【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するために、モード合分波器において、第1導波路は、第n
1次モードを有する光信号及び第(n
1+m)次モード(n
1及びmは正の整数)を有する光信号を伝搬可能であり、第2導波路は、第n
2次モード(n
2は正の整数)を有する光信号を伝搬可能であり、第1導波路の第(n
1+m)次モード及び第2導波路の第n
2次モードが結合可能であるようにした。
【0013】
モード合波時には、第1導波路が第n
1次モードを有する光信号を入力され、第2導波路が第n
2次モードを有する光信号を入力され、第1導波路が第n
1次モード及び第(n
1+m)次モードを有する光信号を出力するようにした。
【0014】
モード分波時には、第1導波路が第n
1次モード及び第(n
1+m)次モードを有する光信号を入力され、第2導波路が第n
2次モードを有する光信号を出力し、第1導波路が第n
1次モードを有する光信号を出力するようにした。
【0015】
具体的には、本発明は、
それぞれ断面が矩形形状であり、互いに高さが等しい第1導波路及び第2導波路を備えたモード合波器であって、前記第1導波路は、前記高さにおいて、第n
1次モード(n
1は正の整数)を有する光信号及び第(n
1+m)次モード(mは正の整数)を有する光信号を伝搬可能である
幅及び比屈折率差に設定され、
前記第2導波路は、前記高さにおいて、前記第1導波路の第(n
1+m)次モードと結合可能である第n
2次モード(n
2はn
1+mと異なる正の整数)を有する光信号を伝搬可能である
幅及び比屈折率差に設定され、前記第1導波路と前記第2導波路とを所定の導波路間隔および相互作用長をもって近接した状態で並行させたモード合波部
をさらに備え、前記第1導波路の第(n
1+m)次モードの実効屈折率は、前記第2導波路の第n
2次モードの実効屈折率とほぼ一致し、かつ前記第1導波路の第n
1次モードの実効屈折率と異なり、前記モード合波部は、前記第2導波路が伝搬する第n
2次モードを有する光信号を、前記第1導波路の第(n
1+m)次モードを有する光信号に変換し、前記第1導波路が伝搬する第n
1次モードを有する光信号に、変換後の前記第1導波路の第(n
1+m)次モードを有する光信号を合波することを特徴とするモード合波器である。
【0016】
この構成によれば、モードの合波の精度を良くし、合波時の損失を低減するモード合波器を提供することができる。
【0017】
また、本発明は、n
1=n
2であることを特徴とするモード合波器である。
【0018】
また、本発明は、n
1=n
2=1であり、第n
1次モード及び第n
2次モードは基本モードであることを特徴とするモード合波器である。
【0019】
この構成によれば、第1導波路及び第2導波路は共通して同一モード例えば基本モードを有する光信号を入力するため、同一モード例えば基本モードを有する光信号を出力する既存の送信機を用いてモード多重伝送を実現することができる。
【0020】
また、本発明は、
それぞれ断面が矩形形状であり、互いに高さが等しい第1導波路及び第2導波路を備えたモード分波器であって、前記第1導波路は、前記高さにおいて、第n
1次モード(n
1は正の整数)を有する光信号及び第(n
1+m)次モード(mは正の整数)を有する光信号を伝搬可能である
幅及び比屈折率差に設定され、
前記第2導波路は、前記高さにおいて、前記第1導波路の第(n
1+m)次モードと結合可能である第n
2次モード(n
2はn
1+mと異なる正の整数)を有する光信号を伝搬可能である
幅及び比屈折率差に設定され、前記第1導波路と前記第2導波路とを所定の導波路間隔および相互作用長をもって近接した状態で並行させたモード分波部
をさらに備え、前記第1導波路の第(n
1+m)次モードの実効屈折率は、前記第2導波路の第n
2次モードの実効屈折率とほぼ一致し、かつ前記第1導波路の第n
1次モードの実効屈折率と異なり、前記モード分波部は、前記第1導波路が伝搬する第(n
1+m)次モードを有する光信号を、前記第2導波路の第n
2次モードを有する光信号に変換し、前記第1導波路が伝搬する第n
1次モードを有する光信号及び第(n
1+m)次モードを有する光信号から、変換後の前記第2導波路の第n
2次モードを有する光信号を分波することを特徴とするモード分波器である。
【0021】
この構成によれば、モードの分波の精度を良くし、分波時のクロストークを低減するモード分波器を提供することができる。
【0022】
また、本発明は、n
1=n
2であることを特徴とするモード分波器である。
【0023】
また、本発明は、n
1=n
2=1であり、第n
1次モード及び第n
2次モードは基本モードであることを特徴とするモード分波器である。
【0024】
この構成によれば、第1導波路及び第2導波路は共通して同一モード例えば基本モードを有する光信号を出力するため、同一モード例えば基本モードを有する光信号を入力する既存の受信機を用いてモード多重伝送を実現することができる。
【0025】
また、本発明は、モード合波器と、前記第1導波路に第n
1次モードを有する光信号を出力する第1送信機と、前記第2導波路に第n
2次モードを有する光信号を出力する第2送信機と、を備えることを特徴とする光送信装置である。
【0026】
この構成によれば、モードの合波の精度を良くし、合波時の損失を低減し、同一モード例えば基本モードを有する光信号を出力する既存の送信機を用いてモード多重伝送を実現する光送信装置を提供することができる。
【0027】
また、本発明は、モード分波器と、前記第1導波路から第n
1次モードを有する光信号を入力される第1受信機と、前記第2導波路から第n
2次モードを有する光信号を入力される第2受信機と、を備えることを特徴とする光受信装置である。
【0028】
この構成によれば、モードの分波の精度を良くし、分波時のクロストークを低減し、同一モード例えば基本モードを有する光信号を入力する既存の受信機を用いてモード多重伝送を実現する光受信装置を提供することができる。
【0029】
また、本発明は、光送信装置と、光受信装置と、前記光送信装置及び前記光受信装置を接続し、前記第1導波路の第n
1次モードを有する光信号及び前記第1導波路の第(n
1+m)次モードを有する光信号を伝送するマルチモード光ファイバと、を備えることを特徴とする光通信システムである。
【0030】
この構成によれば、モードの合波や分波の精度を良くし、合波時の損失や分波時のクロストークを低減し、同一モード例えば基本モードを有する光信号を入出力する既存の送受信機を用いてモード多重伝送を実現する光通信システムを提供することができる。