IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドの特許一覧

特表2024-545641改良型ピラニ真空計アーキテクチャを使用してラジカルイオンフラックスを測定するための方法
<>
  • 特表-改良型ピラニ真空計アーキテクチャを使用してラジカルイオンフラックスを測定するための方法 図1
  • 特表-改良型ピラニ真空計アーキテクチャを使用してラジカルイオンフラックスを測定するための方法 図2
  • 特表-改良型ピラニ真空計アーキテクチャを使用してラジカルイオンフラックスを測定するための方法 図3
  • 特表-改良型ピラニ真空計アーキテクチャを使用してラジカルイオンフラックスを測定するための方法 図4A
  • 特表-改良型ピラニ真空計アーキテクチャを使用してラジカルイオンフラックスを測定するための方法 図4B
  • 特表-改良型ピラニ真空計アーキテクチャを使用してラジカルイオンフラックスを測定するための方法 図4C
  • 特表-改良型ピラニ真空計アーキテクチャを使用してラジカルイオンフラックスを測定するための方法 図5
  • 特表-改良型ピラニ真空計アーキテクチャを使用してラジカルイオンフラックスを測定するための方法 図6A
  • 特表-改良型ピラニ真空計アーキテクチャを使用してラジカルイオンフラックスを測定するための方法 図6B
  • 特表-改良型ピラニ真空計アーキテクチャを使用してラジカルイオンフラックスを測定するための方法 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-12-10
(54)【発明の名称】改良型ピラニ真空計アーキテクチャを使用してラジカルイオンフラックスを測定するための方法
(51)【国際特許分類】
   H05H 1/46 20060101AFI20241203BHJP
   G01K 7/25 20060101ALI20241203BHJP
   G01N 27/04 20060101ALI20241203BHJP
【FI】
H05H1/46 A
G01K7/25 A
G01N27/04 F
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024534445
(86)(22)【出願日】2022-11-18
(85)【翻訳文提出日】2024-07-11
(86)【国際出願番号】 US2022050483
(87)【国際公開番号】W WO2023113973
(87)【国際公開日】2023-06-22
(31)【優先権主張番号】17/549,703
(32)【優先日】2021-12-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】390040660
【氏名又は名称】アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】APPLIED MATERIALS,INCORPORATED
【住所又は居所原語表記】3050 Bowers Avenue Santa Clara CA 95054 U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】ヒルケン, マーティン
(72)【発明者】
【氏名】ハウエルズ, サミュエル
【テーマコード(参考)】
2F056
2G060
2G084
【Fターム(参考)】
2F056RA01
2G060AA01
2G060AE19
2G060AF07
2G060AG03
2G060BB02
2G060BB15
2G060BD02
2G060KA01
2G084CC33
2G084FF02
2G084HH15
2G084HH17
2G084HH20
2G084HH43
(57)【要約】
本明細書で開示される実施形態は、ラジカルイオンフラックスを検出するためのセンサを含む。一実施形態では、センサは、第1の抵抗器を備え、ここで、第1の抵抗器は、第1の触媒組成物のある長さのワイヤを備える。一実施形態では、第2の抵抗器が、第1の抵抗器に電気的に結合され、ここで、第2の抵抗器は、第1の触媒組成物のある長さのワイヤを備える。一実施形態では、第2の抵抗器は、非触媒材料でコーティングされる。一実施形態では、センサは、第2の抵抗器に電気的に結合された第3の抵抗器と、第1の抵抗器および第3の抵抗器に電気的に結合された第4の抵抗器とをさらに備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の触媒組成物の第1の表面を備える第1の温度センサと、
第2の表面を備える第2の温度センサであって、前記第2の表面が、非触媒材料でコーティングされた、第2の温度センサと
を備える、ラジカルフラックスを検出するためのセンサ。
【請求項2】
前記第1の温度センサおよび前記第2の温度センサが、ホイートストンブリッジ構成で互いに接続された、請求項1に記載のセンサ。
【請求項3】
