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再表2019-87434ブッシュ、コネクタ、鉛蓄電池及び電動車両
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2019年5月9日
【発行日】2019年11月14日
(54)【発明の名称】ブッシュ、コネクタ、鉛蓄電池及び電動車両
(51)【国際特許分類】
   H01R 13/52 20060101AFI20191018BHJP
【FI】
   H01R13/52 301E
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】25
【出願番号】特願2018-553502(P2018-553502)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2018年4月23日
(11)【特許番号】特許第6536754号(P6536754)
(45)【特許公報発行日】2019年7月3日
(31)【優先権主張番号】PCT/JP2017/039963
(32)【優先日】2017年11月6日
(33)【優先権主張国】JP
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】000004455
【氏名又は名称】日立化成株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100088155
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 芳樹
(74)【代理人】
【識別番号】100128381
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 義憲
(74)【代理人】
【識別番号】100169454
【弁理士】
【氏名又は名称】平野 裕之
(74)【代理人】
【識別番号】100180851
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼口 誠
(72)【発明者】
【氏名】永留 伊織
(72)【発明者】
【氏名】草野 聡
【テーマコード(参考)】
5E087
【Fターム(参考)】
5E087EE10
5E087LL03
5E087LL12
5E087QQ04
5E087RR12
(57)【要約】
ブッシュ(20)は、電源ケーブル(3)の一方の端部に配置される接触端子(4)を覆う保護部(12)と、保護部に電源ケーブルを引き込む引込部(13)と、を有するコネクタに用いられる。ブッシュは、一方向に延在し、電源ケーブルが内挿される内空部(21a)を有すると共に引込部に内挿される筒状の本体部(21)と、内空部を形成する内周面(22)の周方向に沿って形成され、内周面から内側に向かって突出する環状の第一リブ(23)と、一方向において本体部の一端側に配置されると共に内空部(21a)に連通する内空部(27a)と、一方向から見た平面視において本体部の外形から外側に張り出す鍔部(27b)と、を有する蓋部(27)と、を備え、鍔部は、本体部が引込部に内挿されたときに、引込部における先端(10b)と一方向に対向した状態で接触するように形成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電源ケーブルの一方の端部に配置される接触端子を覆う保護部と、前記保護部に前記電源ケーブルを引き込む引込部と、を有するコネクタに用いられる、ブッシュであって、
一方向に延在し、前記電源ケーブルが内挿される第一挿通孔を有すると共に前記引込部に内挿される筒状の本体部と、
前記第一挿通孔を形成する内周面の周方向に沿って形成され、前記内周面から内側に向かって突出する環状の第一突出部と、
前記一方向において前記本体部の一端側に配置されると共に前記第一挿通孔に連通する第二挿通孔と、前記一方向から見た平面視において前記本体部の外形から外側に張り出す鍔部と、を有する蓋部と、を備え、
前記鍔部は、前記本体部が前記引込部に内挿されたときに、前記引込部における先端と前記一方向に対向した状態で接触するように形成されている、ブッシュ。
【請求項2】
前記本体部は、正極に接続される前記電源ケーブルが内挿される第一本体部と、負極に接続される前記電源ケーブルが内挿される第二本体部と、を有し、
前記蓋部は、前記第一本体部及び前記第二本体部を接続している、請求項1記載のブッシュ。
【請求項3】
前記一方向から前記蓋部を平面視したとき、前記蓋部には、前記第一本体部及び前記第二本体部が配列される方向に沿って延在する直線部が形成されている、請求項2記載のブッシュ。
【請求項4】
前記一方向から見た平面視における前記蓋部の形状は、前記第一本体部及び前記第二本体部が配列される方向と前記一方向とに直交する方向に非対称となるように形成されている、請求項2又は3項記載のブッシュ。
【請求項5】
前記一方向から見た平面視における前記蓋部の形状は、一回回転対称となるように形成されている、請求項2又は3記載のブッシュ。
【請求項6】
電源ケーブルの一方の端部に配置される接触端子を覆う保護部と、前記保護部に前記電源ケーブルを引き込む引込部と、を有するコネクタに用いられる、ブッシュであって、
一方向に延在し、前記電源ケーブルが内挿される第一挿通孔を有すると共に前記引込部に内挿される筒状の本体部と、
前記第一挿通孔を形成する内周面の周方向に沿って形成され、前記内周面から内側に向かって突出する環状の第一突出部と、
前記一方向において前記本体部の一端側に配置されると共に前記第一挿通孔に連通する第二挿通孔と、前記一方向から見た平面視において前記本体部の外形から外側に張り出す鍔部と、を有する蓋部と、を備え、
前記本体部は、正極に接続される前記電源ケーブルが内挿される第一本体部と、負極に接続される前記電源ケーブルが内挿される第二本体部と、を有し、
前記蓋部は、前記第一本体部及び前記第二本体部を接続し、
前記一方向から見た平面視における前記蓋部の形状は、一回回転対称となるように形成されている、ブッシュ。
【請求項7】
前記一方向から見た平面視における前記蓋部の外形は、前記一方向から見た平面視における前記引込部の外形と寸法形状が一致している、請求項1〜6の何れか一項記載のブッシュ。
【請求項8】
前記第二挿通孔を形成する内周面の周方向に沿って形成され、前記内周面から内側に向かって突出する環状の第二突出部を更に備える、請求項1〜7の何れか一項記載のブッシュ。
【請求項9】
前記第一突出部は、可撓性を有している、請求項1〜8の何れか一項記載のブッシュ。
【請求項10】
前記第一突出部は、前記本体部の延在方向における中心位置よりも前記接触端子側に配置されている、請求項1〜9の何れか一項記載のブッシュ。
【請求項11】
前記第一突出部は、前記本体部の延在方向に複数配列されている、請求項1〜10の何れか一項記載のブッシュ。
【請求項12】
前記本体部における外周面の周方向に沿って形成され、前記外周面から外側に向かって突出する環状の第三突出部を更に備える、請求項1〜11の何れか一項記載のブッシュ。
【請求項13】
