権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和7年3月12日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10043審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (弾塑性履歴型ダンパ)
原告大和ハウス工業株式会社 被告NextInnovation合同会社
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等5
(1) 被告は、平成24年12月14日に出願した特許出願(特願2012-27
3962号(優先日平成23年12月16日、優先権主張国日本)の一部を分割し
て、平成26年6月17日、発明の名称を「弾塑性履歴型ダンパ」とする発明につ
いて、新たな特許出願(特願2014-124689号。以下「本件出願」という。)
をし、同年12月19日、特許権の設定登録(特許第5667716号。請求項の10
数は20。以下、この特許を「本件特許」という。)を受けた。(甲18)
(2) 原告は、令和4年3月25日、本件特許の請求項1~20に係る発明の特許
を無効にすることについて特許無効審判を請求した(無効2022-800025
号)。被告は、同年7月22日付けで、本件特許の特許請求の範囲及び明細書を訂正
する旨の訂正(以下「本件訂正」という。)を請求した(甲80の1・2)。15
特許庁は、令和6年3月28日、本件訂正を認めた上で、「特許第5667716
号の請求項1、2、4、5、7~20に係る発明についての本件審判の請求は成り
立たない。特許第5667716号の請求項3、6に係る発明についての本件審判
の請求を却下する。」との審決(以下「本件審決」という。)をし、その謄本は、同
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年3月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(ネ)10001控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件
|
特許法29条2項 特許法100条1項
|
|
|
[概要] 本件は、本件特許1、本件特許2及び本件特許3に係る特許権(以下「本件各
特許権」という。)を有する原告が、被告製品はいずれも本件各発明(本件発明
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年3月4日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(ネ)10026控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件
|
特許法70条1項 特許法70条2項 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
|
|
|
[概要]
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年2月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(ネ)10032控訴棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
|
特許法29条2項 特許法102条3項
|
|
|
[概要] 本件は、発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパ
ーソナルコンピュータシステム」とする本件特許に係る特許権(以下「本件特許25
権」という。)を有する原告が、被告各製品は本件発明の技術的範囲に属し、被
告による被告各製品の販売は本件特許権の侵害に当たると主張して、不法行為に
よる損害賠償請求権(民法709条、損害額につき特許法102条3項)に基づ
き、損害額合計115億5700万円の一部である1000万円の損害賠償及び
これに対する令和3年12月8日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法
所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。5
原審が、本件発明は丙B9発明に技術常識を適用することにより容易に発明す
ることができたものであるから、本件発明に係る本件特許は進歩性欠如の無効理
由を有し、原告は本件特許権を行使することができないとして、原告の請求を棄
却したところ、原告がこれを不服として控訴した。
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年2月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10037請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (木質複合材及び床材)
原告大建工業株式会社
地方独立行政法人北海道立総合研究機構 被告特許庁長官
|
|
|
|
[概要] 本件は、特許異議の申立てに対する特許取消決定の取消訴訟である。争点は、
進歩性の判断の誤りである。
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年2月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10053請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (木質ボード)
原告大建工業株式会社 被告特許庁長官
|
|
|
|
[概要] 本件は、特許異議の申立てに対する特許取消決定の取消訴訟である。争点は、
進歩性の判断の誤りである。
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年2月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(ネ)10058控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
|
|
|
|
[概要] 本件は、被告との間で「水車を利用した青ノリの採苗技術の開発」に関する共25
同研究契約(甲2契約)を締結した原告が、①被告による本件公表行為は、甲2
契約に反し、原告の承諾なく本件共同研究の研究成果を公表する行為に当たる、
②被告は本件特許に係る原告の特許権取得を妨害し、研究成果の特許出願に係る
甲2契約上の義務に違反したと主張して、各債務不履行に基づき、損害賠償金1
億円(明示的一部請求)及びこれに対する令和4年10月21日(訴状送達日の
翌日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求め5
る事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年2月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10093審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (運動障害治療剤)