前記ホイートストンブリッジにわたる電圧の変化が、ラジカルイオン再結合によって誘起された前記第1の温度センサの温度変化に相関する、請求項2に記載のセンサ。
【請求項4】
前記第1の触媒組成物が、白金を備える、請求項1に記載のセンサ。
【請求項5】
前記第1の触媒組成物が、ニッケルを備える、請求項1に記載のセンサ。
【請求項6】
前記非触媒材料が、シリコンおよび酸素を備える、請求項1に記載のセンサ。
【請求項7】
前記非触媒材料が、アルミニウムおよび酸素を備える、請求項1に記載のセンサ。
【請求項8】
前記センサが、プラズマチャンバの中に挿入可能である基板の上に統合された、請求項1に記載のセンサ。
【請求項9】
前記センサが、プラズマチャンバ内のプローブの端部に設けられた、請求項1に記載のセンサ。
【請求項10】
前記第1の温度センサおよび前記第2の温度センサが、抵抗器または熱電対である、請求項1に記載のセンサ。
【請求項11】
チャンバと、
前記チャンバ中のセンサであって、前記センサは、
第1の触媒表面と、
第2の表面であって、前記第2の表面が、非触媒材料によってカバーされた、第2の表面と
を備える、センサと
を備える、プラズマ処理ツール。
【請求項12】
前記センサが、基板を保持するための支持体の上で延在するプローブ上にある、請求項11に記載のプラズマ処理ツール。
【請求項13】
前記センサが、前記チャンバと真空ポンプとの間に結合された排気ライン中にある、請求項11に記載のプラズマ処理ツール。
【請求項14】
遠隔プラズマ源であって、前記センサが、前記遠隔プラズマ源内に配置された、遠隔プラズマ源をさらに備える、請求項11に記載のプラズマ処理ツール。
【請求項15】
前記第1の触媒表面および前記第2の表面が、白金を備える、請求項11に記載のプラズマ処理ツール。
【請求項16】
前記第1の触媒表面および前記第2の表面が、ニッケルを備える、請求項11に記載のプラズマ処理ツール。
【請求項17】
前記非触媒材料が、シリコンおよび酸素を備える、請求項11に記載のプラズマ処理ツール。
【請求項18】
前記非触媒材料が、アルミニウムおよび酸素を備える、請求項11に記載のプラズマ処理ツール。
【請求項19】
遠隔プラズマ源と、
チャンバであって、前記チャンバが、前記遠隔プラズマ源に流体的に結合された、チャンバと、
基板を固定するための、前記チャンバ中の支持体と、
前記チャンバに流体的に結合された排気と、
前記チャンバ中の第1のラジカルセンサと、
前記遠隔プラズマ源中の第2のラジカルセンサと、
前記排気中の第3のラジカルセンサと
を備える、プラズマ処理ツール。
【請求項20】
前記第1のラジカルセンサ、前記第2のラジカルセンサ、および前記第3のラジカルセンサは、
第1の触媒表面と、
第2の表面であって、前記第2の表面が、非触媒材料によってカバーされた、第2の表面と
を備える、請求項19に記載のプラズマ処理ツール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、それの内容全体が参照により本明細書に組み込まれる、2021年12月13日に出願された、米国特許出願第17/549,703号の優先権を主張する。
【0002】
実施形態は、半導体製造の分野に関係し、とりわけ、ピラニ真空計を用いてラジカルイオンフラックスを測定するための方法および装置に関係する。
【背景技術】
【0003】
プラズマ処理チャンバ中のラジカルイオンフラックスが、プラズマ処理チャンバ内での基板の物理的変化の大部分を担う。しかしながら、現在、遠隔プラズマツールまたはインシトゥベースのプラズマ処理チャンバ中のラジカルイオンフラックスを検出するために利用可能である、コスト効率の良いセンサがない。ラジカルイオンフラックスを測定するための能力がない場合、プラズマ源のヘルスチェックを実装する、プロセスドリフトを検出する、またはプロセス最適化を実装することは難しくなる。
【発明の概要】
【0004】
本明細書で開示される実施形態は、ラジカルイオンフラックスを検出するためのセンサを含む。一実施形態では、センサは、第1の抵抗器を備え、ここで、第1の抵抗器は、第1の触媒組成物のある長さのワイヤを備える。一実施形態では、第2の抵抗器が、第1の抵抗器に電気的に結合され、ここで、第2の抵抗器は、第1の触媒組成物のある長さのワイヤを備える。一実施形態では、第2の抵抗器は、非触媒材料でコーティングされる。一実施形態では、センサは、第2の抵抗器に電気的に結合された第3の抵抗器と、第1の抵抗器および第3の抵抗器に電気的に結合された第4の抵抗器とをさらに備える。
【0005】
実施形態は、プラズマ処理ツールをさらに備え得る。一実施形態では、プラズマ処理ツールは、チャンバと、チャンバ中のセンサとを備える。一実施形態では、センサは、第1の触媒ワイヤおよび第2の触媒ワイヤを備え、ここで、第2の触媒ワイヤは、非触媒材料によってカバーされる。
【0006】
