特許7929479IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

量子力学の原理に基づいて、共通鍵暗号通信のための秘密鍵を離れた二者に安全に供給する量子鍵配送(Quantum Key Distribution、以下、「QKD」とも記す。)の研究開発が進められている。複数の方式があるQKDのうち、送受信装置間の長距離化が可能な振幅場対QKD(Twin Field QKD、以下、「TF-QKD」とも記す)は、例えば、非特許文献1に記載されている。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

非特許文献1に記載の公知技術において、チャーリーは、アリスによって送信された光信号とボブによって送信された光信号とを、その位相差が保持された状態で合波する必要がある。このためには、アリス及び/またはボブ(以下、「アリス/ボブ」とも記す)からチャーリーまでの間を伝播する光信号の位相(以下、「伝搬位相」とも記す)をそれぞれ保持しなければならない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために本発明の一形態の量子鍵配送システムは、第1の光信号送受信装置と、第1の光信号送受信装置と離間して配置される第2の光信号送受信装置と、第1の光信号送受信装置と第2の光信号送受信装置との間に配置される第3の光信号送受信装置を含み、第1の光信号送受信装置と第2の光信号送受信装置との間の共通鍵暗号通信のための秘密鍵を供給する量子鍵配送システムであって、第1の光信号送受信装置及・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

以上の形態によれば、TF-QKDの量子鍵配送システムにおいて、伝搬位相の制御やデコイ法による盗聴検知が不要な量子鍵配送システム及び量子鍵配送方法を提供することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の一実施形態の比較例となる公知のTF-QKD装置を説明するための図である。
【図2】 本実施形態の量子鍵配送システムの全体を示す図である。
【図3】 (a)は図2に示すアリスの構成を説明するための模式図、(b)は図2に示すボブの構成を説明するための模式図、及び(c)はチャーリーの構成を説明するための模式図である。
【図4】 図3(c)に示すチャーリーにおいて行われる光子検出を説明するための図である。
【図5】 鍵ビット生成を説明するためのタイミングチャートを示す図である。
【図6】 図3(a)のアリスにおけるビット列の生成を説明するためのフローチャートを示す図である。
【図7】 図3(b)のボブにおけるビット列の生成を説明するためのフローチャートを示す図である。
【図8】 本実施形態の光子数分岐攻撃の検知を説明するための図である。

代表図 図1本件の代表的な図

10 アリス 11,21,101,201 コヒーレントパルス光源 12,22,102,202 強度変調器 13,14,23,24,102,202 位相変調器 15,25,202,203 光減衰器 20 ボブ 30 チャーリー 31,32,301,302 光子検出器 33,304,305 ビームスプリッタ 311,312 入力端子 321,322 出力端子

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