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令和1(行ケ)10172審決取消請求事件

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裁判所 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
裁判年月日 令和3年6月24日
事件種別 民事
当事者 原告株式会社日本ソマティックライフ
被告
法令 商標権
商標法2条3項8号1回
キーワード 審決3回
主文 1 特許庁が取消2017-300297号事件について令和元年11
2 訴訟費用は被告の負担とする。
3 この判決に対する上告及び上告受理申立てのための付加期間を3015
事件の概要 1 請求原因 別紙訴状,訴状訂正の申立書及び原告準備書面の第2に記載のとおり。

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判決文

令和3年6月24日判決言渡
令和元年(行ケ)第10172号 審決取消請求事件
口頭弁論終結日 令和3年5月25日
判 決
原 告 株式会社日本ソマティックライフ
同訴訟代理人弁護士 岡 本 岳
10 被 告 Y
主 文
1 特許庁が取消2017-300297号事件について令和元年11
月25日にした審決を取り消す。
2 訴訟費用は被告の負担とする。
15 3 この判決に対する上告及び上告受理申立てのための付加期間を30
日と定める。
事 実 及 び 理 由
第1 請求
主文同旨
20 第2 当事者の主張
1 請求原因
別紙訴状,訴状訂正の申立書及び原告準備書面の第2に記載のとおり。
第3 当裁判所の判断
1 被告は,適式な呼出しを受けながら本件口頭弁論期日に出頭せず,答弁書そ
25 の他の準備書面を提出しないから,請求原因事実を争うことを明らかにしない
ものと認め,これを自白したものとみなす。
2 擬制自白が成立した事実によれば,原告は,要証期間内である平成27年1
月31日及び平成28年6月4日に,子育てに関することを内容とするワーク
ショップを開催し,当該ワークショップにおいて,「チャイルドスペースジャ
パン」及び「Child’ Space Japan」の文字からなる商標を
5 使用して役務の提供を行い,当該ワークショップを開催するに当たり,本件商
標(社会通念上同一と認められるものを含む。)を付したチラシを頒布したこ
とが認められるから,原告は,要証期間内に,指定役務である「技芸・スポー
ツ又は知識の教授,セミナー・講習会の企画・運営又は開催及びこれらに関す
る情報の提供」について,商標法2条3項8号に規定する商標の「使用」をし
10 たということができる。
3 以上によれば,原告主張の取消事由は理由があるから,これと異なる本件審
決の判断は取り消されるべきである。
よって,主文のとおり判決する。
15 知的財産高等裁判所第4部
裁判長裁判官
菅 野 雅 之
裁判官
中 村 恭
25 裁判官
岡 山 忠 広

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