前記電源ケーブルの一方の端部に配置される接触端子を覆う前記保護部と、前記保護部に前記電源ケーブルを引き込む前記引込部と、を有するコネクタと、
請求項1〜12の何れか一項記載のブッシュと、を備え、
前記本体部は、前記引込部に内挿されている、コネクタ。
【請求項14】
前記ブッシュにおける前記本体部の外周面と前記引込部の内周面とは、接着剤によって接着されている、請求項13記載のコネクタ。
【請求項15】
前記保護部及び前記引込部の外周面の一部には、平坦面が形成されている、請求項13又は14記載のコネクタ。
【請求項16】
少なくとも一つの鉛蓄電池と、
前記鉛蓄電池と電気的に接続される前記電源ケーブルと、
請求項13〜15の何れか一項記載のコネクタと、を備え、
前記電源ケーブルは、前記コネクタの前記引込部に内挿されている、鉛蓄電池。
【請求項17】
請求項16記載の鉛蓄電池を備え、
前記コネクタは、前記鍔部における前記第二挿通孔が上方に向いた状態で取り付けられている、電動車両。
【請求項18】
前記第二挿通孔に内挿される前記電源ケーブルは、鉛直方向上方に向かって延在すると共に曲線部を有している、請求項17記載の電動車両。
【請求項19】
前記コネクタは、前記電動車両の車体外部に露出した状態で取り付けられている、請求項17又は18記載の電動車両。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の一側面は、電源ケーブル同士を接続するコネクタに用いられるブッシュ、これを備えたコネクタ、鉛蓄電池及び電動車両に関する。
【背景技術】
【0002】
複数の蓄電池に充電された電力により駆動する電動車両では、複数の蓄電池と電源コントローラとが電源ケーブルによって電気的に接続されている。電源ケーブルの途中にはコネクタが設けられ、複数の蓄電池から延びる電源ケーブルと、電源コントローラから延びる電源ケーブルとがコネクタによって接続される。コネクタは、複数の蓄電池から延びる電源ケーブル先端の接触端子が筐体によって収容された蓄電池側コネクタと、電源コントローラから延びる電源ケーブル先端の接触端子が筐体によって収容された車体側コネクタとがあり、互いのプラグが挿抜自在に嵌合される。複数の蓄電池から延びる電源ケーブル側の接触端子と、電源コントローラから延びる電源ケーブル側の接触端子とは、互いのコネクタが嵌合されることによって、互いに導通(電気的に接続)される(例えば、特許文献1)。また、蓄電池と充電器とを接続する場合にも、充電器に備わるコネクタを介して接続されることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−262845号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
蓄電池側コネクタ及び車体側コネクタの筐体には、両コネクタが互いに接続される側とは反対側の基端部において、筐体内部に電源ケーブルを引き込むため引込部が形成されている。電源ケーブルは、当該引込部に隙間無く挿入される。しかしながら、電源ケーブルは一般的に可撓性を有しているため、電源ケーブルが曲げられることによって、引込部と電源ケーブルとの間に隙間が生じ、筐体内に水が侵入するおそれがある。
【0005】
そこで、本発明の一側面は、電源ケーブルの引込部における防水性を高めることができる、ブッシュ、コネクタ、鉛蓄電池及び電動車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係るブッシュは、電源ケーブルの一方の端部に配置される接触端子を覆う保護部と、保護部に電源ケーブルを引き込む引込部と、を有するコネクタに用いられる、ブッシュであって、一方向に延在し、電源ケーブルが内挿される第一挿通孔を有すると共に引込部に内挿される筒状の本体部と、第一挿通孔を形成する内周面の周方向に沿って形成され、内周面から内側に向かって突出する環状の第一突出部と、一方向において本体部の一端側に配置されると共に第一挿通孔に連通する第二挿通孔と、一方向から見た平面視において本体部の外形から外側に張り出す鍔部と、を有する蓋部と、を備え、鍔部は、本体部が引込部に内挿されたときに、引込部における先端と一方向に対向した状態で接触するように形成されている。
【0007】
この構成のブッシュの本体部は、コネクタにおいて電源ケーブルの一方の端部に配置される接触端子を覆う保護部に電源ケーブルを引き込む引込部に内挿可能に形成され、第一突出部は、本体部に内挿される電源ケーブルの外周面に接触可能に形成されている。本構成のブッシュによれば、電源ケーブルの外周面は、本体部の内周面に形成されている第一突出部に接触配置される。これにより、電源ケーブルが曲げられたとしても、本体部の内周面から突出する第一突出部と、電源ケーブルの外周面との接触を維持できる。更に、この構成のブッシュは、本体部が引込部に内挿されたときに、引込部における先端と一方向に対向した状態で接触するように形成されている鍔部を有する蓋部を備えるので、引込部と本体部との間の隙間を鍔部が覆う。これにより、引込部と本体部との間の隙間を伝ってコネクタの内部に水が侵入することを防止できる。これらの相乗効果によって、電源ケーブルの引込部における防水性を高めることができる。
【0008】
本発明の一側面に係るブッシュでは、本体部は、正極に接続されるケーブルが内挿される第一本体部と、負極に接続されるケーブルが内挿される第二本体部と、を有し、蓋部は、第一本体部及び第二本体部を接続していてもよい。これにより、正極用の電源ケーブルと負極用の電源ケーブルとをコネクタに挿入する場合であっても、電源ケーブルの引込部における防水性を高めることができる。
【0009】
本発明の一側面に係るブッシュでは、一方向から蓋部を平面視したとき、蓋部には、第一本体部及び第二本体部が配列される方向に沿って延在する直線部が形成されていてもよい。これにより、壁面への取り付けを容易にするためにフラットに形成されたコネクタの形状に合わせることができる。
【0010】
本発明の一側面に係るブッシュでは、一方向から見た平面視における蓋部の形状は、第一本体部及び第二本体部が配列される方向と一方向とに直交する方向に非対称となるように形成されていてもよい。これにより、例えば、正極に接続されるケーブルが内挿される孔と、負極に接続されるケーブルが内挿される孔とを有するようなブッシュである場合、正極用の孔と負極用の孔とが入れ違いとなった状態で、コネクタに挿入されることを抑制できる。この結果、ショート等の不具合を回避することができる。
【0011】
本発明の一側面に係るブッシュでは、一方向から見た平面視における鍔部の形状は、一回回転対称となるように形成されていてもよい。これにより、例えば、正極に接続されるケーブルが内挿される孔と、負極に接続されるケーブルが内挿される孔とを有するようなブッシュである場合、正極用の孔と負極用の孔とが入れ違いとなった状態で、コネクタに挿入されることがなくなる。この結果、ショート等の不具合を回避することができる。
【0012】
