特許7606082IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

波長変換部材の製造方法と波長変換部材

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

このような、蛍光体粒子を含む焼結体は、例えば、光入射面から入射した光を入射光とは波長の異なる光に波長変換して光出射面から出射する光学部品に使用されるが、その際、光入射面及び光出射面以外の表面を反射部材によって覆うことにより光を効率良く波長変換できるよう構成される。なお、本明細書において、波長変換部材とは焼結体を含む部材を意味し、焼結体単体の場合もあれば、焼結体と反射部材等の他の部材を含む場合もある。 しかしながら、近年、波長変換部材が種々の用途に幅広く使用されるようになるに伴い、その光入射面及び光出射面以外の表面の光の閉じ込めの向上が求められるようになってきている。 そこで、本開示は光入射面及び光出射面以外の表面の光の閉じ込めが向上した焼結体を作製できる波長変換部材の製造方法と波長変換部材を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

以上の課題を解決するために、本開示に係る波長変換部材の製造方法は、 光入射面と、光出射面と、前記光入射面及び光出射面とは異なる面である光反射面とを備える焼結体を含む波長変換部材の製造方法であって、 無機物粒子と蛍光体粒子とを含む焼結体を準備する焼結体準備工程と、 前記焼結体を酸処理し、前記焼結体の光反射面に複数の凹部を形成する凹部形成工程と、 を含む。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

以上のように構成された本開示に係る波長変換部材の製造方法は、無機物粒子と蛍光体粒子とを含む焼結体を準備して、該焼結体を酸処理して焼結体の光反射面に複数の凹部を形成する工程を含むので、光入射面及び光出射面以外の表面の光の閉じ込めが向上した焼結体を作製でき、当該焼結体を含む波長変換部材を作製することが可能になる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明に係る実施形態1の製造方法のフローである。
【図2】 実施形態1の製造方法における焼結体準備工程のフローである。
【図3A】 実施形態1の製造方法において、準備した焼結体の断面図である。
【図3B】 実施形態1の製造方法において、凹部を形成した焼結体の断面図である。
【図3C】 実施形態1の製造方法において、凹部を形成した焼結体を反射部材で取り囲んだときの断面図である。
【図3D】 実施形態1の製造方法において、凹部を形成した焼結体を含む反射部材を加工した波長変換部材集合体の断面図である。
【図3E】 図3Dの波長変換部材集合体の平面図である。
【図3F】 実施形態1の製造方法において、波長変換部材集合体を個片化した後の波長変換部材の平面図である。
【図3G】 実施形態1の製造方法により作製された波長変換部材の応用例の模式図である。
【図3H】 焼結体中の蛍光体粒子の分布を評価する方法を説明するための簡略化した模式的な断面図である。
【図4A】 実施形態2の製造方法において、準備した焼結体の断面図である。
【図4B】 実施形態2の製造方法において、凹部を形成した焼結体の断面図である。
【図4C】 実施形態2の製造方法において、形成した凹部の一部を除去した後の焼結体の断面図である。
【図4D】 実施形態2の製造方法において、焼結体の凸部を個片化した後の焼結体の断面図である。
【図4E】 実施形態2の製造方法において、準備した反射部材の断面図である。
【図4F】 実施形態2の製造方法において、準備した反射部材の貫通孔に個片化した後の焼結体を挿入した後の断面図である。
【図4G】 実施形態2の製造方法において、貫通孔に挿入した焼結体の上にガラスを設けた後の断面図である。
【図4H】 実施形態2の製造方法において、ガラスの表面を研磨した後の断面図である。
【図4I】 実施形態2の製造方法により作製された波長変換部材の応用例の模式図である。
【図5】 本発明に係る実施形態3の製造方法のフローである。
【図6A】 実施形態3の製造方法において、上面にマスクが形成され、下面に保護膜が形成された蛍光体セラミック板の断面図である。
【図6B】 図6Aの蛍光体セラミック板の平面図である。
【図6C】 実施形態3の製造方法において、凹部を形成した蛍光体セラミック板の断面図である。
【図6D】 実施形態3の製造方法において、蛍光体セラミック板の下面全体に反射膜を形成したときの断面図である。
【図6E】 実施形態3の製造方法において、蛍光体セラミック板を下面側から支持する支持体を設けたときの断面図である。
【図6F】 実施形態3の製造方法により作製された波長変換部材の応用例の模式図である。
【図7A】 実験例と同様にして作製した焼結体の光反射面に反射部材を形成したときの断面写真である。
【図7B】 図7Aから反射部材を除いた焼結体の断面写真である。
【図7C】 比較例と同様にして作製した焼結体の光反射面に反射部材を形成したときの断面写真である。

代表図 図1本件の代表的な図

1、2、3 波長変換部材 4 光反射面 5 光入射面 6 光出射面 7 凹部 8 凸部 9 空隙 11、11a 焼結体 12 焼結体(蛍光体セラミック板) 12a 焼結体(凸部) 12b ベース部 13 焼結体(蛍光体セラミック板) 13a 凸部 17 蛍光体粒子 18 ガラス 21、21a、22 反射部材 23 反射膜 33 支持体 53 マスク 55 保護膜 80 発光素子 L4 線 L40 仮想線

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