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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-03-25
(54)【発明の名称】ブラスト凍結用バッグホルダ
(51)【国際特許分類】
A01N 1/02 20060101AFI20240315BHJP
F25D 25/02 20060101ALN20240315BHJP
【ＦＩ】
A01N1/02
F25D25/02 K
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023557429
(86)(22)【出願日】2022-03-18
(85)【翻訳文提出日】2023-11-14
(86)【国際出願番号】 US2022020938
(87)【国際公開番号】W WO2022198041
(87)【国際公開日】2022-09-22
(31)【優先権主張番号】63/163,547
(32)【優先日】2021-03-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】505307471
【氏名又は名称】インテグリス・インコーポレーテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】コシア， ニコラス
【テーマコード（参考）】
4H011
【Ｆターム（参考）】
4H011CB05
4H011CC01
(57)【要約】
ブラスト凍結処理用バッグホルダは、バッグトレイを含む。バッグトレイは性別がなく、同一のバッグトレイと組み合わされてバッグホルダを形成することができる。バッグホルダは、窪みと、側壁と、端壁とを含む。第１および第２の側壁は、それぞれ交互に配置された延出部分と凹部分の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の組の少なくとも一部を貫通するチャネルとを含む。交互に配置された延出部分と凹部分は、一方の側壁の組が１つの延出部分を有する場合、他方の側壁の組が１つの凹部分を有するように、およびその逆になるように互いにずれている。方法は、これらのバッグトレイを形成することと、１つのバッグトレイにバッグを置くことと、次いでもう１つのバッグトレイを合体してバッグの周りにホルダを形成することとを含む。
【選択図】図１
【選択図】図１
【特許請求の範囲】
【請求項1】
凍結中にバイオプロセスバッグを支持するバッグホルダであって、バッグトレイを備え、前記バックトレイが、
第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みであって、前記端壁が、ネックを形成する凹部を含む、窪みを含み、
前記第１の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含み、
前記第２の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部と凹部の前記第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含み、
交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組とが、
交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組が１つの延出部分を有するように、
前記第１の側壁の長さ方向、および前記第２の側壁の長さ方向に互いにずれている、
バッグホルダ。
【請求項2】
前記バッグトレイが第１のバッグトレイであり、前記バッグホルダが第２のバッグトレイをさらに備え、前記第２のバッグトレイが前記第１のバッグトレイと同一である、請求項１に記載のバッグホルダ。
【請求項3】
前記第１のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組を、前記第２のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組に結合させ、かつ前記第１のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組を、前記第２のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組に結合させることによって、前記第１のバッグトレイが前記第２のバッグトレイに合体されるように構成される、請求項２に記載のバッグホルダ。
【請求項4】
前記第１のバッグトレイが前記第２のバッグトレイに合体されると、前記第１のバッグトレイの前記第１のチャネルおよび前記第２のバッグトレイの前記第２のチャネルが、第１の保持ロッドを受け入れるように構成された第１の連続したチャネルを形成し、前記第１のバッグトレイの前記第２のチャネル、および前記第２のバッグトレイの前記第１のチャネルが、第２の保持ロッドを受け入れるように構成された第２の連続したチャネルを形成する、請求項３に記載のバッグホルダ。
【請求項5】
前記窪みが、前記第１の側壁から前記第２の側壁まで延在する複数のリブを含む、請求項１に記載のバッグホルダ。
【請求項6】
前記バッグトレイが、前記窪みの少なくとも一部の周りに１つまたは複数の隔壁をさらに備える、請求項１に記載のバッグホルダ。
【請求項7】
前記バッグトレイが、前記凹部を含む前記端壁に向かい合う第２の端壁をさらに備える、請求項１に記載のバッグホルダ。
【請求項8】
前記バッグホルダの中心線の一方の側の前記第２の端壁上の突出部と、前記突出部とは前記バッグホルダの前記中心線の反対側の凹みとをさらに備え、前記凹みが、前記突出部を収容するよう構成されるような大きさに作られた、請求項７に記載のバッグホルダ。
【請求項9】
バイオプロセスバッグを凍結させるためのバッグホルダを製造する方法であって、第１のバッグトレイを形成することであって、前記第１のバッグトレイが、
第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みであって、前記端壁が、ネックを形成する凹部を含む、窪みを含み、
前記第１の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含み、
前記第２の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部と凹部の前記第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含み、
交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組とが、
交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組が１つの延出部分を有するように、
前記第１の側壁の長さ方向、および前記第２の側壁の長さ方向に互いにずれている、
第１のバッグトレイを形成することと、
前記第１のバッグトレイと同一の第２のバッグトレイを形成することと
を含む、方法。
【請求項10】
前記第１のバッグトレイを形成することが、材料を熱成形することを含む、請求項９に記載の方法。
【請求項11】
前記第１のバッグトレイを形成することが、射出成形することまたは圧縮成形することを含む、請求項９に記載の方法。
【請求項12】
