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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-03
(54)【発明の名称】垂直メモリデバイス
(51)【国際特許分類】
   H01L 27/11575 20170101AFI20220926BHJP
   H01L 27/11582 20170101ALI20220926BHJP
   H01L 21/336 20060101ALI20220926BHJP
【FI】
H01L27/11575
H01L27/11582
H01L29/78 371
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022503962
(86)(22)【出願日】2019-08-23
(85)【翻訳文提出日】2022-01-20
(86)【国際出願番号】 CN2019102306
(87)【国際公開番号】W WO2021035413
(87)【国際公開日】2021-03-04
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519237948
【氏名又は名称】長江存儲科技有限責任公司
【氏名又は名称原語表記】Yangtze Memory Technologies Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.88 Weilai 3rd Road,East Lake High-tech Development Zone,Wuhan,Hubei,China
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ジョン・ジャン
【テーマコード(参考)】
5F083
5F101
【Fターム(参考)】
5F083EP17
5F083EP22
5F083EP32
5F083EP76
5F083ER21
5F083GA10
5F083JA02
5F083JA05
5F083JA14
5F083JA15
5F083JA37
5F083JA39
5F083JA40
5F083JA56
5F083PR03
5F083PR05
5F101BA41
5F101BB02
5F101BD16
5F101BD22
5F101BD30
5F101BD34
5F101BE07
5F101BH14
5F101BH15
(57)【要約】
本開示の態様は、半導体デバイスを提供する。半導体デバイスは、基板上のアレイ領域内に半導体デバイスの基板に直角の方向に沿って交互に積み重ねられるゲート層と絶縁層とを含む。さらに、半導体デバイスは、アレイ領域内に形成されたチャネル構造のアレイを含む。ゲート層および絶縁層は、基板上の接続領域内に不均一な踏み段深さを有する踏み段を有する階段形状に積み重ねられる。さらに、半導体デバイスは、ゲート層に対するコンタクト構造を含む。コンタクト構造は、不均一な踏み段深さを有する踏み段上に形成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体デバイスであって、
基板上のアレイ領域内に前記半導体デバイスの前記基板に直角の方向に沿って交互に積み重ねられたゲート層および絶縁層と、
前記アレイ領域内に形成されたチャネル構造のアレイとを含み、
前記ゲート層および前記絶縁層は、前記基板上の接続領域内に不均一な踏み段深さを有する踏み段を有する階段形状に積み重ねられ、
前記ゲート層へのコンタクト構造が、前記不均一な踏み段深さを有する前記踏み段上に形成される、半導体デバイス。
【請求項2】
前記踏み段は、第2の踏み段の第2の深さの約半分である第1の深さを有する第1の踏み段を含む、請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項3】
連続するゲート層のグループに対する前記コンタクト構造が、それぞれ、不均一な踏み段深さを有する前記踏み段上に形成される、請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項4】
前記踏み段は、チャネル構造の前記アレイを指部に分割するスリット構造に平行な蹴上を含む、請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項5】
前記踏み段は、隣接するスリット構造の間に配設された少なくとも1つの蹴上を含む、請求項4に記載の半導体デバイス。
【請求項6】
前記踏み段は、前記スリット構造と実質的に整列された第1の蹴上と、隣接するスリット構造の間に配設された前記踏み段の少なくとも1つの第2の蹴上とを含む、請求項4に記載の半導体デバイス。
【請求項7】
前記アレイ領域内の第1のスリット構造が、前記接続領域内の第2のスリット構造と実質的に同じピッチを有する、請求項4に記載の半導体デバイス。
【請求項8】
前記第1のスリット構造は、前記アレイ領域内の前記チャネル構造を3つの指部に分割し、前記踏み段は、前記ピッチに等しい第1の深さと前記ピッチの半分の第2の深さとを有するように構成される、請求項7に記載の半導体デバイス。
【請求項9】
前記踏み段は、前記第1の深さを有する2つの踏み段を含み、前記第2の深さを有する2つの踏み段を含む、請求項8に記載の半導体デバイス。
【請求項10】
前記踏み段は、前記第1の深さを有する1つの踏み段を含み、前記第2の深さを有する4つの踏み段を含む、請求項8に記載の半導体デバイス。
【請求項11】
半導体デバイスを形成するための方法であって、
基板上のアレイ領域および接続領域内に前記半導体デバイスの前記基板に直角の方向に沿って犠牲ゲート層および絶縁層を交互に積み重ねるステップと、
前記接続領域内の前記犠牲ゲート層および前記絶縁層を不均一な踏み段深さを有する踏み段を有する階段形状に形成するステップと、
前記アレイ領域内にチャネル構造を形成するステップと、
前記犠牲ゲート層をゲート層と置換するステップと、
コンタクト構造を前記踏み段上に形成するステップとを含む、方法。
【請求項12】
前記接続領域内の前記犠牲ゲート層および前記絶縁層を前記不均一な踏み段深さを有する前記踏み段を有する前記階段形状に形成するステップが、
第2の踏み段の第2の深さの約半分である第1の深さを有する第1の踏み段を含む前記踏み段を形成するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記踏み段上に前記コンタクト構造を形成するステップが、
不均一な踏み段深さを有する前記踏み段上に前記コンタクト構造をそれぞれ形成するステップをさらに含み、前記コンタクト構造は、前記ゲート層の連続するゲート層のグループに接続される、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記アレイ領域を指部に分割するスリット構造を形成するステップをさらに含み、前記踏み段の蹴上が、前記スリット構造に平行である、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記踏み段は、2つの隣接するスリット構造の間に配設された少なくとも1つの蹴上を含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記踏み段は、前記スリット構造と実質的に整列された第1の蹴上と、2つの隣接するスリット構造の間に配設された前記踏み段の少なくとも1つの第2の蹴上とを含む、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記アレイ領域内の第1のスリット構造が、前記接続領域内の第2のスリット構造と実質的に同じピッチを有する、請求項14に記載の方法。
【請求項18】
前記第1のスリット構造は、前記アレイ領域内の前記チャネル構造を3つの指部に分割し、前記踏み段は、前記ピッチに等しい第1の深さを有し、前記ピッチの半分の第2の深さを有する、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記踏み段は、前記第1の深さを有する2つの踏み段を含み、前記第2の深さを有する2つの踏み段を含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記踏み段は、前記第1の深さを有する1つの踏み段を含み、前記第2の深さを有する4つの踏み段を含む、請求項18に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
