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1月26日
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1月27日(月)配信
先週(1月20日〜1月26日)は、中国が欧州企業の標準必須特許(SEP)を世界規模で不当に決定し、自国企業に不当に安く使わせているとして、欧州連合(EU)の欧州委員会が世界貿易機関(WTO)に提訴したニュースなどが報じられた。
欧州連合(EU)の欧州委員会は現地時間1月20日、知的財産分野での中国による不公平で違法な貿易慣行を排除するため、世界貿易機関(WTO)に協議を要請したと発表した。EUの通信関連企業が持つ標準必須特許(SEP)に関して、中国は世界規模で拘束力のある使用料率を自国の裁判所が設定できる権限を与えており、この影響でEUの革新的なハイテク企業は世界的に使用料を抑えら、中国の製造企業はその技術を不当に安く使っていると訴えている。
さらに、こうした慣行は欧州の特許問題に対してEUの裁判所が持つ権限に不当に干渉するものであり、WTOにおける「知的財産権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)」にも違反しているとしている。
欧州委員会は、今回要請した協議はWTOでの紛争解決手続きの第一段階であり、60日以内に満足のいく解決に至らなかった場合、訴訟に行こうする可能性があるとしている。
【参照ソース・ニュース】
人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズのキャラクターのポスターを生成AIを使い、無断で作成して販売したほか、販売目的で所持したとして、神奈川県に住む会社員の男性と滋賀県に住む自営業の男性がそれぞれ、著作権法違反の容疑で神奈川県警に書類送検された。複数のメディアが報じた。
報道によると、二人はそれぞれ容疑を認め、「生活費に充てる目的で行った」と話しているという。
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