150の高さは、例えば、膜内に存在する核種及び核種の原子半径に依存する。幾つかの実施形態では、タングステン膜150の高さは、膜150の上部151がパターニングされた膜130の上面120以下であるようになる。
【0030】
[0032]図2Eに示すように、タングステン膜150の体積膨張を引き起こすためにタングステン膜150を膨張させ、上面120から延在するタングステン柱155を形成することができる。幾つかの実施形態のタングステン柱155は、表面120からまっすぐ上に延在する。膜150の膨張は、約10%から約1000%の範囲内、又は約50%から約800%の範囲内、又は約100%から約700%の範囲内にあり得る。幾つかの実施形態では、膜130は、約150%、200%、250%、300%、又は350%以上の量まで膨張する。幾つかの実施形態では、膜150は、約300%から約400%の範囲内の量まで膨張する。幾つかの実施形態では、タングステン柱155は、タングステン膜150の高さの約50%、60%、70%、80%、90%、100%、125%、150%、175%、又は200%以上の量でタングステン膜150より大きな高さを有する。
【0031】
[0033]幾つかの実施形態では、膜150は、シリサイド剤又はシリサイド条件に曝露されることにより膨張し、金属又は金属含有膜が金属シリサイド膜に変換される。シリサイド剤は、限定しないが、シラン、ジシラン、トリシラン、テトラシラン、ペンタシラン、ヘキサシラン、トリメチルシラン、トリメチルシリル置換基を有する化合物、及びこれらの組み合わせを含む、任意の適切なシリサイド剤であり得る。幾つかの実施形態では、シリサイド条件は、熱シリサイド化、プラズマ強化シリサイド化(plasma enhanced siliciding)、遠隔プラズマシリサイド化(remote plasma siliciding)、マイクロ波及び高周波(例えば、ICP、CCP)を含む。
【0032】
[0034]幾つかの実施形態では、膜150は、ゲルマニウム剤又はゲルマニサイド条件(germaniciding condition)に曝露されることにより膨張し、金属又は金属含有膜が金属ゲルマニサイド膜(metal germanicide film)に変換される。ゲルマニサイド剤は、限定しないが、ゲルマン、ジゲルマン、トリゲルマン、テトラゲルマン、ペンタゲルマン、ヘキサゲルマン、トリメチルゲルマニウム、トリメチルゲルマニル置換基(trimethylgermanyl substituents)を有する化合物、及びこれらの組み合わせを含む、任意の適切なゲルマニサイド剤であり得る。幾つかの実施形態では、ゲルマニサイド条件は、熱ゲルマニサイド化(thermal germaniciding)、プラズマ強化ゲルマニサイド化(plasma enhanced germaniciding)、遠隔プラズマゲルマニサイド化(remote plasma germaniciding)、マイクロ波及び高周波(例えば、ICP、CCP)を含む。
【0033】
[0035]図2Eに示すように、膨張中、特徴の形状の忠実度が特徴の上部で維持され、膜150が特徴110からまっすぐ上に成長する。このように使用されている表現「まっすぐ上」は、膨張した膜又は柱155の側面が、特徴110の側壁114、116と実質的に同一平面であることを意味する。表面は、側壁114と同一平面にあり、側壁114と表面との接合点で形成される角度は、±10°である。
【0034】
[0036]幾つかの実施形態では、タングステン膜150は、膨張前にドーパントでドープされる。ドーパントは、タングステン膜150の形成と同時に、又は、膜堆積と連続的に別のプロセスにおいて、タングステン膜150の中に組み込まれてもよい。例えば、タングステン膜150の堆積は、別のプロセスでタングステン膜150をドーパントでドープした後に、同じ処理チャンバ又は異なる処理チャンバのいずれかで行われ得る。
【0035】
[0037]1つ又は複数の実施形態によると、基板は、層の形成の前及び/又は後に処理の対象となる。この処理は、同じチャンバの中で、或いは、1つ又は複数の別々の処理チャンバの中で実行され得る。幾つかの実施形態では、基板は、第1チャンバから、さらなる処理のために別の第2チャンバに移動させられる。基板は、第1チャンバから別の処理チャンバに直接移動させられてもよく、又は、第1のチャンバから1つ又は複数の移送チャンバに移動させられ、次いで、別の処理チャンバへと移動させられてもよい。したがって、処理装置は、移送ステーションと連通する複数のチャンバを備え得る。この種の装置は、「クラスタツール」又は「クラスタシステム」などと呼ばれる場合がある。
【0036】