半導体製造は、より小さいメモリセルを必要とすることなくより高いデータ記憶密度を達成するために、3次元(3D)NANDフラッシュメモリ技術などの垂直デバイス技術を開発した。いくつかの例では、3D NANDメモリデバイスは、コア領域と階段領域とを含む。コア領域は、ゲート層と絶縁層が交互に入れ替わるスタックを含む。ゲート層と絶縁層が交互に入れ替わるスタックは、垂直に積み重ねられたメモリセルを形成するために使用される。階段領域は、それぞれのゲート層への接点を形成するのを容易にするために、踏み段形状の中にそれぞれのゲート層を含む。接点は、積み重ねられたメモリセルを制御するために、駆動回路をそれぞれのゲート層に接続するために使用される。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
本開示の態様は、半導体デバイスを提供する。半導体デバイスは、基板上のアレイ領域内に半導体デバイスの基板に直角の方向に沿って交互に積み重ねられるゲート層と絶縁層とを含む。さらに、半導体デバイスは、アレイ領域内に形成されたチャネル構造のアレイを含む。ゲート層および絶縁層は、基板上の接続領域内に不均一な踏み段深さを有する踏み段を有する階段形状に積み重ねられる。さらに、半導体デバイスは、ゲート層に対するコンタクト構造を含む。コンタクト構造は、不均一な踏み段深さを有する踏み段上に形成される。
【0003】
いくつかの実施形態では、踏み段は、第2の踏み段の第2の深さの約半分である第1の深さを有する第1の踏み段を含む。
【0004】
いくつかの実施形態では、連続するゲート層のグループに対するコンタクト構造が、それぞれ、不均一な踏み段深さを有する踏み段上に形成される。
【0005】
本開示の一態様によれば、踏み段は、チャネル構造のアレイを指部に分割するスリット構造に平行な蹴上を含む。いくつかの実施形態では、踏み段は、隣接するスリット構造の間に配設された少なくとも1つの蹴上を含む。いくつかの例では、踏み段は、スリット構造と実質的に整列された第1の蹴上と、隣接するスリット構造の間に配設された踏み段の少なくとも1つの第2の蹴上とを含む。
【0006】
いくつかの実施形態では、アレイ領域内の第1のスリット構造は、接続領域内の第2のスリット構造と実質的に同じピッチを有する。いくつかの例では、第1のスリット構造は、アレイ領域内のチャネル構造を3つの指部に分割し、踏み段は、そのピッチに等しい第1の深さと、そのピッチの半分の第2の深さとを有するように構成される。一例では、踏み段は、第1の深さを有する2つの踏み段を含み、第2の深さを有する2つの踏み段を含む。別の例では、踏み段は、第1の深さを有する1つの踏み段を含み、第2の深さを有する4つの踏み段を含む。
【0007】
本開示の態様は、半導体デバイスを形成するための方法を提供する。方法は、基板上のアレイ領域および接続領域内に半導体デバイスの基板に直角の方向に沿って犠牲ゲート層および絶縁層を交互に積み重ねるステップを含む。次いで、方法は、接続領域内の犠牲ゲート層および絶縁層を不均一な踏み段深さを有する踏み段を有する階段形状に形成するステップを含む。さらに、方法は、アレイ領域内にチャネル構造を形成するステップと、犠牲ゲート層をゲート層と置換するステップと、踏み段上にコンタクト構造を形成するステップとを含む。
【0008】
本開示の態様は、以下の発明を実施するための形態を添付の図面とともに読めばよく理解される。産業界の標準慣行に従って、様々なフィーチャは縮尺通りに描かれていないことに留意されたい。実際には、様々なフィーチャの寸法は、説明をわかりやすくするために任意に増加または減少される場合がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本開示のいくつかの実施形態による半導体デバイスの上面図である。
図2】本開示のいくつかの実施形態による踏み段分割パターン例の上面図である。
図3】本開示のいくつかの実施形態による踏み段分割パターン例の断面図である。
図4】本開示のいくつかの実施形態による別の踏み段分割パターン例の上面図である。
図5】本開示のいくつかの実施形態による別の踏み段分割パターン部の例の断面図である。
図6】本開示のいくつかの実施形態による、半導体デバイスを製作するためのプロセスの例を要約するフローチャートである。
図7】本開示のいくつかの実施形態による、マスク層によってカバーされた半導体デバイスの一例の上面図である。
図8】本開示のいくつかの実施形態による、マスク層が除去されたときの半導体デバイスの一例の上面図である。
図9】本開示のいくつかの実施形態による、別のマスク層によってカバーされた半導体デバイスの一例の上面図である。
図10】本開示のいくつかの実施形態による、他のマスク層が除去されたときの半導体デバイスの一例の上面図である。
図11】本開示のいくつかの実施形態による半導体デバイスの一例の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の開示は、提供する主題の種々の特徴を実装するための、多くの種々の実施形態または例を提供する。構成要素および配列の特定の例は、本開示を簡単にするために以下で説明する。当然ながら、これらは例にすぎず、限定することを意図していない。たとえば、以下の説明において、第2のフィーチャの上にまたはそれに接して第1のフィーチャを形成することは、第1および第2のフィーチャが直接接触して形成される実施形態を含んでよく、また同じく、第1および第2のフィーチャが直接接触しないように追加のフィーチャが第1のフィーチャと第2のフィーチャとの間に形成される実施形態を含んでもよい。加えて、本開示は、様々な例の中で参照番号および/または参照文字を繰り返す場合がある。この繰り返しは、単純明快にするためであり、本質的に、説明する様々な実施形態間および/または構成間の関係を記述するものではない。
【0011】
さらに、「下に(beneath)」、「下に(below)」、「より下の(lower)」、「上に(above)」、「より上の(upper)」などの空間に関連する用語は、本明細書では、図示のように1つの要素またはフィーチャの、別の要素またはフィーチャに対する関係を説明するための記述を容易にするために使用され得る。空間に関連する用語は、図に示す幾何学的配置(orientation)に加えて、使用中または動作中のデバイスの異なる幾何学的配置を包含することを意図されている。装置は、(90度回転されるかまたは他の方向に)別様に方向づけられてもよく、本明細書で使用される空間に関連する記述子は、同様に、状況に応じて解釈されてもよい。
【0012】
3次元(3D)半導体メモリデバイスは、メモリセルのアレイを形成するためのアレイ領域(いくつかの例ではコア領域とも呼ばれる)とメモリセルへの接続を形成するための接続領域とを含む基板上に形成され得る。たとえば、メモリセルは、垂直メモリセルストリングのアレイとしてアレイ領域内に形成される。垂直メモリセルストリングは、交互に積み重ねられたゲート層および絶縁層から形成される。接続領域において、ゲート層および絶縁層のスタックは、ゲート層をワード線に接続するための接触パッドを提供するために踏み段の中にパターニングされる。
【0013】
ゲートファースト製作技術、ゲートラスト製作技術など、様々な製作技術が、垂直メモリデバイスを製作するために開発されている。ゲートファースト製作技術は、メモリセルのチャネルより前にメモリセルのゲートを形成する。ゲートラスト製作技術は、メモリセルに対するチャネルの形成を容易にするために犠牲ゲート層を使用し、チャネルが形成された後に犠牲ゲート層をメモリセルに対する実際のゲートと置換する。犠牲ゲートを実際のゲートと置換することは、犠牲ゲート層を除去することと、次いで実際のゲートを形成することとを含む。いくつかの例では、犠牲ゲート層を除去するために、スリット構造が、犠牲ゲート層および絶縁層のスタック内に形成される。スリット構造は平行であり、アレイ領域と接続領域の両方の中に配設される。スリット構造は、垂直メモリセルストリングのアレイを指形状の部分に分割し、それらの部分は、本開示では指、指構造、または指部と呼ばれる。
【0014】
