権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
実用新案権
令和3年2月17日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10038控訴棄却
実用新案権侵害差止等請求控訴事件 (ハーネス型安全帯の着用可能な空調服)
被控訴人株式会社サンエス
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特許法104条の3 実用新案法28条1号 特許法79条 実用新案法37条1項5号
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実施 | 72回 | 実用新案権 | 31回 | 無効 | 15回 | 侵害 | 14回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,考案の名称を「ハーネス型安全帯の着用可能な空調服」とする実用
新案登録(登録第3198778号。この実用新案登録を「本件実用新案登録」
といい,本件実用新案登録の登録実用新案を「本件登録実用新案」と,本件実
用新案登録に係る実用新案権を「本件実用新案権」という。)の実用新案権者で
ある被控訴人が,控訴人及び株式会社セフト研究所(以下「セフト社」という。)
による別紙物件目録記載1ないし6の各製品(以下「被告各製品」と総称し,
同目録記載の番号に対応させて,それぞれを「被告製品1」などという。)の製
造及び販売が本件実用新案権の侵害又は間接侵害(実用新案法28条1号)に
該当する旨主張して,控訴人に対し,同法27条1項及び2項に基づき,被告
各製品の製造,譲渡,輸出,輸入及び譲渡の申出の差止め及び廃棄を求めると
ともに,本件実用新案権侵害の共同不法行為に基づく損害賠償として,損害金
▶判決の詳細
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実用新案権
平成31年3月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10086審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (振動器)
被告Y坂井田大洋 原告アルインコ株式会社
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実用新案法5条6項1号 実用新案法5条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「振動器」とする考案に係る実用新案(実用新案登録第3
149092号。出願日 平成20年12月25日,設定登録日 平成21
年2月18日。請求項の数3。以下,「本件実用新案権」といい,同実用新
案権に係る実用新案を「本件実用新案」という。)の実用新案権者である(甲
1)。
(2) 原告は,平成29年9月28日,本件実用新案につき特許庁に無効審判請
求をし,特許庁は上記請求を無効2017-400003号事件として審理
した。
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実用新案権
平成30年10月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10069審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (付箋紙)
被告株式会社アックスコーポレーション 原告X
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実用新案法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成20年5月19日,考案の名称を「付箋紙」とする考案につい
て実用新案登録出願をし(実願2008-3203号),同年7月9日,設定登録
を受けた(実用新案登録第3143615号。請求項の数9。以下「本件実用新案
登録」という。)。
⑵ 被告は,平成29年8月28日,特許庁に対し,本件実用新案登録について
無効審判請求をし,無効2017-400002号事件として係属した。
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実用新案権
平成30年8月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10011控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (カツター装置付きテープホルダー)
控訴人X 被控訴人株式会社リコー
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民事訴訟法140条
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[概要] 本件は,考案の名称を「カツター装置付きテープホルダー」とする考案に係る
本件実用新案権を有していた控訴人が,被控訴人による原判決別紙1-1イ号侵
害物(「カッター装置付きテープホルダー」)目録記載の製品(イ号製品),別
紙1-2ロ号侵害物(「カッター装置付きテープホルダー」)目録記載の製品(ロ
号製品)及び別紙1-3ハ号侵害物(「カッター装置付きテープホルダー」)目
録記載の製品(ハ号製品)の製造及び販売は本件実用新案権を侵害する行為であ
ると主張して,被控訴人に対し,本件実用新案権侵害の不法行為による損害賠償
請求権に基づき,①昭和47年3月から昭和56年6月13日までの間に製造販
売されたイ号製品16万1100台に係る実施料相当額86億0274万円の
うち当初の7台に係る実施料相当額37万3800円,②昭和47年3月から昭
和56年6月13日までの間に製造販売されたロ号製品9万1100台に係る
実施料相当額48億6474万円のうち当初の6台に係る実施料相当額32万
0400円及び③昭和47年2月から昭和56年6月13日までの間に製造販
売されたハ号製品10万4700台に係る実施料相当額272億2200万円
のうち当初の5台に係る実施料相当額130万円の合計199万4200円及
▶判決の詳細
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実用新案権
平成30年1月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10002審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告有限会社公郷生命工学研究所大嶋勇樹
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実用新案法3条2項
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[概要] 本件は,被告が請求した実用新案登録無効審決に対する取消訴訟である。争点は,
進歩性の有無(①引用発明の認定,②相違点の判断)についての判断の当否である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成29年6月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10050控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (カツター装置付きテープホルダー)