|
特許法128条
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 本件特許の設定登録15
被告は、発明の名称を「運動障害治療剤」とする発明について、平成15年
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年2月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10050審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (情報処理装置)
原告株式会社カーチスホールディングス 被告株式会社リアライズコーポレーション
|
特許法36条6項2号 特許法1条 特許法36条4項1号 特許法2条1項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 本件特許の設定登録
被告は、発明の名称を「情報処理装置」とする発明について、平成29年35
月17日(優先権主張日は平成28年3月17日)に特許出願(特願2017
-53378号)をし、令和元年7月19日、本件特許に係る特許権の設定登
録を受けた(請求項の数7)。
(2) 本件無効審判請求
ア 原告は、令和5年5月31日、特許庁に対し、本件特許の請求項1につい10
て無効審判請求をし、特許庁は、同請求を無効2023-800034号
事件として審理を行った。
イ 特許庁は、令和6年4月18日付けで、「本件審判の請求は、成り立たな
い。」との本件審決をし、その謄本は令和6年5月7日原告に送達された。
ウ 原告は、令和6年6月4日、本件審決の取消しを求めて、本件訴えを提起15
した。
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年1月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行コ)10006控訴棄却
出願却下処分取消請求控訴事件 (フードコンテナ並びに注意を喚起し誘引する装置及び方法)
|
特許法184条の5 特許法29条1項 特許法2条1項 特許法68条
|
|
|
[概要] 原告は、本件出願をした上、本件出願に係る国内手続において、特許庁長官に
対し、本件国内書面を提出した。特許庁長官は、原告に対し、国内書面に発明者10
の氏名として自然人の氏名を記載するよう補正を命じたが、原告がこれに従った
補正をしなかったため、本件処分をした。
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年1月30日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和5(ワ)12280請求棄却
損害賠償請求事件 (防潮壁および防潮壁用部品組)
原告景観技術株式会社 被告東京製綱株式会社
|
特許法102条1項 民法709条
|
|
|
[概要] 1 本件は、発明の名称を「防潮壁および防潮壁用部品組」とする特許(以下
「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原
告が、被告が本件特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発明」と
いう。)の技術的範囲に属する別紙「被告製品目録」記載の製品(以下「被告製品」
という。)を製造し、販売等することは本件特許権の侵害に当たると主張して、被5
告に対し、不法行為(民法709条)に基づき、損害賠償金9573万5200円
及びこれに対する令和5年3月24日(不法行為日)から支払済みまで民法所定の
年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年1月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和5(ワ)70680
特許実施権許諾契約に基づく実施料等請求事件
原告A 被告株式会社AIMOPHARMACEUTICAL
B
|
民事訴訟法65条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は、原告が、被告会社に対し、令和5年5月26日付け特許権実施許
諾契約(以下「本件契約」という。)に基づき、実施料2200万円及びこ
れに対する弁済期の翌日である令和5年7月31日から支払済みまで約定の25
年8分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに、被告Bに対し、同
人との間で締結した保証契約に基づき、被告会社と連帯して、上記の金員の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年1月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10105審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電子マネー送金方法およびそのシステム)
原告PayPay株式会社 被告株式会社アイエスアイ
|
特許法17条の2 特許法29条2項 特許法36条6項1号 特許法29条1項3号
|
審決 | 151回 | 実施 | 96回 | 無効 | 55回 | 進歩性 | 39回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は、平成24年(2012年)10月11日(優先権主張平成23年
(2011年)10月25日、日本国)を国際出願日とする特許出願(特願
2013-540720号、以下「最初の原出願」という。)の一部を、平5
成27年12月10日に新たな特許出願とした(特願2015-24076
3号。以下「第1世代出願」という。)。(甲13)
⑵ 被告は、さらに、第1世代出願の一部を分割し、平成29年1月19日、
発明の名称を「電子マネー送金方法およびそのシステム」とする新たな特許
出願(特願2017-7150号)をした(以下、この出願を「本件出願」10
という。本件出願の願書並びに願書に添付した明細書、特許請求の範囲、図
面及び要約書は別紙1のとおりであり、このうち明細書及び図面を併せて「本
件明細書等」という。本件出願の時点での請求項の数は40であった。甲1
8)。被告は、同年2月20日、出願審査請求書を提出するとともに、手続
補正書を提出し、特許請求の範囲を補正して、請求項の数を1とした。さら15
に、被告は、同年5月9日、手続補正書を提出し、特許請求の範囲を補正し
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年1月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10106審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電子マネー送金方法およびそのシステム)
原告PayPay株式会社 被告株式会社アイエスアイ
|
