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先週の知財ニューストピックス(1月6日〜1月12日)

1月14日(火)配信

 先週(1月6日〜1月12日)は、住友ゴム工業が米グッドイヤーから欧米、オセアニア地域での「DUNLOP(ダンロップ)」商標拳を取得し、同ブランドを世界展開すると発表したニュースなどが報じられた。

住友ゴム、「ダンロップ」世界展開へ 欧米などの商標権取得

 住友ゴム工業は1月8日、米グッドイヤーから欧米やオセアニア地域における四輪タイヤの「DUNLOP(ダンロップ)」商標拳を5億2600万ドル(826億円)で取得する譲渡契約を結んだと発表した。これにより、タイヤ事業を「DUNLOP」ブランドでグローバル展開することが可能になる。同ブランドの高い認知度を生かし、先進技術を搭載した商品を展開することで他社との差別化を進め、グローバルでのプレミアム商品比率を高めていく考えだという。
 さらに、すでに保有しているスポーツ事業における「DUNLOP」ブランドとも連携し、全社的なブランド戦略として同ブランド商品の拡販につなげていくとしている。

【参照ソース・ニュース】

特許庁、新興企業の「意匠」審査期間を短縮 資金調達を支援=報道

 日本経済新聞は1月9日付けで、特許庁が2025年度にスタートアップや個人事業者によって出願された意匠権の審査期間を短縮する考えだと報じた。スタートアップが知財を取得しやすいよう支援することで、ベンチャーキャピタル(VC)などからの資金調達につなげやすい環境をつくることが狙いだという。
 具体的には、これまで緊急性の高い案件で運用してきた「早期審査」の対象に、スタートアップや個人事業者を加える。早期審査で要する審査期間は2カ月ほどとされる。

【参照ソース・ニュース】

シャープ、サムスンとのクロスライセンス契約更新 5G標準必須特許で

 シャープは1月10日、韓国サムスン電子との間で5Gの標準必須特許を含む無線通信技術に関する特許ライセンス契約を更新したと発表した。契約条件は開示していない。

【参照ソース・ニュース】

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