控訴人X 被控訴人株式会社リコー
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[概要] 本件は,考案の名称を「カツター装置付きテープホルダー」とする考案に係る本
件実用新案権を有していた控訴人が,原判決別紙1の別紙共通目録記載の「侵害対
象物A」,「侵害対象物B」及び「侵害対象物C」は,実用新案登録請求の範囲の考
案の技術的範囲に属し,被控訴人がこれらの侵害対象物を製造販売する行為(「侵
害対象物A」につき,昭和50年10月1日から昭和56年6月13日までの間に
おける,当初の122台の製造販売の行為。「侵害対象物B」につき,上記期間に
おける,当初の10台の製造販売の行為。「侵害対象物C」につき,上記期間にお
ける,当初の15台の製造販売の行為。)は,控訴人の本件実用新案権を侵害する
と主張して,被控訴人に対し,不法行為に基づく損害賠償金合計1094万880
0円及びこれに対する不法行為の後である昭和56年6月14日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成29年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10148審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (気体溶解装置)
被告株式会社光未来森俊晴 原告株式会社ハイジェンテックソ
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実用新案法3条2項 実用新案法14条の2
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 被告は,平成26年3月12日,考案の名称を「気体溶解装置」とする実用
新案登録出願(実願2014-1248号)をし,平成26年4月30日,設定の
登録を受けた(実用新案登録第3190824号。請求項の数10。甲14。以下,
この実用新案を「本件実用新案」という。)。
⑵ 被告は,平成27年8月26日付けで,実用新案法14条の2第1項に基づ
き,実用新案登録請求の範囲の減縮等を目的とする訂正をした(請求項の数8。甲
13。以下「本件訂正」という。)
⑶ 原告は,平成27年9月9日,本件実用新案について実用新案登録無効審判
を請求した(甲15,16)。
⑷ 特許庁は,これを,無効2015-400005号事件として審理し,平成
28年4月20日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)
記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年5月9日,その謄本が原告に
送達された。なお,出訴期間として90日が附加された。
⑸ 原告は,平成28年6月29日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
▶判決の詳細
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実用新案権
平成29年3月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10200審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (スチームトラップ)
被告威唐企業有限公司 原告X丸山亮
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実用新案法5条6項2号 実用新案法3条2項 実用新案法14条の2
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[概要] 本件は,実用新案登録無効審判請求を不成立とした審決に対する取消訴訟である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成28年10月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10047審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (空気の電子化装置)
被告Y 原告有限会社公郷生命工学研究所大嶋勇樹
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実用新案法3条1項3号 実用新案法3条2項 民事訴訟法157条
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[概要] 本件は,実用新案登録無効審判請求に基づいて実用新案を無効とした審決の取消
訴訟である。争点は,新規性及び進歩性判断(引用考案の認定,相違点の認定・判
断)の誤りである。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成28年10月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10011控訴棄却
不当利得返還請求控訴事件 (テレホンカード)
控訴人X 被控訴人NECトーキン株式会社
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実用新案法11条1項
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[概要] 1 控訴人は,平成11年12月20日,他の2名と共同して,昭和59年9月
5日出願に係る実用新案登録出願(実願昭59-134611号)からの分割出願
(実願平6-5675号)を原出願として,名称を「テレホンカード」とする考案
(以下「本件考案」という。)を分割する出願(実願平11-9646号。以下「本
件出願」という。)をした。本件出願については,平成12年6月30日に出願公
開がされ,平成22年4月2日に控訴人及び上記2名を権利者とする実用新案権(以
下「本件実用新案権」という。)の設定登録がされたものの(実用新案登録第26
07899号),本件実用新案権は,同月21日,平成11年9月5日存続期間満
了を原因として抹消登録がされた。他方,被控訴人は,平成12年6月30日から
平成19年3月までの間,日本電信電話株式会社からの委託に基づき,同社の仕様
に基づくテレホンカードを業として製造販売した。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成28年10月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10046審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (再利用可能なアルミニウム箔製の焼き上げ用容器)
被告株式会社モレック竹花喜久男 原告技研プロセス有限会社江口大和
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実用新案法3条1項3号 実用新案法3条2項 民法1条3項 実用新案法37条2項
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無効 | 27回 | 審決 | 23回 | 実施 | 14回 | 無効審判 | 11回 |