特許法29条2項 特許法17条の2 特許法44条2項 特許法36条6項1号
|
審決 | 170回 | 実施 | 102回 | 無効 | 60回 | 進歩性 | 42回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は、平成24年(2012年)10月11日(優先権主張平成23年
(2011年)10月25日、日本国)を国際出願日とする特許出願をした
(特願2013-540720号、以下「最初の原出願」という。)。5
⑵ 被告は、最初の原出願について以下のとおり複数の分割出願を行った(括
弧内はそれぞれの出願に係る出願日である。)。(甲17、19)
第1世代出願:特願2015-240763号(平成27年12月10日)
第2世代出願:特願2017-7150号(平成29年1月19日)
第3世代出願:特願2018-40359号(平成30年3月7日)10
第4世代出願:特願2018-228661号(平成30年12月6日)
⑶ 被告は、さらに、第4世代出願の一部を分割し、令和2年4月8日、発明
の名称を「電子マネー送金方法およびそのシステム」とする新たな特許出願
(特願2020-69633号)をした(この出願の時点での請求項の数は
40。以下、この出願を「本件出願」といい、本件出願の願書並びに願書に15
添付した明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書は別紙2のとおりであり、
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年1月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10035審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遊技機)
原告株式会社サンセイアールアンドディ 被告特許庁長官
|
特許法29条2項
|
実施 | 57回 | 審決 | 36回 | 進歩性 | 9回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
|
|
[概要] 1 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取
消訴訟である。争点は、審判における拒絶理由通知欠缺の手続違背の有無、進歩性
についての認定・判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年1月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10017審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
|
|
|
|
[概要]
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年1月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10149審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
|
特許法17条の2
|
審決 | 24回 | 実施 | 21回 | 進歩性 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
|
|
[概要]
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年1月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(ネ)10038控訴棄却
不当利得返還等請求控訴事件 (自動二輪車のブレーキ制御装置及び挙動解析装置)
|
特許法36条6項1号 特許法126条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨(略語は原則として原審のものによった。)
本件は、発明の名称を「自動二輪車のブレーキ制御装置及び挙動解析装置」とす
る特許に係る特許権を有する控訴人が、被控訴人が同特許権に係る特許発明の技術
的範囲に属する電子制御装置搭載の自動二輪車を製造、販売等したことにつき、被5
控訴人に不法行為又は不当利得が成立すると主張して、被控訴人に対し、3億12
00万円の一部として1億円及びこれに対する不法行為の後の日で訴状送達の日の
翌日である令和5年4月18日から支払済みまで民法所定の年3%の割合による遅
延損害金の支払を請求する事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和7年1月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10036審決取消訴訟却下
審決取消請求事件
原告DMG森精機株式会社 被告特許庁長官
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等25
(1) 特許出願
原告は、2020年(令和2年)2月20日を国際出願日(優先日:平成31年
2月25日)とする特許出願をした(特願2020-542668。以下「本願」
という。また、明細書、特許請求の範囲及び図面を併せて「明細書等」という。)。
(2) 審査段階における手続等
本願については、数度にわたり拒絶理由の通知と手続補正書の提出がされたが、5
審査官は、令和3年7月28日付けで最後の拒絶理由の通知(甲14)をした。原
告は、同年11月24日付けで意見書を提出するとともに、同日付け手続補正書を
提出した(甲2。同手続補正書による補正を以下「本件補正1」という。)。
審査官は、令和4年2月16日付けで、本件補正1につき補正の却下の決定(甲
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年12月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10039審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エンボスを有する袋)
原告中川製袋化工株式会社 被告特許庁長官
|
特許法29条2項
|
審決 | 16回 | 進歩性 | 9回 | 実施 | 9回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
|
|
[概要] 1 事案の要旨25
本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取
消訴訟である。争点は、本件審決における進歩性についての認定判断の誤りの
有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年12月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10026審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (積層型無機系保護コーティング塩化ビニル系タイル及びそのコーティング方法)
原告株式会社リンレイ 被告株式会社九州ハイテック
|
