技術分野
有機電界発光素子用のりん光材料として好適な有機イリジウム錯体を提供する技術に関する。詳しくは、赤色りん光材料として有用であり、発光量子収率(ΦPL)が高く、色純度に優れた有機イリジウム錯体
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
した従来の有機イリジウム錯体は、いずれも赤色に区分できる発光色を呈するりん光材料である。しかしながら、これらの有機イリジウム錯体は、発光効率(発光量子収率(ΦPL))及び色純度の双方において満足できるものではなかった。即ち、特許文献1の有機イリジウム錯体は、ポリメタクリル酸メチル薄膜(PMMA薄膜)中における発光波長(λPL)が635nmであり、ほぼ純赤色の発光を呈することができる。しかし、ΦPLが0.17と低く発光効率の観点からは不十分である。一方、特許文献2の有機イリジウム錯体は、PMMA薄膜中におけるΦPLは0.61と比較的高いものの、発光波長(λPL)が612nmであり純赤色よりも短波長化した発光を呈する。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者等は、課題を解決すべく、2-(ジベンゾ[b,d]チオフェン-4-イル)キノリナートの誘導体をC-N配位子とした有機イリジウム錯体の効果を検討することとした。具体的には、置換基としてメチル基を2-(ジベンゾ[b,d]チオフェン-4-イル)キノリナートの特定の位置に導入した有機イリジウム錯体について検討した。その結果、従来の有機イリジウムに対して、高効率な純赤色りん光性の有機イリジウ・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の有機イリジウム錯体は、従来の錯体よりもPL量子収率及び耐熱性が高く、OLEDの発光材料として好適である。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本実施形態で合成した有機イリジウム錯体Ir-1~Ir-4のジクロロメタン溶液中での発光スペクトルを示す図。
【図2】
本実施形態で合成した有機イリジウム錯体Ir-1~Ir-4のトルエン溶液中での発光スペクトルを示す図。
【図3】
本実施形態で合成した有機イリジウム錯体Ir-1~Ir-4のPMMA薄膜中での発光スペクトルを示す図。
【図4】
本実施形態で作製したOLEDの構成を説明する図。
【図5】
本実施形態で作製したOLED(Device1~Device4)の電界発光スペクトルを示す図。
【図6】
本実施形態で作製したOLED(Device1~Device4)のJ-V-L曲線を示す図。
【図7】
OLEDの構造の一例を説明する図。
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