一般に、踏み段は、踏み板および蹴上から形成される。一例では、踏み板は、より下の蹴上の上縁とより上の蹴上の底縁との間に水平に配設される部分であり、蹴上は、より下の踏み板の内縁とより上の踏み板の外縁との間に垂直に配設される部分である。踏み板は、1つまたは複数のコンタクト構造が接地するための接触パッドに構成され得る部分である。蹴上は、交互に配設された(犠牲)ゲート層および絶縁層など、層のスタックの側壁である。いくつかの例では、踏み段は、踏み板と踏み板のより下の蹴上とから成る。踏み段は、踏み板の深さおよび幅とより下の蹴上の高さとによって測定される。踏み板の深さは、踏み板の外縁から内縁までの距離である。踏み板の幅は、踏み板の一方の辺から他方の辺までの距離である。蹴上の高さは、より下の踏み板と現在の踏み板との間の側壁の垂直距離である。本開示では、蹴上の高さは、層ペアに関して測定され得る。たとえば、層ペアは、(犠牲)ゲート層および絶縁層の厚さの合計である。いくつかの例では、踏み段が、4つの層ペア、5つの層ペア、6つの層ペアなど、複数の層ペアの高さを有するとき、踏み段はグループ踏み段と呼ばれ、踏み段が1つの層ペアの高さを有するとき、踏み段は分割踏み段と呼ばれる。
【0015】
本開示のいくつかの態様によれば、分割踏み段は、異なる深さを有することができる。いくつかの例では、分割踏み段は、スリット構造に平行な蹴上とともに配設される。たとえば、分割踏み段のいくつかの蹴上は、スリット構造の間に配設され、分割踏み段のいくつかの蹴上は、スリット構造と重複して配設される。したがって、いくつかの実施形態では、いくつかの分割踏み段の深さは、スリット構造のピッチに等しく、いくつかの他の分割踏み段の深さは、スリット構造のピッチの半分に等しい。スリット構造のピッチは、一例では、隣接するスリット構造の中心線の間の距離として測定される。
【0016】
図1は、本開示のいくつかの実施形態による半導体デバイス100の上面図を示す。半導体デバイス100は、3次元(3D)メモリセルから成るメモリ部110を含む。メモリ部110は、1つまたは複数のメモリ平面120を含むことができ、メモリ平面120の各々は、複数のメモリブロック130を含むことができる。いくつかの例では、同時動作が、メモリ平面120において発生することができる。いくつかの実施形態では、メモリブロック130の各々は、消去動作を遂行するための最小ユニットである。図1の例では、メモリ部110は4つのメモリ平面120を含み、メモリ平面120の各々は6つのメモリブロック130を含む。メモリブロック130の各々は、複数のメモリセルを含むことができ、各メモリセルは、ビット線およびワード線などの相互接続を介してアドレス指定され得る。いくつかの例では、ビット線およびワード線は、垂直に配列されて、金属線のアレイを形成することができる。たとえば、ワード線はX方向に延在し、ビット線はY方向に延在する。
【0017】
さらに、各メモリブロック130は、踏み段分割パターンに従ってブロック部140に分割され得る。ブロック部140は、同一または同等の踏み段分割パターンを有する。ブロック部140の踏み段分割パターンに対するレイアウトパターンは、同一パターンであり得るかまたはミラーパターンであり得ることに留意されたい。ブロック部140は、以下の説明では踏み段分割パターン(SDP)部140と呼ばれる。SDP部の詳細について、図2図5の例を参照しながら説明する。
【0018】
半導体デバイス100は、任意の好適なデバイス、たとえば、メモリ回路、半導体チップ上に形成されたメモリ回路を有する半導体チップ(またはダイ)、半導体ウェハ上に形成された複数の半導体ダイを有する半導体ウェハ、半導体チップのスタック、パッケージ基板上に組み立てられた1つまたは複数の半導体チップを含む半導体パッケージなどであり得ることに留意されたい。
【0019】
半導体デバイス100は、同じ基板または他の好適な基板上に形成された論理回路、電力回路などの、他の好適な回路(図示せず)を含み得、メモリ部110と好適に結合されることにも留意されたい。一般に、メモリ部110は、メモリセルと、周辺回路(たとえば、アドレスデコーダ、駆動回路、センス増幅器など)とを含む。
【0020】
図2は、本開示のいくつかの実施形態によるSDP部240の上面図を示し、図3は、線A-A’におけるSDP部240の断面図を示す。一例では、SDP部240は、図1のSDP部140に対する一例である。SDP部240は、アレイ領域250と接続領域260とを含む。アレイ領域250は、メモリストリング251のアレイを含み、各メモリストリング251は、1つまたは複数のトップセレクトトランジスタおよび1つまたは複数のボトムセレクトトランジスタと直列に接続された複数の積み重ねられたメモリセルを含む。接続領域260は、トップセレクトゲート(TSG)接続領域261とメモリセルゲート(MCG)接続領域270とを含む。TSG接続領域261は、トップセレクトトランジスタを制御するために金属線をトップセレクトトランジスタのゲートに接続するための階段構造およびコンタクト構造を含む。MCG接続領域270は、ワード線をメモリセルのゲートに接続するための階段構造およびコンタクト構造を含む。
【0021】
接続領域260は、ボトムセレクトトランジスタを制御するために金属線をボトムセレクトトランジスタのゲートに接続するための階段構造およびコンタクト構造を含むボトムセレクトゲート(BSG)接続領域(図示せず)も含み得ることに留意されたい。
【0022】
いくつかの実施形態では、ゲートラスト製作技術が使用され、したがって、犠牲ゲート層の除去と実際のゲートの形成を支援するために、スリット構造が形成される。図2および図3の例では、スリット構造211、212(A)、212(B)、213(A)、213(B)および214が形成される。スリット構造211、212(A)、212(B)、213(A)、213(B)および214は、X方向に、互いに平行に延在する。スリット構造211および214は、SDP部240を、隣接するSDP部から分離する。スリット構造212(A)および213(A)は、アレイ領域250内に配設され、SDP部240内のメモリセルストリングのアレイを3つの指241、242および243に分割することができる。スリット構造212(B)および213(B)は、接続領域260に配設され、接続領域260を複数の部分に分割することができる。
【0023】
一例では、スリット構造211および214は、SDP部240のゲート層を隣接するSDP部から電気的に絶縁するために絶縁層で充填された連続的スリット構造である。
【0024】
いくつかの例では、接続領域260内のスリット構造の数は、アレイ領域250内のスリット構造の数と同じである。図2および図3の例では、スリット構造212(B)および213(B)は、スリット構造212(A)および213(A)と整列される。しかしながら、スリット構造212(B)および213(B)は、スリット構造212(A)および213(A)から分割され、スリット構造212(A)および213(A)の連続する部分ではなく、したがって、3つの指241~243内のゲート層が接続される。
【0025】
別の例では、スリット構造212(B)および213(B)は、スリット構造212(A)および213(A)と整列されないことに留意されたい。別の例では、接続領域260内のスリット構造の数は、アレイ領域250内のスリット構造の数と同じではない。
【0026】
いくつかの実施形態では、少なくともいくつかのスリット構造が、アレイ領域250内のメモリストリング251のアレイに対するコモンソース接点として機能することができる。
【0027】
図2および図3の例では、トップセレクトゲートカット215が、メモリ指のトップセレクトゲート(TSG)層を2つの部分に分割するために各指の真ん中に配設されてよく、それにより、メモリ指を2つの別々にプログラム可能な(読み出し/書き込み)ページに分割することができる。3D NANDメモリの消去動作は、メモリブロックレベルにおいて遂行され得るが、読み出しおよび書き込み動作は、メモリページレベルにおいて遂行され得る。いくつかの実施形態では、ダミーチャネル構造222が、製作中のプロセス変動制御のためおよび/または追加の機械的サポートのために、好適な場所に配設され得る。
【0028】
いくつかの例では、トップセレクトゲートカット215は、メモリセルゲート層およびボトムセレクトゲート層をカットしないことに留意されたい。
【0029】