特許法123条1項4号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号
|
|
|
[概要] 1 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は、
審決における進歩性、実施可能要件、サポート要件、明確性要件についての認
定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年12月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10019請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (ポリエステル樹脂組成物の積層体)
原告大日本印刷株式会社 被告特許庁長官
|
特許法120条の5 特許法195条の3 特許法113条2号
|
進歩性 | 85回 | 実施 | 17回 | 特許権 | 6回 | 訂正審判 | 2回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)5
(1) 本件特許の設定登録
原告は、発明の名称を「ポリエステル樹脂組成物の積層体」とする発明につ
いて、平成29年12月6日に特許出願をし(特願2017-234463
号)、令和元年7月5日に本件特許に係る特許権の設定登録を受け(請求項の
数14)、同月24日に特許掲載公報が発行された。この出願は、以下の特許10
出願を順次分割して新たな出願としたものである。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年12月12日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和5(ワ)70425請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告S.RIDE株式会社 被告GO株式会社
|
特許法29条1項3号 特許法100条1項
|
進歩性 | 43回 | 新規性 | 33回 | 無効 | 10回 | 特許権 | 7回 |
|
|
[概要] 原告は、別紙特許権目録記載の特許(以下「本件特許」といい、本件特許に25
係る特許権を「本件特許権」という。また、本件特許の願書に添付された明細
書を「本件明細書」といい、本件明細書及び図面を併せて「本件明細書等」と
いう。)を保有している。
本件は、原告が、別紙被告プログラム目録記載のプログラム(以下「被告プ
ログラム」という。)を作成、使用、譲渡等する被告に対し、当該作成等の行
為が本件特許権の侵害を構成するとして、特許法100条1項に基づき被告プ5
ログラムの製造販売行為等の差止めを求めるとともに、同条2項に基づき被告
プログラムの廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年12月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10018審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (原動機付車両)
原告本田技研工業株式会社 被告マツダ株式会社
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがない。)5
(1) 原告は、平成10年12月25日、発明の名称を「原動機付車両」とす
る発明について特許出願し、平成13年6月8日、本件特許に係る特許権
(特許第3196076号。請求項の数3)の設定登録を受けた。
(2) 被告は、令和4年6月15日、本件特許の請求項3に係る発明について
の特許の無効審判請求をした。10
特許庁は、上記請求を無効2022-800053号事件として審理し、
令和6年1月31日、「特許第3196076号の請求項3に係る発明につ
いての特許を無効とする。」との審決(本件審決)をし、その謄本は同年2
月9日原告に送達された。
(3) 原告は、令和6年2月26日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提15
起した。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年12月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(ネ)10042控訴棄却
民事訴訟 特許権
|
民事訴訟法143条1項
|
|
|
[概要] 1 控訴人の請求
(1) 主位的請求10
被控訴人は、控訴人に対し、62億3700万円及びこれに対する令和
3年11月11日から支払済みまで年3分の割合による金銭を支払え。
(2) 予備的請求
被控訴人は、控訴人に対し、56億7000万円及びこれに対する令和
3年11月11日から支払済みまで年5分の割合による金銭を支払え。15
【請求の法的根拠】
(1)について
・ 主請求:不法行為に基づく損害賠償請求
・ 附帯請求:遅延損害金請求(起算日は訴状送達日の翌日、利率は民法所定)
(2)について20
・ 主請求:不当利得返還請求
・ 附帯請求:利息金請求(起算日は訴状送達日の翌日、利率は平成29年法
律第44号による改正前の民法所定)
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年11月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(ネ)10023控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (モールドコイルの製造方法)
|
特許法102条3項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨(略語は原則として原審のものによった。)
本件は、発明の名称を「モールドコイルの製造方法」とする特許に係る特許権を
有する控訴人が、被控訴人の海外子会社が同特許権に係る特許発明の技術的範囲に
属する方法で製造されたモールドコイルについて譲渡、譲渡の申出及び輸入をした
ことにつき、被控訴人に共同不法行為及び不当利得が成立すると主張して、被控訴5
人に対し、①不当利得返還請求権に基づき平成24年4月1日以降の被控訴人の譲
渡等による利得5000万円及び②民法709条に基づき平成31年2月1日から
の被控訴人の譲渡等による損害賠償として1500万円(特許法102条3項によ
り算定される損害額)並びにこれらに対する訴状送達の日の翌日(令和4年5月1
4日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分10
の割合による遅延損害金の支払を請求(上記①及び②につき、1500万円及びこ
れに対する遅延損害金の限度で選択的請求)する事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年11月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10005審決取消訴訟
審決取消請求事件 (電子患者介護用のシステム、方法および装置)