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[概要] 本件は,実用新案登録無効審判請求に基づいて実用新案登録を無効とした審決の
取消訴訟である。争点は,①実用新案登録に対する無効審判請求権の濫用の成否,
②新規性判断(引用考案の認定)の当否,並びに,③進歩性判断(副引用例の技術
事項の認定)の当否である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成28年5月11日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10030控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)株式会社リコー近藤正篤 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)株式会社リコー近藤正篤
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民法709条
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侵害 | 21回 | 実施 | 6回 | 実用新案権 | 6回 | 損害賠償 | 2回 |
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[概要] 1 本件は,カツター装置付きテープホルダーに関する実用新案権(実用新案登
録番号第978602号。本件実用新案権)を有していた控訴人が,被控訴人によ
る原判決添付別紙「「カッター装置付きテープホルダー」という名称の考案(「カッ
ター装置付テープホルダー」という物品の構造に係る考案)に係る実用新案権(登
録番号第978602号。昭和56年6月13日に存続期間満了。本件実用新案権)
を有していたXが主張する侵害対象物A及びB並びにCの共通目録」(原判決共通目
録)記載の「侵害対象物A」,「侵害対象物B」及び「侵害対象物C」の製造販売は
本件実用新案権を侵害すると主張して,被控訴人に対し,不法行為(民法709条)
に基づく損害賠償金250億9892万円のうち,「侵害対象物A」につき昭和50
年9月1日から昭和56年6月13日までの間に製造販売された10万5500台
のうち当初の122台に係る実施料相当額651万4800円,「侵害対象物B」に
つき上記期間に製造販売された3万8300台のうち当初の10台に係る実施料相
当額53万4000円,「侵害対象物C」につき上記期間に製造販売された6万70
00台のうち当初の15台に係る実施料相当額390万円の合計1094万880
0円及びこれに対する不法行為の後である昭和56年6月14日から支払済みまで
▶判決の詳細
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実用新案権
平成28年3月17日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)4916一部認容
実用新案権侵害差止等請求 (足先支持パッド)
被告株式会社イースマイル 原告有限会社ガルボプランニング
P1
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実用新案法37条1項2号 実用新案法29条1項 実用新案法3条1項3号 商標法4条1項10号
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侵害 | 39回 | 実用新案権 | 34回 | 実施 | 27回 | 商標権 | 16回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,①考案の名称を「足先支持パッド」とする実用新案権を有する原告
P1が,被告が製造販売する別紙被告商品目録記載の商品が同実用新案権に係
る考案の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,実用新案権に基づき別
紙被告商品目録記載の商品の製造,譲渡等の差止め及び同商品の廃棄を求め,
②別紙原告商標目録記載の商標について商標権を有し,原告P1から実用新案
権の独占的通常実施権の設定を受けている原告有限会社ガルボプランニング
(以下「原告会社」という。)が,被告が別紙被告標章目録記載の標章を付し
た別紙被告商品目録記載の商品を販売したことにより自己の商標権及び実用新
案権の独占的通常実施権が侵害されたと主張して,商標権に基づき,別紙被告
標章目録記載の標章を付した同商品の譲渡等の差止め及び同商品の廃棄を求め
るとともに,実用新案権の独占的通常実施権侵害又は商標権侵害の不法行為に
基づく平成26年6月から平成27年7月までの期間分の損害賠償請求として,
損害金の一部である2億円及びこれに対する平成26年6月11日(訴状送達
の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
▶判決の詳細
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実用新案権
平成27年12月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)24047請求棄却
不当利得返還請求事件 (テレホンカード)
被告NECトーキン株式会社酒匂禎裕 原告A
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実用新案法11条1項
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[概要] 本件は,考案の名称を「テレホンカード」とする実用新案権(以下「本件実
用新案権」という。)の登録を受けた原告が,その登録前にテレホンカードの
製造販売をした被告に対し,不当利得返還請求権に基づき,上記考案の実施料
相当額の一部である100万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平
成27年9月8日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成27年12月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10055審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (つけまつげ用の試着ツール)
被告株式会社コージー本舗 原告株式会社ディー・アップ
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実用新案法3条1項3号 実用新案法14条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成23年7月11日,考案の名称を「つけまつげ用の試着ツー
ル」とする考案について実用新案登録出願(実願2011-4000号。以
下「本件出願」という。)をし,同年8月31日,実用新案登録第3170
596号(請求項の数10。以下「本件実用新案登録」という。)として実
用新案権の設定登録を受けた(甲12,27)。
(2) 被告は,平成26年5月30日,本件実用新案登録に対し実用新案登録無
効審判を請求した(甲14,27)。原告は,同年7月24日付けで,実用