実施形態は、プラズマ処理ツールをさらに備え得る。一実施形態では、プラズマ処理ツールは、遠隔プラズマ源とチャンバとを備え、ここで、チャンバは、遠隔プラズマ源に流体的に結合される。一実施形態では、ツールは、基板を固定するためのチャンバ中の支持体と、チャンバに流体的に結合された排気と、チャンバ中の第1のラジカルイオンセンサとをさらに備える。一実施形態では、第2のラジカルイオンセンサが、遠隔プラズマ源中にあり、第3のラジカルイオンセンサが、排気中にある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】一実施形態による、ラジカルイオンフラックスを検出するためのセンサの概略図である。
図2】一実施形態による、白金ワイヤの抵抗対温度のグラフである。
図3】一実施形態による、様々なプラズマ設定にわたるプラズマチャンバ中のワイヤの温度のグラフである。
図4A】一実施形態による、基板の各4分円および中心にラジカルイオンフラックスセンサをもつ基板の平面図である。
図4B】一実施形態による、基板の表面にわたって複数のラジカルイオンフラックスセンサをもつ基板の平面図である。
図4C】一実施形態による、基板の表面にわたってラインパターンで複数のラジカルイオンフラックスセンサをもつ基板の平面図である。
図5】一実施形態による、チャンバ中の基板の上で延在するプローブの端部にラジカルイオンフラックスセンサをもつ処理チャンバの斜視図である。
図6A】一実施形態による、メインチャンバ中に、および排気ラインに沿ってラジカルイオンフラックスセンサをもつプラズマ処理チャンバの断面図である。
図6B】一実施形態による、遠隔プラズマ源および複数のラジカルイオンフラックスセンサをもつプラズマ処理チャンバの断面図である。
図7】一実施形態による、処理ツールと連携して使用され得る例示的なコンピュータシステムのブロック図を図示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書で説明されるシステムは、ピラニ真空計に基づくデバイスを用いてラジカルイオンフラックスを測定するための方法および装置を含む。以下の説明では、実施形態の完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が記載される。実施形態はこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることが、当業者には明らかであろう。他の事例では、よく知られている態様は、実施形態を不必要に不明瞭にしないために、詳細には説明されない。その上、添付の図面に示されている様々な実施形態は、例示的表現であり、必ずしも一定の縮尺で描画されているとは限らないことを理解されたい。
【0009】
上述のように、現在、プラズマ処理チャンバ中のラジカルイオンフラックスを測定するためのコスト効率の良いセンサが欠如している。それゆえに、本明細書で開示される実施形態は、プラズマ処理チャンバの中に容易に統合されるか、または処理チャンバの中に挿入される基板上に設けられることができるセンサを含む。特定の実施形態では、センサは、改良型ピラニ真空計センサであり得る。たとえば、センサは、第1のワイヤと第2のワイヤとを含み得る。第1のワイヤは、露出され、第2のワイヤは、絶縁層によって囲まれる。一実施形態では、第1のワイヤおよび第2のワイヤは、白金またはニッケルなど、触媒材料であり得る。第1のワイヤは露出されるので、触媒材料は、ラジカルイオンの再結合を促進し、これは、第1のワイヤの温度変化につながる。温度変化は、第1のワイヤの抵抗の増加に対応し、抵抗変化は、直接的に測定され得る。第2のワイヤは、非触媒材料によってカバーされるので、第2のワイヤは、基準の働きをすることができる。その上、第2のワイヤの寸法(たとえば、表面積、長さ、質量)は、第1のワイヤの寸法に実質的に等しいことを諒解されたい。したがって、第1のワイヤの温度と第2のワイヤの温度との間の差は、チャンバ内のラジカルイオンフラックスに相関され得る。
【0010】
一実施形態では、センサは、プラズマチャンバの中に挿入される基板上に設けられる。たとえば、複数のセンサが、プラズマチャンバ内のラジカルイオンフラックスの空間的解像度を提供するために、基板上に作製され得る。一実施形態では、センサは、プローブアーキテクチャをもつ基板の上で延在され得る。追加として、センサは、プラズマチャンバの異なる部分全体にわたって設けられ得る。たとえば、センサは、チャンバの排気ライン中の下流に、遠隔プラズマチャンバ中に、または出口(たとえば、遠隔プラズマチャンバ/源のプロセスチャンバ側)に隣接して配置され得る。
【0011】
一実施形態では、ラジカルイオンフラックスセンサの使用は、チャンバ監視における数個の利益を可能にする。いくつかの実施形態では、そのようなセンサは、プラズマ源(たとえば、遠隔またはインシトゥのいずれか)のヘルスチェックソリューションの一部として使用され得る。他の実施形態では、そのようなセンサは、プロセスドリフト検出を助けるために使用され得る。他の実施形態は、プロセス最適化を実装するために、センサを使用し得る。
