知財判決速報/裁判例集知的財産に関する判決速報,判決データベース

ホーム > 知財判決速報/裁判例集 > 平成25(ワ)20542 発信者情報開示請求事件

この記事をはてなブックマークに追加

平成25(ワ)20542発信者情報開示請求事件

判決文PDF

▶ 最新の判決一覧に戻る

裁判所 認容 東京地方裁判所
裁判年月日 平成26年1月17日
事件種別 民事
当事者 被告KDDI株式会社
原告Aⅰ
法令 著作権
著作権法27条1回
著作権法2条1項9号1回
キーワード 侵害12回
損害賠償4回
主文 1 被告は,原告に対し,別紙インターネットプロトコルアドレス目録記載1,2のインターネットプロトコルアドレスをそれぞれ同目録記載の送信年月日及び時刻に使用してインターネットに接続していた者について,別紙発信者情報目録記載の発信者情報を開示せよ。
2 訴訟費用は被告の負担とする。
事件の概要 1 請求原因 (1) 当事者 ア 原告は,別紙著作物目録記載の著作物((((以下以下以下以下,,,,同目録記載同目録記載同目録記載同目録記載1111,,,,2の2の2の2の著著著著 作物作物作物作物ををををそれぞれそれぞれそれぞれそれぞれ「「「「本件漫画本件漫画本件漫画本件漫画1111」」」」,,,,「「「「本件漫画本件漫画本件漫画本件漫画2222」」」」といいといいといいといい,,,,合合合合わせてわせてわせてわせて「「「「本本本本 件漫画件漫画件漫画件漫画」」」」というというというという。)。)。)。)の著作権者である。

▶ 前の判決 ▶ 次の判決 ▶ 著作権に関する裁判例

本サービスは判決文を自動処理して掲載しており、完全な正確性を保証するものではありません。正式な情報は裁判所公表の判決文(本ページ右上の[判決文PDF])を必ずご確認ください。

