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平成16(行ケ)184審決取消請求事件

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裁判所 東京高等裁判所
裁判年月日 平成16年11月25日
事件種別 民事
法令 特許権
キーワード 審決9回
訂正審判1回
特許権1回
無効1回
主文
事件の概要

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判決文

平成16年(行ケ)第184号審決取消請求事件
口頭弁論終結日 平成16年11月16日
           判          決
       原       告 マックス株式会社
       同訴訟代理人弁護士 田 倉   保
       同訴訟代理人弁理士 七 條 耕 司
       同 高 田 修 治
       被       告    日立工機株式会社
       同訴訟代理人弁護士 井 坂 光 明
       同訴訟代理人弁理士 井 沢   博
           主          文
     1 特許庁が無効2003-35355号事件について平成16年3月
29日にした審決を取り消す。
     2 訴訟費用は原告の負担とする。
事実及び理由
1 原告は,主文第1項と同旨の判決を求め,主文第1項記載の審決(以下「本件
 審決」という。)の対象となった特許(原告を特許権者とする特許第28769
82号の請求項1に係る特許,以下「本件特許」という。)につき,特許請求の範
囲の減縮を目的とする訂正を認容する訂正審判が確定したから,本件審決は取り消
されるべきである旨述べた。
2 本件特許について,特許請求の範囲の減縮を目的とする訂正を容認する訂正審
決が確定したことは当事者間に争いがない。そうすると,本件審決は,結果とし
て,判断の対象となるべき発明の要旨の認定を誤ったものとなり,この誤りが本件
審決の結論に影響を及ぼすことは明らかである。
  したがって,本件審決は取り消しを免れない。
3 以上によれば,原告の本件請求は理由があるから,これを認容することとし,
また,訴訟費用については,本訴の経過にかんがみ,これを原告に負担させるのを
相当と認め,主文のとおり判決する。
     東京高等裁判所知的財産第1部
         裁判長裁判官 北  山  元  章
            裁判官 清  水     節
            裁判官 上  田  卓  哉

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