前記第１のバッグトレイを形成することが、注型成形することを含む、請求項９に記載の方法。
【請求項13】
バイオプロセスバッグを凍結させる方法であって、第１のバッグトレイを提供するであって、前記第１のバッグトレイが、
第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みであって、前記端壁が、ネックを形成する凹部を含む、窪みを含み、
前記第１の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含み、
前記第２の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部と凹部の前記第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含み、
交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組とが、
交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組が１つの延出部分を有するように、
前記第１の側壁の長さ方向、および前記第２の側壁の長さ方向に互いにずれている、
第１のバッグトレイを提供することと、
前記バイオプロセスバッグのネックが前記第１のバッグトレイのネック内に配置されるように、前記第１のバッグトレイの前記窪み内に前記バイオプロセスバッグを置くことと、
前記第１のバッグトレイと同一の第２のバッグトレイを提供することと、
前記第２のバッグトレイを前記第１のバッグトレイに合体することと、
前記バイオプロセスバッグを充填することと、
前記バイオプロセスバッグを凍結することと
を含む、方法。
【請求項14】
前記バイオプロセスバッグを凍結することが、前記バイオプロセスバッグおよび前記バッグ支持体をブラスト冷凍庫に入れることを含む、請求項１３に記載の方法。
【請求項15】
前記バイオプロセスバッグを充填することが、前記第２のバッグトレイを前記第１のバッグトレイに合体する前に行われる、請求項１３に記載の方法。
【請求項16】
前記バイオプロセスバッグを充填することが、前記バイオプロセスバッグのネックが前記第１のバッグトレイのネック内に配置されるように前記第１のバッグトレイの前記窪み内に前記バイオプロセスバッグを置く前に、および前記第２のバッグトレイを前記第１のバッグトレイに合体する前に
行われる、請求項１３に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本出願は、「ＢＡＧ ＨＯＬＤＥＲ ＦＯＲ ＢＬＡＳＴ ＦＲＥＥＺＩＮＧ」という題名の２０２１年３月１９日に出願された米国特許仮出願第６３／１６３，５４７号の優先権を主張する。
【技術分野】
【0002】
本開示は、ブラスト凍結処理中にバッグを保持するためのバッグホルダ、詳細には一対の同一の性別のないバッグトレイから組み立てられたバッグホルダを対象とする。
【背景技術】
【0003】
化学的および／または生物学的プロセスをバッグで実施することができ、あるいはそれらの結果をバッグに収容することができる。処理物質またはその処理の結果である物質は、凍結されるか、そうでなければ低温に保たれることが必要な場合がある。バッグの完全な状態または望ましい形状の維持を確保するために、冷却または凍結処理を通してバッグを支持することが必要な場合がある。ホルダを使用して、冷却または凍結処理の前、間、および／または後にバッグを支持および成形することができる。
【発明の概要】
【0004】
本開示は、ブラスト凍結処理中にバッグを保持するためのバッグホルダ、詳細には一対の同一の性別のないバッグトレイから組み立てられたバッグホルダを対象とする。
【0005】
バッグホルダは、ブラスト凍結処理中にバイオプロセスバッグなどのバッグを支持するように構成される。異なるトレイを使用する必要なく同一のバッグトレイを互いに合体することができるバッグトレイを提供することによって、バッグホルダの製造、貯蔵、および使用が簡略化される。バッグホルダは、バッグの完全性および形状を維持しながら、バッグの支持を提供し、ブラスト凍結を容易にする。
【0006】
一実施形態では、凍結中にバイオプロセスバッグを支持するバッグホルダは、バッグトレイを含む。バッグトレイは、第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みを含む。端壁は、ネックを形成する凹部を含む。第１の側壁は、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含む。第２の側壁は、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部と凹部の第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含む。交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組とは、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの延出部分を有するように、第１の側壁の長さ方向、および第２の側壁の長さ方向に互いにずれている。
【0007】
一実施形態では、バッグトレイは第１のバッグトレイであり、バッグホルダは第２のバッグトレイをさらに含み、第２のバッグトレイは第１のバッグトレイと同一である。
【0008】
一実施形態では、第１のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組を第２のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組に結合させ、かつ、第１のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組を第２のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組に合わせることによって、第１のバッグトレイは、第２のバッグトレイに合体されるように構成される。
【0009】
一実施形態では、第１のバッグトレイが第２のバッグトレイに合体されると、第１のバッグトレイの第１のチャネルおよび第２のバッグトレイの第２のチャネルは、第１の保持ロッドを受け入れるように構成された第１の連続したチャネルを形成し、第１のバッグトレイの第２のチャネル、および第２のバッグトレイの第１のチャネルは、第２の保持ロッドを受け入れるように構成された第２の連続したチャネルを形成する。
【0010】
一実施形態では、窪みは、第１の側壁から第２の側壁まで延在する複数のリブを含む。
【0011】
一実施形態では、バッグトレイは、窪みの少なくとも一部の周りに１つまたは複数の隔壁を含む。
【0012】
一実施形態では、バッグトレイは、凹部を含む端壁に向かい合う第２の端壁を含む。一実施形態では、バッグホルダは、バッグホルダの中心線の一方の側の第２の端壁上の突出部と、突出部とはバッグホルダの中心線の反対側の凹みとをさらに含み、凹みは、突出部を収容するよう構成されるような大きさに作られる。
【0013】
