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昭和28(オ)500商標権侵害行為禁止並びに損害賠償請求

判決文PDF

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裁判所 最高裁判所第一小法廷
裁判年月日 昭和30年9月22日
事件種別 民事
法令 商標権
キーワード 商標権1回
主文 本件上告を棄却する。上告費用は上告人の負担とする。
事件の概要

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判決文

         主    文
     本件上告を棄却する。
     上告費用は上告人の負担とする。
         理    由
 論旨第一点は、事実誤認、単なる法令違反の主張を出でないものであり、同第二
点は、法令違反及び判例違反をいうが、原判決は商標法九条一項前段の規定により
標章を継続使用するについては、所論のような同意又は通知を要しない旨を判示し
たものであつて、同法一二条四項の共有に係る商標権の持分の譲渡につき判示した
ものではないから、所論は原判示に副わない主張であり、引用の判例は本件に適切
でなく、同第三点は単なる訴訟法違反の主張であつて、すべて「最高裁判所におけ
る民事上告事件の審判の特例に関する法律」(昭和二五年五月四日法律一三八号)
一号ないし三号のいずれにも該当せず、又同法にいわゆる「法令の解釈に関する重
要な主張を含む」ものと認められない。
 よつて、民訴四〇一条、九五条、八九条に従い、裁判官全員の一致で、主文のと
おり判決する。
     最高裁判所第一小法廷
         裁判長裁判官    入   江   俊   郎
            裁判官    真   野       毅
            裁判官    斎   藤   悠   輔
            裁判官    岩   松   三   郎

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