TSG接続領域261では、踏み段構造が形成される。踏み段構造は、トップセレクトトランジスタのゲート層の一部を露出させるために複数の踏み段を有し、露出された部分は、接触パッドとして構成され得る。次いで、コンタクト構造は、トップセレクトトランジスタを制御するために金属線をトップセレクトトランジスタのゲートに接続するための接触パッド上に形成され得る。図2および図3の例では、踏み段構造は、2つの踏み段262および263を有する。一例では、2つの踏み段262および263の各々は、1つの層ペアの高さを有する。図2および図3の例では、破線は踏み板の縁部を示す。一例では、メモリストリングは、第1のゲートセレクトトランジスタと第2のゲートセレクトトランジスタとを含む。第1のゲートセレクトトランジスタのゲートは、第1の踏み段262上のコンタクト構造264に接続され、第2のゲートセレクトトランジスタのゲートは、第2の踏み段263上のコンタクト構造265に接続される。
【0030】
MCG接続領域270では、マルチレベル踏み段構造が形成される。いくつかの実施形態では、マルチレベル踏み段構造は、セクションレベル、グループレベル、および分割レベルを含む。本開示は、グループレベルおよび分割レベルの特徴を示すために1つのセクションを使用する。本開示における特徴は、それぞれ、セクションレベルにおけるセクションにおいて使用され得ることに留意されたい。いくつかの実施形態では、一セクションにおいて、2レベル踏み段構造が使用される。図2および図3の例では、2レベル踏み段構造は、合計32個の層ペアを有する。32個の層ペアは、8つのグループにグループ化される。したがって、各グループは、4つの層ペアを含む。2レベル踏み段構造は、X方向など、第1の方向に上昇するグループ踏み段G1~G8を有する。さらに、各グループ踏み段領域は、Y方向など、第2の方向に上昇する分割踏み段D1~D4を有する踏み段構造を含む。
【0031】
図2および図3の例では、グループ踏み段G8の領域は、XとYの両方向に上昇する分割踏み段を有する踏み段構造を含み、グループ踏み段G1~G7の領域は、それぞれ、Y方向に上昇する分割踏み段を有する踏み段構造を含むことに留意されたい。
【0032】
図2および図3の例では、2レベル踏み段構造は、メモリセルのゲート層の一部を接触パッドとして露出させ、コンタクト構造が、メモリセルのゲート層をワード線に接続するために接触パッド上に形成され得る。一例では、ストリング内でトップセレクトトランジスタに隣接する第1の32個のメモリセルは、順番にM1~M32と呼ばれ、M1は、トップセレクトトランジスタに隣接する第1のメモリセルである。次いで、グループ踏み段G8の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M1に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G8の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M2に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G8の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M3に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G8の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M4に対する接触パッドを提供する。
【0033】
さらに、グループ踏み段G7の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M5に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G7の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M6に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G7の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M7に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G7の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M8に対する接触パッドを提供する。
【0034】
同様に、グループ踏み段G6の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M9に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G6の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M10に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G6の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M11に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G6の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M12に対する接触パッドを提供する。
【0035】
同様に、グループ踏み段G5の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M13に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G5の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M14に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G5の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M15に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G5の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M16に対する接触パッドを提供する。
【0036】
同様に、グループ踏み段G4の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M17に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G4の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M18に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G4の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M19に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G4の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M20に対する接触パッドを提供する。
【0037】
同様に、グループ踏み段G3の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M21に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G3の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M22に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G3の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M23に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G3の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M24に対する接触パッドを提供する。
【0038】