一実施形態では、バイオプロセスバッグを凍結させるためのバッグホルダを製造する方法は、第１のバッグトレイを形成することを含む。第１のバッグトレイは、第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みを含む。端壁は、ネックを形成する凹部を含む。第１の側壁は、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含む。第２の側壁は、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部と凹部の第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含む。交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組とは、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの延出部分を有するように、第１の側壁の長さ方向、および第２の側壁の長さ方向に互いにずれている。本方法は、第１のバッグトレイと同一の第２のバッグトレイを形成することをさらに含む。
【0014】
一実施形態では、第１のバッグトレイを形成することは、材料を熱成形することを含む。一実施形態では、第１のバッグトレイを形成することは、射出成形することまたは圧縮成形することを含む。一実施形態では、第１のバッグトレイを形成することは、注型成形することを含む。
【0015】
一実施形態では、バイオプロセスバッグを凍結させる方法は、第１のバッグトレイを提供することを含む。第１のバッグトレイは、第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みを含み、端壁は、ネックを形成する凹部を含む。第１の側壁は、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含む。第２の側壁は、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部と凹部の第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含む。交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組とは、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの延出部分を有するように、第１の側壁の長さ方向、および第２の側壁の長さ方向に互いにずれている。本方法は、バイオプロセスバッグのネックが第１のバッグトレイのネック内に配置されるように、第１のバッグトレイの窪み内にバイオプロセスバッグを置くことをさらに含む。本方法はまた、第１のバッグトレイと同一の第２のバッグトレイを提供することを含む。本方法は、第２のバッグトレイを第１のバッグトレイに合体することをさらに含む。本方法は、バイオプロセスバッグを充填することと、バイオプロセスバッグを凍結することとをさらに含む。
【0016】
一実施形態では、バイオプロセスバッグを凍結することは、バイオプロセスバッグおよびバッグ支持体をブラスト冷凍庫に入れることを含む。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【発明を実施するための形態】
【0018】
本開示は、ブラスト凍結処理中にバッグを保持するためのバッグホルダ、詳細には一対の同一の性別のないバッグトレイから組み立てられたバッグホルダを対象とする。
【0019】
図１は、一実施形態によるバッグホルダのバッグトレイを示す。バッグトレイ１００は、窪み１０２を含む。窪み１０２は、後壁１０４、ネック１０８を含む前壁１０６、第１の側壁１１０、および第２の側壁１１２によって囲まれている。隔壁１１８は、後壁１０４、前壁１０６、ネック１０８、第１の側壁１１０、および第２の側壁１１２の少なくとも一部の外側に設けることができる。第１の側壁１１０および第２の側壁１１２の各々は、交互に配置された延出部１１４および凹部１１６を含む。第１のチャネル１２０は、第１の側壁１１０の延出部１１４を貫通している。第２のチャネル１２２は、第２の側壁１１２の延出部１１４を貫通し、任意選択的に第２の側壁１１２の他の部分を貫通する。窪み１０２は、任意選択的にリブ１２４を含むことができる。
【0020】
バッグトレイ１００は、ブラスト凍結処理での使用に適した１つまたは複数の材料で形成することができる。一実施形態では、バッグトレイ１００に使用される材料は、約－８５℃以下の温度での使用が定格である。一実施形態では、バッグトレイ１００は、１つまたは複数の溶融加工性ポリマーから形成される。一実施形態では、バッグトレイ１００はポリエチレン（ＰＥ）を含む。一実施形態では、バッグトレイ１００は、高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）を含む。一実施形態では、バッグトレイ１００は単一部品である。一実施形態では、バッグトレイ１００の少なくとも一部は、熱成形を含む方法によって製造される。一実施形態では、バッグトレイ１００の少なくとも一部は、射出成形によって製造される。一実施形態では、バッグトレイ１００の少なくとも一部は、注型成形によって形成される。一実施形態では、注型成形は、２部品注型成形でもよい。一実施形態では、バッグトレイ１００の少なくとも一部は、圧縮成形によって形成される。
【0021】
窪み１０２は、ブラスト凍結処理などの凍結のために保持されるバッグを収容することができるように成形され配置される。任意選択的に、窪み１０２は、凍結中にバッグを固定して成形するためのリブ１２４を含むことができる。リブ１２４は、窪み１０２の内側に突出することができる。一実施形態では、リブ１２４は、第１の側壁１１０から第２の側壁１１２に向かう方向に延在する。一実施形態では、リブ１２４は、窪み１０２の構造的強度を改善する。
【0022】
後壁１０４は、窪み１０２を部分的に画定する壁である。一実施形態では、窪み１０２は、後壁１０４に接するように上方に傾斜する部分を含む。後壁１０４は、任意選択的に、バッグトレイ１００の長手軸Ｌの第１の側の後壁突出部１２６と、長手軸Ｌの第２の側の後壁凹部１２８とを含むことができる。後壁凹部１２８および後壁突出部１２６は、バッグトレイ１００がバッグホルダに組み立てられたときに、各バッグトレイ１００の突出部１２６が、図２に示し、以下で説明するように、バッグトレイの他方の凹部１２８に受け入れられることができるように、配置され、成形され、寸法設定され得る。これにより、第１および第２の側壁１１０および１１２に加えて、後壁１０４に沿ってバッグトレイを互いに保持することができる。
【0023】
前壁１０６は、窪み１０２を部分的に画定する別の壁である。一実施形態では、窪み１０２は、前壁１０６に向かって上方に傾斜する部分を含む。前壁１０６は、ネック１０８を含むことができる。ネック１０８は、バッグトレイ１００がバッグホルダに組み立てられたときに、バッグネックおよび／またはバッグに結合されたチューブが、窪み１０２から延出することを可能にするように構成された前壁１０６の比較的凹所となった部分であり得る。一実施形態では、ネック１０８は、バッグトレイ１００の長手軸Ｌに対して中央に配置される。一実施形態では、ネック１０８の外側の前壁１０６は、後壁１０４の高さと同じ高さを有することができる。
【0024】
