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12月15日
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7月29日(月)配信
先週(7月22日〜7月28日)は、発売前の漫画雑誌の内容をインターネット上に無断公開する「早バレ」行為をして著作権法違反罪に問われた男ら2人に対し、有罪判決が出たニュースなどが報じられた。
漫画雑誌の内容を正式な発売日前にインターネット上に無断でアップロードした「早バレ」行為を巡り、著作権法違反の罪に問われた東京都在住の外国籍の男2人に対して、熊本地裁は7月25日、有罪判決を言い渡した。複数のメディアが報じたところによると、出された判決は、会社経営者の男に対し懲役1年6か月、執行猶予3年と罰金50万円(求刑は懲役1年6か月と罰金50万円)、従業員の男に対し懲役1年、執行猶予3年と罰金30万円(求刑は懲役1年と罰金30万円)というもの。
判決によると、二人はことし1月、著作権者の許諾を得ずに漫画誌の漫画をスマートフォンで撮影して複製し、著作権を侵害した。
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公正取引委員会は7月26日、内視鏡の洗浄機と消毒液を「抱き合わせ販売」したとして、医療機器販売を手がけるASP Jaoan(東京都港区)に対し、独占禁止法に基づき、再発防止などを求める排除措置命令を出した。
公取委の発表によると、同社は自社の内視鏡洗浄消毒器を販売する際、機器にバーコードリーダーを取り付け、自社が販売する洗浄液の容器に添付した二次元コードを読み取らなければ機器が作動しない仕様にし、他社製洗浄液の販売を妨げていた。こうした行為は、同社に2019年4月に事業を譲渡した米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が2017年頃から始めたものだが、現在は同事業を手がけていないことからJ&Jへの処分は見送られた。
J&Jは、2013年4月までは同洗浄液に使われる製剤の特許をグループ会社を通じて保有していたが、特許の消滅後、後発品の洗浄液が製造販売され、競合するようになったという。
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高級ブランドの偽物バッグをフリーマーケットサイトで販売したとして、福井県警は7月23日、福島市在住の女を商標法違反容疑で逮捕した。複数のメディアが報じた。
報道によると、女は仏高級ブランド「シャネル」や「ディオール」に似せた商標のついたバッグ3点を販売したとされる。女は「偽物とは思わなかった」として容疑を否認しているという。
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