本発明の一側面に係るブッシュは、電源ケーブルの一方の端部に配置される接触端子を覆う保護部と、保護部に電源ケーブルを引き込む引込部と、を有するコネクタに用いられる、ブッシュであって、一方向に延在し、電源ケーブルが内挿される第一挿通孔を有すると共に引込部に内挿される筒状の本体部と、第一挿通孔を形成する内周面の周方向に沿って形成され、内周面から内側に向かって突出する環状の第一突出部と、一方向において本体部の一端側に配置されると共に第一挿通孔に連通する第二挿通孔と、一方向から見た平面視において本体部の外形から外側に張り出す鍔部と、を有する蓋部と、を備え、本体部は、正極に接続される電源ケーブルが内挿される第一本体部と、負極に接続される電源ケーブルが内挿される第二本体部と、を有し、蓋部は、第一本体部及び第二本体部を接続し、一方向から見た平面視における蓋部の形状は、一回回転対称となるように形成されている。
【0013】
この構成のブッシュの本体部は、コネクタにおいて電源ケーブルの一方の端部に配置される接触端子を覆う保護部に電源ケーブルを引き込む引込部に内挿可能に形成され、第一突出部は、本体部に内挿される電源ケーブルの外周面に接触可能に形成されている。本構成のブッシュによれば、電源ケーブルの外周面は、本体部の内周面に形成されている第一突出部に接触配置される。これにより、電源ケーブルが曲げられたとしても、本体部の内周面から突出する第一突出部と、電源ケーブルの外周面との接触を維持できる。この結果、電源ケーブルの引込部における防水性を高めることができる。
【0014】
本発明の一側面に係るブッシュでは、一方向から見た平面視における蓋部の外形は、一方向から見た平面視における引込部の外形と寸法形状が一致していてもよい。これにより、蓋部は確実に開口部を覆うことが可能になるので、引込部と本体部との間の隙間を伝ってコネクタの内部に水が侵入することを防止できる。
【0015】
本発明の一側面に係るブッシュでは、第二挿通孔を形成する内周面の周方向に沿って形成され、内周面から内側に向かって突出する環状の第二突出部を更に備えてもよい。これにより、第一挿通孔と第二挿通孔の両方に、内周面から内側に向かって突出する環状の突出部を設けることができるので、電源ケーブルを伝ってコネクタの内部に水が侵入することを防止できる。
【0016】
本発明の一側面に係るブッシュでは、第一突出部は、可撓性を有していてもよい。このブッシュは、電源ケーブルの挿入時における電源ケーブルの外周面への第一突出部の追随性がよくなる。これにより、本体部への電源ケーブルの挿入性を高めつつ、防水性を高めることができる。
【0017】
本発明の一側面に係るブッシュでは、第一突出部は、本体部の延在方向における中心位置よりも接触端子側に配置されていてもよい。本体部に引き込まれる電源ケーブルでは、本体部の延在方向における中心位置よりも接触端子側の曲げ量は、電源ケーブルの他方の端部側の曲げ量に比べて小さくなる。すなわち、本体部の内周面と電源ケーブルの外周面との隙間量が小さい。このため、第一突出部と電源ケーブルの外周面との接触をより確実に維持することができる。
【0018】
本発明の一側面に係るブッシュでは、第一突出部は、本体部の延在方向に複数配列されていてもよい。これにより、より一層防水性を高めることができる。
【0019】
本発明の一側面に係るブッシュは、本体部における外周面の周方向に沿って形成され、外周面から外側に向かって突出する環状の第三突出部を更に備えてもよい。これにより、本体部の外周面と引込部の内周面とを密に接触させることができる。この結果、引込部にブッシュを挿入した場合の引込部の内周面とブッシュの外周面との間の防水性を高めることができる。
【0020】
本発明の一側面に係るコネクタは、電源ケーブルの一方の端部に配置される接触端子を覆う保護部と、保護部に電源ケーブルを引き込む引込部と、を有するコネクタと、上記のブッシュと、を備え、本体部は、引込部に内挿されていてもよい。
【0021】
この構成のコネクタによれば、電源ケーブルの外周面は、引込部の内周面に形成された第一突出部に接触配置される。これにより、電源ケーブルが曲げられたとしても、本体部の内周面から突出する第一突出部と、電源ケーブルの外周面との接触を維持できる。この結果、電源ケーブルの引込部における防水性を高めることができる。
【0022】
本発明の一側面に係るコネクタでは、ブッシュにおける本体部の外周面と引込部の内周面とは、接着剤によって接着されていてもよい。これにより、本体部の外周面と引込部の内周面とを固着することができるので、本体部と引込部との間から水が侵入することを、より確実に防止することができる。
【0023】
本発明の一側面に係るコネクタでは、保護部及び引込部の外周面の一部には、平坦面が形成されていてもよい。これにより、壁面等への取り付けが容易となる。
【0024】
本発明の一側面に係る鉛蓄電池は、少なくとも一つの鉛蓄電池と、鉛蓄電池と電気的に接続される電源ケーブルと、上記のコネクタと、を備え、電源ケーブルは、コネクタの引込部に内挿されていてもよい。
【0025】
この構成の鉛蓄電池によれば、電源ケーブルの外周面は、引込部の内周面に形成された第一突出部に接触配置される。これにより、電源ケーブルが曲げられたとしても、本体部の内周面から突出する第一突出部と、電源ケーブルの外周面との接触を維持できる。この結果、電源ケーブルの引込部における防水性を高めることができる。
【0026】
本発明の一側面に係る電動車両は、上記の鉛蓄電池を備え、コネクタは、鍔部における第二挿通孔が上方に向いた状態で取り付けられていてもよい。このような状態で取り付けられるコネクタでは、ブッシュから水が侵入しやすい。しかしながら、当該ブッシュには、第一突出部と鍔部とが設けられているので水が侵入し難い。
【0027】
本発明の一側面に係る電動車両では、第二挿通孔に内挿される電源ケーブルは、鉛直方向上方に向かって延在すると共に曲線部を有していてもよい。このような状態で取り付けられるコネクタでは、電源ケーブルを伝って水が侵入しやすい。更に、電源ケーブルは曲げられた状態に配置されているので、本体部の第一挿通孔の内周面と電源ケーブルの外周面との間に隙間ができ易い。しかしながら、当該ブッシュには、第一突出部と鍔部とが設けられているので水が侵入し難い。
【0028】
本発明の一側面に係る電動車両では、コネクタは、電動車両の車体外部に露出した状態で取り付けられていてもよい。このような状態で取り付けられるコネクタでは、水が侵入しやすい。しかしながら、当該ブッシュには、第一突出部と鍔部とが設けられているので水が侵入し難い。
【発明の効果】
【0029】
本発明の一側面によれば、電源ケーブルの引込部における防水性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1図1は、一実施形態のブッシュが取り付けられたコネクタの斜視図である。
図2図2は、ブッシュの斜視図である。
図3図3(A)は、図2のブッシュの断面図であり、図3(B)は、図2のブッシュの側面図である。
図4図4(A)は、図2のブッシュを一方向から見た正面図であり、図4(B)は、図2のブッシュを他方向から見た背面図である。
図5図5は、一実施形態のブッシュが取り付けられたコネクタが取り付けられたフォークリフトの側面図である。
図6図6は、実験例を説明するための説明図である。
図7図7は、第一変形例に係るブッシュの断面図である。
