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昭和29(オ)791商標登録願拒絶査定審決取消請求

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裁判所 最高裁判所第二小法廷
裁判年月日 昭和31年10月12日
事件種別 民事
法令 商標権
キーワード
主文 本件上告を棄却する。上告費用は上告人の負担とする。
事件の概要

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判決文

         主    文
     本件上告を棄却する。
     上告費用は上告人の負担とする。
         理    由
 本件上告理由は別紙のとおりである。
 論旨は、原判決が、上告人の出願商標は登録第七一一〇三号商標と外観が類似し
観念において同一である旨を判示したのを非難するのであるが、この点に関する原
判示は相当であつて論旨は採用できない。論旨はまた、原判決は大審院の判例に反
する旨を主張するのであるが、援用の判例は、いずれも本件と場合を異にし適切な
判例ということができない。論旨はさらに、登録第七一一〇三号商標は四〇余年間
使用されていない旨を主張するのであるが、右商標が商標法一四条一号によつて取
り消されていない以上、これと類似する上告人の出願商標は登録できないものとい
わなければならない。
 その他の論旨は「最高裁判所における民事上告事件の審判の特例に関する法律」
(昭和二五年五月四日法律一三八号)一号乃至三号のいずれにも該当せず、又同法
にいわゆる「法令の―解釈に関する重要な主張を含む」ものと認められない。
 よつて、民訴三九六条、三八四条、九五条、八九条に従い、裁判官全員の一致で、
主文のとおり判決する。
     最高裁判所第二小法廷
         裁判長裁判官    小   谷   勝   重
            裁判官    藤   田   八   郎
            裁判官    谷   村   唯 一 郎
            裁判官    池   田       克

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