同様に、グループ踏み段G2の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M25に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G2の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M26に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G2の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M27に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G2の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M28に対する接触パッドを提供する。
【0039】
同様に、グループ踏み段G1の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M29に対する接触パッドを提供し、コンタクト構造C1およびC2(図3に示す)は、接触パッド上に形成される。グループ踏み段G1の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M30に対する接触パッドを提供し、コンタクト構造C3(図3に示す)は、接触パッド上に形成される。グループ踏み段G1の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M31に対する接触パッドを提供し、コンタクト構造C4(図3に示す)は、接触パッド上に形成される。グループ踏み段G1の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M32に対する接触パッドを提供し、コンタクト構造C5およびC6(図3に示す)は、接触パッド上に形成される。
【0040】
図2および図3の例では、分割踏み段D1およびD4の深さ(図3の深さ1で示す)は、スリット構造のピッチに等しく、分割踏み段D2およびD3の深さ(図3の深さ2で示す)は、スリット構造のピッチの半分に等しい。
【0041】
いくつかの例では、図3のスリット構造211、212(B)、213(B)および214によって示されるようなスリット構造は、絶縁層330および導電材料340で充填されることに留意されたい。絶縁層330は、導電材料340をゲート層から絶縁する。導電材料340は、コモンソース接点を形成するために使用され得る。
【0042】
本開示の一態様によれば、接続領域内の分割の数(たとえば、グループ踏み段内の分割踏み段の数)は、アレイ領域内の指の数より大きく、分割踏み段の不均一な深さが使用され得、したがって、接続領域内でスリット構造を増加させる必要はなく、レイアウトは、容易にかつコンタクト構造設置のために十分な空間を有して設計され得る。
【0043】
図4は、本開示のいくつかの実施形態によるSDP部440の上面図を示し、図5は、線A-A’におけるSDP部440の断面図を示す。一例では、SDP部440は、図1のSDP部140に対する一例である。SDP部440は、アレイ領域450と接続領域460とを含む。アレイ領域450は、メモリストリング451のアレイを含み、各メモリストリング451は、1つまたは複数のトップセレクトトランジスタおよび1つまたは複数のボトムセレクトトランジスタと直列に接続された複数の積み重ねられたメモリセルを含む。接続領域460は、トップセレクトゲート(TSG)接続領域461とメモリセルゲート(MCG)接続領域470とを含む。TSG接続領域461は、トップセレクトトランジスタを制御するために金属線をトップセレクトトランジスタのゲートに接続するための階段構造およびコンタクト構造を含む。MCG接続領域470は、ワード線をメモリセルのゲートに接続するための階段構造およびコンタクト構造を含む。
【0044】
接続領域460は、ボトムセレクトトランジスタを制御するために金属線をボトムセレクトトランジスタのゲートに接続するための階段構造およびコンタクト構造を含むボトムセレクトゲート(BSG)接続領域(図示せず)も含み得ることに留意されたい。
【0045】
いくつかの実施形態では、ゲートラスト製作技術が使用され、したがって、犠牲ゲート層の除去と実際のゲートの形成を支援するために、スリット構造が形成される。図4および図5の例では、スリット構造411、412(A)、412(B)、413(A)、413(B)および414が形成される。スリット構造411、412(A)、412(B)、413(A)、413(B)および414は、X方向に、互いに平行に延在する。スリット構造411および414は、SDP部440を隣接するSDP部から分離する。スリット構造412(A)および413(A)は、アレイ領域450内に配設され、SDP部440内のメモリセルストリングのアレイを3つの指441、442および443に分割することができる。スリット構造412(B)および413(B)は、接続領域460に配設され、接続領域460を複数の部分に分割することができる。
【0046】
一例では、スリット構造411および414は、SDP部440のゲート層を隣接するSDP部から電気的に絶縁するために、絶縁層を有する連続的スリット構造である。
【0047】
いくつかの例では、接続領域460内のスリット構造の数は、アレイ領域450内のスリット構造の数と同じである。図4および図5の例では、スリット構造412(B)および413(B)は、スリット構造412(A)および413(A)と整列される。しかしながら、スリット構造412(B)および413(B)は、スリット構造412(A)および413(A)から分割され、スリット構造412(A)および413(A)の連続する部分ではなく、したがって、3つの指441~443内のゲート層が接続される。
【0048】
別の例では、スリット構造412(B)および413(B)は、スリット構造412(A)および413(A)と整列されないことに留意されたい。別の例では、接続領域460内のスリット構造の数は、アレイ領域450内のスリット構造の数と同じではない。
【0049】
いくつかの実施形態では、少なくともいくつかのスリット構造が、アレイ領域450内のメモリストリング451のアレイに対するコモンソース接点として機能することができる。
【0050】
図4および図5の例では、トップセレクトゲートカット415が、メモリ指のTSG層を2つの部分に分割するために各指の真ん中に配設されてよく、それにより、メモリ指を2つの別々にプログラム可能な(読み出し/書き込み)ページに分割することができる。3D NANDメモリの消去動作は、メモリブロックレベルにおいて遂行され得るが、読み出しおよび書き込み動作は、メモリページレベルにおいて遂行され得る。いくつかの実施形態では、ダミーチャネル構造422が、製作中のプロセス変動制御のためおよび/または追加の機械的サポートのために、好適な場所に配設され得る。
【0051】
いくつかの例では、トップセレクトゲートカット415は、メモリセルゲート層およびボトムセレクトゲート層をカットしないことに留意されたい。
【0052】
TSG接続領域461では、踏み段構造が形成される。踏み段構造は、トップセレクトトランジスタのゲート層の一部を接触パッドとして露出させるために複数の踏み段を有する。次いで、コンタクト構造は、トップセレクトトランジスタを制御するために金属線をトップセレクトトランジスタのゲートに接続するための接触パッド上に形成され得る。図4および図5の例では、踏み段構造は、2つの踏み段462および463を有する。一例では、2つの踏み段462および463の各々は、1つの層ペアの高さを有する。図4および図5の例では、破線は踏み板の縁部を示す。一例では、メモリストリングは、第1のゲートセレクトトランジスタと第2のゲートセレクトトランジスタとを含む。第1のゲートセレクトトランジスタのゲートは、第1の踏み段462上のコンタクト構造464に接続され、第2のゲートセレクトトランジスタのゲートは、第2の踏み段463上のコンタクト構造465に接続される。
【0053】