第１の側壁１１０は、窪み１０２を部分的に画定する壁であり、窪み１０２の第１の側で後壁１０４から前壁１０６まで延在する。第２の側壁１１２は、バッグトレイ１００の長手軸Ｌに対して第１の側とは反対側の、窪み１０２の第２の側で後壁１０４から前壁１０６まで延在する、窪み１０２を部分的に画定する別の壁である。一実施形態では、第１の側壁１１０および第２の側壁１１２はそれぞれ、後壁１０４および／または前壁１０６の高さと同じ高さを有する少なくとも一部分を含む。
【0025】
第１の側壁１１０および第２の側壁１１２のそれぞれは、延出部１１４および凹部１１６の組を有する。延出部１１４は、第１の側壁１１０および第２の側壁１１２のうち、後壁１０４および前壁１０６の高さよりも上方に延在する部分である。凹部１１６は、第１の側壁１１０および第２の側壁１１２のうち、後壁１０４および前壁１０６の高さよりも下方に凹所となった部分である。一実施形態では、延出部１１４および／または凹部１１６は、第１の側壁１１０または第２の側壁１１２の外側部分にあってもよく、第１の側壁１１０または第２の側壁１１２の内側部分は、窪み１０２に向かう内側部分の後壁１０４および前壁１０６と同じ高さを有する。延出部１１４および凹部１１６は、各組で交互に配置していてもよい。各組の延出部１１４および凹部１１６は、第１の側壁１１０の延出部１１４が第２の側壁１１２の凹部１１６に対応し、第２の側壁１１２の延出部１１４が第１の側壁１１０の凹部１１６に対応するよう寸法設定され配置され得る。一実施形態では、図２に示し、以下に説明するように、バッグトレイ１００の凹部１１６は、バッグトレイ１００と同一の第２のバッグトレイの延出部を受け入れるように構成することができる。
【0026】
隔壁１１８は、後壁１０４、前壁１０６、第１の側壁１１０、および／または第２の側壁１１２の少なくとも一部から、窪み１０２から離れて外向きに延在する突出部である。隔壁１１８は、例えば、バッグトレイ１００を含むバッグホルダが落下またはぶつけられた場合に、バッグトレイ１００が他の表面と接触することによる衝撃を吸収するように構成される。隔壁１１８は、略Ｕ字形の断面など、窪み１０２およびその内容物に衝撃保護を提供するための任意の適切な形状を有することができる。隔壁１１８は、バッグトレイ１００がバッグホルダに組み立てられたときに、窪み１０２内に配置されたバッグから延在するチューブを収容するための空間を提供するようにさらに構成することができる。
【0027】
第１のチャネル１２０は、第１の側壁１１０または第２の側壁１１２のうちの１つの延出部１１４内の１つ以上の開口部によって形成されたチャネルである。第１のチャネル１２０は、後壁１０４または前壁１０６の高さから距離Ｄだけ上方に配置することができる。第１のチャネル１２０は、保持ロッド（図示せず）を受け入れる断面形状を有することができる。
【0028】
第２のチャネル１２２は、第１の側壁１１０または第２の側壁１１２のうちの１つでその延出部１１４を貫く開口部により形成されたもう１つのチャネルである。一実施形態では、第２のチャネル１２２は、第１のチャネル１２０と同じ断面形状を有する。第２のチャネル１２２は、図２に示すように、バッグトレイ１００と同一のバッグトレイとが合体されたときに、バッグトレイ１００の第１のチャネル１２０と同一のバッグトレイの第２のチャネルとが連続したチャネルを形成し、その逆も同様であるように、後壁１０４または前壁１０６の高さから距離Ｄだけ下方に配置することができる。図４に示し、以下で説明するように、同一のバッグトレイホルダ１００の第１のチャネル１２０と第２のチャネル１２２との組み合わせによって形成された連続したチャネルは、保持ロッドを収容することができる。実施形態では、同一のバッグトレイ１００は、バッグトレイを垂直に貫通する１つまたは複数のねじまたはピン、バッグトレイを取り囲む１つまたは複数のひも、またはトレイを一緒に保持する任意の適切な他の手段によって保持することができる。トレイを互いに固定するこれらの他の方法は、第１および第２のチャネル１２０および１２２ならびに該チャネル内に収容された保持ロッドに加えて、またはその代替としてもよい。
【0029】
図２は一実施形態による組み立てられたバッグホルダを示す。バッグホルダ２００は、第２のバッグホルダ１００ａと組み合わされた、図１に示し上述したバッグトレイ１００を含む。一実施形態では、第２のバッグトレイ１００ａは第１のバッグホルダ１００と同一である。
【0030】
第２のバッグトレイ１００ａは、窪み１０２ａを含む。窪み１０２ａは、後壁１０４ａ、前壁１０６ａ、第１の側壁１１０ａ、および第２の側壁１１２ａによって少なくとも部分的に画定されている。前壁１０６ａは、ネック１０８ａを含むことができる。１つまたは複数の隔壁１１８ａは、後壁１０４ａ、前壁１０６ａ、第１の側壁１１０ａおよび第２の側壁１１２ａの一部またはすべてに設けられていてもよい。
【0031】
バッグトレイ１００と第２のバッグトレイ１００ａとが合体されると、窪み１０２ａと窪み１０２とが組み合わされてバッグホルダ２００の内部空間を形成することができる。一実施形態では、それぞれの第１および第２のバッグトレイ１００、１００ａのそれぞれの後壁１０４および１０４ａ、前壁１０６および１０６ａならびに第１および第２の側壁１１０、１１０ａ、１１２、および１１２ａの一部は、互いに接触して内部空間を画定することができる。第１および第２のバッグトレイ１００および１００ａの窪み１０２および１０２ａは、バッグを充填することで内部空間の利用可能な容積よって、または該バッグの幾何学的形状と比較した内部空間の形状によって制約されないように、バッグホルダ２００と共に使用されるバッグの充填容積に応じた大きさに作ることができる。バッグホルダ２００の内部空間は、生物学的または化学的溶液を収容するバッグなどのバッグを収容することができるように構成される。バッグホルダ２００は、ブラスト凍結処理などの処理中にバッグを収容することができる。一実施形態では、第２のバッグトレイ１００ａは、窪み１０２ａに向かって内側に突出するリブ１２４ａを含む。
【0032】
第２のバッグトレイ１００ａは、延長部１１６ａと、凹部１１８ａとを含む。第２のバッグトレイ１００ａが第１のバッグトレイ１００に合体されると、第２のバッグトレイ１００ａの延長部１１６ａは、第１のバッグトレイ１００の対応する凹部１１８内に突出する。第２のバッグトレイ１００ａが第１のバッグトレイ１００に合体されると、第２のバッグトレイ１００ａの凹部１１８ａは、第１のバッグトレイ１００の対応する突き出し部１１６を受け入れる。
【0033】
一実施形態において、第２のバッグトレイ１００ａは、後壁突出部１２６ａおよび後壁凹部１２８ａをさらに含む。第２のバッグトレイ１００ａが第１のバッグトレイ１００に合体されると、図１に示す第１のバッグトレイ１００の後壁突出部１２６は、第２のバッグトレイ１００ａの後壁凹部１２８ａに受け入れられ得る。第２のバッグトレイ１００ａが第１のバッグトレイ１００に合体されると、図１に示す第１のバッグトレイ１００の後壁凹部１２８は、第２のバッグトレイ１００ａの後壁突出部１２６ａに受け入れられ得る。
【0034】
さらに、第１のバッグトレイ１００が第２のバッグトレイ１００ａに合体されると、第１のバッグトレイ１００と第２のバッグトレイ１００ａとを互いに固定するための保持ロッドを受け入れるための１つまたは複数のチャネルが形成され得る。チャネルおよび保持ロッドは、図４に見ることができ、以下でさらに詳細に説明される。
【0035】