原告デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ 被告特許庁長官
|
特許法36条6項2号 特許法36条4項1号
|
|
|
[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は、①本願の特許請求の範囲の記載が明確性要件(特許法36
条6項2号)を満たすか否か、②本願明細書の発明の詳細な説明の記載が実施可
能要件(特許法36条4項1号)を満たすか否かである。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年11月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10020審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (照明装置)
原告Ⅹ 被告パナソニック株式会社
|
特許法29条2項 特許法164条の2 特許法29条1項3号
|
審決 | 127回 | 無効 | 46回 | 進歩性 | 24回 | 実施 | 11回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等20
⑴ 原告は、平成29年11月29日、名称を「照明装置」とする発明につき
特許出願(特願2017-228865号)をし、令和2年12月22日、
特許権の設定登録(特許第6813851号。請求項の数2。以下、この特
許を「本件特許」という。)を受けた。(甲1)
⑵ 被告は、令和4年7月27日、本件特許について無効審判請求をした(無25
効2022-800069号事件。以下「本件無効審判請求」といい、本件
無効審判請求に基づく審判手続を「本件審判手続」という。)。(乙14)
⑶ 特許庁は、令和5年3月30日付けで審決の予告(以下「本件審決予告」
という。)をした。本件審決予告は、本件審判手続における甲1(特開20
09-266484号公報。本件訴訟における甲2。以下「審判甲1」とい
う。)に記載された発明を認定した上で、本件特許の請求項1に係る発明が、5
審判甲1に記載された発明、後記審判甲1に記載された事項、技術常識及び
周知技術に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものであると
の判断を記載していた。(乙19)
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年11月14日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和5(ワ)10237請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告有限会社日本一安い罠の店 被告合同会社太田製作所
|
特許法102条1項 特許法100条1項
|
|
|
[概要] 1 本判決における略語は、本文中に定義するもののほか、以下のとおりである。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年11月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10023審決取消訴訟
審決取消請求事件 (情報処理端末)
原告株式会社フライトソリューションズ 被告特許庁長官
|
特許法17条の2 特許法36条6項2号 特許法29条2項 特許法123条1項4号
|
審決 | 28回 | 実施 | 14回 | 進歩性 | 13回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
|
|
[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は、①本件補正の可否、②本願発明の進歩性及び③手続違背の
有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年11月7日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)9696等請求棄却
損害賠償請求事件(甲事件)、特許権移転登録手続請求事件(乙事件) (活性型GcMAFの製造方法)
|
特許法74条1項 特許法36条1項2号 民法130条
|
特許権 | 49回 | 無効 | 13回 | 無効審判 | 11回 | 実施 | 9回 |
|
|
[概要] 1 本判決で用いる主な呼称
(1) 本件契約 原告再生未来と被告との間で平成28年4月1日に締結された
研究受託契約
(2) 本件研究 本件契約に基づいて行われた研究
(3) 本件特許(権) 別紙1特許権目録記載の特許(権)25
(4) 本件出願1 特願2017-241109の特許出願
(5) 本件出願2 特願2019-559230の特許出願(本件特許権の出願。
甲34)。本件出願1及び2を総称して「本件各出願」という。
(6) 本件無効審判(請求) 本件特許権についてされた無効2020-800
099の無効審判(請求)
(7) 本件訂正 本件無効審判の手続中にされた本件特許の訂正5
(8) 本件論文 nature社のScientific Reports(ウ
ェブ媒体)に投稿された「Simple method for large-scale production of
macrophage activating factor GcMAF」と題する論文
(9) 本件発明 後記1ステップで活性型GcMAFを合成する方法に係る発明
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年10月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10090審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (フルベストラント製剤)
原告サンド株式会社 被告アストラゼネカアクチボラグ
|
特許法36条4項 特許法29条2項 特許法36条6項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等5
⑴ 被告は、平成13年(2001年)1月8日(パリ条約による優先権主張
平成12年(2000年)1月10日、同年4月12日、いずれも(GB)
英国)を国際出願日とし、名称を「フルベストラント製剤」とする発明につ
き特許出願(特願2001-551480号)をし、平成17年8月26日、
特許権の設定登録(特許第3713237号。請求項の数28。以下、この10
特許を「本件特許」という。)を受けた。(甲82)
⑵ 原告は、令和3年3月31日、本件特許について無効審判請求をした(無
効2021-800025号事件。以下「本件無効審判請求」という。)。(甲
59)
⑶ 被告は、令和4年12月23日付けで特許請求の範囲及び明細書の訂正請15
求をし、令和5年1月31日付け手続補正書(方式)により、上記訂正請求
に関する補正をした(以下、補正がされた上記訂正請求による訂正を「本件
訂正」といい、本件訂正後の本件特許に係る明細書及び図面を併せて「本件
明細書等」という。本件明細書等のうち、明細書の記載は別紙3のとおりで