MCG接続領域470では、マルチレベル踏み段構造が形成される。いくつかの実施形態では、マルチレベル踏み段構造は、セクションレベル、グループレベル、および分割レベルを含む。本開示は、グループレベルおよび分割レベルの特徴を示すために1つのセクションを使用する。本開示における特徴は、それぞれ、セクションレベルにおけるセクションにおいて使用され得ることに留意されたい。いくつかの実施形態では、一セクションにおいて、2レベル踏み段構造が使用される。図4および図5の例では、2レベル踏み段構造は、合計40個の層ペアを有する。40個の層ペアは、8つのグループにグループ化される。このようにして、各グループは、5つの層ペアを含む。2レベル踏み段構造は、X方向など、第1の方向に上昇するグループ踏み段G1~G8を有する。さらに、各グループ踏み段領域は、Y方向など、第2の方向に上昇する分割踏み段D1~D5を有する踏み段構造を含む。
【0054】
図4および図5の例では、グループ踏み段G8の領域は、XとYの両方向に上昇する分割踏み段を有する踏み段構造を含み、グループ踏み段G1~G7の領域は、それぞれ、Y方向に上昇する分割踏み段を有する踏み段構造を含むことに留意されたい。
【0055】
図4および図5の例では、2レベル踏み段構造は、メモリセルのゲート層の一部を接触パッドとして露出させ、コンタクト構造は、メモリセルのゲート層をワード線に接続するために接触パッド上に形成され得る。一例では、ストリング内でトップセレクトトランジスタに隣接する第1の40個のメモリセルは、順番にM1~M40と呼ばれ、M1は、トップセレクトトランジスタに隣接する第1のメモリセルである。次いで、グループ踏み段G8の領域内の分割踏み段D5の踏み板は、M1に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G8の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M2に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G8の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M3に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G8の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M4に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G8の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M5に対する接触パッドを提供する。
【0056】
さらに、グループ踏み段G7の領域内の分割踏み段D5の踏み板は、M6に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G7の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M7に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G7の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M8に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G7の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M9に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G7の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M10に対する接触パッドを提供する。
【0057】
同様に、グループ踏み段G6の領域内の分割踏み段D5の踏み板は、M11に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G6の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M12に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G6の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M13に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G6の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M14に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G6の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M15に対する接触パッドを提供する。
【0058】
同様に、グループ踏み段G5の領域内の分割踏み段D5の踏み板は、M16に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G5の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M17に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G5の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M18に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G5の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M19に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G5の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M20に対する接触パッドを提供する。
【0059】
同様に、グループ踏み段G4の領域内の分割踏み段D5の踏み板は、M21に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G4の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M22に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G4の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M23に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G4の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M24に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G4の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M25に対する接触パッドを提供する。
【0060】
同様に、グループ踏み段G3の領域内の分割踏み段D5の踏み板は、M26に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G3の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M27に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G3の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M28に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G3の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M29に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G3の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M30に対する接触パッドを提供する。
【0061】