【0012】
次に図1を参照すると、一実施形態による、センサ100の概略図が示されている。一実施形態では、センサ100は、ホイートストンブリッジアーキテクチャを備える。すなわち、4つの抵抗器110、112、114、および116のセットが、リングアーキテクチャにおいて互いに電気的に結合され得る。一実施形態では、第1の抵抗器110および第2の抵抗器112は、触媒ワイヤによって形成され得る。たとえば、触媒ワイヤは、ラジカルイオンの再結合を補助する材料であり得る。たとえば、水素および酸素ラジカルイオンの場合、第1の触媒ワイヤは、白金またはニッケルを含み得る。もちろん、異なる核種をもつプラズマは、他のタイプの触媒ワイヤを含み得る。
【0013】
一実施形態では、第1の抵抗器110および第2の抵抗器112は、実質的に互いに同じであり得る。第1の抵抗器110と第2の抵抗器112との間の違いは、第2の抵抗器112が非触媒材料115によってカバーされることである。たとえば、第2の抵抗器112は、シリコンおよび酸素(たとえば、SiO)またはアルミニウムおよび酸素(たとえば、Al)を備える材料115でコーティングされ得る。一実施形態では、コーティング115は、任意の好適な堆積プロセスを用いて第2の抵抗器112の上に堆積される。特定の実施形態では、コーティング115は、原子層堆積(ALD)プロセスを用いて第2の抵抗器112の上に設けられる。一実施形態では、ALDコーティングは、第1の抵抗器110の触媒白金/ニッケル抵抗器構成要素を除いて、全ての接液部をカバーし得る。これは、第2の抵抗器112の受動構成要素ならびに基準白金/ニッケルセンサの反応を最小限に抑える。そのような構造を製造するために、全ての接液構成要素は、ALDプロセスでコーティングされ得、膜は、触媒白金/ニッケルの第1の抵抗器110からエッチングされ得る。
【0014】
一実施形態では、触媒ワイヤは、ある温度に加熱される。これを行うために必要とされる電圧は、ホイートストンブリッジアーキテクチャを使用して監視される。電圧の変化は、ラジカルイオン再結合によって誘起された触媒ワイヤの温度変化に相関する。
【0015】
次に図2を参照すると、一実施形態による、触媒ワイヤの温度対抵抗のグラフが示されている。示されているように、温度と抵抗との間には線形関係がある。したがって、抵抗の変化が、温度の変化を検出するために測定され得る。図示の実施形態では、グラフで示されている触媒材料は白金である。しかしながら、温度と抵抗との間の関係は、ニッケルなど他の触媒材料が使用されるときも提供され得ることを諒解されたい。白金は線形関係を有するが、ニッケルは、非線形関係を有し得、これは、そのような実施形態への較正曲線の適用を必要とし得る。
【0016】
次に図3を参照すると、一実施形態による、経時的な第1の触媒ワイヤ110の温度のグラフが示されている。約625秒まで、プラズマは、アルゴンプラズマだけである。したがって、ラジカルイオン再結合による加熱はない。たとえば、第1の触媒ワイヤ110の温度は、約100℃であり得る。約625秒において、酸素および水素などの処理ガスが、チャンバに加えられ得る。処理ガスは、イオン化されて、ラジカルイオン核種を形成する。第1のステップ321に示されているように、第1の触媒ワイヤ110の温度は増加する。第1のステップ321における1kWから第2のステップ322における2kWへの電力増加が、温度の増加を生じる。さらに、第3のステップ323における3kWへの増加は、温度のさらに他の増加を生じる。したがって、触媒ワイヤ110の温度の変化は、ラジカルイオンフラックスの変化に相関され得る。一実施形態では、触媒ワイヤ110は、温度の急速な変化を提供するように構成される。これは、低い質量をもつワイヤを有することによって可能にされる。したがって、ラジカルイオンフラックスの変化の迅速な検出が可能性である。
【0017】
次に図4A図4Cを参照すると、異なる実施形態による、ラジカルイオンフラックスセンサを利用する様々なアーキテクチャを描く一連の平面図が示されている。一実施形態では、センサは、基板上に設けられる。基板は、シリコン基板など、半導体基板であり得る。他の実施形態では、基板は、ガラス、または半導体製造プロセスに共通の任意の他のタイプの基板であり得る。
【0018】
次に図4Aを参照すると、一実施形態による、センサデバイス450の平面図が示されている。一実施形態では、センサデバイス450は、基板451の表面の上で分散させられた複数のラジカルイオンフラックスセンサ400~400を備える。たとえば、センサ400~400は、各々、基板451の異なる4分円中にあり得、センサ400は、基板451の中心にあり得る。したがって、ラジカルイオンフラックス示度が、チャンバ内の複数の異なるロケーションについて提供され得る。
【0019】