図8図8は、第二変形例に係るブッシュが取り付けられたコネクタの斜視図である。
図9図8は、第二変形例に係るブッシュの斜視図である。
図10図10(A)は、図9のブッシュの断面図であり、図10(B)は、図9のブッシュの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、図面を参照して一実施形態に係るブッシュ20、当該ブッシュ20が取り付けられた一実施形態の第一コネクタ(コネクタ)10、及び当該第一コネクタ10を装備した一実施形態の鉛蓄電池1について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。なお、説明の便宜のため、電源ケーブル3の延在方向をX軸、X軸に直交すると共に電源ケーブル3が配列される方向をY軸、X軸及びY軸に直交すると共に第一コネクタ10及び第二コネクタ50の高さ方向をZ軸と設定した。
【0032】
一実施形態に係るブッシュ20、当該ブッシュ20が取り付けられた一実施形態の第一コネクタ10、及び当該第一コネクタ10を装備した一実施形態の鉛蓄電池1は、例えば、電気エネルギで駆動されるフォークリフト(図5参照)等の電動車両に搭載される。
【0033】
図1に示されるように、上記電動車両には、鉛蓄電池1、電源コントローラ6等が収容されている。電源コントローラ6は、鉛蓄電池1から駆動用の電動モータ等への電気エネルギの供給を制御する。鉛蓄電池1と電源コントローラ6とは、鉛蓄電池1に接続される電源ケーブル3と、電源コントローラ6に接続される電源ケーブル7とを接続することによって電気的に接続される。
【0034】
鉛蓄電池1から延びる電源ケーブル3には、その先端の接触端子4が筐体11によって収容された第一コネクタ10が設けられている。電源コントローラ6から延びる電源ケーブル7には、その先端の接触端子8が筐体51によって収容された第二コネクタ50が設けられている。第一コネクタ10と第二コネクタ50とは、互いに挿抜可能かつ篏合可能に設けられている。第一コネクタ10と第二コネクタ50とを互いに嵌合させることにより、鉛蓄電池1から延びる電源ケーブル3側の接触端子4と、電源コントローラ6から延びる電源ケーブル7側の接触端子8とが、互いに導通(電気的に接続)される。
【0035】
電源ケーブル3は、導電性に優れるケーブルが用いられることが好ましく、その電気抵抗の例は、200mmで0.4mΩ以下である。電源ケーブル3の先端に設けられる接触端子4も、電源ケーブル3と同様に、導電性に優れる部材が用いられることが好ましく、その電気抵抗の例は、200mmで0.4mΩ以下である。これら導電性に優れるケーブルの例には、PNCT、CT、WNCT、WRNCT等のゴム系キャブタイヤケーブルが含まれる。
【0036】
第一コネクタ10における電源ケーブル3の延在方向(X軸方向)に直交する幅方向(Y軸方向)のサイズの例は50mm〜100mmであり、電源ケーブル3の延在方向(X軸方向)のサイズの例は50mm〜200mmであり、幅方向及び電源ケーブル3の延在方向に直交する高さ方向(Z軸方向)のサイズの例は20mm〜70mmである。
【0037】
第一コネクタ10は、耐酸性、耐熱性、及び絶縁性に優れる材料から形成されることが好ましい。例えば、第一コネクタ10は、比重1.120〜1.800(at20℃)の硫酸に侵されないような耐酸性を有することが好ましい。また、第一コネクタ10は、100℃以上で融解しないような耐熱性を有することが好ましい。また、第一コネクタ10は、表面抵抗が1000MΩ以上の絶縁性を有することが好ましく、500MΩ以上の絶縁性を有することがより好ましい。第一コネクタ10を形成する好ましい材料の例には、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂が含まれる。
【0038】
第一コネクタ10は、電源ケーブル3の一方の端部に配置される接触端子4を覆う保護部12と、保護部12に電源ケーブル3を引き込む引込部13と、を有する筐体11を備える。
【0039】
保護部12は、接触端子4及び電源ケーブル3の一部を収容する収容部12aを有する。保護部12には、接触端子4を支持するバネ片(図示せず)が設けられている。バネ片は、導電性に優れる部材が用いられることが好ましく、その電気抵抗の例は、200mmで0.4mΩ以下である。バネ片を形成する材料の例には、ステンレススチール、銅、銀、又はこれらを含む合金が含まれる。また、これらの材料をベースとして、例えば銀等のメッキ処理がなされていてもよい。保護部12は、第二コネクタ50の保護部52と嵌合可能に形成されている。保護部12及び引込部13の外周面12d,13dの一部には、平坦面13eが形成されている。
【0040】
引込部13は、電源ケーブル3の延在方向に沿って電源ケーブル3を内挿する内空部13aを形成する内周面13bを有する。本実施形態では、電源ケーブル3は、ブッシュ20を介して引込部13に内挿される。引込部13は、電源ケーブル3の延在方向に交差する方向に二つ配列されている。言い換えれば、第一コネクタ10には、一組の引込部13が形成されている。引込部13には、図2に示されるような、ブッシュ20が取り付けられる。
【0041】
ブッシュ20は、耐熱性、絶縁性、弾性、及び柔軟性に優れる材料から形成されることが好ましい。例えば、ブッシュ20は、100℃以上で融解しないような耐熱性を有することが好ましい。また、ブッシュ20は、表面抵抗が1000MΩ以上の絶縁性を有することが好ましい。ブッシュ20を形成する好ましい材料の例には、HNBR(水素化ニトリルゴム)、FKM(フッ素ゴム)、VMQ(シリコンゴム)、ACM(アクリルゴム)、CO(エピクロロヒドリンゴム)等が含まれる。
【0042】
ブッシュ20には、図2図3(A)、図3(B)、図4(A)、及び図4(B)に示されるように、本体部21と、蓋部27と、が設けられている。一の本体部21は、環状の第一リブ(第一突出部)23と、環状の第三リブ(第三突出部)と、を有する。
【0043】
本体部21は、電源ケーブル3が延在するX軸方向(一方向)に延在し、電源ケーブル3が内挿されると共に第一コネクタ10の引込部13に内挿される筒状の部材である。本体部21は、電源ケーブル3が延在するX軸方向と直交するY軸方向に二つ設けられている。言い換えれば、ブッシュ20には、一組の本体部(第一本体部及び第二本体部)21,21が設けられている。一組の本体部21,21の一方には、正極に接続される電源ケーブル3が内挿され、一組の本体部21,21の他方には、負極に接続される電源ケーブル3が内挿される。一組の本体部21のそれぞれは、電源ケーブル3をその延在方向に沿って内挿する内空部(第一挿通孔)21aを形成する内周面22を有する。内空部21aの直径(本体部21の内空の直径)は、電源ケーブル3の直径に合わせて同一となるように形成され、その例は14.0mm〜21.5mmである。
【0044】
環状の第一リブ23は、本体部21の内周面22の周方向に沿って形成され、内周面22から内側に向かって突出する。第一リブ23は、可撓性を有する。第一リブ23は、本体部21の延在方向に五個(複数)配列されている。なお、第一リブ23の配列数は、四個以下であってもよいし、六個以上であってもよい。また、第一リブ23の幅(X軸方向の長さ)は、例えば、0.5mm〜6.0mmであり、その内周面22からの突出量は、例えば、0.5mm〜3.5mmである。
