『人×IP』Force~知財人材それぞれのキャリア~

ホーム > 知財人材インタビュー企画 > 元ホンダF1エンジニア 弁理士 上田和弘さん

『人×IP』Force ~知財人材それぞれのキャリア~
この記事をはてなブックマークに追加

アイルトン・セナ、アラン・プロストと共に世界で戦った男
元ホンダ F1エンジニア

弁理士 上田 和弘さん

上田弁理士 番外編

F1エンジニアの生態

元ホンダF1エンジニア上田弁理士とRA168Eエンジン
16戦中15勝を記録したRA168Eエンジンと上田さん(1988年撮影)

成田 ここからは番外編ということで、F1の話をじっくり聞かせてくださいっ!(前のめり)

上田 はい(笑)

成田 さきほど「実際にやってみたら大変だった」とおっしゃっていましたが、F1に携わっていたときは、どのような生活だったのですか?

上田 イギリスのラングレーという、ロンドンから車で30分ほどの町に前線基地があって、普段はそこに滞在していました。その周辺に社宅もありました。

成田 「ラングレー」って、テレビで聞いたことがあります!

上田 はい(笑) グランプリウィークになると、木曜日にサーキット入りして、日曜日にレースが終わると、撤収して帰ってくるという生活です。

成田 ずっとイギリスに滞在していて日本には帰ってこないのですか?

上田 ときどきは帰ってきました。労働協約で1回の出張は最長でも3か月までと決められていましたので。

成田 ラングレーの周辺にはF1チームのファクトリーもあるのですか?

上田 あります。当時はマクラーレンとロータスにエンジンを提供していたので、マクラーレンやロータスのファクトリーにはよくいきました。

成田 レースがない日はどんな仕事をしているのですか?

上田 レースがだいたい2週間に1回で、レースが終わってかえってくると、レースで起きた問題点を解決したり、改良すべき点を明らかにして、それをまたエンジンにフィードバックするという繰り返しです。他には、ドライバーの要望がチームの担当エンジニアから上がってきて、それを反映させたりとかもします。

成田 日本の研究所ともやりとりするのですか?

上田 ええ、していましたよ。現地のデータを日本の研究所にフィードバックして、対策してもらうことはしていました。

成田 データを送るといっても、、当時はインターネットなんて無いですよね?

上田 ないですよ。主にFAXと電話です。生データを全て送ることはできないので、データの解析は基本的に現場でやって、解析結果を日本に送るというやり方でした。

成田 やっぱりそうですよね。生データを送るのは不可能ですよね。データ解析についても、今のようにコンピューターパワーがあったわけではないですし、大変だったのではないですか?

上田 大変でしたよ。グラフを書くのも、ペンレコーダを使っていましたしね(笑)

成田 ペンレコーダーって、ペンを持ったアームがウィンウィンと音を立てながら動いて紙にグラフを描くあれですね。私の世代でも、ギリギリ見たことがあるか無いかくらいです(笑)

上田 それです(笑) その頃から考えると、今の技術はすごくて。ほんとうに技術の進歩はすごいですね。我々弁理士も頑張らなければ、ですね(笑)

1 2 3 4 5 6

来週の知財セミナー (7月15日~7月21日)

7月17日(水) - 東京 港区

はじめての欧米特許調査

7月18日(木) - 東京 港区

はじめての特許調査(Ⅰ)

7月19日(金) - 東京 港区

はじめての特許調査(Ⅱ)

特許事務所紹介 IP Force 特許事務所紹介

中井国際特許事務所

大阪府大阪市中央区北浜東1-12 千歳第一ビル4階 特許・実用新案 意匠 商標 外国特許 外国意匠 外国商標 訴訟 鑑定 コンサルティング 

プロシード国際特許商標事務所

東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 45階 特許・実用新案 意匠 商標 外国特許 外国商標 コンサルティング 

日本知財サービス 特許出願・商標登録事務所

〒106-6111 東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー 11階 横浜駅前オフィス:  〒220-0004  神奈川県横浜市西区北幸1丁目11ー1 水信ビル 7階 特許・実用新案 意匠 商標 外国特許 外国意匠 外国商標 訴訟 鑑定 コンサルティング