判決文

平成26年1月17日判決言渡 同日原本領収 裁判所書記官
平成25年(ワ)第20542号 発信者情報開示請求事件
口頭弁論終結日 平成25年11月20日
判 決
京都市<以下略>
原 告 Aⅰ
同訴訟代理人弁護士 山 口 貴 士
東京都新宿区<以下略>
被 告 K D D I 株 式 会 社
同訴訟代理人弁護士 光 石 俊 郎
同 光 石 春 平
主 文
1 被告は,原告に対し,別紙インターネットプロトコルアドレス目録記載1,
2のインターネットプロトコルアドレスをそれぞれ同目録記載の送信年月日及
び時刻に使用してインターネットに接続していた者について,別紙発信者情報
目録記載の発信者情報を開示せよ。
2 訴訟費用は被告の負担とする。
事 実 及 び 理 由
第1 請求
主文同旨
第2 事案の概要
1 請求原因
(1) 当事者
ア 原告は,別紙著作物目 録記載の著作 物 ( 以 下 , 同目録記 載 1 , 2の 著
作物 を それぞれ 「 本件漫画 1 」 , 「 本件漫画 2 」 といい , 合 わせて 「 本
件漫画」 という。)
件漫画 」 という 。)
。)の著作権者である。
本件漫画は,全体として創作性を有する美術の著作物である。
実態として原告が行った創作行為は,原作小説としても読めるほど詳細
なストーリーが描かれているシナリオを一から作成し,キャラクター名,
キャラクターの設定,セリフ等についても細かく設定し,作画担当者であ
るAⅱは,原告の書いたシナリオに忠実にネームを作成し,原告に提出し,
必要に応じて修正の指示を受けながら,漫画として完成させたものである。
ゆえに,本件漫画はいずれも原告の作成したシナリオの二次的著作物で
あり,しかも,Aⅱが最終的に漫画を原告に納品した時点で,Aⅱの有す
る著作権も全て原告に移転しているから,本件漫画の著作権者が原告であ
ることは疑いの余地がない。
本件漫画2は総集編であるが,その元となっている1時間目,2時間目,
3時間目 ( 以下 , まとめて 「 個別作品 」 とい う 。) のいずれの作品につ
いても,原告が前述したような詳細なシナリオを作成し,Aⅱは,原告の
書いたシナリオに忠実にネームを作成し,原告に提出し,必要に応じて修
正の指示を受けながら,漫画として完成させたものである。そして,個別
作品についても,それぞれ,Aⅱが最終的に漫画を原告に納品した時点で,
Aⅱの有する著作権も全て原告に移転している。
個別作品を総集編としてまとめるに際し,一部加筆修正がなされている
が,この加筆修正についても,原告が詳細なシナリオを改めて作成し,A
ⅱは,原告の書いたシナリオに忠実にネームを作成し,原告に提出し,必
要に応じて修正の指示を受けながら,漫画として完成させたものであり,
甲13・63頁以降の「書き下ろし」についても同様にして作成されたも
のである。総集編についても,Aⅱが最終的に漫画を原告に納品した時点
で,Aⅱの有する著作権も全て原告に移転している。
イ 被告
被告は,電気通信事業者として,インターネット接続サービスやサービ
スプロバイダ業等を行う株式会社である。
(2) 被告が「開示関係役務提供者」に該当すること
ア LINE株式会社 ( 以 下 「LIN E」 とい う 。) が管理するライブド
アブログに開設さ れた「どー じんぐ娘。 」と題するブログ ( 以 下 「 本件
ブログ 」 という 。 )に,別紙記事目録記載の記事 ( 以下 , 同目 録記載 1 ,
2の 記事 をそれ ぞれ 「 本件記 事 1 」 , 「 本件 記事 2 」 と いい , 合 わ せ て
「 本 件記事 」 と いう 。) を投稿した者 ( 以下 「 発信者 」 という 。) が存
在する。
イ 原告は,原告を債権者,LINEを債務者とする発信者情報開示に関す
る仮処分決定を得て,①本件記事の発信者に係るインターネットプロトコ
ルアドレス(インターネットに接続された個々の電気通信設備を識別する
ために割り当てら れる番号。 以 下 「IP アド レス 」 と いう 。 )及び②I
Pアドレスを割り当てられた電気通信設備からLINEの用いる特定電気
通信設備に本件記事が送信された年月日及び時刻が,別紙インターネット
プロトコルアドレ ス目録記載の とおり ( 以 下 , 同目録 記載 1 , 2 の 各 I
P ア ドレスを 合 わせて 「 本件 IP アドレス 」 と , 各送信 年月日及 び 時 刻
を 合 わせて 「 本 件 タイムス タンプ 」 という 。 ) である旨,LINEから
仮の開示を受けた。
ウ 本件IPアドレスは,被告が管理するものである。
経由プロバイダである被告は,「特定電気通信役務提供者の損害賠償責
任の制限及び発信 者情報の開示 に関する 法律」 ( 以下 「 法 」 とい う 。)
4条1項にいう「開示関係役務提供者」に当たる。
(3) 原告に対する著作権侵害行為及び権利侵害性の明白性
ア 本件ブログにおいては,原告が著作権を有する本件漫画をはじめとする
著作物(同人誌 )を著作権者 に無断でア ップロードし, 送信可能化し た
ファイルに対するリンクが表紙の画像と共に掲載されている。
リンク先は,著作物(同人誌)毎に異なるが,本件記事1に記載された
本件漫画1の表紙の画像の下にある「DL」と青文字で書いてある箇所を
クリックするとダウンロード用ウェブサイト(甲5)へのリンクが貼られ
ており,同ウェブサイトに誘導され,そこで,パスワードを入力すると本
件漫画1をダウンロードすることが可能となり,本件記事2に記載された
本件漫画2の表紙の画像の下にある「DL」と青文字で書いてある箇所を
クリックするとダウンロード用ウェブサイト(甲6)へのリンクが貼られ
ており,同ウェブサイトに誘導され,そこで,パスワードを入力すると本
