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平成23(行ケ)10088審決取消請求事件

判決文PDF

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裁判所 却下 知的財産高等裁判所
裁判年月日 平成23年11月8日
事件種別 民事
当事者 被告特許庁長官
原告
法令 特許権
民事訴訟法140条1回
キーワード 審決6回
主文 本件訴えを却下する。訴訟費用は原告の負担とする。
事件の概要

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判決文

平成23年11月8日判決言渡 同日原本領収 裁判所書記官
平成23年(行ケ)第10088号 審決取消請求事件
判 決
原 告 X
被 告 特 許 庁 長 官
主 文
本件訴えを却下する。
訴訟費用は原告の負担とする。
事 実 及 び 理 由
本件訴状に「不服2007-19402号の審決取消請求事件」と記載され,被
告が特許庁長官とされているので,本件訴えは,特許庁が同審判事件についてした
審決の取消しを求めるものと理解される。
しかし,同審判事件については,平成21年6月22日,「本件審判の請求は,
成り立たない。」との審決がされ,原告が,平成21年8月7日,当庁に対し,同
審決の取消しを求める訴え(平成21年(行ケ)第10232号事件)を提起した
ものの,当庁において,平成22年2月10日,原告の請求を棄却する旨の判決が
され,同判決が確定したことは,当裁判所に顕著である。したがって,原告が再び
上記審決の取消訴訟を提起することは許されず,本件訴えは,不適法でその不備を
補正することができないものである。
よって,行政事件訴訟法7条,民事訴訟法140条により,口頭弁論を経ないで,
判決で本件訴えを却下することとし,主文のとおり判決する。
知的財産高等裁判所第2部
裁判長裁判官
塩 月 秀 平
裁判官
古 谷 健 二 郎
裁判官
田 邉 実

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