新案法14条の2第7項に基づき,実用新案登録請求の範囲の請求項4を削
除する訂正(以下「本件訂正」という。)をした(甲13)。
特許庁は,上記請求を無効2014-400006号事件として審理を行
い,平成27年2月3日,「実用新案登録第3170596号の請求項1な
いし3,5ないし6,9ないし10に係る考案についての実用新案登録を無
効とする。実用新案登録第3170596号の請求項7ないし8に係る考案
についての審判請求は,成り立たない。」との審決(以下「本件審決」とい
▶判決の詳細
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実用新案権
平成27年10月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10024審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (電子式低温加水分解装置)
被告有限会社公郷生命工学研究所大嶋勇樹 原告X
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実用新案法47条2項
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[概要] 本件は,実用新案登録無効審判請求を不成立とした審決に対する取消訴訟である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成27年9月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)23427却下
損害賠償請求事件
被告株式会社リコー 原告甲
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民事訴訟法140条
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侵害 | 12回 | 実用新案権 | 10回 | 損害賠償 | 7回 | 実施 | 2回 |
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[概要] 本件は,実用新案登録第978602号に係る実用新案権(以下「本件実用新案
権」という。)を有していた原告が,被告による昭和50年8月から昭和56年6
月13日までの間の別紙イ号侵害物(「カッター装置付きテープホルダー」)目
録,同ロ号侵害物(「カッター装置付きテープホルダー」)目録及び同ハ号侵害物
(「カッター装置付きテープホルダー」)目録記載の各製品(以下,それぞれを
「イ号物件」,「ロ号物件」及び「ハ号物件」といい,これらを併せて「本件各
物件」という。イ号物件,ロ号物件,ハ号物件は,それぞれ,被告の製造販売に係
る複写機「リコーPPC900及びB・Aチェンジャー」,「リコーPPC900
及びセンタースリッター」,「リコピーPL5000オート」に関するものであ
る。)の製造販売が本件実用新案権の侵害を構成する旨主張して,被告に対し,不
法行為に基づく損害賠償金254億7106万円の一部である1095万5800
円(イ号物件の当初の73台,ロ号物件の当初の64台及びハ号物件の当初の14
台についての実施料相当額)及びこれに対する不法行為の後である昭和56年6月
14日から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成27年8月4日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10052控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)株式会社リコー近藤正篤 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)株式会社リコー近藤正篤
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民法709条
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[概要] 本件は,カツター装置付きテープホルダーに関する実用新案権を有していた控訴
人が,被控訴人の製造販売した製品が控訴人の実用新案権に係る考案の技術的範囲
に属するとして,被控訴人に対し,民法709条に基づく損害賠償金258億43
20万円のうち1069万5800円及びこれに対する不法行為の後である昭和5
6年6月14日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成27年5月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)4552請求棄却
不当利得返還請求事件 (テレホンカード)
被告NECトーキン株式会社あ酒匂禎裕 原告A
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民法709条 実用新案法14条1項
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実用新案権 | 14回 | 損害賠償 | 6回 | 侵害 | 4回 | 間接侵害 | 2回 |
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[概要] 本件は,考案の名称を「テレホンカード」とする実用新案権(以下「本件実
用新案権」という。)の登録を受けた原告が,本件実用新案権の登録前に被告
がテレホンカード(以下「被告製品」という。)を製造販売したことが本件実
用新案権の間接侵害に当たると主張して,被告に対し,不当利得に基づく利得
金又は民法709条に基づく損害金の一部である100万円及びこれに対する
訴状送達の日の翌日である平成27年3月14日から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成27年3月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)5064一部認容
民事訴訟 実用新案権
被告株式会社ヤマソロ 原告株式会社宮武製作所
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不正競争防止法2条1項14号 特許法104条の3 不正競争防止法3条 実用新案法3条2項
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実用新案権 | 47回 | 無効 | 21回 | 差止 | 16回 | 進歩性 | 13回 |
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[概要] 安定高座椅子の考案について実用新案権を有する被告が,高座椅子の製造,
販売等を行う原告及びその取引先等に対し,原告の商品は被告の実用新案権に
抵触するものと認識していることなどを通知したことから,原告は,被告の実
用新案権の無効を主張し,差止請求権等の不存在確認を求めると共に,前記取
引先等への通知が,不正競争防止法2条1項14号の不正競争行為(競争関係
にある他人の営業上の信用を害する虚偽の事実の告知,流布)にあたるとして,
被告に対し,同法3条1項による差止め及び同法4条による損害賠償を請求し