【0045】
環状の第三リブ26は、本体部21の外周面25の周方向に沿って形成され、外周面25から外側に向かって突出する。第三リブ26は、可撓性を有する。第三リブ26は、本体部21の延在方向に三個(複数)配列されている。なお、第三リブ26の配列数は、二個以下であってもよいし、四個以上であってもよい。また、第三リブ26の幅(X軸方向の長さ)は、例えば、0.5mm〜4.0mmであり、その外周面25からの突出量は、例えば、0.5mm〜2.5mmである。
【0046】
蓋部27は、一組の本体部21,21を接続する平板状の部材である。蓋部27は、X軸方向(一方向)において本体部21の一端側に配置される。X軸方向から見た平面視における蓋部27の外形は、X軸方向から見た平面視における引込部13の外形と寸法形状が一致している。X軸方向から見た平面視における蓋部27の面積は、X軸方向から見た平面視における引込部13の開口部13cの面積よりも広い。また、X軸方向から蓋部27を平面視したとき、蓋部27には、一組の本体部21,21が配列される方向に沿って延在する直線部27e,27eが形成されている。
【0047】
蓋部27は、電源ケーブル3をその延在方向に沿って内挿する内空部(第二挿通孔)27aを形成する内周面28と、X軸方向から見た平面視において本体部21の外形から外側に張り出す鍔部27bと、環状の第二リブ(第二突出部)29と、を有する。内空部27aは、内空部21aに連通している。内空部27aの直径(蓋部27の内空の直径)は、電源ケーブル3の直径に合わせて同一となるように形成され、その例は14.0mm〜21.5mmである。
【0048】
鍔部27bは、図4(A)に示されるように、蓋部27に直交する方向(X軸方向)から見たときに、本体部21,21と平面的に重ならない。蓋部27の厚み(X方向のサイズ)の例は、0.5mm〜15mmである。鍔部27bは、本体部21が引込部13に内挿されたときに、引込部13における先端10bとX軸方向(一方向)に対向した状態で接触するように形成されている。
【0049】
環状の第二リブ29は、蓋部27の内周面28の周方向に沿って形成され、内周面28から内側に向かって突出する。第二リブ29は、可撓性を有する。第二リブ29は、蓋部27の延在方向に一個配置されている。なお、第二リブ29は、二個以上配列されていてもよい。また、第二リブ29の幅(X軸方向の長さ)は、例えば、0.5mm〜6.0mmであり、その内周面28からの突出量は、例えば、0.5mm〜3.5mmである。
【0050】
ブッシュ20を第一コネクタ10の取り付ける場合には、ブッシュ20の二つの本体部21,21を、第一コネクタ10における引込部13の内空部13aに挿入する。そして、ブッシュ20の蓋部27のうち、本体部21側の第一の面27dが、第一コネクタ10の先端10b(図1参照)に接触するまで押し込むことにより、第一コネクタ10へのブッシュ20の取り付けが完了する。
【0051】
ブッシュ20が取り付けられた第一コネクタ10を鉛蓄電池1に取り付ける場合には、蓋部27における第一の面27dとは反対側の第二の面27c側から電源ケーブル3を挿入し、電源ケーブル3先端の接触端子4が保護部12に到達するまで挿入を続ける。そして、保護部12にまで到達した接触端子4をバネ片(図示せず)によって保護部12に支持させる。これにより、ブッシュ20が取り付けられた第一コネクタ10を装備する鉛蓄電池1が完成する。
【0052】
なお、第一コネクタ10に挿抜可能に形成された第二コネクタ50も、第一コネクタ10と同様の構成を有してもよい。第二コネクタ50には、第一コネクタ10に取り付けられるブッシュ20と同様の構成を有するブッシュ20Aが取り付けられてもよい。図1に示されるように、第二コネクタ50は、電源ケーブル7の一方の端部に配置される接触端子8を覆う保護部52と、保護部52に電源ケーブル7を引き込む引込部53と、を有する筐体51を備える。保護部52は、接触端子8及び電源ケーブル7の一部を収容する収容部52aを有する。保護部52には、接触端子8を支持するバネ片(図示せず)が設けられている。保護部52は、第一コネクタ10の保護部12と嵌合可能に形成されている。
【0053】
引込部53は、電源ケーブル7の延在方向に沿って電源ケーブル7を内挿する内空部53aを有する。本実施形態では、電源ケーブル7は、ブッシュ20Aを介して引込部53に内挿される。引込部53は、電源ケーブル7の延在方向に交差する方向に二つ配列されている。言い換えれば、第二コネクタ50には、一組の引込部53が形成されている。引込部53には、ブッシュ20Aが取り付けられる。
【0054】
なお、第二コネクタ50のサイズは、第一コネクタ10とほぼ同様であるので、ここでは説明を省略する。また、第二コネクタ50を形成する材料の例も、第一コネクタ10と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。第二コネクタ50に取り付けられるブッシュ20Aも、図2図3(A)、図3(B)、図4(A)、及び図4(B)に示されるように、本体部21と、蓋部27と、が設けられている。一の本体部21は、環状の第一リブ(第一突出部)23と、環状の第三リブ(第三突出部)と、を有する構成と同じであり、第二コネクタ50のサイズに合わせてリサイズされている。また、ブッシュ20Aを形成する材料の例も、ブッシュ20と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0055】
上述したように、一実施形態に係るブッシュ20、当該ブッシュ20が取り付けられた一実施形態の第一コネクタ10、及び当該第一コネクタ10を装備した一実施形態の鉛蓄電池1は、例えば、図5に示されるようなフォークリフト100に搭載される。フォークリフト100では、オペレータはアクセルペダル101を踏むことで車輪102を駆動し、フォークリフト100を走行させることができ、リフトレバー103を操作することで、油圧シリンダ104を伸縮させてフォーク105を上昇又は下降させることができる。
【0056】
フォークリフト100の座席106の下方には、鉛蓄電池1を収容するバッテリールーム107が設けられている。バッテリールーム107は、車輪102を支持するシャーシ108の上部に配置されている。シャーシ108の内部には、電源コントローラ6及び車輪102を駆動させるモータ109が収容されている。鉛蓄電池1と電源コントローラ6とは、鉛蓄電池1に接続される電源ケーブル3と、電源コントローラ6に接続される電源ケーブル7とを接続することによって電気的に接続されている。
【0057】
鉛蓄電池1から延びる電源ケーブル3には、その先端の接触端子4が筐体11によって収容された第一コネクタ10が設けられている。電源コントローラ6から延びる電源ケーブル7には、その先端の接触端子8が筐体51によって収容された第二コネクタ50が設けられている。第一コネクタ10と第二コネクタ50とは、互いに挿抜可能かつ篏合可能に設けられている。第一コネクタ10と第二コネクタ50とを互いに嵌合させることにより、鉛蓄電池1から延びる電源ケーブル3側の接触端子4と、電源コントローラ6から延びる電源ケーブル7側の接触端子8とが、互いに導通(電気的に接続)される。