一実施形態では、センサ400~400のための電気回路構成は、基板451の一部として作製され得る。他の実施形態では、センサ400~400は、基板451に装着された個別のセンサであり得る。いくつかの実施形態では、センサ400~400からのデータは、基板451上に作製されたまたは基板451に取り付けられたメモリに記憶され得る。代替的に、基板から処理チャンバの外部のデバイスへの接続は、真空フィードスルーを通って、またはチャンバのOリングの上を通過する薄いテープ層を通ってなされ得る。
【0020】
一実施形態では、各センサ400~400は、露光された第1の触媒ワイヤと、非触媒材料でコーティングされた第2の触媒ワイヤとを含み得る。すなわち、各センサは、ラジカルイオンフラックスを検知するためのワイヤと、温度基準の働きをするためのワイヤとを含み得る。そのような実施形態では、第1の触媒ワイヤおよび第2の触媒ワイヤは、1対1の比を有する。他の実施形態では、各センサ400~400は、第1の触媒ワイヤを含み得、各センサ400~400は、第2のコーティングされた触媒ワイヤを含まないことがある。すなわち、第1の触媒ワイヤおよび第2のコーティングされたワイヤは、いくつかの実施形態では、1対1の比を有しないことがある。
【0021】
次に図4Bを参照すると、追加の実施形態による、センサデバイス450の平面図が示されている。示されているように、複数のセンサ400が、基板451の表面にわたって配列される。そのような実施形態は、等高線センサ400レイアウトと呼ばれることがある。図示の実施形態では、49個のセンサ400が使用される。しかしながら、任意の数のセンサ400が、所望のレベルの解像度を提供するために使用され得ることを諒解されたい。
【0022】
一実施形態では、センサ400の各々は、露出された第1の触媒ワイヤと、コーティングでカバーされた第2の触媒ワイヤとを含み得る。そのような実施形態は、1対1アーキテクチャと呼ばれることがある。他の実施形態では、各センサ400は、露出された第1の触媒ワイヤを含み得、全てよりも少ないセンサ400は、基準ワイヤ(換言すれば、コーティングされた触媒ワイヤ)を有し得る。そのような実施形態では、第1の触媒ワイヤは、コーティングされた第2の触媒ワイヤと多対1の比を有し得る。
【0023】
図4Aに関して説明された実施形態と同様に、センサ400からのデータを記憶するように動作するための電子回路が、基板451に搭載されていることがある。他の実施形態では、ワイヤが、真空フィードスルーの中を、またはOリングを横切って通過し得る。センサ400は、基板451に取り付けられた個別の構造物であり得る。他の実施形態では、センサ400は、基板451の一部として統合され得る。
【0024】
次に図4Cを参照すると、追加の実施形態による、センサデバイス450の平面図が示されている。示されているように、複数のセンサ400が、基板451の表面にわたって一列に配列される。そのような実施形態は、ラインスキャンレイアウトと呼ばれることがある。図示の実施形態では、11個のセンサ400が使用される。しかしながら、任意の数のセンサ400が、所望のレベルの解像度を提供するために使用され得ることを諒解されたい。
【0025】
一実施形態では、センサ400の各々は、露出された第1の触媒ワイヤと、コーティングでカバーされた第2の触媒ワイヤとを含み得る。そのような実施形態は、1対1アーキテクチャと呼ばれることがある。他の実施形態では、各センサ400は、露出された第1の触媒ワイヤを含み得、全てよりも少ないセンサ400は、基準ワイヤ(換言すれば、コーティングされた触媒ワイヤ)を有し得る。そのような実施形態では、第1の触媒ワイヤは、コーティングされた第2の触媒ワイヤと多対1の比を有し得る。
【0026】
図4Aに関して説明された実施形態と同様に、センサ400からのデータを記憶するように動作するための電子回路が、基板451に搭載されていることがある。他の実施形態では、ワイヤは、真空フィードスルーの中を、またはOリングを横切って通過し得る。センサ400は、基板451に取り付けられた個別の構造物であり得る。他の実施形態では、センサ400は、基板451の一部として統合され得る。
【0027】
次に図5を参照すると、一実施形態による、プラズマチャンバ560の一部分の斜視図が示されている。一実施形態では、基板561が、チャンバ560中で支持される。たとえば、基板561は、シリコンウエハなど、半導体基板であり得る。エッジリング563が、基板561の外周を囲み得る。チャンバ壁564が、エッジリング563の外周を囲み得る。
【0028】
