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昭和42(オ)804実用新案権侵害排除、損害賠償、謝罪広告請求

判決文PDF

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裁判所 最高裁判所第二小法廷
裁判年月日 昭和42年12月22日
事件種別 民事
原審 昭和38(ネ)1877 (昭和42年3月25日)
法令 実用新案権
キーワード
主文 本件上告を棄却する。上告費用は上告人の負担とする。
判示事項 「椅子用座席」の表張りに関する実用新案権の権利範囲に関する認定事例
事件の概要 原審の確定した本件実用新案の目的、作用効果および椅子の構造上被布をもつて緩衝体を被蓋してこれを固着する必要ある部分の範囲とを合せ考えれば、本件実用新案公報記載の「座席枠体」に椅子の背当部分も含まれるものと解するのが相当である。

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判決文

         主    文
     本件上告を棄却する。
     上告費用は上告人の負担とする。
         理    由
 上告代理人加藤真の上告理由一ないし三について。
 原審の確定した本件実用新案の目的、作用効果および椅子の構造上被布をもつて
緩衝体を被蓋してこれを固着する必要ある部分の範囲とを合せ考えれば、本件実用
新案公報記載の「座席枠体」に椅子の背当部分も含まれるものとした原審の判断は
正当であつて、その判断に所論の違法はない。所論は、これと異なる独自の見解で
あつて、採用できない。
 よつて、民訴法四〇一条、九五条、八九条に従い、裁判官全員の一致で、主文の
とおり判決する。
     最高裁判所第二小法廷
         裁判長裁判官    奥   野   健   一
            裁判官    草   鹿   浅 之 介
            裁判官    城   戸   芳   彦
            裁判官    石   田   和   外
            裁判官    色   川   幸 太 郎

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