図３は、バッグが窪み内に配置された、図１によるバッグトレイを示す。バッグトレイ１００は、バッグ３００が窪み１０２に置かれた状態で示されている。バッグ３００は、バッグトレイ１００のネック１０８内に延在するバッグネック３０２を含む。バッグネック３０２は、バッグ３００が窪み１０２内に置かれたときにバッグトレイ１００のネック１０８内に配置され、流体ライン３０６に結合するポート３０４を含む。流体ライン３０６は、ネック１０８から延在する。流体ライン３０６の少なくともいくつかは、流体ライン３０６が隔壁１１８の部分内に収まるように曲げることができる。
【0036】
図４は、一実施形態によるバッグホルダに組み立てられた図３のバッグトレイおよびバッグを示す。第２のバッグトレイ１００ａが図３に示すバッグトレイ１００に追加されて、バッグホルダ４００を形成する。第２のバッグトレイ１００ａのネック１０８ａとバッグトレイ１００のネック１０８とが、組み合わされて、組み合わされたバッグトレイ１００と１００ａとによって画定された空間の内部と外部との間に開口部４０２が形成される。組み合わされると、第１および第２のバッグトレイ１００、１００ａは、第１のチャネル４０４および第２のチャネル４０６を提供する。第１のチャネル４０４および第２のチャネル４０６のそれぞれは、第１のバッグトレイ１００および第２のバッグトレイ１００ａのそれぞれを貫通する部分を含む。第１のチャネル４０４は、第１の保持ロッド４０８を受け入れることができる。第２のチャネル４０６は、第２の保持ロッド４１０を受け入れることができる。一実施形態では、第１の保持ロッド４０８および第２の保持ロッド４１０は同じ断面形状を有する。第１および第２の保持ロッド４０８および４１０は、ブラスト凍結処理中にバッグホルダ４００を一緒に保持するための任意の適切な材料、例えば、非限定的な例として、ステンレス鋼などの鋼材であってもよい。第１および第２のチャネル４０４および４０６を通って第１のバッグトレイ１００と第２のバッグトレイ１００ａの両方の部分を貫通することによって、第１および第２の保持ロッド４０８および４１０は、例えばバッグホルダ４００が確実に固定されるように、第１のバッグトレイ１００および第２のバッグトレイ１００ａを互いに固定することができる。第１および第２の保持ロッド４０８および４１０を使用することにより、バッグホルダ４００が容易に組み立ておよび分解されることで、凍結処理後のバッグの取り外しが可能となる。一実施形態では、バッグホルダ４００が固定されると、ネック１０８およびネック１０８ａによって提供される開口部４０２は、バッグホルダ４００の内部空間と外部環境との間の唯一の開口部である。保持ロッド４０８および４１０は、摩擦嵌合によってそれぞれのチャネル４０４および４０６内に保持することができる。
【0037】
実施形態によるバッグホルダは、バッグ３００などのバッグを第１のバッグトレイの窪み内に配置することによって、ブラスト凍結処理で使用することができる。バッグは、流体ライン３０６などの少なくとも１つまたは複数の流体ラインを通して充填することができる。バッグ３００は、窪み１０２内に配置する前、窪み１０２内に配置した後、または第２のバッグトレイを追加することによってバッグホルダを組み立てた後に充填することができる。第１のバッグトレイの窪み内にバッグを配置した後、第２のバッグトレイ１００ａなどの第２のバッグトレイを第１のバッグトレイに合体することによって、バッグホルダを組み立てることができる。一実施形態では、第１および第２のバッグトレイは、例えば、対応する係合機構のそれぞれの延長部および凹部などで互いに係合することができる。一実施形態では、第１のバッグトレイおよび第２のバッグトレイは、上述し図４に示す保持ロッド４０６および４０８などの１つまたは複数の追加部材によって合体することができる。バッグは、組み立てられたバッグホルダ内に収容され、充填されると、バッグおよびバッグホルダは、凍結処理、例えばブラスト凍結処理で使用することができる。
【0038】
図５は、一実施形態によるバッグトレイを示す。バッグトレイ５００は、窪み５０２を含む。窪み５０２は、後壁５０４、ネック５０８を含む前壁５０６、第１の側壁５１０、および第２の側壁５１２によって囲まれている。第１の側壁５１０および第２の側壁５１２の各々は、交互に配置された延出部５１４および凹部５１６を含む。隔壁５１８は、後壁５０４、前壁５０６、ネック５０８、第１の側壁５１０、および第２の側壁５１２の少なくとも一部の外側に設けることができる。第１のチャネル５２０は、第１の側壁５１０の凹部５１６を貫通している。第２のチャネル５２２は、第２の側壁５１２の延出部５１４を貫通している。窪み５０２は、任意選択的にリブ５２４を含むことができる。
【0039】
窪み５０２は、ブラスト凍結処理などの凍結のために保持されるバッグを収容することができるように成形され配置される。任意選択的に、窪み５０２は、凍結中にバッグを固定して成形するためのリブ５２４を含むことができる。リブ５２４は、窪み５０２の内側に突出することができる。一実施形態では、リブ５２４は、第１の側壁５１０から第２の側壁５１２に向かう方向に延在する。一実施形態では、リブは、窪み５０２に形成されるのに加えて、第１の側壁５１０および第２の側壁５１２に形成される。一実施形態では、リブ５２４は、窪み５０２の構造的強度を改善する。
【0040】
後壁５０４は、窪み５０２を部分的に画定する壁である。一実施形態では、窪み５０２は、後壁５０４に接するように上方に傾斜する部分を含む。後壁５０４は、例えば図６に示し、以下で説明するように、バッグトレイ５００がバッグホルダに組み立てられるときにバッグの位置を固定するのを助けるために、窪み５０２内に配置されたバッグの吊りロッドを支持するように構成された棚５２６と、吊りロッドの水平方向への移動を防止するように構成されたフック５２８とを含むことができる。一実施形態では、バッグトレイ１００に設けられた突出部１２６および凹み１２８などの突出部および凹みは、後壁５０４にさらに含まれていてもよい。
【0041】
前壁５０６は、窪み５０２を部分的に画定する別の壁である。一実施形態では、窪み５０２は、前壁５０６に向かって上方に傾斜する部分を含む。前壁５０６は、ネック５０８を含むことができる。ネック５０８は、バッグトレイ５００がバッグホルダに組み立てられたときに、バッグネックおよび／またはバッグに結合されたチューブが、窪み５０２から延出することを可能にするように構成された前壁５０６の比較的凹所となった部分であり得る。一実施形態では、ネック１０８は、バッグトレイ１００の長手軸Ｌに対して中央に配置される。一実施形態では、ネック１０８の外側の前壁１０６は、後壁１０４の高さと同じ高さを有することができる。
【0042】
第１の側壁５１０は、窪み５０２を部分的に画定する壁であり、窪み５０２の第１の側で後壁５０４から前壁５０６まで延在する。第２の側壁５１２は、窪み５０２を部分的に画定する別の壁であり、第１の側面と向かい合って、窪み５０２の第２の側で後壁５０４から前壁５０６まで延在する。
【0043】
第１の側壁５１０および第２の側壁５１２の各々は、交互に配置された延出部５１４および凹部５１６を含む。延出部５１４は、第１の側壁５１０および第２の側壁５１２のうち、後壁５０４および前壁５０６の高さよりも上方に延在する部分である。凹部５１６は、第１の側壁５１０および第２の側壁５１２のうち、後壁５０４および前壁５０６の高さよりも下方に凹所となった部分である。延出部５１４および凹部５１６は、各組で交互に配置していてもよい。各組の延出部５１４および凹部５１６は、第１の側壁５１０の延出部５１４が第２の側壁５１２の凹部５１６に対応し、第２の側壁５１２の延出部５１４が第１の側壁５１０の凹部５１６に対応するよう寸法設定され配置され得る。一実施形態では、図６に示し、以下に説明するように、バッグトレイ５００の凹部５１６は、バッグトレイ５００と同一の第２のバッグトレイの延出部を受け入れるように構成することができる。