一実施形態では、プローブ562が、エッジリング563に取り付けられ、基板561の表面の上で広がり得る。基板561の上のプローブ562の端部に、触媒ワイヤ510が設けられ得る。触媒ワイヤ510は、いくつかの実施形態では、白金ワイヤまたはニッケルワイヤであり得る。一実施形態では、プローブ562は、SiOまたはAlなど、非触媒層でコーティングされた第2の触媒ワイヤ(図示せず)をさらに備え得る。コーティングされた第2の触媒ワイヤは、代替的に、(図5に示されていない)異なるプローブ上に設けられてもよい。基板561の表面の上で延在するものとして示されているが、プローブ562は、これが、シャドーイング(Shadowing)を生じ、金属汚染の可能性を加え得るので、処理中に基板561の表面の上で延在しないことがあることを諒解されたい。代わりに、プローブ562は、エッジリング563上に置かれ得る。追加として、エッジリング563の周りに複数のセンサがあってもよいことを諒解されたい。
【0029】
一実施形態では、プローブ562は、データを記憶し、センサを制御する、外部コンピューティングシステムに結合され得る。エッジリング563に取り付けられたプローブの端部にある1つまたは複数のワイヤは、チャンバ壁564を通る真空フィードスルーの中を通過するか、またはチャンバリッド(図示せず)とチャンバ壁564との間のOリング(図示せず)の上を通過し得る。
【0030】
図示の実施形態では、簡単のために、単一のプローブ562が示されている。しかしながら、任意の数のプローブ562が、ラジカルイオンフラックスの所望の空間的解像度を提供するために使用され得ることを諒解されたい。また別の実施形態では、プローブ562は、所与のプラズマプロセスのためのラジカルイオンフラックスの空間的チャートを提供するために、基板561の表面の上で走査され得る。たとえば、プローブ562は、テレスコーピングプローブであり、フロントガラスのワイパーのようなパターンで基板561にわたって前後に走査することが可能であり得る。追加として、プローブ562は、基板561および/またはチャンバ560にわたって線形に走査し得る。
【0031】
次に図6Aおよび図6Bを参照すると、様々な実施形態による、プラズマ処理ツールの断面図が示されている。プラズマ処理ツール660は、チャンバ664中に保持された基板661上で1つまたは複数のプラズマプロセスを実装するために使用され得る。
【0032】
次に図6Aを参照すると、一実施形態による、プラズマ処理ツール660の断面図が示されている。一実施形態では、プラズマ処理ツール660は、リッド665をもつチャンバ664を備える。処理ガスは、(たとえば、リッド665を通って)チャンバ664に流入し得、プラズマが、リッド665と基板661との間でチャンバ664内でストライクされ得る。一実施形態では、基板661は、シリコンウエハまたは任意の半導体基板など、ウエハであり得る。一実施形態では、基板661は、ペデスタル671によって支持され得る。ペデスタル671は、(たとえば、真空チャッキングプロセス、静電チャッキングプロセスなどを用いて)基板661を固定する、温度制御された構成要素であり得る。
【0033】
一実施形態では、チャンバ664は、排気システム666の補助を借りて真空圧に(たとえば、大気圧未満に)保持され得る。排気システム666は、チャンバ664の内部の圧力を低下させるように構成された1つまたは複数のポンプ(図示せず)を含み得る。
【0034】
一実施形態では、複数のセンサ600が、プラズマ処理ツール660内に設けられ得る。図6Aに示されている実施形態では、第1のセンサ600は、基板661の表面の上に設けられる。センサ600は、第1の触媒ワイヤと、非触媒コーティングでカバーされた第2の触媒ワイヤとを備え得る。一実施形態では、センサ600は、基板661の上に設けられた多くのセンサのうちの1つであり得る。たとえば、センサ600は、(図4Aに示されている実施形態と同様に)基板661の各4分円の上に設けられ得るか、センサ600は、(図4Bに示されている実施形態と同様に)等高線図アーキテクチャとして設けられ得るか、またはセンサ600は、(図4Cに示されている実施形態と同様に)ラインパターンに設けられ得る。他の実施形態では、センサ600は、基板661の上方に設けられ得る。たとえば、プローブ(図示せず)が、基板661の上面の上で延在し得、センサ600は、プローブの端部にあり得る。しかし、センサ600は、セットアップおよび/またはヘルスチェック中に基板ホルダの上方にあるだけでよく、基板661の処理中は基板661の上から除去され得ることを諒解されたい。
【0035】
一実施形態では、第2のセンサ600は、排気ライン666に沿って設けられ得る。第2のセンサ600は、第1の触媒ワイヤと、非触媒コーティングでコーティングされた第2の触媒ワイヤとを含み得る。たとえば、第2のセンサ600は、図1に示されているものと同様であるセンサアーキテクチャを含み得る。したがって、ラジカルイオンフラックスは、チャンバ664の下流のロケーションにおいて測定され得る。
【0036】
次に図6Bを参照すると、追加の実施形態による、プラズマ処理ツール660の断面図が示されている。一実施形態では、プラズマ処理ツール660は、リッド665をもつチャンバ664を備える。一実施形態では、遠隔プラズマ源672が、チャンバ664に結合される。プラズマ673は、遠隔プラズマ源672において生成され、パイプ674を通ってリッド665に流れ得る。プラズマ673は、チャンバ664の中に(いくつかの実施形態ではバッフルであり得る)リッド665を通って分散し得る。
