特許7930434IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

単量体組成物、メタクリル系樹脂組成物及びその製造方法、並びに樹脂成形体に関する。 本願は、2022年10月28日に日本に出願された特願2022-172929号、特願2022―172930、及び2023年5月24日に日本に出願された特願2023-085752号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1及び2に記載のメタクリル系樹脂組成物や、特許文献3~5に記載のMMAを原料としたメタクリル系樹脂組成物は、いずれも添加剤を含むものである。そのため、添加剤の増加に伴い、メタクリル系樹脂組成物の光安定性は向上する一方で、添加剤に由来する着色が発生してしまうという問題があった。 また、特許文献6及び7に記載の添加剤を含むメタクリル系樹脂組成物は、添加剤の増加に伴い、メタクリル系樹脂組成物の長期熱安定性が向上する一方で、添加剤に由来する着色が発生してしまうという問題があった。特許文献3~5に記載のMMAを原料としたメタクリル系樹脂組成物も添加剤を含有するために、長期熱安定性が向上したとしても着色が発生することがあった。 これらのことから、特許文献1~7のメタクリル系樹脂組成物は、特定の色調と透明性が同時に求められる場合には用いることができないという問題があった。また、MMAの品質を保つために重合禁止剤を添加した場合でも、MMAは保管中に品質が悪化することがあった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは前述の目的を達成するために鋭意検討を進めた。その結果、保管中に品質が悪化したMMAでは、MMA濃度が減少し、MMA二量体及びピルビン酸メチルが生成していることを見出した。MMA中にMMA二量体が含まれると、重合により得られるメタクリル系樹脂組成物の物性に悪影響を与える。またMMA中にピルビン酸メチルが含まれると、重合により得られるメタクリル系樹脂組成物の着色が増加する原因となる。・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

成分A1、成分A21、成分A22を用いる実施形態によれば、メタクリル系樹脂が本来有する透明性及び耐熱性を維持しつつ、光安定性に優れたメタクリル系樹脂組成物、及び前記メタクリル系樹脂組成物を得るための、品質安定性の高い単量体組成物を提供することができる。

成分A3を用いる実施形態によれば、メタクリル系樹脂が本来有する透明性及び耐熱性を維持しつつ、長期熱安定性に優れたメタクリル系樹脂組成物、及び前記メタクリル系樹脂組成物を得るための、品質安定性の高い単量体組成物を提供することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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