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12月15日
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7月6日(土)配信
先週(7月1日〜7月7日)は、生成AIに関する特許の出願件数について、2023年までの過去10年間分で中国が首位となり、2位の米国の6倍に達するなど、他国を大きく引き離していることが世界知的所有権機関(WIPO)の報告書で明らかになったと報じられた。
世界知的所有権機関(WIPO)は7月3日、生成AIに関する特許の出願件数が2023年までの10年間で5万4000件に上り、このうち中国が最多の3万8210件を占め、6276件で2位だった米国の6倍に達したと発表した。3位は韓国で4155件、4位が日本で3409件、5位はインドで1350件だった。インドの前年比での伸び率は56%となり、トップ5か国の中で一番高かった。
企業・組織別では、中国のテンセントが1位で2074件、中国平安保険が2位で1564件、バイドゥが1234件となるなどし、上位10位中6社を中国企業・組織が占めた。中国系企業・組織以外では、米IBMが5位(601件)、韓国のサムスンが7位(468件)、米アルファベットが8位(443件)、米マイクロソフトが10位(377件)だった。
日本企業では、NTTが13位、ソニーグループが20位に入った。
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画像や音楽素材などの販売を手がけるピクスタは7月1日、同様のコンテンツ提供を手がける欧米の企業6社とともに、AI開発の学習に使用されるデータ販売を行うにあたり、「倫理的なデータ調達」を推進するための業界団体「データセット・プロバイダーズ・アライアンス(DPA)」を創設したと発表した。創設は6月26日付。
DPAでは、倫理的なデータライセンス慣行に関する業界団体基準の確立などを進め、知的財産権保有者の利益を守り、AI開発や機械学習業界の発展のために持続可能で公平なエコシステムの構築に取り組むことを目指すとしている。
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国産高級ウイスキー「山崎」などのラベルを無断で使った偽物の酒を茨城県つくば市の質店に買い取らせて150万円余りをだまし取ったとして、茨城県警は7月2日、50代の住所不定、アルバイトの男を詐欺と商標法違反容疑で逮捕した。複数のメディアが報じた。
報道によると、男が犯行に及んだのは2023年2月。正規品の空き瓶3本に別の酒を入れて質入れしたとされる。男は容疑を認めているという。
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