同様に、グループ踏み段G2の領域内の分割踏み段D5の踏み板は、M31に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G2の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M32に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G2の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M33に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G2の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M34に対する接触パッドを提供する。グループ踏み段G2の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M35に対する接触パッドを提供する。
【0062】
同様に、グループ踏み段G1の領域内の分割踏み段D5の踏み板は、M36に対する接触パッドを提供し、コンタクト構造C1(図5に示す)は、M36のゲートをワード線に接続するために接触パッド上に形成される。グループ踏み段G1の領域内の分割踏み段D4の踏み板は、M37に対する接触パッドを提供し、コンタクト構造C2(図5に示す)は、接触パッド上に形成される。グループ踏み段G1の領域内の分割踏み段D3の踏み板は、M38に対する接触パッドを提供し、コンタクト構造C3(図5に示す)は、接触パッド上に形成される。グループ踏み段G1の領域内の分割踏み段D2の踏み板は、M39に対する接触パッドを提供し、コンタクト構造C4(図5に示す)は、接触パッド上に形成される。グループ踏み段G1の領域内の分割踏み段D1の踏み板は、M40に対する接触パッドを提供し、コンタクト構造C5およびC6(図5に示す)は、接触パッド上に形成される。
【0063】
図4および図5の例では、分割踏み段D1の深さ(図5の深さ1で示す)は、スリット構造のピッチに等しく、分割踏み段D2、D3、D4およびD5の深さ(図5の深さ2で示す)は、スリット構造のピッチの半分に等しい。
【0064】
いくつかの例では、図5のスリット構造411、412(B)、413(B)および414によって示されるようなスリット構造は、絶縁層530および導電材料540で充填されることに留意されたい。絶縁層530は、導電材料540をゲート層から絶縁する。導電材料540は、コモンソース接点を形成するために使用され得る。
【0065】
本開示の一態様によれば、接続領域内の分割の数(たとえば、グループ踏み段内の分割踏み段の数)は、アレイ領域内の指の数より大きく、分割踏み段の不均一な深さが使用され得、したがって、接続領域内でスリット構造を増加させる必要はなく、レイアウトは、容易に設計され得る。
【0066】
図6は、本開示のいくつかの実施形態による半導体デバイス100などの半導体デバイスを製作するためのプロセスの例600を要約するフローチャートを示す。プロセスはS601において開始してS610に進む。
【0067】
S610において、犠牲ゲート層および絶縁層が、初期のスタックを形成するために基板上に交互に積み重ねられる。基板は、シリコン(Si)基板、ゲルマニウム(Ge)基板、シリコンゲルマニウム(SiGe)基板、および/またはシリコンオンインシュレータ(SOI)基板など、任意の好適な基板であり得る。基板は、半導体材料、たとえばIV族半導体、III-V族化合物半導体、またはII-VI族酸化物半導体を含み得る。IV族半導体は、Si、Ge、またはSiGeを含み得る。基板は、バルクウェハまたはエピタキシャル層であり得る。いくつかの実施形態では、絶縁層は、二酸化ケイ素などの絶縁材料で作られ、犠牲層は、窒化ケイ素で作られる。
【0068】
S620において、不均等な深さを有する分割踏み段が、接続領域内に形成される。いくつかの例では、マスク層が使用され、トリミングプロセスが、分割踏み段を形成するためのエッチマスクを形成するために、マスク層上に適用される。
【0069】
図7は、マスク層710によってカバーされるSDP部440(A)~(D)を有する半導体デバイス700の上面図の一例を示す。マスク層710は、SDP部440(A)~(D)内に分割踏み段を形成するために使用される。SDP部440(A)~(D)は、SDP部440と同一であるかまたはSDP部440のミラーである。マスク層710は、アレイ領域450と、アレイ領域450に隣接する接続領域460の一部とをカバーする。いくつかの実施形態では、マスク層710は、フォトレジストまたはカーボンベースのポリマー材料を含むことができ、リソグラフィなどのパターニングプロセスを使用して形成され得る。いくつかの実施形態では、マスク層710は、酸化ケイ素、窒化ケイ素、TEOS、シリコンを含有する反射防止コーティング(SiARC)、アモルファスシリコン、または多結晶シリコンなどのハードマスクも含むことができる。ハードマスクは、OまたはCFの化学的性質を使用する反応性イオンエッチング(RIE)などのエッチングプロセスを使用してパターニングされ得る。さらに、マスク層710は、フォトレジストとハードマスクとの任意の組合せを含むことができる。
【0070】
いくつかの実施形態では、分割踏み段は、マスク層を使用して反復してエッチトリムプロセスを適用することによって形成され得る。エッチトリムプロセスは、エッチングプロセスおよびトリミングプロセスを含む。エッチングプロセスの間、露出された表面を有する初期のスタックの一部が、除去され得る。一例では、エッチ深さは、犠牲ゲート層および絶縁層の厚さである層ペアに等しい。一例では、絶縁層450に対するエッチングプロセスは、犠牲層に対する高い選択性を有することができ、逆も成り立つ。
【0071】
いくつかの実施形態では、スタックのエッチングは、反応性イオンエッチ(RIE)または他のドライエッチプロセスなど、異方性エッチングによって実行される。いくつかの実施形態では、絶縁層は、酸化ケイ素である。この例では、酸化ケイ素のエッチングは、フッ化炭素(CF)、六フッ化エタン(C)、CHFもしくはCおよび/または任意の他の好適なガスなど、フッ素ベースのガスを使用するRIEを含むことができる。いくつかの実施形態では、酸化ケイ素層は、フッ化水素酸またはフッ化水素酸とエチレングリコールとの混合など、湿式化学によって除去され得る。いくつかの実施形態では、時限エッチ手法が、使用され得る。いくつかの実施形態では、犠牲層は、窒化ケイ素である。この例では、窒化ケイ素のエッチングは、O、N、CF、NF、Cl、HBr、BClおよび/またはそれらの組合せを使用するRIEを含むことができる。単層のスタックを除去するための方法およびエッチャントは、本開示の実施形態によって限定されるべきではない。
【0072】
トリミングプロセスは、マスク層710が縁部からx-y平面内で横に引き戻され得る(たとえば、内側に縮むことができる)ように、マスク層710上で好適なエッチングプロセス(たとえば、等方性ドライエッチまたはウェットエッチ)を適用することを含む。いくつかの実施形態では、トリミングプロセスは、O、Ar、Nなどを使用するRIEなどのドライエッチングを含むことができる。いくつかの実施形態では、マスク層710の引き戻し距離は、分割踏み段の深さに対応する。一実施形態では、引き戻し距離は、分割踏み段の異なる深さをもたらすように好適に制御される。たとえば、エッチトリムプロセスの第1のサイクルでは、マスク層710に対するトリミング時間が、ほぼスリット構造のピッチである距離を引き戻すために好適に制御され、エッチトリムプロセスの第2のサイクルでは、マスク層710に対するトリミング時間が、スリット構造のピッチの約半分である距離を引き戻すために好適に制御される。
【0073】
マスク層710をトリミングした後、分割に対応する初期のスタックの最上位レベルの一部は露出され、初期のスタックの最上位レベルの他の部分はマスク層710によってカバーされたままである。エッチトリムプロセスの次のサイクルは、エッチングプロセスで再開する。
【0074】
いくつかの実施形態では、初期のスタックの最上位レベルは、絶縁層によってカバーされ得る。いくつかの実施形態では、初期のスタックの最上位レベルは、他の誘電材料によってさらにカバーされ得る。絶縁層および/または他の誘電材料を除去するプロセスステップが、分割踏み段を形成するために各エッチトリムサイクルのエッチングプロセスに追加され得る。