【0044】
隔壁５１８は、後壁５０４、前壁５０６、第１の側壁５１０、および／または第２の側壁５１２の少なくとも一部から、窪み５０２から離れて外向きに延在する突出部である。隔壁５１８は、例えば、バッグトレイ５００を含むバッグホルダが落下またはぶつけられた場合に、バッグトレイ５００が他の表面と接触することによる衝撃を吸収するように構成される。隔壁５１８は、窪み５０２およびその内容物に衝撃保護を提供するための任意の適切な形状を有することができる。隔壁５１８は、バッグが中に置かれてバッグホルダにバッグトレイ５００が組み立てられたときに、窪み５０２内に配置されたバッグから延在するチューブを収容するための空間を提供するようにさらに構成することができる。
【0045】
第１のチャネル５２０は、第１の側壁５１０の凹部５１６を貫通している。第２のチャネル５２２は、第２の側壁５１２の延出部５１４を貫通している。第１のチャネル５２０は、第１の側壁５１０の凹部５１６内の１つ以上の開口部によって形成されたチャネルである。第１のチャネル１２０は、保持ロッド（図示せず）を受け入れる断面形状を有することができる。第２のチャネル１２２は、第２の側壁５１２の延出部５１４を通る１つまたは複数の開口部によって形成された別のチャネルである。一実施形態では、第２のチャネル５２２は、第１のチャネル５２０と同じ断面形状を有する。第１および第２のチャネル５２０および５２２は、図６に示すように、バッグトレイ１００と同一のバッグトレイとが合体されたときに、バッグトレイ５００の第１のチャネル５２０と同一のバッグトレイの第２のチャネルとが連続したチャネルを形成し、その逆も同様であるように、配置することができる。図６に示し、以下で説明するように、同一のバッグトレイホルダ５００の第１のチャネル５２０と第２のチャネル５２２との組み合わせによって形成された連続したチャネルは、保持ロッドを収容することができる。実施形態では、同一のバッグトレイ５００は、バッグトレイを垂直に貫通する１つまたは複数のねじまたはピン、バッグトレイを取り囲む１つまたは複数のひも、またはトレイを一緒に保持する任意の適切な他の手段によって保持することができる。トレイを互いに固定するこれらの他の方法は、第１および第２のチャネル５２０および５２２ならびに該チャネル内に収容された保持ロッドに加えて、またはその代替としてもよい。
【0046】
図６は、図５に示すバッグトレイを含む一実施形態によるバッグホルダを示す。第２のバッグトレイ５００ａは、第１のバッグトレイ５００と称されるバッグトレイ５００と組み合わされてバッグホルダ６００を形成する。
【0047】
バッグトレイ５００と第２のバッグトレイ５００ａとが合体されると、窪み５０２ａと窪み５０２とが組み合わされてバッグホルダ６００の内部空間を形成することができる。第１および第２のバッグトレイ５００および５００ａの窪み５０２および５０２ａは、バッグを充填することで内部空間の利用可能な容積よって、または該バッグの幾何学的形状と比較した内部空間の形状によって制約されないように、バッグホルダ６００と共に使用されるバッグの充填容積に応じた大きさに作ることができる。バッグホルダ６００の内部空間は、生物学的または化学的溶液を収容するバッグなどのバッグを収容することができるように構成される。バッグホルダ６００は、ブラスト凍結処理などの処理中にバッグを収容することができる。一実施形態では、第２のバッグトレイ５００ａは、窪み５０２ａに向かって内側に突出するリブ５２４ａを含む。
【0048】
第２のバッグトレイ５００ａは、延長部５１６ａと、凹部５１８ａとを含む。第２のバッグトレイ５００ａが第１のバッグトレイ５００に合体されると、第２のバッグトレイ５００ａの延長部５１６ａは、第１のバッグトレイ５００の対応する凹部５１８内に突出する。第２のバッグトレイ５００ａが第１のバッグトレイ５００に合体されると、第２のバッグトレイ５００ａの凹部５１８ａは、第１のバッグトレイ５００の対応する突き出し部５１６を受け入れる。バッグトレイ５００の第１のチャネル５２０および第２のバッグトレイ５００ａの第２のチャネル５２２ａは、保持ロッド６０２の挿入を可能にするように構成された連続したチャネルを形成する。第２のバッグトレイの第２のチャネル５２２はまた、第２のバッグトレイ５００ａの第１のチャネル５２０ａと連続したチャネルを形成することができ、その結果として得られるチャネル内に別の保持ロッド６０２を収容することができる。保持ロッド６０２は、例えば、取り扱い中および／またはブラスト凍結処理などの凍結処理中にバッグホルダ６００を共に保持するように、第１のバッグトレイ５００を第２のバッグトレイ５００ａに固定することができる。保持ロッドは、凍結処理の前、最中、および後にバッグホルダ６００を共に保持するように強度および耐熱性を有する任意の適切な材料、例えばステンレス鋼でもよい。
【0049】
バッグホルダ６００が組み立てられると、上述し図５に示した第１のバッグトレイ５００の棚５２６ａ、および第２のバッグトレイ５００ａの対応する棚５２６ａは、互いに対向することができ、バッグホルダ６００内に配置されたバッグの吊りロッドを収容することができる空間を画定する。上述し図５に示す第１のバッグトレイ５００のフック５２８、および第２のバッグトレイ５００の対応するフック５２８ａは、棚５２６および５２６ａによって画定された空間の外側に吊りロッドの移動を妨げるように組み合わせてもよく、その結果、吊りロッドを、後壁５０４および５０４ａから前壁５０６および５０６ａに向かう方向に、または前壁５０６および５０６ａから離れる方向にバッグホルダ６００に収容されたバッグの移動を制限するために使用することができる。一実施形態では、バッグホルダ６００が組み立てられると、フック５２８と５２８ａとの間にバッグをクランプすることができる。
【0050】
態様：
態様１～８のいずれかを、態様９～１２または態様１３～１４のいずれかと組み合わせることができることが理解される。態様９～１２のいずれかを、態様１３～１４のいずれかと組み合わせることができることが理解される。
態様１～８のいずれかを、態様９～１２または態様１３～１４のいずれかと組み合わせることができることが理解される。態様９～１２のいずれかを、態様１３～１４のいずれかと組み合わせることができることが理解される。
【0051】
態様１．凍結中にバイオプロセスバッグを支持するバッグホルダであって、
バッグトレイを備え、バックトレイが、
第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みであって、端壁がネックを形成する凹部を含む、窪みを含み、
第１の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含み、
第２の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部と凹部の第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含み、
