特許6617934IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

血管内皮増殖因子(vascular endothelial growth factor、以下、「VEGF」と呼ぶことがある)に結合する新規なアプタマー

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

VEGFを高感度に測定するためには、VEGFとの親和性が高いアプタマーが必要である。従って、本願発明の目的は、特許文献1に記載された公知のVEGF結合性アプタマーよりもVEGFに対する親和性が高い(すなわち、解離定数が低い)、新規なVEGF結合性アプタマーを提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

ほとんどの標的物質に結合するアプタマーは、基本的にSELEXにより作出可能である。しかしながらSELEXでは、以下の理由によって、結合能力が高いアプタマーをスクリーニングすることに失敗する場合がある。SELEXを行う際の実験操作では、ランダム化した配列プールの多様性が制限される29。多くの例で配列プールの濃度は1μM未満(1.0×10-6Mに等しい)であり、かつ、実験操作は1.5mL(1.5・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本願発明により、公知のVEGF結合性アプタマーよりもVEGFとの親和性が高い新規なVEGF結合性アプタマーが提供された。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】下記実施例において行った、コンピューター内進化の三回の世代からのオリゴヌクレオチドのVEGF結合能力を示す図である。X軸は、Kdに基づく、各世代中のオリゴヌクレオチドの順位を示す。Y軸は、各オリゴヌクレオチドの結合定数を示す。この図ではVEGFに対する結合能力をもたないオリゴヌクレオチドは示していない。

【図2】下記実施例において得られた、VEGF結合性アプタマーの動力学的プロットを示す図である。SPR信号を測定することにより、全ての動力学的指標を算出した。X軸は解離速度定数を示し、Y軸は会合速度定数を示す。

【図3】下記実施例において得られた、VEGF結合性アプタマーのCDスペクトルを示す図である。図3aは、親配列(VEap121)と、コンピューター内進化で改良した配列(3R02)の差を示している。図3bは、3R02と3R02二価の差を示している。3R02二価の加工していないCDスペクトルから、T10の加工していないCDスペクトルを差し引いた。差し引いたスペクトルをこの図に示した。X軸は周波数を示し、Y軸は平均残基モル楕円率を示す。

【図4】下記実施例において行った、3R02(a)又はVEap121(b)を用いたプレートアッセイによる、VEGFの測定結果を示す図である。抗VEGF抗体を、アビジン-ビオチン相互作用により、ポリスチレンプレートの各ウェルに固定した。TBSに溶解した様々な濃度のVEGFを各ウェルに加えた。FITCで標識した3R02又はVEap121の溶液を各ウェルに加えた。FITCで標識した3R02がVEGFに結合したことを表すHRP結合抗FITC抗体由来の化学発光を検出した(n=3)。対照タンパク質としてはBSAを用いた。化学発光の強度を秒あたりカウント(CPS)として表す。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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