た。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成26年12月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10077控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (カツター装置付きテープホルダー)
控訴人X 被控訴人株式会社リコー
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[概要] 本件は,考案の名称を「カツター装置付きテープホルダー」とする考案に係る実
用新案権を有していた控訴人(第1審原告)が,被控訴人(第1審被告)の製造販
売した製品が上記考案の技術的範囲に属するものであったとして,被控訴人に対し,
不法行為に基づく損害賠償金262億1000万円のうち996万2200円及び
これに対する遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成26年11月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10084控訴棄却
補償金請求控訴事件 (テレホンカード)
控訴人X 被控訴人日本電信電話株式会社
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実用新案法13条の3 実用新案法15条1項 実用新案法9条1項 特許法65条4項
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実用新案権 | 75回 | 実施 | 25回 | 特許権 | 14回 | 無効 | 8回 |
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[概要] 本件は,考案の名称を「テレホンカード」とする実用新案権の設定登録(実
用新案登録第2607899号。以下,この実用新案権を「本件実用新案権」
という。)を受けた控訴人が,被控訴人が本件実用新案権の実用新案登録出願
の出願公開後その設定登録前である平成12年6月30日から設定登録日であ
る平成22年4月2日までの間に被控訴人が原判決別紙物件目録記載の製品(
以下「被控訴人製品」という。)を製造販売し,本件実用新案権に係る考案を
実施したとして,被控訴人に対し,平成5年法律第26号による改正前の実用
新案法(以下「旧実用新案法」という。)13条の3第1項に基づく補償金の
一部請求として100億円の一部である100万円及び遅延損害金の支払を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成26年7月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)6995請求棄却
補償金請求事件 (テレホンカード)
被告日本電信電話株式会社江口雄一郎 原告A安田修
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実用新案法13条の3 実用新案法15条1項 実用新案法11条1項
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[概要] 本件は,考案の名称を「テレホンカード」とする実用新案権(以下「本件
実用新案権」という。)の登録を受けた原告が,被告に対し,本件実用新案
権の登録前に被告が別紙物件目録記載の製品(以下「被告製品」という。)
を製造販売して本件実用新案権に係る考案(以下「本件考案」という。)を
実施したとして,平成5年法律第26号による改正前の実用新案法(以下
「旧実用新案法」という。)13条の3第1項に基づく補償金の一部である
100万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
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実用新案権
平成26年7月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)11570却下
損害賠償請求事件
被告株式会社リコー 原告Aⅰ
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[概要] 1 原告の主張
別紙訴状及び別紙平成26年6月16日付け準備書面(各写し)のとおり。
2 被告の主張
別紙答弁書(写し)のとおり。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成26年7月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10310審決取消訴訟
審決取消請求事件 (付箋)
被告株式会社アックスコーポレーション 原告X
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実用新案法3条1項1号 実用新案法3条1項
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[概要] 本件は,実用新案登録無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
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実用新案権
平成26年6月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10096控訴棄却
実用新案権損害賠償請求控訴事件
被告)日本電信電話株式会社江口雄一郎 控訴人(原告)X安田修 被控訴人(被告)日本電信電話株式会社江口雄一郎
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実用新案権 | 11回 | 侵害 | 8回 | 抵触 | 5回 | 損害賠償 | 3回 |
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[概要] 1 本件は,被控訴人(原審被告。以下「被告」という。)の製造・販売したテレ
ホンカードが,控訴人(原審原告。以下「原告」という。)が共有持分を有していた
実用新案権(実用新案登録第2150603号)の考案(以下,この実用新案権を
「本件実用新案権」,その考案を「本件考案」という。)の技術的範囲に属するとし
て,被告に対し,平成8年2月21日から平成11年9月5日までの販売に係る仮
保護に基づく損害賠償金9億円の一部請求として,100万円及びこれに対する平
成25年6月13日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成26年4月16日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10113却下
損害賠償請求控訴事件 (カツター装置付きテープホルダー)
控訴人X 被控訴人株式会社リコー
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民法147条
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[概要] 本件は,考案の名称を「カツター装置付きテープホルダー」とする考案に係
る実用新案権を有していた控訴人が,被控訴人の製造販売した製品が上記考案
の技術的範囲に属するものであったとして,被控訴人に対し,債務不履行に基