件漫画2をダウンロードすることが可能となるという仕組みである。
イ 本 件 ブ ロ グ に お い て は, 「 現 在 の 掲 載 数 だいたい 6753冊」,
「再うp受付は一時停止中です 再開時期は未定です すみませんがリク
エストも受付け ておりません 」との記載 があること(甲 4),「パス は
『 dou』 で す 」 と 無 断 で ア ッ プ ロ ー ド さ れ た フ ァ イ ル を 開 く た め の パ ス
ワードが明らかにされていること(同),「おかげさまで無事3億5千万
hit突破したみたいです いつも来てくださる皆様やリンクサイトの皆 様
他色々な方のおかげです ありがとうございます~ 先日も書きましたが
これからもボチボチ頑張りますのでよろしくお願いします」(甲7)など
と書いてあることからも,本件ブログの管理者(発信者)は,原告が著作
権を有する本件漫画をはじめとする著作物(同人誌)を著作権者に無断で
アップロードし,送信可能化した本人であることは明らかである。
ウ このように,本件記事においては,それぞれ,本件漫画が著作権者であ
る原告に無断でアップロードされた先へのリンクが貼られており,ダウン
ロード用ウェブサイトと相まって,本件記事の発信者が原告の有する著作
権(公衆送信権)を侵害していることは明らかである。
(4) 発信者情報開示の必要性
原告は,上記のような権利侵害行為に対し,刑事告訴,損害賠償請求を含
めた法的措置を予定しているが,発信者を特定するため,本件IPアドレス
を本件タイムスタンプの時刻に使用してインターネットに接続していた者に
ついて,別紙発信者情報目録記載の発信者情報が必要である。
(5) よって,原告は,被告に対し,法4条1項に基づき,本件IPアドレス
を本件タイムスタンプの時刻に使用してインターネットに接続していた者に
ついて,別紙発信者情報目録記載の発信者情報の開示を求める。
2 請求原因に対する認否
(1) 当事者について
ア 原告
原告が本件漫画の著作権者であることは否認する。
本件漫画1の奥付には「 制作 :Art Jam(画osm,原案B,プロット A
ⅲ)」と記載され(甲12・26頁),本件漫画2の奥付には「制作:Art
Jam(画osm,原案B)」と記載されている(甲13・74頁)。
他方,原告は,「私は,平成14年12月,同人サークルArt Jam……
を立ち上げ,『B』というペンネームでマンガを中心に創作活動をしてい
る者です」と述べる(甲10)。
漫画表現の創作性は主に作画表現に認められるから,「原案」しか関与
しなかった者(「B」のこと)は,そもそも著作者とは認められない。
作画担当者であるというAⅱは,原告が詳細なシナリオを作成したとか,
二次的著作物の著作権を原告に譲渡したとか述べる(甲14)が,もしA
ⅱの述べることが真実であれば,本件漫画の奥付には「原案B」ではなく
「原作B」又は「シナリオB」と記載されていたはずである。
したがって,本件漫画の著作者は,原告ではない。
イ 被告
認める。
(2) 被告が「開示関係役務提供者」に該当することについて
ア 原告の主張は不知,否認ないし争う。現在,本件記事1記載のURL,
甲5各頁最下部記載のURL,本件記事2記載のURL,甲6各頁最下部
記載のURLにつき,原告の主張する内容の記事ないしウェブサイトはい
ずれも存在しない。
イ 仮処分決定(甲1,2)が存在することは認め,その余は不知。
ウ 本件IPアドレスは被告が管理するものであること,被告が法4条1項
にいう「開示関係役務提供者」に当たることは認める。
(3) 原告に対する著作権侵害行為及び権利侵害性の明白性について
ア 原告の主張は不知,否認ないし争う。現在,本件記事1記載のURL,
甲5各頁最下部記載のURL,本件記事2記載のURL,甲6各頁最下部
記載のURLにつき,原告の主張する内容の記事ないしウェブサイトはい
ずれも存在しない。
イ 原告引用の文言が甲4及び甲7に記載されていることは認め,その余は
不知,否認ないし争う。現在,甲7各頁最上部記載のURLに,原告主張
の記事は存在しない。
ウ 原告の主張は争う。原告は本件漫画の著作権者ではないので,本件漫画
の流通によって原告の権利が侵害されたことが明らかであるときに該当し
ない。
(4) 発信者情報開示の必要性について
原告の主張は不知,否認ないし争う。
第3 当裁判所の判断
1 末尾に掲記した証拠等によれば,以下の事実が認められる。
(1) 原告は,同人サークル「Art Jam」を立ち上げ,「B」のペンネームで漫
画原作等の創作活動を行う者である。
本件漫画1の奥付(甲12・26頁)には,「制作:Art Jam(画osm,原
マ マ
案B,プロットAⅲ)」,「本作品のの 著作権はArt Jamにあります。」と
の記載がある。
原告は,平成23年12月31日に「Art Jam」として本件漫画1を発行
するに先立って,原案担当者として,本件漫画1の詳細なストーリー,キャ
ラクター名,キャラクターの設定,台詞等を設定したシナリオを作成し,作
画担当者である「osm」ことAⅱに送付した。プロット担当者であるAⅲは,
原告の指示を受けて,シナリオに書かれている原告のイメージを大まかな線
人形のようなラフ画に起こし,Aⅱのイメージを持ちやすくした。Aⅱは,
原告の作成したシナリオを原作とする二次的著作物として本件漫画1を作成
し(なお,本件漫画は,いずれも原告のシナリオ以外に漫画,アニメーショ
ン等の原作を有しないオリジナルの漫画である。),必要に応じて原告の指
示を受けながら,漫画として完成させた。Aⅱ及びAⅲは,完成した本件漫
画1を原告に納品するに当たり,完成した本件漫画1の著作権(著作権法2
7条,28条の権利を含む。)を原告に譲渡した。
(甲10,12,14,弁論の全趣旨)
