ホーム > 知財判決速報/裁判例集 > 平成27(行コ)10002 追加判決等請求控訴事件
裁判所 | 控訴棄却 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所 |
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裁判年月日 | 平成27年6月18日 |
事件種別 | 民事 |
当事者 | 控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国 |
法令 |
その他 民事訴訟法258条1項1回 |
キーワード | 無効3回 |
主文 | 1 本件控訴を棄却する。 2 控訴費用は控訴人の負担とする。 |
事件の概要 | 当裁判所も,本件訴訟を提起することによって,控訴人が有していた特許第26 40694号の特許につき特許庁が平成13年7月4日付けでした異議の決定に対 し,控訴人が国を被告として提起した無効確認請求事件(東京地方裁判所平成26 年(行ウ)第98号(以下「別件事件」という。))について,受訴裁判所が平成2 6年5月27日に言い渡した判決(以下「別件判決」という。)の取消しを求め, 上記決定が無効であることの確認を求めることは許されないものというべきであっ て,本件訴えは不適法であり,かつ,その不備を補正することができないものであ るから,口頭弁論を経ずに本件訴えを却下した原判決の判断は正当なものとして是 認できると判断する。その理由は,原判決の「事実及び理由」の2項記載のとおり であるから,これを引用する。 なお,本件訴えを,別件判決は別件事件において控訴人が求めた無効確認の訴え についての裁判を脱漏しているとして,別件事件の追加判決を求めるものと解した 場合であっても,本件訴えは,不適法であり,かつ,その不備を補正することがで きないものであるから,口頭弁論を経ずに本件訴えを却下した原判決の判断は正当 なものとして是認できると判断する。何故ならば,裁判所が請求の一部について裁 |
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