【0075】
分割踏み段を形成した後、マスク層710は除去され得る。マスク層710は、OまたはCFプラズマを用いるドライエッチング、またはレジスト/ポリマーストリッパー、たとえば溶剤系化学物質を用いるウェットエッチングなどの技法を使用することによって除去され得る。
【0076】
図8は、マスク層710が除去された後のSDP部440(A)~(D)を有する半導体デバイス700の上面図の一例を示す。図8に示すように、分割踏み段D1~D5が形成される。
【0077】
図6に戻って参照すると、S630において、接続領域内のグループ踏み段が形成される。いくつかの例では、マスク層が使用され、トリミングプロセスが、グループ踏み段を形成するためのエッチマスクを形成するために、マスク層上に適用される。
【0078】
図9は、SDP部440(A)~(D)内にグループ踏み段を形成するために使用されるマスク層910によってカバーされるSDP部440(A)~(D)を有する半導体デバイス700の上面図の一例を示す。マスク層910は、アレイ領域450および接続領域460の一部の上に配設される。マスク層910は、マスク層710と同様の材料で作られてよく、同様の技法を使用して形成され得る。
【0079】
いくつかの実施形態では、グループ踏み段は、分割踏み段を形成するための反復するエッチトリムプロセスと同様に、マスク層910を使用して反復するエッチトリムプロセスを適用することによって形成され得る。この例では、グループ踏み段は、X方向にマスク層910をトリミングすることによって形成され得る。
【0080】
いくつかの実施形態では、トリミングプロセスは、グループ踏み段の深さを決定する。いくつかの実施形態では、グループ踏み段は、同じ深さを有することができる。いくつかの実施形態では、グループ踏み段は、異なる深さを有することができる。
【0081】
いくつかの実施形態では、各グループ踏み段は、図9の例では5つの層ペアなど、複数の層ペアを含む。次いで、エッチングプロセスは、犠牲層および絶縁層が交互に入れ替わる5つの層ペアなどのグループ踏み段の高さに対応する好適な層をエッチングする。
【0082】
グループ踏み段を形成した後、マスク層910は除去され得る。マスク層910は、OもしくはCFプラズマを用いるドライエッチング、またはレジスト/ポリマーストリッパー、たとえば溶剤系化学物質を用いるウェットエッチングなどの技法を使用することによって除去され得る。
【0083】
図10は、マスク層910が除去された後のSDP部440(A)~(D)を有する半導体デバイス700の上面図の一例を示す。図10に示すように、グループ踏み段G1~G8および分割踏み段D1~D5が形成される。
【0084】
図11は、マスク層910が除去された後のSDP部440(A)~(D)を有する半導体デバイス700の斜視図の一例を示す。図11に示すように、グループ踏み段G1~G8および分割踏み段D1~D5が形成される。
【0085】
S640に戻って参照すると、チャネル構造が形成される。一例では、好適な平坦化プロセスが、比較的平坦な表面を取得するために実行される。次いで、フォトリソグラフィ技術が、フォトレジスト層および/またはハードマスク層内にチャネルホールおよびダミーチャネルホールのパターンを画定するために使用され、エッチ技術が、パターンを犠牲層および絶縁層のスタックに転写するために使用される。このようにして、チャネルホールがアレイ領域110内に形成され、ダミーチャネルホールが接続領域内に形成される。
【0086】
その結果、チャネル構造がチャネルホール内に形成され、ダミーチャネル構造がダミーチャネルホール内に形成される。いくつかの実施形態では、ダミーチャネル構造が、チャネル構造とともに形成されてよく、したがって、ダミーチャネル構造は、チャネル構造と同じ材料から形成される。いくつかの実施形態では、ダミーチャネル構造は、チャネル構造とは異なって形成される。
【0087】
S650において、ゲート線スリット(いくつかの例ではスリット構造とも呼ばれる)が形成される。いくつかの実施形態では、ゲート線スリットは、スタック内の溝としてエッチングされる。いくつかの例では、接続領域内のゲート線スリットは、アレイ領域内のゲート線スリットと同じピッチを有する。
【0088】
S660において、実際のゲートが形成される。いくつかの実施形態では、ゲート線スリットを使用して、犠牲層が、ゲート層によって置換され得る。一例では、犠牲層に対するエッチャントが、犠牲層を除去するためにゲート線スリットを介して適用される。一例では、犠牲層は窒化ケイ素で作られ、熱濃硫酸(HSO)が、犠牲層を除去するためにゲート線スリットを介して適用される。さらに、ゲート線スリットを介して、アレイ領域内のトランジスタに対するゲートスタックが形成される。一例では、ゲートスタックは、高k誘電体層、グルー層、および金属層から形成される。高k誘電体層は、酸化ハフニウム(HfO)、酸化ケイ素ハフニウム(HfSiO)、酸窒化ケイ素ハフニウム(HfSiON)、酸化アルミニウム(Al)、酸化ランタン(La)、酸化タンタル(Ta)、酸化イットリウム(Y)、酸化ジルコニウム(ZrO)、酸化チタン酸ストロンチウム(SrTiO)、ケイ酸ジルコニウム(ZrSiO)、酸化ハフニウムジルコニウム(HfZrO)など、比較的大きい誘電率を提供する任意の好適な材料を含むことができる。グルー層は、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、およびTiN、TaN、WN、TiSiN、TaSiNのようなそれらの窒化物などの耐熱金属を含むことができる。金属層は、タングステン(W)、銅(Cu)などの高伝導率を有する金属を含む。
【0089】
S670において、さらなるプロセスが、半導体デバイス上で実行され得る。たとえば、ゲートラストプロセスが、たとえば、スペーサ材料(たとえば、酸化ケイ素)およびコモンソース材料(たとえば、タングステン)でゲート線スリットを充填して、スリット構造を形成するために継続する。さらに、コンタクト構造が形成されて、金属トレースが形成され得る。
【0090】
上記は、当業者が本開示の態様をより良好に理解し得るように、いくつかの実施形態の特徴を概説した。当業者が、同じ目的を遂行するために他のプロセスおよび構造を設計または修正するため、および/または本明細書で導入した実施形態の利点と同じものを達成するための土台として本開示を容易に使用し得ることを、当業者には諒解されたい。そのような等価構造は、本開示の趣旨および範囲を逸脱しないこと、および当業者が、本開示の趣旨および範囲を逸脱することなく、本明細書において様々な変更形態、置換形態および代替形態を作成し得ることも、当業者には理解されたい。
【符号の説明】
【0091】
100 半導体デバイス
110 メモリ部
120 メモリ平面
130 メモリブロック
140 ブロック部、踏み段分割パターン(SDP)部ブロック部
211 スリット構造
212(A) スリット構造
212(B) スリット構造
213(A) スリット構造
213(B) スリット構造
214 スリット構造
215 トップセレクトゲートカット
222 ダミーチャネル構造
240 SDP部
241 指
242 指
243 指
250 アレイ領域
251 メモリストリング
260 接続領域
261 トップセレクトゲート(TSG)接続領域
262 第1の踏み段
263 第2の踏み段
264 コンタクト構造
265 コンタクト構造
270 メモリセルゲート(MCG)接続領域
330 絶縁層
340 導電材料
411 スリット構造
412(A) スリット構造
412(B) スリット構造
413(A) スリット構造
413(B) スリット構造
414 スリット構造
415 トップセレクトゲートカット
422 ダミーチャネル構造
440 SDP部
440(A) SDP部
440(B) SDP部
440(C) SDP部
440(D) SDP部
441 指
442 指
443 指
450 アレイ領域
451 メモリストリング
460 接続領域
461 TSG接続領域
462 踏み段
463 踏み段
464 コンタクト構造
465 コンタクト構造
470 MCG接続領域
530 絶縁層
540 導電材料
700 半導体デバイス
710 マスク層
910 マスク層
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【国際調査報告】