(2) 本件漫画2の奥付(甲13・74頁)には,「制作:Art Jam(画osm,原
マ マ
案B)」,「本作品のの 著作権はArt Jamにあります。」との記載がある。
原告は,平成23年12月31日に「Art Jam」として本件漫画2を発行
したが,本件漫画2は,以前に「Art Jam」が平成21年4月26日に発行
した1時間目(甲13・3~21頁),同年9月27日に発行した2時間目
(同22~38頁),平成22年4月29日に発行した3時間目(同39~
62頁)を加筆修正し,書き下ろしとして2.5時間目(同63~73頁)
を追加して「総集編」としたものであるが,1時間目ないし3時間目の創作
過程,加筆修正及び書き下ろし部分の創作過程は本件漫画1と同様であった。
(甲10,13,14,弁論の全趣旨)
(3) 平成25年4月15日及び17日,本件タイムスタンプの時刻に,本件
IPアドレスを使用して,本件ブログに本件記事を投稿した者(発信者)が
存在する(甲1~4)。
本件記事1には,本件漫画1の表紙の画像の下に本件漫画1の表題が記載
され,その下に「DL」と書かれたリンクが貼られ,また「パスは『dou』
です」との記載がある。
本件漫画1の表紙の画像の下の「DL」と書かれたリンクをクリックする
と,ダウンロード用ウェブサイト(甲5)に遷移し,同ウェブサイトに本件
記事1に記載されたパスワードを入力すると,本件漫画1の電子ファイルを
ダウンロードサーバからダウンロードすることができる。
本件記事2には,本件漫画2の表紙の画像の下に本件漫画2の表題が記載
され,その下に「DL」と書かれたリンクが貼られ,また「パスは『dou』
です」との記載がある。
本件漫画2の表紙の画像の下の「DL」と書かれたリンクをクリックする
と,ダウンロード用ウェブサイト(甲6)に遷移し,同ウェブサイトに本件
記事2に記載されたパスワードを入力すると,本件漫画2の電子ファイルを
ダウンロードサーバからダウンロードすることができる。
(甲4~6,8)
(4) 本件IPアドレスは,被告が管理するものである(争いがない。)。
2 原告が本件漫画の著作権者であるか否かについて
(1) 上記1(1)の事実によれば,本件漫画1は,原告が原案担当者として創作
性ある著作物であるシナリオを作成し,作画担当者である「osm」ことAⅱ
が,シナリオの二次的著作物として本件漫画1を完成させたものであり,原
告は本件漫画1につき二次的著作物の原作者としての権利を有していること,
Aⅱは本件漫画1を原告に納品するに当たり,本件漫画1の著作権を原告に
譲渡していることが認められる。
そうすると,原告は,本件漫画1の著作権者であると認められる。
被告は,Aⅱが陳述書で述べるとおりであれば「原案B」ではなく「原作
B」等と記載されていたはずである,などと主張するが,「Art Jam」は同
人サークルであるから「原案」と「原作」につき厳密な使い分けをしていた
とは限らず,作画担当者であるAⅱの陳述書の記載内容を疑う理由はない。
(2) 上記1(2)によれば,本件漫画2の原作である個別作品についても,本件
漫画1と同様にその著作権は原告に帰属していたこと,総集編である本件漫
画2の作成に当たり,原告が原案担当者としてシナリオを作成し,また書き
下ろし部分についてもシナリオを作成してAⅱに送付したこと,Aⅱは完成
した本件漫画2の著作権を原告に譲渡したことが認められる。
そうすると,原告は,本件漫画2の著作権者であると認められる。
3 被告が「開示関係役務提供者」に該当することについて
被告は,本件IPアドレスを管理する経由プロバイダであるから,法4条1
項にいう「開示関係役務提供者」に当たる(争いがない。)。
4 原告に対する著作権侵害行為及び権利侵害性の明白性について
(1) 上記1(3)の事実によれば,本件記事に対応するダウンロードサーバに本
件漫画の電子ファイルをアップロードした者は,公衆の用に供されている電
気通信回線に接続している自動公衆送信装置(ダウンロードサーバ)の公衆
送信用記録媒体に本件漫画の情報を記録(アップロード)して,原告が著作
権を有する本件漫画を 送信可能化して自 動公衆送信し得るよう にしていた
(パスワードが設定されていても,当該パスワードが公開されているので,
不特定の公衆からの求めに応じ自動公衆送信し得るようになっていたものと
いえる。著作権法2条 1項9号の5イ) のであるから,原告の 公衆送信権
(同法23条1項)を侵害していたことが明らかである。
本件記事を投稿した発信者は,本件記事(甲4)やそれ以外の本件ブログ
の記載(甲7)からして,ダウンロードサーバに本件漫画の電子ファイルを
アップロードした者と同一人であると認めるのが相当であり,仮にそうでな
いとしても,少なくともアップロード者と共同して主体的に原告の公衆送信
権を侵害したものであることが明らかである。
(2) 以上によれば,本件記事によって原告の権利(本件漫画の公衆送信権)
が侵害されたことが明らかである。
5 発信者情報開示の必要性について
原告は,発信者に対し損害賠償請求の予定があるというのであるから(甲1
0),発信者を特定するため,本件IPアドレスを本件タイムスタンプの時刻
に使用してインターネットに接続していた者(発信者)の住所,氏名及びメー
ルアドレス(法4条1項,「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及
び発信者情報の開示に関する法律第四条第一項の発信者情報を定める省令」1
号ないし3号)の開示を受けるべき正当な理由があると認められる。
6 以上によれば,原告の請求は理由がある。
よって,主文のとおり判決する。
東京地方裁判所民事第29部
裁判長裁判官 大 須 賀 滋
裁判官 西 村 康 夫
裁判官 森 川 さ つ き