づく損害賠償の一部請求として199万4200円及び遅延損害金の支払を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成26年2月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10093控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)日立アプライアンス株式会社細野義治 控訴人(原告)X 被控訴人(被告)日立アプライアンス株式会社細野義治
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[概要] 1 本件は,電気炊飯器に関する実用新案権(実用新案登録第3126350号,
本件考案)を有する控訴人が,被控訴人による原判決別紙物件目録記載の電気炊飯
器(本件電気炊飯器)の製造・販売が本件考案を無断で利用し,控訴人の権利を侵
害するものであると主張して,被控訴人に対し,平成25年1月1日から同年6月
30日までの侵害行為に対する実施料相当額の損害賠償として5000万円の支払
を求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成25年10月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)13223却下
実用新案権
被告日本電信電話株式会社 原告X
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特許法102条3項
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実用新案権 | 41回 | 分割 | 20回 | 侵害 | 10回 | 損害賠償 | 10回 |
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[概要] 本件は,被告の製造・販売したテレフォンカードが,原告が共有持分を有し
ていた実用新案権(実用新案登録第2150603号)の考案の技術的範囲に
属するとして,被告に対し,平成8年2月21日から平成11年9月5日まで
の販売にかかる仮保護に基づく損害賠償金9億円の一部請求として,100万
円及びこれに対する平成25年6月13日(訴状送達の日の翌日)から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成25年10月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10107審決取消訴訟
審決取消請求事件 (管の表面に被覆した保温材を保護するエルボカバー)
被告有限会社フォーラム市川泰央 原告旭産業株式会社
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実用新案法37条1項2号 実用新案法14条の2
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[概要] 本件は,実用新案登録無効審決の取消訴訟である。争点は,①本件考案と先願発
明との相違点認定の誤りの有無及び②当該相違点判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成25年8月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10050控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (カツター装置付きテープホルダー)
控訴人X 被控訴人株式会社リコー
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[概要] 本件は,考案の名称を「カツター装置付きテープホルダー」とする考案に係
る実用新案権を有していた控訴人(第1審原告)が,被控訴人(第1審被告)
の製造販売した製品が上記考案の技術的範囲に属するものであったとして,被
控訴人に対し,不法行為に基づく損害賠償金406億8948万円のうち19
9万4200円及びこれに対する遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成25年4月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)8221一部認容
実用新案権・意匠権侵害差止等請求事件
被告ジェイディジャパン株式会社 原告株式会社コマリヨー
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実用新案法27条2項 実用新案法2条3項 実用新案法29条2項
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実用新案権 | 24回 | 侵害 | 21回 | 意匠権 | 19回 | 差止 | 6回 |
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[概要] 1 本件は,履物装着用ヒールローラーに関する実用新案権(第3157614
号。以下以下以下以下「「「「本件実用新案権本件実用新案権本件実用新案権本件実用新案権」」」」というというというという。。。。)及び意匠権(第1392789号。
以下以下以下以下「「「「本件意匠権本件意匠権本件意匠権本件意匠権」」」」というというというという。。。。)を有する原告が,被告による別紙被告製品目
録記載の製品((((ただしただしただしただし,,,,反射材反射材反射材反射材にににに「JORAZOR」「JORAZOR」「JORAZOR」「JORAZOR」とあるのはとあるのはとあるのはとあるのは「JDRA「JDRA「JDRA「JDRA
ZOR」ZOR」ZOR」ZOR」のののの誤誤誤誤りりりり。。。。以下以下以下以下「「「「被告製品被告製品被告製品被告製品」」」」というというというという。)。)。)。)の製造販売が本件実用新案権
及び本件意匠権を侵害すると主張して,被告製品の製造販売等の差止めと,民
法709条,実用新案法29条2項又は意匠法39条2項に基づき,450万
円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成24年4月17日から支払
済みまで年6分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成25年3月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)27881請求棄却
特許料請求事件
被告株式会社日立製作所 原告X
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[概要] 1 本件は,電気炊飯器に関する登録実用新案権を有する原告が,被告は同登録
実用新案権に係る考案を無断で利用し,原告の上記権利を侵害したと主張して,
被告に対し,平成24年1月1日から同年12月31日までの侵害行為に対す
る損害賠償として1億円の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成25年1月10日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)7674請求棄却
実用新案権侵害差止等請求事件 (化粧品容器用漏れ止め構造)
