知財判決速報/裁判例集知的財産に関する判決速報,判決データベース

ホーム > 知財判決速報/裁判例集 > 平成16(行ケ)503 行政訴訟 特許権

この記事をはてなブックマークに追加

平成16(行ケ)503行政訴訟 特許権

判決文PDF

▶ 最新の判決一覧に戻る

裁判所 東京高等裁判所
裁判年月日 平成17年3月23日
事件種別 民事
法令 特許権
キーワード 審決4回
特許権1回
主文
事件の概要

▶ 前の判決 ▶ 次の判決 ▶ 特許権に関する裁判例

本サービスは判決文を自動処理して掲載しており、完全な正確性を保証するものではありません。正式な情報は裁判所公表の判決文(本ページ右上の[判決文PDF])を必ずご確認ください。

判決文

平成16年(行ケ)第503号 特許取消決定取消請求事件
口頭弁論終結日 平成17年3月14日
判決
原告         アイシン精機株式会社
訴訟代理人弁護士 木下洋平
訴訟代理人弁理士 桑原英明
被告         特許庁長官 小川洋
指定代理人     佐藤昭喜
  田中弘満
  岡田孝博
  宮下正之
主文
     1 特許庁が異議2003―72664号事件について平成16年9月
17日にした決定のうち,特許第3402231号の請求項1及び3(いずれも訂
正2005―39014号事件の平成17年2月16日付け審決確定前のもの)に
係る部分を取り消す。
2 訴訟費用は各自の負担とする。
事実及び理由
 1 原告は,主文第1項と同旨並びに訴訟費用は被告の負担とするとの判決を求
め,請求の原因として,主文第1項記載の決定(以下「本件決定」という。)の対
象となった特許(原告を特許権者とする特許第3402231号,以下「本件特
許」という。)の請求項1ないし3(以下「旧請求項1」等という。)につき,特
許請求の範囲の減縮を目的とする訂正を認容する平成17年2月16日付け訂正審
決(訂正2005―39014号事件)が確定した(上記訂正は,旧請求項2を削
除し,旧請求項3を請求項2に繰り上げ,内容を訂正するものである。)から,本
件決定のうち旧請求項1及び3に係る部分は取り消されるべきである旨述べた。
 2 被告は,請求棄却の判決を求め,前記第1項の訂正審決の内容及びそれが確
定したことは認める,と述べた。
 3 前記争いのない事実によれば,本件決定のうち旧請求項1及び3に係る部分
は,結果として,判断の対象となるべき発明の要旨の認定を誤ったものとなり,こ
の誤りが結論に影響を及ぼすことは明らかであるから,本件決定のうち旧請求項1
及び3に係る部分は取消しを免れない。
(なお,本件訴えのうち,本件決定の旧請求項2に係る部分の取消しを求める
部分は,訂正審決の確定により訴えの利益がなくなったため,原告がこれを取り下
げたものである。)
 4 以上によれば,原告の本訴請求は理由があるからこれを認容し,訴訟費用に
ついては,本件訴訟の経過にかんがみ,これを各自に負担させるのを相当と認め,
主文のとおり判決する。
  東京高等裁判所知的財産第1部
      裁判長裁判官      中  野  哲  弘
 裁判官    青 柳  馨
        裁判官 沖 中 康 人

最新の判決一覧に戻る

法域

特許裁判例 実用新案裁判例
意匠裁判例 商標裁判例
不正競争裁判例 著作権裁判例

最高裁判例

特許判例 実用新案判例
意匠判例 商標判例
不正競争判例 著作権判例

今週の知財セミナー (3月10日~3月16日)

3月11日(火) - 東京 港区

特許調査の第一歩

3月12日(水) - 東京 港区

はじめての特許調査(Ⅰ)

3月12日(水) - 愛知 名古屋市中区

技術情報管理と秘密保持契約

3月13日(木) - 東京 港区

はじめての特許調査(Ⅱ)

来週の知財セミナー (3月17日~3月23日)

3月18日(火) - 東京 港区

化学分野の特許調査

特許事務所紹介 IP Force 特許事務所紹介

ウェストルム特許商標事務所

〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄一丁目23番29号 伏見ポイントビル3F 特許・実用新案 意匠 商標 外国特許 外国商標 鑑定 コンサルティング 

弁理士事務所サークル

東京都江戸川区西葛西3-13-2-501 特許・実用新案 意匠 商標 訴訟 鑑定 コンサルティング 

藤田特許商標事務所

〒104-0061 東京都中央区銀座1-8-2 銀座プルミエビル8階 特許・実用新案 意匠 商標 外国特許 外国意匠 外国商標 訴訟 鑑定 コンサルティング