最新の判決一覧に戻る

法域

特許裁判例 実用新案裁判例
意匠裁判例 商標裁判例
不正競争裁判例 著作権裁判例

最高裁判例

特許判例 実用新案判例
意匠判例 商標判例
不正競争判例 著作権判例

来週の知財セミナー (3月3日~3月9日)

3月4日(火) -

特許とAI

3月6日(木) - 東京 港区

研究開発と特許

3月7日(金) - 東京 港区

知りたかったインド特許の実務

特許事務所紹介 IP Force 特許事務所紹介

エヌワン特許商標事務所

〒243-0021 神奈川県厚木市岡田3050 厚木アクストメインタワー3階B-1 特許・実用新案 意匠 商標 外国特許 外国意匠 外国商標 訴訟 鑑定 コンサルティング 

西川国際特許事務所

〒170-0013 東京都豊島区東池袋3丁目9-10 池袋FNビル4階 特許・実用新案 意匠 商標 外国特許 外国意匠 外国商標 訴訟 鑑定 コンサルティング 

弁理士法人 矢野内外国特許事務所

大阪府大阪市中央区南本町二丁目2番9号 辰野南本町ビル8階 特許・実用新案 意匠 商標 外国特許 外国意匠 外国商標 訴訟 鑑定 コンサルティング