【0037】
一実施形態では、基板661は、ペデスタル671によって支持され得る。ペデスタル671は、(たとえば、真空チャッキングプロセス、静電チャッキングプロセスなどを用いて)基板661を固定する、温度制御された構成要素であり得る。一実施形態では、基板661は、シリコンウエハまたは任意の半導体基板など、ウエハであり得る。
【0038】
一実施形態では、チャンバ664は、排気システム666の補助を借りて真空圧に(たとえば、大気圧未満に)保持され得る。排気システム666は、チャンバ664の内部の圧力を低下させるように構成された1つまたは複数のポンプ(図示せず)を含み得る。
【0039】
一実施形態では、複数のセンサ600が、プラズマ処理ツール660中に設けられる。図6Bに示されている実施形態では、第1のセンサ600は、基板661の表面の上に設けられる。センサ600は、第1の触媒ワイヤと、非触媒コーティングでカバーされた第2の触媒ワイヤとを備え得る。一実施形態では、センサ600は、基板661の上に設けられた多くのセンサのうちの1つであり得る。たとえば、センサ600は、(図4Aに示されている実施形態と同様に)基板661の各4分円の上に設けられ得るか、センサ600は、(図4Bに示されている実施形態と同様に)等高線図アーキテクチャとして設けられ得るか、またはセンサ600は、(図4Cに示されている実施形態と同様に)ラインパターンに設けられ得る。他の実施形態では、センサ600は、基板661の上方に設けられ得る。たとえば、プローブ(図示せず)が、基板661の上面の上で延在し得、センサ600は、プローブの端部にあり得る。
【0040】
一実施形態では、第2のセンサ600は、排気ライン666に沿って設けられ得る。第2のセンサ600は、第1の触媒ワイヤと、非触媒コーティングでコーティングされた第2の触媒ワイヤとを含み得る。たとえば、第2のセンサ600は、図1に示されているものと同様であるセンサアーキテクチャを含み得る。したがって、ラジカルイオンフラックスは、チャンバ664の下流のロケーションにおいて測定され得る。
【0041】
一実施形態では、第3のセンサ600は、遠隔プラズマ源672とリッド665との間に設けられ得る。たとえば、第3のセンサ600は、パイプ674に沿って設けられ得る。他の実施形態では、第3のセンサ600は、遠隔プラズマ源672内に設けられ得る。第3のセンサ600の包含は、ラジカルイオンフラックスがチャンバ664の上流および下流で読み取られること可能にする。
【0042】
次に図7を参照すると、一実施形態による、処理ツールの例示的なコンピュータシステム700のブロック図が図示されている。一実施形態では、コンピュータシステム700は、処理ツールに結合され、処理ツールにおける処理を制御する。コンピュータシステム700は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、イントラネット、エクストラネット、またはインターネットにおいて他のマシンに接続(たとえば、ネットワーク化)され得る。コンピュータシステム700は、クライアントサーバネットワーク環境におけるサーバまたはクライアントマシンの能力内で、あるいはピアツーピア(または分散された)ネットワーク環境におけるピアマシンとして動作し得る。コンピュータシステム700は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STB)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、セルラー電話、ウエブアプライアンス、サーバ、ネットワークルータ、スイッチまたはブリッジ、あるいはそのマシンによってとられるべきアクションを指定する(連続したまたはそれ以外の)命令のセットを実行することが可能な任意のマシンであり得る。さらに、単一のマシンのみがコンピュータシステム700のために図示されているが、「マシン」という用語は、本明細書で説明される方法論のうちのいずれか1つまたは複数を実行するために、命令の(1つまたは複数の)セットを個々にまたは一緒に実行するマシン(たとえば、コンピュータ)の任意の集合を含むとも解釈されるべきである。
【0043】
コンピュータシステム700は、命令を記憶した非一時的マシン可読媒体を有するコンピュータプログラム製品またはソフトウェア722を含み得、これは、実施形態によるプロセスを実施するようにコンピュータシステム700(または他の電子デバイス)をプログラムするために使用され得る。マシン可読媒体は、マシン(たとえば、コンピュータ)によって可読な形態で情報を記憶または送信するための任意の機構を含む。たとえば、マシン可読(たとえば、コンピュータ可読)媒体は、マシン(たとえば、コンピュータ)可読ストレージ媒体(たとえば、読取り専用メモリ(「ROM」)、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、磁気ディスクストレージ媒体、光ストレージ媒体、フラッシュメモリデバイスなど)、マシン(たとえば、コンピュータ)可読伝送媒体(電気、光、音響または他の形態の伝搬信号(たとえば、赤外線信号、デジタル信号など))などを含む。