交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組とが、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの延出部分を有するように、第１の側壁の長さ方向、および第２の側壁の長さ方向に互いにずれている。
バッグホルダ。
バッグトレイを備え、バックトレイが、
第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みであって、端壁がネックを形成する凹部を含む、窪みを含み、
第１の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含み、
第２の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部と凹部の第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含み、
交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組とが、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの延出部分を有するように、第１の側壁の長さ方向、および第２の側壁の長さ方向に互いにずれている。
バッグホルダ。
【0052】
態様２．バッグトレイが第１のバッグトレイであり、バッグホルダが第２のバッグトレイをさらに備え、第２のバッグトレイが第１のバッグトレイと同一である、態様１に記載のバッグホルダ。
【0053】
態様３．第１のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組を第２のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組に結合させ、かつ、第１のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組を第２のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組に結合させることによって、第１のバッグトレイが第２のバッグトレイに合体されるように構成される、態様２に記載のバッグホルダ。
【0054】
態様４．第１のバッグトレイが第２のバッグトレイに合体されると、第１のバッグトレイの第１のチャネルおよび第２のバッグトレイの第２のチャネルが、第１の保持ロッドを受け入れるように構成された第１の連続したチャネルを形成し、第１のバッグトレイの第２のチャネル、および第２のバッグトレイの第１のチャネルが、第２の保持ロッドを受け入れるように構成された第２の連続したチャネルを形成する、態様３に記載のバッグホルダ。
【0055】
態様５．窪みが、第１の側壁から第２の側壁まで延在する複数のリブを含む、態様１～４のいずれかに記載のバッグホルダ。
【0056】
態様６．バッグトレイが、窪みの少なくとも一部の周りに１つまたは複数の隔壁をさらに備える、態様１～６のいずれかに記載のバッグホルダ。
【0057】
態様７．バッグトレイが、凹部を含む端壁に向かい合う第２の端壁をさらに備える、態様１～６のいずれかに記載のバッグホルダ。
【0058】
態様８．バッグホルダの中心線の一方の側の第２の端壁上の突出部と、突出部とはバッグホルダの中心線の反対側の凹みとをさらに備え、凹みが、突出部を収容するよう構成されるような大きさに作られた、態様７に記載のバッグホルダ。
【0059】
態様９．バイオプロセスバッグを凍結させるためのバッグホルダを製造する方法であって、
第１のバッグトレイを形成することであって、第１のバッグトレイが、
第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みであって、端壁がネックを形成する凹部を含む、窪みを含み、
第１の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含み、
第２の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部と凹部の第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含み、
交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組とが、
交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの延出部分を有するように、
第１の側壁の長さ方向、および第２の側壁の長さ方向に互いにずれている、
第１のバッグトレイを形成することと、
第１のバッグトレイと同一の第２のバッグトレイを形成することと
を含む、方法。
第１のバッグトレイを形成することであって、第１のバッグトレイが、
第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みであって、端壁がネックを形成する凹部を含む、窪みを含み、
第１の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含み、
第２の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部と凹部の第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含み、
交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組とが、
交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの延出部分を有するように、
第１の側壁の長さ方向、および第２の側壁の長さ方向に互いにずれている、
第１のバッグトレイを形成することと、
第１のバッグトレイと同一の第２のバッグトレイを形成することと
を含む、方法。
【0060】
態様１０．第１のバッグトレイを形成することが、材料を熱成形することを含む、態様９に記載の方法。
【0061】
態様１１．第１のバッグトレイを形成することが、射出成形することまたは圧縮成形することを含む、態様９～１０のいずれかに記載の方法。
【0062】
態様１２．第１のバッグトレイを形成することが、注型成形することを含む、態様９～１１のいずれかに記載の方法。
【0063】
態様１３：バイオプロセスバッグを凍結させる方法であって、
第１のバッグトレイを提供するであって、第１のバッグトレイが、
第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みであって、端壁がネックを形成する凹部を含む、窪みを含み、
第１の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含み、
第２の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部と凹部の第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含み、
交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組とが、
交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの延出部分を有するように、
第１の側壁の長さ方向に、および第２の側壁の長さ方向に互いにずれている、
第１のバッグトレイを提供することと、
