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平成14(行ケ)561行政訴訟 特許権

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裁判所 東京高等裁判所
裁判年月日 平成15年3月12日
事件種別 民事
法令 特許権
キーワード 審決10回
無効2回
主文
事件の概要

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判決文

平成14年(行ケ)第561号 審決取消請求事件
口頭弁論終結の日 平成15年3月3日
             判       決
          原       告   三井化学株式会社
          同訴訟代理人弁護士   牧   野   利   秋
          同           鈴   木       修
          同           深   井   俊   至
          同訴訟代理人弁理士   増   井   忠   弐
          同           小 田 島   平   吉
          同 江   角   洋   治
          被       告   東燃化学株式会社
      同訴訟代理人弁護士   竹   田       稔
          同           川   田       篤
          同訴訟代理人弁理士   小   栗   久   典
          同           河   備   健   二
             主       文
1 特許庁が無効2000-35172号事件について平成14年9月2
5日にした審決を取り消す。
2 訴訟費用は原告の負担とする。
             事実及び理由
1 原告は,主文1項と同旨の判決を求め,無効2000-35172号事件の審
決(以下「本件審決」という)において判断の対象となった特許第1893038
号の特許請求の範囲第1項に記載された発明に係る特許(以下「本件特許」とい
う)については,本件訴訟係属中に,特許請求の範囲の減縮を目的とする訂正審決
が確定したのであるから,本件審決は,取り消されるべきであると述べた。
2 この点,本件特許について,本件訴訟係属中に,特許請求の範囲の減縮を目的
とする訂正審決が確定したことは,当事者間に争いがない。
 そうすると,本件審決は,結果的に,判断の対象となるべき発明の要旨の認定
を誤ったものとなり,この誤りが,本件審決の結論に影響を及ぼすことは明らかで
ある。
 したがって,本件審決は,取消しを免れない。
3 よって,原告の本訴請求は理由があるから,これを認容することとし,また,
訴訟費用は原告に負担させるのを相当と認め,主文のとおり判決する。
  東京高等裁判所第3民事部
         裁判長裁判官   北   山   元   章
            裁判官 橋   本   英   史
            裁判官 絹   川   泰   毅

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