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先週の知財ニューストピックス(6月15日〜6月21日)

6月22日(月)配信

 先週(6月15日〜6月21日)は、標準化を目指す技術の特許出願について、特許庁が審査のタイミングを出願者の希望にあわせて柔軟化する運用を開始するニュースなどが報じられた。

特許庁、標準化目指す技術の特許審査時期を柔軟化 ユーザーの希望に合わせ

 特許庁は6月18日、標準化を目指す技術に関する特許出願の審査を標準開発の進ちょくに合わせてユーザーの希望するタイミングで行う「標準戦略対応審査」の試行を開始すると発表した。出願人自身、もしくは発明者の属する企業などが標準化活動を行っている技術に関する特許出願を行う場合、審査請求から最大24か月後までの間でユーザーが希望するタイミングで審査を行う。試行開始は7月1日から。その後、利用状況を見極めながら、ユーザーの意見も踏まえて柔軟に見直しを行うとしている。
 新たな制度を導入する背景には、研究開発成果としての知財を適切にマネタイズして「稼ぐ力」にし、市場獲得と市場拡大を両立する上で、「研究開発と秘匿化・権利化・標準化を組み合わせて標準化と知的財産の一体的な活用を促進する」必要があるとの考えがあるという。

【参照ソース・ニュース】

歌手にもBGM使用料、改正著作権法成立

 商業施設などで流すBGMの使用料を著作権者だけでなく歌手やレコード会社などの著作隣接権者も受け取れるようにする新たな権利を盛り込んだ改正著作権法が6月17日、参院本会議で可決、成立した。公布から3年以内に施行する。アーティストらへの適切な対価還元を目指すとともに、音楽の海外展開促進を後押しするのが狙い。
 新たな権利として創設されるのは「レコード演奏・伝達権」。音楽CDやインターネット配信音源(商業用レコード等)などが公の場で利用された際、実演家・レコード製作者が二次使用料を受け取ることができるようになる。同権利のもと、文化庁長官が指定する団体が店舗などから二次使用料を徴収し、実演家やレコード製作者に支払われる仕組みをとる。
 文化庁によると、同制度はすでに英仏独などの欧州諸国に加え、韓国、中国、シンガポールなどの近隣諸国を含む142カ国・地域で導入されており、権利者はこれらの国々からも使用料が得られるようになる。

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