【0044】
一実施形態では、コンピュータシステム700は、バス730を介して互いと通信する、システムプロセッサ702、メインメモリ704(たとえば、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、同期DRAM(SDRAM)またはランバスDRAM(RDRAM)などのダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)など)、スタティックメモリ706(たとえば、フラッシュメモリ、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)など)、および2次メモリ718(たとえば、データストレージデバイス)を含む。
【0045】
システムプロセッサ702は、マイクロシステムプロセッサ、中央処理ユニットなど、1つまたは複数の汎用処理デバイスを表す。より詳細には、システムプロセッサは、複合命令セットコンピューティング(CISC)マイクロシステムプロセッサ、縮小命令セットコンピューティング(RISC)マイクロシステムプロセッサ、超長命令語(VLIW)マイクロシステムプロセッサ、他の命令セットを実装するシステムプロセッサ、または命令セットの組合せを実装するシステムプロセッサであり得る。システムプロセッサ702はまた、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号システムプロセッサ(DSP)、ネットワークシステムプロセッサなど、1つまたは複数の専用処理デバイスであり得る。システムプロセッサ702は、本明細書で説明される動作を実施するための処理論理726を実行するように構成される。
【0046】
コンピュータシステム700は、他のデバイスまたはマシンと通信するためのシステムネットワークインターフェースデバイス708をさらに含み得る。コンピュータシステム700は、ビデオディスプレイユニット710(たとえば、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオードディスプレイ(LED)、または陰極線管(CRT))、英数字入力デバイス712(たとえば、キーボード)、カーソル制御デバイス714(たとえば、マウス)、および信号生成デバイス716(たとえば、スピーカー)をも含み得る。
【0047】
2次メモリ718は、本明細書で説明される方法論または機能のうちのいずれか1つまたは複数を具現する命令の1つまたは複数のセット(たとえば、ソフトウェア722)が記憶される、マシンアクセス可能ストレージ媒体732(またはより具体的には、コンピュータ可読ストレージ媒体)を含み得る。ソフトウェア722はまた、コンピュータシステム700によるそれの実行中に、完全にまたは少なくとも部分的にメインメモリ704内におよび/またはシステムプロセッサ702内に常駐し得、メインメモリ704およびシステムプロセッサ702はマシン可読ストレージ媒体をもなす。ソフトウェア722はさらに、システムネットワークインターフェースデバイス708を介してネットワーク720上で送信または受信され得る。一実施形態では、ネットワークインターフェースデバイス708は、RF結合、光結合、音響結合、または誘導性結合を使用して動作し得る。
【0048】
マシンアクセス可能ストレージ媒体732は、単一の媒体であるように例示的な実施形態では示されているが、「マシン可読ストレージ媒体」という用語は、命令の1つまたは複数のセットを記憶する、単一の媒体または複数の媒体(たとえば、集中されたまたは分散されたデータベース、ならびに/あるいは関連するキャッシュおよびサーバ)を含むと解釈されるべきである。「マシン可読ストレージ媒体」という用語は、マシンによる実行のための命令のセットを記憶または符号化することが可能であり、マシンが方法論のうちのいずれか1つまたは複数を実施することを引き起こす、任意の媒体を含むとも解釈されるべきである。「マシン可読ストレージ媒体」という用語は、したがって、限定されないが、ソリッドステートメモリ、ならびに光および磁気媒体を含むと解釈されるべきである。
【0049】
上記の明細書では、具体的で例示的な実施形態が説明された。様々な変更が、以下の請求項の範囲から逸脱することなく実施形態になされ得ることは明白である。本明細書および図面は、したがって、限定的意味ではなく例示的意味で顧慮されるべきである。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図4C
図5
図6A
図6B
図7
【国際調査報告】