被告株式会社コーセー 原告株式会社UnitJAPAN
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実用新案法3条1項3号 実用新案法3条2項 特許法104条の3 実用新案法5条6項2号
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無効 | 24回 | 実用新案権 | 17回 | 新規性 | 16回 | 無効審判 | 12回 |
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[概要] 本件は,考案の名称を「化粧品容器用漏れ止め構造」とする実用新案第31
56963号の実用新案権(以下「本件実用新案権」という。)を有する原告が,
被告による別紙物件目録記載の物件(以下「被告製品」という。)の製造販売等
が本件実用新案権を侵害すると主張して,被告に対し,実用新案法27条1項,
2項に基づき,被告製品の製造販売等の差止め及び廃棄等を求めると共に,実
用新案権侵害の不法行為に基づき,損害賠償金 億3200万円及びこれに対
する不法行為の日の後である平成23年6月22日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成24年9月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10022審決取消訴訟
審決取消請求事件 (靴収納庫用棚板及び靴収納庫)
被告株式会社タダプラ岡田健一 原告株式会社伸晃
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,被告の後記2の本件考案に係
る実用新案登録に対する原告の無効審判の請求について,特許庁が同請求のうち請
求項3に係る考案についての請求は成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件
審決(その理由の要旨は後記3のとおり)には,後記4のとおりの取消事由がある
と主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成24年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10390審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (室内芳香器)
被告株式会社ノルコーポレーション北村仁 原告株式会社アート・ラボ中村泰弘
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実用新案法37条1項2号
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の下記2の本件考案に係
る実用新案登録に対する被告の無効審判請求について,特許庁が当該実用新案登録
を無効とした別紙審決書(写し)記載の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成24年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10389審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (室内芳香器)
被告不二貿易株式会社 原告株式会社アート・ラボ中村泰弘
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実用新案法37条1項2号
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の下記2の本件考案に係
る実用新案登録に対する被告の無効審判請求について,特許庁が当該実用新案登録
を無効とした別紙審決書(写し)記載の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成24年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10388審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (室内芳香器)
被告株式会社香彩堂和田宏徳 原告株式会社アート・ラボ中村泰弘
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実用新案法37条1項2号
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の下記2の本件考案に係
る実用新案登録に対する被告の無効審判請求について,特許庁が当該実用新案登録
を無効とした別紙審決書(写し)記載の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成24年5月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10086控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社リコー東崎賢治
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民事訴訟法338条1項5号
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侵害 | 17回 | 実用新案権 | 11回 | 損害賠償 | 11回 | 実施 | 3回 |
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[概要] 1 本件は,控訴人が,控訴人と被控訴人との間の従前の訴訟(東京地方裁判所平成
13年(ワ)第11935号損害賠償請求事件,東京高等裁判所平成13年(ネ)第4
275号損害賠償請求控訴事件,最高裁判所平成14年(オ)第59号損害賠償請求上
告事件。以下,この訴訟事件を各審級を通じて,「平成13年訴訟」という。)の判決の
成立過程において,被控訴人が,控訴人の権利を害する意図の下に,事実を秘匿した目
録を提出し,虚偽の事実を主張するという作為又は不作為によって,裁判所を欺罔する
等の不正な行為を行い,その結果,あり得べからざる内容の確定判決を取得し,かつ,
損害賠償義務を免れたことによって,控訴人に損害を与えたと主張して,被控訴人に対
し,主位的には不法行為に基づく損害賠償請求として,予備的には不当利得返還請求と
して,控訴人の被ったという損害406億8948万円の一部である199万4200
円及びこれに対するその主張に係る昭和56年6月14日から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成24年3月14日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10035控訴棄却
実用新案権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社タダプラ岡田健一 被控訴人株式会社伸晃
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[概要] 本判決の略称は,当事者の呼称を含め,審級に応じた読替えをするほか,原判
決に倣う。
▶判決の詳細
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