【0058】
第一コネクタ10は、鍔部27bにおける内空部27aが上方に向いた状態で取り付けられている。また、鉛蓄電池1は、第一コネクタ10よりも鉛直方向上方に設けられており、電源ケーブル3は、曲線部を有している。蓋部27における内空部27aに内挿される電源ケーブル3は、鉛直方向上方に向かって延在すると共に曲線部を有している。第一コネクタ10は、フォークリフト100の車体外部に露出した状態で取り付けられている。
【0059】
次に、一実施形態に係るブッシュ20が取り付けられた一実施形態の第一コネクタ10の作用効果について説明する。図1に示されるように、上記実施形態のブッシュ20の本体部21は、第一コネクタ10において電源ケーブル3の一方の端部に配置される接触端子4を覆う保護部12に電源ケーブル3を引き込む引込部13に内挿可能に形成され、図3(A)に示されるように、第一リブ23は、本体部21に内挿される電源ケーブル3の外周面3aに接触可能に形成されている。このため、電源ケーブル3の外周面3aは、本体部21の内周面22に形成された第一リブ23に接触配置される。これにより、電源ケーブル3が曲げられたとしても、本体部21の内周面22から突出する第一リブ23と電源ケーブル3の外周面3aとの接触を維持できる。
【0060】
更に、上記実施形態のブッシュ20は、図1及び図2に示されるように、本体部21が引込部13に内挿されたときに、引込部13における先端10bとX軸方向に対向した状態で接触するように形成されている鍔部27bを有する蓋部27を備えるので、引込部13と本体部21との間の隙間を鍔部27bが覆う。これにより、引込部13と本体部21との間の隙間を伝って第一コネクタ10の内部に水が侵入することを防止できる。これらの相乗効果によって、電源ケーブル3の引込部13における防水性を高めることができる。また、蓋部27は、鍔部27bによって引込部13における先端10bと接触しているので、振動によって蓋部27が引込部13の内部に入り込んでいくような不具合を回避できる。すなわち、振動が発生する車両等に適用することが可能となる。
【0061】
また、一実施形態のブッシュ20では、X軸方向から見た平面視における蓋部27の寸法形状は、X軸方向から見た平面視における引込部13の寸法形状と一致している。これにより、蓋部は確実に開口部13cを覆うことが可能になるので、引込部13と本体部21との間の隙間を伝って第一コネクタ10の内部に水が侵入することを防止できる。
【0062】
また、一実施形態のブッシュ20が取り付けられた一実施形態の第一コネクタ10では、電源ケーブル3が曲げられたとしても、本体部21の内周面22から突出する第一リブ23と電源ケーブル3の外周面3aとの接触を維持できることで、防水性に加え、防塵性及び安全性にも優れる。
【0063】
一実施形態のブッシュ20では、蓋部27における内空部27aにおける内周面28の周方向に沿って形成され、内周面28から内側に向かって突出する環状の第二リブ29を更に備えている。本体部21の内周面22と蓋部27の内周面28との両方に、内周面22,28から内側に向かって突出する環状のリブ(第一リブ23及び第二リブ29)を設けることができるので、電源ケーブル3を伝って第一コネクタ10の内部に水が侵入することを防止できる。
【0064】
一実施形態のブッシュ20では、第一リブ23が可撓性を有しているので、電源ケーブル3の挿入時における第一リブ23の電源ケーブル3の外周面3aへの追随性がよくなる。これにより、本体部21への電源ケーブル3の挿入性を高めつつ、防水性を高めることができる。
【0065】
一実施形態のブッシュ20では、本体部21は、正極に接続される電源ケーブル3が内挿される本体部21と、負極に接続される電源ケーブル3が内挿される本体部21とを接続する蓋部27が形成されている。これにより、正極用の電源ケーブル3と負極用の電源ケーブル3とを第一コネクタ10に挿入する場合であっても、電源ケーブル3の引込部13における防水性を高めることができる。
【0066】
一実施形態のブッシュ20では、X軸方向から蓋部27を平面視したとき、蓋部27には、本体部21,21が配列される方向(Y軸方向)に沿って延在する直線部27e,27eが形成されている。これにより、フォークリフト100の壁面107a(図5参照)への取り付けを容易にするために平坦面13eが形成された第一コネクタ10の形状に合わせることができる。
【0067】
一実施形態のブッシュ20では、第一リブ23は、本体部21の延在方向(X軸方向)に五個配列されているので、第一リブ23が一個配置される場合に比べて、防水性を高めることができる。
【0068】
一実施形態のブッシュ20は、本体部21の外周面25の周方向に沿って形成され、外周面25から外側に向かって突出する環状の第三リブ26を更に備える。これにより、本体部21の外周面25と引込部13の内周面13bとを密に接触させることができる。この結果、引込部13にブッシュ20を挿入した場合の引込部13とブッシュ20との間の防水性を高めることができる。
【0069】
一実施形態のブッシュ20では、第三リブ26は、本体部21の延在方向(X軸方向)に三個配列されているので、第三リブ26が一個配置される場合に比べて、防水性を高めることができる。
【0070】
一実施形態の第一コネクタ10では、保護部12及び引込部13の外周面13dの一部に平坦面13eが形成されているので、フォークリフト100の壁面107a等への取り付けが容易となる。
【0071】
一実施形態のフォークリフト100は、図5に示されるように、上記の鉛蓄電池1を備え、第一コネクタ10は、鍔部27bにおける内空部27aが上方に向いた状態で取り付けられている。このような状態で取り付けられる第一コネクタ10では、ブッシュ20から水が侵入しやすいが、上記ブッシュ20には、第一リブ23と鍔部27bとが設けられているので水が侵入し難い。
【0072】
一実施形態のフォークリフト100は、内空部27aに内挿される電源ケーブル3は、鉛直方向上方に向かって延在すると共に曲線部を有している。このような状態で取り付けられる第一コネクタ10では、電源ケーブル3を伝って水が侵入しやすい。更に、電源ケーブル3は曲げられた状態に配置されているので、本体部21の内空部21aの内周面22と電源ケーブル3の外周面3aとの間に隙間ができ易い。しかしながら、上記ブッシュ20には、第一リブ23と鍔部27bとが設けられているので水が侵入し難い。
【0073】
一実施形態のフォークリフト100は、第一コネクタ10は、フォークリフト100の車体外部に露出した状態で取り付けられている。このような状態で取り付けられる第一コネクタ10では、水が侵入しやすい。しかしながら、上記ブッシュ20には、第一リブ23と鍔部27bとが設けられているので水が侵入し難い。
【0074】
<実施例>