[0038]概して、クラスタツールは、複数のチャンバを備えるモジュールシステムであり、基板の中心検出及び配向、ガス抜き、アニール、堆積、並びに/或いはエッチングを含む様々な機能を実行する。1つ又は複数の実施形態では、クラスタツールは、少なくとも第1のチャンバ及び中央移送チャンバを含む。中央移送チャンバは、複数の処理チャンバ及び複数のロードロックチャンバの間で基板を往復搬送することが可能なロボットを収納し得る。移送チャンバは、通常、真空条件に維持される。また、移送チャンバは、基板を一方のチャンバから他方のチャンバ及び/又はクラスタツールの前端に位置付けされたロードロックチャンバへと往復搬送するための中間ステージを設ける。本発明のために適合され得る2つのよく知られたクラスタツールは、Centura(登録商標)及びEndura(登録商標)であり、両方とも、カリフォルニア州サンタクララのアプライドマテリアルズ社から入手可能である。しかしながら、チャンバの厳密な配置及び組み合わせは、本明細書に記載されたプロセスの特定のステップを実行する目的で変更する場合がある。使用可能な他の処理チャンバには、限定されないが、周期的層堆積(CLD)、原子層堆積(ALD)、化学気相堆積(CVD)、物理的気相堆積(PVD)、エッチング、予洗浄、化学洗浄、RTPなどの熱処理、プラズマ窒化、ガス抜き、配向、ヒドロキシル化、及びその他の基板処理が含まれる。クラスタツール上のチャンバ内でプロセスを実行することにより、その次の膜を堆積させる前に酸化することなく、空気中の不純物による基板の表面汚染を回避することができる。
【0037】
[0039]1つ又は複数の実施形態によると、基板は、継続的に真空条件又は「ロードロック」条件の下にあり、あるチャンバから次のチャンバへと移されるときに周囲空気に曝露されない。したがって、移送チャンバは、真空下にあり、真空圧力下で「ポンプダウン」される。処理チャンバ又は移送チャンバ内には、不活性ガスが存在し得る。幾つかの実施形態では、不活性ガスは、反応物質の一部又は全部を除去するために、パージガスとして使用される。1つ又は複数の実施形態によると、反応物質が堆積チャンバから移送チャンバ及び/又は追加の処理チャンバに移動することを防止するために、パージガスが堆積チャンバの出口において注入される。したがって、不活性ガスの流れがチャンバの出口でカーテンを形成する。
【0038】
[0040]基板は、単一基板堆積チャンバの中で処理することができ、そこでは、単一の基板がロードされ、処理され、そして、他の基板が処理される前にアンロードされる。基板をコンベヤシステムに類似した連続的な様態で処理することも可能であり、そこでは、複数の基板が、チャンバの第1の部分の中へと個々にローディングされ、チャンバを通って移動し、チャンバの第2の部分からアンローディングされる。チャンバ及び関連するコンベヤシステムの形状は、直線経路又は曲線経路を形成し得る。さらに、処理チャンバは、カルーセルであり得る。カルーセルでは、複数の基板が、中心軸の周囲で移動し、且つ、カルーセルの経路全体を通じて、堆積、エッチング、アニール、洗浄などのプロセスに曝される。
【0039】
[0041]処理中、基板は加熱又は冷却されてもよい。このような加熱又は冷却は、基板支持体の温度を変化させることと、加熱された又は冷却されたガスを基板表面に流すこととを含む任意の適切な手段によって達成することができるが、これらに限定されるわけではない。幾つかの実施形態では、基板支持体は、伝導的に基板温度を変化させるように制御することができるヒータ/クーラを含む。1つ又は複数の実施形態では、基板温度を局所的に変化させるため、利用されているガス(反応性ガス又は不活性ガス)が加熱又は冷却される。幾つかの実施形態では、基板温度を対流によって変化させるために、ヒータ/クーラが、チャンバ内で基板表面に隣接するように位置付けされる。
【0040】
[0042]処理中、さらに基板を静止又は回転させることができる。回転基板は、連続的に又は不連続なステップで、回転することができる。例えば、処理全体を通して基板を回転させてもよく、又は、様々な反応性ガス又はパージガスへの曝露の合間に基板を少しずつ回転させてもよい。処理中に基板を(連続的又は段階的に)回転させることは、例えば、ガス流形状の局所的可変性の影響を最小限に抑え、より均一な堆積又はエッチングを実現することに役立つことができる。
【0041】
[0043]この明細書全体を通じて「一実施形態」、「特定の実施形態」、「1つ又は複数の実施形態」、又は「実施形態」に対する言及は、これらの実施形態に関連して説明されている特定の特徴、構造、材料、又は特性が、本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。ゆえに、この明細書全体の様々な箇所で「1つ又は複数の実施形態で」、「特定の実施形態で」、「一実施形態で」、又は「実施形態で」などの表現は、必ずしも、本開示の同一の実施形態に言及するものではない。さらに、特定の特徴、構造、材料、又は特性は、1つ又は複数の実施形態において任意の適切な様態で組み合わせてもよい。
【0042】
[0044]本明細書の開示は特定の実施形態を参照して説明されているが、これらの実施形態は、本開示の原理及び用途の例示にすぎないことを理解されたい。本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、本開示の方法及び装置に対して様々な改変及び変形を行い得ることが、当業者には明らかになろう。ゆえに、本開示は、添付の特許請求の範囲及びその均等物に含まれる改変例及び変形例を含むことが意図されている。
図1
図2A
図2B
図2C
図2D
図2E