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年10月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(ネ)10045控訴棄却
特許専用実施権侵害差止請求控訴事件
|
特許法100条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、本件専用実施権を有する原告(なお、本件特許の特許権者は原告代20
表者である。)が、被告による被告システムの譲渡の申出等の行為は、将来、
本件専用実施権を侵害し又は侵害するおそれがあるなどと主張して、被告に対
し、本件専用実施権に基づき、差止請求(特許法100条1項)として、被告
システムの生産、使用、譲渡等の差止めを求めるとともに、廃棄等請求(同条
2項)として、被告システムに用いる「マイクロ・ナノバブル発生装置」と称25
する装置及び「活性炭含有担体」と称する担体の各廃棄、被告システムに関す
るウェブページの削除及びパンフレットの廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年10月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10012審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (乳酵素処理物、その製造25方法、組成物および製品)
原告再生ファーマ株式会社 被告特許庁長官
|
特許法29条2項 特許法17条の2
|
審決 | 20回 | 実施 | 6回 | 進歩性 | 4回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
|
|
[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は、本件補正発明の進歩性である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年10月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10132
特許取消決定取消請求事件 (地盤固結材および地盤改良工法)
原告強化土エンジニヤリング株式会社 被告特許庁長官
|
|
|
|
[概要] 1 本件は、原告が特許権者である特許についての特許異議申立てに対する決定25
について、原告が、同決定のうち特許を取り消すとした部分の取消しを求める
事案である。争点は、特許発明の進歩性が認められるか否かである。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年10月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(ネ)10033控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (庇)
|
特許法100条1項
|
|
|
[概要] 判決中の「原告」、「被告」はそれぞれ「控訴人」、「被控訴人」に読み替え
る。)
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年10月23日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和5(ワ)70272請求棄却
特許権侵害排除等請求事件 (親綱支柱用治具)
|
特許法102条2項 特許法100条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本訴事件は、発明の名称を「親綱支柱用治具」とする特許第6843385
号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」と
いう。)の特許権者である原告が、別紙被告製品目録記載1の製品(以下「被5
告製品」という。)が、本件特許の請求項1に係る発明(以下「本件発明」と
いう。)の技術的範囲に属し、被告会社による被告製品の販売等が本件発明の
実施に該当すると主張して、被告会社に対し、特許法100条1項及び2項に
基づき、被告製品の販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに、被告らに対し、
民法709条又は会社法429条1項に基づき、損害金550万円(特許法110
02条2項により算定される額の損害500万円及び弁護士費用相当額の損害
50万円)及びこれに対する不法行為の日である令和4年12月1日から支払
済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求める事
案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年10月22日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和5(ワ)8403請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (笠木下換気構造体)
原告株式会社ハウゼコ 被告株式会社トーコー
|
特許法101条1号 特許法100条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は、発明の名称を「笠木下換気構造体」とする特許(以下「本件特許」
という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告が
本件特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発明」という。)の技5
術的範囲に属する別紙「物件目録」記載の製品(以下「被告製品」という。)を製
造・販売等することは本件特許権の侵害(間接侵害)に当たると主張して、被告に
対し、特許法100条1項及び2項に基づき、被告製品の製造・販売等の差止め及
び廃棄を求めるとともに、不法行為(民法709条)に基づき、損害賠償金2億6
930万5000円のうち一部請求として3000万円及びこれに対する令和5年10
9月14日(訴状送達日の翌日であり、不法行為よりも後の日)から支払済みまで
民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年10月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(ラ)10001
保全異議申立却下決定に対する保全抗告事件 (高純度PTH含有凍結乾燥製剤およびその製造方法)
|
特許法36条6項1号
|
|
|
[概要] 原決定中の「原決定」、「債権者」、「債務者」は、それぞれ「原々決定」、
「相手方」、「抗告人」に読み替える。)
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年10月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和5(ワ)70607請求棄却
民事訴訟 特許権
原告コデン株式会社 被告株式会社ハイドロシステム開発
|
|
|
|
[概要]
▶判決の詳細
|