ホーム > 知財人材インタビュー企画 > 弁理士 金子真紀さん
成田 さて、ここからは番外編ということで、気楽にお話しください。
金子 はい。
成田 まずは北海道での特許事務所の経営についてお聞かせください。北海道というとやはり札幌が経済の中心だと思うのですが、企業もやはり札幌に集中しているのでしょうか?
金子 そうですね、やはり札幌が多いですね。
成田 北海道内の他の都市はどうですか?
金子 大きな都市では、函館、旭川、帯広があります。他にも、室蘭や釧路も。
成田 他の街にも仕事で行くことはあるのですか?
金子 ありますよ。移動は大変ですけど。旭川くらいですと行きやすいのですが、函館は意外と遠いです(笑)
成田 本州から北海道に来ると「せっかく北海道に来たのだから、札幌だけでなく函館も」なんて考えてしまいますが、実際は遠いですよね。(札幌-函館間は鉄道距離で318km)
金子 遠いです(笑)。特急で3時間半かかりますから。北海道新幹線が待ち遠しいです(笑) (北海道新幹線の札幌-新函館北斗間の開業予定は2031年)
成田 特許事務所についてはどうですか。やはり札幌が多いですか?
金子 特許事務所の弁理士のほとんどが札幌にいると思いますよ。(2015年10月現在、主たる事務所が北海道にある弁理士41名のうち35名が札幌)
成田 人数も多くないですよね。やっぱりみな顔見知りでしょうか?
金子 そうですね。「従たる事務所」を北海道に設置している方はそれなりに多いと思いますけど、主たる事務所が北海道の人は、ほとんどが顔見知りですね。
成田 私は名古屋なので弁理士会の東海支部なのですが、やっぱり顔見知りが多いのですよ。なのでけっこうアットホームな雰囲気でして。それでも東海支部全体で弁理士が800名くらいはいると思います。それに比べると、北海道支部はもっとアットホームなのでは?
金子 そうですね(笑) ほんとにみんな顔見知りです(笑)
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