バイオプロセスバッグのネックが第１のバッグトレイのネック内に配置されるように、第１のバッグトレイの窪み内にバイオプロセスバッグを置くことと、
第１のバッグトレイと同一である、第２のバッグトレイを提供することと、
第２のバッグトレイを第１のバッグトレイに合体することと、
バイオプロセスバッグを充填することと、
バイオプロセスバッグを凍結することと
を含む、方法。
第１のバッグトレイを提供するであって、第１のバッグトレイが、
第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みであって、端壁がネックを形成する凹部を含む、窪みを含み、
第１の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含み、
第２の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部と凹部の第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含み、
交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組とが、
交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組が１つの延出部分を有するように、
第１の側壁の長さ方向に、および第２の側壁の長さ方向に互いにずれている、
第１のバッグトレイを提供することと、
バイオプロセスバッグのネックが第１のバッグトレイのネック内に配置されるように、第１のバッグトレイの窪み内にバイオプロセスバッグを置くことと、
第１のバッグトレイと同一である、第２のバッグトレイを提供することと、
第２のバッグトレイを第１のバッグトレイに合体することと、
バイオプロセスバッグを充填することと、
バイオプロセスバッグを凍結することと
を含む、方法。
【0064】
態様１４．バイオプロセスバッグを凍結することが、バイオプロセスバッグおよびバッグ支持体をブラスト冷凍庫に入れることを含む、態様１３に記載の方法。
【0065】
本出願で開示される実施例は、すべての点で例示的であり、限定的ではないと見なされるべきである。本発明の範囲は、前述の説明によってではなく添付の特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と同等の意味および範囲の中にあるすべての変更は、特許請求の範囲に包含されるものとする。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【手続補正書】
【提出日】2023-11-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
凍結中にバイオプロセスバッグを支持するバッグホルダであって、バッグトレイを備え、前記バッグトレイが、
第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みであって、前記端壁が、ネックを形成する凹部を含む、窪みを含み、
前記第１の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含み、
前記第２の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含み、
交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組とが、
交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組が１つの延出部分を有するように、
前記第１の側壁の長さ方向、および前記第２の側壁の長さ方向に互いにずれている、
バッグホルダ。
【請求項2】
前記バッグトレイが第１のバッグトレイであり、前記バッグホルダが第２のバッグトレイをさらに備え、前記第２のバッグトレイが前記第１のバッグトレイと同一である、請求項１に記載のバッグホルダ。
【請求項3】
前記第１のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組を、前記第２のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組に嵌合させ、かつ、前記第１のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組を、前記第２のバッグトレイの交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組に嵌合させることによって、前記第１のバッグトレイが前記第２のバッグトレイに合体されるように構成される、請求項２に記載のバッグホルダ。
【請求項4】
前記第１のバッグトレイが前記第２のバッグトレイに合体されると、前記第１のバッグトレイの前記第１のチャネルおよび前記第２のバッグトレイの前記第２のチャネルが、第１の保持ロッドを受け入れるように構成された第１の連続したチャネルを形成し、前記第１のバッグトレイの前記第２のチャネル、および前記第２のバッグトレイの前記第１のチャネルが、第２の保持ロッドを受け入れるように構成された第２の連続したチャネルを形成する、請求項３に記載のバッグホルダ。
【請求項5】
バイオプロセスバッグを凍結させる方法であって、第１のバッグトレイを提供することであって、前記第１のバッグトレイが、
第１の側壁、第２の側壁、および端壁によって部分的に囲まれた窪みであって、前記端壁が、ネックを形成する凹部を含む、窪みを含み、
前記第１の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組の少なくとも一部を貫通する第１のチャネルとを含み、
前記第２の側壁が、交互に配置された延出部分と凹部分の第２の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組の少なくとも一部を貫通する第２のチャネルとを含み、
交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組と、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組とが、
交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組が１つの延出部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組が１つの凹部分を有し、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第１の組が１つの凹部分を有する場合には、交互に配置された延出部分と凹部分の前記第２の組が１つの延出部分を有するように、
前記第１の側壁の長さ方向、および前記第２の側壁の長さ方向に互いにずれている、第１のバッグトレイを提供することと、
前記バイオプロセスバッグのネックが前記第１のバッグトレイのネック内に配置されるように、前記第１のバッグトレイの前記窪み内に前記バイオプロセスバッグを置くことと、
前記第１のバッグトレイと同一の第２のバッグトレイを提供することと、
前記第２のバッグトレイを前記第１のバッグトレイに合体することと、
前記バイオプロセスバッグを充填することと、
前記バイオプロセスバッグを凍結することと
を含む、方法。
【国際調査報告】