次に、本実施形態のブッシュ20を取り付けた第一コネクタ10が、防水性、防塵性、及び安全性に優れる点について、図5を用いて説明する。特に、上記実施形態のブッシュ20について、下記に示される属性で構成することにより、「JIS C0920:2003 電気機械器具の外郭による保護等級(IP23)」を満たすことができる点について、下記に示す要領で試験を実施した。なお、当該実施例で示す属性について、本実施形態を限定するものではない。
【0075】
(1)電源ケーブル
種類:富士電線株式会社製 WNCT 50SQ、直径:15.7mm
(2)ブッシュ
材質:エチレンプロピレンゴム(EPDM)(硬度50)
電源ケーブルが内挿される本体部の内径:18.0mm、本体部の外径:29.2mm、本体部に形成される第一リブの高さ:1.0mm、第一リブの幅2.0mm、第一リブの設置間隔:4mm
【0076】
まずは、上記実施形態と同様のブッシュ20を取り付けた第一コネクタ10(以下、供試品と称する。)を準備して、図5に示されるように取付治具180に設置した。具体的には、供試品のブッシュ20が上端となるように筐体11を垂直にした状態に固定する第一条件と、垂直面に対して10度傾けた状態にて固定する第二条件と、にしたがって、供試品を取付治具180に設置した。このとき、ブッシュ20から延びる電源ケーブル3の曲線半径が70mm(R1=70mm、D1=70mm、H1=70mm)となるように曲げて設置した。なお、試験中、接触端子4側の開口部は封止手段によって封止した。
【0077】
上記第一条件及び第二条件で設置された供試品に対し、「JIS C0920:2003 電気機械器具の外郭による保護等級(IP23)」に準じて試験を実施した。具体的には、下記に示す三種の保護試験を実施した。三種の保護試験の内容と概要は下記のとおりである。
【0078】
試験1:外郭内の危険な箇所へ接近することに対する人体の保護
指での危険な箇所への接近に対して保護しているか否かの試験であり、直径12mm、長さ80mmの関節付きテストフィンガ(接近度検査用プローブ)の先端と危険な箇所との間に適正な空間距離を確保しているか否かの試験である。本実施例では、供試品のブッシュ20における引込部13と電源ケーブル3との隙間(開口部)に接近度検査用プローブを押圧力10N±1Nで挿入した。
【0079】
試験2:外部からの固形物の侵入に対する外郭内の電気機器の保護
直径12.5mm以上の大きさの外来固形物に対して保護しているか否かの試験であり、直径12.5mmの球状の固形物プローブの全体が侵入するか否かの試験である。本実施例では、供試品のブッシュ20における引込部13と電源ケーブル3との隙間(開口部)に、直径12.5mm〜12.7mmの鋼球である固形物プローブを押圧力30N±3Nで挿入した。
【0080】
試験3:水の浸入による有害な影響に対する外郭内の電気機器の保護
散水に対して保護されているか否かの試験であり、鉛直から両側に60度までの角度で噴霧した水によっても有害な影響を及ぼされるか否かの試験である。本実施例では、散水ノズル(JIS C0920:2003 付図5 IPX3)を用いて試験を行った。具体的には、平衡おもりのついた遮蔽板を使用し、散水率を毎分10L±0.5Lとし、散水角度を鉛直方向に対して±60度とし、流入側の水圧を散水率で設定(50kPa〜150kPa)し、ノズルから供試品の外郭表面までの距離を300mm〜500mmとし、試験時間を1分/m(最低5分)とした。
【0081】
上述の試験を行った結果、試験1については、供試品内部への近接プローブの侵入はなかった。試験2については、供試品内部への固形物検査用プローブの侵入はなかった。試験3については、上記第一条件及び第二条件の両方において、供試品内部への水への侵入はなかった。これにより、本実施例のブッシュ20を取り付けた第一コネクタ10が、防水性、防塵性、及び安全性に優れることが分かった。
【0082】
以上、一実施形態について説明したが、本発明の一側面は、上記実施形態に限られない。発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0083】
<変形例1>
上記実施形態では、第一リブ23は、本体部21の延在方向に複数配列され、本体部21の内周面22の延在方向(X軸方向)全体に等間隔で形成されている例を挙げて説明したが、例えば、本体部21の延在方向における中心位置よりも接触端子4側にのみ複数配置されてもよいし(図6参照)、一つ配置されていてもよい。言い換えれば、本体部21の延在方向における中心位置よりも鉛蓄電池1側には、第一リブ23を形成しなくてもよい。このような第一コネクタ10において本体部21に引き込まれる電源ケーブル3では、本体部21の延在方向(X軸方向)における中心位置よりも接触端子4側の曲げ量は、電源ケーブル3の他方の端部側(鉛蓄電池1側)の曲げ量に比べて小さくなる。すなわち、本体部21の内周面22と電源ケーブル3の外周面3aとの隙間量が小さい。このため、変形例1に係るブッシュ20Bでは、第一リブ23と電源ケーブル3の外周面3aとの接触をより確実に維持することができる。
【0084】
<変形例2>
次に、主に図8図10を参照して、変形例2に係るブッシュ120、当該ブッシュ120が取り付けられる変形例2に係る第一コネクタ(コネクタ)110について説明する。変形例2に係る第一コネクタ110が、上記実施形態に係る第一コネクタ10と異なる点は、X軸方向から見たときの引込部113及び蓋部127の形状である。ここでは、上記実施形態との相違点である引込部113及び蓋部127の形状についてのみ詳細に説明し、その他については説明を省略する。
【0085】
X軸方向から見た平面視における引込部113及び蓋部127の形状は、一回回転対称となるように形成されている。一回回転対称とは、対象となる図形の中心を回転軸として360度回転させたときにしか自らの図形と重ならない(一致しない)対称性を示す性質をいう。また、X軸方向から見た平面視における引込部113及び蓋部127の形状は、本体部21,21が配列される方向(Y軸方向)とX軸方向とに直交する方向(Z軸方向)に非対称となるように形成されている。具体的には、X軸方向から見た平面視における引込部113及び蓋部127の形状は、直線部127eと曲線部127fとで互いに形状が異なっている。
【0086】
引込部113の外周面113dの一部には、平坦面113eが形成されている。第一コネクタ110は、当該平坦面113eがフォークリフト100の壁面107a(図5参照)へ接触するように取り付けられる。引込部113の外周面113dにおいて、平坦面113eと対向する面は、曲面13fが形成されている。蓋部127は、このような引込部113の形状に合わせて、X軸方向から蓋部127を平面視したとき、本体部21,21が配列される方向(Y軸方向)に沿って延在する直線部127eが形成されている。また、蓋部127は、Z軸方向において曲線部127fが形成されている。これにより、X軸方向から見た平面視における蓋部127の外形は、X軸方向から見た平面視における引込部113の外形と寸法形状が一致している。
【0087】
変形例2に係るブッシュ120が取り付けられた一実施形態の第一コネクタ110においても、上記実施形態のブッシュ120及び第一コネクタ110と同様に、電源ケーブル3が曲げられたとしても、本体部21の内周面22から突出する第一リブ23と電源ケーブル3の外周面3aとの接触を維持できると共に、引込部13と本体部21との間の隙間を伝って第一コネクタ10の内部に水が侵入することを防止できる。これらの相乗効果によって、電源ケーブル3の引込部13における防水性を高めることができる。
【0088】
変形例2に係るブッシュ120では、X軸方向から見た平面視における蓋部127の形状は、一回回転対称となるように形成されているので、正極用の本体部21と負極用の本体部21とが入れ違いとなった状態で、引込部113に挿入されることがなくなる。この結果、ショート等の不具合を回避することができる。
【0089】
上記実施形態及び変形例では、第一リブ23は、可撓性を有する例を挙げて説明したが、可撓性を有さなくてもよい。この場合であっても、本体部21の内周面22に第一リブ23が形成されない場合と比べて、防水性を高めることができる。
【0090】
上記実施形態及び変形例では、本体部21の外周面25の形状がX軸方向から見て円形(断面円形)である例を挙げて説明したが、矩形であってもよいし、楕円であってもよいし、曲線と直線とからなる形状であってもよい。また、蓋部27の形状について、上記実施形態又は変形例の例に限られず、X軸方向から見て円形であってもよいし、楕円形であってもよいし、直線と曲線とからなる形状であってもよい。
【0091】
上記実施形態及び変形例では、蓋部27に一組の本体部21,21が形成されている例を挙げて説明したが、一つの蓋部に対して一つ又は三つ以上の本体部を有していてもよい。
【0092】
上記実施形態及び変形例では、本体部21の外周面25に第三リブ26が形成された例を挙げて説明したが、外周面25の第三リブ26は形成されなくてもよい。また、ブッシュ20における本体部21の外周面25と引込部13の内周面13bとは接着剤によって接着されてもよいし、シート状部材が配置されてもよい。
【0093】
上記実施形態及び変形例では、フォークリフト100に本願発明を適用した例を挙げて説明したが、ゴルフカート等の電動車両に本願発明を適用してもよい。
【符号の説明】
【0094】
1…鉛蓄電池、3…電源ケーブル、3a…外周面、6…電源コントローラ、7…電源ケーブル、10,110…第一コネクタ(コネクタ)、10b…引込部の先端、11…筐体、12…保護部、13…引込部、13e,113e…平坦面、20,20A,20B,120…ブッシュ、21…本体部、22…内周面、23…第一リブ(第一突出部)、25…外周面、26…第三リブ(第三突出部)、27,127…蓋部、27e,127e…直線部、28…内周面、29…第二リブ(第二突出部)、50…第二コネクタ(コネクタ)、51…筐体、52…保護部、53…引込部、100…フォークリフト(電動車両)。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10

【手続補正書】
【提出日】2019年2月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電源ケーブルの一方の端部に配置される接触端子を覆う保護部と、
前記保護部に前記電源ケーブルを引き込む引込部と、を有し、
前記電源ケーブルが延在する方向から見た前記引込部の外形の形状が一回回転対称となるように形成されているコネクタに用いられる、ブッシュであって、
一方向に延在し、前記電源ケーブルが内挿される第一挿通孔を有すると共に前記引込部に内挿される筒状の本体部と、
前記第一挿通孔を形成する内周面の周方向に沿って形成され、前記内周面から内側に向かって突出する環状の第一突出部と、
前記一方向において前記本体部の一端側に配置されると共に前記第一挿通孔に連通する第二挿通孔と、前記一方向から見た平面視において前記本体部の外形から外側に張り出す鍔部と、を有する蓋部と、を備え、
前記鍔部は、前記本体部が前記引込部に内挿されたときに、前記引込部における先端と前記一方向に対向した状態で接触するように形成され、
前記一方向から見た平面視における前記鍔部の外形の形状は、一回回転対称となるように形成され、
前記本体部が前記引込部に内挿されたときに、前記一方向から見た平面視における前記鍔部の外形は、前記一方向から見た平面視における前記引込部の外形と寸法形状が一致している、ブッシュ。
【請求項2】
前記本体部は、正極に接続される前記電源ケーブルが内挿される第一本体部と、負極に接続される前記電源ケーブルが内挿される第二本体部と、を有し、
前記蓋部は、前記第一本体部及び前記第二本体部を接続している、請求項1記載のブッシュ。
【請求項3】
前記一方向から前記蓋部を平面視したとき、前記蓋部には、前記第一本体部及び前記第二本体部が配列される方向に沿って延在する直線部が形成されている、請求項2記載のブッシュ。
【請求項4】
前記一方向から見た平面視における前記蓋部の形状は、前記第一本体部及び前記第二本体部が配列される方向と前記一方向とに直交する方向に非対称となるように形成されている、請求項2又は3項記載のブッシュ。
【請求項5】
前記第二挿通孔を形成する内周面の周方向に沿って形成され、前記内周面から内側に向かって突出する環状の第二突出部を更に備える、請求項1〜の何れか一項記載のブッシュ。
【請求項6】
前記第一突出部は、可撓性を有している、請求項1〜の何れか一項記載のブッシュ。
【請求項7】
前記第一突出部は、前記本体部の延在方向における中心位置よりも前記接触端子側に配置されている、請求項1〜の何れか一項記載のブッシュ。
【請求項8】
前記第一突出部は、前記本体部の延在方向に複数配列されている、請求項1〜の何れか一項記載のブッシュ。
【請求項9】
前記本体部における外周面の周方向に沿って形成され、前記外周面から外側に向かって突出する環状の第三突出部を更に備える、請求項1〜の何れか一項記載のブッシュ。
【請求項10】
前記電源ケーブルの一方の端部に配置される接触端子を覆う前記保護部と、前記保護部に前記電源ケーブルを引き込む前記引込部と、を有するコネクタと、
請求項1〜の何れか一項記載のブッシュと、を備え、
前記本体部は、前記引込部に内挿されている、コネクタ。
【請求項11】
前記ブッシュにおける前記本体部の外周面と前記引込部の内周面とは、接着剤によって接着されている、請求項10記載のコネクタ。
【請求項12】
前記保護部及び前記引込部の外周面の一部には、平坦面が形成されている、請求項10又は11記載のコネクタ。
【請求項13】
少なくとも一つの鉛蓄電池と、
前記鉛蓄電池と電気的に接続される前記電源ケーブルと、
請求項1012の何れか一項記載のコネクタと、を備え、
前記電源ケーブルは、前記コネクタの前記引込部に内挿されている、鉛蓄電池。
【請求項14】
請求項13記載の鉛蓄電池を備え、
前記コネクタは、前記鍔部における前記第二挿通孔が上方に向いた状態で取り付けられている、電動車両。
【請求項15】
前記第二挿通孔に内挿される前記電源ケーブルは、鉛直方向上方に向かって延在すると共に曲線部を有している、請求項14記載の電動車両。
【請求項16】
前記コネクタは、前記電動車両の車体外部に露出した状態で取り付けられている、請求項14又は15記載の電動車両。
【国際調査報告】